JP2015115906A - 放送受信機 - Google Patents

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【課題】煩雑な処理を追加することなく必要時に迅速に放送局リストを更新することができる放送受信機を提供すること。【解決手段】DAB受信機は、放送番組を受信する第1チューナ10と、受信可能な放送局をサーチするサーチ処理と放送局のデータサービス(EPGデータ)を受信するデータサービス受信処理を選択的に実施する第2チューナ20とを有する。また、DAB受信機は、サーチ処理を行うサーチ処理部42と、サーチ処理部42によってサーチ処理が行われる毎にサーチ結果を記憶するサーチ結果記憶部44と、今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部44に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化があった場合に、サーチ処理の割合を大きくするとともにデータサービス受信処理の割合を小さくする指示を第2チューナに対して行う処理割合設定部48とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、DAB(Digital Audio Broadcasting)放送規格等にしたがった番組データを受信する放送受信機に関する。
従来から、放送局情報と交通情報とを受信する受信部を備え、電界強度スキャンにより電波環境を監視し、電波環境が正常でないと判定されたときに周波数スキャンを行って、受信部により受信した放送局情報に基づいて、受信可能な放送局リスト(ステーションリスト)を更新するようにしたラジオデータシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−19041号公報
ところで、特許文献1に開示されたシステムでは、放送局リストの更新の有無を判定するために電界強度スキャンを行う必要があり、処理が煩雑であるという問題があった。また、電波環境に応じて放送局リストの更新タイミングが変更され、これに伴ってそれ以外のRDSデータであるTMCの受信タイミングも変更されるが、RDSデータの受信時間自体は従来通りであり、それ以外のRDSデータを効率よく取得することはできないという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、煩雑な処理を追加することなく必要時に迅速に放送局リストを更新することができ、放送局リスト更新の合間を利用して効率よくデータサービスを受信することができる放送受信機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の放送受信機は、放送番組を受信する第1チューナと、受信可能な放送局をサーチするサーチ処理と放送局のデータサービスを受信するデータサービス受信処理を選択的に実施する第2チューナとを有する放送受信機において、サーチ処理を行うサーチ処理部と、サーチ処理部によってサーチ処理が行われる毎にサーチ結果を記憶するサーチ結果記憶部と、サーチ処理部による今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化があった場合に、サーチ処理の割合を大きくするとともにデータサービス受信処理の割合を小さくする設定を行う処理割合設定部とを備えている。
繰り返し行われるサーチ処理の結果を比較することで受信可能な放送局の変化の有無を判定し、変化があった場合にサーチ処理の割合を高くしているため、電界強度のスキャンのような煩雑な処理を追加することなく必要時に迅速にサーチ処理を行って放送局リストを更新することが可能となる。
また、上述した処理割合設定部は、サーチ処理部による今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化がない場合に、サーチ処理の割合を小さくするとともにデータサービス受信処理の割合を大きくする設定を行うことが望ましい。受信可能な放送局の変化がない場合にはデータサービス受信処理の割合を高くしているため、サーチ動作(放送局リスト作成)の合間を利用して効率よくデータサービスを受信することが可能となる。
また、上述した処理割合設定部は、受信可能な放送局の変化の有無を、受信可能な放送局の数に基づいて判定することが望ましい。これにより、放送局数を比較するという簡単な処理によって、受信可能な放送局の変化の有無を知ることが可能となる。
