JP2015115991A - 回転電機 - Google Patents

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Akihiko Dousaka
明彦 銅坂
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Abstract

【課題】すべり軸受を備えた回転電機の油切り部材へのシール部材の取り付けまたは交換を行うに当たり、その取り付けまたは交換の作業が容易な構造とする。【解決手段】回転電機1は、軸受ハウジング5と、油切り部材6と、本体フレーム内空間4aと軸受ハウジング内空間5aとの間で漏洩流路をシールするシール部材7と、シール部材7を油切り部材6に取り付ける複数のボルト12と、を有する。シール部材7は、周方向に分割された複数の分割シール部材からなる。分割シール部材それぞれは、樹脂製の複数の部分円環状のシール板と、シール板同士の間にはさまれてその内周面がシール板の内周よりも外周側に後退した金属製の部分円環状のスペーサと、を含む。シール板およびスペーサの全体が樹脂によって一体成型されている。【選択図】図1

Description

この発明は、すべり軸受を備えた回転電機に関する。
内圧防爆形回転電機は、たとえば引火性ガスを有する雰囲気中に設置され、回転電機の内部に保護気体を常時供給することにより、回転電機内の圧力を大気圧よりも高く維持して、機内に引火性ガスが入り込むのを抑制している。
特許文献1に記載されているように、すべり軸受を備えた内圧防爆形回転電機で、本体フレーム内空間と軸受ハウジング内空間とを仕切る油切り部材が設けられ、この油切り部材にシール部材を取り付ける技術が知られている。
特開2010−63280号公報
たとえば特許文献1に記載された技術において、シール部材はロータシャフトに対向して摺動し、磨耗するので、適時に新品と交換する作業が必要である。このシール部材は、軸受ハウジングの内側に取り付けられた油切り部材のさらに奥の本体フレーム空間側に取り付けられるので、その交換作業は手間のかかる作業である。特に、交換作業の現場に多数の部品を持ち込んでその場で組み合わせてシール部材を組み立てることは、困難で手間のかかる作業である。
そこで、本発明の目的は、すべり軸受を備えた回転電機の油切り部材へのシール部材の取り付けまたは交換を行うに当たり、その取り付けまたは交換の作業が容易な構造とすることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る回転電機は、固定子を収納し、保護気体が供給されて大気圧より高い圧力に維持される本体フレーム内空間を形成する本体フレームと、前記固定子内で回転可能な回転子とともに回転軸周りを回転するロータシャフトと、前記ロータシャフトを前記本体フレームの外側で支持して潤滑油が供給されるすべり軸受と、前記本体フレームに隣接して設けられて前記すべり軸受を収納する軸受ハウジング内空間を形成する軸受ハウジングと、前記ロータシャフトが貫通する開口を有して前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間とを仕切り、前記本体フレーム内空間側に向かって開口する複数の取り付けネジ穴が形成された油切り部材と、前記油切り部材の前記本体フレーム内空間側に取り付けられ、前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間との間で前記ロータシャフトの外周面に沿って形成される漏洩流路をシールするシール部材と、回転軸方向に延びて前記シール部材に挿通され、前記油切り部材の前記取り付けネジ穴に螺合して、前記シール部材を前記油切り部材に取り付ける複数のボルトと、を有する回転電機であって、前記シール部材は、周方向に分割されていて、前記複数のボルトが貫通する回転軸方向の取り付け用貫通孔がそれぞれに形成された複数の分割シール部材からなり、前記複数の分割シール部材それぞれは、前記回転軸に垂直な方向に広がる広がり面を有して、前記ロータシャフトの外周面に向かって半径方向外側から内側に突出して互いに回転軸方向の間隔をあけて配置された樹脂製の複数の部分円環状のシール板と、互いに回転軸方向に隣接する前記複数のシール板同士の間にはさまれてその内周面が前記シール板の内周よりも半径方向外周側に後退した少なくとも一つの金属製の部分円環状のスペーサと、を含み、前記複数のシール板および前記スペーサの全体が樹脂によって一体成型されていて、前記取り付け用貫通孔は前記シール板および前記スペーサを貫通していること、を特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る回転電機は、固定子を収納し、保護気体が供給されて大気圧より高い圧力に維持される本体フレーム内空間を形成する本体フレームと、前記固定子内で回転可能な回転子とともに回転軸周りを回転するロータシャフトと、前記ロータシャフトを前記本体フレームの外側で支持して潤滑油が供給されるすべり軸受と、前記本体フレームに隣接して設けられて前記すべり軸受を収納する軸受ハウジング内空間を形成する軸受ハウジングと、前記ロータシャフトが貫通する開口を有して前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間とを仕切り、前記本体フレーム内空間側に向かって開口する複数の取り付けネジ穴が形成された油切り部材と、前記油切り部材の前記本体フレーム内空間