JP2015118133A - 異物捕集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルターの長寿命化を図ることができる異物捕集装置を提供する。
【解決手段】異物捕集体103は、送風ファン102が作動すると、風受体103aに作用する空気の風圧により該風受体103aが風路101k外に退避し且つフィルター103bが風路101kを遮る第1の状態になる一方、送風ファン102が停止すると、重力により異物捕集体全体103がシャフト部材103fの軸心回りに回転して、フィルター103bが風路101k外に退避し且つ風受体103aが風路101kを遮る第2の状態に移行することによって、該移行時の衝撃でフィルター103bに付着した異物150を振るい落とすように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、異物捕集装置に関する。
従来より、ダクト内を流通する空気中の異物を捕集する異物捕集体を備えた異物捕集装置は知られている。この異物捕集体はフィルターを有しており、ダクト内を流通する空気中の異物は該フィルターにより捕集される。この種の異物捕集装置では、フィルターの目詰まりに起因する捕集効率の低下が問題となっている。そして、この問題を解決するべく、現在までに様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1に示すものでは、可撓性部材からなるフィルターをダクトの鉛直部分内に配置するようにしている。これによれば、送風ファンが作動すると、フィルターは下側から流れてきた空気に押されて変形する。そして、この送風ファンが停止する際には、フィルターの変形が解除されることにより、該フィルターに付着した異物が振るい落とされる。
特開2008−015090号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す従来の異物捕集装置では、フィルターを可撓性部材で構成する必要があるため、フィルターの強度を十分に確保することができない。この結果、フィルターの耐久性が低下するという問題がある。また、フィルターの変形量にも限界があるため、フィルターの復元時(変形解除時)の衝撃だけではフィルターに付着した異物を十分に振るい落とすことができないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フィルターの目詰まりを抑制して、フィルターの長寿命化を図ることにある。
本発明に係る異物捕集装置は、ダクト部と、該ダクト部内の風路に空気を流通させる送風ファンと、該ダクト部の風路内を流通する空気中の異物を捕集するための異物捕集体とを備えている。
上記異物捕集体は、上記ダクト部に対して回動可能に支持されたシャフト部材と、該シャフト部材に対して異なる回転位相で固定されたフィルター及び風受体とを有していて、上記送風ファンが作動すると、上記風受体に作用する空気の風圧により該風受体が風路外に退避し且つ上記フィルターが風路を遮る第1の状態になる一方、上記送風ファンが停止すると、重力により又はバネ力により異物捕集体全体が上記シャフト部材の軸心回りに回転して、上記フィルターが風路外に退避し且つ上記風受体が風路を遮る第2の状態に移行することによって、該移行時の衝撃で上記フィルターに付着した異物を振るい落とすように構成されている。
本発明によれば、フィルターの目詰まりを抑制して、フィルターの長寿命化を図ることができる。
図1は、実施形態における異物捕集装置を備えたレーザープリンターを示す概略図である。 図2は、異物捕集装置を示す縦断面図である。 図3は、異物捕集装置の動作を説明するための説明図である。 図4は、実施形態2を示す図2相当図である。 図5は、実施形態2を示す図3相当図である。
《実施形態1》
−全体構成−
図1は、本実施形態における異物捕集装置100を備えたレーザープリンター1(以下、単にプリンターという)を示している。このプリンター1は、画像形成部20を有する装置本体60を有している。装置本体60内の下部には給紙部10が設けられ、装置本体60の上面には排紙部50が形成されている。給紙部10から排紙部50に至る用紙搬送経路には、用紙Pを挟持して搬送する複数の搬送ローラー対11〜13が配置されている。尚、以下の説明において、「左側」、「右側」はそれぞれ、図1の左側、右側を意味し、「前側」、「後側」は、図1の紙面に垂直な方向の手前側、奥側を意味する。
上記給紙部10は、シート状の用紙Pが収容される給紙カセット10aと、該給紙カセット10a内の用紙Pを取り出して該カセット外に送り出すためのピックアップローラー10bとを有している。給紙カセット10aよりカセット外に送り出された用紙Pは、搬送ローラー対11を介して画像形成部20に供給される。
