JP2015102586A - 廃トナー回収容器及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】流動性・凝集度の悪化、密度低下が著しい廃トナーを用いた際にも、廃棄トナー回収容器へのトナー充填率を向上させることができる廃トナー回収容器及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】廃トナー回収容器の収容室220を、上下に分割する間仕切部230と、上部収容室221及び下部収容室222を連通し、廃トナーが流入する流入口222aと、下部収容室222から溢れた廃トナーが上部収容室221に流入する流出口222bと、下部収容室222に収容される廃トナー290の上面291を下方(A方向)に圧縮しつつ、流出口222aに向けて(B方向)廃トナー290を搬送するトナー圧縮部材240と、下部収容室222に廃トナーが満杯に収容されたことを検知する満杯検知部250とを備え、満杯検知部250、流出口222bに設けられる。
【選択図】図6
【解決手段】廃トナー回収容器の収容室220を、上下に分割する間仕切部230と、上部収容室221及び下部収容室222を連通し、廃トナーが流入する流入口222aと、下部収容室222から溢れた廃トナーが上部収容室221に流入する流出口222bと、下部収容室222に収容される廃トナー290の上面291を下方(A方向)に圧縮しつつ、流出口222aに向けて(B方向)廃トナー290を搬送するトナー圧縮部材240と、下部収容室222に廃トナーが満杯に収容されたことを検知する満杯検知部250とを備え、満杯検知部250、流出口222bに設けられる。
【選択図】図6
Description
本発明は、廃トナー回収容器及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に流動性、凝集度が低い廃トナーの回収技術に関する。
電子写真式画像形成装置においては、ホームオフィスや一般ユーザの領域でも幅広く活用されるようになってきたため、この領域に対応した商品を提供するためには、低コスト化、長寿命化、小型化に対応できる技術が要求される。画像形成装置の小型化に伴い、装置に使用される部品はより小さくなっていく傾向にあり、大型機と比べると、機能部材のレイアウトはより困難な状況となる。
一方で装置の長寿命化に対応するためには、使用する機能部材の耐久に伴う磨耗を出来るだけ少なくする必要があり、例えば像担持体である感光体においては、帯電、現像、転写、クリーニング手段による部材の接触による表面磨耗を考慮する必要がある。感光体表面磨耗を抑制するために潤滑剤塗布部材を設けることは公知であるが、装置が小型化して、感光体が小型化してくるとそれをレイアウトすることが出来ないため、最近ではトナーにシリコーンオイルなどの潤滑剤成分を付与した外添成分を添加し、感光体表面摩擦を低減する手段が既に知られている。
しかし、今までの潤滑成分を付与したトナーでは、トナー間の付着力が上昇するため、トナーの流動性・凝集度の悪化、密度の低下が、トナーの搬送性・残量検知精度の劣化につながるという問題があった。特に、廃棄トナー(調整動作で使用されたトナーや、地汚れによって消費されるトナーといった、紙に転写されないトナー)は、回収される際のストレスが大きいため、流動性・凝集度劣化、密度低下が著しい。
上記廃棄トナーは、回収容器内に収容されるが、回収容器が満杯になるとマシンを強制停止し、サービスマンによる回収を促す。よって廃棄トナー回収に伴うユーザのダウンタイム抑制と廃棄トナー満杯検知精度の高精度化(廃棄トナー漏れ防止)が課題となるが、潤滑剤成分を付与した外添剤添加トナーは、回収の際、密度低下による廃棄トナー回収量低下、流動性劣化による検知精度低下が発生しやすい。
上記課題を解決する技術として、特許文献1には、トナー量検知手段を、回収容器の一方の側面に配置し、廃棄トナー搬送部材は、回収容器の一方の側面とこれに対向する他方の側面にわたって延在させ、廃棄トナー搬送部材の搬送力をトナー量検知手段から遠い部分は大きく、トナー量検知手段に近い部分は小さくし、更に、トナー検知手段付近で、廃トナーの上面を回転羽で均す構成が開示されている。これにより、廃トナーは先ず検知センサから離れる側に多く堆積し、ついで検知センサ近傍側に堆積する。そして、検知センサ近傍で廃トナーの上面を均して、満杯・ニア満杯を検知することができる。
しかし、特許文献1によれば、廃棄トナー回収容器内において、廃トナーの搬送部材のうち、満杯検知センサに近い部分の搬送力を弱くするため、流動性・凝集度の悪化、密度低下が著しいトナーを用いた際には、満杯検知センサに向けて廃トナーが十分に搬送できないという課題がある。
また特許文献1では、満杯検知センサを、廃トナーを封入する収容室の上面よりも低い位置に備えるため、収容室にまだ廃トナーを収容する余力があっても満杯検知センサが満杯であると検知する。よって、収容室の収容能力を100%生かし切れていないという課題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、流動性・凝集度の悪化、密度低下が著しい廃トナーを用いた際にも、廃棄トナー回収容器へのトナー充填率を向上させることができる廃トナー回収容器及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像形成装置における像担持体または転写搬送部材から排出される廃トナーを回収する廃トナー回収容器において、前記廃トナー回収容器の内部空間から形成される前記廃トナーの収容室を、廃トナーの落下方向に沿って上部収容室及び下部収容室に分割する間仕切部と、前記上部収容室及び前記下部収容室を連通する開口部により形成され、前記上部収容室から前記下部収容室に前記廃トナーが流入する流入口と、前記上部収容室及び前記下部収容室を連通する開口部により形成され、前記下部収容室から溢れた前記廃トナーが前記上部収容室に流入する流出口と、前記下部収容室に収容される前記廃トナーの上面を下方に圧縮しつつ、前記流出口に向けて前記廃トナーを搬送するトナー圧縮部材と、前記下部収容室に廃トナーが満杯に収容されたことを検知する満杯検知部と、を備え、前記満杯検知部は、前記流出口に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記廃トナー回収容器を備えることを特徴とする。
本発明によれば、流動性・凝集度の悪化、密度低下が著しい廃トナーを用いた際にも、廃棄トナー回収容器へのトナー充填率を向上させることができる廃トナー回収容器及びこれを備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)としての画像形成装置を例として説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、電子写真方式による画像形成装置であり、廃トナーの回収機構を備える。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)50、RAM(Random Access Memory)51、ROM(ReA/D Only Memory)52、エンジン53、HDD(Hard Disk Drive)54及びI/F55がバス58を介して接続されている。また、I/F55にはLCD(Liquid Crystal Display)56及び操作部57が接続されている。
