JP2017085198A - 放送受信装置及び代替放送チャネルチェック方法 - Google Patents

放送受信装置及び代替放送チャネルチェック方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる放送を受信している第1のチューナと第2のチューナの、すみやかなネットワークフォロー動作を行える「放送受信装置及び代替放送チャネルチェック方法」を提供する。【解決手段】第1チューナ11の現在の受信品質が「低」であり第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「高」である場合には、第1チューナ優先モードを設定し、バックグランドチューナ2で行う、第1チューナ11の代替周波数のチェックの頻度を、第2チューナ12の代替周波数のチェックの頻度より大きくし(b)、第1チューナ11の現在の受信品質が「高」であり第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「低」である場合には、第2チューナ優先モードを設定し、バックグランドチューナ2で行う、第2チューナ12の代替周波数のチェックの頻度を、第1チューナ11の代替周波数のチェックの頻度より大きくする(c)。【選択図】図5

Description

本発明は、放送受信装置におけるネットワークフォローの技術に関するものである。
従来より、RDS (Radio Data System)等の、データを伴うオーディオ放送を行うラジオ放送が知られている。これらのラジオ放送で放送されるデータには、AFと呼ばれる、同じプログラムを放送している周波数チャネルの情報が含まれており、このようなラジオ放送を受信するラジオ受信装置では、AFを参照して受信中の周波数チャネルと同じプログラムを放送している他の各周波数チャネルの受信状態を順次チェックするAFチェックを行い、受信中の周波数チャネルの受信状態が劣化したときに、受信中の周波数チャネルと同じプログラムを放送している他の周波数チャネルのうちの受信状態のよい周波数チャネルに、受信する周波数チャネルを切り替えるNF(ネットワークフォロー)動作を行う。
また、このようなNF動作を行うラジオ受信装置としては、二つのチューナを用いてフェーズダイバーシティ方式により一つの周波数チャネルからのプログラムの受信を行うラジオ受信装置において、受信中の周波数チャネルの受信状態が劣化したならば、一方のチューナをプログラムの受信に、他方のチューナをAFチェックに用いるラジオ受信装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、テレビ/ラジオ受信装置に、第1、第2、第3の3つのチューナを備え、第1のチューナと第2のチューナを、それぞれ異なる二つのプログラムの受信に用い、第3のチューナを第1のチューナと第2のチューナのうちの一方のチューナで受信しているプログラムと同じプログラムを放送しているチャネルのサーチに用いる技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2007-288631号公報 特開2006-304073号公報
ラジオ受信装置に第1、第2、第3の3つのチューナを備え、第1のチューナと第2のチューナを異なるプログラムの受信に用い、第3のチューナをAFチェックに用いる場合、第3のチューナで第1のチューナと第2のチューナのうちの一方のチューナで受信している周波数チャネルのAFチェックのみに用いると、他方のチューナで受信している周波数チャネルのAFチェックが行えなくなり、他方のチューナについてNF動作を行えなくなる。
一方、第3のチューナで第1のチューナで受信している周波数チャネルのAFチェックと、第2のチューナで受信している周波数チャネルのAFチェックとを当該順序で行うようにすると、第2のチューナのAFチェックの完了まで比較的長時間を要することとなる。そして、第2のチューナのNF動作は第2のチューナのAFチェックの完了まで行うことができないため、第2のチューナのAFチェックの完了前に第2のチューナの受信状態が劣化したときは、第2のチューナのNF動作をすみやかに行うことができなくなる。
そこで、本発明は、第1、第2、第3の3つのチューナを備え、第1のチューナと第2のチューナを異なる放送チャネルの受信に用いる放送受信装置において、第1のチューナと第2のチューナの受信状態が劣化したときに、当該受信状態が劣化したチューナで受信する放送チャネルを、すみやかに、受信中の放送チャネルと同じプログラムを放送している受信状態のよい他の放送チャネルに切り替えること課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置に、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック部と、前記第1のチューナが受信する放送チャネルを、第1の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第1チューナ代替放送チャネルに切り替え、前記第2のチューナが受信する放送チャネルを、第2の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第2チューナ代替放送チャネルに切り替えるネットワークフォロー実行部とを備えたものである。ただし、前記代替放送チャネルチェック部は、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行い、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行う。
このような放送受信装置によれば、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックを行う際に、前記第1のチューナと前記第2のチューナのうちの、受信品質が劣っている方のチューナの代替放送チャネルの受信品質のチェックを、より大きい頻度で行う。したがって、受信品質が劣っている方のチューナの代替放送チャネルの受信品質のチェックが、よりすみやかに完了することが期待できる。
一方で、前記第1のチューナと前記第2のチューナのうちの受信品質が充分に良好でない方のチューナは、他方のチューナの受信品質が充分に良好である場合には、当該他方のチューナよりも近い将来にネットワークフォローを行わなければならなくなる蓋然性が大きい。
したがって、本受信装置によれば、前記第1のチューナと前記第2のチューナのいずれの受信品質が劣化した場合でも、すみやかに、当該受信品質が劣化したチューナについてのネットワークフォローを行えることが期待できる。
ここで、このような放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に繰り返し行うと共に、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長を、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長よりも大きくし、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長を、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長よりも大きくするように構成してもよい。