画像形成部20は、感光体ドラム21、帯電器23、露光装置25、現像装置27、転写器29、及び定着器40を含んでいる。画像形成時には、先ず、帯電器23によって感光体ドラム21の周面が帯電され、その後、露光装置25によって感光体ドラム21の表面に原稿画像データ(例えば、外部端末より受信した原稿画像の画像データ)に基づくレーザー光が照射される。そうして、感光体ドラム21の表面には、上記画像データに対応する静電潜像が形成される。感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像は、現像装置27によりトナー像として現像される。これにより、感光体ドラム21の表面にトナー像が形成(担持)される。このトナー像は転写器29によって、給紙部10から供給される用紙Pに対して転写される。トナー像が転写された後の用紙Pは、転写器29における転写ローラーの回転によって定着器40へ供給される。
定着器40では、転写器29より供給される用紙Pを定着ローラー40a及び加圧ローラー40b間で加熱及び加圧することにより、当該用紙Pにトナー像を定着させる。そして、定着器40にてトナー像が定着された用紙Pは、両ローラー40a,40bにより用紙搬送方向の下流側へと送り出される。定着器40より送り出された用紙Pは、複数の搬送ローラー対12,13を介して上記排紙部50に排出される。
−異物捕集装置の詳細−
上記異物捕集装置100は、装置本体60内における画像形成部20の右斜め上側に配置されている。異物捕集装置100は、例えば現像装置27から飛散したトナー等の異物を捕集するための装置である。
図2に示すように、異物捕集装置100は、ダクト部101、送風ファン102、及び異物捕集体103を備えている。
ダクト部101は上下方向に延びており、その水平断面は矩形状をなしている。送風ファン102は、ダクト部101内の下端部に設けられている。そして、送風ファン102が作動することにより、ダクト部101内の風路101kには下方から上方へと向かう空気流が形成されるようになっている。ダクト部101の上下方向の中間部には、上記異物捕集体103が設けられている。
この異物捕集体103は、風受体103a、フィルター103b、及びシャフト部材103fを有している。ダクト部101の左側壁部101aには、風受体収納凹部101fが形成されている。風受体収納凹部101fは、後述するように、異物捕集体103が第1の状態にあるときに風受体103aを収納するための空間である。風受体収納凹部101fは、風路101kよりも外側に位置している。詳しくは、該風受体収納凹部101fは、ダクト部101内の風路101kと隣接してその左側に形成されている。
上記ダクト部101の左側壁部101aの外側には、回収ボックス部104が形成されている。回収ボックス部104は、フィルター103bが捕集した異物を回収するための回収空間104kを有している。回収ボックス部104の上端部の内壁面には、フィルター103bの位置を規制するためのストッパー部101cが突設されている。ストッパー部101cは、本実施形態では回収ボックス部104の内壁面から突出する水平板部により構成されている。
上記シャフト部材103fは前後方向に延びるように配置されており、その両端部がそれぞれ、ダクト部101の前側壁部及び後側壁部に回転可能に支持されている。
上記フィルター103bは、その厚さ方向に空気が流通する際に該空気中に含まれるトナー等の異物を捕集する。フィルター103bは、空気の流通を許可する一方トナー粒子の流通を遮断する網目状に形成されている。フィルター103bは、全体視が板状に形成されている。
上記風受体103aは、送風ファン102より送風される空気の風圧を受け止めて異物捕集体103全体を回転させる。風受体103aは全体視が板状に形成されている。
上記風受体103a及びフィルター103bは共に、シャフト部材103fに対して回転扉状に固定されている。風受体103a及びフィルター103bは、シャフト部材103fに対して異なる回転位相で固定されている。本実施形態では、風受体103a及びフィルター103bは、シャフト部材103fに対して周方向に90°の位相間隔を空けて固定されている。
異物捕集体103は、第1の状態と第2の状態とを有している。第2の状態(図3の(a)及び(c)の状態)では、シャフト部材103fにより風受体103aが水平に支持され且つフィルター103bが鉛直に支持されている。フィルター103bは、ストッパー部101cの突出側の端部に当接している。ストッパー部101cは、異物捕集体103がその自重(つまり重力)により図3の時計回り方向に回転しようとするのを規制する。上記第2の状態において、風受体103aは、風路101k内に位置していて、該風路101kの断面の少なくとも一部(本実施形態では全部)を遮っている。一方、フィルター103bは、回収ボックス部104の回収空間104k内において、該回収空間104kと風路101kとの連通部105を遮るように配置されている。
