JP2015105191A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置本体サイズのコンパクト化を実現しつつ、位置ズレがある場合でもサイズ検知を確実に実行可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、カセット本体を有し且つ画像形成装置本体に対して着脱可能なシートカセットと、カセット本体内のシートの端部を規制するように移動可能なサイド規制板202と、画像形成装置本体側に配置された3連スイッチ601と、サイド規制板202に連動し、可動位置に応じて、一端に設けられたスイッチ押圧パネル部301aが選択的に3連スイッチ601をオン、オフするレバー部301bとを備える。さらに画像形成装置は、レバー部301bをカセット本体の底部Boの垂直方向にて挟持して支持する第1、第2支持部61c,61dと、画像形成装置本体に設けられ、3連スイッチ601からの信号に基づきカセット本体内のシートのサイズを検知するための制御部とを備える。【選択図】図8
Description
本発明は、シート給送装置を備えた電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置では、シートを画像形成部に送り出すシート給送装置を備えている。シート給送装置には、様々なサイズのシートを収納することが可能な給紙カセットを備えたものがある。このシート給送装置では、給紙カセットから給送されたシートの適切な位置に画像を形成するために、給紙カセットに収納されたシートのサイズを、画像形成装置本体に装備された制御装置に予め判別させる必要がある。
そこで、給紙カセット内のシートのサイズを制御装置に判別させるため、給紙カセット内のシートのシートサイズに応じたサイズ情報信号を制御装置に伝えるためのサイズ検知部を備えた画像形成装置が提案されている。この画像形成装置では、シートの幅方向側端部を規制するサイド規制板と、シート給送方向の後端部を規制する後端規制板とを給紙カセットに有している。サイズ検知部は、サイド規制板と後端規制板の移動に夫々連動して回動するサイズ検知レバーと、サイズ検知レバーの回動位置に応じて選択的にオン(ON)とオフ(OFF)に切り換えられる複数の検知素子とを有している(特許文献1参照)。
この構成によると、給紙カセット内のシートの側端部及び後端部に合わせてサイド規制板と後端規制板を移動させると、その移動に伴い、凹凸パターンを有するサイズ検知レバーが回動する。そして、サイズ検知レバーの回動位置に応じて、凹凸パターンが装置本体側の検知素子を選択的にONとOFFに切り換える。これにより、複数の検知素子のON/OFFの組み合わせからなる信号が制御装置に送られ、制御装置が、その信号に基づいて、給紙カセットに収納されているシートのサイズを判別する。
ところで、近年の画像形成装置では、装置本体のコンパクト化が求められているが、部品公差や収納シート束の重みにより発生する撓み等で、給紙カセットの装置本体に対する位置にズレが生じた場合の対処が必要となる。つまり、このような位置ズレが生じた場合でもサイズ検知レバーで検知素子を確実にON/OFFさせるために、サイズ検知レバーの凹凸パターン形状が形成されている一端部側の厚みを必要最低限は確保しなければならない。それにより厚くなったサイズ検知レバーの一端部側が垂れないように上下方向から押さえるカバー等が必要になり、その分、サイズ検知レバーを回動可能に支持する機構が大型化し、装置本体サイズのコンパクト化を損なうおそれがある。
本発明は、サイズ検知レバーの支持構造等を変えることで、画像形成装置本体サイズのコンパクト化を実現しつつ、給紙カセットの画像形成装置本体に対する位置ズレがある場合でもサイズ検知を確実に実行可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートを収容して給送するシート給送装置と、前記シート給送装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置において、シートを収納するカセット本体を有し且つ画像形成装置本体に対して着脱可能なシートカセットと、前記カセット本体に収納されたシートの端部を規制するように移動可能なサイズ規制手段と、前記画像形成装置本体側に配置された検知手段と、前記サイズ規制手段に連動し、可動位置に応じて、一端に設けられた被検知部が選択的に前記検知手段をオンまたはオフする可動部材と、前記可動部材を前記カセット本体の底部の垂直方向にて挟持して支持する支持手段と、前記画像形成装置本体に設けられ、前記検知手段からの信号に基づいて前記カセット本体に収納されたシートのサイズを検知するための制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によると、サイズ検知レバーの支持構造等を変更し、被検知部に連結される可動部材を垂直方向で摺動可能に挟持して支持することにより、厚くなったサイズ検知レバーを上下方向から押さえるカバー等を不要にすることができる。これにより、画像形成装置本体サイズのコンパクト化を実現しながら、給紙カセットの画像形成装置本体に対する位置ズレがある場合であっても確実にサイズ検知を可能とすることができる。
