JP2015103277A - 角形二次電池 - Google Patents

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直希 早川
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Abstract

【課題】本発明の目的は、捲回群の挿入性低下を抑制しつつ絶縁性を向上させた角形二次電池を提供することにある。【解決手段】本発明にかかる角形二次電池C1は、扁平状の捲回群3と捲回群3に接続された集電板4A、4Bが絶縁保護フィルム2で覆われて電池缶1に収容された角形二次電池C1であって、絶縁保護フィルム2と集電板4A、4Bとの間に耐熱フィルム101が設けられていることを特徴している。【選択図】図2

Description

本発明は、充放電を行う角形二次電池に関する。
従来から、高い体積密度が得られる電池として、正極電極と負極電極の間にセパレータを介して扁平形状に捲回した捲回群を角形の電池缶に収納した角形二次電池が知られている。角形二次電池は、捲回群の正極電極と負極電極にそれぞれ正極集電体と負極集電体が接続されており、正極集電体と負極集電体は、外部に電力を取り出すための外部端子に接続されている。角形二次電池は、捲回群と電池缶との電気的接触、及び、集電体と電池缶との電気的接触を防ぐために、絶縁保護フィルムで捲回群及び集電体を覆った状態で電池缶に収容する構造を取り、絶縁信頼性を向上させている。
国際公開第2013/111256号
単純に捲回群と集電体を絶縁保護フィルムで覆った構造では、例えば短絡等により集電体が発熱した場合、絶縁保護フィルムの耐熱性が低いと、集電体と電池缶との距離が近い部分では絶縁保護フィルムが溶融して絶縁性能に影響を与える恐れがある。特許文献1には、絶縁保護フィルムの耐熱性を向上させるために、ポリイミドを用いる点が示されている。
しかし、ポリイミドは、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートよりも動摩擦係数が高いので、捲回群を電池缶に挿入する際に抵抗となり、作業性が悪く、生産性が低下する恐れがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、捲回群の挿入性低下を抑制しつつ絶縁性を向上させた角形二次電池を提供することである。
上記課題を解決する本発明の角形二次電池は、扁平状の捲回群と該捲回群に接続された集電板が絶縁保護フィルムで覆われて電池缶に収容された角形二次電池であって、前記絶縁保護フィルムと前記集電板との間に耐熱フィルムが設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、捲回群の電池缶への挿入性を低下させることなく、かつ絶縁保護フィルムの溶融を防止して絶縁信頼性を向上させることができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
角形二次電池の外観斜視図。 角形二次電池の分解斜視図。 捲回群の分解斜視図。 第1実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの斜視図。 第1実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの展開図。 第2実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの斜視図。 第2実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの分解斜視図。 第2実施形態にかかる耐熱フィルムの構成例を説明する図。 第2実施形態にかかる耐熱フィルムの他の構成例を説明する図。 第3実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの斜視図。 第3実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの分解斜視図。 第3実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの配置状態を捲回群側から示す概略図。 第3実施形態にかかる絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの配置状態を電池缶側から示す概略図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施の形態に係わる角形二次電池の外観斜視図である。
