JP2012249277A - ラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リージョナルオンモードに設定されている場合でも、DABの放送と同一の放送であるRDSのリージョナル放送へと切り替えることができるラジオ放送受信機を提供する。
【解決手段】制御部7はラジオ放送受信機をリージョナルオンモードに設定している。DAB受信部5はDABの放送を受信する。制御部7は、サービス・リンキング情報が、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報を含む場合に、リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするようRDS受信部2を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DAB(Digital Audio Broadcasting)と称されているデジタルラジオ放送と、RDS(Radio Data System)と称されているアナログのFMラジオ放送の双方を受信することができるラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法に関する。
欧州では、デジタルラジオ放送のDABとFMラジオ放送のRDSが普及しており、DABの放送とRDSの放送との双方を受信することができるラジオ放送受信機(以下、共用ラジオ放送受信機と呼ぶことがある)が発売されている。RDSはCENELEC規格(EN50067)に従ったラジオ放送であり、DABはEureka 147規格に従ったラジオ放送である。DABとRDSとで同じ番組が同時に放送される、いわゆるサイマル放送が行われている。共用ラジオ放送受信機においては、DABの方が高音質であることから通常はDABで放送波を受信し、DABの受信状態が悪化した場合にRDSに切り替えるようにしている。
DABにおいては、SId(Service Identifier)と称される識別コードによって放送局が特定される。RDSにおいては、PI(Program Identifier)コードと称される識別コードによって放送局が特定される。サイマル放送されている同一の放送に対しては、SIdとPIコードは同じコードとなっている。SIdとPIコードは16進数の4桁で表される。4桁のコードの内、1桁目は国コード、2桁目は地域コード、3,4桁目は放送局コードを示している。例えばSIdとPIコードがC201であるとすると、Cが国コードであり、2が地域コードであり、01が放送局コードである。
このように、SIdとPIコードは同じコードとなっているため、共用ラジオ放送受信機においては、DABの受信状態が悪化した場合に同一の放送(番組)のRDSに切り替えることができる。例えば特許文献1には、共用ラジオ放送受信機におけるDABからRDSへの切り替えについて記載されている。
特開2000−134119号公報
上記のように、SIdとPIコードとは同じコードであるのが基本であるが、同一の放送局の放送であってもPIコードがSIdと異なった状態で放送される場合がある。さらに、1つのSIdに対して異なる複数のPIコードが対応する場合もある。具体的には、地域が異なる場合や、ニュースのような特定の放送内容の時間帯のみPIコードの2桁目のみ変化した複数のPIコードが存在する場合がある。このように、4桁のコードの内の2桁目の地域コードが異なる状態の複数のPIコードで放送されるものをリージョナル放送と称している。
従来の共用ラジオ放送受信機において、DABのSIdに対応したRDSのPIコードの放送をサーチする際に、地域コードを含めてSIdと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンというモードと、地域コードを無視してPIコードの放送をサーチするリージョナルオフというモードとがある。
なお、リージョナルオフモードは、RDS局からRDS局へ切り替えるとき、具体的にはRDSの放送を受信しているとき受信状態が悪くなった場合に、受信している地域の地域放送やそのとき聴いている放送と放送内容が異なるニュース等の特定放送へ自動に切り替え、同じ系列の放送を継続して聴きたいときに有効となる。詳細に説明すると、リージョナル関係にある同じ系列の放送局はほとんど同じ内容の放送をしているが、例えば夕方のある5分間程度の特定時間のみ違う内容の放送(地方ニュース等)を行っている。このためリージョナルオフモードでは時間帯によっては同系列放送波自動切り替え(AF(Alternative Frequencies))切り替えによって勝手に違う放送に変わってしまう。このように時間帯によっては放送内容が変化する可能性があるが、関連放送全てを対象に切り替えさせたいユーザはリージョナル設定をオフに選択する。
