JP2015102432A - X線回折装置およびx線回折測定方法 - Google Patents
X線回折装置およびx線回折測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015102432A JP2015102432A JP2013243506A JP2013243506A JP2015102432A JP 2015102432 A JP2015102432 A JP 2015102432A JP 2013243506 A JP2013243506 A JP 2013243506A JP 2013243506 A JP2013243506 A JP 2013243506A JP 2015102432 A JP2015102432 A JP 2015102432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- virtual mask
- opening
- detector
- ray
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 title claims description 69
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 236
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 77
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 10
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 102
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 15
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 65
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 35
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 7
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 7
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000000634 powder X-ray diffraction Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000002233 thin-film X-ray diffraction Methods 0.000 description 1
- 238000004148 unit process Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/20—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
- G01N23/207—Diffractometry using detectors, e.g. using a probe in a central position and one or more displaceable detectors in circumferential positions
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2223/00—Investigating materials by wave or particle radiation
- G01N2223/30—Accessories, mechanical or electrical features
- G01N2223/33—Accessories, mechanical or electrical features scanning, i.e. relative motion for measurement of successive object-parts
- G01N2223/3301—Accessories, mechanical or electrical features scanning, i.e. relative motion for measurement of successive object-parts beam is modified for scan, e.g. moving collimator
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
Description
図27においては、X線源1で発生させたX線の放射方向に、放物面多層膜ミラー2と、選択スリット3と、入射ソーラスリット4と、長手制限スリット5と、入射スリット6と、が配置されている。これらの構成要素は、試料台7にセットされる試料SにX線を入射する入射光学系を構成するものである。放物面多層膜ミラー2は、必要に応じて入射光学系に設置される。
X線源で発生させたX線を、試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を検出器で検出するX線回折装置であって、
前記検出器は、互いに直角をなす第1の方向と第2の方向に2次元状に配列された複数の検出素子により形成された検出面を有し、前記検出面を形成する前記複数の検出素子ごとに、当該検出素子で受光したX線の強度に応じた検出信号を出力するものであり、
前記検出器の前記検出面に仮想マスクを設定するとともに、前記仮想マスクの開口条件として、少なくとも前記仮想マスクの開口寸法を前記第1の方向と前記第2の方向で独立に設定可能な仮想マスク設定部と、
前記検出器から出力された前記検出信号を、前記仮想マスク設定部で設定された前記仮想マスクの開口条件に応じて処理する信号処理部と、
を備えることを特徴とするX線回折装置である。
前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口中心位置を設定可能である
ことを特徴とする上記第1の態様に記載のX線回折装置である。