CPU50は演算手段であり、画像形成装置100全体の動作を制御する。RAM51は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU50が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM52は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン53は、画像形成装置100において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD54は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F55は、バス58と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD56は、ユーザが画像形成装置100の状態を確認するための視覚的ユーザインターフェースである。操作部57は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置100に情報を入力するためのユーザインターフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM52やHDD54若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM51に読み出され、CPU50の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置100の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、コントローラ140、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)121、スキャナユニット122、排紙トレイ123、ディスプレイパネル124、給紙テーブル125、プリントエンジン126、排紙トレイ127及びネットワークI/F128を有する。
また、コントローラ140は、主制御部130、エンジン制御部131、入出力制御部132、画像処理部133及び操作表示制御部134を有する。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、スキャナユニット122及びプリントエンジン126を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル124は、画像形成装置100の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置100を直接操作し若しくは画像形成装置100に対して情報を入力する際の入力インターフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F128は、画像形成装置100がネットワークを介して他の機器と通信するためのインターフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インターフェースが用いられる。
コントローラ140は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM52や不揮発性メモリ並びにHDD54や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM51等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU50の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ140が構成される。コントローラ140は、画像形成装置100全体を制御する制御部として機能する。
主制御部130は、コントローラ140に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ140の各部に命令を与える。エンジン制御部131は、プリントエンジン126やスキャナユニット122等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。
入出力制御部132は、ネットワークI/F128を介して入力される信号や命令を主制御部130に入力する。また、主制御部130は、入出力制御部132を制御し、ネットワークI/F128を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部133は、主制御部130の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン126が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置100が認識可能な形式に変換された画像情報である。操作表示制御部134は、ディスプレイパネル124に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル124を介して入力された情報を主制御部130に通知する。
また、本実施形態では、プリントエンジン126の内部に、廃トナーの収容量が満杯又は満杯直前の収容量(「ニア満杯」という)になったことを検知する満杯検知部250を備える。
画像形成装置100がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部132がネットワークI/F128を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部132は、受信した印刷ジョブを主制御部130に転送する。主制御部130は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部133を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部133によって描画情報が生成されると、エンジン制御部131は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル125から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン126が画像形成部として機能する。プリントエンジン126によって画像形成が施された文書は排紙トレイ127に排紙される。
画像形成装置100がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル124の操作若しくはネットワークI/F128を介して外部のPC等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部134若しくは入出力制御部132が主制御部130にスキャン実行信号を転送する。主制御部130は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部131を制御する。
エンジン制御部131は、ADF121を駆動し、ADF121にセットされた撮像対象原稿(以下「原稿」と略記する)をスキャナユニット122に搬送する。また、エンジン制御部131は、スキャナユニット122を駆動し、ADF121から搬送される原稿を撮像する。また、ADF121に原稿がセットされておらず、スキャナユニット122に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット122は、エンジン制御部131の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット122が原稿読取部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット122に含まれる撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部131は、スキャナユニット122が生成した撮像情報を画像処理部133に転送する。画像処理部133は、主制御部130の制御に従い、エンジン制御部131から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。