上記第1の状態(図3の(b)の状態)では、シャフト部材103fにより風受体103aが鉛直に支持され且つフィルター103bが水平に支持されている。該第1の状態において、風受体103aは、風受体収納凹部101f内に収納されている。そうして、風受体103aは、風路101kの外側に位置している。一方、フィルター103bは、風路101k内に位置していて、該風路101kの断面の少なくとも一部(本実施形態では全部)を遮っている。
異物捕集体103は、シャフト部材103fの軸心回りに回転することにより、第1の状態から第2の状態、及び、第2の状態から第1の状態に移行可能に構成されている。
以上のように構成された異物捕集装置100の動作について図3を参照しながら説明する。尚、図3中の白抜き矢印は空気流の流れを示し、黒矢印は異物捕集体103の回転方向を示している。
先ず送風ファン102が停止している状態では、異物捕集体103は上記第2の状態にある(図3の左側図参照)。送風ファン102が作動すると、風路101k内には下方から上方へと向かう空気流が形成される。この結果、風路101kの断面を遮る風受体103aに対して上向きの風圧が作用する。これにより、異物捕集体103は、シャフト部材103fの軸心回りに図の反時計回り方向に回転し始めて風受体103aが風受体収納凹部101fの底壁部に当接したところで停止する。そうして、異物捕集体103は、上記第2の状態から第1の状態に移行する(図3の中央図参照)。この状態では、フィルター103bが風路101kの断面を遮るので、フィルター103bにより空気中の異物が捕集される。異物捕集体103は、フィルター103bに作用する風圧により該第1の状態に維持される。そしてその後、送風ファン102が停止すると、フィルター103bに風圧が作用しなくなるので、異物捕集体103b全体が、その自重によりシャフト部材103fの軸心回りに図の時計回り方向に回転し始めてフィルター103bがストッパー部101cに当接したところで停止する。そうして、異物捕集体103は上記第1の状態から第2の状態に移行する。そして、この該移行時の衝撃(慣性力とも言える)で上記フィルター103bに付着した異物150(例えばトナー)が振るい落とされる。振るい落とされた異物150は、重力により下方に落下して回収ボックス部104内に回収される(図3の右側図参照)。
以上説明したように上記実施形態1では、異物捕集体103は、送風ファン102が作動すると、風受体103aに作用する空気の風圧により該風受体103aが風路101k外に退避し且つフィルター103bが風路101kを遮る第1の状態になる一方、送風ファン102が停止すると、重力により異物捕集体全体103がシャフト部材103fの軸心回りに回転して、フィルター103bが風路101k外に退避し且つ風受体103aが風路101kを遮る第2の状態に移行することによって、該移行時の衝撃でフィルター103bに付着した異物150を振るい落とすように構成されている。
これによれば、例えばフィルター103bを可撓性部材で構成する場合に比べて、フィルター103bに付着した異物150を確実に振るい落とすことができる。また、フィルター103bの強度を十分に確保することができるので、フィルター103bの耐久性を向上させることができる。よって、フィルター103bの長寿命化を図ることができる。
また、上記実施形態1では、ダクト部11の風路101kの外側には、フィルター103bに付着した異物を回収するための回収ボックス部104が設けられている。そして、上記異物捕集体103は、上記第2の状態において、フィルター103bが回収ボックス部104内に位置するように構成されている。
これによれば、異物捕集体103が第1の状態から第2の状態に移行する際の衝撃でフィルター103bから振るい落とされた異物150を、回収ボックス部104により確実に回収することができる。よって、振るい落とされた異物が風路101k内に排出されて再度フィルター103bに付着するのを防止することができる。
《実施形態2》
図4及び図5は、実施形態2を示している。この実施形態2は、ダクト部101の延びる向きが上記実施形態1とは異なっている。尚、以下の実施形態において、図2及び図3と同じ構成要素には、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、ダクト部101は水平方向(本実施形態では例えば左右方向)に延びている。送風ファン102は、ダクト部101内の右側端部に配置されている。そして、送風ファン102が作動することにより、ダクト部101内には右側から左側へと向かう空気流が形成される。回収ボックス部104部は、ダクト部101の下側壁部に接続されている。回収ボックス部104内の回収空間104kとダクト部101内の風路101fとは連通部105を介して連通している。
