JP2015117885A - 極低温冷凍機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャトル損失を低減しつつ、冷媒ガスと熱交換器との間の熱交換効率を向上する技術を提供する。【解決手段】極低温冷凍機1において、ディスプレーサ2は、ディスプレーサ2の低温端に蓋部2bを備える。シリンダ4は、ディスプレーサ2を長手方向に往復移動自在に収容するとともに蓋部2bとの間に冷媒ガスの膨張空間3を形成する。蓋部2bは、ディスプレーサ2と膨張空間3とを連通する冷媒ガスの流路16が形成される。冷媒ガスの流路16は、膨張空間3内に流出する冷媒ガスの流出方向が、ディスプレーサ2の長手方向に対して傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮装置から供給される高圧の冷媒ガスを用いて、サイモン膨張を発生させて極低温の寒冷を発生する極低温冷凍機に関し、特に極低温冷凍機で用いられるディスプレーサに関する。
極低温を発生する冷凍機の一例としてギフォードマクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機が知られている。GM冷凍機は、シリンダ内でディスプレーサを往復移動することにより、膨張空間の体積を変化させる。この体積変化に対応して膨張空間と圧縮機の吐出側と吸気側とを選択的に接続することで、冷媒ガスが膨張空間で膨張する。このとき発生する寒冷によって、冷却対象を冷却する。
特開2013−142479号公報
GM冷凍機を初めとするディスプレーサを備える冷凍機は、シリンダ内でディスプレーサを往復移動させるために、シリンダとディスプレーサとの間にはクリアランスが設けられている。シリンダの低温側端部には冷却ステージが設けられており、このクリアランスの一部は、クリアランス内の冷媒ガスと冷却ステージとの間で熱交換をおこなう熱交換器として機能する。一方で、クリアランスに存在する冷媒ガスの熱伝導によってシャトル損失と呼ばれる損失があることも知られている。
熱交換器を長くして冷媒ガスと熱交換面積を広くすれば冷媒ガスと冷却ステージとの間の熱交換効率は向上する。しかしながら、熱交換器が長くなるほどシャトル損失が大きくなる。このように、熱交換器の長さの変更による熱交換効率の向上とシャトル損失の低減とはトレードオフの関係にある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シャトル損失を低減しつつ、冷媒ガスと熱交換器との間の熱交換効率を向上する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の極低温冷凍機は、ディスプレーサと、ディスプレーサの低温端に備えられた蓋部と、ディスプレーサを長手方向に往復移動自在に収容するとともに蓋部との間に冷媒ガスの膨張空間を形成するシリンダとを備える。蓋部は、ディスプレーサと膨張空間とを連通する冷媒ガスの流路が形成され、冷媒ガスの流路は、膨張空間内に流出する冷媒ガスの流出方向が、ディスプレーサの長手方向に対して傾斜している。
本発明によれば、シャトル損失を低減しつつ、冷媒ガスと熱交換器との間の熱交換効率を向上する技術を提供することができる。
本発明のある実施の形態に係る極低温冷凍機およびディスプレーサを示す模式図である。 図2(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る極低温冷凍機における、冷媒ガスの流路の一例を示す図である。 図3(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る冷媒ガスの流路の別の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る2段式の極低温冷凍機の構成を示す模式図である。 図5(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る2段式の極低温冷凍機の別の構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態のある変形例に係る極低温冷凍機およびディスプレーサを示す模式図である。
