JP5787427B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、RDS(Radio Data System)等のラジオ受信機に関する。
従来から、受信可能な放送局を定期的(例えば5分毎)に検出してそのリスト(ステーションリスト)を作成するRDS受信機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、メインチューナとは別にサブチューナを備え、サブチューナを用いてステーションリストの作成を行うRDS受信機が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2010−268333号公報 特開2005−159868号公報
ステーションリストを更新する処理は、受信帯域の各周波数毎に放送信号の有無を調べるとともに放送信号が存在する場合にはその受信状態を検出することにより行われ、検出結果に基づいてステーションリストに含まれる放送局の追加や削除が行われる。
ところで、車両に搭載されたRDS受信機を考えた場合に、高い建物の近くを走行中の場合などにおいて一時的に電波状態が悪化する場合があり、このタイミングでステーションリストを更新すると、本来良好に受信可能な放送局を削除してしまうことになるため、放送局の削除は受信状態が悪いことを複数回確認した後に行うことが望ましい。ところが、このようにしてステーションリストから放送局を削除しようとすると、特許文献1に開示されたRDS受信機では受信可能な放送局を検出する周期の複数倍の時間を要することになり、ステーションリストから受信状態の悪い放送局を削除するまで時間がかかるとともに、削除するまでステーションリストに受信状態の悪い放送局が残ってしまい、利用者がこの放送局を選択した場合に聴きづらかったり他の放送局への切替が必要になって操作が煩雑になるという問題上がった。
特に、ヨーロッパ等において国境を跨いで他の国に進入した場合には、既に別の国を走行中であるにもかかわらず、前の国の放送局がステーションリストにしばらくの間残ることになる。しかも、1チューナ構成の受信機では、出力音声の品質を維持するためには、放送局を検出する周期をあまり短くすることができないため、上記の問題が顕著となる。一方、特許文献2に開示された受信機では、サブチューナを用いてステーションリストを作成しているため、ステーションリストの更新周期を短くすることができるが、安価で簡易な構成で実現しようとした場合には複数のチューナを備える構成は採用できないため、簡易な構成で、他の国に進入した場合にステーションリストに受信状態が悪い前の国の放送局が残らないようにすることができる手法が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、簡易な構成で、ある国から別の国に進入した際に放送局リスト(ステーションリスト)から受信状態が悪い進入前の国の放送局を速やかに削除することができるラジオ受信機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のラジオ受信機は、第1国から第2国に進入する車両に搭載されたラジオ受信機であって、放送信号を受信する放送信号受信手段と、放送信号受信手段によって受信可能な放送信号を示す放送局リストを作成する放送局リスト作成手段と、受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を検出する1回目の検出動作を行う第1の受信状態検出手段と、第1の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、車両が第1国から第2国に進入したか否かを判定する進入判定手段と、進入判定手段によって第2国に進入した旨の判定がなされたときに、放送局リストに含まれる第1国の放送局の放送信号の受信状態を検出する2回目の検出動作を行う第2の受信状態検出手段と、第1および第2の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて放送局リストの内容を更新する放送局リスト更新手段とを備えている。特に、放送信号受信手段は、同時に1つの放送信号を受信可能な1チューナ構成を有することが望ましい。
第1国から第2国に進入したときに、進入前の第1国の放送局の放送信号について速やかに受信状態を2回確認することができるため、放送局リストから受信状態が悪い進入前の国の放送局を速やかに削除することができる。特に、受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を検出する動作の繰り返し周期を短くする必要がないため、頻繁な、あるいは長時間の音声出力の中断が不要であり、簡易な構成、具体的には、同時に1つの放送信号を受信可能な1チューナ構成とすることが可能となる。
また、上述した進入判定手段は、受信状態が良好な第2国の放送局数が所定のしきい値に達したときに第2国に進入した旨の判定を行うことが望ましい。第2国へ進入した際に増加する第2国の放送局数を調べることより、第2国に進入したことを容易かつ確実に判定することが可能となる。
