JP2015102039A - ターボ分子ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ破壊時のポンプケーシングの変形を抑制するターボ分子ポンプの提供。
【解決手段】ターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31を構成する吸気口フランジ部32とくびれ部33と円筒部34のそれぞれの外周面に、CFRPの繊維を巻回し、樹脂で硬化させることで繊維強化部材35を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターボ分子ポンプに関する。
ターボ分子ポンプは、ドライエッチング装置やCVD装置などの真空チャンバに取り付けられる。ターボ分子ポンプ内では、ロータ翼とロータ円筒部が形成されたロータが毎分数万回転という高速回転で回転し、ロータ翼とステータ翼とが協働し、ロータ円筒部とネジステータが協働して、その真空チャンバ内の気体を排気することで、高真空状態を作り出す。
ターボ分子ポンプの使用中、ロータが何らかの原因で破損することがある。このロータ破壊によってロータの破片が飛散すると、そのロータの破片は、ターボ分子ポンプのポンプケーシングに衝突し、ポンプケーシングが変形して破損してしまう虞がある。
特許文献1には、ポンプケーシングを外側のケーシング部と内側のステータ構造体とに分け、両者の間に隙間を持たせることで、万一、ロータ破壊が生じた場合に、ロータの破片をステータ構造体で食い止めることでケーシング部の破損を防止する発明が開示されている。
特開2001−82379号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、ポンプケーシングを外側のケーシング部と内側のステータ構造体とに分けるため、部品点数が増えて複雑化し、組付け工数が増える。
(1)本発明の好ましい実施形態によるターボ分子ポンプは、吸気口フランジ部と、ロータ組立体が収容される筒部とを有するポンプケーシングを備え、ポンプケーシングの外周面の少なくとも一部に、繊維強化部材が設けられていることを特徴とする。
(2)さらに好ましい実施形態では、吸気口フランジ部の外周面に、繊維強化部材が設けられていることを特徴とする。
(3)さらに好ましい実施形態では、ポンプケーシングの筒部は、吸気口フランジ部と円筒部とを接続するくびれ部をさらに有し、くびれ部の外周面に、繊維強化部材が設けられていることを特徴とする。
(4)さらに好ましい実施形態では、繊維強化部材は、ポンプケーシングの外周面に繊維が巻回されて樹脂で固着されることにより設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ターボ分子ポンプのポンプケーシングの変形を簡便に抑制でき、ポンプケーシングの破損を防止できる。
第1実施形態のターボ分子ポンプを示す図。 第1実施形態のターボ分子ポンプの吸気口フランジ部周辺を説明するための図。 第1実施形態のターボ分子ポンプのくびれ部周辺を説明するための図。 第2実施形態のターボ分子ポンプを示す図。
―第1実施形態―
図1は、第1実施形態のターボ分子ポンプ100の概略構成を示す図である。ターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31の筒部38内にはロータ組立体10が収容され、かつ、回転自在に設けられている。ロータ組立体10は、ロータ12とシャフト11とロータディスク14から構成されている。ターボ分子ポンプ100は磁気軸受式のポンプであり、ロータ組立体10は、上部ラジアル電磁石62、下部ラジアル電磁石64、スラスト電磁石66によって非接触支持される。
ロータ12には、複数段のロータ翼20とロータ円筒部18とが設けられている。複数段のロータ翼20の間には、軸方向に対して複数段のステータ翼44が設けられ、ロータ円筒部18の外周側にはネジステータ48が設けられている。
各ステータ翼44は、スペーサ50を介してベース54上に配設されている。ポンプケーシング31が固定用フランジ部37を介してベース54に固定されると、積層されたスペーサ50がベース54とポンプケーシング31との間に挟持され、各ステータ翼44が位置決めされる。
ベース54には排気口56が設けられ、この排気口56にバックポンプが接続される。ロータ組立体10が上部ラジアル電磁石62、下部ラジアル電磁石64、スラスト電磁石66によって磁気浮上されつつモータ40により高速回転駆動されることにより、吸気口30側の気体分子は排気口56側へと排気される。