前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口個数を設定可能である
ことを特徴とする上記第1または第2の態様に記載のX線回折装置である。
前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸
法のほかに、前記仮想マスクの開口形状を設定可能である
ことを特徴とする上記第1〜第3の態様のいずれか一つに記載のX線回折装置である。
前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口の傾き角度を設定可能である
ことを特徴とする上記第1〜第4の態様のいずれか一つに記載のX線回折装置である。
前記検出器を用いてX線回折の測定を行う際に適用する次元モードを設定する次元モード設定部を備え、
前記信号処理部は、前記検出器から出力される前記検出信号を、前記次元モード設定部で設定された前記次元モードに応じて処理する
ことを特徴とする上記第1〜第5の態様のいずれか一つに記載のX線回折装置である。
X線源で発生させたX線を、試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を検出器で検出するとともに、前記検出器として、互いに直角をなす第1の方向と第2の方向に2次元状に配列された複数の検出素子により形成された検出面を有し、前記検出面を形成する前記複数の検出素子ごとに、当該検出素子で受光したX線の強度に応じた検出信号を出力する検出器を用いるX線回折測定方法であって、
前記検出器の前記検出面に仮想マスクを設定するとともに、前記仮想マスクの開口条件として、少なくとも前記仮想マスクの開口寸法を前記第1の方向と前記第2の方向で独立に設定する仮想マスク設定工程と、
前記X線源で発生させたX線を、前記試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を前記検出器で検出するX線検出工程と、
前記X線検出工程で前記検出器から出力された前記検出信号を、前記仮想マスク設定工程で設定された前記仮想マスクの開口条件に応じて処理する信号処理工程と、
を備えることを特徴とするX線回折測定方法である。
本発明の実施の形態においては、次の順序で説明を行う。
1.X線回折装置の測定光学系
2.X線回折装置の第1構成例
3.X線回折測定方法
4.仮想マスクの設定画面の第1例
5.仮想マスクの開口条件と信号処理の関係
6.仮想マスクの設定画面の第2例
7.X線回折装置の第2構成例
8.実施の形態の効果
9.変形例等
図1は本発明の実施の形態に係るX線回折装置の測定光学系の構成例を示す模式図である。
図1においては、X線源1で発生させたX線の放射方向に、放物面多層膜ミラー2と、選択スリット3と、入射ソーラスリット4と、長手制限スリット5と、入射スリット6と、が配置されている。これらの構成要素は、試料台7にセットされる試料SにX線を入射
する入射光学系を構成するものである。放物面多層膜ミラー2は、必要に応じて入射光学系に設置される。
図3は本発明の実施の形態に係るX線回折装置の第1構成例を示す機能ブロック図である。図3においては、検出器15から出力される検出信号が信号処理部21に取り込まれるようになっている。
ときに必要な情報を入力するために操作される部分である。入力操作部24は、たとえば、マウス、キーボードなどの入力機器や、モニタ23に付属するタッチパネルなどを用いて構成される。
次に、本発明の実施の形態に係るX線回折装置を用いて実現可能なX線回折測定方法について説明する。X線回折測定方法には、仮想マスク設定部26を用いた仮想マスク設定工程と、測定光学系によるX線検出工程と、信号処理部21による信号処理工程とが含まれる。
X線回折装置を用いてX線回折測定を行う場合は、この測定に先立って、上述した光学系の調整、試料台7にセットした試料Sの位置調整などを行う。次に、測定条件設定部25を用いてユーザーがX線回折の測定条件(仮想マスクの開口条件を含む)を指定した後、測定の開始を指示する操作を行う。これにより、X線回折装置は、ユーザーが指定した測定条件にしたがって試料のX線回折測定を行う。具体的にはX線回折装置が以下のように動作する。
図4は仮想マスク設定部によってモニタに表示される仮想マスクの設定画面の第1例を示す図である。図4においては、「仮想マスクの設定画面」の下方に、仮想マスク31のイメージ画像を表示しているが、このイメージ画像については必要に応じて表示すればよい。この点は、以降の説明でも同様である。図示した仮想マスクの設定画面においては、仮想マスクの開口条件の一つとなる開口寸法を、仮想マスクの開口幅Lwと、仮想マスクの開口高さLhとによって指定可能となっている。仮想マスクの設定画面においては、開口幅Lwおよび開口高さLhを、それぞれmm単位で指定可能となっている。
続いて、仮想マスクの開口条件と信号処理の関係について説明する。
図6は仮想マスクの開口条件の第1設定例を示す模式図である。
この第1設定例においては、仮想マスク31の開口部32を最大の開口寸法(全開状態
)となるように設定している。具体的には、仮想マスク31の開口部32の開口幅Lwを検出面17の全幅と同じ寸法に設定し、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高と同じ寸法に設定している。このような開口条件で検出面17に仮想マスク31を設定した場合は、検出面17を形成するすべての検出素子16が仮想マスク31の開口部32内に配置される。そうした場合、信号処理部21は、検出面17を形成する各々の検出素子16から出力される検出信号をすべて有効な信号として認識し、所定の信号処理を行う。
この第2設定例においては、仮想マスク31の開口部32の開口幅Lwを検出面17の全幅よりも短い寸法に設定するとともに、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高よりも短い寸法に設定している。具体的には、仮想マスク31の開口寸法を全体的に縮小し、これによって検出面17の中央寄りの部分だけが仮想マスク31の開口部32内に配置されるように、仮想マスクの開口条件を設定している。この設定条件のもとでは、仮想マスク31の開口部32よりも外側に位置する検出素子16が、仮想マスク31の遮蔽部33によって覆われる。