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
実施の形態に係る極低温冷凍機1は、例えば、冷媒ガスとしてヘリウムガスを用いるギフォードマクマホン(GM)タイプの冷凍機である。極低温冷凍機1は、ディスプレーサ2と、ディスプレーサ2との間に膨張空間3を形成するシリンダ4と、膨張空間3に隣接するとともに外包するように位置する有底円筒状の冷却ステージ5を備える。冷却ステージ5は、冷却対象と冷媒ガスとの間の熱交換を行う熱交換器として機能する。ディスプレーサ2は、本体部2aと低温端に備えられた蓋部2bとを含む。蓋部2bは、本体部2aと同一の部材で構成されてもよい。また、蓋部2bは、本体部2aよりも熱伝導率が高い材質で構成されてもよい。そうすると、蓋部2bは、蓋部2b内を流れる冷媒ガスとの間で熱交換を行なう熱伝導部としても機能する。蓋部2bには、例えば、銅、アルミニウム、ステンレスなど、少なくとも本体部2aよりも熱伝導率の大きな材料が用いられる。冷却ステージ5は、例えば銅、アルミニウム、ステンレス等により構成される。
圧縮機12は、吸気側から低圧の冷媒ガスを回収し、これを圧縮した後に高圧の冷媒ガスを極低温冷凍機1に供給する。冷媒ガスとしては、例えばヘリウムガスを用いることができるがこれに限定されるものではない。
シリンダ4は、ディスプレーサ2を長手方向に往復移動可能に収容する。シリンダ4には強度、熱伝導率、ヘリウム遮断能などの観点から、例えばステンレス鋼が用いられる。
ディスプレーサ2の高温端には、ディスプレーサ2を往復駆動する図示しないスコッチヨーク機構が設けられており、ディスプレーサ2はシリンダ4の軸方向にそって往復移動する。
ディスプレーサ2は円筒状の外周面を有しており、ディスプレーサ2の内部には、蓄冷材が充填されている。このディスプレーサ2の内部容積は蓄冷器7を構成する。蓄冷器7の上端側および下端側にはヘリウムガスの流れを整流する整流器(図示せず)が設けられてもよい。
ディスプレーサ2の高温端には、室温室8からディスプレーサ2に冷媒ガスを流通する上部開口11が形成されている。室温室8は、シリンダ4とディスプレーサ2の高温端により形成される空間であり、ディスプレーサ2の往復移動に伴い容積が変化する。
室温室8には、圧縮機12、サプライバルブ13、リターンバルブ14からなる吸排気系統を相互に接続する配管のうち、給排共通配管が接続されている。また、ディスプレーサ2の高温端よりの部分とシリンダ4との間にはシール15が装着されている。
ディスプレーサ2の低温端には、膨張空間3に冷媒ガスを導入する冷媒ガスの流路16が形成されている。膨張空間3は、シリンダ4とディスプレーサ2により形成される空間であり、ディスプレーサ2の往復移動に伴い容積が変化する。シリンダ4の外周および底部の膨張空間3に対応する位置には、冷却対象に熱的に接続された冷却ステージ5が配置されており、冷却ステージ5は冷媒ガスの流路16を通り膨張空間3に流入する冷媒ガスにより冷却される。
ディスプレーサ2の本体部2aには、比重、強度、熱伝導率などの観点から、例えばフェノール樹脂等が用いられる。蓄冷材は例えば金網等により構成される。なお、図1は極低温冷凍機1の運転中の状態を示している。そのため、低温により本体部2aの若干の収縮に伴い双方の外径が同一となった状態であるが、常温においては、蓋部2bの外径は本体部2aの外径よりもわずかに小さい。
次に、極低温冷凍機1の動作を説明する。冷媒ガス供給工程のある時点においては、ディスプレーサ2はシリンダ4の下死点LPに位置する。それと同時、またはわずかにずれたタイミングでサプライバルブ13を開くと、サプライバルブ13を介して高圧の冷媒ガスが給排共通配管からシリンダ4内に供給される。この結果、ディスプレーサ2の上部に位置する上部開口11から、高圧の冷媒ガスがディスプレーサ2の内部の蓄冷器7に流入する。蓄冷器7に流入した高圧の冷媒ガスは、蓄冷材により冷却されながらディスプレーサ2の下部に位置する冷媒ガスの流路16を介して、膨張空間3に供給される。