また、受信周波数帯域に対応してサーチ処理を行うために所定の所要時間が必要であり、処理割合設定部は、受信可能な放送局に変化がない場合に、サーチ処理に必要な所要時間を維持するとともに、データサービス受信処理を行う時間を、受信可能な放送局に変化があった場合に比べて長くすることが望ましい。これにより、サーチ動作の合間を利用して効率よくデータサービスを受信することが可能となる。
また、上述した処理割合設定部は、受信可能な放送局に変化があった場合に、サーチ処理に必要な所要時間を維持するとともに、所要時間を要するサーチ処理を連続して繰り返し実施することが望ましい。これにより、最短の時間でサーチ処理を実施して確実に最新の放送局リストを得ることが可能となる。
また、上述したデータサービス受信処理には、電子番組案内データおよびTPEG(Transport Protocol Experts Group)データの少なくとも一方の取得処理が含まれることが望ましい。これにより、受信可能な放送局が変化した場合に迅速に放送局リストを更新するとともに、受信可能な放送局が変化しない場合には、電子番組案内データやTPEGを効率よく迅速に受信することが可能となる。
一実施形態のDAB受信機の構成を示す図である。 DAB放送信号のフレーム構成を示す図である。 受信可能な放送局をサーチするサーチ処理の結果に基づいてサーチ処理とデータサービス受信処理の割合を可変する動作手順を示す流れ図である。 放送局数の変化とEPGデータ受信処理との関係を示す説明図である。
以下、本発明の放送受信機を適用した一実施形態のDAB(Digital Audio Broadcasting)受信機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態のDAB受信機の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のDAB受信機は、第1チューナ10、第2チューナ20、デコーダ30、出力処理部32、アンプ34、スピーカ36、制御部40、表示部50、操作部52を備えている。このDAB受信機は、車両に搭載されている。
第1チューナ10は、放送番組を受信するためのものである。具体的には、第1チューナ10およびデコーダ30は、変調方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を用いたマルチキャリア方式で放送されたデジタル放送信号(DAB放送信号)を受信して復調処理および復号化処理を行って音声データを再生する。例えば、この第1チューナ10は、フロントエンド(F/E)12、アナログ−デジタル変換器(A/D)14を含んで構成されている。フロントエンド12は、アンテナ16を介して受信した放送信号を中間周波信号に変換する。アナログ−デジタル変換器14は、アナログの中間周波信号をデジタルデータ(中間周波データ)に変換する。デコーダ30は、中間周波データに対して復調処理と復号化処理を行ってサービス毎の音声データを生成する。
なお、本実施形態では、フロントエンド12から出力される中間周波信号をデジタルデータに変換した後にデコーダ30で復調処理と復号化処理を行っているが、どの部分までをアナログ処理で行い、どの部分からデジタル処理で行うかは適宜変更可能である。
図2は、DAB放送信号のフレーム構成を示す図である。図2に示すように、DAB放送信号のフレームは、同期チャネル、ファースト・インフォメーション・チャネルFIC、メイン・サービス・チャネルMSCによって構成されている。
同期チャネルは、NULLシンボルと位相基準シンボルPRS(Phase Reference Symbol)からなり、フレームの先頭部分を検出してフレーム同期をとるために用いられる。ファースト・インフォメーション・チャネルFICは、メイン・サービス・チャネルMSCの内容を説明する領域であり、時間/日付データ、サービス(番組)の配列データ、サービスのラベル(名称)、サービス識別コードSID(Service Identification Code)などが含まれる。複数個のFIG(ファースト・インフォメーション・グループ)がエネルギ拡散されて、所定の情報単位である1個のFIB(ファースト・インフォメーション・ブロック)を構成している。また、各FIBは、畳み込み符号化され、この畳み込み符号化された3個のFIBが1個のFICを構成している。メイン・サービス・チャネルMSCは、複数のサービスのそれぞれに対応する主に音楽データが含まれる。このメイン・サービス・チャネルMSCは、エネルギ拡散され、畳み込み符号化され、タイムインターリーブされた複数個のサブ・チャネル(SubCh)を含んでいる。