図1に示すように、ターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31は、吸気口フランジ部32と筒部38と固定用フランジ部37によって構成されている。筒部38は、くびれ部33と円筒部34によって構成されている。吸気口フランジ部32は、真空チャンバの取り付け部(不図示)に取り付けるために、吸気口30に設けられている。くびれ部33は、一般的に、真空チャンバの取り付け部(不図示)の径に吸気口30の径を合わせる必要があるときに設けられ、吸気口フランジ部32と円筒部34とを接続する。
図1のハッチング領域で示すように、吸気口フランジ部32とくびれ部33と円筒部34のそれぞれの外周面には、繊維強化部材35が設けられている。本実施形態では、繊維強化部材35は、CFRPである。具体的な設け方としては、吸気口フランジ部32とくびれ部33と円筒部34の外周面にCFRPの繊維を巻回して樹脂でその繊維を固着させることで繊維強化部材35を設ける。このように、吸気口フランジ部32とくびれ部33と円筒部34のそれぞれの外周面に、繊維強化部材35が設けられていることで、ロータ破壊時にポンプケーシング31が変形するのを抑制することができる。なお、吸気口フランジ部32に設けられた繊維強化部材35を繊維強化部材35a、くびれ部33に設けられた繊維強化部材35を繊維強化部材35b、円筒部34に設けられた繊維強化部材35を繊維強化部材35cとも呼ぶ。すなわち、繊維強化部材35は、繊維強化部材35a〜35cの総称である。
図2は、第1実施形態のターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31の吸気口フランジ部32周辺を説明するための図である。なお、吸気口フランジ部32およびその外周面に設けた繊維強化部材35aに注目するため、くびれ部33の外周面に設けた繊維強化部材35bと、円筒部34の外周面に設けた繊維強化部材35cは図示していない。
図2に示すように、吸気口フランジ部32の外周面に、CFRPの繊維が巻回されて樹脂で固着されることで、繊維強化部材35aが設けられている。これによって、ポンプケーシング31のうちの特に吸気口フランジ部32の変形を抑制することができる。なお、「ポンプケーシング31のうちの特に吸気口フランジ部32」と上述したのは、ポンプケーシング31を構成する吸気口フランジ部32、くびれ部33、および、円筒部34は一体化しているので、吸気口フランジ部32の変形を抑制することにより、他の部分の変形も多少なりとも抑制する効果があるからである。
ロータ破壊時には、ポンプケーシング31には、径方向外側の力だけでなく、周方向の力もかかる。前者はポンプケーシング31の変形に寄与し、後者はポンプケーシング31の回転に寄与する。以下に示すように、吸気口フランジ部32においては、変形だけでなく、回転についても考慮する必要がある。
図2に示す吸気口フランジ部32には、貫通孔32aが設けられている。貫通孔32aには、ポンプ固定ボルト36が通されており、真空チャンバ(不図示)にポンプ固定ボルト36が騾着されることで吸気口フランジ部32が取り付けられる。
従来では、繊維強化部材35aが設けられていないため、ロータ破壊時において、吸気口フランジ部32は変形も回転もする。一方、真空チャンバは、変形も回転もしない。すなわち、吸気口フランジ部32と真空チャンバで異なる動きをすることになる。ポンプ固定ボルト36は、その真空チャンバに騾着されている一方で、吸気口フランジ部32の貫通孔32aに通されている。そのため、止まっているポンプ固定ボルト36と、吸気口フランジ部32の変形および回転により動いた貫通孔32aとが衝突し、ポンプ固定ボルト36がせん断破壊する虞がある。
しかし、本実施形態では、図2に示すように、吸気口フランジ部32の外周面には、繊維強化部材35aが設けられているため、貫通孔32aの動きを上述の変形の分だけは抑えることができるので、吸気口フランジ部32を真空チャンバに取り付けるためのポンプ固定ボルト36のせん断破壊を防止することができる。
図2と後述する以下の式(1)〜(3)を用いて、ポンプ固定ボルト36に吸気口フランジ部32の貫通孔32aが衝突しないようにする設計について説明する。図2に示すように、ポンプ固定ボルト36と貫通孔32aとは隙間hだけ離れて位置している。
隙間hがゼロにならず、ポンプ固定ボルト36に吸気口フランジ部32の貫通孔32aが衝突しないようにするには、以下の式(1)〜(3)を満たせばよい。
= e×V ・・・(1)
= e×V ・・・(2)
E < (E+E)×h ・・・(3)
ここで、
[J/m]:吸気口フランジ部32の径方向外側への単位長さあたりの必要な変形エネルギー、
[J/(m×m)]:単位体積あたりのSUS304(吸気口フランジ部32の材質)が単位長さだけ変形するための必要エネルギー、
[m]:吸気口フランジ部32(SUS304製)の体積、
[J/m]:繊維強化部材35aの径方向外側への単位長さあたりの必要な変形エネルギー、
[J/(m×m)]:単位体積あたりのCFRP(繊維強化部材35aの材質)が単位長さだけ変形するための必要エネルギー、
[m]:繊維強化部材35aの体積、