また、上述した放送局リスト更新手段は、第1および第2の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、第1国の放送局の放送信号について受信状態が悪いことが複数回確認された場合にこの前記第1国の放送局を放送局リストから削除する。これにより、第2国に進入したことにより受信状態が悪化した第1国の放送局を、正確かつ速やかに放送局リストから削除することができる。
また、上述した放送局リスト更新手段は、第1の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、受信可能であることが確認された放送信号の放送局を放送局リストに追加することが望ましい。これにより、受信状態が良好な放送局を速やかに放送局リストに追加することができる。
また、上述した第2の受信状態検出手段は、放送局リストに含まれる第1国の放送局のみについて放送信号の受信状態を検出することが望ましい。これにより、2回目の受信状態検出を短い時間で行うことができ、音声出力を中断する時間を最小限に抑えることができる。
また、上述した第2の受信状態検出手段は、第1国の放送局の放送信号を含む受信周波数帯域内の各周波数の放送信号の受信状態を検出することが望ましい。これにより、第1国の放送局のみを対象にする場合に比べて時間はかかるが、放送局リストにおける放送局の削除や追加を正確に行うことが可能となる。
また、利用者による指示を受け付ける操作手段をさらに備え、第1の受信状態検出手段による検出動作は、操作手段によって受け付けられた利用者による指示に応じた所定の動作を実行する際に行われることが望ましい。特に、上述した放送信号に対応する音声を出力する音声出力手段と、音声出力手段の出力音声を無音状態に維持する無音処理手段とをさらに備え、所定の動作は、無音処理手段によって出力音声を無音状態に維持する動作を伴うことが望ましい。また、上述した所定の動作は、放送信号受信手段における受信周波数を一方向に掃引する動作を受信状態が良好な放送信号を検出するまで行うシーク動作であることが望ましい。あるいは、上述した所定の動作は、放送信号受信手段における受信周波数を一方向に掃引して受信帯域内の受信状態が良好な放送信号を検出するスキャン動作であることが望ましい。また、上述した所定の動作は、音声出力ソースをラジオ受信機以外に切り替える動作であることが望ましい。これにより、番組音声の出力動作に影響を与えることなく、あるいは、与える影響を最小限に抑えることができ、利用者に違和感や不快感を与えることを防止することができる。
また、上述した進入判定手段は、第2国に複数の国が含まれている場合に、これら複数の国のいずれかについて放送局数が所定のしきい値に達したときに第2国に進入した旨の判定を行うことが望ましい。これにより、複数の国が複雑に入り組んでいるような場所においても、第1国から遠ざかって他の国に進入したことを確実に判定することができる。
また、上述した第1の受信状態検出手段、進入判定手段、第2の受信状態検出手段、放送局リスト更新手段による動作は、所定のしきい値として大きさが異なる複数の値のそれぞれに対応して複数回行われることが望ましい。これにより、放送局リストに受信状態が悪い進入前の国の放送局が残ってしまうことを確実に防止することができる。
一実施形態のラジオ受信機の構成を示す図である。 RDSデータの基本的ベースバンドコーディング構造の説明図である。 車両が第1国から第2国に進入した後に放送局リストの内容を更新する動作手順を示す流れ図である。 放送局リスト更新動作の具体例を示す図である。 放送局リスト内の第2国の放送局の数が2つのしきい値N1、N2のそれぞれに達したときに受信状態検出、判定を行うようにした変形例の動作手順を示す流れ図である。 放送局リスト更新動作の変形例を示す図である。 放送局リスト更新動作の他の変形例を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態のラジオ受信機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態のラジオ受信機の構成を示す図である。図1に示すラジオ受信機は、車両に搭載されてRDS放送を受信するためのものであり、アンテナ10、フロントエンド(F/E)12、中間周波増幅器(IFA)14、受信状態検出部16、復調部20、増幅器22、スピーカ24、RSデコーダ30、制御部40、放送局リスト格納部50、表示部60、操作部62を含んで構成されている。このラジオ受信機は、1つの放送信号を受信するシングルチューナ構成を有している。
RDS放送は、19kHzのステレオパイロット信号の3次高調波である57kHzを副搬送波とし、フィルタリングおよび2相コード化された番組関連情報や交通情報関連等のデータを示すデータ信号により、副搬送波を振幅変調してラジオデータ(RDSデータ)とし、この振幅変調された副搬送波を主搬送波に周波数変調して放送している。