角形二次電池C1は、電池缶1および電池蓋6を備える。角形二次電池C1の電池缶1は、相対的に面積の大きい一対の対向する幅広面と相対的に面積の小さい一対の対向する幅狭面とを有する側面21と底面22を有し、その上方に開口部1aを有する。電池缶1内には、捲回群3(図2を参照)と電解液が収納され、電池缶1の開口部1aが電池蓋6によって封止されている。電池蓋6は、電池缶1の開口部1aを塞ぐように溶接されて電池缶1を封止している。電池蓋6には、正極外部端子8Aと、負極外部端子8Bが設けられている。正極外部端子8Aと負極外部端子8Bを介して捲回群3に充電され、また外部負荷に電力が供給される。電池蓋6には、ガス排出弁10が一体的に設けられ、電池容器内の圧力が上昇すると、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出され、電池容器内の圧力が低減される。これによって、角形二次電池C1の安全性が確保される。
図2は、角形二次電池の分解斜視図である。
電池缶1は、矩形の底面22と、底面22から連設されて4つの側壁部を有する角筒状の側面21を有しており、側面21の高さ方向一方側である上端には、上方に向かって解放された開口部1aが設けられている。捲回群3は、絶縁保護フィルム2に覆われた状態で開口部1aから挿入されて電池缶1内に収容される。捲回群3は、扁平形状に捲回されているため、断面半円形状の互いに対向する一対の湾曲面と、これら一対の湾曲面の間に連続して形成される平坦面とを有している。捲回群3は、捲回軸方向が電池缶1の横幅方向に沿うように、一方の湾曲面側から電池缶1内に挿入され、他方の湾曲面側が上部開口側に配置される。捲回群3は、電池缶1の幅広面に捲回群3の平坦面が対向し、幅狭面に捲回群3の捲回軸方向両側の側端面が対向する。
捲回群3の正極箔接続部31dは、正極集電板4Aを介して電池蓋6に設けられた正極外部端子8Aと電気的に接続されている。また、捲回群3の負極箔接続部32dは、負極集電板4Bを介して電池蓋6に設けられた負極外部端子8Bと電気的に接続されている。これにより、正極集電板4Aおよび負極集電板4Bを介して捲回群3から外部負荷へ電力が供給され、正極集電板4Aおよび負極集電板4Bを介して捲回群3へ外部発電電力が供給され充電される。
正極集電板4Aと負極集電板4B、及び、正極外部端子8Aと負極外部端子8Bを、それぞれ電池蓋6から電気的に絶縁するために、ガスケット5および絶縁板7が電池蓋6に設けられている。また、注液口9から電池缶1内に電解液を注入した後、電池蓋6に注液栓11をレーザ溶接により接合して注液口9を封止し、角形二次電池C1を密閉する。
ここで、正極外部端子8Aおよび正極集電板4Aの形成素材としては、例えばアルミニウム合金が挙げられ、負極外部端子8Bおよび負極集電板4Bの形成素材としては、例えば銅合金が挙げられる。また、絶縁板7およびガスケット5の形成素材としては、例えばポリブチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂材が挙げられる。
また、電池蓋6には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔9が穿設されており、この注液孔9は、電解液を電池容器内に注入した後に注液栓11によって封止される。ここで、電池容器内に注入される電解液としては、例えばエチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を適用することができる。
正極外部端子8A、負極外部端子8Bは、バスバー等に溶接接合される溶接接合部を有している。溶接接合部は、電池蓋6から上方に突出する直方体のブロック形状を有しており、下面が電池蓋6の表面に対向し、上面が所定高さ位置で電池蓋6と平行に形成されている。
正極接続部12A、負極接続部12Bは、正極外部端子8A、負極外部端子8Bの下面からそれぞれ突出して先端が電池蓋6の正極側貫通孔6A、負極側貫通孔6Bに挿入可能な円柱形状を有している。正極接続部12A、負極接続部12Bは、電池蓋6を貫通して正極集電板4A、負極集電板4Bの正極集電板基部41A、負極集電板基部41Bよりも電池缶1の内部側に突出しており、先端がかしめられて、正極外部端子8A、負極外部端子8Bと、正極集電板4A、負極集電板4Bを電池蓋6に一体に固定している。正極外部端子8A、負極外部端子8Bと電池蓋6との間には、ガスケット5が介在されており、正極集電板4A、負極集電板4Bと電池蓋6との間には、絶縁板7が介在されている。
正極集電板4A、負極集電板4Bは、電池蓋6の下面に対向して配置される矩形板状の正極集電板基部41A、負極集電板基部41Bと、正極集電板基部41A、負極集電板基部41Bの側端で折曲されて、電池缶1の幅広面に沿って底面側に向かって延出する正極側垂直平板部44A(対向部)、負極側垂直平板部44B(対向部)と、捲回群3の正極箔接続部31d、負極箔接続部32dに対向して重ね合わされた状態で接続される正極側接続端部42A、負極側接続端部42Bを有している。