膨張空間3が高圧の冷媒ガスで満たされると、サプライバルブ13は閉じられる。この時、ディスプレーサ2は、シリンダ4内の上死点UPに位置する。それと同時、またはわずかにずれたタイミングでリターンバルブ14を開くと、膨張空間3の冷媒ガスは減圧され、膨張する。膨張により低温になった膨張空間3のヘリウムガスは冷却ステージ5の熱を吸収する。
ディスプレーサ2は下死点LPに向けて移動し、膨張空間3の容積は減少する。膨張空間3内の冷媒ガスは、冷媒ガスの流路16、蓄冷器7、上部開口11を介して圧縮機12の吸入側に戻される。その際、蓄冷材は、冷媒ガスにより冷却される。この工程を1サイクルとし、極低温冷凍機1はこの冷却サイクルを繰り返すことで、冷却ステージ5を冷却する。
実施の形態に係る極低温冷凍機1およびディスプレーサ2では、冷却ステージ5から進入する熱は、膨張空間3に存在する冷媒ガスを介して、蓋部2bにまで進入する。すなわち、膨張空間3で発生した低温の冷媒ガスが冷媒ガスの流路16を通過する際に、冷媒ガスと蓋部2bとの間の熱交換が行われる。
また、蓋部2bに進入した熱は、さらに蓋部2b内部を膨張空間3に向けて伝達する。上述したように、蓋部2bはディスプレーサ2の低温端に備えられている。このため、蓋部2bは膨張空間3内の低温冷媒ガスと接触しており、冷却ステージ5と冷媒ガスとの間の熱交換効率をさらに向上させることができる。
なお、ディスプレーサ2の蓋部2bを、例えばフェノール樹脂等で構成することもある。しかしながら、本体部2aよりも熱伝導率が高い材質で蓋部2bを構成する本実施の形態に係る極低温冷凍機1と比較すると、冷媒ガスと蓋との間の熱交換が小さくなり、実質的には熱交換が行われない。そのため、膨張空間3で発生した低温の冷媒ガスと冷却ステージ5との間の熱交換のみで行われることになり、冷却効率が悪化する。したがって、ディスプレーサ2の蓋は本体部2aよりも熱伝導率が高い材質として蓋部2bを構成する方が好ましい。
以上説明したように、実施の形態に係る極低温冷凍機1においては、シリンダ4内でディスプレーサ2が往復移動することで膨張空間3内の冷媒ガスが膨張し、寒冷が発生する。図1に示すように、ディスプレーサ2の往復移動のために、シリンダ4とディスプレーサ2との間にクリアランスCが設けられている。クリアランスCのうち、冷却ステージ5に隣接する部分は、冷却ステージ5とクリアランスC内の冷媒ガスとの間で熱交換を行なう熱交換器として機能する。
ここで、ディスプレーサ2内の冷媒ガスが熱交換器を通過させるように、冷媒ガスの流路16をシリンダ4の半径方向(シリンダ4の側面に向かう方向)に向ける技術も知られている。この方法によると、熱交換面積が大きくなる利点があるものの、冷媒ガスの流路16が折れ曲がり、また流路面積が狭くなる傾向にある。この結果、流路抵抗が大きくなり、圧力損失が生じる。また、ディスプレーサ2がシリンダ4内を往復移動するとき、クリアランスCに存在する冷媒ガスの熱伝導によって損失が生じる、いわゆる「シャトル損失」も大きくなる。
これに対し、シャトル損失を低減するために、冷媒ガスの流路16をシリンダ4の軸方向に設け、冷媒ガスがシリンダ4の底面に流出させる技術も知られている。この方法は、クリアランスCで積極的に熱交換を行なわないため、冷媒ガスの流路16の流路抵抗を小さくできる。このため、冷媒ガスの流路16をシリンダ4の半径方向に向ける方法と比較すると、圧力損失やシャトル損失は小さくなる。一方で、膨張空間3内で膨張した冷媒ガスと冷却対象物との間の熱交換面積は狭くなり、熱交換効率が低下する。
そこで実施の形態に係るディスプレーサ2と膨張空間3と連通する冷媒ガスの流路16は、ディスプレーサ2から流入した冷媒ガスが、膨張空間3内に流出するとき、その向きがディスプレーサ2の長手方向に対して傾斜するように設けられる。以下、実施の形態に係る冷媒ガスの流路16についてより具体的に説明する。