または、このような放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に行うとともに、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長の、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長に対する比を、前記第1チューナ代替放送チャネルの数の前記第2チューナ代替放送チャネルの数に対する比よりも大きくし、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長の、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長に対する比を、前記第2チューナ代替放送チャネルの数の前記第1チューナ代替放送チャネルの数に対する比よりも大きくするように構成してもよい。
このようにすることにより、前記第1のチューナと前記第2のチューナのうちの、一方のチューナの受信品質が充分に良好でなく、他方のチューナの受信品質が充分に良好である場合に、受信品質が充分に良好でない方のチューナの代替放送チャネルの全ての受信品質のチェックが、他方のチューナの代替放送チャネルの全ての受信品質のチェックより前に完了することを保証できるようになる。
ここで、以上のような前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に行う放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行い、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行うように構成することが好ましい。
また、以上の各放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好である場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと同じ頻度で行うように構成することが好ましい。
また、以上の放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと同じ頻度で行うように構成してもよい。
または、以上の放送受信装置は、前記代替放送チャネルチェック部において、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行うように構成してもよい。
また、前記課題達成のために、本発明は、第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置に、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック部と、前記第1のチューナが受信する放送チャネルを、第1の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第1チューナ代替放送チャネルに切り替え、前記第2のチューナが受信する放送チャネルを、第2の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第2チューナ代替放送チャネルに切り替えるネットワークフォロー実行部とを設けたものである。但し、前記代替放送チャネルチェック部は、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に行うと共に、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行い、少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行う。
このような放送受信装置によれば、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックを交互に行う際に、前記第1のチューナと前記第2のチューナのうちの、受信品質が劣化している方のチューナの代替放送チャネルの受信品質のチェックを、他方のチューナの代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に開始する。したがって、受信品質が劣化している方のチューナの代替放送チャネルの受信品質のチェックが、よりすみやかに完了することが期待できる。
一方で、前記第1のチューナと前記第2のチューナのうちの受信品質が充分に良好でない方のチューナは、他方のチューナの受信品質が充分に良好である場合には、当該他方のチューナよりも近い将来にネットワークフォローを行わなければならなくなる蓋然性が大きい。
したがって、本受信装置によれば、前記第1のチューナと前記第2のチューナのいずれの受信品質が劣化した場合でも、すみやかに、当該受信品質が劣化したチューナについてのネットワークフォローを行えることが期待できる。
ここで、以上の各放送受信装置は、自動車に搭載される放送受信装置であってよい。
また、以上の各放送受信装置は、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFMラジオ放送を受信する放送受信装置であってよく、この場合、前記放送チャネルは、前記FMラジオ放送の周波数チャネルとなる。
以上のように、本発明によれば、第1、第2、第3の3つのチューナを備え、第1のチューナと第2のチューナを異なる放送チャネルの受信に用いる放送受信装置において、第1のチューナと第2のチューナの受信状態が劣化したときに、当該受信状態が劣化したチューナで受信する放送チャネルを、すみやかに、受信中の放送チャネルと同じプログラムを放送している受信状態のよい他の放送チャネルに切り替えることができる。
本発明の実施形態に係るラジオ放送受信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るステーションリストとAFリストを示す図である。 本発明の実施形態に係るAFチェック動作の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るAFチェックモード設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るAFチェック動作の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るAFチェック動作の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るAFチェック動作の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、RDS(Radio Data System)によってデータ信号が音声に多重化されて放送されるFMラジオ放送を受信するラジオ放送受信システムへの適用を例にとり説明する。
ここで、本実施形態に係るラジオ放送受信システムは、自動車に搭載されるラジオ放送受信システムなどの、位置が変動するラジオ放送受信システムである。
図1に、本実施形態に係るラジオ放送受信システムの構成を示す。
図示するように、ラジオ放送受信システムはフォアグランドチューナ部1と、バックグランドチューナ2と、アンプ3と、通信インタフェース4と、制御部5と、操作部6と、表示部7と、メモリ8と、出力セレクタ9と、スピーカ100と、リアオーディオ出力システム101とを備えている。
また、フォアグランドチューナ部1は第1チューナ11と第2チューナ12とを備えている。
そして、フォアグランドチューナ部1の第1チューナ11は、FM受信チャネルとして設定された周波数チャネルを受信し中間周波信号を出力するフロントエンド111、合成部112、セレクタ113、FM復調部114、RDSデコーダ115とを備えている。
ここで、フロントエンド111は、中間周波信号をセレクタ113と合成部112に出力する。合成部112は、フロントエンド111から入力する中間周波信号と、後述する第2チューナ12のフロントエンド121から入力する中間周波信号とを位相を調整した上で合成するフェーズダイバシティを行い、合成した中間周波信号をセレクタ113に出力する。