正極集電板基部41A、負極集電板基部41Bには、正極接続部12A、負極接続部12Bが挿通される正極側開口穴43A、負極側開口穴43Bがそれぞれ形成されている。なお、正極側垂直平板部44Aと正極側接続端部42Aとは電池缶1の厚さ方向中心側に傾斜した正極側傾斜部45Aを介して接続されている。また、正極側の構造と同様に負極側垂直平板部44Bも負極側傾斜部45Bを介して負極側接続端部42Bと接続されている。
正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bはそれぞれ正極集電板基部41A、負極集電板基部41Bの側端で折曲されているため、電池缶1との距離が近くなっている。そのため集電板を構成する他の部分と比較して、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bの方が後述する絶縁保護フィルム2との距離が近くなっている。
捲回群3の平坦面に沿う方向でかつ捲回群3の捲回軸方向に直交する方向を中心軸方向として捲回群3の周囲には絶縁保護フィルム2が巻き付けられている。絶縁保護フィルム2は、例えばPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂製の一枚のシートまたは複数のフィルム部材からなり、捲回群3の扁平面と平行な方向でかつ捲回軸方向に直交する方向を巻き付け中心として巻き付けた場合に、捲回群3と正極集電板4A、負極集電板4Bを覆い、電池缶1との間に介在されて絶縁することができる長さを有している。
図3は、捲回群3の一部を展開した状態を示す分解斜視図である。
捲回群3は、セパレータ33を介して正極体31と負極体32を扁平形状に捲回した電極体であり、捲回軸方向の両端側には、正極合剤31bおよび負極合剤32bが塗布されていない正極電極箔露出部31a、負極電極箔露出部32aが設けられている。正極電極箔露出部31aと負極電極箔露出部32aは、その一部を捲回群3の厚さ方向に圧縮して束ねることにより、正極箔接続部31dと負極箔接続部32dが形成される。
正極体31は、正極箔の両面に、正極活物質に結着材(バインダ)を配合した正極活物質合剤が塗工されて形成された正極活物質層を有する。また、負極体32は、負極箔の両面に、負極活物質に結着材(バインダ)を配合した負極活物質合剤が塗工されて形成された負極活物質層を有する。そして、正極活物質層の正極活物質と負極活物質層の負極活物質との間で充放電が行われる。
ここで、正極箔は、例えば厚さが20〜30μm程度のアルミニウム合金箔であり、負極箔は、厚さが15〜20μm程度の銅合金箔である。また、セパレータ33の形成素材としては、例えば多孔質のポリエチレン樹脂が挙げられ、正極活物質としては、例えばマンガン酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複酸化物が挙げられ、負極活物質としては、例えばリチウムイオンを可逆に吸蔵、放出可能な黒鉛等の炭素材が挙げられる。
図4は、本実施形態における絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの斜視図、図5は本発明の特徴となる絶縁保護フィルム2の展開図である。
絶縁保護フィルム2は、捲回群3の側面部を全周に亘って覆う平面保護部2aと、捲回群3の底面部を覆う底面保護部2bを有している。絶縁保護フィルム2には、耐熱フィルム101、101が設けられている。耐熱フィルム101、101は、絶縁保護フィルム2と正極集電板4Aとの間、及び絶縁保護フィルム2と負極集電板4Bとの間に設けられている。正極集電板4Aと負極集電板4Bは、絶縁保護フィルム2を間に介して電池缶1に対向する対向部である正極側垂直平板部44Aと負極側垂直平板部44Bを有しており、耐熱フィルム101は、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向して電池缶1の側面21に近接している部分、すなわち、絶縁保護フィルム2と、これら正極側垂直平板部44A及び負極側垂直平板部44Bとの間に設けられている。
耐熱フィルム101は、ポリイミド、又はフィラーを有する材料のフィルムで構成されており、平面保護部2aを形成する部材とは別部材で作成されている。耐熱フィルム101は、平面保護部2aよりも正極側垂直平板部44Aに近くなるように平面保護部2aに設けられている。つまり、言い換えると耐熱フィルム101は、絶縁保護フィルム2が捲回群3と対向する側の面に設けられている。このとき、耐熱フィルム101は絶縁保護フィルム2に接着又は溶着されている。接着方法としては接着材、粘着剤が適用でき、溶着方法としては熱溶着や超音波溶着が適用できる。耐熱フィルム101は、絶縁保護フィルム2を展開した状態で接着又は溶着される。