図2は、RDSデータの基本的ベースバンドコーディング構造の説明図である。図2に示すように、RDSデータは、104ビットを1グループとするグループ単位で構成され、各グループはそれぞれ4ブロック(A、B、C、D)からなり、1ブロックは16ビットの情報語(m0〜m15)と10ビットの検査語およびオフセット語(C’0〜C’9)とから構成されている。
ブロックAには、国名データや番組データからなるネットワークを示す番組識別データ(PIコード:Program Identification Code)が配置される。このPIコードは、4ビットの国名データと、4ビットの地域データと、8ビットの番組データとの3つの要素から構成されている。ブロックBには、交通情報番組を放送する交通情報放送局であることを示す交通情報放送局識別データ(TPコード:Traffic program Identification code)や番組の種類を示す番組内容識別データ(PTYコード:Program Type code)が配置される。ブロックCには、同一番組を放送しているネットワーク局群の各局の周波数に関するデータ、すなわち代替周波数データ(AFデータ:Alternative Frequency code)が配置される。ブロックDには、放送局名やネットワーク名等の放送局名データ(PSデータ:Program Service code)が配置される。
フロントエンド12は、アンテナ10を介して受信した放送信号の中から所望の放送信号を抽出するとともに周波数変換を行ってこの放送波に対応するIF信号(中間周波信号)を生成する。なお、本実施形態のラジオ受信機は1チューナ構成を有しており、フロントエンド12は1つの放送信号のみを受信する。中間周波増幅器14は、フロントエンド12から出力されたIF信号を増幅する。受信状態検出部16は、中間周波増幅器14から出力されるIF信号に基づいて放送信号の受信状態を検出する。例えば、IF信号の信号強度、マルチパス発生の有無、隣接妨害発生の有無が受信状態として検出される。
復調部20は、中間周波増幅器14から入力されるIF信号に基づいてFM復調処理およびステレオ復調処理を行う。FM復調された後のデータには、PIコードや番組内容識別データ(TYP)などを含むRDSデータが重畳されている。復調部20によってステレオ復調されたオーディオ信号は、増幅器22によって増幅されてスピーカ24からオーディ音が出力される。
RDSデコーダ30は、復調部20によってFM復調されたデータに対して所定のデコード処理を行ってRDSデータを復元する。また、RDSデコーダ30には、RDSデータの誤りをブロック同期を取りながら検出し、その誤りを訂正する動作を行う。なお、通常は、RDSデータの誤り検出および訂正動作はRDSデータのデコード処理とは別であって、別の誤り検出・訂正部が備わっている。
制御部40は、ラジオ受信機全体を制御する。この制御部40は、CPUおよびRAM、ROM等によって構成されており、所定のプログラムを実行することにより各種の動作を行う。例えば、番組を選択して受信する選局動作や、周波数を一方向に掃引して受信可能な放送信号を探すシーク動作やスキャン動作、受信可能な放送信号を示す放送局リスト(ステーションリスト)を作成・更新する動作などが制御部40の制御によって行われる。このために、制御部40は、選局処理部41、放送局リスト作成部42、受信状態判定部43、45、進入判定部44、シーク処理部46、スキャン処理部47、ミュート処理部48、放送局リスト更新部49を備えている。
選局処理部41は、操作部62を用いて利用者によって選局指示(受信番組の切替指示)がなされたときに、切替後の受信番組に対応する受信周波数の設定をフロントエンド12に対して行う。例えば、この選局指示は、放送局リストに登録された複数の放送局を表示させてその中から切替を希望する放送局を選択することにより行われる。
放送局リスト作成部42は、受信可能な放送信号を示す放送局リストを作成する。この放送局リストには、各放送局の放送信号に対応するPIコード、受信周波数、受信状態などが含まれている。作成された放送局リストは、半導体メモリやハードディスク装置などで構成される放送局リスト格納部50に格納される。
受信状態判定部43は、受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を判定する。この判定は、受信状態検出部16によって検出されたIF信号の信号強度、マルチパス発生の有無、隣接妨害発生の有無に応じて行われる。また、ラジオ受信機を車両に搭載して電源(バッテリ)に接続した直後に受信状態判定部43による最初の判定動作が行われると、この判定結果に基づいて放送局リストが作成される。