セレクタ113は、フロントエンド111から入力する中間周波信号と合成部112から入力する中間周波信号のうちの一方の中間周波信号をFM復調部114に出力し、FM復調部114は、セレクタ113から出力された中間周波信号をFM復調し、復調した音声信号を出力セレクタ9に出力する。
また、RDSデコーダ115は、FM復調部114が復調した信号に、RDS(Radio Data System)によって音声信号に多重化されて送信されたデータ信号が含まれている場合には、データ信号からデータをデコードし制御部5に送る。ここで、データ信号をデコードしたデータには、FM受信チャネルとして設定された周波数チャネルのステーションからFM放送されるプログラム(番組)の識別子となるプログラム識別子PIや、同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数を示すAFなどが含まれる。
また、フロントエンド111は、FM受信チャネルの受信電界強度やSN比や、マルチパスノイズや、隣接ノイズなどのFM受信チャネルのFM放送の受信品質に係る情報を受信品質情報として制御部5に通知する。
次に、フォアグランドチューナ部1の第2チューナ12は、FM受信チャネルとして設定された周波数チャネルを受信し中間周波信号を出力するフロントエンド121、FM復調部122、RDSデコーダ123とを備えている。
ここで、フロントエンド121は、中間周波信号を第1チューナ11の合成部112とFM復調部122に出力する。そして、FM復調部122は、フロントエンド121から出力された中間周波信号をFM復調し、復調した音声信号を出力セレクタ9に出力する。
また、RDSデコーダ123は、FM復調部122が復調した信号に、上述したデータ信号が含まれている場合には、データ信号からデータをデコードし制御部5に送る。また、フロントエンド121は、FM受信チャネルの受信電界強度やSN比や、マルチパスノイズや、隣接ノイズなどのFM受信チャネルのFM放送の受信品質に係る情報を受信品質情報として制御部5に通知する。
次に、出力セレクタ9は、第1チューナ11のFM復調部114が出力した音声信号と、第2チューナ12のFM復調部122が出力した音声信号のうちの一方を選択的に、アンプ3に出力することができ、アンプ3は、出力セレクタ9から出力された音声信号を増幅しスピーカ100から出力する。
また、出力セレクタ9は、第1チューナ11のFM復調部114が出力した音声信号と、第2チューナ12のFM復調部122が出力した音声信号のうちの一方を選択的に、通信インタフェース4に出力することができ、通信インタフェース4は、出力セレクタ9から出力された音声信号を、リアオーディオ出力システム101に伝送し、リアオーディオ出力システム101は伝送された音声信号を、自動車のリアシートのユーザに対して出力する。より、具体的には、リアオーディオ出力システム101は、たとえば、通信インタフェース4から伝送された音声信号をリアシートのユーザ用のヘッドホンに出力する。
次に、バックグランドチューナ2は、FM受信チャネルとして設定された周波数チャネルを受信し中間周波信号を出力するフロントエンド31、フロントエンド31から出力されたFM復調するFM復調部32、RDSデコーダ33とを備えている。
ここで、RDSデコーダ33は、FM復調部32が復調した信号に、上述したデータ信号が含まれている場合には、データ信号からデータをデコードし制御部5に送る。
また、フロントエンド31は、FM受信チャネルの受信電界強度やSN比や、マルチパスノイズや、隣接ノイズなどのFM受信チャネルのFM放送の受信品質に係る情報を受信品質情報として制御部5に通知する。
さて、このような構成において、制御部5は、操作部6を介してユーザから、ユーザが指定した周波数チャネルのスピーカ100のみからの出力を指示された場合には、第1チューナ11のフロントエンド111と第2チューナ12のフロントエンド121に、ユーザが指定した周波数チャネルをFM受信チャネルとして設定し、第1チューナ11のセレクタ113に合成部112から入力する中間周波信号を第1チューナ11のFM復調部114に出力させ、出力セレクタ9に第1チューナ11のFM復調部114から入力する音声信号をアンプ3に出力させる。
この結果、第1チューナ11と第2チューナ12とを用いたフェーズダイバーシティ方式による、ユーザが指定した周波数チャネルの受信と、当該周波数チャネルで受信したプログラムの音声のスピーカ100からの出力が行われることになる。
また、制御部5は、操作部6を介してユーザから、ユーザが指定した周波数チャネルのリアオーディオ出力システム101のみからの出力を指示された場合には、第1チューナ11のフロントエンド111と第2チューナ12のフロントエンド121に、ユーザが指定した周波数チャネルをFM受信チャネルとして設定し、第1チューナ11のセレクタ113に合成部112から入力する中間周波信号を第1チューナ11のFM復調部114に出力させ、出力セレクタ9に第1チューナ11のFM復調部114から入力する音声信号を通信インタフェース4に出力させる。
この結果、第1チューナ11と第2チューナ12とを用いたフェーズダイバーシティ方式による、ユーザが指定した周波数チャネルの受信と、当該周波数チャネルで受信したプログラムの音声のリアオーディオ出力システム101からの出力が行われることになる。
また、制御部5は、操作部6を介してユーザから、ユーザが指定した第1の周波数チャネルのスピーカ100からの出力と、ユーザが指定した第2の周波数チャネルのリアオーディオ出力システム101からの出力を指示されたときには、第1チューナ11のフロントエンド111に第1の周波数チャネルをFM受信チャネルとして設定し、第1チューナ11のセレクタ113に第1チューナ11のフロントエンド111から入力する中間周波信号を第1チューナ11のFM復調部114に出力させ、第2チューナ12のフロントエンド121に第2の周波数チャネルをFM受信チャネルとして設定し、出力セレクタ9に第1チューナ11のFM復調部114から入力する音声信号をアンプ3に出力させ、第2チューナ12のFM復調部122から入力する音声信号を通信インタフェース4に出力させる。
この結果、第1チューナ11を用いた第1の周波数チャネルの受信と、当該周波数チャネルで受信したプログラムの音声のスピーカ100からの出力と、第2チューナ12を用いた第2の周波数チャネルの受信と、当該周波数チャネルで受信したプログラムの音声のリアオーディオ出力システム101からの出力が行われることになる。
次に、図2に、本実施形態においてメモリ8に格納するステーションリストと、第1チューナAFリストと、第2チューナAFリストを示す。
図2aに示すように、ステーションリストは現在受信可能な周波数チャネル毎に、その周波数と、その受信品質を登録したリストである。
また、図2b1に示すように、第1チューナAFリストは、第1チューナ11で受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネル毎に、その周波数である代替周波数と、その受信品質を登録したテーブルである。
また、図2b2に示すように、第2チューナAFリストは、第2チューナ12で受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネル毎に、その周波数である代替周波数と、その受信品質を登録したテーブルである。
さて、このようなラジオ放送受信システムの構成において、制御部5は、バックグランドチューナ2を用いて、現在受信可能な周波数チャネルの周波数と受信品質を調査し、ステーションリストに登録する処理を行う。
すなわち、制御部5は、図3に示すように、予めAFチェックとステーションサーチに交互に割り当てたタイムスロットTSのうちのステーションサーチに割り当てたタイムスロットTSの期間中に以下の動作を行う。