絶縁保護フィルム2は、捲回群3の平坦面を被覆する幅広被覆部2a1、2a2と、捲回群3の側端面を被覆する幅狭被覆部2a3、2a4を有している。正極集電板4A、負極集電板4Bの正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bは、その外側を絶縁保護フィルム2の幅広被覆部2a1又は2a2によって被覆されており、絶縁保護フィルム2を間に介して電池缶1の幅広面Waに対向している。
耐熱フィルム101は、絶縁保護フィルム2を捲回群3に捲き付けて被覆することにより、平面視略コ字状に形成される。そして、正極側の耐熱フィルム101は、幅広側片部103が幅広被覆部2a1と正極集電板4Aの正極側垂直平板部44Aとの間に介在され、幅狭側片部102が幅狭被覆部2a4と捲回群3の側端面との間に介在される。また、負極側の耐熱フィルム101は、幅広側片部103が幅広被覆部2a1と負極集電板4Bの負極側垂直平板部44Bとの間に介在され、幅狭側片部102が幅狭被覆部2a3と捲回群3の側端面との間に介在される。
そして、耐熱フィルム101は、幅広側片部103と対をなすように幅狭側片部102に幅広側片部104が連設されている。幅広側片部104は、正極側では、幅広被覆部2a2と電極群3の正極電極箔露出部31cとの間に介在され、負極側では、幅広被覆部2a2と電極群3の負極電極箔露出部32cとの間に介在される。幅広側片部104は、幅広側片部103とは異なり、幅広被覆部2a1と正極集電板4Aの正極側垂直平板部44Aとの間、及び、幅広被覆部2a1と負極集電板4Bの負極側垂直平板部44Bとの間に介在されない。
しかしながら、捲回群3に対して絶縁保護フィルム2の取り付ける向きを逆向きにした場合に、すなわち、幅広被覆部2a1と2a2の位置を入れ替えた状態で取り付けた場合に、幅広被覆部2a1と正極集電板4Aの正極側垂直平板部44Aとの間、及び、幅広被覆部2a1と負極集電板4Bの負極側垂直平板部44Bとの間に介在される。したがって、幅広側片部103と104のいずれか一方を必ず幅広被覆部2a1と正極集電板4Aの正極側垂直平板部44Aとの間、及び、幅広被覆部2a1と負極集電板4Bの負極側垂直平板部44Bとの間に介在させることができる。
上述したように正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bは、電池缶1の側面21と近接している。そのため、絶縁保護フィルム2と集電板4A、4Bとの距離も近接することになる。従って、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向する絶縁保護フィルム2の部分は、外部での短絡等の異常時に発熱しやすく、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向する絶縁保護フィルム2の部分が溶融し破れ、集電板と電池缶が接触して、電池缶1と正極集電板4A、負極集電板4Bとの絶縁が不十分になる恐れがある。
そこで、本実施形態では正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向する絶縁保護フィルム2の部分にそれぞれ耐熱フィルム101、101を設けている。したがって、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向する部分の絶縁保護フィルム2が溶融して電池缶1と正極集電板4A、負極集電板4Bとが接触することによる内部での短絡を防止し、電池内部での絶縁性の向上を図っている。
また、耐熱フィルム101は、上述したようにポリイミドやフィラーを有する材料等で構成されているため、絶縁保護フィルム2よりも摩擦係数が大きくなっている。そのため耐熱フィルム101が電池缶1と接触すると電池缶1への挿入性が低下する恐れがある。
これに対し、本実施形態では、耐熱フィルム101は、絶縁保護フィルム2が捲回群3と対向する側の面に設けられている、つまり、耐熱フィルム101は、絶縁保護フィルム2と捲回群3との間に位置するようになっている。したがって、外側には挿入性の良い絶縁保護フィルム2、内側には耐熱性の高い耐熱フィルム101という配置関係になり、電池缶1への挿入性を損なうことなく、絶縁性の向上を図ることが可能となる。