以下、図面を参照して、複写機、プリンタ等の画像形成装置を例に挙げて説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す断面図である。本実施形態は電子写真方式を用いたカラー画像形成装置であり、近年は多種多様なシートへの適応性やプリント生産性に優れるという利点から、4色の画像形成部を中間転写ベルト上に並べて配置した、中間転写タンデム方式が主流となっている。
図1に示すように、画像形成装置1は画像形成装置本体(以下、装置本体ともいう)1aを有し、装置本体1a内の上部に、中間転写ベルト31の回転方向に沿うように配列された画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kを有している。これら画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)に対応している。画像形成装置1は、装置本体内の下部に、上下方向に配置された給紙カセット61,62,63,64と、各給紙カセット61〜64に対応して配置された給送ユニット71,72,73,74とを有する、シートを収容して給送するシート給送装置86を備える。
[シートの搬送プロセス]
画像形成装置1において、シートSは、給紙カセット61〜64にそれぞれ積載される形で収納されており、対応する各給送ユニット71〜74によって、画像形成ユニット10Y〜10Kでの画像形成タイミングに合わせて給送される。各給送ユニット71〜74により送り出されたシートSは、搬送縦パス81を通過して、レジストレーションローラ対76へと搬送される。
画像形成装置1において、シートSは、給紙カセット61〜64にそれぞれ積載される形で収納されており、対応する各給送ユニット71〜74によって、画像形成ユニット10Y〜10Kでの画像形成タイミングに合わせて給送される。各給送ユニット71〜74により送り出されたシートSは、搬送縦パス81を通過して、レジストレーションローラ対76へと搬送される。
レジストレーションローラ対76は、給紙カセット61〜64から搬送されてくるシートSを突き当ててループを形成することで、シートSの先端を倣わせて斜行を補正する機能を有する。さらに、レジストレーションローラ対76は、斜行補正の実行後、中間転写ベルト31上に担持されたトナー像に合わせ、所定のタイミングでシートSを二次転写部へ搬送する機能を有する。二次転写部は、対向する二次転写内ローラ32及び二次転写外ローラ41により形成される二次転写ニップ部N2であり、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが与えられることでシート上にトナー像を二次転写させる。
[画像の作像プロセス]
以上説明した二次転写部までのシートSの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部(N2)まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。
以上説明した二次転写部までのシートSの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部(N2)まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。
画像形成ユニット10Y〜10Kは夫々、感光ドラム11(11Y、11M、11C、11K)と、帯電装置12(12Y、12M、12C、12K)と、露光装置13(13Y、13M、13C、13K)とを有している。さらに、画像形成ユニット10Y〜10Kは、現像装置14(14Y、14M、14C、14K)と、一次転写ローラ35(35Y、35M、35C、35K)と、ドラムクリーナ15(15Y、15M、15C、15K)とを有している。
予め帯電装置12により表面を一様に帯電されて回転する感光ドラム11に対し、送られてきた画像情報の信号に基づいて露光装置13が駆動され、感光ドラム11上に静電潜像を形成する。感光ドラム上に形成された静電潜像は、現像装置14によるトナー現像を経てトナー像として顕在化される。