画像処理部133によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD54等に格納され若しくは入出力制御部132及びネットワークI/F128を介して外部の装置に送信される。
また、画像形成装置100が複写機として動作する場合は、エンジン制御部131がスキャナユニット122から受信した撮像情報若しくは画像処理部133が生成した画像情報に基づき、画像処理部133が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部131がプリントエンジン126を駆動する。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を簡略化して示す図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の各作像ユニット106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。即ち、転写紙格納ユニット101から給紙ローラ102と分離ローラ103とにより分離給紙される転写紙104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の作像ユニット、即ち、C版作像ユニット106C、M版作像ユニット106M、Y版作像ユニット106Y、K版作像ユニット106Kが配列されている。
これら複数の作像ユニット106C、106M、106Y、106Kは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。C版作像ユニット106Cはシアンの画像を、M版作像ユニット106Mはマゼンタの画像を、Y版作像ユニット106Yはイエローの画像を、K版作像ユニット106Kはブラックの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、C版作像ユニット106Cについて具体的に説明するが、他の作像ユニット106M、106Y、106KはC版作像ユニット106Cと同様であるので、その他の作像ユニット106M、106C、106Yの各構成要素については、C版作像ユニット106Cの各構成要素に付したCに替えて、M、Y、Kによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初のC版作像ユニット106Cが、シアンのトナー画像を転写する。C版作像ユニット106Cは、感光体としての感光体ドラム109C、この感光体ドラム109Cの周囲に配置された帯電器110C、光書き込み装置111、現像器112C、感光体クリーナ(図示せず)、除電器113C等から構成されている。光書き込み装置111は、夫々の感光体ドラム109C、109M、109Y、109K(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109Cの外周面は、暗中にて帯電器110Cにより一様に帯電された後、光書き込み装置111からのシアン画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112Cは、この静電潜像をシアントナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109C上にシアンのトナー画像が形成される。即ち、感光体ドラムが像担持体として機能する。
このトナー画像は、感光体ドラム109Cと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(以下、「転写位置」とする)で、転写器115Cの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にシアンのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109Cは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器113Cにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、C版作像ユニット106Cにより搬送ベルト105上に転写されたシアンのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次のM版作像ユニット106Mに搬送される。M版作像ユニット106Mでは、C版作像ユニット106Cでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたシアンの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたシアン、マゼンタのトナー画像は、さらに次の作像ユニット106Y、106Kに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109Y上に形成されたイエローのトナー画像と、感光体ドラム109K上に形成されたブラックのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。即ち、搬送ベルト105が転写搬送部材として機能する。
このようにして搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成されると、転写紙格納ユニット101に収納された転写紙104が最も上のものから順に送り出され、搬送経路上でその転写紙と搬送ベルト105とが接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその転写紙面上に転写される。これにより、転写紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された転写紙104は更に搬送され、定着ユニット116にて画像形成面に垂直な方向から挟み込まれて加圧されながら加熱されることにより画像を定着された後に外部に排出される。
このように、本実施形態においては、中間転写画像が搬送ベルト105上に形成されてその中間転写画像が転写紙に転写される方式、即ち、間接転写方式の画像形成装置を例にして説明するが、転写紙に画像が直接形成される方式、即ち、直接転写方式の画像形成装置であっても適用可能である。中間転写画像を転写した後、搬送ベルト105に残留する不要なトナーは、図示しない搬送ベルトクリーナにより払拭される。
尚、上述したように、本実施形態に係る定着ユニット116は、画像形成面に垂直な方向から転写紙を挟み込みながら回転することにより転写紙を搬送しつつ加圧するための定着ローラ116a及び116bを備える。
感光体クリーナ搬送ベルトクリーナにより取り除かれた不要なトナー(以下「廃トナー」という)は、画像形成装置1の内部に設けられた図示しない廃トナーの搬送経路から廃トナーの回収機構200に搬送される。
次に、図4乃至図8に基づいて廃トナーの回収機構200の構造について説明する。図4は、回収容器の外観を示す斜視説明図である。図5は、回収容器の上面を示す平面図である。図6は、図5におけるA−A断面図(高さ方向断面図)であって、(a)は、下部収容室に廃トナーの収容余力がある状態を示し、(b)は、下部収容室に廃トナーが満杯の状態を示す。図7は、図6におけるB−B断面図(水平方向断面図)である。図8は、図6におけるC−C断面(幅方向断面図)である。図9は、トナー圧縮部材に含まれる羽部の解放端部付近の拡大説明図である。
