JP2015116951A - 鉄道車両用シートおよび鉄道車両 - Google Patents

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【課題】座り立ちの動作を容易にすることができる鉄道車両用シートを提供する。【解決手段】座面3は、後方3aに比べて前方3bの高さが低くい。面3は、利用者201が最も深く腰掛けた状態では、利用者201が脛部202を直立させると利用者201の大腿部203が前方に向かって下がるような高さがある。また、座面3は、利用者201が最も深く腰掛けた状態では、前方3aの端部3cが利用者201の膝裏204との間に空間部sを生じさせる程度の奥行である。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両用シートおよび鉄道車両に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平11−235942号公報(特許文献1)がある。この公報には、「人が着座したときに大腿部3が前傾するように座面1aを前傾させ、かつこの座面1aの前後方向の途中から後方に向けほぼ水平方向よりも下方に窪んで人の尻部9を受ける尻受面8を設ける」と記載されている(要約参照)。
特開11−235942号公報
前記特許文献1には、人が着座したときに大腿部が前傾するように座面を前傾させる点が記載されている。しかしながら、特許文献1の開示の技術では、鉄道車両用のシートとしては未だ改善すべき余地がある。
そこで、本発明は、利便性に優れた鉄道車両用シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態では、利用者の体を下支えする座面を備え、前記座面は、後方に比べて前方の高さが低く、利用者が最も深く腰掛けた状態では利用者が脛部を直立させると利用者の大腿部が前方に向かって下り傾斜するような高さがあり、また、利用者が最も深く腰掛けた状態では前方の端部が利用者の膝裏(ひかがみ)との間に空間部を生じさせる程度の奥行である。
本発明によれば、利便性に優れた鉄道車両用シートを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートの側面図である。 図2は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートの上面図(a)および正面図(b)である。 図3は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートを設けた鉄道車両の車室の平面図である。 図4は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートを設けた鉄道車両の車室内を後方から前方に見た図である。 図5は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートで仕切り部材に手をかけて利用者が立ち上がる様子を説明する図である。 図6は、本発明の実施例とは異なる構成の鉄道車両用シートを設けた鉄道車両の車室内を後方から前方に見た図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である鉄道車両用シートの側面図である。図2は、同鉄道車両用シートの上面図(a)、および正面図(b)である。
図1以下の図面においては、鉄道車両用シート1が設置される鉄道車両111(図3)の方向を矢印で適宜図示している。「上」「下」は鉄道車両111から見た上下方向を示し、「前」「後」は鉄道車両111の前後方向を示す。「前」方向は、鉄道車両111の進行方向となる。また、「右」「左」は鉄道車両111の前方向(進行方向)に向かって左右方向を示す。また、以下の記載において、鉄道車両用シート1の各部の説明について「前」「後」などと方向を記すときは、当該鉄道車両用シート1に腰掛けた利用者(乗客)から見た方向である。
図1、図2に示すように、鉄道車両用シート1は座台11を備えている。この座台11は脚部12と当該脚部12の後側から上に延びた支持部13とを備えている。支持部13の高さ方向の中間位置からは、前方に向けてシートクッション支持部14が延び出している。支持部13のシートクッション支持部14より上方には、シートバック支持部15が延び出している。座台11は鉄道車両111(図3)の車室101内の床102および壁103に固定される。
シートクッション支持部14上には、シートクッション2が固定されている。シートクッション2の上面は座面3をなし、利用者201が腰を降ろすことができ、利用者201の体を下支えする。シートバック支持部15の前方側には、シートバック4が固定されている。シートバック4は、利用者201の背部を支持する。