h[m]:ポンプ固定ボルト36と貫通孔32aの隙間 (図2参照)、
E[J]:ロータ破壊時の吸気口フランジ部32が受ける径方向へのエネルギー
である。
上述の式(1)〜(3)を満たすように、体積Vや体積Vや隙間hを設計すると、ロータ破壊時に隙間hがゼロにならず、ポンプ固定ボルト36に吸気口フランジ部32の貫通孔32aが衝突しないようにできる。
図3は、第1実施形態のターボ分子ポンプ100のくびれ部33周辺を説明するための図である。なお、くびれ部33およびその外周面に設けた繊維強化部材35bに注目するため、吸気口フランジ部32の外周面に設けた繊維強化部材35aと円筒部34の外周面に設けた繊維強化部材35cは図示していない。
真空チャンバの取り付け部(不図示)の径に吸気口30の径を合わせる必要がある場合、吸気口30の径を円筒部34の径よりも小さくする必要がある。さらに、ポンプ固定ボルト36を真空チャンバに取り付けるための作業空間が必要になる。これらの目的を果たすために、くびれ部33は設けられている。
図3に示すように、くびれ部33の外周面には、CFRPの繊維が巻回されて樹脂で固着されることで繊維強化部材35bが設けられている。くびれ部33の径は、真空排気上流側から下流側に行くに従って大きくなっている。このように径が変化する部分は、特に大きな応力が掛かるため、特に補強する必要がある。本実施形態では、くびれ部33の外周面に繊維強化部材35bが設けられている。これにより、くびれ部33の強度を向上させることができ、ロータ破壊時に、ポンプケーシング31のうちの特にくびれ部33の変形を抑制することができる。なお、「ポンプケーシング31のうちの特にくびれ部33」と上述したのは、ポンプケーシング31を構成する吸気口フランジ部32、くびれ部33、および、円筒部34は一体化しているので、くびれ部33の変形を抑制することにより、他の部分の変形も多少なりとも抑制する効果があるからである。
以上、第1実施形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1)ポンプケーシング31の吸気口フランジ部32、くびれ部33、および、円筒部34の外周面に繊維強化部材であるCFRPによって形成される繊維強化部材35を設けた。
これによって、ロータ破壊時のポンプケーシング31の変形を抑制し、ポンプケーシング31が破損するのを防止することができる。なお、吸気口フランジ部32、くびれ部33、および、円筒部34のいずれか1つの外周面に繊維強化部材35を設けるだけでも、全く設けないよりは、ポンプケーシング31の変形を抑制する効果がある。なぜなら、吸気口フランジ部32、くびれ部33、および、円筒部34は一体化しているので、いずれかの変形を抑制することにより、他の部分の変形も多少なりとも抑制する効果があるためである。
(2)吸気口フランジ部32の外周面に繊維強化部材35aを設けることで、特に吸気口フランジ部32の変形を抑制することができる。これによって、さらに、吸気口フランジ部32を真空チャンバに取り付けるためのポンプ固定ボルト36がせん断破壊するのを抑制することができる。
繊維強化部材35を構成するCFRPの引張強さは3000MPa以上であり、吸気口フランジ部32を構成するSUS304の引張強さは520MPaである。このように、繊維強化部材35を構成するCFRPの引張強さは、吸気口フランジ部32を構成するSUS304の引張強さよりもはるかに大きい。そのため、吸気口フランジ部32の強度を等しくすることを前提に、繊維強化部材35aを設ける第1実施形態の発明と設けない従来発明でそれぞれ設計すると、従来発明に比べて、本発明の方が吸気口フランジ部32の体積を小さくすることができる。例えば、吸気口フランジ部32の内径を大きくすることができ、これにより、排気性能を向上することができる。また、吸気口フランジ部32の外径や厚みを小さくすると、ターボ分子ポンプ100の小型化に貢献できる。
(3)くびれ部33の外周面に繊維強化部材35bを設けることで、特にくびれ部33の変形を抑制することができる。これによって、くびれ部33を薄くすることができる。
従来では、くびれ部33を補強するためにくびれ部33を厚くしていた。ただし、吸気口フランジ部32をポンプ固定ボルト36で取り付けるための作業空間を確保する必要があるため、くびれ部33の外周側を厚くすることは困難であった。そのため、くびれ部33の内周側を厚くするしかなかった。内周側を厚くした結果、気体流路のコンダクタンスが減少し、排気性能が悪化していた。
しかし、第1実施形態におけるくびれ部33の外周面には、繊維強化部材35bが設けられているため、くびれ部33の強度が向上し、厚肉化をする必要がない。そのため、気体流路のコンダクタンスを減少させることがなく、排気性能も悪化しない。
