JP6407098B2 - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP6407098B2
JP6407098B2 JP2015110426A JP2015110426A JP6407098B2 JP 6407098 B2 JP6407098 B2 JP 6407098B2 JP 2015110426 A JP2015110426 A JP 2015110426A JP 2015110426 A JP2015110426 A JP 2015110426A JP 6407098 B2 JP6407098 B2 JP 6407098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
divided data
data
slide show
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015110426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016225825A (ja
Inventor
大志 高岡
大志 高岡
諒 助川
諒 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2015110426A priority Critical patent/JP6407098B2/ja
Priority to EP16164258.2A priority patent/EP3098985A1/en
Publication of JP2016225825A publication Critical patent/JP2016225825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6407098B2 publication Critical patent/JP6407098B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/42Arrangements for resource management
    • H04H20/426Receiver side
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/86Arrangements characterised by the broadcast information itself
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/20Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、DAB(Digital Audio Broadcasting)放送規格等にしたがった番組データを受信するデジタル放送受信機に関する。
従来から、欧州規格に準拠したデジタルラジオ放送を受信するDAB受信機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このDAB受信機は、放送データを受信してオーディオ出力する機能の他に、送られてくる静止画を受信順に表示するスライドショー(Slide Show)の機能を有している。このスライドショーは、昇順のセグメント番号が割り振られた所定容量(8kバイト)のスライドショーデータを番号順に受信し、1枚分のデータ容量(最大50kバイト)に達したときこの1枚の画像を表示する。このようにして、各画像1枚分のデータの受信が終了する毎に、表示対象の画像が順次更新される。
特開2011−114478号公報
ところで、特許文献1に開示されたDAB受信機では、複数枚の画像を順番に受信して表示を行うが、1枚目の画像を構成する最後のスライドショーデータを受信する前に、2枚目の画像を構成する最初のスライドショーデータを受信すると、これら2枚の画像を構成するデータが破棄されてしまい、画像の更新時期が大幅に遅れるという問題があった。画像の更新時期が遅れると、並行して出力される音声との対応がずれて表示内容が不自然になるため、望ましくない。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、画像の更新時期の遅れを抑制することができるデジタル放送受信機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のデジタル放送受信機は、1枚の画像を表示するために必要な画像データが複数の分割データに分割されて配信され、これら複数の分割データを受信して画像表示を行うデジタル放送受信機であって、配信された順番で分割データを受信するデータ受信手段と、データ受信手段によって受信した分割データを所定容量の格納手段に格納する分割データ格納処理手段と、1枚の画像に対応する複数の分割データが受信されて格納手段に格納された後に、格納手段からこれら複数の分割データを読み出して表示する画像表示手段とを備える。分割データ格納処理手段は、第1の画像に対応する複数の分割データの受信が終了する前に、第2の画像に対応する最初の分割データがデータ受信手段によって受信されたときに、それまで格納手段に格納されていた第1の画像に対応する分割データを破棄し、第2の画像に対応する分割データの格納手段への格納動作を開始する。