進入判定部44は、受信状態判定部43による判定結果に基づいて、ラジオ受信機が搭載された車両が第1国から第2国に進入したか否かを判定する。具体的には、進入判定部44は、受信状態が良好な第2国の放送局数が所定のしきい値(例えば5個)に達したときに第2国に進入した旨の判定を行う。なお、本実施形態では、ある国を走行中の車両が国境を越えて他の国に進入した場合を想定しており、国境を越える前の国を「第1国」、国境を越えた後の他の国を「第2国」としている。
受信状態判定部45は、進入判定部44によって第2国に進入した旨の判定がなされたときに、放送局リストに含まれる第1国の放送局の放送信号の受信状態を判定する。上述した受信状態判定部43と同様に、この判定も、受信状態検出部16によって検出されたIF信号の信号強度、マルチパス発生の有無、隣接妨害発生の有無に応じて行われる。
シーク処理部46は、操作部62を用いて利用者によってシーク指示がなされたときにフロントエンド12の受信周波数を一方向に掃引し、受信状態検出部16の検出結果に基づいて受信状態が良好な放送信号を検出したときにこの受信周波数の掃引を停止する。
スキャン処理部47は、操作部62を用いて利用者によってスキャン指示がなされたときにフロントエンド12の受信周波数を一方向に掃引し、受信状態検出部16の検出結果に基づいて受信状態が良好な放送信号を検出するとこのときの受信周波数を所定時間維持する設定をフロントエンド12に対して行う。これにより、所定時間この放送信号の番組に対応するオーディオ信号がスピーカ24から出力される。所定時間経過後、周波数掃引が再開される。この周波数掃引動作と所定時間の放送信号受信動作は、掃引周波数が一巡(例えば、掃引周波数が受信帯域の上限値(あるいは下限値)に達した場合には、周波数が下限値(あるいは上限値)に切り替えられて周波数掃引が継続される)するまで、あるいは、途中の放送信号受信動作中に操作部62が操作されてその放送信号の番組受信が利用者によって指示されるまで行われる。
ミュート処理部48は、シーク処理部46によるシーク動作やスキャン処理部47によるスキャン動作と並行して、復調部20に指示を送ってスピーカ24から出力されるオーディオ音(出力音声)を無音状態にするミュート処理を行う。
放送局リスト更新部49は、受信状態検出部16によって放送信号の受信状態が検出されたときに、必要に応じて放送局リストの内容を更新する。例えば、受信状態判定部43、45によって各放送信号の受信状態が判定されたときに、新たに検出された受信状態が良好な放送信号については放送局リストに対して放送局の追加が行われ、受信状態が悪化して正常受信が困難になった放送信号については放送局リストから放送局の削除が行われる。なお、放送局リストから放送局を削除する処理は、放送信号の受信状態が悪化したことを複数回(例えば2回)確認した後に行われる。これは、高い建物の近くを走行中の場合などにおいて一時的に電波状態が悪化したときに、放送局リストから誤ってこの放送局を削除してしまわないためである。
表示部60は、RDSデータに表示対象のデータが含まれる場合にこのデータを表示したり、制御部40の制御に必要な選局情報や放送局リストの内容等を表示する。操作部62は、利用者による指示を受け付けるためのものであり、各種の入力キーや操作つまみなどを備える。この操作部62は、ラジオ受信機以外の他の音声出力ソース(例えば、CDプレーヤやテレビチューナなど)100に切り替えたり、これらに対する利用者による指示を受け付けるためにも用いられる。
上述したアンテナ10、フロントエンド12が放送信号受信手段に、中間周波増幅器14、復調部20、増幅器22、スピーカ24が音声出力手段に、放送局リスト作成部42が放送局リスト作成手段に、受信状態検出部16、受信状態判定部43が第1の受信状態検出手段に、進入判定部44が進入判定手段に、受信状態検出部16、受信状態判定部45が第2の受信状態検出手段に、ミュート処理部48が無音処理手段に、放送局リスト更新部49が放送局リスト更新手段に、操作部62が操作手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のラジオ受信機はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図3は、車両が第1国から第2国に進入した後に放送局リストの内容を更新する動作手順を示す流れ図である。車両走行時にいずれかの放送信号を受信中(ステップ100)に、受信状態判定部43は、受信帯域内の全周波数の放送信号の受信状態を検出するタイミングか否かを判定する(ステップ102)。検出タイミングでない場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻って放送信号の受信動作が継続される。
本実施形態では、操作部62によって受け付けられた利用者による指示に応じた所定の動作を実行する際に、全周波数の放送信号の受信状態を検出する動作が行われるものとする。この所定の動作としては、ミュート処理を伴うシーク動作やスキャン動作や、他の音声出力ソース100に切り替える動作が含まれる。シーク動作やスキャン動作においては、その前後あるいは途中において全周波数の受信状態を検出する動作を行っても、ミュート処理中であるため、音声の出力を中断することはなく、利用者に違和感や不快感を与えることはない。また、他の音声出力ソース100に切り替えた場合には、全周波数の受信状態を検出する動作はバックグラウンド処理が可能であるため、やはり音声の出力を中断することはなく、利用者に違和感や不快感を与えることはない。検出タイミングが到来した場合にはステップ102の判定において肯定判断が行われる。