さらに、耐熱フィルム101は、正極側垂直平板部44A、負極側垂直平板部44Bと対向する極一部に配置される構造となっている。そのため絶縁保護フィルム2全体の厚さが厚くなることを避けた構成となっており、電池缶1に対して捲回群の厚みを小さくせずに電池容量を確保した構造が可能となる。
以上、上述したように本実施形態では、耐熱フィルム101を、絶縁保護フィルム2が捲回群3と対向する側の面に設ける構造とすることによって、捲回群3の挿入性の低下を防ぎつつも、絶縁性を向上させた角形二次電池を提供することが可能となる。
なお、上述の実施形態では、耐熱フィルム101が平面視略コ字状に形成されて幅狭側片部102と、一対の幅広側片部103、104を有する場合を例に説明したが、耐熱フィルム101が絶縁保護フィルム2と正極集電板4A、負極集電板4Bとの間に介在されていればよい。したがって、例えば耐熱フィルム101が幅広側片部103だけを有する構成、あるいは、幅広側片部103と幅狭側片部102とを有する略L字形状の構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、正極集電板4Aと負極集電板4Bがそれぞれ電池缶1の一対の幅広面Waのうちの一方の幅広面Waのみに対向する構成の場合について説明したが、一対の幅広面Waにそれぞれ対向する構成を有していてもよく、その場合には、耐熱フィルム101は、一対の幅広側片部103、104がそれぞれ集電板と絶縁保護フィルム2との間に介在される構成となる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について図6から図9を用いて説明する。なお、上述の第1実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
本実施形態において特徴的なことは、第1実施形態のように絶縁保護フィルム2に耐熱フィルムが接着されているのではなく、絶縁保護フィルム2のスリット穴201に耐熱フィルム111の舌片112、112が差し込まれて保持された構造となっている点である。
図6、図7は、本実施形態にかかる絶縁保護フィルム2と耐熱フィルム111の斜視図と分解斜視図、図8は、耐熱フィルム111の構成例を説明する図である。
絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4には、スリット穴201、201が設けられている。スリット穴201、201は、耐熱フィルム111の舌片112、112を差し込むためのものであり、絶縁保護フィルム2に切り込みを入れることによって形成されている。スリット穴201、201は、捲回群3を電池缶1に挿入する方向である高さ方向に沿って直線状に延在し、幅狭被覆部2a3、2a4の幅方向に所定間隔をおいて互いに平行に設けられている。
耐熱フィルム111の幅狭側片部102には、舌片112、112が設けられている。舌片112、112は、絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4のスリット穴201、201にそれぞれ差し込まれて耐熱フィルム111を絶縁保護フィルム2に固定するためのものであり、耐熱フィルム111に切り込みを入れることによって形成されている。舌片112、112は、図8に示すように、幅狭側片部102に対をなして設けられており、電池缶1に挿入する方向に交差する方向である横方向に沿って互いに離反する方向に向かって突出している。
各舌片112は、横方向、すなわち舌片112の突出方向に沿って延在する上下一対の直線辺112a、112aと、これら一対の直線辺112a、112aの先端どうしをつないで横方向に突出する円弧形状の先端辺112bとを有している。
舌片112、112は、絶縁保護フィルム2の捲回群3側から幅狭被覆部2a3と2a4のスリット穴201、201に挿入されて、電池缶1側に突出するように差し込まれる。したがって、耐熱フィルム111を、接着や溶着することなく、簡易に絶縁保護フィルム2と一体にすることが可能となる。したがって、接着材、粘着剤などを使用する必要がなく、熱による接着力、粘着力、固着力の低下による耐熱フィルムの脱落を防ぐことができる。
舌片112は、横方向に沿って延在する一対の直線辺112aを有しているので、舌片112をスリット穴201に挿入した状態で、直線辺112aが引っかかりとなって、耐熱フィルム111が絶縁保護フィルム2から脱落するのを防止することができる。一方で、単純に耐熱フィルム111の脱落を防止するだけならば、舌片112の形状を略四角形状にすれば十分である。しかし、耐熱フィルム111の脱落を確実に防止するためには、スリット穴201に挿入されている舌片112の面積がなるべく大きい方がよく、舌片112の形状を略四角形状とした場合には、直線辺112aの長さをなるべく長くする必要がある。したがって、電池缶1に捲回群3を挿入する際に、舌片112が電池缶1の内壁に引っかかりやすくなり、挿入性を悪くする恐れがある。