側に取り付けられ、前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間との間で前記ロータシャフトの外周面に沿って形成される漏洩流路をシールするシール部材と、回転軸方向に延びて前記シール部材に挿通され、前記油切り部材の前記取り付けネジ穴に螺合して、前記シール部材を前記油切り部材に取り付ける複数のボルトと、を有する回転電機であって、前記シール部材は、周方向に分割されていて、回転軸方向の取り付け用貫通孔がそれぞれに形成された複数の分割シール部材からなり、前記複数の分割シール部材それぞれは、前記回転軸に垂直な方向に広がる広がり面を有して、前記ロータシャフトの外周面に向かって半径方向外側から内側に突出して互いに回転軸方向の間隔をあけて配置された樹脂製の複数の部分円環状のシール板と、前記シール板の外周部がはめ込まれる複数の溝が形成され、前記複数の取り付け用貫通孔が形成された部分円環状の金属製の保持部材と、を含み、前記複数のシール板が前記溝にはめ込まれた状態で前記保持部材の前記溝に近い部分を回転軸方向に圧縮して前記溝の幅を押し縮めるように塑性変形させることにより前記複数のシール板が前記保持部材に固定されていること、を特徴とする。
本発明によれば、すべり軸受を備えた回転電機の油切り部材へのシール部材の取り付けまたは交換を行うに当たり、その取り付けまたは交換の作業が容易になる。
本発明の第1の実施形態に係る回転電機におけるすべり軸受付近の上半部分縦断面図である。 図1のシール部材付近を拡大して示す上半部分縦断面図である。 図1のIII−III線矢視部分側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る回転電機の分割シール部材の製造におけるモールド工程を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る回転電機の分割シール部材の一つを示す正面図である。 図5の分割シール部材のVI−VI線矢視断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る立形回転機械装置の実施形態を説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転電機におけるすべり軸受付近の上半部分縦断面図である。また、図2は、図1のシール部材付近を拡大して示す上半部分縦断面図である。図3は図1のIII−III線矢視部分側面図である。
回転電機1は、本体フレーム4とこれに軸方向に隣接する軸受ハウジング5とを有する。回転電機1は、本体フレーム内空間4aに固定子と回転子と(図示せず)を有し、軸受ハウジング内空間5aにすべり軸受2を有する。また、回転電機1は、本体フレーム内空間4aと軸受ハウジング内空間5aとを貫通して回転子とともに回転するロータシャフト3を有する。ロータシャフト3は水平方向に延びている。
回転電機1は、本体フレーム内空間4aと軸受ハウジング内空間5aとを仕切る油切り部材6を有しており、油切り部材6にはシール部材7が取り付けられている。
ロータシャフト3は、回転軸50の周りに回転する円柱状の金属製シャフトである。ロータシャフト3は、本体フレーム内空間4aと軸受ハウジング内空間5aとを貫通し、すべり軸受2により回転可能に支持されている。なお、図1の本体フレーム4の右端部(図示しない)には他の軸受があり、ロータシャフト3を回転支持している。
すべり軸受2は、軸受ハウジング内空間5aに配置され、ロータシャフト3を回転可能に軸支している。すべり軸受2は、図示しない潤滑油供給機構を有し、潤滑油供給機構は、すべり軸受2とロータシャフト3との間に潤滑油を供給する。
図示しない保護気体供給機構により、本体フレーム内空間4aに所定流量の保護気体が常時供給されている。これによって、本体フレーム内空間4aの気圧は、大気圧よりも高い圧力に維持されている。保護気体としては、清浄空気などが用いられる。したがって、回転電機1が引火性ガスを有する雰囲気中に設置されても、引火性ガスが本体フレーム内空間4aに入り込むのを防止することができる。
油切り部材6は、ロータシャフト3が貫通する貫通孔6aを有し、本体フレーム内空間4aと軸受ハウジング内空間5aとを仕切る位置に配設されている。したがって、すべり軸受2に供給された潤滑油が本体フレーム内空間4aに飛散するのを防止することができる。
シール部材7は、複数(図示の例では2個)の部分円環状の分割シール部材10からなり、これらの分割シール部材10を周方向につなぎ合わせて全体で円環状になるように配置される。各分割シール部材10は、複数枚(図示の例では3枚)の部分円環状のシール板7aと、シール板7a同士の間に挟まれたスペーサ7bと、油切り部材6に最も近いシール板7aと油切り部材6との間に挟まれた取り付け部板11と、軸方向最先端のシール板7aの先端側に配置された当て板7eとを有する。
各分割シール部材10には、回転軸方向に貫通する複数の取り付け用貫通孔が形成され、これらの取り付け用貫通孔にボルト12を挿通して、ボルト12の頭部12aを回して、油切り部材6の取り付けネジ穴51にボルト12のネジ部ねじ込むことにより、各分割シール部材10が油切り部材6に取り付けられるようになっている。
