JP2015101939A - 建築用防潮シャッター装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで隣接スラット同士の上下当接部については、閉姿勢となったときに圧密状に押圧されてシールをするシール材を設けて防潮機能を発揮するようにしたものがあり(例えば特許文献1、4参照)、またシャッターカーテンとガイドレールとのあいだの隙間については閉姿勢となったときシャッターカーテンをガイドレールに押圧して塞ぐことで防潮機能を持たせるようにしたものが知られている(例えば特許文献2、3、4参照)。
請求項2の発明は、防潮手段は、上下方向に複数設けられていて複数枚の防潮用スラットを押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用防潮シャッター装置である。
請求項3の発明は、防潮手段は、各防潮用スラットに対応して設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の建築用防潮シャッター装置である。
請求項4の発明は、防潮用スラットより上側のスラットは汎用スラットであり、最上端の防潮用スラットと最下端の汎用スラットとは着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置である。
請求項5の発明は、水密状に当接する防潮用スラットとガイドレールの屋内外側板面部の一方とのあいだにはシール材が介装されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置である。
請求項6の発明は、防潮用スラットが水密状に当接するガイドレールの屋内外側板面部の一方側には、防潮用スラットを他方側に向けて押圧する第二の防潮手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置である。
請求項2、3の発明とすることにより、シャッターカーテンの左右両端部の防潮機能がより高くなる。
請求項4の発明とすることにより、防潮用スラットの全てを必要において係脱することができる。
請求項5の発明とすることにより、水密状に当接する防潮用スラットとガイドレールの屋内外側板面部の一方とのあいだの水密性が向上する。
請求項6の発明とすることにより、水密性が一段と向上する。
さらにシャッターカーテン1は巻取りドラム4に巻き取られるが、このときのインターロック結合部6a、6bは、図6(C)に示すように、上側インターロック結合部6aの先端部が下側インターロック結合部6bの下片に係止した姿勢を維持しながら隣接スラット6同士が折曲するようになっている。
次に下側スラット6を上側スラット6から外す工程が図6(D)(E)に示されているが、これは前記スラット6同士が垂下する図6(A)の姿勢、あるいは当接する図6(B)の姿勢から下側スラット6を上側スラット6に対し屋内側に大きく折曲させると、上側インターロック部6aの先端部が下側インターロック部6bの開口から抜け出ることになり、これによって下側スラット6を上側スラット6から取り外せることになり、この逆操作をすることで下側スラット6を上側スラット6に連結できるようになっている。
因みに、前記第一、第二突出部5c、5dは防潮用スラット5、6の上下インターロック部5a、6a、6bと同様ガイドレール2のガイド溝2aには嵌入しないよう左右両端部が切除されており、これら突出部5c、5dに組み込まれる座板用シール材10、座板スイッチ11についても同様にレール溝2aには嵌入しない設定になっている。
同様にして床面側スラット6についても、下側のものから順次取り出すことができ、最上段の床面側スラット6については、連結具12を取り外すことで最下段の汎用スラット7から取り外すことができ、この逆操作をすることで防潮用スラット5、6の交換をすることが簡単にできる。
さらには、図10(A)の第四の実施の形態のように、ガイドレール2の屋内側板面部2eにシール材2fを設けるにあたり、該屋内側板面部2eを切り欠いて屋外側と同様塞ぎ板2dを設け、該屋内側塞ぎ板2dに、シール材2fをビス2gの出没調整によりブラケット2hに対して出没できるように構成し、これによって第二の防潮部材を構成し、防潮部材13による押圧力を調整できるように構成することができ、さらには図10(B)に示す第五の実施の形態のように、操作体14の起倒操作に伴うカム14aの転動に基づいて出没するシール材14bとして第二の防潮部材を構成することもできる。
2 ガイドレール
2c 切欠き
2d 塞ぎ板
5 座板(防潮用)スラット
6 床面側(防潮用)スラット
13 防潮部材
Claims (6)
- 複数枚のスラットを一連状に結合して形成したシャッターカーテンの左右両端部を、開口部に設けた左右ガイドレールのレール溝に遊嵌状に昇降案内させることで開口部の開閉を行うように構成した建築用シャッター装置において、シャッターカーテン最下端の座板を含めた複数枚の防潮用スラットの左右両端部を、屋内外方向何れか一方に押圧することでガイドレールの屋内外側板面部の一方側に水密状に当接させて防潮機能を発揮できるように構成するにあたり、前記防潮用スラットの少なくとも一枚を押圧して前記防潮機能を発揮させるための防潮手段は、ガイドレールの防潮用スラット押圧側板面部を切欠いた切欠き部を屋内外方向に幅広空間ができる状態で塞ぐ塞ぎ板のスラット対向面に着脱自在に設けられたものであり、隣接する防潮用スラット同士を結合する上下結合部は、隣接する防潮用スラット同士の前記レール溝の範囲での折曲では係脱できないが、該レール溝の範囲を越え、前記防潮手段を取り外すことで塞ぎ板の内側に形成される幅広空間の範囲で上下防潮用スラット同士を屋内外方向に折曲することで係脱できるように構成されていることを特徴とする建築用防潮シャッター装置。
- 防潮手段は、上下方向に複数設けられていて複数枚の防潮用スラットを押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用防潮シャッター装置。
- 防潮手段は、各防潮用スラットに対応して設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の建築用防潮シャッター装置。
- 防潮用スラットより上側のスラットは汎用スラットであり、最上端の防潮用スラットと最下端の汎用スラットとは着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置。
- 水密状に当接する防潮用スラットとガイドレールの屋内外側板面部の一方側とのあいだにはシール材が介装されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置。
- 防潮用スラットが水密状に当接するガイドレールの屋内外側板面部の一方側には、防潮用スラットを他方側に向けて押圧する第二の防潮手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1記載の建築用防潮シャッター装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022167109A1 (fr) * | 2021-02-04 | 2022-08-11 | Melamed Laurent | Dispositif enroulable de type volet pour occulter une ouverture comportant des moyens d'étanchéité à l'eau |
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2013
- 2013-11-28 JP JP2013245801A patent/JP6145033B2/ja active Active
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