従来の共用ラジオ放送受信機においては、リージョナルオンモードに設定した状態でDABの受信状態が悪化してRDSに切り替えようとした場合に、SIdと同じコードのPIコードが存在せず、地域コードが異なる同一の放送のリージョナル放送が存在する場合にRDSに切り替えることができないという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑み、地域コードを含めてSIdと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードに設定されている場合であっても、DABの放送と同一の放送であるRDSのリージョナル放送へと切り替えることができるラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、RDSの放送局を識別するPIコードが付加されて放送されるRDSの放送を受信するRDS受信部(2)と、DABの放送局を識別するSIdと、識別番号に対してDABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報とSIdまたはPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報とが伝送されるDABの放送を受信するDAB受信部(5)と、前記RDS受信部でRDSの放送を受信する際に、PIコードに含まれている地域コードを含めて指定されたPIコードと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードと、地域コードを無視して地域コード以外が指定されたPIコードと一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオフモードとのいずれかを設定するモード設定部(7,71,72)と、前記サービス・リンキング情報が、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報を含む場合には、前記モード設定部でリージョナルオンモードに設定されている場合であっても、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御する制御部(7,71)とを備えることを特徴とするラジオ放送受信機を提供する。
上記のラジオ放送受信機において、前記制御部は、前記リンケージ情報を取得した場合に前記リンケージ情報を取得したことを示すフラグを生成して保持し、前記フラグが保持されている場合に、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御することが好ましい。
なお、前記制御部は、前記リンケージ情報を最初に1つ取得した時点で前記リンケージ取得フラグを生成することが好ましい。
上記のラジオ放送受信機において、前記制御部を、前記RDS受信部を制御するRDS制御部(71)と、前記RDS制御部とは別体であり、前記DAB受信部を制御すると共に、前記リンケージ情報を取得した場合に前記フラグを生成するDAB制御部(72)とを含むように構成してもよい。この場合、前記DAB制御部は前記フラグを前記RDS制御部に転送し、前記RDS制御部が、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御することが好ましい。
また、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、DABの放送を受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信したDABの放送による音声を出力する音声出力ステップと、識別番号に対して、DABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報と、DABの放送局を識別するSIdまたはRDSの放送局を識別するPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報に基づいて、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで前記リンケージ情報を取得したら、前記リンケージ情報を取得したことを示すフラグを生成するフラグ生成ステップと、前記フラグ生成ステップで前記フラグを生成したら、RDSの放送を受信する際に、PIコードに含まれている地域コードを含めて指定されたPIコードと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードに設定されている場合でも、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードのRDSの放送をサーチするサーチステップと、前記受信ステップで受信するDABの放送の受信状態を判定する判定ステップと、前記判定ステップでDABの放送の受信状態が悪化したと判定したら、前記音声出力ステップで出力する音声から前記サーチステップでサーチしたRDSの放送による音声へと切り替える音声切り替えステップとを含むことを特徴とするラジオ放送受信方法を提供する。
上記のラジオ放送受信方法において、前記フラグ生成ステップは第1の制御部(72)にて実行され、前記第1の制御部が生成した前記フラグを前記第1の制御部とは別体の第2の制御部(71)へと転送する転送ステップをさらに含み、前記サーチステップは、前記2の制御部による制御で実行されるようにしてもよい。
