JP2015101120A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】無段変速装置を備えたハイブリッド車両において、走行負荷が高い場合においても加速感の演出を継続しつつ蓄電装置の放電を抑制する。
【解決手段】エンジンと、バッテリから供給される電力で駆動されるモータと、無段変速装置とを備えたハイブリッド車両において、ECUは、ユーザによる加速要求があった場合に、車速上昇および時間経過の少なくとも一方に応じてエンジン回転速度を増加させる加速感演出制御を行なう。ECUは、加速感演出制御中に路面勾配がしきい勾配よりも大きい場合(S68AにてYES)、VVT進角によってエンジントルクを増加させる(S68B)。さらに、エンジントルクの増加中にバッテリ放電電力積算値ΣPoutがしきい値を超えた場合(S68CにてYES)、ECUは、加速感演出制御によるエンジン回転速度の増加率ΔNEを増加補正する(S68D)。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両に関し、特に、無段変速装置を備えたハイブリッド車両に関する。
特開2003−254421号公報(特許文献1)には、エンジンと無段変速機とを備えた車両において、無段変速機が加速時変速モードで制御される場合、エンジン回転速度の増加に追従して車速が上昇する点が開示されている。
特開2003−254421号公報
エンジンとモータとの少なくとも一方の動力で走行可能なハイブリッド車両のなかには、エンジンと駆動輪との間に無段変速装置を備えるものがある。このようなハイブリッド車両において、ユーザによる加速要求時に、車速の上昇に応じてエンジン回転速度を増加させることで加速感を演出しようとする場合、加速感の演出によってエンジン出力が車両要求パワーよりも不足したとしてもモータの出力で補正(アシスト)することができる。
しかしながら、加速感の演出中に登坂時や牽引時などのように走行負荷が高い場合には、車速が上昇し難くなり、エンジン回転速度も増加し難くなる。この影響で、モータの負荷が想定以上に増加し、モータに電力を供給する蓄電装置の放電量も想定以上に増加する。そのため、モータの過熱や蓄電装置の残量不足によってモータの出力が制限され、モータによる十分なアシスト力が得られなくなるおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、無段変速装置を備えたハイブリッド車両において、走行負荷が高い場合においても加速感の演出を継続しつつ蓄電装置の放電を抑制することである。
この発明に係る車両は、エンジンと、蓄電装置から供給される電力で駆動されるモータとの少なくとも一方の動力で走行可能な車両である。この車両は、エンジンと駆動輪との間に設けられた無段変速装置と、エンジン、モータおよび無段変速装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、ユーザによる加速要求があった場合、車速上昇および時間経過の少なくとも一方に応じてエンジンの回転速度を増加させる加速感演出制御を行なうとともに、加速感演出制御によってエンジンの回転速度が車両に要求されるパワーを出力可能な回転速度よりも低下することで生じるパワー不足をモータの出力で補正する。制御装置は、加速感演出制御中に車両の走行負荷が所定値以上である場合、エンジンの動作点を決定するための動作ラインを燃費を重視した燃費ラインからパワーを重視したパワーラインに切り替えることによって車両の走行負荷が所定値未満である場合よりもエンジンのトルクを増加させつつ加速感演出制御を継続し、エンジンのトルクの増加中に蓄電装置の放電積算量がしきい量を超えた場合、蓄電装置の放電積算量がしきい量未満である場合よりも加速感演出制御によるエンジンの回転速度の増加率を大きくする。
このような構成によれば、加速感演出制御中に車両の走行負荷が所定値以上になると、エンジンの動作ラインがパワーラインに切り替えられてエンジンのトルクが増加される。これにより、エンジンの出力(エンジンの回転速度とトルクとの積)が増加するため、モータの出力(すなわち蓄電装置の放電電力)が抑制される。さらに、エンジンのトルクの増加中に蓄電装置の放電積算量がしきい量以上になると、加速感演出制御によるエンジンの回転速度の増加率が大きくされる。これにより、エンジンの出力がさらに増加するため、モータの出力(すなわち蓄電装置の放電電力)がさらに抑制される。その結果、高い走行負荷が継続する場合においても、加速感演出制御を継続しつつ蓄電装置の放電を抑制することができる。