この第3設定例においては、仮想マスク31の開口部32の開口幅Lwを検出面17の全幅と同じ寸法に設定するとともに、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高よりも小さい寸法に設定している。具体的には、仮想マスク31の開口形状が全体的に横長のスリット形状となるように、検出面17のY方向では中央部分だけを開口し、X方向では検出面17の全幅にわたって開口するように、仮想マスクの開口条件を設定している。この設定条件のもとでは、仮想マスク31の開口部32よりも上側および下側に位置する検出素子16が、仮想マスク31の遮蔽部33によって覆われる。
この第4設定例においては、仮想マスク31の開口部32の開口幅Lwを検出面17の全幅よりも小さい寸法に設定するとともに、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高と同じ寸法に設定している。具体的には、仮想マスク31の開口形状が全体的に縦長のスリット形状となるように、検出面17のX方向では中央部分だけを開口し、Y方向では検出面17の全高にわたって開口するように、仮想マスクの開口条件を設定している。こ
の設定条件のもとでは、仮想マスク31の開口部32よりも左側および右側に位置する検出素子16が、仮想マスク31の遮蔽部33によって覆われる。
この第5設定例においては、上記第2設定例と同様に、仮想マスク31の開口部32の開口幅Lwを検出面17の全幅よりも小さい寸法に設定するとともに、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高よりも小さい寸法に設定している。
図13は仮想マスク設定部によってモニタに表示される仮想マスクの設定画面の第2例を示す図である。図示した仮想マスクの設定画面においては、仮想マスク設定部26で設定可能な仮想マスクの開口条件として、上述した仮想マスクの開口寸法(開口幅Lw、開口高さLh)のほかに、仮想マスクの開口中心位置をシフト量SHx、SHyの指定により設定可能となっている。仮想マスクの開口中心位置とは、仮想マスク31の開口部32の中心位置32aを意味する。仮想マスクの開口中心位置の設定は、検出面17の中心で交差する水平基準線35と垂直基準線36の交点37の位置を基準に、X方向とY方向で独立に指定可能となっている。また、仮想マスクの設定画面においては、仮想マスクの開口幅Lwおよび開口高さLhと同様に、X方向のシフト量SHxとY方向のシフト量SHyをそれぞれmm単位で指定可能となっている。
開口部32の中心位置32aが規定される。このため、シフト量SHyの数値がゼロで指定されたときは、Y方向の開口部32の中心位置32aが、交点37の位置に設定される。また、シフト量SHyの数値が正の値で指定されたときは、Y方向の開口部32の中心位置32aが、交点37の位置よりも上側に、指定のシフト量SHyだけずれた位置に設定される。また、シフト量SHyの数値が負の値で指定されたときは、Y方向の開口部32の中心位置32aが、交点37の位置よりも下側に、指定のシフト量SHyだけずれた位置に設定される。
図14は仮想マスクの開口条件の第6設定例を示す模式図である。
この第6設定例においては、仮想マスク31の開口部32の開口寸法に関して、上記図8に示す第3設定例と同様に、開口幅Lwを検出面17の全幅と同じ寸法に設定するとともに、開口部32の開口高さLhを検出面17の全高よりも小さい寸法に設定している。このため、仮想マスク31の開口形状が全体的に横長のスリット形状になっている。また、第6設定例においては、X方向のシフト量SHx(不図示)をゼロに設定するとともに、Y方向のシフト量SHyを負の値で設定している。このため、仮想マスク31の開口部32の中心位置が水平基準線35よりも下側にずれている。
」は、仮想マスク31に設定する開口部32の個数を意味する。「仮想マスクの開口形状」は、仮想マスク31に設定する開口部32の形状を意味する。「仮想マスクの開口の傾き角度」は、仮想マスク31に設定する開口部32の傾き角度を意味する。
仮想マスクの開口個数に関しては、仮想マスク設定部26がモニタ23に表示する開口マスクの設定画面において、その開口個数を数値で指定可能な構成とすればよい。また、仮想マスクの開口個数は、たとえば、初期値を「1」とし、必要に応じてユーザーが仮想マスクの開口個数を初期値「1」から「2以上」の数値に変更可能な構成とすればよい。
図示した仮想マスクの設定画面においては、仮想マスクの開口個数を数値で指定可能となっている。第7設定例においては、仮想マスクの開口個数を「2」に設定している。このため、仮想マスクの設定画面では、2つの開口部32−1,32−2につき、仮想マスクの開口条件を別々に指定可能となっている。また、第7設定例においては、第1開口部32−1に関して、開口寸法をLw1、Lh1に設定し、開口中心位置をSHx1、SHy1に設定している。また、第2開口部32−2に関して、開口寸法をLw2、Lh2に設定し、開口中心位置をSHx2、SHy2に設定している。
2−2内の検出素子16から出力される検出信号を信号処理部21で信号処理して得られる測定結果の測定分解能とが異なるものとなる。このため、測定分解能が異なる測定結果を1回の測定で得ることができる。
すなわち、仮想マスクの開口条件の一つとして、仮想マスクの開口形状を設定可能な構成とした場合は、たとえば、図18(A)に示すように、円形の開口部32を有する仮想マスク31を設定したり、図18(B)に示すように、円弧状の開口部32を有する仮想マスク31を設定したりすることができる。仮想マスクの開口形状は、たとえば、初期設定では矩形の開口形状が適用されるようにし、ユーザーの希望に応じて任意の形状に変更可能な構成とすることができる。また、仮想マスクの開口条件として、仮想マスクの開口形状とあわせて、仮想マスクの開口寸法および/または開口中心位置を設定可能な構成とすることにより、検出面17の面内の所望の位置に、所望の寸法で、所望の開口形状を有する仮想マスクを設定することが可能となる。
一方、仮想マスクの開口条件の一つとして、仮想マスクの開口の傾き角度を設定可能とした場合は、たとえば、その傾き角度が「+10度」で指定されたとすると、図19に示すように、仮想マスク31の開口部32を反時計回りにθ=10度だけ傾けた状態で設定することができる。仮想マスクの開口の傾き角度は、水平基準線35(又は垂直基準線36)に対する開口部32の傾き角度で指定可能となっている。具体的には、たとえば、マスク開口の傾き角度が0度の条件を初期設定とし、この傾き角度を正の値で指定した場合は、反時計回り方向に指定角度だけマスク開口が傾いた状態で設定され、傾き角度を負の値で指定した場合は、時計回り方向に指定角度だけマスク開口が傾いた状態で設定される。