その後、一次転写ローラ35により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト31上にトナー像が一次転写される。その後、感光ドラム11上に僅かに残った転写残トナーは、ドラムクリーナ15により回収され、再び次の画像形成に備えられる。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、テンションローラ34及び二次転写内ローラ32等によって張架され、図1中の矢印Bの方向へと搬送駆動(回転)される。前述した画像形成ユニット10Y〜10Kにより並列処理される各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト31上に一次転写された上流色のトナー像上に重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的には、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト31上に形成され、二次転写部(N2)へと搬送される。
[二次転写以降のプロセス]
以上、それぞれ説明したシートSの搬送プロセス及び画像形成プロセスを以って、二次転写部(N2)においてシート上にフルカラーのトナー像が二次転写される。その後、シートSは、定着前搬送装置42により定着装置5へと搬送される。定着装置5は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えて、シートS上にトナー像を溶融固着させるように構成される。なお、画像形成ユニット10Y〜10K、二次転写部(N2)及び定着装置5等により、シート給送装置86から給送されたシートSに画像を形成する画像形成部が構成される。
以上、それぞれ説明したシートSの搬送プロセス及び画像形成プロセスを以って、二次転写部(N2)においてシート上にフルカラーのトナー像が二次転写される。その後、シートSは、定着前搬送装置42により定着装置5へと搬送される。定着装置5は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えて、シートS上にトナー像を溶融固着させるように構成される。なお、画像形成ユニット10Y〜10K、二次転写部(N2)及び定着装置5等により、シート給送装置86から給送されたシートSに画像を形成する画像形成部が構成される。
このようにして得られた定着画像を有するシートSは、片面印刷時には排紙搬送パス82から排出ローラ4を介してそのまま排出トレイ65上に排出され、両面印刷時には反転誘導パス83を経由して反転ローラ対78側に送られる。両面印刷を要する場合、シートSは、反転誘導パス83からスイッチバックパス84に引き込まれ、反転ローラ対78の回転方向を正逆転させること(スイッチバック動作)で先後端を入れ替えられ、両面搬送パス85に搬送されて再度二次転写部に送られる。なお、図1における符号77は、各給送ユニット71〜74から給送されてくるシートSを、搬送ローラ対75を介してレジストレーションローラ対76に送る搬送ローラ対である。
[制御系]
次に、図4を参照して、本実施形態の制御系について説明する。なお、図4は、本実施形態の制御系を示すブロック図である。
次に、図4を参照して、本実施形態の制御系について説明する。なお、図4は、本実施形態の制御系を示すブロック図である。
図4に示すように、制御手段としての制御部700はCPU、RAM及びROMを有し、3連スイッチ601から送信されるシートサイズに応じたサイズ情報信号を受信すると共に、給送モータ131とリフタモータ132にそれぞれ駆動信号を出力する。つまり制御部700は、画像形成装置本体1aに設けられ、3連スイッチ601からの信号に基づいてカセット本体61aに収納されたシートSのサイズを検知する。給送モータ131は、給送ユニット71,72,73,74等を駆動し、リフタモータ132は、中板204を昇降動作させる。
[給紙カセット]
次に、図2及び図5を参照して、シートカセットとしての給紙カセット61について説明する。シートカセットとしての他の給紙カセット62〜64は、給紙カセット61と同一の構成を有するので、以下、主に給紙カセット61について詳細に説明する。なお、図2は給紙カセット61を示す平面図、図5はサイド規制板202を給紙カセット61の挿抜方向から見た図である。
次に、図2及び図5を参照して、シートカセットとしての給紙カセット61について説明する。シートカセットとしての他の給紙カセット62〜64は、給紙カセット61と同一の構成を有するので、以下、主に給紙カセット61について詳細に説明する。なお、図2は給紙カセット61を示す平面図、図5はサイド規制板202を給紙カセット61の挿抜方向から見た図である。
