JP2015102139A - チェックバルブ - Google Patents

チェックバルブ Download PDF

Info

Publication number
JP2015102139A
JP2015102139A JP2013242293A JP2013242293A JP2015102139A JP 2015102139 A JP2015102139 A JP 2015102139A JP 2013242293 A JP2013242293 A JP 2013242293A JP 2013242293 A JP2013242293 A JP 2013242293A JP 2015102139 A JP2015102139 A JP 2015102139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
flow path
check valve
negative pressure
mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013242293A
Other languages
English (en)
Inventor
伸司 山▲崎▼
Shinji Yamazaki
伸司 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanoh Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanoh Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanoh Industrial Co Ltd filed Critical Sanoh Industrial Co Ltd
Priority to JP2013242293A priority Critical patent/JP2015102139A/ja
Publication of JP2015102139A publication Critical patent/JP2015102139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Check Valves (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】組立作業が容易で且つバルブ構成部品の脱落を防止できるチェックバルブを提供すること。
【解決手段】チェックバルブ10が、筒状とされ、内部が流路14を構成し、一端部12Aに第1接続対象物の口部が挿入され且つ他端部12Bに第2接続対象物の口部が接続され、流路14を介して第1接続対象物の内部と第2接続対象物の内部を連通させる弁箱12と、流路14に形成された弁座24と、流路14内に配置され、弁座24に接離可能に当接して流路14を閉じる弁体30と、流路14内の弁体30よりも弁箱12の一端部12A側に配置され、弁体30を弁座24に押し付けるコイルスプリング40と、流通部56を備え、流路14内に弁箱12の一端部12Aから挿入され、弁体30及びコイルスプリング40を流路14内に保持するストッパ部材50と、を有すること。
【選択図】図4

Description

本発明は、チェックバルブに関する。
特許文献1に開示のチェックバルブは、インレットポート部とアウトレットポート部との間に弁体やスプリングなどのバルブ構成部品をセットした後、インレットポート部とアウトレットポート部を印籠結合し、その結合部を溶接によって接合している。
特許第2761747号公報
特許文献1のチェックバルブでは、インレットポート部とアウトレットポート部を係合した後、その結合部を溶接によって接合するため、内部にセットしたバルブ構成部品が脱落することはないが、組立作業が煩雑である。
本発明の課題は、組立作業が容易で且つバルブ構成部品の脱落を防止できるチェックバルブを提供することである。
本発明の請求項1に係るチェックバルブは、筒状とされ、内部が流路を構成し、軸方向の一端部に第1接続対象物の口部が挿入され且つ軸方向の他端部に第2接続対象物の口部が接続され、前記流路を介して前記第1接続対象物の内部と前記第2接続対象物の内部を連通させる弁箱と、前記流路に形成された弁座と、前記流路内に配置され、前記弁座に接離可能に当接して前記流路を閉じる弁体と、前記流路内の前記弁体よりも前記弁箱の前記一端部側に配置され、前記弁体を前記弁座に押し付けるコイルスプリングと、流通部を備え、前記流路内に前記弁箱の前記一端部から挿入され、前記弁体及び前記コイルスプリングを前記流路内に保持するストッパ部材と、を有している。
請求項1に係るチェックバルブでは、弁箱の一端部に第1接続対象物の口部が挿入され且つ他端部に第2接続対象物の口部が接続された状態で、弁体が弁座から離れると、第1接続対象物の内部と第2接続対象物の内部とが流路を介して連通する。これにより、ストッパ部材の流通部を介して流体が流路を流れる。