図4に示すように、廃トナーの回収機構200は、廃トナー回収容器(以下「回収容器」と略記する)210の上部には、廃トナーを回収容器210に向かって搬送するダストスクリュー270と、そのダストスクリュー270を収容する収容部材280とが配置される。ダストスクリュー270は、回転軸271と、その周囲に設置されたらせん状部材272とを含んで構成される。ダストスクリュー270は、搬送経路の外側に配置された図示しない駆動部によって回転駆動し、廃トナーを図4中左側から右側に搬送する。
収容部材280の内部は、搬送経路として機能する。収容部材280における廃トナーの搬送方向に沿った先端部には、回収容器210に向かって開口する搬送路開口部281が設けられる
図5に示すように、回収容器210の上面には、回収容器210の内部に廃トナーを回収するための開口部として形成された廃トナー回収口211が設けられる。廃トナー回収口211及び搬送路開口部281を経由して回収容器210と収容部材280とは連通する。
図5に示すように、回収容器210の上面には、回収容器210の内部に廃トナーを回収するための開口部として形成された廃トナー回収口211が設けられる。廃トナー回収口211及び搬送路開口部281を経由して回収容器210と収容部材280とは連通する。
回収容器210の内部には、略直方体形状の内部空間により形成される廃トナーの収容室220と、廃トナーの収容室220を廃トナーの落下方向(略直方体形状における高さ方向)に沿って上下に分割する間仕切部230と、収容室220内の廃トナーの上面を均すトナー圧縮部材240と、が配置される。間仕切部230よりも上側を上部収容室221、間仕切部230よりも下側を下部収容室222という(図6参照)。
上部収容室221は、その一部が廃トナー回収口211から流入した廃トナーが下部収容室222に落下する際の通路として機能するとともに、下部収容室222が満杯になり、そこから溢れた廃トナー290が堆積する空間としても機能する。すなわち、第一義的には、下部収容室222が廃トナー290を収容し、上部収容室221は、下部収容室222に廃トナー290の収容余力がある場合(図6の(a)参照)、基本的には廃トナー290を収容する空間としては機能せず、下部収容室222から溢れた場合(図6の(b)参照)に廃トナー290を収容する。
図5に戻り、間仕切部230は、収容室220の内側表面を構成する一側面(以下「第一側面」という)220aから、この第一側面に対向する側面(以下「第二側面」という)220bに亘って設けられた矩形状の板状部材により構成される。間仕切部230における第二側面220b及び第四側面220dが接して形成される角部には、切欠きが備えられる。この切欠きが前述の流出口222bを形成する。
また、間仕切部230は、廃トナー回収口211から流入した廃トナーが、下部収容室222に落下する流路との干渉を避ける位置、すなわち、廃トナー回収口211から退避した位置に設けられる。より具体的には、収容室220の内表面のうち、第一側面220a及び第二側面220bに連続する第三側面220cと間仕切部230との間に、幅waの隙間を設ける。幅waは、廃トナー回収口211の開口幅よりも広く形成する。これにより、間仕切部230を廃トナー回収口211から退避した位置に設けることができ、廃トナー回収口211から落下した廃トナーが、間仕切部230上に堆積することを防ぐ。
収容室220の第三側面220cに対向する第四側面220dと間仕切部230との間には、幅wbの隙間を設ける。これらの隙間は、下部収容室222の開口部を形成する。そしてこれらの開口部において、上部収容室221と下部収容室222とは連通する。
幅waの隙間のうち、回収容器210の上面に設けられた廃トナー回収口211から下部収容室222へ廃トナーが落下する流路は、下部収容室222に廃トナーが流入する通路となるので、この部分を特に下部収容室222への流入口222aという(図6(a)、(b)参照)。
また、図5に示すように、幅wbの隙間は、廃トナー290が下部収容室222から溢れて流出し、上部収容室221に流出する通路となるので、隙間wbを流出口222bという。流入口222a及び流出口22bは、下部収容室222の上部において、対角線上に配置される。より具体的には、流入口222aは、第一側面220a及び第三側面220cにより形成される角部の近傍に配置され、流出口222bは、第二側面220b及び第四側面220dにより形成される角部に配置される。
また、回収容器210の幅waの隙間には、下部収容室222に収容される廃トナー290の上面(喫水面)を均すためのトナー圧縮部材240が備えられる。トナー圧縮部材240は廃トナー回収口211から流入した廃トナーが、下部収容室222内に落下する際の流路を横切るように設けられる。トナー圧縮部材240が、下部収容室222に収容された廃トナー290の上面291に接すると、上面291を下方(図6の(b)A方向)に押下げて廃トナー290を圧縮するとともに、流出口222bに向けて(図6の(b)B方向)廃トナー290を搬送する。
トナー圧縮部材240は、図7に示すように、間仕切部230と同様、第一側面220aから第二側面220bに亘って設けられる。より具体的には、第一側面220aから第二側面220bに亘って伸びる回転軸241と、回転半径方向に沿った長さ及び回転軸方向に沿った幅を有する羽部242と、回収容器210の外側に設けられた、回転軸241を回転させる図示しない回転駆動装置とを備えて構成される。
トナー圧縮部材240は、回転軸241が流入口222aを横切るように設けられる。そして、図8に示すように、羽部242の回転軸241から回転半径方向に沿った長さは、羽部242の解放端部242eが間仕切部230の下端面230uよりも下方に達する長さで形成される。
また、羽部242は、回転動作中に、流入口222aに面する一端面(例えば間仕切部230における流入口222aに面する端面)に接触する第一当接部と、羽部242における回転軸241を挟んで反対側に、流入口222aに面する他端面(第三側面220c)に接触する第二当接部と、を有して形成される(図7参照)。
トナー圧縮部材240の停止時は、回転駆動装置は、回転軸241を、羽部242の一方の解放端が上記一端面に接触し、他方の解放端が上記他端面に接触する回転角度で停止する。これにより、流入口222aからのトナーの逆流を防止することができる。
羽部242の回転方向は、間仕切部230に対して羽部242が下方から接触する方向に回転する(図6の(b)C方向)。これにより、溜まってきた廃トナーを逆側面の満杯検知部250の方へ搬送することができる。
また、廃トナー290の落下を邪魔しないようにするとともに、上面291は効率良く圧縮させるための工夫として、トナー圧縮部材240を回転させるタイミングは、トナー圧縮部材240の回転開始タイミングを、ダストスクリュー270の回転開始タイミングと同時期にし、トナー圧縮部材240の回転終了タイミングを、ダストスクリュー270の回転終了タイミングより後に設定する。これにより、回収容器210に廃トナーが搬送される可能性がある時間中、トナー圧縮部材240を動作させることができる。その結果、下部収容室222に廃トナーが落下する際に、廃トナー回収口211下に設置されているトナー圧縮部材240が回転しているため、トナー圧縮部材240の羽部242が流入口222aを塞いだままの状態となることがなく、下部収容室222へのトナーの移動は邪魔されない。