なお、くびれ部33の外周面に繊維強化部材35bを設けても、吸気口フランジ部32をポンプ固定ボルト36で取り付ける際の作業空間は十分に確保できる。繊維強化部材35bを構成するCFRPの引張強さは3000MPa以上であり、くびれ部33を構成するSUS304の引張強さは520MPaである。このように、繊維強化部材35bを構成するCFRPの引張強さは、くびれ部33を構成するSUS304の引張強さよりもはるかに大きいので、くびれ部33に薄く繊維強化部材35bを設けるだけで十分にくびれ部33の変形を抑制する効果がある。それだけ薄いので、くびれ部33の外周面に繊維強化部材35bを設けても、吸気口フランジ部32をポンプ固定ボルト36で取り付ける際の作業空間は十分に確保できる。
(4)繊維強化部材35は、CFRPの繊維が巻回され樹脂で固着されることで設けられている。
これによって、ポンプケーシング31が複雑な形状をしていても、その外周面に簡便に繊維強化部材35を設けることができる。特に、くびれ部33は、真空排気上流側から下流側に行くに従って径が変化するという複雑な形状を有するため、CFRPの繊維が巻回され樹脂で固着されることで繊維強化部材35が設けられるのが適している。
―第2実施形態―
図4は、第2実施形態のターボ分子ポンプ100を示す図である。第1実施形態と同様の構成に関しては、説明を省略する。
上述したように、一般的に、くびれ部は、真空チャンバの取り付け部の径に吸気口の径を合わせる必要があるときに設けられる。よって、一般的に、その必要がない場合はくびれ部を設けない。第2実施形態のターボ分子ポンプ100は、真空チャンバの取り付け部の径に吸気口の径を合わせる必要がない場合のターボ分子ポンプであり、第2実施形態のターボ分子ポンプ100の筒部38は、くびれ部を有しておらず、円筒部34のみで構成される。すなわち、第2実施形態のターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31は、吸気口フランジ部32と円筒部34と固定用フランジ部37で構成されている。
第2実施形態のターボ分子ポンプ100のポンプケーシング31のようにくびれ部を有しない場合にも本発明を適用できる。具体的には、図4に示すように、ポンプケーシング31を構成する吸気口フランジ部32と円筒部34にCFRPの繊維を巻回して樹脂で固着させて繊維強化部材35を設ける。これによって、ロータ破壊時のポンプケーシング31の変形を抑制し、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上に示した第1実施形態、第2実施形態においては、繊維強化部材としてCFRPを用いたが、GFRPなど、その他の繊維強化部材でも同様の効果を奏する。また、ポンプケーシング31の外周面に繊維強化部材の繊維を巻回し樹脂で固着することで繊維強化部材35を設けたが、吸気口フランジ部32の外周面には、既に硬化している環状の繊維強化部材を配置することで、繊維強化部材35を設けることもできる。
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
10:ロータ組立体、 11:シャフト、 12:ロータ、 14:ロータディスク、
18:ロータ円筒部、 20:ロータ翼、 30:吸気口、 31:ポンプケーシング、
32:吸気口フランジ部、 32a:貫通孔、 33:くびれ部、 34:円筒部、
35、35a〜35c:繊維強化部材、 36:ポンプ固定ボルト、
37:固定用フランジ部、 38:筒部、 40:モータ、 44:ステータ翼、
48:ネジステータ、 50:スペーサ、 54:ベース、 56:排気口、
62:上部ラジアル電磁石、 64:下部ラジアル電磁石、 66:スラスト電磁石、
100:ターボ分子ポンプ、 h:隙間

Claims (4)

  1. ロータ組立体が収容される筒部と吸気口フランジ部とを有するポンプケーシングを備え、
    前記ポンプケーシングの外周面の少なくとも一部に、繊維強化部材が設けられているターボ分子ポンプ。
  2. 請求項1に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記吸気口フランジ部の外周面に、前記繊維強化部材が設けられているターボ分子ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記ポンプケーシングの筒部は、前記吸気口フランジ部と円筒部とを接続するくびれ部をさらに有し、
    前記くびれ部の外周面に、前記繊維強化部材が設けられているターボ分子ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のターボ分子ポンプにおいて、
    前記繊維強化部材は、前記ポンプケーシングの外周面に繊維が巻回されて樹脂で固着されることにより設けられるターボ分子ポンプ。

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