本発明のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法によれば、地域コードを含めてSIdと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードに設定されている場合であっても、DABの放送と同一の放送であるリージョナル放送へと切り替えることができる。従って、本発明のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法によれば、DABの受信状態が悪化した場合に無音になってしまうことを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態のラジオ放送受信機を示すブロック図である。 DABにおけるFIG0/6のサービス・リンキング情報のデータフォーマットを示す図である。 サービス・リンキング情報の概念図である。 図1に示す制御部7がRDS受信部2及びDAB受信部5を制御する際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態のラジオ放送受信機を概念的に示すブロック図である。 図5に示すDAB制御部72による処理を示すフローチャートである。 図5に示すRDS制御部71による処理を示すフローチャートである。
以下、本発明のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法の各実施形態について、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
まず、図1を用いて、デジタルラジオ放送であるDABとアナログのFMラジオ放送であるRDSの双方を受信可能な第1実施形態のラジオ放送受信機の構成について説明する。図1において、RDS受信部2は、アンテナ1より入力されたRDSの放送波を受信して中間周波信号(IF信号)をRDS信号処理部3へと供給する。RDS信号処理部3は検波部31と受信状態検出部32とを有する。検波部31は入力されたIF信号を検波してRDSの所定の周波数(放送局)の放送に対応した音声信号を出力する。
RDSの放送波には、RDSの放送局を識別するPIコードが付加されている。具体的には、放送番組の放送波に対してPIコード等の各種の付加データが重畳された状態で放送される。PIコードによって受信している放送局を知ることができる。
受信状態検出部32は、検波部31からの出力に基づいてRDSの受信状態を検出する。具体的には、受信状態検出部32は例えば電界強度を検出する。後述する制御部7は、電界強度に基づいてRDSの受信が正常に行えるか否かを判定することが可能である。受信状態検出部32はSメータであってよい。受信状態検出部32による受信状態の検出は電界強度の検出に限定されるものではない。受信状態検出部32による検出信号は制御部7へと供給される。RDS信号処理部3から出力された音声信号は切り替え部11の端子aへと入力される。
一方、DAB受信部5は、アンテナ4より入力されたDABの放送波を受信して中間周波信号(IF信号)をDAB信号処理部6へと供給する。DAB信号処理部6は復調部61と受信状態検出部62とD/A変換部63とを有する。復調部61は入力されたIF信号を復調してDABの所定周波数(放送局)の放送に対応したデジタル音声信号を出力する。D/A変換部63は復調部61から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する。
DABの放送波には、DAB放送局を識別するSIdと、リンケージ・セットナンバーと呼ばれている識別番号に対してDABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報とSIdまたはPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報等の各種の付加データが含まれている。サービス・リンキング情報は、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報(FMリンケージ情報)を含むことがある。サービス・リンキング情報及びリンケージ情報の詳細については後述する。
リンケージ・セットナンバーは図2に示すFIG0/6のサービス・リンキング情報のデータフォーマットに含まれている情報で、どのDABのSIdとFMのPIコードがリンクしているかを関連付けている識別番号である。ラジオ放送受信機は、この識別番号を参照することで、DABのSIdとFMのPIコードを知ることができる。SIdによって受信しているDABの放送局を知ることができ、サービス・リンキング情報に基づいてサイマル放送されているRDSのPIコードも知ることができる。
受信状態検出部62は、復調部61からの出力に基づいてDABの受信状態を検出する。具体的には、受信状態検出部62は例えば復調した信号のエラーレートを検出する。制御部7は、エラーレートに基づいてDABの受信が正常に行えるか否かを判定することが可能である。受信状態検出部62による受信状態の検出はエラーレートの検出に限定されるものではない。受信状態検出部62による検出信号は制御部7へと供給される。DAB信号処理部6から出力された音声信号は切り替え部11の端子bへと入力される。