車両の全体構成を示す図である。 ECUが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 燃費最適制御による最適燃費回転速度NEefおよび最適燃費トルクTEefの算出手法を模式的に示す図である。 加速感演出制御による指令エンジン回転速度NEcomおよび指令エンジントルクTEcomの設定手法を模式的に示す図である。 高負荷補正処理の詳細な流れを示すフローチャートである。 VVT進角によるエンジン動作点の切り替えイメージを模式的に示す図である。 加速感演出制御中に高負荷補正処理を行なって登坂路を走行した場合のエンジン回転速度NEの変化の一例を示す図である。 高負荷補正処理の変形例を示すフローチャートである。 加速感演出制御中に高負荷補正処理を行なわずに登坂路を走行した場合のエンジン回転速度NEの変化の一例(本発明に対する比較例)を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本明細書において「電力」という用語は、狭義の電力(仕事率)を意味する場合と、広義の電力である電力量(仕事量)または電気エネルギを意味する場合とがあり、その用語が使用される状況に応じて弾力的に解釈される。
<車両の全体構成>
図1は、本実施の形態による車両1の全体構成を示す図である。車両1は、エンジン10と、駆動軸16と、第1モータジェネレータ(以下「第1モータ」という)20と、第2モータジェネレータ(以下「第2モータ」という)30と、動力分割装置40と、減速機58と、PCU(Power Control Unit)60と、バッテリ70と、駆動輪80と、ECU(Electronic Control Unit)200とを含む。
この車両1は、エンジン10および第2モータ30の少なくとも一方の動力によって走行可能なハイブリッド車両である。
エンジン10が発生する動力は、動力分割装置40によって、駆動軸16(駆動輪80)へ伝達される経路と第1モータ20へ伝達される経路とに分割される。
エンジン10には、VVT(Variable Valve Timing)機構126が設けられる。VVT機構126は、ECU200からの制御信号によって制御され、図示しない吸気バルブの開閉タイミング(位相)を変更する。以下において、VVT機構126によって吸気バルブを開閉タイミングを早めることを「VVT進角」ともいう。VVT進角を行なうことによって、エンジン10のトルク(以下「エンジントルクTE」という)が増加される。
第1モータ20および第2モータ30は、PCU60によって駆動される三相交流回転電機である。第1モータ20は、動力分割装置40によって分割されたエンジン10の動力を用いて発電可能である。第2モータ30は、バッテリ70に蓄えられた電力および第1モータ20により発電された電力の少なくともいずれか一方を用いて動力を発生可能である。第2モータ30が発生する動力は駆動軸16を介して駆動輪80へ伝達される。また、第2モータ30は、駆動軸16の回転エネルギを用いて発電することによって回生ブレーキとしても機能する。第2モータ30により発電された電力はPCU60を経由してバッテリ70に充電される。
動力分割装置40は、サンギヤ、リングギヤ、ピニオンギヤ、およびキャリアを含む遊星歯車機構である。サンギヤは第1モータ20に連結される。リングギヤは駆動軸16を介して第2モータ30および駆動輪80に連結される。ピニオンギヤはサンギヤおよびリングギヤの各々と噛み合う。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン10のクランク軸に連結される。
エンジン10、第1モータ20および第2モータ30が遊星歯車からなる動力分割装置40を介して連結されることで、エンジン10の回転速度(以下「エンジン回転速度NE」という)、第1モータ20の回転速度(以下「第1モータ回転速度NM1」という)および第2モータ30の回転速度(以下「第2モータ回転速度NM2」という)は、動力分割装置40の共線図において直線で結ばれる関係(いずれか2つの値が決まれば残りの1つの値も一義的に決まる関係)になる。
たとえば、第1モータ回転速度NM1と第2モータ回転速度NM2とが決まれば、残りのエンジン回転速度NEは一義的に決まる。言い換えれば、第2モータ回転速度NM2が一定であっても、第1モータ回転速度NM1を調整することによってエンジン回転速度NEを自由に変更することができる。ここで、第2モータ30は駆動輪80に連結されているため、第2モータ回転速度NM2は車速Vに応じた値となる。したがって、車速Vに対するエンジン回転速度NEの比は、第1モータ回転速度NM1を調整することによって無段階に切り替えることができる。つまり、車両1において、第1モータ20および動力分割装置40は、車速Vに対するエンジン回転速度NEの比を無段階に切り替えることができる電気式の無段変速装置として機能する。なお、本発明が適用可能な車両は、電気式の無段変速装置を備えた車両に限定されず、機械式(たとえばベルト式)の無段変速機を備えた車両にも適用可能である。