これに対し、本実施形態では、先端辺112bの形状を凸状に湾曲する円弧形状とすることによって、スリット穴201に挿入される舌片112の面積を大きく確保しつつ、直線辺112aの長さを極力短くし、舌片112が電池缶1の内壁に引っかかるのを防止することが可能な構造となっている。したがって、捲回群3を電池缶1に挿入する際の挿入性の低下を防ぎつつ、耐熱フィルム111の脱落を防ぐことができる。
また、舌片112は、その形状により、直線辺112aと先端辺112bとの角部をスリット穴201に近い位置に配置することができる。したがって、角部がスリット穴201に押さえられて、電池缶1に捲回群3を挿入する際に角部が電池缶1の内壁に引っかかりにくくなる。したがって、絶縁保護フィルム2と耐熱フィルム101とを一体にするのが容易になり生産性が向上する。
耐熱フィルム111は、舌片112が幅狭側片部102に設けられ、舌片112が差し込まれるスリット穴201は、絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4に設けられている。電池缶1の幅狭面Wbと捲回群3の側端面とのクリアランスは、電池缶の幅広面Waと捲回群3の平坦面とのクリアランスよりも大きくなっており、舌片112とスリット穴201による固定手段を設けやすいという利点も有している。
図9は、本実施形態における耐熱フィルムの他の構成例を説明する図である。
この構成例において特徴的なところは、一対の舌片122が互いに接近する方向に向かって突出する構成を有していることである。
耐熱フィルム121の幅狭側片部102には、舌片122、122が設けられている。舌片122、122は、絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4のスリット穴201、201にそれぞれ差し込まれて耐熱フィルム111を絶縁保護フィルム2に固定するためのものであり、耐熱フィルム111に切り込みを入れることによって形成されている。舌片122、122は、図9に示すように、幅狭側片部102に対をなして設けられており、電池缶1に挿入する方向に交差する方向である横方向に沿って互いに接近する方向に向かって突出している。
各舌片122は、横方向に沿って延在する上下一対の直線辺122a、122aと、これら一対の直線辺122a、122aの先端どうしをつないで横方向に突出する円弧形状の先端辺122bとを有している。
舌片122、122は、絶縁保護フィルム2の捲回群3側から幅狭被覆部2a3と2a4のスリット穴201、201に挿入されて、電池缶1側に突出するように差し込まれる。したがって、耐熱フィルム121を、接着や溶着することなく、簡易に絶縁保護フィルム2と一体にすることが可能となる。したがって、接着材、粘着剤などを使用する必要がなく、熱による接着力、粘着力、固着力の低下による耐熱フィルムの脱落を防ぐことができる。
耐熱フィルム121は、先端辺122bの形状を凸状に湾曲する円弧形状とすることによって、スリット穴201に挿入される舌片122の面積を大きく確保しつつ、直線辺122aの長さを極力短くし、舌片122が電池缶1の内壁に引っかかるのを防止することができ、捲回群3を電池缶1に挿入する際の挿入性の低下を防ぎつつ、耐熱フィルム121の脱落を防ぐことができる。
耐熱フィルム121は、図8に示す耐熱フィルム111と比較して、一対の舌片122が互いに接近する方向に向かって突出しているので、スリット穴201、201の間隔を拡げてスリット穴201、201によって支持される点どうしの間隔をより拡げることができる。したがって、耐熱フィルム121を絶縁保護フィルム2に安定して支持することができる。
一方、図8に示す耐熱フィルム111は、図9に示す耐熱フィルム121と比較して、一対の舌片122が互いに離間する方向に向かって突出しているので、絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4に設けられるスリット穴201、201に挿入しやすく、固定作業が容易である。
なお、上述の実施形態では、耐熱フィルム111が平面視略コ字状に形成されて幅狭側片部102と、一対の幅広側片部103、104を有する場合を例に説明したが、耐熱フィルム111が絶縁保護フィルム2と正極集電板4A、負極集電板4Bとの間に介在されていればよい。したがって、例えば耐熱フィルム111が幅広側片部103と幅狭側片部102とを有する略L字形状の構成としてもよい。
[第3実施形態]