また、トナー圧縮部材240の回転速度は、ダストスクリュー270の回転速度以上に設定する。これにより、トナー圧縮部材240の羽部242の上に積もった廃トナーが崩れて、間仕切部230上に移動することを防ぐ。
図9に示すように、羽部242の解放端部242eは、回転半径方向(図8のr方向)に対し、回転方向下流に向かって90°以下の角度を有して曲げまたは折り加工を行う。これは、羽部242が回転すると、間仕切部230に対して羽部242が下方から接触するが、このときに下部収容室222の廃トナーを下方向から巻き上げ、間仕切部230よりも上方に廃トナーが移動してしまうのを防ぐためである。よって、羽部242の解放端部242eは、間仕切部230よりも上方に廃トナーが移動してしまうのを防ぐ角度で曲げるが、その角度は、例えば径方向(図8のr方向)に対し5°〜85°の範囲で行うと廃トナーの上方への移動を防ぐことができる。
羽部242は、PETフィルム等の可撓性の材料を用いて構成する。これにより、回収容器210の内表面や間仕切部230に接触させ、トナー圧縮、トナー搬送を効率的に行うことができる。
図7に戻り、第二側面220bのうち、流出口222bに面する部分には、下部収容室222に廃トナーが満杯に収容されたことを検知する満杯検知部250を備える。満杯検知部250は、廃トナーの上面291を検知することで、満杯、またはニア満杯を検知する。満杯検知部250は、例えば、光学検知センサ、面圧力検知センサにより構成される。この満杯検知部250の検知信号は、主制御部130に入力される。そして、操作表示制御部134を介してディスプレイパネル124に満杯又はニア満杯(満杯に近い量)であることを表示され、ユーザに報知される。
次に、本実施形態に係る廃トナーの回収容器を備えた画像形成装置の動作について説明する。
印刷動作中、クリーニング装置から回収容器210の上まで延びる搬送経路を通って搬送されてきた廃トナーは、回収容器210に収容される。回収容器210に落下した廃トナー290は、トナー圧縮部材240を経由して、下部収容室222に収容される。下部収容室222に廃トナー290が十分溜まってくると、廃トナー290の上面291は、トナー圧縮部材240に達する。トナー圧縮部材240には羽部242が取り付けてある。この羽部242が、廃トナーの上面291を下方向(図6の(b)に示すA方向)に圧縮しながら、均す。
下方への圧縮が十分行われると、トナー圧縮部材240の回転方向に沿って、横方向(図6の(b)に示すB方向)への圧縮が開始される。横方向へ圧縮されたトナーは、下部収容室222の出口である流出口222bから溢れる。このとき、満杯検知部250は、トナーの溢れ動作から満杯を検知し、ユーザに報知する。これにより、ユーザは回収容器210の交換タイミングを知ることができる。
また画像形成装置100では、搬送経路に廃トナーを一定量収容することができる。従って、回収容器210の交換中でもクリーニング装置からの廃トナーを搬送しつつ、印刷動作を続行することが出来る。
<第二実施形態>
第二実施形態は、満杯直前の状態(以下「ニア満杯」という)を検知し、流出口から廃トナーが溢れる前にユーザに報知する実施形態である。搬送経路、ダストスクリュー、及び回収容器内の構造は、第一実施形態と同様であるので説明を省略する。以下、図10及び図11を参照して、第二実施形態について説明する。図10は、第二実施形態に係るプリントエンジン内の機能構成を示すブロック図である。図11は、ニア検知処理で用いるトルク監視データを示す説明図である。
第二実施形態は、満杯直前の状態(以下「ニア満杯」という)を検知し、流出口から廃トナーが溢れる前にユーザに報知する実施形態である。搬送経路、ダストスクリュー、及び回収容器内の構造は、第一実施形態と同様であるので説明を省略する。以下、図10及び図11を参照して、第二実施形態について説明する。図10は、第二実施形態に係るプリントエンジン内の機能構成を示すブロック図である。図11は、ニア検知処理で用いるトルク監視データを示す説明図である。
下部収容室222に廃トナーが十分溜まってきて、トナー圧縮部材240が廃トナー290の上面291を均す。このとき、上面291の高さ、すなわち廃トナー290の収容量が増すほど、トナー圧縮部材240の回転トルクが上昇する。従って、このトルク量を測定することで、ニア検知も可能である。
そこで第二実施形態に係る画像形成装置100では、図10に示すように、エンジン制御部131に、トナー圧縮部材240を回転駆動する回転駆動装置246と、その回転駆動装置246の回転量を基に回転トルク検出するトルク量検知部247と、残量判定部248と、を備える。トルク量検知部247は、回転駆動装置246のトルクを検知し、その検知結果を残量判定部248に出力する。残量判定部248は、検知したトルクを基に、下部収容室222がニア満杯になったか否かを判定する。
図11は、トルク量と廃トナー残量の関係を示す。図11のうちA区間は、上面291がトナー圧縮部材240に達していない状態を示す。B区間は、上面291がトナー圧縮部材240に達し、羽回転によるトナー圧縮動作をしている状態を示す。C区間は、下部収容室222のトナー圧縮動作が完了し、廃トナーを流出口222bへ搬送している状態を示す。予めトルク量と廃トナー収容量との対応関係を示すデータを収集しておき、それを基に、図11に示すトルク監視データを生成しておく。そして、残量判定部248は、トルク量検知部247の検知量がC区間のトルク量以上の所定の閾値(ニア検知閾値)に達した際、ニア満杯になったと判定する。その判定結果は、エンジン制御部131を介して主制御部130に出力し、ディスプレイパネル124に表示してユーザに報知する。
本実施形態によれば、下部収容室から廃トナーが溢れる前にユーザにニア満杯状態であることを報知することができる。これにより、回収容器の交換時に、廃トナーが容器外にこぼれるといった不具合を回避することができる。
<第三実施形態>
第三実施形態は、流出口を塞ぐ部材を備え、廃トナーが満杯時に上部収納室に廃トナーが逆流することを防止する実施形態である。以下、図12を参照して第三実施形態について説明する。図12は、第三実施形態に係る画像処理装置の高さ方向断面図である。
第三実施形態は、流出口を塞ぐ部材を備え、廃トナーが満杯時に上部収納室に廃トナーが逆流することを防止する実施形態である。以下、図12を参照して第三実施形態について説明する。図12は、第三実施形態に係る画像処理装置の高さ方向断面図である。
図11に示すように、第三実施形態に係る画像形成装置100は、流出口222bを塞ぐ閉塞部材400を備える。閉塞部材400は、回転軸401と、その回転軸401の周囲を回転する閉塞板402と、閉塞部材400の軸401及び閉塞板402の回転を規制するための回転ロック部(図示を省略)を備える。廃トナー290の上面291と閉塞板402とが接触していない状態では、閉塞板402が回転軸401を中心に下方に向かってぶら下がっており、流出口222bが開口する(図11の(a)参照)。
廃トナー290の上面291が上昇して閉塞板402に接触しはじめると、閉塞板402が上面291により上方に向かって押し上げる。この押し上げられた力によって、閉塞板402は、軸401を中心に回転する。閉塞板402の上面が水平に近づくと、閉塞板402の解放端側(回転軸401とは反対側の端部)は、回収容器210の内表面に接触しながら回転する。これにより、流出口222bが閉鎖される。