すなわち、制御部5は、各周波数チャネルを順次対象チャネルに設定し、対象チャネルをバックグランドチューナ2のフロントエンド31にFM受信チャネルとして設定して対象チャネルの受信動作を行わせると共に、これにより上述のようにフロントエンド31から通知される受信品質情報から対象チャネルの受信品質を算定し、受信品質が正常に放送を受信可能なレベルにあれば、対象チャネルの周波数と算定した受信品質をステーションリストに登録する動作を、ステーションサーチに割り当てたタイムスロットTSの期間中に行う。
また、制御部5は、操作部6のユーザ操作に応じて、表示部7にステーションリストに登録されている放送局の周波数の一覧を表示し、一覧中からユーザによって選択された放送局の周波数を、第1チューナ11や第2チューナ12で受信する周波数チャネルの周波数として受け付ける処理を行う。
次に、制御部5は、バックグランドチューナ2を用いて、第1チューナ11と第2チューナ12で受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数と受信品質を調査し、第1チューナAFリストや第2チューナAFリストに登録する処理を行う。
すなわち、制御部5は、第1チューナ11と第2チューナ12とで同じ周波数チャネルを受信している場合には、制御部5は、まず、第1チューナ11のRDSデコーダ115から送られたAFやPIから、第1チューナ11が受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数を特定し第1チューナAFリストに登録する。
そして、図3に示すように、予めAFチェックとステーションサーチに交互に割り当てたタイムスロットTSのうちのAFチェックに割り当てたタイムスロットTSの期間中に以下の第1チューナAFチェック動作を行う。すなわち、AFチェックに割り当てた最初のタイムスロットTSの開始時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を開始し、AFチェックに割り当てた最初のタイムスロットTSの終了時刻になったならば第1チューナAFチェック動作を一時停止する。そして、以降は、タイムスロットTSの開始時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を一時停止しているところから再開し、タイムスロットTSの終了時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を一時停止することを繰り返す。
さて、第1チューナAFチェック動作において、制御部5は、まず、第1チューナAFリストの先頭に登録されている周波数の周波数チャネルを対象チャネルに設定し、対象チャネルをバックグランドチューナ2のフロントエンド31にFM受信チャネルとして設定して対象チャネルの受信動作を行わせると共に、これにより上述のようにフロントエンド31から通知される受信品質情報から対象チャネルの受信品質を算定し、算定した対象チャネルの受信品質を、対象チャネルとした周波数チャネルの受信品質として第1チューナAFリストに登録する。そして、以降は、対象チャネルを、当該対象チャネルの次に第1チューナAFリストに登録されている周波数の周波数チャネルに更新し、対象チャネルをバックグランドチューナ2のフロントエンド31にFM受信チャネルとして設定して対象チャネルの受信動作を行わせると共に、これにより上述のようにフロントエンド31から通知される受信品質情報から対象チャネルの受信品質を算定し、算定した対象チャネルの受信品質を、対象チャネルとした周波数チャネルの受信品質として第1チューナAFリストに登録する処理を繰り返し行う。ただし、対象チャネルが第1チューナAFリストの末尾に登録されている周波数の周波数チャネルである場合には、当該対象チャネルの次に第1チューナAFリストに登録されている周波数の周波数チャネル、すなわち、次に対象チャネルとする周波数チャネルは、第1チューナAFリストの先頭に登録されている周波数の周波数チャネルとする。
一方、制御部5は、第1チューナ11と第2チューナ12とで異なる周波数チャネルを受信している場合には、バックグランドチューナ2を用いて、第1チューナ11と第2チューナ12で受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数と受信品質を調査し、第1チューナAFリストと第2チューナAFリストに登録する処理を、次のように行う。
すなわち、制御部5は、まず、第1チューナ11のRDSデコーダ115から送られたAFやPIから、第1チューナ11が受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数を特定し
第1チューナAFリストに登録する。また、第2チューナ12のRDSデコーダ123から送られたAFやPIから、第2チューナ12が受信している周波数チャネルと同じプログラムを放送している周波数チャネルの周波数を特定し第2チューナAFリストに登録する。
そして、次に制御部5は、AFチェックモード設定処理を開始する。
図4に、このAFチェックモード設定処理の手順を示す。
図示するように、この処理において、制御部5は、まず、第1チューナ11のフロントエンド111から通知される受信品質情報から第1チューナ11の現在の受信品質を算定する(ステップ402)と共に、第2チューナ12のフロントエンド121から通知される受信品質情報から第2チューナ12の現在の受信品質を算定する(ステップ404)。
そして、第1チューナ11の現在の受信品質と第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが共に「高」であるかどうかを判定する(ステップ406)。
ここで、本実施形態では、受信品質のレベルとして「高」のレベルと「低」のレベルを設ける。「高」のレベルは、放送を充分に良好に受信可能なレベルであり、「低」のレベルは、放送を正常に受信可能であるが「高」のレベルよりは受信品質が良くないレベルである。
そして、第1チューナ11の現在の受信品質と第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが共に「高」であれば(ステップ406)、AFチェックモードとして均等モードを設定し(ステップ408)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、第1チューナ11の現在の受信品質と第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが共に「高」でなければ、第1チューナ11の現在の受信品質のレベルが「低」であり、かつ、第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「高」であるかどうかを判定し(ステップ410)、そうであれば、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードを設定し(ステップ412)、ステップ402からの処理に戻る。
また、第1チューナ11の現在の受信品質のレベルが「低」でないか、第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「高」でなければ(ステップ410)、第1チューナ11の現在の受信品質のレベルが「高」であり、かつ、第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「低」であるかどうかを判定し(ステップ414)、そうであれば、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードを設定し(ステップ416)、ステップ402からの処理に戻る。