1枚目の画像に対応する分割データの受信が終了する前に2枚目の画像に対応する分割データを受信した場合であっても、1枚目の画像の分割データが破棄されるだけであり、2枚目の画像の表示を行うことができるため、これら2枚の画像がともに表示されなくなる場合に比べて、画像の更新時期の遅れを抑制することが可能となる。
また、上述した各画像のデータ量は各画像毎に決まっており、分割データ格納処理手段は、第1の画像に対応する分割データの受信済みのデータ量の合計値が第1の画像のデータ量に達する前に、第2の画像に対応する最初の分割データが受信されたときに、それまで格納手段に格納されていた第1の画像に対応する分割データを破棄することが望ましい。これにより、受信済みの分割データのデータ量合計値と画像のデータ量とを比較した結果に基づいて分割データを破棄するか否かを容易に判断することができる。
また、上述した複数の分割データには、対応する画像を識別する識別情報が対応付けられており、分割データ格納処理手段は、識別情報に基づいて分割データが第1および第2の画像のいずれに対応しているかを識別することが望ましい。これにより、分割データがいずれの画像に対応するものであるかを容易に判断することができる。
また、上述した分割データ格納処理手段は、第1の画像に対応する複数の分割データの受信が終了する前に、第2の画像に対応する最初の分割データがデータ受信手段によって受信されたときであって、その時点で格納手段の未使用領域の容量が所定値以上であるときに、それまで格納手段に格納されていた第1の画像に対応する分割データの破棄を保留することが望ましい。特に、上述した所定値は、分割データのデータ量と同じであることが望ましい。格納手段の空き容量に余裕がある場合に分割データの破棄を保留することにより、第1の画像の表示が可能になる場合があり、この場合に画像の欠落をなくすることができる。
また、上述した分割データ格納処理手段は、第1の画像に対応する複数の分割データの受信が終了する前に、第2の画像に対応する最初の分割データがデータ受信手段によって受信されたときに、それまで格納手段に格納されていた第1の画像に対応する分割データを破棄する前に、これらの分割データを用いた第1の画像の表示を画像表示手段に指示した後に、これらの分割データを破棄することが望ましい。これにより、全ての分割データの受信が終了していない第1の画像について強制的に表示を行うことができ、第1の画像の全体が欠落する事態を避けることができる。
また、上述した格納手段の所定容量は、1枚の画像の最大データ量と同じであることが望ましい。これにより、格納手段の容量を少なくしてコスト低減を図りつつ、画像の更新時期の遅れの抑制が可能となる。
一実施形態のDAB受信機の構成を示す図である。 DAB放送信号のフレーム構成を示す図である。 スライドショーの画像を受信順に表示する動作手順を示す流れ図である。 スライドショーの画像を受信順に表示する変形例の動作手順を示す流れ図である。 スライドショーの画像を受信順に表示する他の変形例の動作手順を示す流れ図である。
以下、本発明のデジタル放送受信機を適用した一実施形態のDAB(Digital Audio Broadcasting)受信機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態のDAB受信機の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のDAB受信機は、チューナ10、デコーダ20、出力処理部22、アンプ24、スピーカ26、制御部30、表示部40、操作部42を備えている。このDAB受信機は、車両に搭載されている。
チューナ10およびデコーダ20は、放送番組を受信するためのものである。具体的には、チューナ10およびデコーダ30は、変調方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を用いたマルチキャリア方式で放送されたデジタル放送信号(DAB放送信号)を受信して復調処理および復号化処理を行って音声データを再生する。例えば、このチューナ10は、フロントエンド(F/E)12、アナログ−デジタル変換器(A/D)14を含んで構成されている。フロントエンド12は、アンテナ16を介して受信した放送信号を中間周波信号に変換する。アナログ−デジタル変換器14は、アナログの中間周波信号をデジタルデータ(中間周波データ)に変換する。デコーダ20は、中間周波データに対して復調処理と復号化処理を行って、例えば操作部42を操作して利用者によって指定されたサービス(オーディオサービス、データサービル)を抽出する。
なお、本実施形態では、フロントエンド12から出力される中間周波信号をデジタルデータに変換した後にデコーダ20で復調処理と復号化処理を行っているが、どの部分までをアナログ処理で行い、どの部分からデジタル処理で行うかは適宜変更可能である。
図2は、DAB放送信号のフレーム構成を示す図である。図2に示すように、DAB放送信号のフレームは、同期チャネル、ファースト・インフォメーション・チャネルFIC、メイン・サービス・チャネルMSCによって構成されている。