制御部7は装置各部を制御する。制御部7は、RDS受信部2とDAB受信部5それぞれのラジオ放送の受信を制御する。制御部7は、検波部31によるRDSのIF信号の検波を制御し、復調部61によるDABのIF信号の復調を制御する。制御部7は、切り替え部11による端子a,bの切り替えを制御する。制御部7は、切り替え部11による音声信号の切り替えを制御する切り替え制御部となっている。制御部7は、増幅器12における増幅度を制御してスピーカ13より出力される音量を制御する。制御部7はマイクロコンピュータによって構成することができる。
制御部7には、ラジオ放送受信機を動作させるための各種のソフトウェア(コンピュータプログラム)を格納しているROM8が接続されている。制御部7はROM8に格納されたプログラムに従ってラジオ放送受信機の動作を制御する。また、制御部7には、操作部9と、液晶ディスプレイ等で構成される表示部10が接続されている。操作部9は、ラジオ放送受信機の装置本体に設けられた各種の操作釦であってもよいし、リモートコントローラであってもよい。制御部7は、受信している放送局名等の各種の情報を表示部10に表示するよう表示部10を制御する。
制御部7は、通常、DAB受信部5が受信したラジオ放送の音声信号を出力するよう、切り替え部11が端子bに接続するように切り替え部11を制御する。制御部7は、受信状態検出部62からの検出信号に基づいてDABの放送の受信状態が悪化したか否かを判定する。例えばエラーレートが所定の閾値を超えた場合に受信状態が悪化したと判定すればよい。制御部7は、DABの放送の受信状態が悪化したと判定した場合、RDS受信部2が受信したラジオ放送の音声信号を出力するよう、切り替え部11が端子aに接続するように切り替え部11を制御する。切り替え部11は、制御部7による切り替え制御によって、RDSによる音声信号とDABによる音声信号とを選択的に出力する。
切り替え部11の端子aまたはbを介して出力された音声信号は増幅部12によって増幅され、スピーカ13より発音される。
制御部7には、検波部31からRDS受信部2が受信しているRDSのPIコードが入力される。また、制御部7には、復調部61からDAB受信部5が受信しているDABのSIdと、サービス・リンキング情報とが入力される。なお、制御部7にはサービス・リンキング情報以外のDABの放送で伝送される各種の付加データも入力されるが、本実施形態とは直接的に関係しないので説明を省略する。
制御部7は、ユーザによる操作部9の操作に基づいて、DABからRDSへの切り替えの際に、地域コードを含めて指定されたSIdと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードと、地域コードを無視して地域コード以外が指定されたPIコードと一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオフモードとのいずれかに設定することができる。制御部7は、RDS受信部2でRDSの放送をサーチする際に、リージョナルオンモードとリージョナルオフモードとのいずれかを設定するモード設定部となっている。本実施形態では、ラジオ放送受信機はリージョナルオンモードに設定されているとする。
DABにおいては、FIG(Flag Information Group)と称されるデータによって種々の情報を取得できるようになっている。サイマル放送をしているDABのSIdとRDSのPIコードとの対応関係は、FIG0/6と称されるデータによって知ることができる。FIG0/6のデータは、リンケージ・セットナンバーに対してDABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報とSIdまたはPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報を記述している。図2は、FIG0/6のデータフォーマットを示している。FIG0/6における0/6とは、図2に示すType 0 field for extension 6を意味する。
図3は、図2のFIG0/6で記述されているサービス・リンキング情報を理解しやすいよう概念的に示したものである。図3はサービス・リンキング情報の単なる例であり、必ずしも実際の情報を示すものではない。図3に示すサービス・リンキング情報をSLIと称することとする。図3に示すように、サービス・リンキング情報SLIは、リンケージ・セットナンバー(LSN)と、そのLSNのラジオ放送がDABであるのかRDSであるかを示す情報と、SIdまたはPIコードを示す情報とを含む。それぞれの段のサービス・リンキング情報SLIを区別するため、符号(1)〜(7)を付している。
図3における(1)で示す1段目のLSNが“1”のデータは、DABで“C221”なるSIdで放送されていることを示している。DAB受信部5は、1段目に記載されているLSNが“1”、SIdが“C221”の放送を受信しているとする。(2)で示す2段目のLSNが“2”のデータは、DABで“C231”なるSIdで放送されていることを示している。(3)で示す3段目のLSNが“1”のデータは、RDSで“C201”なるPIコードで放送されていることを示している。