図1には、実施の形態に係る冷媒ガスの流路16の一例が図示されている。図1に示すように、ディスプレーサ2の蓋部2bには、ディスプレーサ2の内部側の面(以下、「内部面19」という。)に第1開口部17が設けられるとともに、ディスプレーサ2の外部側の面(以下、「外部面20」という。)に第2開口部18が設けられている。冷媒ガスの流路16は、第1開口部17を一端、第2開口部18を他端として、蓋部2bにおける内部面19と外部面20とを連通するように設けられている。
ここで、内部面19における第1開口部17を、ディスプレーサ2の長手方向に沿って外部面20に投影したとき、投影後の第1開口部17の位置と第2開口部18の位置は異なるように冷媒ガスの流路16が設けられている。これにより、第1開口部17から流入した冷媒ガスが第2開口部18から膨張空間3内に流出するときに、ディスプレーサ2の長手方向とは異なる向きに冷媒ガスが流出する。この結果、実施の形態に係る極低温冷凍機1は、冷媒ガスの流路16をシリンダ4の軸方向に沿って図1中下向きに設ける場合と比較すると、第2開口部18から膨張空間3内に流出する冷媒ガスの作用により、膨張空間3内に冷媒ガスの渦が発生しやすくなる。ゆえに、冷媒ガスと冷却ステージ5との間の熱交換効率が向上する。
また、冷媒ガスの流路16をシリンダ4の半径方向に向ける場合と比較すると、実施の形態に係る極低温冷凍機1は、冷媒ガスの流路16の流路面積を広くできるので、シャトル損失および圧力損失を低減することができる。
ここで冷媒ガスの流路16は、第2開口部18から流出する冷媒ガスがシリンダ4の側面に向かうように設けられていることが好ましい。これにより、第2開口部18から流出した冷媒ガスがシリンダ4の側面に当たって移動方向が変えられるため、膨張空間3内における冷媒ガスの動きが複雑となる。このため膨張空間3内に冷媒ガスの渦がより発生しやすくなり、冷媒ガスと冷却ステージ5との間の熱交換効率がさらに向上する。
さらに、ディスプレーサ2の蓋部2bには、第1開口部17と第2開口部18とを連通する冷媒ガスの流路16を複数備えることが好ましい。これにより、冷媒ガスの流路16の流路面積を全体として広くすることができ、圧力損失をさらに低減することができる。また、複数箇所から膨張空間3内に冷媒ガスが流出するため、膨張空間3内における冷媒ガスの動きが複雑となる。このため膨張空間3内に冷媒ガスの乱流が発生しやすくなり、冷媒ガスと冷却ステージ5との間の熱交換効率がさらに向上する。
図2(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る極低温冷凍機1における、冷媒ガスの流路16の別の例を示す図である。図2(a)および図2(b)に示す例も、図1に示す例と同様に、第1開口部17を一端、第2開口部18を他端として、蓋部2bにおける内部面19と外部面20とを連通するように冷媒ガスの流路16が設けられている。また、内部面19における第1開口部17を、ディスプレーサ2の長手方向に沿って外部面20に投影したとき、投影後の第1開口部17の位置と第2開口部18の位置は異なる。
一方で、図2(a)および図2(b)に示す例は、図1に示す例とは異なり、ひとつの冷媒ガスの流路16を通った冷媒ガスが膨張空間3内に流出する方向と、別の冷媒ガスの流路16を通った冷媒ガスが膨張空間3内に流出する方向とが同じである。これにより、膨張空間3に流出する冷媒ガスの働きで、膨張空間3の冷媒ガスを回転させる方向に力が働き、膨張空間3の冷媒ガスに渦が発生しやすくなる。なお、図2(a)に示す例では、冷媒ガスの流路16は直線状に構成されているのに対し、図2(b)に示す例は、冷媒ガスの流路16はらせん形状に構成されている。図2(a)に示す例は、図2(b)に示す例と比較して、冷媒ガスの流路16の加工が容易となる点で効果がある。一方、図2(b)に示す例は、図2(a)に示す例と比較して、冷媒ガスの流路16が長くなる。このため、冷媒ガスの流路16を流れる冷媒ガスと蓋部2bとの間での熱交換効率が向上する効果がある。