同期チャネルは、NULLシンボルと位相基準シンボルPRS(Phase Reference Symbol)からなり、フレームの先頭部分を検出してフレーム同期をとるために用いられる。ファースト・インフォメーション・チャネルFICは、メイン・サービス・チャネルMSCの内容を説明する領域であり、時間/日付データ、サービス(番組)の配列データ、サービスのラベル(名称)、サービス識別コードSID(Service Identification Code)などが含まれる。複数個のFIG(ファースト・インフォメーション・グループ)がエネルギ拡散されて、所定の情報単位である1個のFIB(ファースト・インフォメーション・ブロック)を構成している。また、各FIBは、畳み込み符号化され、この畳み込み符号化された3個のFIBが1個のFICを構成している。メイン・サービス・チャネルMSCは、複数のサービスのそれぞれに対応するオーディオデータ等が含まれる。このメイン・サービス・チャネルMSCは、エネルギ拡散され、畳み込み符号化され、タイムインターリーブされた複数個のサブ・チャネル(SubCh)を含んでいる。
出力処理部22は、デコーダ20から出力されるオーディオデータが入力されており、音量の可変制御や他の音(例えば操作音)の重ね合わせ処理等を行う。アンプ24は、出力処理部22から出力されるオーディオデータを増幅してスピーカ26から増幅後の音声を出力する。なお、実際には、出力処理部22における各種処理後のオーディオデータをアナログの音声信号に変換する必要がある。この変換処理は出力処理部22内で行ってもよいが、出力処理部22の後段にデジタル−アナログ変換器を設けて行うようにしてもよい。
制御部30は、DAB受信機全体の受信動作を制御するとともにスライドショーデータに基づく画像の表示処理などを行う。このために、制御部30は、スライドショーデータ(SSD)抽出処理部32、スライドショーデータ(SSD)バッファ34、スライドショー(SS)表示処理部36を備えている。なお、通常の受信動作の制御に関する構成(受信対象となるサービス(番組)を選択する動作や受信中のサービスについて受信内容を表示する動作などに必要な構成)については図示が省略されている。
スライドショーデータ抽出処理部32は、チューナ10およびデコーダ20を用いて受信されたDAB放送信号のフレームの中からデータサービスの1つであるスライドショーデータを抽出する。スライドショーは、出力中の音声(楽曲)に対応する静止画(JPEGデータやビットマップデータなど)や動画からなる画像である。本実施形態で処理対象とするスライドショーでは、送られてくる静止画に対応する画像データを受信し、受信順に表示する。
各画像に対応する画像データは、最大50kバイトのデータ量を有し、それぞれが8kバイトの固定長データである複数のスライドショーデータで構成されている。各画像毎に異なるトランスポートIDが対応付けられている。また、各画像データを構成する複数のスライドショーデータには、「0」から昇順のセグメント番号が付されており、セグメント番号「0」、「1」、「2」、・・・の順に、必要個数分のスライドショーデータが受信される。さらに、各画像データのサイズ(データ量)がヘッダ情報としてファースト・インフォメーション・チャネルFICに含まれており、セグメント番号順に受信したスライドショーデータのデータ量の合計値がこのサイズに達したときに、画像データの全データの受信が終了したものとして表示処理に移行するようになっている。
スライドショーデータバッファ34は、チューナ10およびデコーダ20を用いて受信され、スライドショーデータ抽出処理部32によって抽出されたスライドショーデータを表示前に一時的に格納する。例えば、1枚の画像の最大データ量である50kバイトと同じ容量を有する。なお、スライドショーデータバッファ34の容量は、必ずしも1枚の画像の最大データ量である50kバイトと同じでなくてもよいが、コストダウンを図る観点からは、1枚の画像分の表示を確実に行うことができる最小の容量である50kバイトとすることが望ましい。また、スライドショーデータバッファ34は、制御部30の外部に設けるようにしてもよい。
スライドショー表示処理部36は、1枚の画像に対応する複数のスライドショーデータが受信されてスライドショーデータバッファ34に格納された後に、このスライドショーデータバッファ34からこれら複数のスライドデータを読み出して表示部40に表示する。例えば、スライドショー表示処理部36は、表示部40の表示画面に対応するビデオRAM(VRAM)38を有しており、スライドショーデータバッファ34に格納されている1枚分の画像に対応する複数のスライドショーデータを読み出してこのビデオRAM38に書き込むことにより、表示部40に対するスライドショーの画像表示処理が行われる。
上述したチューナ10、デコーダ20がデータ受信手段に、スライドショーデータ抽出処理部32が分割データ格納処理手段に、スライドショーデータバッファ34が格納手段に、スライドショー表示処理部36が画像表示手段にそれぞれ対応する。また、上述したスライドショーデータが分割データに、トランスポートIDが画像を識別する識別情報にそれぞれ対応する。
本実施形態のDAB受信機はこのような構成を有しており、次に、スライドショーの画像表示動作について説明する。