異物捕集体103は、風受体103a、フィルター103b及びシャフト部材103fに加えて遮断体103cと付勢部材106とを有している。風受体103a及びフィルター103bの形状等は上記実施形態1と同様であるためその説明を省略する。遮断体103aは、連通部105の形状に対向する板状に形成されている。
風受体103a、遮断体103c及びフィルター103bは、シャフト部材103fの軸心方向から見てT字状に配置されている。すなわち、風受体103a、遮断体103c及びフィルター103bは、シャフト部材103fに対して周方向に90°の位相間隔で扉状に固定されている。風受体103a及び遮断体103cは、シャフト部材103fを挟んで対称(シャフト部材103fの軸心方向から見て一直線状に)に配置されている。
異物捕集体103は、第1の状態と第2の状態とを有している。第2の状態では、シャフト部材103fによって風受体103a及び遮断体103cが鉛直に支持され且つフィルター103bが水平に支持されている。フィルター103bは回収空間104内に位置している。そして、フィルター103bは、回収空間104kと風路101kとの連通部105を遮るように配置されている。風受体103aは、風路101k内に位置している。そして、該風受体103aは、該風路101kの断面の少なくとも一部(本実施形態でh全部)を遮るように配置されている。遮断体103cは、回収空間104k内に位置していて、その左側面が回収ボックス部104の内壁面に当接している。
上記第1の状態(図5の中央部の状態)では、シャフト部材103fによって風受体103a及び遮断体103cが水平に支持され且つフィルター103bが鉛直に支持されている。風受体103aは、ダクト部101内の風路101kの外側に位置している。すなわち、風受体103aは、ダクト部101の下側壁部101dに形成された風受体収納凹部101f内に収納されている。遮断体103cは、回収空間104kと風路101kとの連通部105を遮るように配置されている。フィルター103bは、風路101k内に位置していて、風路101kの断面の少なくとも一部(本実施形態では全部)を遮るように配置されている。
上記付勢部材106は、異物捕集体103全体をシャフト部材103fの軸心回りに図の時計回り方向(つまり異物捕集体103を第2の状態から第1の状態に移行させる方向)に付勢する。付勢部材106は、例えば捻りバネにより構成されている。
以上のように構成された異物捕集装置100の動作について図5を参照しながら説明する。尚、図5中の白抜き矢印は空気流の流れを示し、黒矢印は異物捕集体103の回転方向を示している。
異物捕集装置100の送風ファン102が停止している状態では、異物捕集体103は上記第2の状態(図5の上側図の状態)にある。
送風ファン102が作動すると、風路101k内には右側から左側へと向かう空気流が形成される。この結果、風路101kの断面を遮る風受体103aに対して左向きの風圧が作用する。これにより、異物捕集体103は、シャフト部材103fの軸心回りに図の反時計回り方向に回転し始めて風受体103aが風受体収納凹部101fの底壁部に当接したところで停止する。そうして、異物捕集体103は、上記第2の状態から第1の状態に移行する(図5の中央図参照)。この状態では、フィルター103bが風路101kの断面を遮るので、フィルター103bにより空気中の異物が捕集される。異物捕集体103は、フィルター103bに作用する風圧により該第1の状態に維持される。遮断体103cは、風路101kと回収空間104kとの連通を遮断する。
そしてその後、送風ファン102が停止すると、フィルター103bに風圧が作用しなくなるので、異物捕集体103全体が、付勢部材106のバネ力によりシャフト部材103fの軸心回りに図の時計回り方向に回転し始めて遮断体103cが回収ボックス部104の左側壁部に当接したところで停止する。そうして、異物捕集体103は上記第1の状態から第2の状態に移行する。そして、該移行時の衝撃(慣性力とも言える)で上記フィルター103bに付着した異物150(例えばトナー)が振るい落とされる。振るい落とされた異物150は、重力により下方に落下して回収ボックス部104内に回収される(図5の右側図参照)。
以上説明したように上記実施形態2では、異物捕集体103は、送風ファン102が作動すると、風受体103aに作用する空気の風圧により該風受体103aが風路101k外に退避し且つフィルター103bが風路101kを遮る第1の状態になる一方、送風ファン102が停止すると、重力により異物捕集体全体103がシャフト部材103fの軸心回りに回転して、フィルター103bが風路101k外に退避し且つ風受体103aが風路101kを遮る第2の状態に移行することによって、該移行時の衝撃でフィルター103bに付着した異物150を振るい落とすように構成されている。