満杯検知部250(図11では図示を省略)は、軸401の回転角度を検出し、その回転角度を基に満杯又はニア満杯を検知し、ユーザに報知する。そして、満杯検知部250が満杯又はニア満杯と判断した角度で、閉塞部材400の回転軸401及び閉塞板402の回転を規制するための回転ロック部が作動し、回転軸401の回転動作を禁止する。これにより、流出口222bからの衝撃等によるトナー漏れを防止する。
ロック機構の作動に連動して、トナー圧縮部材240の回転駆動装置は、回転軸241を、羽部242の一方の解放端が流入口222aに面する一端面に接触し、他方の解放端が流入口222aに面する他端面に接触する回転角度で停止してもよい。これにより、流入口222aも閉鎖され、下部収容室222内に廃トナーを封入することができる。
本実施形態によれば、下部収容室が満杯になった時に、下部収容室を流入口及び流出口を閉塞して、廃トナーが上部空間に逆流することを防ぐ。これにより、回収容器の交換時に、廃トナーが容器外にこぼれるといった不具合を回避することができる。
次に、本実施形態で使用したトナーについて説明する。
[ポリエステル1の合成]
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物235部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物525部、テレフタル酸205部、アジピン酸47部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸46部を入れ、180℃、常圧で2時間反応し、[ポリエステル1]を得た。[ポリエステル1]は、数平均分子量2600、重量平均分子量6900、Tg44℃、酸価26であった。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物235部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物525部、テレフタル酸205部、アジピン酸47部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸46部を入れ、180℃、常圧で2時間反応し、[ポリエステル1]を得た。[ポリエステル1]は、数平均分子量2600、重量平均分子量6900、Tg44℃、酸価26であった。
[プレポリマー1の合成]
冷却管、撹拌機および窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応し[中間体ポリエステル1]を得た。
冷却管、撹拌機および窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応し[中間体ポリエステル1]を得た。
[中間体ポリエステル1]は、数平均分子量2100、重量平均分子量9500、Tg55℃、酸価0.5、水酸基価49であった。
次に、冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、[中間体ポリエステル1]411部、イソホロンジイソシアネート89部、酢酸エチル500部を入れ100℃で5時間反応し、[プレポリマー1]を得た。[プレポリマー1]の遊離イソシアネート重量%は、1.53%であった。
[マスターバッチ1の作成]
カーボンブラック(キャボット社製 リーガル400R):40部、結着樹脂:ポリエステル樹脂(三洋化成RS−801 酸価10、Mw20000、Tg64℃):60部、水:30部をヘンシェルミキサーにて混合し、顔料凝集体中に水が染み込んだ混合物を得た。これをロ−ル表面温度130℃に設定した2本ロールにより45分間混練を行い、パルベライザーで1mmの大きさに粉砕し、[マスターバッチ1]を得た。
[顔料・WAX分散液1(油相)の作製]
撹拌棒および温度計をセットした容器に、[ポリエステル1]545部、パラフィンワックス 181部、酢酸エチル1450部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで容器に[マスターバッチ1]500部、荷電制御剤(1)100部、酢酸エチル100部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を得た。
[原料溶解液1]1500部を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、WAXの分散を行った。次いで、[ポリエステル1]の425部と230部を加え、上記条件のビーズミルで1パスし、[顔料・WAX分散液1]を得た。[顔料・WAX分散液1]の固形分濃度(130℃、30分)が50%となるように加えて調整した。
[水相作成工程]
イオン交換水970部、分散安定用の有機樹脂微粒子(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の25wt%水性分散液40部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)140部、90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
カーボンブラック(キャボット社製 リーガル400R):40部、結着樹脂:ポリエステル樹脂(三洋化成RS−801 酸価10、Mw20000、Tg64℃):60部、水:30部をヘンシェルミキサーにて混合し、顔料凝集体中に水が染み込んだ混合物を得た。これをロ−ル表面温度130℃に設定した2本ロールにより45分間混練を行い、パルベライザーで1mmの大きさに粉砕し、[マスターバッチ1]を得た。
[顔料・WAX分散液1(油相)の作製]
撹拌棒および温度計をセットした容器に、[ポリエステル1]545部、パラフィンワックス 181部、酢酸エチル1450部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで容器に[マスターバッチ1]500部、荷電制御剤(1)100部、酢酸エチル100部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を得た。
[原料溶解液1]1500部を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、WAXの分散を行った。次いで、[ポリエステル1]の425部と230部を加え、上記条件のビーズミルで1パスし、[顔料・WAX分散液1]を得た。[顔料・WAX分散液1]の固形分濃度(130℃、30分)が50%となるように加えて調整した。
[水相作成工程]
イオン交換水970部、分散安定用の有機樹脂微粒子(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の25wt%水性分散液40部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)140部、90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
[乳化工程]
[顔料・WAX分散液1]975部、アミン類としてイソホロンジアミン2.6部、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、[プレポリマー1]88部を加えTKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数8,000〜13,000rpmで調整しながら20分間混合し[乳化スラリー1]を得た。
[顔料・WAX分散液1]975部、アミン類としてイソホロンジアミン2.6部、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、[プレポリマー1]88部を加えTKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数8,000〜13,000rpmで調整しながら20分間混合し[乳化スラリー1]を得た。