続いて第3実施形態について図10から図13を用いて説明する。なお、上述の各実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
本実施形態において特徴的なことは、スリット穴202を絶縁保護フィルム2の幅広被覆部2a1に設け、舌片132を耐熱フィルム131の幅広側片部103,104に設けた点である。
図10、図11は、本実施形態にかかる絶縁保護フィルム2と耐熱フィルム131の斜視図と分解斜視図、図12、図13は、絶縁保護フィルムと耐熱フィルムの配置状態を捲回群側と電池缶側から示す概略図である。
絶縁保護フィルム2の幅広被覆部2a1、2a2には、スリット穴202、202が設けられている。スリット穴202、202は、耐熱フィルム131の舌片132、132を差し込むためのものであり、絶縁保護フィルム2に切り込みを入れることによって形成されている。スリット穴202、202は、捲回群3を電池缶1に挿入する方向である高さ方向に沿って直線状に延在し、幅狭被覆部2a3、2a4から互いに等しい距離だけ離間した位置に設けられており、正極側及び負極側でそれぞれ対をなしている。
耐熱フィルム131の幅広側片部103、104には、舌片132、132が設けられている。舌片132、132は、絶縁保護フィルム2の幅広被覆部2a1、2a2のスリット穴202、202にそれぞれ差し込まれて耐熱フィルム131を絶縁保護フィルム2に固定するためのものであり、耐熱フィルム131に切り込みを入れることによって形成されている。舌片132、132は、図11に示すように、電池缶1に挿入する方向に交差する方向である横方向に沿って幅狭側片部102から離間する方向に向かって突出している。
舌片132は、横方向に突出する円弧形状の先端辺132aを有している。舌片132は、絶縁保護フィルム2の捲回群3側から幅広被覆部2a1と2a2のスリット穴202、202に挿入されて、電池缶1側に突出するように差し込まれる。したがって、耐熱フィルム131を、接着や溶着することなく、簡易に絶縁保護フィルム2と一体にすることが可能となる。したがって、接着材、粘着剤などを使用する必要がなく、熱による接着力、粘着力、固着力の低下による耐熱フィルムの脱落を防ぐことができる。
耐熱フィルム131は、幅狭側片部102から離間する方向に向かって突出して幅広被覆部2a1と2a2のスリット穴202、202に挿入されており、また、幅狭側片部102が絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4に対向している。したがって、舌片132がスリット穴202から抜ける方向への移動が規制されて、絶縁保護フィルム2から脱落し難くなっている。
耐熱フィルム131は、上述の第2実施の形態と比較して、一対の舌片132、132の離間距離が長く、スリット穴202、202によって支持される点どうしの間隔も長い。したがって、両端部が拘束される形となり、振動等によって絶縁保護フィルム2から外れるおそれが低く、耐熱フィルム131を絶縁保護フィルム2に安定して支持することができる。
舌片132は、上述の第2実施形態とは異なり、横方向に沿って延在する上下一対の直線辺112aを有していない。しかしながら、上述のように、耐熱フィルム131は、幅狭側片部102が絶縁保護フィルム2の幅狭被覆部2a3、2a4に対向して舌片132がスリット穴202から抜ける方向への移動が規制されているので、絶縁保護フィルム2から脱落し難くなっており、直線辺112aを有していないことによる脱落防止への影響は少ない。そして、一対の直線辺112aを省略することによって、耐熱フィルム131に形成される切り込みの長さをなるべく短くすることができ、耐熱性への影響を小さくすることができる。また、捲回群3を電池缶1に挿入する際に、舌片132が電池缶1の内壁に引っ掛かることがなく、容易に挿入することができる。
スリット穴202は、例えば正極側を図12に示すように、正極集電板4Aの正極側垂直平板部(対向部)44Aに対向する位置よりも幅狭被覆部2a4から離間する方向である捲回群3の捲回軸方向中央寄り位置に設けられている。したがって、正極集電板4Aの正極側垂直平板部44Aと絶縁保護フィルム2との間には、必ず耐熱フィルム131が介在されている。したがって、正極側垂直平板部44Aの発熱により絶縁保護フィルム2が溶融しても正極側垂直平板部44Aが電池缶1に直接接触するのを防ぎ、絶縁性を保つことができる。特に図示していないが、負極側も同様である。
耐熱フィルム131は、幅広側片部103、104の先端が、捲回群3の正極合剤31bと正極電極箔露出部31cとの境界部分、及び、負極合剤32bと負極電極箔露出部32cとの境界部分よりも捲回軸方向外側に位置するように絶縁保護フィルム2に保持されており、捲回群3の厚さが最も厚くなる部分、すなわち正極合剤31bと負極合剤32bが積層される部分に重ならないようになっている。したがって、耐熱フィルム131によって捲回群3の厚さ方向に厚くなるのを防ぐことができ、捲回群3の挿入性の低下を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