図3(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る冷媒ガスの流路16のさらに別の例を示す図であり、蓋部2bおよび冷媒ガスの流路16とを示す斜視図である。より具体的に、図3(a)−(b)はそれぞれ、蓋部2bに4本の冷媒ガスの流路16(冷媒ガスの流路16a、16b、16c、および16d)が設けられる場合を示す図である。なお、図3(a)−(b)では、図1および図2に示す例と比較して、蓋部2bの形状を一部省略して記載している。
ここで図3(a)は、4本の冷媒ガスの流路16がそれぞれ、第1開口部17から第2開口部18に至るまで直線状に構成されている例を示している。また図3(b)は、4本の冷媒ガスの流路16がそれぞれ、第1開口部17から第2開口部18に至るまでらせん形状に構成されている例を示している。図3(a)−(b)において、4つの冷媒ガスの流路16のうち、ひとつの冷媒ガスの流路16を通った冷媒ガスが膨張空間3内に流出する方向は、別の冷媒ガスの流路16を通った冷媒ガスが膨張空間3内に流出する方向とは異なる。
例えば、図3(a)において、冷媒ガスの流路16aを通過した冷媒ガスは、膨張空間3内において図3(a)中右下方向に流出する。これに対し、冷媒ガスの流路16cを通過した冷媒ガスは、膨張空間3内において、冷媒ガスの流路16aを通過した冷媒ガスの流出方向の反対側、すなわち図3(a)中右下方向に流出する。これにより、膨張空間3に流出する冷媒ガスの働きで、膨張空間3の冷媒ガスを回転させる方向に力が働き、膨張空間3の冷媒ガスに渦が発生しやすくなる。
さらに具体的には、図3(a)において、4本の冷媒ガスの流路16は、ディスプレーサ2の長手方向の中心軸に対して回転対称となるように設けられている。ここでディスプレーサ2の長手方向の中心軸は蓋部2bを円柱と見なした場合の中心軸と一致する。したがって、図3(a)において4本の冷媒ガスの流路16は、蓋部2bの中心軸に対して回転対称となるように設けられているとも言える。
例えば図3(a)に示す蓋部2bを、中心軸を中心として時計回りに90度回転すると、回転後の冷媒ガスの流路16a、16b、16c、および16dの位置は、それぞれ回転前の冷媒ガスの流路16b、16c、16d、および16aに一致する。180度、または270度回転した場合も同様であり、回転後の冷媒ガスの流路16a、16b、16c、および16dの位置は、それぞれ回転前の冷媒ガスの流路16a、16b、16c、および16dのいずれかに一致する。
これにより、冷媒ガスの流路16a、16b、16c、および16dを通過し膨張空間3に流出する冷媒ガスは、いずれも同一の回転方向に膨張空間3の冷媒ガスを回転させるように作用する。結果として膨張空間3の冷媒ガスに渦が発生しやすくなり、膨張空間3における冷媒ガスと蓋部2bとの間での熱交換効率をさらに向上することができる。
なお、図3(b)に示す例も、図3(a)に示す例と同様であり、4本の冷媒ガスの流路16は、ディスプレーサ2の長手方向の中心軸に対して回転対称となるように設けられている。したがってその作用効果も図3(a)に示す例と同様であり、膨張空間3の冷媒ガスに渦が発生しやすくなり、膨張空間3における冷媒ガスと蓋部2bとの間での熱交換効率をさらに向上することができる。
以上、実施の形態に係る極低温冷凍機1として一段式のものを前提として説明した。極低温冷凍機1は一段式に限られず多段でもよく、例えば以下に述べるように2段式のものに適用することもできる。
図4は、本発明の実施の形態に係る2段式の極低温冷凍機31を示す模式図である。極低温冷凍機31は、上述した一段式極低温冷凍機1と同様に、冷媒ガスとしてヘリウムガスを用いるギフォードマクマホン(GM)タイプの冷凍機である。図4に示すように、極低温冷凍機31は、第1ディスプレーサ32と、第1ディスプレーサ32に長手方向に連結される第2ディスプレーサ36を備える。第1ディスプレーサ32と第2ディスプレーサとは、例えば図5に示すように、ピン33、コネクタ34、ピン35を介して接続される。