[脱溶剤工程]
撹拌機および温度計をセットした容器に、[乳化スラリー1]を投入し、30℃で8時間脱溶剤を行い、[分散スラリー1]を得た。
[洗浄・乾燥工程]
[分散スラリー1]100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。このときのろ液は、乳白色であった。
撹拌機および温度計をセットした容器に、[乳化スラリー1]を投入し、30℃で8時間脱溶剤を行い、[分散スラリー1]を得た。
[洗浄・乾燥工程]
[分散スラリー1]100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。このときのろ液は、乳白色であった。
(2):(1)の濾過ケーキにイオン交換水900部を加え、超音波振動を付与してTKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返した。
(3):(2)のリスラリー液のpHが4となる様に10%塩酸を加え、そのままスリーワンモーターで攪拌30分後濾過した。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返し[濾過ケーキ1]を得た。
[濾過ケーキ1]を循風乾燥機にて42℃で48時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、[トナー母体101]を得た。平均円形度は0.974、また、体積平均粒径(Dv)は6.3μm、個数平均粒径(Dp)は5.3μmで、Dv/Dpは1.19の粒度分布を有するトナー母体が得られた。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返し[濾過ケーキ1]を得た。
[濾過ケーキ1]を循風乾燥機にて42℃で48時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、[トナー母体101]を得た。平均円形度は0.974、また、体積平均粒径(Dv)は6.3μm、個数平均粒径(Dp)は5.3μmで、Dv/Dpは1.19の粒度分布を有するトナー母体が得られた。
上記作成方法にて得たトナー母体100部に対し、市販のシリカ微粉体H20TM[クラリアントジャパン社製;平均一次粒径12nm、シリコーンオイル処理なし]1部、RY50[日本アエロジル社製;平均一次粒径40nm、シリコーンオイル処理あり]2部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナーを得た。
下記の手順で加速凝集度を測定したところ、54.4%だった。
[加速凝集度測定方法]
加速凝集度の測定方法は以下の通りに行う。
測定装置(図示せず)は、ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し、振動台の上に、次の手順で附属部品をセットする。
バイブロシュート(ロ)パッキン(ハ)スペースリング(ニ)フルイ(3種類)上>中>下(ホ)オサエバー次に、ノブナットで固定し、振動台を作動させる。
加速凝集度の測定方法は以下の通りに行う。
測定装置(図示せず)は、ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し、振動台の上に、次の手順で附属部品をセットする。
バイブロシュート(ロ)パッキン(ハ)スペースリング(ニ)フルイ(3種類)上>中>下(ホ)オサエバー次に、ノブナットで固定し、振動台を作動させる。
測定条件は次のとおりである。
篩い目開き:(上)75μm、(中)45μm、(下)20μm 振巾目盛:1mm 試料採取量:2g 振動時間:10秒上記手順に基づく測定の後、次の計算から加速凝集度を求める。
篩い目開き:(上)75μm、(中)45μm、(下)20μm 振巾目盛:1mm 試料採取量:2g 振動時間:10秒上記手順に基づく測定の後、次の計算から加速凝集度を求める。
(a)上段の篩いに残った粉体の重量%×1
(b)中段の篩いに残った粉体の重量%×0.6
(c)下段の篩いに残った粉体の重量%×0.2
上記3つの計算値の合計をもって、加速凝集度[%]とする。
(b)中段の篩いに残った粉体の重量%×0.6
(c)下段の篩いに残った粉体の重量%×0.2
上記3つの計算値の合計をもって、加速凝集度[%]とする。
[ガラス転移点測定方法]
使用するポリエステル樹脂やビニル系共重合樹脂などのガラス転移点の測定としては、例えば示差走査熱量計(例えばDSC−6220R:セイコーインスツル社)を用いて、まず、室温から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、150℃で10min間放置、室温まで試料を冷却して10min放置、再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱して、ガラス転移点以下のベースラインと、ガラス転移を示す曲線部分の接線との交点で求めることができる。
使用するポリエステル樹脂やビニル系共重合樹脂などのガラス転移点の測定としては、例えば示差走査熱量計(例えばDSC−6220R:セイコーインスツル社)を用いて、まず、室温から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、150℃で10min間放置、室温まで試料を冷却して10min放置、再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱して、ガラス転移点以下のベースラインと、ガラス転移を示す曲線部分の接線との交点で求めることができる。
50:CPU
51:RAM
52:ROM
53:エンジン
54:HDD
55:IF
56:LCD
57:操作部
58:バス
100:画像形成装置
101:転写紙格納ユニット
102:給紙ローラ
103:分離ローラ
104:転写紙
105:搬送ベルト
106:作像ユニット
107:駆動ローラ
108:従動ローラ
109:感光体ドラム
110:帯電器
111:光書き込み装置
112:現像器
113:徐電器
115:転写器
116:定着ユニット
116a:定着ローラ
116b:定着ローラ
121:ADF
122:スキャナユニット、
123、127:排紙トレイ
124:ディスプレイパネル
125:給紙テーブル
126:プリントエンジン
130:主制御部
131:エンジン制御部
132:入出力制御部
133:画像処理部
134:操作表示制御部
140:コントローラ
200:回収機構
210:回収容器
211:廃トナー回収口
220:収容室
221:上部収容室
222:下部収容室
230:間仕切部
240:トナー圧縮部材
241:回転軸
242:羽部
246:回転駆動装置
247:トルク量検知部
258:残量判定部
270:ダストスクリュー
271:回転軸
272:らせん状部材
280:収容部材
281:搬送路開口部
290:廃トナー
291:上面
400:閉塞部材
401:回転軸
402:閉塞板
51:RAM
52:ROM
53:エンジン
54:HDD
55:IF
56:LCD
57:操作部
58:バス
100:画像形成装置
101:転写紙格納ユニット
102:給紙ローラ
103:分離ローラ
104:転写紙
105:搬送ベルト
106:作像ユニット
107:駆動ローラ
108:従動ローラ
109:感光体ドラム
110:帯電器
111:光書き込み装置
112:現像器
113:徐電器
115:転写器