将来的に検出素子16のサイズが縮小された場合に、次のような対応をとることが可能となる。すなわち、試料台7の傾きや試料Sの表面の傾きに起因して、検出面17に入射するX線の断面形状に傾きが生じている場合に、試料台7などの機械的な位置調整を要することなく、または機械的な位置調整を行う前の予備調整として、その傾き補正のために仮想マスク31の開口部32を傾けて設定することが可能となる。
図20は本発明の実施の形態に係るX線回折装置の第2構成例を示す機能ブロック図である。図示したX線回折装置の構成においては、測定条件設定部25が、仮想マスク設定部26のほかに、次元モード設定部27を有している。次元モード設定部27は、検出器15を用いてX線回折の測定を行う際に適用する次元モードを設定するものである。次元モード設定部27によって設定可能な次元モードには、「0次元モード」、「1次元モード」、「2次元モード」の3つがある。0次元モードは、位置分解能を持たない次元モードである。1次元モードは、1次元の位置分解能をもつ次元モードである。2次元モードは、2次元の位置分解能をもつ次元モードである。次元モード設定部27は、上述した3つの次元モードのうち、いずれか一つの次元モードをユーザーが入力操作部24を用いて指定することにより、X線回折の測定を行う際に適用する次元モードを設定する。
に示すように、仮想マスク31の開口部32内に存在する各々の検出素子16から出力される検出信号を、信号処理部21が列単位で積算処理する。これにより、実質的にY方向に細長いライン状の検出素子をX方向に並べた構成の1次元の検出器を用いた場合と同様の測定結果が得られる。
以上説明した本発明の実施の形態に係るX線回折装置およびX線回折方法によれば、以下の(1)に記述する効果のほかに、(2)以降に記述する効果が得られる。
る前と後で、検出器15の検出面17に入射するX線の位置がずれる場合でも、そのずれにあわせて仮想マスクの開閉中心位置をシフトさせることにより、検出器15の検出面17においてX線の入射位置と仮想マスクの開閉中心位置とを合わせることができる。したがって、従来のように後段受光スリットのスリット位置を機械的に移動させる移動機構を設ける必要がなくなる。また、従来においては上記移動機構によって後段受光スリットの開閉中心位置をずらせる方向がY方向に制限されるが、本実施の形態においては、そのような制限がなく、仮想マスク31の開口中心位置をX方向およびY方向のどちらにもずらすことができる。このため、検出器15の検出面17上で仮想マスク31の開口中心位置を所望の位置に設定することができる。
る二次元検出器で行える高速測定ができないというデメリットがある。
ここで、本発明の実施の形態に係るX線回折装置でアッテネーターを設けていない理由について説明する。
検出器15に入射するX線の強度が強い場合、従来では上記図28に示すように、検出器13の前にアッテネーター12を設置することにより、検出器13に入射するX線の強度をアッテネーター12で減衰させている。これに対して、本発明の実施の形態においては、高計数モードを備えた検出器15の採用により、アッテネーターレスの構成を実現している。高計数モードとは、たとえば、各々の検出素子16が生成する検出信号を、2つの16ビット回路を並列的に用いて出力する計数モードを通常計数モードとした場合に、この通常計数モードよりもX線の計数能力(計数限界)を高めた計数モードである。具体的には、高計数モードにおいては、上述した2つの16ビット回路を直列的に用いることにより、実質的に31ビット回路と同等の計数機能を実現している。これにより、通常計数モードではサチレーションを起こすような高強度のX線であっても、検出器15に適用する計数モードを通常計数モードから高計数モードに切り替えることにより、その計数機能を高めてサチレーションを回避することができる。このため、高価なアッテネーターの設置が不要となり、X線回折装置のコストを削減することができる。
本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
7…試料台
15…検出器
16…検出素子
17…検出面
21…信号処理部
25…測定条件設定部
26…仮想マスク設定部
27…次元モード設定部
31…仮想マスク
32…開口部
33…遮蔽部
S…試料
Claims (7)
- X線源で発生させたX線を、試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を検出器で検出するX線回折装置であって、
前記検出器は、互いに直角をなす第1の方向と第2の方向に2次元状に配列された複数の検出素子により形成された検出面を有し、前記検出面を形成する前記複数の検出素子ごとに、当該検出素子で受光したX線の強度に応じた検出信号を出力するものであり、
前記検出器の前記検出面に仮想マスクを設定するとともに、前記仮想マスクの開口条件として、少なくとも前記仮想マスクの開口寸法を前記第1の方向と前記第2の方向で独立に設定可能な仮想マスク設定部と、
前記検出器から出力された前記検出信号を、前記仮想マスク設定部で設定された前記仮想マスクの開口条件に応じて処理する信号処理部と、
を備えることを特徴とするX線回折装置。 - 前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口中心位置を設定可能である
ことを特徴とする請求項1に記載のX線回折装置。 - 前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口個数を設定可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載のX線回折装置。 - 前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口形状を設定可能である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のX線回折装置。 - 前記仮想マスク設定部は、前記仮想マスクの開口条件として、前記仮想マスクの開口寸法のほかに、前記仮想マスクの開口の傾き角度を設定可能である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のX線回折装置。 - 前記検出器を用いてX線回折の測定を行う際に適用する次元モードを設定する次元モード設定部を備え、