出力処理部32は、デコーダ30から出力される音声データが入力されており、音量の可変制御や他の音(例えば操作音)の重ね合わせ処理等を行う。アンプ34は、出力処理部32から出力される音声データを増幅してスピーカ36から増幅後の音声を出力する。なお、実際には、出力処理部32における各種処理後の音声データをアナログの音声信号に変換する必要がある。この変換処理は出力処理部32内で行ってもよいが、出力処理部32の後段にデジタル−アナログ変換器を設けて行うようにしてもよい。
第2チューナ20は、受信可能な放送局をサーチするサーチ処理と放送局のデータサービスを受信するデータサービス受信処理を行うためにDAB信号を受信するためのものである。この第2チューナ20は、第1チューナ10と同様に、フロントエンド(F/E)22、アナログ−デジタル変換器(A/D)24を含んで構成されている。フロントエンド22は、アンテナ16を介して受信した放送信号を中間周波信号に変換する。アナログ−デジタル変換器24は、アナログの中間周波信号をデジタルデータ(中間周波データ)に変換する。
制御部40は、DAB受信機全体の受信動作を制御するとともにサーチ処理やデータサービス受信処理などを行う。このために、制御部40は、サーチ処理部42、サーチ結果記憶部44、EPG処理部46、処理割合設定部48を備えている。なお、通常の受信動作の制御に関する構成(受信対象となるサービス(番組)を選択する動作や受信中のサービスについて受信内容を表示する動作などに必要な構成)については図示が省略されている。
サーチ処理部42は、受信周波数帯を所定方向に周波数掃引して、受信周波数帯に含まれる複数のアンサンブルを検出し、各アンサンブルに対応する放送局のリストを作成する。サーチ結果記憶部44は、サーチ処理部42によるサーチ結果(放送局リスト)を記憶する。EPG処理部46は、受信周波数帯に含まれる複数のアンサンブルの内容を調べて、各アンサンブルに含まれるサービス(番組)の一覧であるEPG(電子番組案内)を作成する。本実施形態では、データサービス受信処理としてEPGデータ受信処理を行い、受信したEPGデータを用いてEPG処理部46によってEPGを作成するものとする。
処理割合設定部48は、サーチ処理部42による今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部44に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化があった場合に、サーチ処理の割合を大きくするとともにデータサービス受信処理の割合を小さくする設定を行う。また、処理割合設定部48は、サーチ処理部42による今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部44に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化がない場合に、サーチ処理の割合を小さくするとともにデータサービス受信処理の割合を大きくする設定を行う。なお、処理割合設定部48は、受信可能な放送局の変化の有無を、受信可能な放送局の数に基づいて判定する。
本実施形態のDAB受信機はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図3は、受信可能な放送局をサーチするサーチ処理の結果に基づいてサーチ処理とデータサービス受信処理の割合を可変する動作手順を示す流れ図である。
サーチ処理部42は、サーチ処理実施のタイミングか否かを判定する(ステップ100)。例えば、本実施形態では、サーチ処理部42によるサーチ処理とEPG処理部46によるEPGデータ受信処理とがほぼ交互に実施され、少なくともEPGデータ受信処理時あるいはサーチ処理時に次のサーチ処理の開始タイミングがわかっているものとする。
サーチ処理実施のタイミングが到来しない場合にはステップ100の判定において否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、サーチ処理実施のタイミングが到来するとステップ100の判定において肯定判断が行われ、サーチ処理部42は、サーチ処理を実施する(ステップ102)。また、サーチ処理終了後(あるいはサーチ処理と並行して)、サーチ結果記憶部44は、サーチ処理結果を記憶する(ステップ104)。