116:定着ユニット
116a:定着ローラ
116b:定着ローラ
121:ADF
122:スキャナユニット、
123、127:排紙トレイ
124:ディスプレイパネル
125:給紙テーブル
126:プリントエンジン
130:主制御部
131:エンジン制御部
132:入出力制御部
133:画像処理部
134:操作表示制御部
140:コントローラ
200:回収機構
210:回収容器
211:廃トナー回収口
220:収容室
221:上部収容室
222:下部収容室
230:間仕切部
240:トナー圧縮部材
241:回転軸
242:羽部
246:回転駆動装置
247:トルク量検知部
258:残量判定部
270:ダストスクリュー
271:回転軸
272:らせん状部材
280:収容部材
281:搬送路開口部
290:廃トナー
291:上面
400:閉塞部材
401:回転軸
402:閉塞板
Claims (10)
- 画像形成装置における像担持体または転写搬送部材から排出される廃トナーを回収する廃トナー回収容器において、
前記廃トナー回収容器の内部空間から形成される前記廃トナーの収容室を、廃トナーの落下方向に沿って上部収容室及び下部収容室に分割する間仕切部と、
前記上部収容室及び前記下部収容室を連通する開口部により形成され、前記上部収容室から前記下部収容室に前記廃トナーが流入する流入口と、
前記上部収容室及び前記下部収容室を連通する開口部により形成され、前記下部収容室から溢れた前記廃トナーが前記上部収容室に流入する流出口と、
前記下部収容室に収容される前記廃トナーの上面を下方に圧縮しつつ、前記流出口に向けて前記廃トナーを搬送するトナー圧縮部材と、
前記下部収容室に廃トナーが満杯に収容されたことを検知する満杯検知部と、を備え、
前記満杯検知部は、前記流出口に設けられる、
ことを特徴とする廃トナー回収容器。 - 前記トナー圧縮部材は、前記下部収容室の第一側面及び当該第一側面に対向する第二側面までの長さにより形成された第一回転軸と、回転半径方向に沿った長さ及び回転軸方向に沿った幅を有する第一羽部と、を含み、
前記羽部の前記第一回転軸から回転半径方向に沿った長さは、前記第一羽部の解放端部が、前記間仕切部の下端面よりも下方に達する長さで形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の廃トナーの回収容器。 - 前記第一羽部は、前記回転動作中に、前記流入口に面する前記第一回転軸の軸方向に沿った一端面に接触する第一当接部と、前記一端面に対向する他端面に接触する第二当接部と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の廃トナーの回収容器。 - 前記第一回転軸を駆動させる回転駆動装置を更に備え、
前記廃トナーの回収容器内に前記廃トナーが搬送される動作が停止すると、前記回転駆動装置は、前記第一当接部及び前記第二当接部のそれぞれが、前記一端面及び前記他端面のそれぞれに接触する回転角度で、前記第一回転軸の回転動作を停止する、
ことを特徴とする請求項3に記載の廃トナーの回収容器。 - 前記第一羽部の解放端部は、前記回転半径方向に対し、回転方向下流に向かって90°以下の角度を有して形成される、
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載の廃トナーの回収容器。 - 前記満杯検知部は、
前記トナー圧縮部材の前記第一回転軸の回転トルクを検知するトルク量検知部と、
前記トルク量検知部の検知結果に基づいて、前記下部収容室の前記廃トナーの収容量が、満杯又は満杯になる直前の所定量になったか否かを判定する残量判定部と、を含んで構成される、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の廃トナーの回収容器。 - 前記満杯検知部は、前記流出口に備えられた第二回転軸と、当該第二回転軸と共に回転する第二羽部と、を更に備え、
前記第二羽部は、前記下部収容室に収容された前記廃トナーの上面が接触して、前記廃トナーの上面により、前記上部収容室に向けて押し上げられると、前記第二回転軸とともに回転する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の廃トナーの回収容器。 - 前記第二羽部の解放端部が、前記廃トナーの回収容器の内表面に接する、
ことを特徴とする請求項7に記載の廃トナーの回収容器。 - 前記第二回転軸の回転動作を規制させる回転ロック部を更に備え、
前記満杯検知部が前記第二回転軸の回転角度を検知して、前記下部収容室の前記廃トナーが満杯になったと判断すると、前記回転ロック部は、前記第二回転軸の回転動作を禁止する、
ことを特徴とする請求項8に記載の廃トナーの回収容器。 - 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の廃トナーの回収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240955A JP2015102586A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 廃トナー回収容器及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240955A JP2015102586A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 廃トナー回収容器及びそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015102586A true JP2015102586A (ja) | 2015-06-04 |
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ID=53378348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013240955A Pending JP2015102586A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 廃トナー回収容器及びそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015102586A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017021123A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | キヤノン株式会社 | 収容容器及び画像形成装置 |
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-
2013
- 2013-11-21 JP JP2013240955A patent/JP2015102586A/ja active Pending
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US11003127B2 (en) | 2016-04-28 | 2021-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer collecting container |
CN109074013B (zh) * | 2016-04-28 | 2021-10-08 | 佳能株式会社 | 显影剂回收容器 |
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