シール板7a、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eは、いずれも、ロータシャフト3の周方向の一部(図示の例では半分)を囲む部分円環状である。シール板7a、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eのそれぞれに、ボルト12が挿通する複数の取り付け用貫通孔が、周方向に互いに間隔をあけて形成されている。
各シール板7aは回転軸に垂直な面内に広がっていて、その内周端部は、ロータシャフト3の外周面とわずかな間隙40を介して対向している。スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eの内周側端部はシール板7aの内周側端部よりは半径方向外側に後退している。複数のシール板7a同士は、スペーサ7bをはさんで、回転軸方向に互いに間隔をあけて配置されている。
ロータシャフト3が回転すると、その回転による軸受部の油膜形成によって、ロータシャフト3は若干浮上する。また、ロータシャフト3は、振動の影響などにより、半径方向に若干移動する。これにより、シール板7aの内周がロータシャフト3の外周と摺動することがある。そのため、シール板7aは、ロータシャフト3と摺動したときにロータシャフト3に損傷を与えないような軟らかい材料であることが望ましく、かつ、耐熱性、耐摩耗性に優れた材料であることが望ましい。そのような材料としては、たとえば、フッ素樹脂などの樹脂、より具体的な例としてはテフロン(登録商標)が適している。
スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eは、構造強度が強いものがよく、たとえば金属製である。
この実施形態では、シール板7a、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eが、樹脂によって一体成型されて、分割シール部材10が一体として形成されている。
図4は、第1の実施形態に係る回転電機の分割シール部材の製造におけるモールド工程を示す模式的断面図である。図4に示すように、たとえば二つの分割型32の空洞部41内に、シール板7a、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eを並べて、これら二つの分割型32を合わせて型を形成する。その後に、注入口13を通じて型の空洞部41内に溶融した樹脂(たとえばフッ素樹脂)を注入する。そして、樹脂が固化した後に型を開いて、型から分割シール部材10(図3)が取り出される。
上記工程により、分割シール部材10全体の外表面を覆うように樹脂層が形成されて、分割シール部材10が一体化される。
また、上述の工程の変形例として、分割型32の空洞部41内に、金属製の部材のみ、すなわち、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eを並べて、型を形成し、その後に、注入口13を通じて型の空洞部41内に溶融した樹脂(たとえばフッ素樹脂)を注入するようにしてもよい。その場合、シール板7aの部分は、型の空洞部41内に注入された樹脂によって形成される。
この第1の実施形態では、分割シール部材10が一体となっていることから、分割シール部材10を油切り部材6に取り付けるに当たり、その取り付け作業が容易になる。しかも、スペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eは、金属などの構造強度が強い材料からなるので、分割シール部材10全体の必要な機械強度を確保することができる。また、シール板7aは樹脂製であるから、ロータシャフト3との摺動に適している。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る回転電機の分割シール部材の一つを示す正面図である。図6は図5の分割シール部材のVI−VI線矢視断面図である。
第2の実施形態の回転電機の分割シール部材20は、第1の実施形態の分割シール部材10に置き換えられるものであって、部分円環状の金属製の保持部材21と、この保持部材21に保持された複数枚(図示の例では3枚)のシール板7aとを有する。
シール板7aの構造は第1の実施形態と同様である。保持部材21には、ボルト12(図1〜3)が挿通される回転軸方向の取り付け用貫通孔23が形成されている。
保持部材21の内周面に、周方向に延びる複数(図示の例では3個)の溝22が形成されており、この溝22にシール板7aの外周付近がはめ込まれている。溝22にシール板7aがはめ込まれた後に、保持部材21の溝22に対応する位置を回転軸方向に押し叩くことにより保持部材21を塑性変形させ、溝22とシール板7aとが互いに固着するようにする(すなわち、かしめる)。
この第2の実施形態によれば、保持部材21が、第1の実施形態のスペーサ7b、取り付け部板11および当て板7eの機能を有し、さらに、かしめによってシール板7aが保持部材21と一体化される。これにより、第1の実施形態と同様に、分割シール部材20を油切り部材6に取り付けるに当たり、その取り付け作業が容易になる。しかも、保持部材21は、金属などの構造強度が強い材料からなるので、分割シール部材20全体の必要な機械強度を確保することができる。
[他の実施形態]
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 回転電機
2 すべり軸受
3 ロータシャフト
4 本体フレーム
4a 本体フレーム内空間
5 軸受ハウジング
5a 軸受ハウジング内空間
6 油切り部材
6a 貫通孔
7 シール部材
7a シール板
7b スペーサ
7e 当て板