次に、受信状態判定部43は、フロントエンド12に指示を送って受信周波数を一方向に掃引し、受信状態検出部16の検出結果に基づいて、受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を判定する(ステップ104)。また、放送局リスト更新部49は、この判定結果に基づいて放送局リストの内容を更新する(ステップ106)。上述したように、放送局リストへの放送局の追加は1回の受信状態判定結果に基づいて行われ、放送局の削除は2回の受信状態判定結果に基づいて行われるため、ステップ104における1回目の受信状態判定に基づく放送局リストの内容更新では、新たに放送信号の受信状態が良好であると判定された放送局が追加される。なお、受信状態が悪い旨の判定が既に1回なされていて、ステップ104における受信状態判定において受信状態が悪い旨の2回目の判定がなされた場合には、ステップ106の放送局リストの更新においてこの放送局が削除される。
次に、進入判定部44は、放送局リストに登録された放送局の中に、第2国のPIコードの放送局が所定のしきい値N1個以上含まれるか(N1個に達したか)否かを判定する(ステップ108)。なお、前提として車両が走行中の第1国を認識している必要があるが、この第1国は更新前の放送局リストに含まれるPIコードの中で最も個数が多いPIコードに基づいて判定することができる。N1個に達しない場合にはステップ108の判定において否定判断が行われ、ステップ100に戻って放送信号の受信動作が継続される。
また、第2国のPIコードの放送局の数がN1個に達した場合にはステップ108の判定において肯定判断が行われる。なお、第2国に複数の国が含まれている場合には、これら複数の国のいずれかの放送局数がN1に達したときに肯定判断が行われる。次に、受信状態判定部45は、フロントエンド12に指示を送って、放送局リストに含まれる第1国の放送局の周波数に受信周波数を順番に設定し、受信状態検出部16の検出結果に基づいて、これらの各周波数の放送信号の受信状態を判定する(ステップ110)。また、放送局リスト更新部49は、この判定結果に基づいて放送局リストの内容を更新する(ステップ112)。今回の放送局リストの更新では、第1国の放送局の中で、ステップ106での1回目の受信状態判定とステップ110での2回目の受信状態判定においてともに受信状態が悪い旨の判定が行われた第1国の放送局が削除される。その後、ステップ100に戻って放送信号の受信動作が継続される。
図4は、放送局リスト更新動作の具体例を示す図である。例えば、イタリアのA地点を走行した際に作成された放送局リストが放送局リスト格納部50に格納されているものとする。イタリア(第1国)からスイス(第2国)国内に車両が進入するものとする。また、「5111」等の数字は16進数で4桁のPIコードを示している。
スイス国内に進入した後にB地点で受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態判定が行われる(図3のステップ104)。その結果、受信状態が良好なスイス(第2国)の放送局が5つ(PIコード4111、4333、4444、4666、4777)検出され、放送局リストに追加される(図3のステップ106)。また、放送局リストに含まれるイタリア(第1国)の各放送局(PIコード5111、5333、5444、5666、5777、5888、5000)については、受信状態が悪い旨の判定(受信環境悪)が行われる。
所定のしきい値N1を5とすると、第2国の放送局数がN1に達したため、続けて第1国の放送局を対象とした2回目の受信状態判定が実施される(図3のステップ110)。そして、イタリアの各放送局について、受信状態が悪い旨の2回目の判定(受信環境悪)が行われると、これらの各放送局が放送局リストから削除される(図3のステップ112)。なお、この2回目の受信状態判定は、1回目の受信状態判定が終了してから必ずしも直ちに実施する必要はなく、間隔を開けて(例えば1分)実施するようにしてもよい。
このように、本実施形態のラジオ受信機では、第1国から第2国に進入したときに、進入前の第1国の放送局の放送信号について速やかに受信状態を2回確認することができるため、放送局リストから受信状態が悪い進入前の国の放送局を速やかに削除することができる。特に、受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を検出する動作の繰り返し周期(図3のステップ104の動作を実施する間隔)を短くする必要がないため、頻繁な、あるいは長時間の音声出力の中断が不要であり、簡易な構成、具体的には、同時に1つの放送信号を受信可能な1チューナ構成とすることが可能となる。特に、受信状態が良好な第2国の放送局数が所定のしきい値N1に達したときに第2国に進入した旨の判定を行うことにより、第2国に進入したことを容易かつ確実に判定することが可能となる。