次に、処理割合設定部48は、サーチ処理部42による今回のサーチ結果とサーチ結果記憶部44によって記憶された前回のサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局(具体的には受信可能な放送局数)に変化があったか否かを判定する(ステップ106)。受信品質(電波状態)が安定していて、放送局数に変化がなかった場合には否定判断が行われる。この場合には、処理割合設定部48は、サーチ処理に必要な所要時間を維持しつつ次のEPGデータの取得時間(EPGデータ受信処理の時間)を長く設定する(ステップ108)。処理割合設定部48は、このような設定をサーチ処理部42とEPG処理部46に対して指示することにより、サーチ処理の割合を小さくするとともにEPGデータの取得処理の割合を大きくしている。
また、車両の走行等に応じて受信品質(電波状態)が変化するような場合であって放送局数に変化があった場合にはステップ106の判定において肯定判断が行われる。次に、処理割合設定部48は、放送局数の変化が1局か否かを判定する(ステップ110)。1局の場合(放送局数の変化が小さい場合)には肯定判断が行われる。この場合には、処理割合設定部48は、サーチ処理に必要な所要時間を維持しつつ次のEPGデータの取得時間(EPGデータ受信処理の時間)を短く設定する(ステップ112)。処理割合設定部48は、このような設定をサーチ処理部42とEPG処理部46に対して指示することにより、サーチ処理の割合を大きくするとともにEPGデータの取得処理の割合を小さくしている。
また、放送局数の変化が2局以上の場合(放送局数の変化が大きい場合)にはステップ110の判定において否定判断が行われる。この場合には、処理割合設定部48は、サーチ処理に必要な所要時間を維持するとともに、次に実施予定のEPGデータ受信処理に代えてサーチ処理を連続して繰り返し実施する指示をサーチ処理部42に対して行う(ステップ114)。その後、ステップ102に戻って、直ちにサーチ処理が実施される。
なお、上述した流れ図にはEPGデータ受信処理の動作手順は含まれていないが、ステップ102のサーチ処理が終了してから、次にサーチ処理実施のタイミングが到来するまでの間にEPGデータ受信処理が行われる。
図4は、放送局数の変化とEPGデータ受信処理との関係を示す説明図である。図4において、「サーチ」はサーチ処理の実施タイミングを、「EPG」はEPGデータ受信処理の実施タイミングをそれぞれ示している。また、T0は、サーチ処理の実施に必要な所要時間であり、一定の時間が毎回確保される。T10、T11は、EPGデータ受信処理の実施に割り当てられた時間である。
図4(A)に示すように、前回と今回のサーチ結果を比較して放送局数に変化がない場合には、今回のサーチ処理の次に実施されるEPGデータ受信処理の時間T10は、前回のEPGデータ受信処理の時間T10と同じであって、放送局数に変化があった場合の時間T11(図4(B))と比べて長く設定される。
また、図4(B)に示すように、前回と今回のサーチ結果を比較して放送局数の変化が1の場合には、今回のサーチ処理の次に実施されるEPGデータ受信処理の時間T11は、前回のEPGデータ受信処理の時間T10よりも短く、あるいは、放送局数に変化がなかった場合のEPGデータ受信処理の時間T10(図4(A))よりも短く設定される。
さらに、図4(C)に示すように、前回と今回のサーチ結果を比較して放送局数の変化が2以上の場合には、今回のサーチ処理の次に本来実施されるEPGデータ受信処理を取り消して、代わりに次回のサーチ処理が続けて実施される。
このように、本実施形態のDAB受信機では、繰り返し行われるサーチ処理の結果を比較することで受信可能な放送局の変化の有無を判定し、変化があった場合にサーチ処理の割合を高くしているため、電界強度のスキャンのような煩雑な処理を追加することなく必要時に迅速にサーチ処理を行って放送局リストを更新することが可能となる。
また、受信可能な放送局の変化がない場合にはEPGデータ受信処理の割合を大きくしているため、サーチ動作(放送局リスト作成)の合間を利用して効率よくEPGデータを受信することが可能となる。
特に、処理割合設定部48は、受信可能な放送局の変化の有無を、受信可能な放送局の数に基づいて判定している。これにより、放送局数を比較するという簡単な処理によって、受信可能な放送局の変化の有無を知ることが可能となる。
また、受信周波数帯域に対応してサーチ処理を行うために所定の所要時間T0が必要であって、処理割合設定部48は、受信可能な放送局に変化がない場合に、サーチ処理に必要な所要時間T0を維持するとともに、EPGデータ受信処理を行う時間T10を、受信可能な放送局に変化があった場合の時間T11に比べて長く設定している。これにより、サーチ動作の合間を利用して効率よくEPGデータを受信することが可能となる。