そして、第1チューナ11の現在の受信品質のレベルが「高」でないか、第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが「低」でない場合(ステップ414)、すなわち、第1チューナ11の現在の受信品質と第2チューナ12の現在の受信品質のレベルが共に「低」である場合には、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードを設定し(ステップ418)、ステップ402からの処理に戻る。ただし、ステップ418では、AFチェックモードとして均等モードを設定するようにしてもよい
以上、制御部5が行うAFチェックモード設定処理について説明した。
さて、制御部5は、このようなAFチェックモード設定処理によって最初のAFチェックモードが設定されたならばAFチェック処理を開始する。
ここで、AFチェック処理は、設定されているAFチェックモードに従った形態で行う。
すなわち、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして均等モードが設定されている場合には、図3に示すように、予めAFチェックとステーションサーチに交互に割り当てたタイムスロットTSのうちAFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、図5aに示すように、さらに、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。
そして、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に上述した第1チューナAFチェック動作を行い、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に第2チューナAFチェック動作を行う。
すなわち、制御部5は、第1チューナAFチェック用の最初のタイムスロットTSの開始時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を開始し、第1チューナAFチェック用の最初のタイムスロットTSの終了時刻になったならば第1チューナAFチェック動作を一時停止する。そして、以降は、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの開始時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を一時停止しているところから再開し、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの終了時刻になったならば、第1チューナAFチェック動作を一時停止することを繰り返す。
また、制御部5は、同様に、第2チューナAFチェック用の最初のタイムスロットTSの開始時刻になったならば、第2チューナAFチェック動作を開始し、第2チューナAFチェック用の最初のタイムスロットTSの終了時刻になったならば第2チューナAFチェック動作を一時停止する。そして、以降は、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの開始時刻になったならば、第2チューナAFチェック動作を一時停止しているところから再開し、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの終了時刻になったならば、第2チューナAFチェック動作を一時停止することを繰り返す。
ここで、第2チューナAFチェック動作において、制御部5は、まず、第2チューナAFリストの先頭に登録されている周波数の周波数チャネルを対象チャネルに設定し、対象チャネルをバックグランドチューナ2のフロントエンド31にFM受信チャネルとして設定して対象チャネルの受信動作を行わせると共に、これにより上述のようにフロントエンド31から通知される受信品質情報から対象チャネルの受信品質を算定し、算定した対象チャネルの受信品質を、対象チャネルとした周波数チャネルの受信品質として第2チューナAFリストに登録する。そして、以降は、対象チャネルを、当該対象チャネルの次に第2チューナAFリストに登録されている周波数の周波数チャネルに更新し、対象チャネルをバックグランドチューナ2のフロントエンド31にFM受信チャネルとして設定して対象チャネルの受信動作を行わせると共に、これにより上述のようにフロントエンド31から通知される受信品質情報から対象チャネルの受信品質を算定し、算定した対象チャネルの受信品質を、対象チャネルとした周波数チャネルの受信品質として第2チューナAFリストに登録する処理を繰り返し行う。ただし、対象チャネルが第2チューナAFリストの末尾に登録されている周波数の周波数チャネルである場合には、当該対象チャネルの次に第2チューナAFリストに登録されている周波数の周波数チャネル、すなわち、次に対象チャネルとする周波数チャネルは、第2チューナAFリストの先頭に登録されている周波数の周波数チャネルとする。
次に、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図3に示すように、予めAFチェックとステーションサーチに交互に割り当てたタイムスロットTSのうちAFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、図5bに示すように、さらに、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに割り当てる。ここで、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当ては、所定の期間中に出現する、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数と第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数の比が、n:m(但し、n>m)となるように行う。すなわち、所定の期間中に出現する、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数を、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数より多くする。ここで、n、mの値は、n>mとなるように予め定めておく。なお、図5bでは、n=2、m=1であり、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数と第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSのタイムスロットTSの数の比は2:1である。
また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェック用のタイムスロットTSに割り当てる。
そして、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に上述した第1チューナAFチェック動作を行い、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に上述した第2チューナAFチェック動作を行う。