また、受信状態検出部16による受信状態の検出結果に基づいて、受信状態判定部43、45によって受信状態が悪いことが複数回確認された放送信号の放送局を放送局リストから削除することにより、第2国に進入したことにより受信状態が悪化した第1国の放送局を、正確かつ速やかに放送局リストから削除することができる。また、受信状態判定部45による受信状態判定は、放送局リストに含まれる第1国の放送局のみを対象に行われるため、2回目の受信状態検出を短い時間で行うことができ、1チューナ構成で音声出力を中断する場合であってもその中断時間を最小限に抑えることができる。
また、第2国に複数の国が含まれている場合に、これら複数の国のいずれかについて放送局数が所定のしきい値N1に達したときに第2国に進入した旨の判定を行っているため、複数の国が複雑に入り組んでいるような場所においても、第1国から遠ざかって他の国に進入したことを確実に判定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、放送局リストに含まれる第2国の放送局の数が所定のしきい値N1に達したときに1回だけ放送局リスト内の第1国の放送局を対象に受信状態検出、判定を行うようにしたが、このしきい値を複数個設定して、それぞれのしきい値に達したときに放送局リスト内の第1国の放送局を対象に受信状態検出、判定を行うようにしてもよい。
図5は、放送局リスト内の第2国の放送局の数が2つのしきい値N1、N2のそれぞれに達したときに受信状態検出、判定を行うようにした変形例の動作手順を示す流れ図である。図5に示す動作手順は、図3に示した動作手順に対してステップ108をステップ108Aに置き換えた点が異なっている。このステップ108Aでは、進入判定部44は、放送局リストに登録された第2国のPIコードの放送局数が所定のしきい値N1またはN2(>N1)に達したか否かを判定する。これにより、ステップ112における1回目の放送局リストの更新によって第1国の放送局が残ってしまった場合であっても、ステップ112における2回目の放送局リストの更新によって第1国の放送局を削除することができ、放送局リストに受信状態が悪い進入前の第1国の放送局が残ってしまうことを確実に防止することができる。
図6は、放送局リスト更新動作の変形例を示す図である。例えば、イタリアのA地点を走行した際に作成された放送局リストが放送局リスト格納部50に格納されているものとする。図4に示した具体例と同様に、イタリア(第1国)からスイス(第2国)国内に車両が進入した場合に、B地点における2回(1回目、2回目)の受信状態検出、判定の結果、第1国の放送局(PIコード5444、5666、5000)が放送局リストに残ってしまった場合が示されている。このような場合に、N1よりも大きいしきい値N2(例えば10)に第2国の放送局数が達したとき(ステップ108Aにおいて肯定判断)、放送局リストに含まれる第1国の放送局を対象に受信状態検出、判定が実施され(ステップ110)、放送局リストの内容が更新される(ステップ112)。なお、図5および図6を用いた説明では、2つのしきい値N1、N2を用いたが、3つ以上のしきい値を用いるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、図3あるいは図5のステップ110において放送局リストに含まれる第1国の放送局のみを対象に受信状態の検出、判定を行ったが、受信周波数帯域内の各周波数の放送信号について受信状態の検出、判定を行うようにしてもよい。図7はこの場合の変形例の動作手順を示す流れ図である。図7に示した動作手順では、図3に示した動作手順に対して、ステップ110をステップ110Aに、ステップ112をステップ112Aにそれぞれ置き換えている。ステップ110Aにおいて受信周波数帯域内の各周波数の放送信号について受信状態の検出、判定が行われ、ステップ112Aにおいてその結果に基づいて放送局リストの内容が更新される。第1国の放送局のみ対象にする場合に比べて時間はかかるが、放送局リストにおける放送局の削除や追加を正確に行うことが可能となる。
また、上述した実施形態では、RDS放送を受信するラジオ受信機について説明したが、その他のラジオ受信機、例えばDAB(Digital Audio Broadcasting)受信機やその他のAM受信機、FM受信機についても同種の放送局リストを作成、更新する場合に本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、第1国から第2国に進入したときに、進入前の第1国の放送局の放送信号について速やかに受信状態を2回確認することができるため、放送局リストから受信状態が悪い進入前の国の放送局を速やかに削除することができる。