よって、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態2では、異物捕集装置100は、異物捕集体103をシャフト部材103fの軸心回りに付勢する付勢部材106を備えており、この付勢部材106は、異物捕集体103を、上記第1の状態から上記第2の状態に移行させる向きに付勢するように構成されている。
これにより、送風ファン102の停止時に異物捕集体103が第1の状態から第2の状態に移行する際に、フィルター103bに付着した異物に作用する衝撃(慣性力)を増加させることができる。よって、フィルター103bに付着した異物をより一層効果的に振るい落とすことができる。延いては、フィルター103bの長寿命化を図ることができる。
さらに上記実施形態2では、異物捕集体103が上記第1の状態にあるときには、遮断体103cによって風路101kと回収空間104kとの連通が遮断される。よって、回収空間104k内に回収された異物150が風路101k内に舞い戻ってフィルター103bに付着するのを確実に防止することができる。
《他の実施形態》
本発明は、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態1では、フィルター103bの回転を規制するストッパー部101cを設けるようにしているが、ストッパー部101cは必ずしも必要ない。すなわち、例えばフィルター101cの重量を風受体103aの重量に比べて十分に大きくすることによって、ストッパー部101cを設けずとも、送風ファン102が停止した状態で異物捕集体103を第2の状態に維持することができる。
上記各実施形態では、異物捕集装置100をレーザープリンター1に適用した例を示したが、これに限ったものではなく、異物捕集装置100は、空気中に異物が存在する如何なる装置及び環境に対しても適用し得る。
上記実施形態では、異物の一例としてトナー挙げたが、これに限ったものではなく、例えば紙粉等であってもよい。
上記各実施形態では、異物捕集装置100を直線状の風路101kに配置した例を示したが、これに限ったものではなく、例えば略L字状の流路に配置するようにしてもよい。
また、本発明は、上記説明した任意の実施形態を適宜組み合わせた構成を含む。
以上説明したように、本発明は、異物捕集装置について有用である。
100 異物捕集装置
101 ダクト部
101k 風路
102 送風ファン
103 異物捕集体
103a 風受体
103b フィルター
103c 遮断体
103f シャフト部材
104 回収ボックス部
104f 回収空間
105 連通部
106 付勢部材
150 異物

Claims (4)

  1. ダクト部と、該ダクト部内の風路に空気を流通させる送風ファンと、該ダクト部の風路内を流通する空気中の異物を捕集するための異物捕集体とを備えた異物捕集装置であって、
    上記異物捕集体は、上記ダクト部に対して回動可能に支持されたシャフト部材と、該シャフト部材に対して異なる回転位相で固定されたフィルター及び風受体とを有していて、上記送風ファンが作動すると、上記風受体に作用する空気の風圧により該風受体が風路外に退避し且つ上記フィルターが風路を遮る第1の状態になる一方、上記送風ファンが停止すると、重力により又はバネ力により異物捕集体全体が上記シャフト部材の軸心回りに回転して、上記フィルターが風路外に退避し且つ上記風受体が風路を遮る第2の状態に移行することによって、該移行時の衝撃で上記フィルターに付着した異物を振るい落とすように構成されている、異物捕集装置。
  2. 請求項1記載の異物捕集装置において、
    上記ダクト部の風路の外側には、上記フィルターに付着した異物を回収するための回収ボックス部が設けられ、
    上記異物捕集体は、上記第2の状態において上記フィルターが上記回収ボックス部内に位置するように構成されている、異物捕集装置。
  3. 請求項1又は2記載の異物捕集装置において、
    上記異物捕集体は、上記第1の状態において、上記送風ファンが停止した場合に重力により上記シャフト部材の軸心回りに回転して上記第2の状態に移行するように構成されている、異物捕集装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の異物捕集装置において、
    上記異物捕集体を、上記シャフト部材の軸心回りに付勢する付勢部材を備え、
    上記付勢部材は、上記異物捕集体を、上記第1の状態から上記第2の状態に移行させる向きに付勢する、異物捕集装置。
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