次に、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図3に示すように、予めAFチェックとステーションサーチに交互に割り当てたタイムスロットTSのうちAFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、図5cに示すように、さらに、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに割り当てる。ここで、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当ては、所定の期間中に出現する、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数と第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数の比が、m:n(但し、n>m)となるように行う。すなわち、所定の期間中に出現する、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数を、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数より多くする。ここで、n、mの値は、n>mとなるように予め定めておく。なお、図5cでは、n=2、m=1であり、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの数と第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSのタイムスロットTSの数の比は1:2である。
また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェック用のタイムスロットTSに割り当てる。
そして、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に上述した第1チューナAFチェック動作を行い、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの期間中に上述した第2チューナAFチェック動作を行う。
以上のように、第1チューナ優先モード、第2チューナ優先モードにおける第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当て行うことにより、第1チューナ11と第2チューナ12のうちの、受信品質が劣っている方のチューナのAFチェックが、より大きい頻度で行われることなる。したがって、受信品質が劣っている方のチューナのAFチェックが、よりすみやかに完了することが期待できる。
一方で、第1チューナ11と第2チューナ12のうちの、受信品質が劣っている方のチューナは、他方のチューナ部よりも近い将来にネットワークフォローを行わなければならなくなる蓋然性が大きい。よって、以上のようなタイムスロットTSの割り当てを行うことにより、第1チューナ11と第2チューナ12のいずれの受信品質が劣化した場合でも、すみやかに、当該受信品質が劣化したチューナについてのNF(ネットワークフォロー)動作を行えることが期待できる。なお、NF動作の詳細については後述する。
以上、制御部5の、第1チューナAFリスト、第2チューナAFリストに周波数と受信品質を登録する処理について説明した。
ところで、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図6aに示すように、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図6bに示すように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てを行うようにしてもよい。
すなわち、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図6aに示すように、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当てる。そして、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長の比が、n:m(但し、n>m)となるように、すなわち、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長が第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長よりも長くなるように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を設定する。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
また、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図6bに示すように、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当てる。そして、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長の比が、m:n(但し、n>m)となるように、すなわち、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長が第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長の時間長よりも長くなるように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を設定する。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
図6に示すように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てを行っても、第1チューナ11と第2チューナ12のうちの、受信品質が劣っている方のチューナのAFチェックが、より大きい頻度で行われることなる。したがって、図5に示した場合と同様に、第1チューナ11と第2チューナ12のいずれの受信品質が劣化した場合でも、すみやかに、当該受信品質が劣化したチューナについてのNF(ネットワークフォロー)動作を行えることが期待できる。
または、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合と、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、次のように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てを行うようにしてもよい。
すなわち、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図6aと同様に、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当て、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長T1と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに割り当てるタイムスロットTSの時間長T2の比が、T1/T2>k1/k2となるように設定する。ここで、k1は第1チューナAFリストに登録されている周波数チャネル(周波数)の数であり、k2は第1チューナAFリストに登録されている周波数チャネル(周波数)の数である。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
そして、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図6bと同様に、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当て、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。そして、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長T1と、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに割り当てるタイムスロットTSの時間長T2の比が、T2/T1>k2/k1となるように設定する。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