10 アンテナ
12 フロントエンド(F/E)
14 中間周波増幅器(IFA)
16 受信状態検出部
30 RSデコーダ
40 制御部
41 選局処理部
42 放送局リスト作成部
43、45 受信状態判定部
44 進入判定部
46 シーク処理部
47 スキャン処理部
48 ミュート処理部
49 放送局リスト更新部
50 放送局リスト格納部
60 表示部
62 操作部

Claims (13)

  1. 第1国から第2国に進入する車両に搭載されたラジオ受信機であって、
    放送信号を受信する放送信号受信手段と、
    前記放送信号受信手段によって受信可能な放送信号を示す放送局リストを作成する放送局リスト作成手段と、
    受信周波数帯域に含まれる各周波数の放送信号の受信状態を検出する1回目の検出動作を行う第1の受信状態検出手段と、
    前記第1の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、車両が前記第1国から前記第2国に進入したか否かを判定する進入判定手段と、
    前記進入判定手段によって前記第2国に進入した旨の判定がなされたときに、前記放送局リストに含まれる前記第1国の放送局の放送信号の受信状態を検出する2回目の検出動作を行う第2の受信状態検出手段と、
    前記第1および第2の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、前記第1国の放送局の放送信号について受信状態が悪いことが複数回確認された場合にこの前記第1国の放送局を前記放送局リストから削除する放送局リスト更新手段と、
    を備えることを特徴とするラジオ受信機。
  2. 請求項1において、
    前記進入判定手段は、受信状態が良好な前記第2国の放送局数が所定のしきい値に達したときに前記第2国に進入した旨の判定を行うことを特徴とするラジオ受信機。
  3. 請求項1または2において、
    前記放送局リスト更新手段は、前記第1の受信状態検出手段による検出動作の結果に基づいて、受信可能であることが確認された放送信号の放送局を前記放送局リストに追加することを特徴とするラジオ受信機。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記第2の受信状態検出手段は、前記放送局リストに含まれる前記第1国の放送局のみについて放送信号の受信状態を検出することを特徴とするラジオ受信機。
  5. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記第2の受信状態検出手段は、前記第1国の放送局の放送信号を含む受信周波数帯域内の各周波数の放送信号の受信状態を検出することを特徴とするラジオ受信機。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    利用者による指示を受け付ける操作手段をさらに備え、
    前記第1の受信状態検出手段による検出動作は、前記操作手段によって受け付けられた利用者による指示に応じた所定の動作を実行する際に行われることを特徴とするラジオ受信機。
  7. 請求項6において、
    前記放送信号に対応する音声を出力する音声出力手段と、前記音声出力手段の出力音声を無音状態に維持する無音処理手段とをさらに備え、
    前記所定の動作は、前記無音処理手段によって出力音声を無音状態に維持する動作を伴うことを特徴とするラジオ受信機。
  8. 請求項7において、
    前記所定の動作は、前記放送信号受信手段における受信周波数を一方向に掃引する動作を受信状態が良好な放送信号を検出するまで行うシーク動作であることを特徴とするラジオ受信機。
  9. 請求項7において、
    前記所定の動作は、前記放送信号受信手段における受信周波数を一方向に掃引して受信帯域内の受信状態が良好な放送信号を検出するスキャン動作であることを特徴とするラジオ受信機。
  10. 請求項6において、
    前記所定の動作は、音声出力ソースをラジオ受信機以外に切り替える動作であることを特徴とするラジオ受信機。
  11. 請求項2において、
    前記進入判定手段は、前記第2国に複数の国が含まれている場合に、これら複数の国のいずれかについて放送局数が前記所定のしきい値に達したときに前記第2国に進入した旨の判定を行うことを特徴とするラジオ受信機。
  12. 請求項2において、
    前記第1の受信状態検出手段、前記進入判定手段、前記第2の受信状態検出手段、前記放送局リスト更新手段による動作は、前記所定のしきい値として大きさが異なる複数の値のそれぞれに対応して複数回行われることを特徴とするラジオ受信機。
  13. 請求項1〜12のいずれかにおいて、
    前記放送信号受信手段は、同時に1つの放送信号を受信可能な1チューナ構成を有することを特徴とするラジオ受信機。
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