また、処理割合設定部48は、受信可能な放送局に変化があった場合に、サーチ処理に必要な所要時間T0を維持するとともに、所要時間T0を要するサーチ処理を連続して繰り返し実施する指示をサーチ処理部42に対して行っている。これにより、最短の時間でサーチ処理を実施して確実に最新の放送局リストを得ることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、放送局のデータサービスとしてEPGデータの受信およびEPGの作成を考えたが、その他のデータサービスに置き換えたり、並行あるいは交互に行うようにしても良い。例えば、その他のデータサービスとしてTPEG(Transport Protocol Experts Group)データを受信してその内容表示等を行うようにしてもよい。この処理は、EPGデータの受信と並行に行ったり交互に行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1チューナ10を放送番組を受信するために用い、第2チューナ20をサーチ処理およびデータサービス受信用に用いたが、第2チューナ20の後段にもデコーダを設け、放送番組を2系統の構成で別々に受信したり、あるいは、ダイバーシティ受信するようにしてもよい。ダイバーシティ受信用には、アンテナ16も第1チューナ10と第2チューナ20とで別々のものを設けることが望ましい。
上述したように、本発明によれば、繰り返し行われるサーチ処理の結果を比較することで受信可能な放送局の変化の有無を判定し、変化があった場合にサーチ処理の割合を高くしているため、電界強度のスキャンのような煩雑な処理を追加することなく必要時に迅速にサーチ処理を行って放送局リストを更新することが可能となる。
10 第1チューナ
20 第2チューナ
30 デコーダ
32 出力処理部
40 制御部
42 サーチ処理部
44 サーチ結果記憶部
46 EPG処理部
48 処理割合設定部
50 表示部
52 操作部

Claims (6)

  1. 放送番組を受信する第1チューナと、受信可能な放送局をサーチするサーチ処理と放送局のデータサービスを受信するデータサービス受信処理を選択的に実施する第2チューナとを有する放送受信機において、
    前記サーチ処理を行うサーチ処理部と、
    前記サーチ処理部によって前記サーチ処理が行われる毎にサーチ結果を記憶するサーチ結果記憶部と、
    前記サーチ処理部による今回のサーチ結果と前記サーチ結果記憶部に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化があった場合に、前記サーチ処理の割合を大きくするとともに前記データサービス受信処理の割合を小さくする設定を行う処理割合設定部と、
    を備えることを特徴とする放送受信機。
  2. 請求項1において、
    前記処理割合設定部は、前記サーチ処理部による今回のサーチ結果と前記サーチ結果記憶部に記憶されたサーチ結果とを比較し、受信可能な放送局に変化がない場合に、前記サーチ処理の割合を小さくするとともに前記データサービス受信処理の割合を大きくする設定を行うことを特徴とする放送受信機。
  3. 請求項1または2において、
    前記処理割合設定部は、受信可能な放送局の変化の有無を、受信可能な放送局の数に基づいて判定することを特徴とする放送受信機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    受信周波数帯域に対応して前記サーチ処理を行うために所定の所要時間が必要であり、
    前記処理割合設定部は、受信可能な放送局に変化がない場合に、前記サーチ処理に必要な前記所要時間を維持するとともに、前記データサービス受信処理を行う時間を、受信可能な放送局に変化があった場合に比べて長くすることを特徴とする放送受信機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記処理割合設定部は、受信可能な放送局に変化があった場合に、前記サーチ処理に必要な前記所要時間を維持するとともに、前記所要時間を要する前記サーチ処理を連続して繰り返し実施することを特徴とする放送受信機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記データサービス受信処理には、電子番組案内データおよびTPEGデータの少なくとも一方の取得処理が含まれることを特徴とする放送受信機。
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