10 分割シール部材
11 取り付け部板
12 ボルト
12a 頭部
13 注入口
20 分割シール部材
21 保持部材
22 溝
23 取り付け用貫通孔
32 分割型
40 間隙
41 空洞部
50 回転軸
51 取り付けネジ穴

Claims (5)

  1. 固定子を収納し、保護気体が供給されて大気圧より高い圧力に維持される本体フレーム内空間を形成する本体フレームと、
    前記固定子内で回転可能な回転子とともに回転軸周りを回転するロータシャフトと、
    前記ロータシャフトを前記本体フレームの外側で支持して潤滑油が供給されるすべり軸受と、
    前記本体フレームに隣接して設けられて前記すべり軸受を収納する軸受ハウジング内空間を形成する軸受ハウジングと、
    前記ロータシャフトが貫通する開口を有して前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間とを仕切り、前記本体フレーム内空間側に向かって開口する複数の取り付けネジ穴が形成された油切り部材と、
    前記油切り部材の前記本体フレーム内空間側に取り付けられ、前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間との間で前記ロータシャフトの外周面に沿って形成される漏洩流路をシールするシール部材と、
    回転軸方向に延びて前記シール部材に挿通され、前記油切り部材の前記取り付けネジ穴に螺合して、前記シール部材を前記油切り部材に取り付ける複数のボルトと、
    を有する回転電機であって、
    前記シール部材は、周方向に分割されていて、前記複数のボルトが貫通する回転軸方向の取り付け用貫通孔がそれぞれに形成された複数の分割シール部材からなり、
    前記複数の分割シール部材それぞれは、
    前記回転軸に垂直な方向に広がる広がり面を有して、前記ロータシャフトの外周面に向かって半径方向外側から内側に突出して互いに回転軸方向の間隔をあけて配置された樹脂製の複数の部分円環状のシール板と、
    互いに回転軸方向に隣接する前記複数のシール板同士の間にはさまれてその内周面が前記シール板の内周よりも半径方向外周側に後退した少なくとも一つの金属製の部分円環状のスペーサと、
    を含み、前記複数のシール板および前記スペーサの全体が樹脂によって一体成型されていて、
    前記取り付け用貫通孔は前記シール板および前記スペーサを貫通していること、
    を特徴とする回転電機。
  2. 前記シール板はフッ素樹脂製であって、前記複数のシール板および前記スペーサの全体がフッ素樹脂によって一体成型されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ボルトの前記取り付けネジ穴に螺合する先端部の反対側端部にボルトの頭部が形成されており、
    前記ボルトの頭部とそのボルトの頭部に最も近い前記シール板との間に金属製の部分円環状の当て板が配置されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 固定子を収納し、保護気体が供給されて大気圧より高い圧力に維持される本体フレーム内空間を形成する本体フレームと、
    前記固定子内で回転可能な回転子とともに回転軸周りを回転するロータシャフトと、
    前記ロータシャフトを前記本体フレームの外側で支持して潤滑油が供給されるすべり軸受と、
    前記本体フレームに隣接して設けられて前記すべり軸受を収納する軸受ハウジング内空間を形成する軸受ハウジングと、
    前記ロータシャフトが貫通する開口を有して前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間とを仕切り、前記本体フレーム内空間側に向かって開口する複数の取り付けネジ穴が形成された油切り部材と、
    前記油切り部材の前記本体フレーム内空間側に取り付けられ、前記本体フレーム内空間と前記軸受ハウジング内空間との間で前記ロータシャフトの外周面に沿って形成される漏洩流路をシールするシール部材と、
    回転軸方向に延びて前記シール部材に挿通され、前記油切り部材の前記取り付けネジ穴に螺合して、前記シール部材を前記油切り部材に取り付ける複数のボルトと、
    を有する回転電機であって、
    前記シール部材は、周方向に分割されていて、回転軸方向の取り付け用貫通孔がそれぞれに形成された複数の分割シール部材からなり、
    前記複数の分割シール部材それぞれは、
    前記回転軸に垂直な方向に広がる広がり面を有して、前記ロータシャフトの外周面に向かって半径方向外側から内側に突出して互いに回転軸方向の間隔をあけて配置された樹脂製の複数の部分円環状のシール板と、
    前記シール板の外周部がはめ込まれる複数の溝が形成され、前記複数の取り付け用貫通孔が形成された部分円環状の金属製の保持部材と、
    を含み、
    前記複数のシール板が前記溝にはめ込まれた状態で前記保持部材の前記溝に近い部分を回転軸方向に圧縮して前記溝の幅を押し縮めるように塑性変形させることにより前記複数のシール板が前記保持部材に固定されていること、
    を特徴とする回転電機。
  5. 前記シール板はフッ素樹脂製であることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
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