第1シリンダ37と第2シリンダ38は一体に形成されており、第1シリンダ37の低温端と第2シリンダ38の高温端が第1シリンダ37の底部にて接続されている。第2シリンダ38は第1シリンダ37と同軸に形成され、第1シリンダ37よりも小径の円筒部材である。第1シリンダ37は第1ディスプレーサ32を長手方向に往復移動可能に収容し、第2シリンダ38は第2ディスプレーサ36を長手方向に往復移動可能に収容する。
第1シリンダ37、第2シリンダ38には、強度、熱伝導率、ヘリウム遮断能などを考慮して、例えばステンレス鋼が用いられる。第2ディスプレーサ36は、ステンレス鋼などの金属製の筒の外周面上に、フッ素樹脂などの耐摩耗性樹脂の皮膜で被覆して構成する。
第1ディスプレーサ32は円筒状の外周面を有しており、第1ディスプレーサ32の内部には、第1蓄冷材(図示せず)が充填されている。この第1ディスプレーサ32の内部容積は第1蓄冷器41として機能する。図示はしないが、第1蓄冷器41の上部および下部にそれぞれ整流器を設置してもよい。第1ディスプレーサ32の高温端には、室温室39から第1ディスプレーサ32に冷媒ガスを流通する上部開口42が形成されている。室温室39は、第1シリンダ37と第1ディスプレーサ32の高温端により形成される空間であり、第1ディスプレーサ32の往復移動に伴い容積が変化する。室温室39には、圧縮機43、サプライバルブ44、リターンバルブ45からなる吸排気系統を相互に接続する配管のうち、給排共通配管が接続されている。また、第1ディスプレーサ32の高温端よりの部分と第1シリンダ37との間にはシール46が装着されている。
第1ディスプレーサ32の低温端には、第1膨張空間47に冷媒ガスを導入する冷媒ガスの流路48が形成されている。第1膨張空間47は、第1シリンダ37と第1ディスプレーサ32により形成される空間であり、第1ディスプレーサ32の往復移動に伴い容積が変化する。第1シリンダ37外周の第1膨張空間47に対応する位置には、図示しない被冷却物に熱的に接続された第1冷却ステージ49が配置されており、第1冷却ステージ49は第1膨張空間47の冷媒ガスにより冷却される。
第2ディスプレーサ36は円筒状の外周面を有しており、第2ディスプレーサ36の内部には、第2蓄冷材(図示せず)が充填されている。この第2ディスプレーサ36の内部容積は第2蓄冷器50を構成する。第1膨張空間47と第2ディスプレーサ36の高温端とは、図示しない連通路で連通されている。この連通路を介して第1膨張空間47から第2蓄冷器50に冷媒ガスが流通する。
第2ディスプレーサ36の低温端には、第2膨張空間51に冷媒ガスを流通させるための冷媒ガスの流路56が形成されている。第2膨張空間51は、第2シリンダ38と第2ディスプレーサ36により形成される空間であり、第2ディスプレーサ36の往復移動に伴い容積が変化する。
第2シリンダ38外周の第2膨張空間51に対応する位置には、冷却対象に熱的に接続された第2冷却ステージ54が配置されており、第2冷却ステージ54は第2膨張空間51内の冷媒ガスにより冷却される。
第1ディスプレーサ32には、比重、強度、熱伝導率などの観点から、例えば布入りフェノール等が用いられる。第1蓄冷材は例えば金網等により構成される。また、第2蓄冷材は、例えば鉛球等の蓄冷材をフェルト及び金網により軸方向に挟持することにより構成されている。さらに第2ディスプレーサ36の外周面には、らせん状に第1膨張空間47側に延びる螺旋溝53が形成されている。