前記信号処理部は、前記検出器から出力される前記検出信号を、前記次元モード設定部で設定された前記次元モードに応じて処理する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のX線回折装置。 - X線源で発生させたX線を、試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を検出器で検出するとともに、前記検出器として、互いに直角をなす第1の方向と第2の方向に2次元状に配列された複数の検出素子により形成された検出面を有し、前記検出面を形成する前記複数の検出素子ごとに、当該検出素子で受光したX線の強度に応じた検出信号を出力する検出器を用いるX線回折測定方法であって、
前記検出器の前記検出面に仮想マスクを設定するとともに、前記仮想マスクの開口条件として、少なくとも前記仮想マスクの開口寸法を前記第1の方向と前記第2の方向で独立に設定する仮想マスク設定工程と、
前記X線源で発生させたX線を、前記試料台にセットした試料に照射し、この試料で回折したX線を前記検出器で検出するX線検出工程と、
前記X線検出工程で前記検出器から出力された前記検出信号を、前記仮想マスク設定工程で設定された前記仮想マスクの開口条件に応じて処理する信号処理工程と、
を備えることを特徴とするX線回折測定方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243506A JP5944369B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | X線回折装置およびx線回折測定方法 |
EP14866759.5A EP3076165B1 (en) | 2013-11-26 | 2014-01-27 | X-ray diffractometer and x-ray diffractometry method |
US14/164,618 US9322792B2 (en) | 2013-11-26 | 2014-01-27 | X-ray diffraction apparatus and method of measuring X-ray diffraction |
PCT/JP2014/051630 WO2015079714A1 (ja) | 2013-11-26 | 2014-01-27 | X線回折装置およびx線回折測定方法 |
CN201480052656.6A CN105593670B (zh) | 2013-11-26 | 2014-01-27 | X射线衍射装置和x射线衍射测定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243506A JP5944369B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | X線回折装置およびx線回折測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015102432A true JP2015102432A (ja) | 2015-06-04 |
JP5944369B2 JP5944369B2 (ja) | 2016-07-05 |
Family
ID=53182672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013243506A Active JP5944369B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | X線回折装置およびx線回折測定方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9322792B2 (ja) |
EP (1) | EP3076165B1 (ja) |
JP (1) | JP5944369B2 (ja) |
CN (1) | CN105593670B (ja) |
WO (1) | WO2015079714A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018063195A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 株式会社島津製作所 | X線検出システム |
JP2020003415A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社リガク | X線分析装置及びその光軸調整方法 |
EP3712901A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-23 | Rigaku Corporation | X-ray analysis apparatus |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3427663B1 (en) * | 2017-07-13 | 2020-03-04 | Agfa Nv | Phase contrast imaging method |
AU2018315828B2 (en) * | 2017-08-09 | 2023-07-20 | Rigaku Corporation | Crystal-phase quantitative analysis device, crystal-phase quantitative analysis method, and crystal-phase quantitative analysis program |
JP7300718B2 (ja) * | 2019-12-13 | 2023-06-30 | 株式会社リガク | 制御装置、システム、方法およびプログラム |
CN111474198A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-07-31 | 西安交通大学 | 基于x光的电缆结晶检测装置 |