このように、第1チューナ優先モード、第2チューナ優先モードにおける第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当て行うことにより、第1チューナ11と第2チューナ12のうちの受信品質が劣っている方のチューナのAFリストに登録されている周波数チャネルの全ての受信品質のチェックが、他方のチューナのAFリストに登録されている周波数チャネルの全ての受信品質のチェックより前に完了することを保証できるようになる。
または、制御部5は、AFチェック処理において、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図7aに示すように、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図7bに示すように、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSを割り当てるようにしてもよい。
すなわち、AFチェックモードとして第1チューナ優先モードが設定されている場合には、図7aに示すように、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当てる。そして、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を、上述した第1チューナAFチェック動作によって、第1チューナAFリストに登録されている全ての周波数チャネル(周波数)について、一度ずつ、その受信品質を検出して第1チューナAFリストに登録するのに要する時間とし、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を、第2チューナAFリストに登録されている全ての周波数チャネル(周波数)について、一度ずつ、その受信品質を検出して第2チューナAFリストに登録するのに要する時間とする。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
そして、AFチェックモードとして第2チューナ優先モードが設定されている場合には、図7bに示すように、AFチェックとステーションサーチにタイムスロットTSを交互に割り当てる。そして、さらに、AFチェックに割り当てた各タイムスロットTSを、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSに交互に割り当てる。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を、上述した第1チューナAFチェック動作によって、第1チューナAFリストに登録されている全ての周波数チャネル(周波数)について、一度ずつ、その受信品質を検出して第1チューナAFリストに登録するのに要する時間とし、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの時間長を第2チューナAFリストに登録されている全ての周波数チャネル(周波数)について、一度ずつ、その受信品質を検出して第2チューナAFリストに登録するのに要する時間とする。また、第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当てにおいては、第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSを最初に、AFチェックのタイムスロットTSに割り当てる。
図7に示したように、第1チューナ優先モード、第2チューナ優先モードにおける第1チューナAFチェック用のタイムスロットTSと第2チューナAFチェック用のタイムスロットTSの割り当て行っても、第1チューナ11と第2チューナ12のうちの受信品質が劣っている方のチューナのAFリストに登録されている周波数チャネルの全ての受信品質のチェックが、他方のチューナのAFリストに登録されている周波数チャネルの全ての受信品質のチェックより前に完了することを保証できる。
さて、次に、制御部5は、このような第1チューナAFリスト、第2チューナAFリストを用いて、上述したNF動作を以下のように行う。
すなわち、制御部5は、第1チューナ11と第2チューナ12とで異なる周波数チャネルを受信している場合には、第1チューナ11のフロントエンド111から通知される受信品質情報から算定される受信品質が所定レベルより劣化したときに、第1チューナAFリストに登録されている最も受信品質が良い周波数の周波数チャネルに、第1チューナ11のフロントエンド111のFM受信チャネルを更新し、第2チューナ12のフロントエンド121から通知される受信品質情報から算定される受信品質が所定レベルより劣化したときに、第2チューナAFリストに登録されている最も受信品質がよい周波数の周波数チャネルに、第2チューナ12のフロントエンド121のFM受信チャネルを更新する。
ここで、所定レベルは、たとえば、周波数チャネルを正常に受信できなくなる受信品質のレベルに所定のマージンを加えたレベルとする。
また、制御部5は、第1チューナ11と第2チューナ12とで同じ周波数チャネルを受信している場合には、第1チューナ11のフロントエンド111から通知される受信品質情報から算定される受信品質と第2チューナ12のフロントエンド121から通知される受信品質情報から算定される受信品質とのうちのいずれかが、所定レベルより劣化したときに、第1チューナAFリストに登録されている最も受信品質がよいの周波数の周波数チャネルに、第1チューナ11のフロントエンド111のFM受信チャネルと、第2チューナ12のフロントエンド121のFM受信チャネルを更新する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上では、RDS(Radio Data System)によってデータ信号が音声に多重化されて放送されるFMラジオ放送を受信するラジオ放送受信システムへの適用を例にとり、本発明の実施形態を示したが、本実施形態は、DAB、DAB+などのサイマル放送を行うデジタルラジオ放送や、その他のサイマル放送を行うデジタルテレビ放送などにも同様に適用することができる。
1…フォアグランドチューナ部、2…バックグランドチューナ、3…アンプ、4…通信インタフェース、5…制御部、6…操作部、7…表示部、8…メモリ、9…出力セレクタ、11…第1チューナ、12…第2チューナ、31…フロントエンド、32…FM復調部、33…RDSデコーダ、100…スピーカ、101…リアオーディオ出力システム、111…フロントエンド、112…合成部、113…セレクタ、114…FM復調部、115…RDSデコーダ、121…フロントエンド、122…FM復調部、123…RDSデコーダ。

Claims (12)

  1. 第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置であって、
    前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック部と、