各鉄道車両用シート1は、後述のとおり、複数個が左右方向に隣接して並べられている。そして、本実施例では、各鉄道車両用シート1と、その隣の鉄道車両用シート1との間には、両鉄道車両用シート1間を仕切る仕切り部材5が設けられている。この仕切り部材5は、アームレストとしても使用できる部材で、一端側がシートバック支持部15に固定され、そこから前方側に延び出し、下側に湾曲して、その先の他端側がシートクッション支持部14側に固定されている。なお、脚部12と支持部13とシートバック支持部15とが壁103に埋め込まれて車室101内に露出していない構成としてもよい。
ところで、このような鉄道車両用シート1は、鉄道車両111(図3)の車室101内に設置され、利用者201たる乗客が腰掛けるのに使用される。このような用途であるため、比較的長時間の利用の場合においては、鉄道車両用シート1は、利用者201がどっしりと腰を降ろすことができ、疲れにくい構造のものであることが望ましい。
一方、地下鉄や各駅停車の鉄道車両などにおいては、乗車してから降車するまでの乗車時間が5〜10分程度の短時間利用の乗客も多い。このような短時間利用の乗客にとっては、どっしりと腰を降ろせるものよりも、座り立ちの動作が楽に行えるような構造の鉄道車両用シート1であることが望ましい。特に、足腰など下半身に何らかの障がいを抱えている乗客、妊婦である乗客、幼児を抱いている乗客、高齢者である乗客などにとっては、短時間利用の場合に、座り立ちの動作が楽に行えることは重要である。
そこで、本実施例の鉄道車両用シート1は、短時間利用の乗客にとっても好適であるように、座り立ちの動作を楽に行うために好適な構造とした。以下では、このような鉄道車両用シート1の構造の詳細について説明する。
まず、鉄道車両に用いられるシートの座面の床からの高さは、一般的には40cm〜43cm程度である。これに対して、本実施例の鉄道車両用シート1は、座面3の床102からの高さが、利用者201が最も深く腰掛けた状態では、脛部202を直立させると、利用者201の大腿部203が前方に向かって下り傾斜するような高さに構成されている。ここで、利用者201は、日本人成人男性の平均身長の人物を想定している。現在の日本人成人男性(20才〜64才)の平均身長は、170cmを少し超える程度である(ちなみに、現在の日本人成人女性(20才〜64才)の平均身長は、158cmを少し超える程度である)。より具体的には、座面3の床102からの高さを47cm〜60cm程度、望ましくは52cm程度とするのがよい。
また、座面3は、その後方3aに比べて前方3bの高さが幾分低くなるように構成されている。より具体的には、座面3は、その後方3aから前方3bに向かって緩やかに下り傾斜している。このように、座面3の高さは全体に一様ではないが、その傾斜は緩やかなものであり、前記のとおり、全体として47cm〜55cm程度の範囲内の高さに納めることが望ましい。
さらに、鉄道車両に用いられるシートの座面の奥行の長さは、一般に46cm程度である。これに対して、本実施例の鉄道車両用シート1は、座面3の奥行の長さを、利用者201が最も深く腰掛けた状態でも、前方3bの端部3cが利用者201の膝裏(ひかがみ)204側に届かない程度の長さに、換言すると空間部sを生じるように構成している。ここでも、利用者201は、日本人成人男性の平均身長の人物を想定している。すなわち、具体的には、座面3の奥行の長さは、例えば30cm〜40cm程度、望ましくは35cm程度である。
仕切り部材5の上面部5aは、座面3に座る利用者201が最も深く腰掛けた状態では、概ね利用者201が、その前腕部205を載せられる程度の高さがある。そして、仕切り部材5の上面部5aは、その少なくとも前部5a1部分が前方に向かって下り傾斜している。この例では、仕切り部材5の上面部5aは、その後部5a2から前部5a1に向かって漸次傾斜が急になるように下り傾斜していて、最前部5bで大きく下に折れ曲がっている。そして、仕切り部材5のその先はシートクッション支持部14に固定されている。仕切り部材5の上面部5aの幅は、座面3に座る利用者の前腕部205を載せることが可能であるが、あまり広くならない程度である。この仕切り部材5の上面部5aの高さや幅についても、利用者201は、日本人成人男性の平均身長の人物を想定している。
図3は、鉄道車両内の平面図である。図3の(a)と(b)とは、異なる構成例を示している。何れの例においても、各鉄道車両用シート1は、鉄道車両用シート1における左右方向に隣接し合うように並べられ、その並列方向は鉄道車両111の進行方向(前後方向)である。すわち、図3の(a)と(b)の何れの例においても、鉄道車両111の車室101の左右方向両側の壁103にそれぞれ沿って、鉄道車両用シート1の後ろ側を壁103側として、複数個の鉄道車両用シート1が並べて配置されている。
図3の(a)と(b)との相違点は、前者は、全ての座席が鉄道車両用シート1で構成されているのに対して、後者は、2種類が混在、すなわち、鉄道車両用シート1と、この鉄道車両用シート1とは構成が異なる鉄道車両用シート401とが混在していることである。鉄道車両用シート401は、図6に示すように、鉄道車両用シート1と比べて、座面が低く(40cm程度)、座面の奥行の長さが長い(46cm程度)、一般的な鉄道車両用シートである(なお、図6においては、鉄道車両用シート401の座台の詳細な図示を省略している)。図3(b)の例では、例えば2つの鉄道車両用シート1が、鉄道車両111の乗降口112に近い位置に並べて配置されている。
次に、以上のような構成の鉄道車両用シート1の作用について説明する。
まず、座面3の床102からの高さが、利用者201が最も深く腰掛けた状態では、脛部202を直立させると、利用者201の大腿部203が前方に向かって下り傾斜するような高さに構成されている。
このように座面3の高さが高いため、鉄道車両用シート1は、利用者201にとって立ち座りの動作が楽に行える。すなわち、乗車時間が5〜10分程度の短時間利用の乗客にとってのシートは、どっしりと腰を降ろせる構造である必要もなく、疲れにくい構造である必要もない一方、座って間もなく立つ必要があるので、立ち座りの動作が楽に行える必要がある。よって、鉄道車両用シート1は、短時間利用の乗客、特に、足腰など下半身に何らかの障がいを抱えている乗客、妊婦である乗客、幼児を抱いている乗客、高齢者である乗客など、座り立ちの動作が行いにくい乗客にとっては、座面の低い鉄道車両用シート401より使いやすい。また、鉄道車両用シート1は、座り立ちの動作が楽に行えるので、鉄道車両111の乗降がスムーズになり、通勤時間帯などの鉄道車両111の混雑する時間帯の使用に好適である。
さらに、図4に示すように、座面3は利用者201の大腿部203が前方に向かって下り傾斜するような高さがあるため、利用者201の脚206が前方に向かってあまり突出しない。そのため、他の乗客にとっては、鉄道車両111の車室101を広く使用でき、鉄道車両用シート1に腰掛けている利用者201の脚206が、その前方で立ったまま乗車している乗客201aの邪魔になりにくい。これは、特に鉄道車両111の混雑する時間帯には、混雑を緩和することに寄与する。これに対して、図6に示すように、鉄道車両用シート401の場合は、図4の鉄道車両用シート1の場合に比べて、利用者201の膝206が前方に向かって突出し、利用者201が占有する床102の面積が広くなり、乗客201aの邪魔になりやすいといえる。
そして、図1、図2に示すように座面3が高いため、シートクッション2やシートクッション支持部14の高さも高い。そのため、シートクッション支持部14と床102との間に大型の荷物を置きやすくなる。また、鉄道車両111の清掃者がシートクッション支持部14の下の床102部分の清掃を行いやすくなる。特に、脚部12や支持部13が車室101内に露出していないタイプの鉄道車両111では清掃が容易になる。さらに、座面3の高さが、利用者201の大腿部203が前方に向かって下り傾斜するような高さであるため、逆に大腿部203が前方に向かって上り傾斜するような低いものであった場合に比べ、利用者201は脚206を前方に投げ出して座ることが少ない。よって、利用者201は鉄道車両用シート1側に脚206を畳めて座ることが期待できるので、この点でも、他の乗客は車室101を広く使用でき、前方で立ったまま乗車している乗客201aの邪魔になりにくい。
また、座面3は、その後方3aに比べて前方3bの高さが幾分低くなるように構成されている。そのため、座面3の高さが前記のように高くて、利用者201にとって足の裏側が床102に着きにくいような場合でも、大腿部203の裏側207(の膝裏204近く)が座面3からの圧力を受けにくい。また、後方3aより前方3bが低くなっているので、利用者201にとっては鉄道車両用シート1から立ち上がる際には腰を持ち上げやすく、鉄道車両用シート1からの立ち上がり動作を行いやすい。
さらに、鉄道車両用シート1は、座面3の奥行の長さを、利用者201が最も深く腰掛けた状態でも、前方3bの端部3cが利用者201の膝裏204側に届かない程度の長さに構成している。
よって、座面3の高さが前記のように高くて、利用者201にとって足の裏側が床102に着きにくいような場合でも、座面3の奥行が短い分、大腿部203の裏側207(の膝裏204近く)が座面3からの圧力を受けにくい。また、この場合には、座面3が邪魔になりにくいので、シートクッション支持部14と床102との間に大型の荷物を置きやすくなる。また、座面3が邪魔になりにくいので、鉄道車両111の清掃者がシートクッション支持部14の下の床102部分の掃除を行いやすくなる。さらに、シートクッション2の材料費を低減させ、座面3が狭い分、座面3上の掃除も行いやすくなる。
仕切り部材5の上面部5aは、座面3に座る利用者201が最も深く腰掛けた状態では、概ね利用者201が、その前腕部205を載せられる程度の高さがある。そのため、仕切り部材5をアームレストとしても使用できる。そして、仕切り部材5の上面部5aは、その前部5a1部分が前方に向かって下り傾斜している。そのため、図5に示すように、鉄道車両用シート1から利用者201が立ち上がる際には、当該前部5a1部分に手を掛けて力を入れやすい。よって、利用者201は鉄道車両用シート1から立ち上がる動作を行いやすい。また、前部5a1部分が前方に向かって下り傾斜していることで、前部5a1部分が邪魔になりにくく、利用者201が鉄道車両用シート1に斜め前方から出入りしやすい。よって、通勤時間帯のように混雑している状況においても、鉄道車両用シート1への座り立ち作業が行いやすい。
また、仕切り部材5が設けられていることにより、万が一、鉄道車両111がやむを得ず急停車した場合などにおいても、乗客の二次衝突を抑制することができる。すなわち、鉄道車両111の急停車などが生じても、鉄道車両用シート1に座っている乗客(利用者201)の体は仕切り部材5に支持されて飛ばされにくく、乗客が鉄道車両111内で将棋倒しになってしまう状況を抑制することができる。特に、鉄道車両用シート1は、図3に示すように、その複数個が車両の進行方向(前後方向)を左右方向として並んでいる。そのため、鉄道車両111の急停車などが生じても、鉄道車両用シート1に座っている乗客(利用者201)の体は仕切り部材5に支持されて、鉄道車両111前方に飛ばされにくく、乗客が鉄道車両111内で前方に将棋倒しになってしまうのを抑制することができる。
また、図3(a)の例では、鉄道車両用シート1の他、鉄道車両用シート1より座面が低く、座面の奥行も広い鉄道車両用シート401も用意されている。よって、長時間乗車する予定の乗客は、どっぷりと座れる鉄道車両用シート401を選び、短時間しか乗車しない予定の乗客は、座り立ちが容易な鉄道車両用シート1を選ぶことができる。よって、乗客の乗車目的に応じて最適なシートを使い分けることができる。そして、鉄道車両用シート1は、乗降口112に近い位置に設置するようにしているので、鉄道車両用シート1は、座り立ちが容易となり、しかも、鉄道車両111への乗降も容易なシートとなる。そのため、短時間しか乗車せず、乗車して間もなく降車する乗客にとって、鉄道車両用シート1は乗降が楽なシートとなる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1 鉄道車両用シート
3 座面
3a (座面)後方
3b (座面)前方
3c (座面)前方の端部
5 仕切り部材
5a 上面部
5a1 (上面部)前部
111 鉄道車両
201 利用者(乗客)
202 脛部
203 大腿部
204 膝裏側
205 前腕部

Claims (5)

  1. 利用者の体を下支えする座面を備え、
    前記座面は、後方に比べて前方の高さが低く、利用者が最も深く腰掛けた状態では利用者が脛部を直立させると利用者の大腿部が前方に向かって下り傾斜するような高さがあり、また、利用者が最も深く腰掛けた状態では前方の端部が利用者の膝裏との間に空間部を生じさせる程度の奥行であることを特徴とする鉄道車両用シート。
  2. 隣の鉄道車両用シートとの間を仕切る仕切り部材を備え、
    前記仕切り部材の上面部は、前記座面に座る利用者の前腕部を載せられる程度の高さと幅があり、前部部分は前方に向かって下り傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用シート。
  3. 複数個が左右方向に隣接して並べられ、その並列方向は鉄道車両の進行方向であるロングシートに適用されることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道車両用シート。
  4. 前記高さ、前記奥行は、前記利用者が日本の成人男子の平均身長であることを基準としていることを特徴とする請求項1〜3の何れかの一項に記載の鉄道車両用シート。
  5. 利用者の体を下支えする座面を備え、前記座面は、後方に比べて前方の高さが低く、利用者が最も深く腰掛けた状態では利用者が脛部を直立させると利用者の大腿部が前方に向かって下り傾斜するような高さがあり、また、利用者が最も深く腰掛けた状態では前方の端部が利用者の膝裏との間に空間部を生じさせる程度の奥行である鉄道車両用シートを備えることを特徴とする鉄道車両。
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