1段目のLSNが“1”のデータと、3段目のLSNが“1”のデータは、LSNが同じであるため、サイマル放送されている同一の放送である。同様に、(5)で示す5段目から(7)で示す7段目においても、LSNが“1”であるので、サイマル放送されている同一の放送である。即ち、図3より、RDSのPIコードが“C201”,“C301”,“C401”,“C501”の放送はリージョナル放送であり、DABのSIdが“C221”の放送と同一の放送であることが分かる。図3の例では、2段目のDABのSIdが“C231”の放送と、(4)で示す4段目のDABのSIdが“C291”の放送も同一の放送である。
図3において、3段目,5段目〜7段目のデータは、1段目のLSNが“1”のDABとサイマル放送されているRDS(FM放送)のPIコードを示すことから、FMリンケージ情報という。図3においてFMリンケージ情報をFMLIと称することとする。なお、サービス・リンキング情報がFMリンケージ情報を含まないこともある。具体的には、図3の例では、1段目、3段目、5〜7段目のLSNが“1”の情報が送信されず、2段目、4段目のLSNが“2”の情報のみ送信されている場合がFMリンケージ情報を含まない場合に該当する。
本実施形態のラジオ放送受信機は、DABの放送の受信状態が悪化した際に即座にRDSの放送に切り替えることができるよう、ラジオ放送受信機の起動後にDABの放送の受信状態に良好であってもFMリンケージ情報に基づいて受信しているDABの放送と同一の放送のRDSの放送をサーチするように構成されている。
次に、図4を用いて、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送をサーチするために制御部7がRDS受信部2及びDAB受信部5を制御する際の処理について説明する。ラジオ放送受信機の電源が投入されると、図4の処理が開始される。図4において、制御部7は、ステップS1にて、DAB受信部5にDABの放送を受信するよう指示する。これにより、DAB受信部5はDABの放送の受信を開始する。ここでは図示を省略しているが、制御部7は同様にRDS受信部2にRDSの放送を受信するよう指示し、RDS受信部2はRDSの放送の受信を開始する。
制御部7は、ステップS2にて、上述したサービス・リンキング情報が含むことがあるFMリンケージ情報を取得したか否かを判定する。DABの放送の受信開始直後にFMリンケージ情報を取得できないことがあるので、ステップS1とステップS2との間に所定の待機時間を設けることが好ましい。制御部7は、ステップS2でFMリンケージ情報を取得した場合には(Yes)、ステップS3にて、FMリンケージ情報を取得したことを示すFMリンケージ取得フラグを生成し、FMリンケージ取得フラグとFMリンケージ情報から得たPIコードとを記憶する。FMリンケージ取得フラグとPIコードを制御部7内に記憶してもよいし、制御部7に接続された図示していない記憶部に記憶させてもよい。
図3で説明したサービス・リンキング情報SLIの例では、DABのSIdが“C221”の放送と、RDSのPIコードが“C201”,“C301”,“C401”,“C501”とは、LSNが全て“1”であるので同一の放送である。しかしながら、サービス・リンキング情報は複数のパケットに分割して伝送されるため、複数のFMリンケージ情報FMLIを一時に取得できるとは限らない。また、仮にPIコードが“C201”であるFMリンケージ情報FMLIを取得した時点で、他にFMリンケージ情報FMLIが存在するのか、他にいくつのFMリンケージ情報FMLIが存在するのかは分からない。そこで、制御部7は、DAB受信部5で受信しているDABの放送のLSNと同じLSNのFMリンケージ情報FMLIを最初に1つ取得した時点でFMリンケージ取得フラグを生成し、FMリンケージ取得フラグと取得したFMリンケージ情報FMLIが示すPIコードとを保持しておく。
制御部7は、ステップS4にて、RDS受信部2におけるサーチをリンケージサーチに設定する。取得したFMリンケージ情報FMLIのPIコードが“C201”であるとすると、リンケージサーチとは、“C201”と完全に一致するPIコードのRDSの放送をサーチするのではなく、2桁目の地域コードを無視して2桁目以外のコードが一致するPIコードのRDSの放送をサーチすることである。
一方、制御部7は、ステップS2でFMリンケージ情報を取得しなかった場合(No)、ステップS5にて、RDS受信部2におけるサーチを通常サーチに設定する。通常サーチとは、DAB受信部5が受信しているSId“C221”と完全に一致するPIコードのRDSの放送をサーチすることである。
以上のステップS1〜S5の処理は、ラジオ放送受信機がリージョナルオンモードに設定されている場合でも実行される。即ち、モード設定部である制御部7がリージョナルオンモードに設定していたとしても、ステップS2にてFMリンケージ情報を取得した場合にはステップS4にて強制的にリンケージサーチに設定される。
次に、制御部7は、ステップS6以降の処理で、RDS受信部2にRDSの放送のサーチを実行させる。制御部7は、ステップS6にて、RDS受信部2に所定の周波数を設定または周波数を変更してサーチを行わせる。RDS受信部2がステップS6で最初にサーチを行う場合には、予めRDS受信部2が受信していた周波数をサーチさせる。制御部7は、ステップS7にて、RDSの受信状態が良好か否かを判定する。RDSの受信状態が良好であれば(Yes)、制御部7は、ステップS8にてPIコードを取り込む。RDSの受信状態が良好でなければ(No)、ステップS6に戻り、ステップS6にて周波数を変更した上でステップS7以降の処理を実行する。