図3は、スライドショーの画像を受信順に表示する動作手順を示す流れ図である。スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータを受信(抽出)したか否かを判定する(ステップ100)。未受信の場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、スライドショーデータを受信するとステップ100の判定において肯定判断が行われる。次に、スライドショーデータ抽出処理部32は、抽出したスライドショーデータのセグメント番号が「0」か否かを判定する(ステップ102)。セグメント番号が「0」の場合、すなわち、画像データを構成する最初のスライドショーデータを受信した場合には肯定判断が行われる。この場合には、スライドショーデータ抽出処理部32は、このスライドショーデータに対応するトランスポートIDを保持(ステップ104)する。また、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34から1つ前の画像に対応して保持したトランスポートIDのスライドショーデータを破棄(ステップ106)した後、今回抽出したスライドショーデータをスライドショーデータバッファ34に格納する(ステップ108)。次に、スライドショーデータ抽出処理部32は、同じトランスポートIDの全てのスライドデータが終了したか否かを判定する(ステップ110)。この判定は、セグメント番号順に受信したスライドショーデータのデータ量の合計値がこれらのスライドショーデータに対応する画像データのサイズに達したか否かを調べることにより行われる。未受信のスライドショーデータが存在する場合にはステップ110の判定において否定判断が行われ、ステップ100に戻ってスライドショーデータの受信判定が繰り返される。
また、受信したスライドショーデータのセグメント番号が「0」以外の場合にはステップ102の判定において否定判断が行われる。次に、スライドショーデータ抽出処理部32は、今回受信したスライドショーデータのトランスポートIDが、ステップ104において先に保持されているトランスポートIDと同じか否かを判定する(ステップ112)。トランスポートIDが同じ場合には肯定判断が行われ、ステップ108に移行して、今回受信したスライドショーデータがスライドショーデータバッファ34に格納される。一方、トランスポートIDが異なる場合にはステップ112の判定において否定判断が行われる。この場合には、スライドショーデータ抽出処理部32は、今回受信したスライドショーデータを格納せずに破棄する(ステップ114)。その後、ステップ100に戻ってスライドショーデータの受信判定が繰り返される。
また、同じトランスポートIDの全てのスライドデータが終了した場合にはステップ110の判定において肯定判断が行われる。次に、スライドショー表示処理部36は、スライドショーデータバッファ34に格納されている1枚の画像に対応する全てのスライドショーデータを読み出して表示部40に表示する(ステップ116)。その後、スライドショー表示処理部36(あるいは、スライドショーデータ抽出処理部32)は、スライドショーデータバッファ34内のスライドショーデータを破棄する(ステップ118)。その後、ステップ100に戻ってスライドショーデータの受信判定が繰り返される。
このように、本実施形態のDAB受信機では、1枚目の画像に対応するスライドショーデータ(分割データ)の受信が終了する前に2枚目の画像に対応するスライドショーデータを受信した場合であっても、1枚目の画像のスライドショーデータが破棄されるだけであり、それ以後に受信するスライドショーデータを用いて2枚目の画像の表示を行うことができるため、これら2枚の画像がともに表示されなくなる場合に比べて、画像の更新時期の遅れを抑制することが可能となる。
また、各画像のデータ量は各画像毎に決まっており、1枚目の画像(第1の画像)に対応するスライドショーデータの受信済みのデータ量の合計値がこの1枚目の画像のデータ量に達する前に、2枚目の画像(第2の画像)に対応する最初のスライドショーデータが受信されたときに、それまでスライドショーデータバッファ34に格納されていた1枚目の画像に対応するスライドショーデータが破棄される。このように、受信済みのスライドショーデータのデータ量合計値と画像のデータ量とを比較した結果に基づいてスライドショーデータを破棄するか否かを容易に判断することができる。
また、複数のスライドショーデータには、対応する画像を識別する識別情報としてのトランスポートIDが対応付けられており、スライドショーデータ抽出処理部32は、トランスポートIDに基づいてスライドショーデータがいずれの画像に対応しているかを識別している。これにより、スライドショーデータがいずれの画像に対応するものであるかを容易に判断することができる。
また、スライドショーデータバッファ34の格納容量は、1枚の画像の最大データ量(例えば50kバイト)と同じに設定されている。これにより、スライドショーデータバッファ34の格納容量を少なくしてコスト低減を図りつつ、画像の更新時期の遅れの抑制が可能となる。