EP3961199A1 (en) * | 2020-08-24 | 2022-03-02 | Malvern Panalytical B.V. | X-ray detector for x-ray diffraction analysis apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008111836A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-05-15 | Rigaku Corp | X線回折測定方法及びx線回折装置 |
US20110268251A1 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Bruker Axs, Inc. | Method and apparatus for using an area x-ray detector as a point detector in an x-ray diffractometer |
JP2012088094A (ja) * | 2010-10-16 | 2012-05-10 | Rigaku Corp | X線回折装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3708505A1 (de) * | 1987-03-16 | 1988-09-29 | Siemens Ag | Verfahren zur vertikalen justierung von lochblenden im strahlengang eines roentgen-diffraktometers |
US6295076B1 (en) * | 1998-06-19 | 2001-09-25 | Creo Srl | Method of increasing imaging resolution |
JP3706110B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2005-10-12 | 株式会社リガク | X線分析装置及びx線分析方法 |
DE102004025121A1 (de) * | 2004-05-21 | 2005-12-15 | Bruker Axs Gmbh | Verfahren zum Betrieb eines Röntgenanalysegeräts mit zweidimensionalem Array-Detektor und Röntgenanalysegerät zum Durchführen des Verfahrens |
US20060159225A1 (en) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Bede Scientific Instruments Limited | X-ray detection system |
JP4476883B2 (ja) | 2005-06-30 | 2010-06-09 | 株式会社リガク | X線ビーム処理装置、x線受光システム、及びx線分析装置 |
JP2008197025A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 結晶の構造解析方法および結晶の構造解析装置 |
KR101084167B1 (ko) * | 2009-03-04 | 2011-11-17 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 마스크 검사 장치 및 마스크 검사 방법 |
DE102011087337B4 (de) * | 2011-11-29 | 2016-10-13 | Siemens Healthcare Gmbh | Verfahren zur Rekonstruktion eines zweidimensionale virtuelle Röntgenbilder enthaltenden Rekonstruktionsdatensatzes |
EP2634566B1 (en) * | 2012-02-28 | 2019-03-27 | Malvern Panalytical B.V. | Microdiffraction |
-
2013
- 2013-11-26 JP JP2013243506A patent/JP5944369B2/ja active Active
-
2014
- 2014-01-27 EP EP14866759.5A patent/EP3076165B1/en active Active
- 2014-01-27 WO PCT/JP2014/051630 patent/WO2015079714A1/ja active Application Filing
- 2014-01-27 US US14/164,618 patent/US9322792B2/en active Active
- 2014-01-27 CN CN201480052656.6A patent/CN105593670B/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008111836A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-05-15 | Rigaku Corp | X線回折測定方法及びx線回折装置 |
US20110268251A1 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Bruker Axs, Inc. | Method and apparatus for using an area x-ray detector as a point detector in an x-ray diffractometer |
JP2012088094A (ja) * | 2010-10-16 | 2012-05-10 | Rigaku Corp | X線回折装置 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6014010498; 斎藤 啓介, 黒澤 利行, 植木 定雄, 舟窪 浩: '「多次元検出器と高分解能X線回折装置を用いた薄膜材料解析」' 真空 Vol. 49, No. 2, 20060220, p. 90-96, 社団法人日本真空協会 * |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018063195A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 株式会社島津製作所 | X線検出システム |