ここで、上記チェックバルブでは、弁箱の一端部から弁体及びコイルスプリングを挿入した後、ストッパ部材を挿入することで、チェックバルブを組み立てることができるため、組立作業が容易になる。
また、弁箱の流路内にストッパ部材を挿入することで、弁体及びコイルスプリングを流路内に保持することができる、すなわち、弁箱内からの弁体及びコイルスプリングの脱落を防止できる。
以上のことから、上記チェックバルブによれば、組立作業が容易で且つバルブ構成部品(弁体及びコイルスプリングなど)の脱落を防止できる。
本発明の請求項2に係るチェックバルブは、請求項1に記載のチェックバルブにおいて、前記ストッパ部材は、前記流路の内壁面に外周面が接する筒部と、前記筒部から半径方向内側に張り出して前記コイルスプリングを支持する環状の張出部と、前記張出部の中央部に形成された貫通孔である前記流通部と、を備えている。
請求項2に係るチェックバルブでは、ストッパ部材が備える貫通孔(流通部)を通じて流体が流れる。また、ストッパ部材が備える筒部の外周面が流路の内壁面に接するため、ストッパ部材と流路の内壁面との接触面積を十分に確保することができ、ストッパ部材を含むバルブ構成部品の脱落を防止できる。さらに、ストッパ部材が備える環状の張出部でコイルスプリングを支持するため、コイルスプリングの一部が貫通孔からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項3に係るチェックバルブは、請求項2に記載のチェックバルブにおいて、前記流路の前記弁座よりも前記弁箱の前記一端部側には、前記流路内に挿入された前記筒部の端部が当接する段差が形成されている。
請求項3に係るチェックバルブでは、ストッパ部材を弁箱の流路内に挿入していくと、筒部の端部が流路内の段差に当接する。このため、ストッパ部材で支持されたコイルスプリングが過剰に圧縮されるのを防止できる。言い換えると、筒部の端部が流路内の段差に当接するまでストッパ部材を弁箱の流路内に挿入することで、コイルスプリングのばね荷重を安定して得ることができる。これにより、チェックバルブの動作を安定させることができる。
本発明の請求項4に係るチェックバルブは、請求項3に記載のチェックバルブにおいて、前記弁箱の外壁面には、前記流路内に挿入された前記第1接続対象物の口部が前記張出部に当接し且つ前記筒部の端部が前記段差に当接したときに、前記第1接続対象物に設けられた係合部が係合する被係合部が設けられている。
請求項4に係るチェックバルブでは、第1接続対象物の口部が張出部に当接し且つストッパ部材の筒部の端部が段差に当接したときに、第1接続対象物に設けられた係合部が被係合部に係合するため、第1接続対象物とチェックバルブとの接続状態を目視で確認することができる。
本発明の請求項5に係るチェックバルブは、請求項4に記載のチェックバルブにおいて、前記第1接続対象物は、負圧を生成する負圧ポンプであり、前記第1接続対象物の口部は、前記負圧ポンプの内部に気体を吸入するための吸入部の口部である。
請求項5に係るチェックバルブでは、負圧ポンプの吸入部の口部を弁箱の流路内に挿入して、負圧ポンプに設けられた係合部を弁箱に設けられた被係合部に係合させることで、負圧ポンプとチェックバルブを接続することができる。この接続状態では、負圧ポンプの口部がストッパ部材の張出部に当接し且つストッパ部材の筒部の端部が段差に当接するため、コイルスプリングのばね荷重を安定して得ることができる。これにより、負圧ポンプによって第2接続対象物の内部に生じさせる負圧力を安定させることができる。
本発明の請求項6に係るチェックバルブは、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチェックバルブにおいて、前記弁体の外周面には、周方向に間隔をあけて複数の突起が形成され、前記突起は、頂部が前記流路の内壁面に接する。
請求項6に係るチェックバルブでは、弁体の外周面に形成された突起の頂部が流路の内壁面に接することから、弁体が弁座に対して接離方向に移動するときの弁体の倒れが抑制される。
本発明のチェックバルブによれば、組立作業が容易で且つバルブ構成部品の脱落を防止できる。
本発明の第1実施形態のチェックバルブを負圧ポンプの吸入部に接続した状態を示す斜視図である。 図1のチェックバルブの分解斜視図である。 図2のチェックバルブの拡大図である。 図1のチェックバルブの軸方向に沿った断面図であり、負圧ポンプの吸入部に接続する前の状態を示している。 図1のチェックバルブの軸方向に沿った断面図であり、負圧ポンプの吸入部に接続した状態を示している。
本発明の一実施形態に係るチェックバルブについて説明する。
本実施形態のチェックバルブ10は、車両のエンジンを動力源として負圧を生成する負圧ポンプ60と車両の負圧式ブレーキ倍力装置(図示省略)から延びるホース部材70との接続に用いられる(図1参照)。なお、本実施形態の負圧ポンプ60は、本発明の第1接続対象物の一例である。また、本実施形態のホース部材70は、本発明の第2接続対象物の一例である。
図2及び図3に示されるように、チェックバルブ10は、弁箱12と、弁箱12に形成された弁座24と、弁座24に当接する弁体30と、弁体30を弁座24に押し付けるコイルスプリング40と、弁体30及びコイルスプリング40を弁箱12内に保持するストッパ部材50と、を有している。なお、図中では、チェックバルブ10(弁箱12)の軸方向を矢印Yで示している。
弁箱12は、円筒状とされ、内部が流路14を構成している。この弁箱12の軸方向の一端部12A(図5では左側の端部)には、負圧ポンプ60の吸入部62の先端側を構成する筒状の口部62A(第1接続対象物の口部の一例)が挿入されて接続される。また、弁箱12の軸方向の他端部12B(図5では、右側の端部)は、ホース部材70の一端部70A(第2接続対象物の口部の一例)に挿入されて接続される。なお、本実施形態では、流路14の一端部は弁箱12の一端部12Aに対応し、流路14の他端部は弁箱12の他端部12Bに対応している。
図4及び図5に示されるように、本実施形態の弁箱12内は、一端部12Aから他端部12Bへ向かって順次内径が小さくなる第1内径部16、第2内径部18、第3内径部20、及び第4内径部22によって構成されている。なお、本発明の弁箱はこの構成に限定されない。
弁座24は、流路14に形成されている。具体的には、弁座24は、第3内径部20と第4内径部22との径差により形成された段差である。
弁体30は、略円板状とされ、流路14内に配置されている。また、弁体30は、弁座24に接離可能に当接している。この弁体30が弁座24に当接しているときは、流路14が閉じられ(閉弁状態)、弁体30が弁座24から離間しているとき(開弁状態)は、流路14を介して負圧ポンプ60の内部とホース部材70の内部が連通する。
弁体30の外周面30Cには、周方向(円周方向)に間隔(本実施形態では一定間隔)をあけて複数(本実施形態では4つ)の突起32が形成されている。この突起32は、頂部32Aが弁箱12の内壁面12C(流路14の内壁面12C)、具体的には、第3内径部20の内壁面20Aに接している。
弁体30の弁箱12の一端部12A側の板面30Aには、円環状の突条部34が形成されている。この突条部34は、コイルスプリング40の軸方向の他端部40B側の巻き部分(環状部分)に挿入されて、コイルスプリング40の他端部40B(図4では、右側の端部)の半径方向の移動を拘束している。
また、弁体30の板面30Aに対して反対側の板面30Bには、突条部34よりも大径とされた円環状の突条部36が形成されている。この突条部36の頂部36Aが弁座24に当接する。
コイルスプリング40は、流路14内の弁体30よりも一端部12A側に配置されて、弁体30を弁座24に押し付けている。このコイルスプリング40は、軸方向の一端部40A側の巻き部分がストッパ部材50の張出部54によって支持され、他端部40B側の巻き部分が弁体30の突条部34の周囲を囲むように配置されている。また、本実施形態のコイルスプリング40は、一端部40A(図4では、左側の端部)側から他端部40B側へ向かって次第に巻き部分の半径が大きくなっている。
ストッパ部材50は、筒状とされ、弁箱12内の第2内径部18に一端部12Aから挿入(軽圧入)されている。具体的には、ストッパ部材50は、外周面52Bが第2内径部18の内壁面18Aに接する円筒状の筒部52と、筒部52の弁座24と反対側の端部(軸方向の一端部)から半径方向内側に張り出した円環状の張出部54と、張出部54の中央部に形成された貫通孔である流通部56と、を含んで構成されている。この張出部54は、弁座24側の板面54Bでコイルスプリング40の一端部40Aを支持している。これにより、弁箱12内の第2内径部18に挿入されたストッパ部材50によって弁体30及びコイルスプリング40が弁箱12内(流路14内)に保持される。
張出部54の板面54Bに対して反対側の板面54Aには、弁箱12の流路14内に一端部12Aから挿入された吸入部62の口部62Aの先端部が当接するようになっている。ここで、図5に示されるように、流路14内、具体的には、流路14の第1内径部16内に負圧ポンプ60の口部62Aを挿入した状態では、口部62Aが張出部54の板面54Aに当接し、筒部52の先端部52Aが第2内径部18と第3内径部20との径差により形成された段差26に当接する。このように、吸入部62の口部62Aが張出部54の板面54Aに当接し且つ筒部52の先端部52Aが段差26に当接したときに、弁箱12の外壁面12Dに設けられた被係合部28に吸入部62の口部62Aから離間した位置に設けられた係合部64が係合するように構成されている。なお、係合部64が被係合部28に係合すると、吸入部62の口部62Aが弁箱12の一端部12Aに挿入された状態で負圧ポンプ60とチェックバルブ10が接続される。
図3〜図5に示されるように、被係合部28は、弁箱12の外壁面12Dに周方向に間隔をあけて立設された一対の板部28Aと、両板部28Aの端部同士を連結する連結板部28Bとで構成されている。また、本実施形態の被係合部28は、弁箱12の半径方向に沿った直線状に一対設けられている。
また、係合部64は、吸入部62の口部62Aよりも外径が大きい根元部62Bから吸入部62の軸方向と平行に口部62Aよりも延出した板部64Aと、この板部64Aの先端部に形成されて連結板部28Bに引っ掛かる(係合する)爪部64Bとで構成されている。なお、爪部64Bは、板部64Aの口部62Aと反対側に設けられている。ここで、係合部64と被係合部28との係合状態では、板部64Aが一対の板部28A間を通り、爪部64Bが連結板部28Bに引っ掛かっている。この構成により、負圧ポンプ60とチェックバルブ10とが接続される。
図1及び図2に示されるように、負圧ポンプ60は、吸入部62に接続されたチェックバルブ10を介して負圧式ブレーキ倍力装置から気体を吸引して、負圧式ブレーキ倍力装置に負圧を生じさせる。なお、負圧ポンプ60は、吸入部62から内部に気体を吸入し、吸入した気体を圧縮しつつ吐出部からポンプ外部へ気体を吐出することで、負圧を生成する装置であり、負圧を生成できれば、ポンプ構造については限定しない。
(作用)
次に、本実施形態に係るチェックバルブ10の作用効果について説明する。
図5に示されるように、チェックバルブ10には、弁箱12の一端部12Aから流路14の第1内径部16に負圧ポンプ60の口部62Aが挿入される。このとき、口部62Aの外周面62Cに形成された周溝に挿入されたOリング63が圧縮された状態で第1内径部16の内壁面16Aに接触する。このOリング63により、口部62Aと弁箱12との間の止水性が確保される。また、チェックバルブ10の他端部12Bはホース部材70の一端部70Aに挿入されて接続される。このようにチェックバルブ10を介して負圧ポンプ60とホース部材70を接続した状態で、弁体30が弁座24から離れると、負圧ポンプ60の内部とホース部材70の内部とが流路14を介して連通する。具体的には、負圧ポンプ60で生じた負圧力により、弁体30が負圧ポンプ60側(一端部12A側と同じ側)に引っ張られて弁座24から離れ、負圧式ブレーキ倍力装置から気体が流路14を介して負圧ポンプ60に吸引される(流れる)。このとき、気体は、ストッパ部材50の流通部56を通じて流路14を流れる。
ここで、チェックバルブ10では、弁箱12の流路14内に一端部12Aから弁体30及びコイルスプリング40を挿入した後、ストッパ部材50を挿入することで、チェックバルブ10を組み立てることができるため、組立作業が容易になる。
また、弁箱12の流路14内(具体的には、第2内径部18内)にストッパ部材50を挿入することで、弁体30及びコイルスプリング40を弁箱12内に保持することができるため、脱落を防止できる。
また、チェックバルブ10では、ストッパ部材50が備える流通部56を通じて流体が流れる。また、ストッパ部材50が備える筒部52の外周面52Bが流路14の内壁面12C(具体的には、第2内径部18の内壁面18A)に接するため、ストッパ部材50と流路14の内壁面12Cの接触面積を十分に確保することができ、ストッパ部材50を含むバルブ構成部品の脱落を防止できる。さらに、ストッパ部材50が備える環状の張出部54でコイルスプリング40を支持するため、コイルスプリング40の一端部40Aが流通部56からはみ出るのを抑制することができる。
さらに、チェックバルブ10では、ストッパ部材50を弁箱12の流路14内に挿入していくと、筒部52の先端部52Aが流路14に形成された段差26に当接する。このため、ストッパ部材50で支持されたコイルスプリング40が過剰に圧縮されるのを防止できる。言い換えると、筒部52の先端部52Aが段差26に当接するまでストッパ部材50を弁箱12の流路14内に挿入することで、コイルスプリング40のばね荷重を安定して得ることができる。これにより、チェックバルブ10の動作を安定させることができる。
またさらに、チェックバルブ10では、負圧ポンプ60の口部62Aが張出部54に当接し且つ筒部52の先端部52Aが段差26に当接したときに、負圧ポンプ60に設けられた係合部64が被係合部28に係合するため、負圧ポンプ60とチェックバルブ10との接続状態を目視で確認することができる。このため、例えば、ストッパ部材50の張出部54に形成された流通部56からコイルスプリング40の一端部40Aがはみ出た場合には、口部62Aと張出部54との間にコイルスプリング40の一端部40Aが挟まれるため、係合部64が被係合部28に係合できず、作業者がチェックバルブ10の弁体30、コイルスプリング40及びストッパ部材50のいずれかが正常な位置に取り付けられていなことを認識することができる。これにより、チェックバルブ10の誤装着を防止できる。
また、チェックバルブ10では、負圧ポンプ60の口部62Aを弁箱12内に挿入して、負圧ポンプ60に設けられた係合部64を弁箱12に設けられた被係合部28に係合させることで、負圧ポンプ60とチェックバルブ10を接続することができる。この接続状態では、負圧ポンプ60の口部62Aが張出部54に当接し且つストッパ部材50の筒部52の先端部52Aが段差26に当接するため、コイルスプリング40のばね荷重を安定して得ることができる。これにより、負圧ポンプ60によってホース部材70の内部に生じさせる負圧力を安定させることができる。すなわち、負圧式ブレーキ倍力装置に生じさせる負圧力を安定させることができる。
そして、チェックバルブ10では、弁体30の外周面30Cに形成された突起32の頂部32Aが流路14の内壁面12C(具体的には、第3内径部20の内壁面20A)に接することから、弁体30が弁座24に対して接離方向に移動するときの弁体30の倒れが抑制される。
以上のことから、上記チェックバルブ10によれば、組立作業が容易で且つバルブ構成部品(弁体30及びコイルスプリング40など)の脱落を防止できる。
なお、本実施形態では、負圧式ブレーキ倍力装置(図示省略)から延びるホース部材70と負圧ポンプ60とをチェックバルブ10を介して接続する構成としているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、チェックバルブ10を介して負圧ポンプ60と負圧式ブレーキ倍力装置以外の負圧を利用する装置とを接続してもよい。
また、チェックバルブ10は、負圧ポンプ60以外の装置に接続してもよい。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかなことである。
10 チェックバルブ
12 弁箱
12A 一端部
12B 他端部
12C 内壁面
12D 外壁面
14 流路
24 弁座
26 段差
28 被係合部
30 弁体
30C 外周面
32 突起
32A 頂部
40 コイルスプリング
50 ストッパ部材
52 筒部
52A 端部
54 張出部
56 流通部
60 負圧ポンプ(第1接続対象物)
62A 口部(第1接続対象物の口部)
64 係合部
70 ホース部材(第2接続対象物)
70A 一端部(第2接続対象物の口部)

Claims (6)

  1. 筒状とされ、内部が流路を構成し、軸方向の一端部に第1接続対象物の口部が挿入され且つ軸方向の他端部に第2接続対象物の口部が接続され、前記流路を介して前記第1接続対象物の内部と前記第2接続対象物の内部を連通させる弁箱と、
    前記流路に形成された弁座と、
    前記流路内に配置され、前記弁座に接離可能に当接して前記流路を閉じる弁体と、
    前記流路内の前記弁体よりも前記弁箱の前記一端部側に配置され、前記弁体を前記弁座に押し付けるコイルスプリングと、
    流通部を備え、前記流路内に前記弁箱の前記一端部から挿入され、前記弁体及び前記コイルスプリングを前記流路内に保持するストッパ部材と、
    を有するチェックバルブ。
  2. 前記ストッパ部材は、前記流路の内壁面に外周面が接する筒部と、前記筒部から半径方向内側に張り出して前記コイルスプリングを支持する環状の張出部と、前記張出部の中央部に形成された貫通孔である前記流通部と、を備える請求項1に記載のチェックバルブ。
  3. 前記流路の前記弁座よりも前記弁箱の前記一端部側には、前記流路内に挿入された前記筒部の端部が当接する段差が形成されている、請求項2に記載のチェックバルブ。
  4. 前記弁箱の外壁面には、前記流路内に挿入された前記第1接続対象物の口部が前記張出部に当接し且つ前記筒部の端部が前記段差に当接したときに、前記第1接続対象物に設けられた係合部が係合する被係合部が設けられている、請求項3に記載のチェックバルブ。
  5. 前記第1接続対象物は、負圧を生成する負圧ポンプであり、前記第1接続対象物の口部は、前記負圧ポンプの内部に気体を吸入するための吸入部の口部である、請求項4に記載のチェックバルブ。
  6. 前記弁体の外周面には、周方向に間隔をあけて複数の突起が形成され、
    前記突起は、頂部が前記流路の内壁面に接する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチェックバルブ。
JP2013242293A 2013-11-22 2013-11-22 チェックバルブ Pending JP2015102139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242293A JP2015102139A (ja) 2013-11-22 2013-11-22 チェックバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242293A JP2015102139A (ja) 2013-11-22 2013-11-22 チェックバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015102139A true JP2015102139A (ja) 2015-06-04

Family

ID=53378011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013242293A Pending JP2015102139A (ja) 2013-11-22 2013-11-22 チェックバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015102139A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180130333A (ko) * 2017-05-29 2018-12-07 주식회사 만도 체크밸브
KR20190017861A (ko) * 2019-02-14 2019-02-20 주식회사 만도 체크밸브
JP2020098012A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 株式会社テイエルブイ ディスク式スチームトラップ及びスチームトラップに用いられるディスク型弁体
JP2020098013A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 株式会社テイエルブイ 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体
US10851904B2 (en) 2017-05-22 2020-12-01 Mando Corporation Check valve

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10851904B2 (en) 2017-05-22 2020-12-01 Mando Corporation Check valve
KR20180130333A (ko) * 2017-05-29 2018-12-07 주식회사 만도 체크밸브
KR101979415B1 (ko) 2017-05-29 2019-05-16 주식회사 만도 체크밸브
JP2020098012A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 株式会社テイエルブイ ディスク式スチームトラップ及びスチームトラップに用いられるディスク型弁体
JP2020098013A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 株式会社テイエルブイ 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体
JP7249143B2 (ja) 2018-12-19 2023-03-30 株式会社テイエルブイ ディスク式スチームトラップ及びスチームトラップに用いられるディスク型弁体
JP7323907B2 (ja) 2018-12-19 2023-08-09 株式会社テイエルブイ 逆止弁及び逆止弁に用いられる弁体
KR20190017861A (ko) * 2019-02-14 2019-02-20 주식회사 만도 체크밸브
KR102195369B1 (ko) * 2019-02-14 2020-12-24 주식회사 만도 체크밸브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015102139A (ja) チェックバルブ
US10221955B2 (en) Valve device
US9097356B2 (en) Check valve
US8641013B2 (en) Quick release connector with a ring anti-drop cover
CN103119297B (zh) 电磁泵
JP2017096309A (ja) チェックバルブ
JP6013159B2 (ja) 燃料供給装置
JP6338996B2 (ja) チェックバルブ
JP2020504007A (ja) スナップ嵌めを用いたスピンオン式フィルタ
WO2015146336A1 (ja) 燃料供給装置
JP2016168984A (ja) 樹脂製給油口
JP5820486B2 (ja) 燃料ポンプの燃料タンクへの取付け構造
JP6260865B2 (ja) 燃料供給装置
US20080011388A1 (en) Gasoline tank cap structure
JP6373488B2 (ja) 弁装置
US20170120166A1 (en) Filter device, in particular liquid filter
US20220221094A1 (en) Tube fitting and tube fitting set
US10982630B2 (en) Air cleaner of internal combustion engine
JP2009050816A (ja) プロテクタ及びそれを用いた流体フィルタ
US10619535B2 (en) Arrangement for removing blow-by gases from a crankcase of an internal combustion engine
JP2013096254A (ja) 燃料供給ユニット
JP5844582B2 (ja) チェックバルブ
EP3749085A1 (en) Drip irrigation emitter
WO2018214323A1 (zh) 单向阀
JP6315401B2 (ja) 管継手構造およびこの構造を備えた弁装置