図4に示す例において、冷媒ガスの流路48は、第1ディスプレーサ32の低温端にある蓋部32bを連通するように構成されている。冷媒ガスの流路56は、第2ディスプレーサ36の低温端にある蓋部52bを連通するように構成されている。冷媒ガスの流路48および冷媒ガスの流路56は、図1に示す冷媒ガスの流路16と同様に、第1ディスプレーサ32および第2ディスプレーサ36の長手方向に対して斜めとなるように設けられている。これにより、冷媒ガスの流路48を通過した冷媒ガスは、第1膨張空間47において冷媒ガスの渦を発生する。同様に、冷媒ガスの流路56を通過した冷媒ガスは、第2膨張空間51において冷媒ガスの渦を発生する。
結果として、第1膨張空間47内の冷媒ガスと第1冷却ステージ49との間の熱交換効率、および第2膨張空間51内の冷媒ガスと第2冷却ステージ54との間の熱交換効率を向上することができる。また、第1シリンダ37と第1ディスプレーサ32との間のシャトル損失、および第2シリンダ38と第2ディスプレーサ36との間のシャトル損失を低減することもできる。
図5(a)−(b)は、本発明の実施の形態に係る2段式の極低温冷凍機31の別の構成を示す模式図である。図5(a)−(b)に示す例は、図4に示す例と比較して、第2ディスプレーサ36の低温端にある蓋部52bを連通する冷媒ガスの流路56の形状が異なり、他の部分は共通する。したがって、共通部分は適宜省略または簡略化して説明する。
図5(a)に示す例における冷媒ガスの流路56の形状は、図2(a)に示す冷媒ガスの流路16の形状と同様である。また図5(b)における冷媒ガスの流路56の形状は、図2(b)に示す冷媒ガスの流路16の形状と同様である。したがって、その作用効果も同様であり、第2膨張空間51内における冷媒ガスと、第2冷却ステージ54との間の熱交換効率を向上することができる。また、第1シリンダ37と第1ディスプレーサ32との間のシャトル損失、および第2シリンダ38と第2ディスプレーサ36との間のシャトル損失を低減することもできる。
以上説明したように、実施の形態に係る極低温冷凍機1および極低温冷凍機31はシャトル損失を低減しつつ、冷媒ガスと熱交換器との間の熱交換効率を向上することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
例えば、上述した極低温冷凍機においては、段数が1段及び2段である場合を示したが、この段数は3段等に適宜選択することが可能である。また、実施の形態では、極低温冷凍機がGM冷凍機である例について説明したが、これに限られない。例えば、本発明は、スターリング冷凍機、ソルベイ冷凍機など、ディスプレーサを備える何れの冷凍機にも適用することができる。
上記では、図4および図5(a)−(b)において、冷媒ガスの流路48は、第1ディスプレーサ32の低温端にある蓋部32bを連通する冷媒ガスの流路48の形状が、図1に示す冷媒ガスの流路16の形状と同様である場合について説明した。しかしながら、2段式の極低温冷凍機31における冷媒ガスの流路48の形状はこれに限られず、例えば図2(a)−(b)または図3(a)−(b)に示す形状であってもよく、それによる作用効果も図2(a)−(b)または図3(a)−(b)に示す場合と同様である。
上記では、冷媒ガスの流路16の一端である第1開口部17がディスプレーサ2の低温端側の蓋における内部面19に設けられ、他端である第2開口部18が外部面20に設けられている場合について説明した。ここで、冷媒ガスの流路16において、第2開口部18から流出する冷媒ガスの向きがディスプレーサ2の長手方向に対して斜めとなるように設けられればよく、第1開口部17や第2開口部18がディスプレーサ2の低温端側の蓋上に向けられる場合には限定されない。
図6は、本発明の実施の形態のある変形例に係る極低温冷凍機1およびディスプレーサ2を示す模式図である。図6に示すように、変形例に係る極低温冷凍機1においては、冷媒ガスの流路16の両端である第1開口部17および第2開口部18は、ディスプレーサ2の本体部2aに設けられている。ここで、ディスプレーサ2の長軸方向に沿った第1開口部17と第2開口部18とは異なり、冷媒ガスの流路16は図中斜め下方向を向く。
第2開口部18はクリアランスCに位置し、第1開口部17から流入して冷媒ガスの流路16を通ったガスは、第2開口部18からシリンダ4の側面に向けて流出する。これにより、第2開口部18から流出した冷媒ガスがシリンダ4の側面に当たって移動方向が変えられるため、膨張空間3内における冷媒ガスの動きが複雑となる。このため膨張空間3内に冷媒ガスの渦がより発生しやすくなり、冷媒ガスと冷却ステージ5との間の熱交換効率を向上することができる。またシャトル損失を低減することもできる。
上記では、図1に示すように、冷媒ガスの流路16の一端である第1開口部17がディスプレーサ2の低温端側の蓋における内部面19に設けられ、他端である第2開口部18が外部面20に設けられている場合について説明した。これに加えて、例えば図6に示すように、ディスプレーサ2の本体部2aに流路の両端が設けられた冷媒ガスの流路をさらに備えてもよい。このとき、本体部2aに設ける冷媒ガスの流路が、ディスプレーサ2の軸方向に対して直交する、いわば「横噴きの流路」としてもよい。
なお、上記の変形例に係る極低温冷凍機1は段数が1段である場合を示したが、2段以上であっても適用できる。各段において、冷媒ガスの流路16をシリンダの側面に設けるとともに、第2開口部18から流出する冷媒ガスの向きがディスプレーサ2の長手方向に対して斜めとなるように設けられればよい。さらに、第1開口部17を蓋の内部面19に設けるとともに、第2開口部18をシリンダの側面に設けるようにしてもよい。
1 極低温冷凍機、 2 ディスプレーサ、 2a 本体部、 2b 蓋部、 3 膨張空間、 4 シリンダ、 5 冷却ステージ、 7 蓄冷器、 8 室温室、 11 上部開口、 12 圧縮機、 13 サプライバルブ、 14 リターンバルブ、 15 シール、 16 冷媒ガスの流路、 17 第1開口部、 18 第2開口部、 19 内部面、 20 外部面、 31 極低温冷凍機、 32 第1ディスプレーサ、 32b 蓋部、 33 ピン、 34 コネクタ、 35 ピン、 36 第2ディスプレーサ、 37 第1シリンダ、 38 第2シリンダ、 39 室温室、 41 第1蓄冷器、 42 上部開口、 43 圧縮機、 44 サプライバルブ、 45 リターンバルブ、 46 シール、 47 第1膨張空間、 48 冷媒ガスの流路、 49 第1冷却ステージ、 50 第2蓄冷器、 51 第2膨張空間、 52b 蓋部、 53 螺旋溝、 54 第2冷却ステージ、 56 冷媒ガスの流路。

Claims (5)

  1. ディスプレーサと、
    前記ディスプレーサの低温端に備えられた蓋部と、
    前記ディスプレーサを長手方向に往復移動自在に収容するとともに前記蓋部との間に冷媒ガスの膨張空間を形成するシリンダとを備え、
    前記蓋部は、前記ディスプレーサと前記膨張空間とを連通する冷媒ガスの流路が形成され、
    前記冷媒ガスの流路は、前記膨張空間内に流出する冷媒ガスの流出方向が、前記ディスプレーサの長手方向に対して傾斜していることを特徴とする極低温冷凍機。
  2. 前記冷媒ガスの流路は、前記膨張空間内に流出する冷媒ガスが、前記シリンダの側面に向かうように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機。
  3. 前記蓋部は、複数の冷媒ガスの流路を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の極低温冷凍機。
  4. 前記複数の冷媒ガスの流路のうち、ひとつの流路を通った冷媒ガスが前記膨張空間内に流出する方向は、別の流路を通った冷媒ガスが前記膨張空間内に流出する方向とは異なることを特徴とする請求項3に記載の極低温冷凍機。
  5. 前記複数の冷媒ガスの流路は、前記ディスプレーサの長手方向の中心軸に対して回転対称となるように設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の極低温冷凍機。
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