JP2020003415A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社リガク | X線分析装置及びその光軸調整方法 |
EP3712901A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-23 | Rigaku Corporation | X-ray analysis apparatus |
JP2020153724A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社リガク | X線分析装置 |
US11215571B2 (en) | 2019-03-19 | 2022-01-04 | Rigaku Corporation | X-ray analysis apparatus |
JP7165400B2 (ja) | 2019-03-19 | 2022-11-04 | 株式会社リガク | X線分析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105593670B (zh) | 2019-06-04 |
JP5944369B2 (ja) | 2016-07-05 |
US9322792B2 (en) | 2016-04-26 |
EP3076165A1 (en) | 2016-10-05 |
EP3076165A4 (en) | 2017-06-21 |
CN105593670A (zh) | 2016-05-18 |
EP3076165B1 (en) | 2020-08-26 |
US20150146861A1 (en) | 2015-05-28 |
WO2015079714A1 (ja) | 2015-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5944369B2 (ja) | X線回折装置およびx線回折測定方法 | |
JP5009563B2 (ja) | 試料の検査方法および装置 | |
JP5855573B2 (ja) | 試料のx線解析を実行する方法及び装置 | |
JP4074874B2 (ja) | X線回折装置 | |
EP2818851B1 (en) | Diffraction Imaging | |
JP6656519B2 (ja) | X線回折装置 | |
CN110726742B (zh) | X射线分析装置及其光轴调整方法 | |
JP5838114B2 (ja) | X線トポグラフィ装置 | |
EP3026429B1 (en) | X-ray fluorescence analyzer and x-ray fluorescence analyzing method | |
US9250199B2 (en) | X-ray imaging apparatus, and X-ray imaging method | |
JP2012122746A (ja) | X線回折装置及びx線回折測定方法 | |
JP5871393B2 (ja) | X線分析装置 | |
JP6503145B2 (ja) | 置換サイト計測装置および置換サイト計測方法 | |
JP5081556B2 (ja) | デバイシェラー光学系を備えたx線回折測定装置とそのためのx線回折測定方法 | |
JP5959057B2 (ja) | X線分析装置 | |
RU2556712C2 (ru) | Устройство рентгеновского формирования изобретений | |
JP6198406B2 (ja) | マイクロ回折方法及び装置 | |
JP5787698B2 (ja) | 放射線検出装置 | |
JP5492173B2 (ja) | 回折x線検出方法およびx線回折装置 | |
JP2000249667A (ja) | 蛍光x線分析装置 | |
JP2000258366A (ja) | 微小部x線回折装置 | |
US20240302303A1 (en) | X-ray apparatus and method for analysing a sample | |
JP5733908B2 (ja) | X線撮像装置 | |
JP2010286288A (ja) | X線分光器の制御方法及び該制御方法を用いたx線分光器 | |
JP7006232B2 (ja) | X線分析装置及び分析方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5944369 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
SG99 | Written request for registration of restore |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
SG99 | Written request for registration of restore |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S803 | Written request for registration of cancellation of provisional registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316805 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S803 | Written request for registration of cancellation of provisional registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316805 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |