JP2015102268A - ガスコンロ - Google Patents

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【課題】コンロ用バーナと五徳とが対向する箇所において、炎口に形成される火炎による五徳爪の加熱によってガスコンロの熱効率が低下することが抑制され、しかも、五徳上に載置できる鍋などの調理容器の最小径が大寸法に制限されることがないガスコンロを提供する。【解決手段】周縁に複数の炎口を備えたコンロ用バーナ3と、このコンロ用バーナ3の周縁に配置され、コンロ用バーナ3に向けてその先端が配設される複数の五徳爪を具備する五徳1と、を備えたガスコンロ2である。前記五徳爪として、前記先端と前記炎口との距離が短い短間隙爪11と、前記先端と前記炎口との距離が長い長間隙爪12と、を備える。短間隙爪11を三本備え、隣接する短間隙爪11の間の三箇所夫々に、長間隙爪12が配置される。【選択図】図1

Description

ガスコンロに関するものである。
従来より、周縁に複数の炎口を備えたコンロ用バーナと、このコンロ用バーナの周縁に配置され、コンロ用バーナに向けてその先端が配設される複数の五徳爪を具備する五徳と、を備えたガスコンロが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示される従来例のガスコンロにあっては、五徳爪は、コンロ用バーナの周囲に六箇所、等間隔に設けられており、六箇所のうち五箇所は隣り合う炎口(主炎口)間の間隔を広くしてあり、この広い間隔を隔てて隣り合う炎口間は、保炎口で保炎だけが形成されるように構成されている。
これにより、炎口に形成される火炎が五徳爪に接触するようなことがなくなり、この部分で燃焼が悪くならず、また、無駄な熱の消費にて熱効率が悪くなることがない。
特開2007−3128号公報
ところで、ガスコンロにあっては、コンロ用バーナと五徳とが対向する箇所において、広い間隔を隔てて隣り合う炎口に形成される火炎が、五徳爪の先端に接触しないように構成しても、当該炎口によって五徳爪の先端が多少は加熱されるものであり、この加熱によって五徳爪の温度が上昇することになり、当該炎口による燃焼エネルギが五徳爪の温度上昇に消費されることで、ガスコンロの熱効率が多少低下することになる。
そこで、五徳爪の先端から炎口までの距離を大きくすると、炎口によって五徳爪の先端が加熱されることが抑制できる。
このとき、五徳爪の先端から炎口までの距離を大きくするために、コンロバーナの外径を小さくすると、最大火力が小さくなるため、コンロバーナの外径は小さくできない。
これに対し、五徳爪の先端と炎口までの距離を大きくするために、五徳爪を短くして、五徳爪の先端からコンロバーナの中心までの距離を大きくすると、五徳上に載置できる鍋などの調理容器の最小径が大寸法に制限され、小径の調理容器は五徳によって安定して支持できないことになってしまう。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、コンロ用バーナと五徳とが対向する箇所において、炎口に形成される火炎による五徳爪の加熱によってガスコンロの熱効率が低下することが抑制され、しかも、五徳上に載置できる鍋などの調理容器の最小径が大寸法に制限されることがない、ガスコンロを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、周縁に複数の炎口を備えたコンロ用バーナ3と、このコンロ用バーナ3の周縁に配置され、コンロ用バーナ3に向けてその先端が配設される複数の五徳爪を具備する五徳1と、を備えたガスコンロ2において、前記五徳爪として、前記先端と前記炎口との距離が短い短間隙爪11と、前記先端と前記炎口との距離が長い長間隙爪12と、を備え、短間隙爪11を三本備え、隣接する短間隙爪11の間の三箇所夫々に、長間隙爪12が配置されることを特徴とする。
これにより、長間隙爪12と対向する炎口と、長間隙爪12の先端との距離が長くでき、火炎が五徳爪と接触することによる火炎温度の低下が抑制され熱効率が向上する。また、短間隙爪11を三本備えるから、鍋などの調理容器が小さいものであっても短間隙爪11にて安定して支持でき、隣接する短間隙爪11の間の夫々に長間隙爪12が配置されるから、大きい調理容器であっても安定して支持できる。
また、長間隙爪12と対向する前記炎口に形成される火炎の火力は、短間隙爪11と対向した前記炎口に形成される火炎の火力より、大きいことが好ましい。
これにより、長間隙爪12と対向する炎口に形成される火炎と五徳1に載置される調理容器との接触面積が、短間隙爪11と対向する炎口に形成される火炎と五徳1に載置される調理容器との接触面積より大きくなることにより熱効率が向上する。しかも、長間隙爪12と対向する炎口と、長間隙爪12の先端との距離が長いので、火炎が五徳爪と接触することによる燃焼性の悪化や火炎温度の低下が抑制され熱効率の向上が維持される。
また、五徳1が、使用者の存在する側に短間隙爪11が位置するように配設されるものであることが好ましい。
これにより、片手鍋(アルミ製雪平鍋)などの調理容器の取っ手が調理容器の外周の一方側のみに設けられる場合に、取っ手を使用者の存在する側に向けてこのような片手鍋を五徳1上に載置したときに、五徳1によって安定して支持することができる。
本発明にあっては、炎口に形成される火炎による五徳爪の加熱によってガスコンロの熱効率が低下することが抑制され、しかも、五徳上に載置できる鍋などの調理容器の最小径が大寸法に制限されることがない。
本発明の一実施形態のコンロ用バーナ付きガスコンロの平面図である。 同上における標準火力バーナ近傍の断面図である。 同上におけるコンロ用バーナの分解斜視図である。 同上におけるバーナキャップの底面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。ガスコンロ2は、周縁に複数の炎口(後述する主炎口31)を有するコンロ用バーナ3を備えるものである。本実施形態のコンロ用バーナ3は、図1に示すように、ガスコンロ2に三つ設けてある。そして、コンロ用バーナ3は、その一部が、天板21の開口22(図2参照)から天板21上に露出する。
また、図2に示すように、コンロ用バーナ3は、開口22から露出した部位と天板21の開口22縁との間に、円環状のバーナリング23が介装してある。バーナリング23は、天板21から煮汁等が下(ガスコンロ2の内部)に侵入することを抑制する。
また、ガスコンロ2は、五徳1を備えるものである。五徳1は、天板21上のコンロ用バーナ3の前記露出する部分の周縁に配置される。五徳1は、複数(本実施形態では6個)の五徳爪がコンロ用バーナ3の周囲に間隔をあけて配置されるように設けられるもので、五徳爪に鍋等の加熱対象(図示せず)の底部を載置することで、この加熱対象を支持する。言い換えると、ガスコンロ2は、五徳1の上に鍋等の加熱対象を載せることで、この加熱対象を天板21上に支持することができる。五徳1については後述する。
本実施形態において、図1に示すように、三つのコンロ用バーナ3は、例えば、その火力に応じて、標準火力バーナ3b、標準火力バーナ3bに比べて最大火力が大きい大火力バーナ3a、標準火力バーナ3bに比べて最大火力が小さい小火力バーナ3cに区別される。そして、大火力バーナ3a、標準火力バーナ3b及び小火力バーナ3cは、基本的に同じ構造になっている。
コンロ用バーナ3は、図2,図3に示すように、混合室40を有したバーナ本体4と、混合室40の上に脱着自在で載置されるバーナキャップ5とを備える。以下の説明では、バーナキャップ5をバーナ本体4上に載置した状態における上下を基準とする。
バーナ本体4は、例えば、アルミニウムにて形成される。バーナ本体4は、例えば、平面視円環状に空間を有した混合室40と、混合室40の上流側に連通した混合管41とを備える。
混合管41は、その上流側の基端に、燃料としてのガス(燃料ガス)を吐出するガスノズル42が配置される。そして、バーナ本体4は、ガスノズル42から前記燃料を吐出すると、混合管41の基端から一次空気が吸入されて、混合管41内で前記燃料と一次空気とが混合されるようになっている。
混合室40は、内筒43と外筒44とで形成されており、所謂二重筒形状となっている。そして、混合室40は、内筒43と外筒44との間の空間が混合管41に連通している。また、バーナ本体4は、混合室40の内筒43の内周側を通って、燃焼用の二次空気がコンロ用バーナ3の火炎に供給されるよう構成される。更に、混合室40は、外筒44の上端が、バーナベース45となっている。言い換えると、バーナ本体4の上面には、バーナベース45が設けてある。
バーナベース45は、例えば、径方向に幅を有した円環状に形成される。そして、バーナベース45の上面には、バーナキャップ5載置用の設置部46と、全周に亘って設けた段部47とを有する。
設置部46は、段部47より内周側に設けてあり、その上面にバーナキャップ5が脱着自在で載設される。
段部47は、下方に向けて凹没して設けてあり、平面視円環状の溝形に形成される。
バーナキャップ5は、例えば、アルミニウムにて形成される。バーナキャップ5は、板状部51で主体が構成されており、板状部51は、平面視円環状の板部材で形成される。以下の説明では、特に規定しない限り、板状部51の径方向を基準とする。すなわち、以下の説明において、内周側や外周側等の記載は、板状部51の径方向を基準としたものである。また、後述の外径は、特に規定しない限り半径とする。
板状部51は、その上部の外径が、段部47の外径に比べて、大寸になっている。そして、図4に示すように、板状部51は、その下部に、複数の主炎口用溝52が凹設してある。
主炎口用溝52は、バーナキャップ5の下面側に、上方に凹んで形成される。そして、主炎口用溝52は、例えばバーナキャップ5の円の中心を基準として、放射状に複数個設けてあり、複数個の主炎口用溝52は、円周方向において、所定の間隔をおいて位置する。更に、各主炎口用溝52は、板状部51の前記上部の外周端と略同じ外周位置において、外周側に開口する。
このため、コンロ用バーナ3は、バーナキャップ5をバーナベース45に載置した状態において、主炎口用溝52とバーナベース45(バーナ本体4の上面)との間に、周縁に複数並設される主炎口31が形成される。そして、コンロ用バーナ3は、バーナベース45にバーナキャップ5を載置した状態において、バーナキャップ5の下端と段部47(バーナ本体4の上面)との間に、その全周に亘るように保炎口(図示せず)が形成される。
保炎口には、混合室40から流入溝53、溜まり空間54を介して、ガスが供給される。そして、このガスは、主炎口31に供給されるガスに比べて、流量が絞られ且つ流速が減速された状態で保炎口に供給される。このため、コンロ用バーナ3は、混合室40からガスを供給して点火すると、大きな火炎(主炎)が主炎口31に形成され、主炎に比べて小さな火炎(保炎)が保炎口に形成される。
また、板状部51は、円周方向において隣り合う主炎口31の間の部位として、合流用部位55と、点火用部位56と、区画用部位57とを有する。
合流用部位55は、その外周面が、板状部51の外径より内周側に若干引退しており、これによりバーナキャップ5は、板状部51の一部の外周端の下方に、内周側に凹没した凹所58を有する。
凹所58は、その天面が主炎口用溝52の天面と同じ高さで並んでいる。更に、凹所58は、円周方向において主炎口用溝52に連通し、また外周側及び下方に開口する。バーナキャップ5は、この凹所58にて、隣り合う主炎口31の火炎(主炎)を合流させて、合流火炎として火炎を形成することができ、この凹所58にて合流用炎口58aが形成される。コンロ用バーナ3は、主炎を夫々独立して形成可能な大火力(所謂強火)に比べて火力を抑えて燃焼をする小火力(所謂弱火)の場合において、燃焼が不安定になる等で消火することを抑制することができる。すなわち、上記合流用炎口58a(凹所58)を設けたことで、小火力の場合における性能(火炎の安定性)を向上することができる。
また、区画用部位57は、円周方向において、所定の間隔をおいて複数設けてある。そして、区画用部位57の複数の間のうち、一つの間には、点火用部位56が設けてある。
点火用部位56は、その外周面が、板状部51の外周端から内周側に凹んだ平面視円弧状の凹曲面56aとなっている。そして、凹曲面56aの中央部に対応する位置には、点火用炎口70が設けてあり、点火用炎口70は、点火炎を形成して保炎口や主炎口31から出るガスに点火できるようになっている。更に、凹曲面56aの上部には、庇部71が外方に突出するように設けてあり、コンロ用バーナ3は、庇部71によって点火用炎口70への煮汁等の侵入を抑制している。
また、コンロ用バーナ3は、図2,図3に示すように、点火用炎口70に対応する部分の外周側に、点火スパークを発生して点火用炎口70から出るガスに点火する点火装置59を付設してある。点火装置59は、点火プラグ60と、点火スパークターゲット61とを備える。点火プラグ60は、バーナ本体4のバーナベース45の外周に装着してあり、点火プラグ60の電極60aが上方に突出している。
点火スパークターゲット61は、庇部71の下面に設けてあり、点火スパークターゲット61は、点火プラグ60の電極60aから所定のギャップを隔てて上下に対向する。
また、点火用炎口70と混合室40との間には、滞留用空間62が設けてあり、滞留用空間62は、連通孔63を介して混合室40に連通する。混合室40から供給されるガスは、連通孔63から滞留用空間62に流入させて滞留用空間62に一旦滞留させた後、点火用炎口70から吐出される。
区画用部位57は、図4に示すように、その外周面が、板状部51の上部の外周端に沿って形成されており、小火力の場合において、各合流火炎は、区画用部位57によって独立して形成される。これによって、バーナキャップ5は、区画用部位57において、板状部51より外周側から主炎や合流火炎へ二次空気を供給することができる。
区画用部位57は、上方に凹んだ筒形状に形成されており、その内部が溜まり空間54となっており、その内周側の壁部に流入溝53が設けてある。更に、区画用部位57は、前記外周側の壁部の外周面の下部に、内周側に凹んだ連通溝64が設けてある。
連通溝64は、外周側及び下方に開口し、円周方向において両側の主炎口用溝52と連通しており、この両側の主炎口用溝52からガスが流入する。
このため、区画用部位57を介して隣り合う主炎口31(両側の主炎口31)は、一方の主炎を、両側の主炎口31におけるもう一方側(他側)の主炎口31に連通溝64を介して移り易くすることができ、連通溝64にて火移り用炎口65が形成される。
また、板状部51の上面において、区画用部位57の位置(上方位置)には、放射状に凹溝66を凹設してある。そして、コンロ用バーナ3は、バーナ本体4及びバーナキャップ5の中央の開口から燃焼用の二次空気が、凹溝66を介して主炎口31の側方に供給される。また、図2に示すように、バーナキャップ5の上面には、この上面への煮汁等の付着を防止するため、カバー67が設置される。そして、カバー67は、鋲、リベット等の固着具68をバーナキャップ5の取付ボス69に打入することで、取り付けられる。
五徳爪は、図1に示すように、その先端(コンロ用バーナ3に向けて突出する先端、すなわち内側の端)と、炎口(主炎口31、保炎口)との距離が短い短間隙爪11と、その先端と炎口との距離が長い長間隙爪12と、を備えるものである。
大火力バーナ3a、標準火力バーナ3b共に、その平面視における中心から炎口(主炎口31、保炎口)までの寸法を30mmとしてあり、平面視における上記中心から長間隙爪12の先端までの寸法を50mm、平面視における上記中心から短間隙爪11の先端までの寸法を45mmとしてある。
つまり、炎口から長間隙爪12の先端までの寸法は20mmであり、炎口から短間隙爪11の先端までの寸法15mmに較べて、5mm長い。
短間隙爪11を120度間隔に三本備え、隣接する短間隙爪11の中間の三箇所夫々に、120度間隔に長間隙爪12が120度間隔に三本配置されている。
長間隙爪12と対向する炎口と、長間隙爪12の先端との距離が長くでき、火炎が五徳爪(長間隙爪12)と接触することによる火炎温度の低下が抑制され熱効率が向上する。
大火力バーナ3aにおいて、六本の五徳爪を全て短間隙爪11にて構成した従来技術の構成によるコンロバーナと、従来技術における六本の五徳爪の内三本の五徳爪の先端を5mmカットして長間隙爪12とした構成、つまり本願発明の構成によるコンロバーナの熱効率の値を表1に示す。
Figure 2015102268
上記表1より、熱効率が55.0%から55.5%へと増大していることが分かる。
短間隙爪11を120度間隔に三本備えるから、鍋などの調理容器が小さいものであっても短間隙爪11にて安定して支持でき、隣接する短間隙爪11の間の夫々に長間隙爪12が配置されるから、大きい調理容器であっても安定して支持できる。
長間隙爪12の本数を増加して、短間隙爪11の本数を減少することで、さらに熱効率が向上するが、短間隙爪11の本数を三本未満にすると、小径の調理容器が安定して五徳爪にて支持できない事態が生じるから、使い勝手が悪くなる。
なお、本実施形態では、長間隙爪12と対向する保炎口に形成される火炎(つまり保炎)の火力は、短間隙爪11と対向した保炎口に形成される保炎の火力と同じに構成してあるが、短間隙爪11と対向した保炎口における流入溝53の開口寸法に較べて、長間隙爪12と対向する保炎口における流入溝53の開口寸法を大きくするなどして、長間隙爪12と対向する保炎口に形成される保炎の火力が、短間隙爪11と対向した保炎口に形成される保炎の火力より大きくなるように構成してもよい。
このように構成した場合、長間隙爪12と対向する保炎口に形成される保炎と五徳1に載置される調理容器との接触面積が、短間隙爪11と対向する保炎口に形成される保炎と五徳1に載置される調理容器との接触面積より、大きくなることにより、さらに熱効率が向上する。
しかも、長間隙爪12と対向する保炎口と、長間隙爪12の先端との距離が所定の寸法以上に維持できるので、保炎が長間隙爪12と接触することによる燃焼性の悪化や火炎温度の低下が抑制され、保炎と五徳1に載置される調理容器との接触面積が大きくなることによる熱効率の向上が維持される。
さらに説明すると、五徳1は、使用者の存在側、つまり、ガスコンロ2の前方側に短間隙爪11が位置するように配設されている。
このように構成することで、片手鍋(例えばアルミ製雪平鍋)などの調理容器の取っ手が調理容器の外周の一方側のみ設けられる場合に、このような片手鍋の取っ手を使用者の存在側に向けて五徳1上に載置したときにも、五徳1によって安定して調理容器を支持することができる。なお、本実施形態においては、五徳爪は、短間隙爪11と長間隙爪12の計二種類からなるが、三種類以上、すなわち、短間隙爪11が二種類以上、あるいは、長間隙爪12が二種類以上、あるいは、短間隙爪11および長間隙爪12がそれぞれ二種類以上からなるものであってもよい。
以下に、別の実施形態について説明する。
上記実施形態においては、五徳爪と対向する炎口は保炎口としてあるが、五徳爪と対向して主炎口31を設けてもよい。
なお、そのように構成する場合、五徳爪と対向して設けられる主炎口31に形成される火炎が、五徳爪の存在方向を避けて偏向して形成されるように構成することで、五徳爪と対向して設けられる主炎口31に形成される火炎が、五徳爪を加熱することによる熱効率の低下が抑制され、本願特徴構成による効果と相俟って、熱効率の低下が抑制されたガスコンロ2とすることができる。
1 五徳
11 短間隙爪
12 長間隙爪
2 ガスコンロ
21 天板
22 開口
23 バーナリング
3 コンロ用バーナ
3a 大火力バーナ
3b 標準火力バーナ
3c 小火力バーナ
31 主炎口
4 バーナ本体
40 混合室
41 混合管
42 ガスノズル
43 内筒
44 外筒
45 バーナベース
46 設置部
47 段部
5 バーナキャップ
51 板状部
52 主炎口用溝
53 流入溝
54 溜まり空間
55 合流用部位
56 点火用部位
56a 凹曲面
57 区画用部位
58 凹所
58a 合流用炎口
59 点火装置
60 点火プラグ
60a 電極
61 点火スパークターゲット
62 滞留用空間
63 連通孔
64 連通溝
65 火移り用炎口
66 凹溝
67 カバー
68 固着具
69 取付ボス
70 点火用炎口
71 庇部

Claims (3)

  1. 周縁に複数の炎口を備えたコンロ用バーナと、
    このコンロ用バーナの周縁に配置され、前記コンロ用バーナに向けてその先端が配設される複数の五徳爪を具備する五徳と、を備えたガスコンロにおいて、
    前記五徳爪として、前記先端と前記炎口との距離が短い短間隙爪と、前記先端と前記炎口との距離が長い長間隙爪と、を備え、
    前記短間隙爪を三本備え、隣接する前記短間隙爪の間の三箇所夫々に、前記長間隙爪が配置されることを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記長間隙爪と対向する前記炎口に形成される火炎の火力は、前記短間隙爪と対向した前記炎口に形成される火炎の火力より、大きいことを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記五徳が、使用者の存在する側に前記短間隙爪が位置するように配設されるものであることを特徴とする請求項1または2記載のガスコンロ。
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