C1 角形二次電池
1 電池缶
1a 開口部
2 絶縁保護フィルム
3 捲回群
4A 正極集電板
4B 負極集電板
5 ガスケット
6 蓋
6A 正極側貫通孔
6B 負極側貫通孔
7 絶縁板
8A 正極外部端子
8B 負極外部端子
9 注液口
10 ガス排出弁
11 注液栓
12A 正極接続部
12B 負極接続部

Claims (14)

  1. 扁平状の捲回群と該捲回群に接続された集電板が絶縁保護フィルムで覆われて電池缶に収容された角形二次電池であって、
    前記絶縁保護フィルムと前記集電板との間に耐熱フィルムが設けられていることを特徴とする角形二次電池。
  2. 前記集電板は、前記絶縁保護フィルムを間に介して前記電池缶に対向する対向部を有しており、
    前記耐熱フィルムは、前記絶縁保護フィルムと前記集電板の対向部との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の角形二次電池。
  3. 前記耐熱フィルムは、前記絶縁保護フィルムに接着又は溶着されて固定されていることを特徴とする請求項2に記載の角形二次電池。
  4. 前記絶縁保護フィルムにはスリット穴が設けられ、前記耐熱フィルムには前記スリット穴に差し込み可能な舌片が設けられており、
    前記耐熱フィルムは、前記舌片を前記スリット穴に差し込むことにより前記絶縁保護フィルムに保持されていることを特徴とする請求項2に記載の角形二次電池。
  5. 前記スリット穴は、前記捲回群を前記電池缶に挿入する方向に沿って延在し、
    前記舌片は、前記捲回群を前記電池缶に挿入する方向に交差する方向に突出して前記スリット穴に差し込まれていることを特徴とする請求項4に記載の角形二次電池。
  6. 前記電池缶は、前記捲回群の平坦面に対向する一対の幅広面と前記捲回群の捲回軸方向両側の側端面に対向する一対の幅狭面とを有し、
    前記絶縁保護フィルムは、前記捲回群の平坦面を被覆する幅広被覆部と前記捲回群の側端面を被覆する幅狭被覆部とを有し、
    前記集電板の対向部は、前記幅広被覆部によって被覆されて前記幅広面の少なくとも一方に対向し、
    前記耐熱フィルムは、前記幅広被覆部と前記集電板の対向部との間に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の角形二次電池。
  7. 前記耐熱フィルムは、前記幅広被覆部と前記集電板の対向部との間に介在される幅広側片部と、前記幅狭被覆部と前記捲回群の側端面との間に介在される幅狭側片部とを有することを特徴とする請求項6に記載の角形二次電池。
  8. 前記絶縁保護フィルムは、前記幅狭被覆部に前記スリット穴が設けられており、前記耐熱フィルムは、前記幅狭側片部に前記舌片が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の角形二次電池。
  9. 前記スリット穴は、前記幅狭被覆部に2本が互いに平行に設けられており、
    前記舌片は、互いに離間する方向に突出して対をなして設けられていることを特徴とする請求項8に記載の角形二次電池。
  10. 前記スリット穴は、前記幅狭被覆部に2本が互いに平行に設けられており、
    前記舌片は、互いに接近する方向に突出して対をなして設けられていることを特徴とする請求項8に記載の角形二次電池。
  11. 前記舌片は、該舌片の突出方向に沿って延在する一対の直線辺と、該一対の直線辺の先端どうしをつなぐ円弧形状の先端辺とを有することを特徴とする請求項9又は10に記載の角形二次電池。
  12. 前記絶縁保護フィルムは、前記幅広被覆部に前記スリット穴が設けられており、前記耐熱フィルムは、前記幅広側片部に前記舌片が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の角形二次電池。
  13. 前記スリット穴は、前記集電板の対向部に対向する位置よりも前記捲回群の捲回軸方向中央寄り位置に設けられており、
    前記舌片は、前記幅狭側片部から離間する方向に向かって突出して設けられていることを特徴とする請求項12に記載の角形二次電池。
  14. 前記舌片は、該舌片の先端辺が円弧形状を有することを特徴とする請求項13に記載の角形二次電池。
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