    前記第1のチューナが受信する放送チャネルを、第1の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第1チューナ代替放送チャネルに切り替え、前記第2のチューナが受信する放送チャネルを、第2の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第2チューナ代替放送チャネルに切り替えるネットワークフォロー実行部とを有し、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行い、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行うことを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に繰り返し行い、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長を、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長よりも大きくし、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長を、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長よりも大きくすることを特徴とする放送受信装置。
  3. 請求項1記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に繰り返し行い、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長の、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長に対する比を、前記第1チューナ代替放送チャネルの数の前記第2チューナ代替放送チャネルの数に対する比よりも大きくし、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長の、前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを行う各回の時間長に対する比を、前記第2チューナ代替放送チャネルの数の前記第1チューナ代替放送チャネルの数に対する比よりも大きくすることを特徴とする放送受信装置。
  4. 請求項2または3記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行い、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行うことを特徴とする放送受信装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好である場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと同じ頻度で行うことを特徴とする放送受信装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと同じ頻度で行うことを特徴とする放送受信装置。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載の放送受信装置であって、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質と前記第2のチューナの受信品質の双方のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行うことを特徴とする放送受信装置。
  8. 第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置であって、
    前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック部と、
    前記第1のチューナが受信する放送チャネルを、第1の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第1チューナ代替放送チャネルに切り替え、前記第2のチューナが受信する放送チャネルを、第2の所定の契機で、前記代替放送チャネルチェック部がチェックした受信品質が良好である前記第2チューナ代替放送チャネルに切り替えるネットワークフォロー実行部とを有し、
    前記代替放送チャネルチェック部は、
    前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に行うと共に、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行い、
    少なくとも、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行うことを特徴とする放送受信装置。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の放送受信装置であって、
    当該放送受信装置は自動車に搭載される放送受信装置であることを特徴とする放送受信装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の放送受信装置であって、
    当該放送受信装置は、RDS(Radio Data System)によってデータが音声に多重化されて放送されるFMラジオ放送を受信する放送受信装置であって、
    前記放送チャネルは、前記FMラジオ放送の周波数チャネルであることを特徴とする放送受信装置。
  11. 第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置において、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック方法であって、
    前記放送受信装置において、前記第1のチューナの受信品質のレベルと前記第2のチューナの受信品質のレベルを検出する検出ステップと、
    前記放送受信装置において、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行い、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックよりも大きい頻度で行うチェックステップとを有することを特徴とする代替放送チャネルチェック方法。
  12. 第1のチューナと、第2のチューナと、第3のチューナとを備えた放送受信装置において、前記第1のチューナと前記第2のチューナとが異なる放送チャネルを受信しているときに、前記第3のチューナを用いて、第1のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、第2のチューナが受信中の放送チャネルと同じ内容の放送を行っている放送チャネルである第2チューナ代替放送チャネルの受信品質とをチェックする代替放送チャネルチェック方法であって、
    前記放送受信装置において、前記第1のチューナの受信品質のレベルと前記第2のチューナの受信品質のレベルを検出する検出ステップと、
    前記第3のチューナを用いた前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックと、前記第3のチューナを用いた前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックとを交互に行うチェックステップとを有し、
    前記チェックステップにおいて、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でなく、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好である場合に、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行い、前記第1のチューナの受信品質のレベルが充分に良好であり、前記第2のチューナの受信品質のレベルが充分に良好でない場合に、初回の前記第2チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックを、初回の前記第1チューナ代替放送チャネルの受信品質のチェックより前に行うことを特徴とする放送受信装置。
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