図4は、スライドショーの画像を受信順に表示する変形例の動作手順を示す流れ図である。各画像のデータ量は、最大で50kバイトであるが、このデータ量の画像データが送られてくることは稀であり、通常は20〜30kバイト程度であることが多い。したがって、1枚目の画像のデータ量が少なく、スライドショーデータバッファ34の空き容量に余裕がある場合には、2枚目の画像のスライドショーデータを受信したからといって1枚目の画像のスライドショーデータを直ちに破棄しなくてもよい、と考えることができる。図4に示した動作手順は、この考え方を反映したものである。図4に示す動作手順は、図3に示す動作手順に対して、ステップ104とステップ106の間にステップ105を追加するとともに、ステップ112とステップ114をステップ112Aに置き換えた点が異なっている。以下では、これらの追加あるいは置き換えたステップ105、112Aの動作に着目して説明を行うものとする。
受信したスライドショーデータのセグメント番号が「0」(ステップ102の判定において肯定判断)であって、トランスポートIDを保持(ステップ104)した後に、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34に空きあり(未使用領域の容量が所定値以上)か否かを判定する(ステップ105)。例えば、各スライドショーデータのデータ量が8kバイトなので、空き容量が8kバイト以上(スライドショーデータバッファ34の使用中の容量が42kバイト以下)の場合には1つのスライドショーデータをスライドショーデータバッファ34に格納することができる。空き容量が所定値(=8kバイト)以上の場合にはステップ105の判定において肯定判断が行われ、ステップ106の動作(スライドショーデータの破棄)を行うことなく、ステップ108に移行し、スライドショーデータ抽出処理部32は、今回抽出したスライドショーデータをスライドショーデータバッファ34に格納する。また、空き容量が所定値よりも少ない場合にはステップ105の判定において否定判断が行われる。この場合には、ステップ106に移行し、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34から1つ前の画像に対応して保持したトランスポートIDのスライドショーデータを破棄する。
また、受信したスライドショーデータのセグメント番号が「0」以外の場合であってステップ102の判定において否定判断が行われると、次に、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34に空きあり(未使用領域の容量が所定値以上、この空き容量は例えばステップ105の場合と同じで8kバイト)か否かを判定する(ステップ112A)。空き容量が所定値以上の場合には肯定判断が行われ、ステップ108に移行し、スライドショーデータ抽出処理部32は、今回抽出したスライドショーデータをスライドショーデータバッファ34に格納する。また、空き容量が所定値よりも少ない場合にはステップ112Aの判定において否定判断が行われる。この場合には、ステップ106に移行し、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34から1つ前の画像に対応して保持したトランスポートIDのスライドショーデータを破棄する。
このように、スライドショーデータバッファ34の空き容量に余裕がある場合にスライドショーデータの破棄を保留することにより、1枚目の画像の表示が可能になる場合があるため、この場合に画像の欠落をなくすることができる。
図5は、スライドショーの画像を受信順に表示する他の変形例の動作手順を示す流れ図である。図3に示した動作手順では、1枚目の画像に対応する全てのスライドショーデータの受信が終了する前に、2枚目の画像に対応する最初のスライドショーデータを受信した場合に、1枚目の画像に対応するスライドショーデータを破棄していたが、スライドショーデータを破棄する前に強制的に1枚目の画像を表示するようにしてもよい。1枚目の画像の画像データが、ビットマップ形式などの場合には、一部のスライドショーデータが未受信であっても、受信済みのスライドショーデータを用いて1枚目の画像(一部欠損あり)を表示することができる。図5に示す動作手順は、図3に示す動作手順に対して、ステップ104とステップ106の間にステップ105Aを追加した点が異なっている。以下では、この追加されたステップ105Aの動作に着目して説明を行うものとする。
受信したスライドショーデータのセグメント番号が「0」(ステップ102の判定において肯定判断)であって、トランスポートIDを保持(ステップ104)した後に、スライドショー表示処理部36は、スライドショーデータバッファ34から1つ前の画像に対応して保持したトランスポートIDのスライドショーデータを読み出して表示部40に表示する(ステップ105A)。その後、ステップ106に移行し、スライドショーデータ抽出処理部32は、スライドショーデータバッファ34から1つ前の画像に対応して保持したトランスポートIDのスライドショーデータを破棄する。
このように、全てのスライドショーデータの受信が終了していない1枚目の画像について強制的に表示を行うことにより、2枚目の画像に対応するスライドショーデータを先に受信した場合であっても、1枚目の画像の全体が欠落する事態を避けることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、DAB受信機によってスライドショーの機能を実現する場合について説明したが、その他の受信機において、順番に受信する複数の分割データを受信した後に1枚の画像表示を行う場合に本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、1枚目の画像に対応する分割データの受信が終了する前に2枚目の画像に対応する分割データを受信した場合であっても、1枚目の画像の分割データが破棄されるだけであり、2枚目の画像の表示を行うことができるため、これら2枚の画像がともに表示されなくなる場合に比べて、画像の更新時期の遅れを抑制することが可能となる。
10 チューナ
20 デコーダ
22 出力処理部
30 制御部
32 スライドショーデータ(SSD)抽出処理部
34 スライドショーデータ(SSD)バッファ
36 スライドショー(SS)表示処理部
40 表示部
42 操作部

Claims (7)

  1. 1枚の画像を表示するために必要な画像データが複数の分割データに分割されて配信され、これら複数の分割データを受信して画像表示を行うデジタル放送受信機であって、
    配信された順番で前記分割データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信した前記分割データを所定容量の格納手段に格納する分割データ格納処理手段と、
    1枚の画像に対応する前記複数の分割データが受信されて前記格納手段に格納された後に、前記格納手段からこれら複数の分割データを読み出して表示する画像表示手段と、
    を備え、前記分割データ格納処理手段は、第1の画像に対応する前記複数の分割データの受信が終了する前に、第2の画像に対応する最初の前記分割データが前記データ受信手段によって受信されたときに、それまで前記格納手段に格納されていた前記第1の画像に対応する前記分割データを破棄し、前記第2の画像に対応する前記分割データの前記格納手段への格納動作を開始することを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 請求項1において、
    各画像のデータ量は各画像毎に決まっており、
    前記分割データ格納処理手段は、前記第1の画像に対応する前記分割データの受信済みのデータ量の合計値が前記第1の画像のデータ量に達する前に、前記第2の画像に対応する最初の前記分割データが受信されたときに、それまで前記格納手段に格納されていた前記第1の画像に対応する前記分割データを破棄することを特徴とするデジタル放送受信機。
  3. 請求項1または2において、
    前記複数の分割データには、対応する画像を識別する識別情報が対応付けられており、
    前記分割データ格納処理手段は、前記識別情報に基づいて前記分割データが前記第1および第2の画像のいずれに対応しているかを識別することを特徴とするデジタル放送受信機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記分割データ格納処理手段は、前記第1の画像に対応する前記複数の分割データの受信が終了する前に、前記第2の画像に対応する最初の前記分割データが前記データ受信手段によって受信されたときであって、その時点で前記格納手段の未使用領域の容量が所定値以上であるときに、それまで前記格納手段に格納されていた前記第1の画像に対応する前記分割データの破棄を保留することを特徴とするデジタル放送受信機。
  5. 請求項4において、
    前記所定値は、前記分割データのデータ量と同じであることを特徴とするデジタル放送受信機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、
    前記分割データ格納処理手段は、前記第1の画像に対応する前記複数の分割データの受信が終了する前に、前記第2の画像に対応する最初の前記分割データが前記データ受信手段によって受信されたときに、それまで前記格納手段に格納されていた前記第1の画像に対応する前記分割データを破棄する前に、これらの分割データを用いた前記第1の画像の表示を前記画像表示手段に指示した後に、これらの分割データを破棄することを特徴とするデジタル放送受信機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記格納手段の前記所定容量は、1枚の画像の最大データ量と同じであることを特徴とするデジタル放送受信機。
JP2015110426A 2015-05-29 2015-05-29 デジタル放送受信機 Active JP6407098B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015110426A JP6407098B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 デジタル放送受信機
EP16164258.2A EP3098985A1 (en) 2015-05-29 2016-04-07 Digital broadcasting receiver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015110426A JP6407098B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 デジタル放送受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016225825A JP2016225825A (ja) 2016-12-28
JP6407098B2 true JP6407098B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=55701811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015110426A Active JP6407098B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 デジタル放送受信機

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3098985A1 (ja)
JP (1) JP6407098B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195807A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Nikon Gijutsu Kobo:Kk 録画装置
JP4624854B2 (ja) * 2005-05-27 2011-02-02 株式会社三共 画像処理装置
US8660128B2 (en) * 2009-04-15 2014-02-25 Ibiquity Digital Corporation Systems and methods for a multiport synchronous-asynchronous client for scheduling and delivering content for digital radio broadcast transmission
JP2011114478A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Alpine Electronics Inc デジタルラジオ放送受信装置
JP5490564B2 (ja) * 2010-02-24 2014-05-14 アルパイン株式会社 デジタルオーディオ放送受信装置及びデジタルオーディオ放送受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3098985A1 (en) 2016-11-30
JP2016225825A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7386463B2 (ja) 送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置
JP2008283472A (ja) ストリーム再生装置
US10440447B2 (en) Broadcast signal transmission/reception device and method
JP2015115906A (ja) 放送受信機
EP2317678A2 (en) Receiving apparatus, and corresponding method, computer program and system
TW200408207A (en) Digital Audio Broadcasting receiver
JP6407098B2 (ja) デジタル放送受信機
JP4884787B2 (ja) 放送受信装置および選局方法
US20130229973A1 (en) Broadcast receiving device and method
JP2008147985A (ja) ディジタル放送受信装置、ディジタル放送システム、制御プログラムおよび可読記録媒体
KR100744385B1 (ko) 방송 미리보기 서비스 제공을 위한 dmb 단말기 및 방법
JP2014116708A (ja) 交通情報受信装置
JP6000156B2 (ja) デジタル音声放送受信装置
JP4589355B2 (ja) ストリーム再生装置
CN1521966B (zh) 用数字音频广播(dab)接收机重建多媒体对象数据的方法
JP4309870B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP3694393B2 (ja) 多重放送受信機
JP3647619B2 (ja) 多重放送受信機
JP4708324B2 (ja) 番組送出制御装置,番組送出制御方法,番組送出制御プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP3857120B2 (ja) データ放送受信装置
JPH1155134A (ja) 多重放送受信機
JP6045190B2 (ja) 放送受信機
EP2693670A1 (en) Receiver apparatus, reception method, program, and reception system
JP3738818B2 (ja) デジタル放送受信機
JP2012129723A (ja) 多重放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6407098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150