制御部7は、ステップS9にて、リンケージサーチの設定であるか否かを判定する。リンケージサーチの設定であると判定されれば(Yes)、制御部7は、ステップS10にてRDSの全周波数帯のサーチが完了したか否かを判定する。全周波数帯のサーチが完了したと判定されれば(Yes)、制御部7は、ステップS11にて、取得したPIコードが、ステップS3にて保持しておいたPIコードと地域コード以外が一致するか否かを判定する。地域コード以外が一致すると判定されれば(Yes)、制御部7は、ステップS13にてサーチを完了させ、地域コード以外が一致すると判定されなければ(No)、ステップS6に戻って周波数を変更し、ステップS7以降の処理を繰り返す。
一方、制御部7は、ステップS9にてリンケージサーチの設定であると判定されなければ(No)、また、ステップS10にて全周波数帯のサーチが完了したと判定されなければ(No)、ステップS12にて、取得したPIコードがDAB受信部5が受信している放送のSIdと完全に一致するか否かを判定する。完全に一致すると判定されれば(Yes)、制御部7は、ステップS13に処理を移してサーチを完了させる。完全に一致すると判定されなければ(No)、ステップS6に戻り、ステップS6にて周波数を変更した上でステップS7以降の処理を繰り返す。
以上により、DAB受信部5がDABの放送を良好に受信している状態でRDS受信部2におけるサーチが完了している。DABの受信状態が悪化した場合には、制御部7は、切り替え部11が端子aに接続するよう制御して、RDS受信部2からのRDSの音声信号を出力するよう制御する。なお、制御部7は、RDS受信部2で受信しているRDSの放送のPIコードと同じSIdを復調部61から取得したら、切り替え部11が端子bに接続するよう制御してDABの音声信号へと戻すよう制御する。
第1実施形態のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法によれば、リージョナルオンモードに設定されている場合であっても、FMリンケージ情報を取得した場合にはRDS受信部2でのサーチを強制的にリンケージサーチに設定するので、DABの放送と同一の放送であるRDSのリージョナル放送へと切り替えることができる。従って、DABの受信状態が悪化した場合に無音になってしまうことを防ぐことができる。ユーザは、DABの放送で聴取していた番組を引き続きRDSの放送で聴取することが可能となる。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態においては、1つの制御部7によってRDS受信部2側の各部とDAB受信部5側の各部を制御している。第2実施形態は、RDS受信部2側の各部を制御する制御部と、DAB受信部5側の各部を制御する制御部とを別々に設け、双方の制御部でラジオ放送受信機の全体を制御するように構成したものである。
図5は、第2実施形態のラジオ放送受信機を概念的に示している。図5において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。図5に示すように、RDS制御部71は、少なくともRDS受信部2とRDS信号処理部3とを制御する。DAB制御部72は、少なくともDAB受信部5とDAB信号処理部6とを制御する。RDS制御部71とDAB制御部72とは別体であり、互いに接続されている。RDS制御部71とDAB制御部72のそれぞれはマイクロコンピュータによって構成することができる。
図5に示されていない図1の各部はRDS制御部71とDAB制御部72とのいずれで制御してもよいし、さらに別の制御部を設けてもよい。リージョナルオンモードとリージョナルオフモードとのいずれかを設定するモード設定部や切り替え部11を制御する切り替え制御部は、RDS制御部71とDAB制御部72とのいずれであってもよいし、別の制御部あってもよい。
図5に示す第2実施形態においては、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送をサーチするために、RDS制御部71とDAB制御部72とが連携して処理を実行するように構成されている。
まず、図6を用いてDAB制御部72による処理について説明する。図6において、図4と共通する部分は説明を省略することがある。ラジオ放送受信機の電源が投入されると、図6の処理が開始される。図6において、DAB制御部72は、ステップS21にて、DAB受信部5にDABの放送を受信するよう指示する。これにより、DAB受信部5はDABの放送の受信を開始する。
DAB制御部72は、ステップS22にて、FMリンケージ情報を取得したか否かを判定する。DAB制御部72は、ステップS22でFMリンケージ情報を取得した場合には(Yes)、ステップS23にて、FMリンケージ情報を取得したことを示すFMリンケージ取得フラグを生成し、FMリンケージ取得フラグとFMリンケージ情報から得たPIコードとをRDS制御部71に転送する。FMリンケージ取得フラグとPIコードはRDS制御部71で保持される。DAB制御部72は、ステップS24にて、RDS受信部2におけるサーチをリンケージサーチとするようRDS制御部71に指示して終了する。
一方、DAB制御部72は、ステップS22でFMリンケージ情報を取得しなかった場合(No)、ステップS25にて、RDS受信部2におけるサーチを通常サーチとするようRDS制御部71に指示して終了する。
以上のステップS21〜S25の処理は、ラジオ放送受信機がリージョナルオンモードに設定されている場合でも実行される。即ち、モード設定部がリージョナルオンモードに設定していたとしても、ステップS22にてFMリンケージ情報を取得した場合にはステップS24にて強制的にリンケージサーチに設定するようRDS制御部71に指示する。
次に、図7を用いてRDS制御部71による処理について説明する。図7において、図4と共通する部分は説明を省略することがある。図7において、RDS制御部71は、ステップS31にて、サーチの指示があったか否かを判定する。ステップS31でサーチの指示がなければ(No)、ステップS31に戻ってステップS31の処理を繰り返す。ステップS31でサーチの指示があったと判定されれば(Yes)、RDS制御部71は、ステップS32にて、RDS受信部2に所定の周波数を設定または周波数を変更してサーチを行わせる。RDS受信部2がステップS32で最初にサーチを行う場合には、予めRDS受信部2が受信していた周波数をサーチさせる。
ステップS33及びステップS34は図4のステップS7及びステップS8と同様である。RDS制御部71は、ステップS35にて、リンケージサーチの指示があったか否かを判定する。リンケージサーチの指示があったと判定されれば(Yes)、RDS制御部71は処理をステップS36に移行させる。リンケージサーチの指示があったと判定されなければ(No)、RDS制御部71は処理をステップS38に移行させる。ステップS33〜ステップS39は図4のステップS7〜ステップS13と同様である。
以上のように、DAB制御部72がFMリンケージ情報を取得した場合に、RDS制御部71にFMリンケージ取得フラグとFMリンケージ情報から得たPIコードとを転送するので、RDS制御部71はRDS受信部2にリンケージサーチを行わせることができる。これにより、DAB受信部5がDABの放送を良好に受信している状態でRDS受信部2におけるサーチが完了している。DABの受信状態が悪化した場合には、切り替え制御部は、切り替え部11が端子aに接続するよう制御して、RDS受信部2からのRDSの音声信号を出力するよう制御する。
第2実施形態のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法によれば、リージョナルオンモードに設定されている場合であっても、DABの放送と同一の放送であるRDSのリージョナル放送へと切り替えることができる。第2実施形態のラジオ放送受信機及びラジオ放送受信方法によれば、RDS受信部2を制御する制御部とDAB受信部5を制御する制御部とが別々に設けられている構成においても、RDSのリージョナル放送への切り替えを実現することができる。
以上説明した第1,第2実施形態のラジオ放送受信機で実行されるラジオ放送の受信動作(ラジオ放送受信方法)について改めて説明する。ラジオ放送受信機の電源投入後、RDS受信部2はRDSの放送を受信し、DAB受信部5はDABの放送を受信する(受信ステップ)。切り替え部11は初期状態で端子bに接続しているのでDABの放送の音声信号がスピーカ13へと供給され、スピーカ13はDABの放送による音声を出力する(音声出力ステップ)。制御部7またはDAB制御部72は、サービス・リンキング情報がリンケージ情報を含む場合に、サービス・リンキング情報に基づいてリンケージ情報を取得する(取得ステップ)。
制御部7は、リンケージ情報を取得したことを示すフラグを生成する(フラグ生成ステップ)。制御部7を第1の制御部であるDAB制御部72と、DAB制御部72とは別体の第2の制御部であるRDS制御部71で構成してもよい。この場合、DAB制御部72がフラグを生成し、DAB制御部72はフラグをRDS制御部71へと転送する(転送ステップ)。RDS受信部2は、フラグが生成された場合に、リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードのRDSの放送をサーチする(サーチステップ)。サーチステップは、制御部7またはRDS制御部71による制御で実行される。このサーチステップは、ラジオ放送受信機がリージョナルオンモードに設定されている場合でも実行される。
受信状態検出部62は、受信ステップで受信するDABの放送の受信状態を検出し、制御部7またはDAB制御部72は、受信状態検出部62からの検出信号に基づいてDABの放送の受信状態を判定する(判定ステップ)。制御部7またはDAB制御部72がDABの放送の受信状態が悪化したと判定したら、切り替え部11を端子aに接続させて、サーチステップでサーチしたRDSの放送による音声へと切り替える(音声切り替えステップ)。
本発明は以上説明した第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1,4 アンテナ
2 RDS受信部
3 RDS信号処理部
5 DAB受信部
6 DAB信号処理部
7 制御部(モード設定部,切り替え制御部)
11 切り替え部
13 スピーカ
31 検波部
32,62 受信状態検出部
61 復調部
63 D/A変換部
71 RDS制御部(モード設定部,切り替え制御部,第2の制御部)
72 DAB制御部(モード設定部,切り替え制御部,第1の制御部)

Claims (6)

  1. RDSの放送局を識別するPIコードが付加されて放送されるRDSの放送を受信するRDS受信部と、
    DABの放送局を識別するSIdと、識別番号に対してDABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報とSIdまたはPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報とが伝送されるDABの放送を受信するDAB受信部と、
    前記RDS受信部でRDSの放送を受信する際に、PIコードに含まれている地域コードを含めて指定されたPIコードと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードと、地域コードを無視して地域コード以外が指定されたPIコードと一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオフモードとのいずれかを設定するモード設定部と、
    前記サービス・リンキング情報が、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報を含む場合には、前記モード設定部でリージョナルオンモードに設定されている場合であっても、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするラジオ放送受信機。
  2. 前記制御部は、前記リンケージ情報を取得した場合に前記リンケージ情報を取得したことを示すフラグを生成して保持し、前記フラグが保持されている場合に、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御することを特徴とする請求項1記載のラジオ放送受信機。
  3. 前記制御部は、前記リンケージ情報を最初に1つ取得した時点で前記リンケージ取得フラグを生成することを特徴とする請求項2記載のラジオ放送受信機。
  4. 前記制御部は、前記RDS受信部を制御するRDS制御部と、前記RDS制御部とは別体であり、前記DAB受信部を制御すると共に、前記リンケージ情報を取得した場合に前記フラグを生成するDAB制御部とを含み、
    前記DAB制御部は前記フラグを前記RDS制御部に転送し、前記RDS制御部が、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コード以外が一致するPIコードの放送をサーチするよう前記RDS受信部を制御する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のラジオ放送受信機。
  5. DABの放送を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信したDABの放送による音声を出力する音声出力ステップと、
    識別番号に対して、DABの放送であるかRDSの放送であるかを示す情報と、DABの放送局を識別するSIdまたはRDSの放送局を識別するPIコードを示す情報とを対応させたサービス・リンキング情報に基づいて、DABの放送と同一の放送であるRDSの放送のPIコードを示すリンケージ情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで前記リンケージ情報を取得したら、前記リンケージ情報を取得したことを示すフラグを生成するフラグ生成ステップと、
    前記フラグ生成ステップで前記フラグを生成したら、RDSの放送を受信する際に、PIコードに含まれている地域コードを含めて指定されたPIコードと完全に一致するPIコードの放送をサーチするリージョナルオンモードに設定されている場合でも、前記リンケージ情報が示すPIコードの地域コードを無視して地域コード以外が一致するPIコードのRDSの放送をサーチするサーチステップと、
    前記受信ステップで受信するDABの放送の受信状態を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでDABの放送の受信状態が悪化したと判定したら、前記音声出力ステップで出力する音声から前記サーチステップでサーチしたRDSの放送による音声へと切り替える音声切り替えステップと、
    を含むことを特徴とするラジオ放送受信方法。
  6. 前記フラグ生成ステップは第1の制御部にて実行され、
    前記第1の制御部が生成した前記フラグを前記第1の制御部とは別体の第2の制御部へと転送する転送ステップをさらに含み、
    前記サーチステップは、前記2の制御部による制御で実行される
    ことを特徴とする請求項5記載のラジオ放送受信方法。
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