図2に示すように、給紙カセット61は、シートを収納するカセット本体61aを有し、装置本体1aに対して着脱可能に構成されている。この給紙カセット61は、装置本体1aに対してシート給送方向(矢印cの方向)と直交する幅方向(図2の上下方向)に挿入及び引抜き(挿抜)可能に装着される。装置本体1aには、カセット本体61aを奥側の側板1bに向けて案内する不図示の案内レールが配置されている。給紙カセット61は、この案内レールを介して図2矢印aの方向(引き抜き方向)に引き抜かれ、図2矢印bの方向(挿入方向)に挿入されて装着される。
給紙カセット61は、シートの、シート給送方向cと直交する幅方向の側端部の位置を規制するサイズ規制手段としてのサイド規制板201,202を有している。また、給紙カセット61は、シートの、シート給送方向cの上流端部である後端部の位置を規制するサイズ規制手段としての後端規制板203を有している。
サイド規制板201,202は、シートの側端部の位置に合わせて幅方向に移動可能となるようにカセット本体61aに支持されている。後端規制板203は、シートの後端部の位置に合わせてシート給送方向cに移動可能となるようにカセット本体61aに支持されている。サイド規制板201,202は、ラックアンドピニオン機構(不図示)により、互いに離間または接近するように幅方向に同じ量だけ移動可能に構成されている。
本実施形態では、サイズ規制手段は、カセット本体61aにおける幅方向の両側に配置され且つ両側が幅方向に移動可能に支持された状態でシートの端部を規制する一対のサイド規制板(規制部材)201,202から構成される。また、給紙カセット61では、リフタモータ132(図4参照)を駆動源として、カセット本体61aに収納されたシートが積載されたシート積載部としての中板204を昇降動作させる。
図2のサイズ検知素子ユニット600側に位置するサイド規制板202は、図5に示すように、直線形状の基部202fと、基部202fから上方に突出する壁部202eとを有している。さらに、サイド規制板202は、基部202fから下方に突出する、側面視T字形状の突起部202aと、L字形状の係合爪部202b,202c,202dとを有している。
次に、図2、図3、図7及び図8を参照して、3連スイッチ601及びこの3連スイッチ601をスイッチ操作するサイズ検知レバー301について詳細に説明する。なお、図3は、サイズ検知レバー301を図2の矢印G方向から見た状態で示す側面図、図7は、図6におけるサイズ検知レバーを拡大して示す図である。図8は、サイズ検知レバーの支持部分を図6のF−F線で断面して矢視方向に見た状態で示す断面図である。
図2、図3及び図8に示すように、サイズ検知素子ユニット600は、装置本体1aにおける側板1bに取り付けられたスイッチホルダ602と、このスイッチホルダ602に設けられた検知手段としての3連スイッチ601とを有している。3連スイッチ601は、上側から下側に向かって押しボタン601a,601b,601cをこの順に有し、カセット本体61aに収納されたシートのサイズを検知するように画像形成装置1の画像形成装置本体側に配置されている。
サイズ検知レバー301は、サイド規制板201,202の移動に連動して移動するように構成され、被検知部としてのスイッチ押圧パネル部301aと可動部材としてのレバー部301bとを一体に有している。つまり、レバー部301bは、サイド規制板(サイズ規制手段)201,202に連動し、可動位置に応じて、一端に設けられたスイッチ押圧パネル部(被検知部)301aが選択的に3連スイッチ(検知手段)601をオンまたはオフする。
図8に示すように(図6、図9も参照)、レバー部301bは、カセット本体61aの底部Boの垂直方向(矢印Vの方向)にて摺動可能に挟持された状態で、第1支持部61c及び第2支持部61dから構成される支持手段により支持される。レバー部301bは、この支持手段によりシート給送方向(図8の手前−奥方向)に移動可能に支持されている。第1支持部61cは、カセット本体61aの底部Boにおいて第1段部301dを垂直方向Vにて(下側から)支持し、第2支持部61dは、底部Boにおいて第2段部301eを垂直方向Vにて(上側から)支持する。
なお、本実施形態では、被検知部であるスイッチ押圧パネル部301aと可動部材であるレバー部301bとを同じ部材で一体に構成しているが、これらを別の部材で構成することも可能である。つまり、被検知部であるスイッチ押圧パネル部301aと可動部材であるレバー部301bとをそれぞれ別の部材で形成した上で、両者を連結する構成にすることも可能である。
図3及び図8に示すように、スイッチ押圧パネル部301aは、カセット本体61aに収納されたシートのサイズを装置本体1a側に認識させるように3連スイッチ(検知手段)601に対向して配置されている。スイッチ押圧パネル部(被検知部)301aは、上下方向に配列された押しボタン601a,601b,601cに対向して位置可能となるように起立している。つまり、スイッチ押圧パネル部301aは、カセット本体61aの底部Boから垂直方向に起立した状態に配置される。
スイッチ押圧パネル部301aの中央部分には、押しボタン601a〜601cを選択的に押圧操作できるように鈎状に貫通された開口部301fが設けられている。スイッチ押圧パネル部301aは、図3の破線〇で示す押しボタン601a,601b,601cを選択的に押すことで、3連スイッチ601から検知パターンの組み合わせの信号(サイズ情報信号)を制御部700に送信させる。
カセット本体61aが装置本体に挿入されたときに、レバー部301bの押圧パネル部301aが押しボタン601a,601b,601cを選択的に押圧する。図8のようにレバー部301bは、垂直部301c下端部から3連スイッチ601に向かって延びる第1段部301dと、垂直部301c上端部から第1段部301dと逆方向に延びる第2段部301eとを有する断面クランク状のプレートとして構成される。
図7に示すように、レバー部(可動部材)301bには、サイド規制板202のT字状の突起部202aとの連結部となる屈曲状の長穴部301jが設けられている。さらに、レバー部301bには、給紙カセット61の底部Bo裏面に形成されたスライド支持爪部61h(図6参照)に係合される直線状の長穴部301iが設けられている。長穴部301iは、スイッチ押圧パネル部(被検知部)301aと平行になるように、即ちシート給送方向c(図2参照)に延びるように形成されている。
屈曲状の長穴部301jは、サイド規制板202の動きを突起部202aから伝えられた際、上記押圧パネル部301aをシート給送方向に段階的にスライドして押しボタン601a〜601cを選択的に押圧できるように直線部が複数段階に屈曲している。屈曲状の長穴部301jの図7における最上部には、後述する組み立て時に突起部202aが挿入される、突起部202aよりも大きいサイズの開口部301fが形成されている。
次に、図6及び図9を参照して、給紙カセット裏側におけるサイズ検知レバー301の支持構造等について説明する。なお、図6は給紙カセット61をその底面図(図2の裏側から見た図)で、サイド規制板202とサイズ検知レバー301との関係を示す部分を拡大して示す図である。図6では、最大シートサイズの位置を表示している。図9は、サイズ検知レバー301を給紙カセット61に組み付けた後の、サイド規制板202の組み付け時の状態を示す底面図である。
図6及び図9に示すように、給紙カセット61の裏面には、第2支持部61dにて突起部202aを収容可能なサイズに形成された切欠き部61iと、係合爪部202b,202c,202dに夫々対応する長穴部61e,61f,61gとが形成される。サイド規制板202は、係合爪部202b,202c,202dと給紙カセット61の長穴部61e,61f,61gとが夫々に係合することで、給紙カセット61に対して摺動可能に支持される。
サイズ検知レバー301のレバー部(可動部材)301bには、幅方向に延びる屈曲状の長穴部301jが形成されている。カセット本体61aの底部Bo(図2、図8参照)には、幅方向に直線状に延びる直線状の長穴部61kが形成されている。サイド規制板(サイズ規制手段)202に形成された突起部202aは、屈曲状の長穴部301jと直線状の長穴部61kとを共通に貫通して、レバー部301bの底面部301k(図8参照)を下面202g(図8参照)で摺動可能に支持する。
なお、本実施形態では、シート搬送がシートの中央を基準にして行う中央基準であるためサイド規制板201,202の両側を移動可能に支持している。しかし、これに限らず、シートの片側を基準にして行う片側基準である場合には、サイド規制板201,202のうちの一方を移動可能に支持する構成となる。
また、本実施形態では、被検知部及び可動部材を一体に備えたサイズ検知レバー301をサイド規制板201,202に連動するように構成したが、これに限らず、このサイズ検知レバー301を後端規制板203に連動するように構成することもできる。
[本実施形態の作用]
以上により、サイド規制板202がシート側端部位置に合わせて図6矢印d方向に移動されると、サイズ検知レバー301は、突起部202aにより底部Boの垂直方向で保持されつつ、屈曲状の長穴部301jの軌跡に誘導されて図6矢印e方向に移動する。この際、サイズ検知レバー301は、矢印e方向と略平行に形成された直線状の長穴部301iが給紙カセット61のスライド支持爪部61hに係合することで、矢印e方向にスムーズに移動する。
以上により、サイド規制板202がシート側端部位置に合わせて図6矢印d方向に移動されると、サイズ検知レバー301は、突起部202aにより底部Boの垂直方向で保持されつつ、屈曲状の長穴部301jの軌跡に誘導されて図6矢印e方向に移動する。この際、サイズ検知レバー301は、矢印e方向と略平行に形成された直線状の長穴部301iが給紙カセット61のスライド支持爪部61hに係合することで、矢印e方向にスムーズに移動する。
そして、給紙カセット61が装置本体1aに挿入されると、サイズ検知素子ユニット600をサイズ検知レバー301のスイッチ押圧パネル部301aが押すことに伴って、制御部700(図4参照)は、3連スイッチ601からサイズ情報信号を受信する。制御部700は、これに基づき、給紙カセット61が装置本体1aに挿入(装着)されたことを検知すると共に、給紙カセット内に積載されているシートのサイズを認識する。
制御部700は、シートサイズを認識すると、リフタモータ132を駆動し、不図示のリフタ駆動機構により中板204上の積載シートを紙面位置まで上昇させ、給送信号を受信した時点で給送モータ131を駆動して給送ユニットによる給送を開始する。
また、サイズ検知レバー301は、図8に示すように、第1、第2段部301d,301eが、給紙カセット61の底部Boにおける第1支持部61cと第2支持部61dとに挟持されてスライド支持される。これにより、図6のようにサイド規制板202が最大サイズのシート位置にあっても、サイズ検知レバー301は、鉛直方向に垂れることなく確実に保持される。
一方、サイズ検知レバー301とサイド規制板202等の組み付け順序は、以下のようになる。即ち図9に示すように、カセット本体61aにサイズ検知レバー301を組み込んだ後、サイド規制板202をカセット本体61aに組み付け、第2支持部61dの切欠き部61iに位置する開口部301fに突起部202aをくぐらせるように貫通して組み込む。
引き続き、中板204(図2参照)を、図9の紙面裏側からカセット本体61aに組み付ける。中板204は、図9の状態のサイド規制板202とは干渉する位置関係にあり、給紙カセット61を使用する状態では、サイズ検知レバー301の屈曲状の長穴部301jからサイド規制板202の突起部202aが脱落することは無い。
このように、給紙カセット61の組み立て時には、サイズ検知レバー301のレバー部301bをカセット本体61aに組み付けてから中板204を組み付けるので、組み立て工程を円滑に且つ容易に行うことができる。
以上の本実施形態によると、スイッチ押圧パネル部301aを給紙カセット61〜64に対し底部Boの垂直方向にて挟持して支持することにより、給紙カセット61の装置本体1aに対する位置ズレがある場合でも確実にサイズ検知が可能になる。このように、3連スイッチ601を確実にON(オン)又はOFF(オフ)できる構成を有しながらも、サイズ検知レバー301を押さえるカバー等が不要になることで、給紙カセット61をコンパクト化することができる。これにより、この給紙カセット61を受け入れる画像形成装置1の装置本体1aをコンパクト化することが可能になる。
1…画像形成装置/1a…画像形成装置本体/5,10Y〜10K,N2…画像形成部(定着装置,画像形成ユニット,二次転写ニップ部)/61〜64…シートカセット(給紙カセット)/61a…カセット本体/61c,61d…支持手段(第1支持部,第2支持部)/61k…直線状の長穴部/86…シート給送装置/201,202,203…サイズ規制手段,規制部材(サイド規制板,後端規制板)/202a…突起部/204…シート積載部(中板)/301a…被検知部(スイッチ押圧パネル部)/301b…可動部材(レバー部)/301c…垂直部/301d,301e…(第1段部,第2段部)/301j…屈曲状の長穴部/301k…底面部/601…検知手段(3連スイッチ)/700…制御手段(制御部)/Bo…底部/c…シート給送方向/S…シート
Claims (6)
- シートを収容して給送するシート給送装置と、前記シート給送装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置において、
シートを収納するカセット本体を有し且つ画像形成装置本体に対して着脱可能なシートカセットと、
前記カセット本体に収納されたシートの端部を規制するように移動可能なサイズ規制手段と、
前記画像形成装置本体側に配置された検知手段と、
前記サイズ規制手段に連動し、可動位置に応じて、一端に設けられた被検知部が選択的に前記検知手段をオンまたはオフする可動部材と、
前記可動部材を前記カセット本体の底部の垂直方向にて挟持して支持する支持手段と、
前記画像形成装置本体に設けられ、前記検知手段からの信号に基づいて前記カセット本体に収納されたシートのサイズを検知するための制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記サイズ規制手段は、前記カセット本体におけるシート給送方向と直交する幅方向の両側に配置され且つ両側のうちの少なくとも一方が前記幅方向に移動可能に支持された状態でシートの端部を規制する一対の規制部材であり、
前記可動部材は、前記支持手段により前記シート給送方向に移動可能に支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記可動部材は、垂直部の下端部から前記検知手段に向かって延びる第1段部と前記垂直部の上端部から前記第1段部と逆方向に延びる第2段部とを有する断面クランク状のプレートであり、
前記支持手段は、前記カセット本体の前記底部において前記第1段部を前記垂直方向にて支持する第1支持部と、前記底部において前記第2段部を前記垂直方向にて支持する第2支持部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記可動部材には、シート給送方向と直交する幅方向に延びる屈曲状の長穴部が形成され、
前記底部には、前記幅方向に直線状に延びる直線状の長穴部が形成され、
前記サイズ規制手段は、前記屈曲状の長穴部と前記直線状の長穴部とを共通に貫通して前記可動部材の底面部をその下面で摺動可能に支持する突起部を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記被検知部は、前記カセット本体の前記底部から前記垂直方向に起立した状態に配置される、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記カセット本体は、収納されたシートが積載されるシート積載部を有し、
前記カセット本体の組み立て時には、前記可動部材が前記カセット本体に組み付けられてから前記シート積載部が組み付けられる、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249846A JP2015105191A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013249846A JP2015105191A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015105191A true JP2015105191A (ja) | 2015-06-08 |
Family
ID=53435544
Family Applications (1)
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JP2013249846A Pending JP2015105191A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015105191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10703593B2 (en) * | 2018-02-15 | 2020-07-07 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet housing device and image forming device including same |
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2013
- 2013-12-03 JP JP2013249846A patent/JP2015105191A/ja active Pending
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US10703593B2 (en) * | 2018-02-15 | 2020-07-07 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet housing device and image forming device including same |
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