PCU60は、ECU200からの制御信号に基づいて、バッテリ70、第1モータ20および第2モータ30との間で電力変換を行なう電力変換装置である。
バッテリ70は、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等を含んで構成される蓄電装置である。バッテリ70の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ70は、上述したように第1モータ20および/または第2モータ30により発電された電力を用いて充電される。なお、バッテリ70を、たとえば大容量キャパシタに変更してもよい。
さらに、車両1には、路面勾配センサ2、車速センサ3が設けられる。路面勾配センサ2は、車両1が走行している路面勾配を検出する。車速センサ3は、車輪の回転速度から車速Vを検出する。また、図示していないが、車両1には、路面勾配センサ2および車速センサ3の他にも、アクセル開度A(ユーザによるアクセルペダル操作量)、エンジン回転速度NE、第1モータ回転速度NM1、第2モータ回転速度NM2、第2モータ30の温度、バッテリ70の状態(電流、電圧、温度)など、車両1を制御するために必要なさまざまな物理量を検出するための複数のセンサが設けられる。これらのセンサは、検出結果をECU200に送信する。
ECU200は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵した電子制御ユニットである。ECU200は、各センサからの情報およびメモリに記憶された情報に基づいて所定の演算処理を実行し、演算結果に基づいて車両1の各機器を制御する。ECU200は、エンジン10およびPCU60等を制御することによって、車両駆動力(車両1を走行させるためのパワー)を制御する。
<車両駆動力の制御>
図2は、ECU200が車両駆動力を制御する場合に実行する処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、予め定められた演算周期ΔTで繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)10にて、ECU200は、アクセル開度Aおよび車速Vに基づいて、ユーザが要求する車両駆動力(以下「ユーザ要求パワー」という)Preqを算出する。
S20にて、ECU200は、バッテリ70の蓄電量(以下「バッテリSOC」ともいう)に基づいて、バッテリ70の充電あるいは放電に必要なパワー(以下「バッテリ要求パワー」という)PBreqを算出する。なお、本実施の形態では、バッテリ要求パワーPBreqは、バッテリ70を充電する必要がある場合に正の値となり、バッテリ70から放電する必要がある場合に負の値となるものとする。バッテリSOCは、バッテリ70の状態に基づいてECU200によって算出される。
S30にて、ECU200は、ユーザ要求パワーPreqとバッテリ要求パワーPBreqとの合計(すなわち車両1に要求されているトータルパワー、以下「車両要求パワー」ともいう)を、エンジン要求パワーPEreqに設定する。
S40にて、ECU200は、アクセル開度Aがしきい値を超えているか否かを判定する。この判定は、指令エンジン回転速度NEcomと指令エンジントルクTEcomとで決まる指令エンジン動作点を、燃費最適制御(後述するS50およびS51の処理)によって設定するのか、それとも加速感演出制御(後述するS60〜S68の処理)によって設定するのかを決めるための処理である。本処理の「しきい値」は、たとえば50%〜70%の範囲内のいずれかのアクセル開度に設定することができる。
アクセル開度Aがしきい値を超えていない場合(S40にてNO)、ECU200は、指令エンジン動作点をS50およびS51に示す燃費最適制御によって設定する。本実施の形態において、燃費最適制御とは、エンジン10が最も効率よくエンジン要求パワーPEreqを出力するように指令エンジン動作点を設定する処理である。
具体的には、ECU200は、エンジン要求パワーPEreqと燃費ラインとを用いて最適エンジン動作点(最適燃費回転速度NEefおよび最適燃費トルクTEef)を算出し(S50)、算出された最適エンジン動作点を指令エンジン動作点に設定する(S51)。すなわち、ECU200は、最適燃費回転速度NEefを指令エンジン回転速度NEcomに設定し、最適燃費トルクTEefを指令エンジントルクTEcomに設定する。
図3は、燃費最適制御による最適燃費回転速度NEefおよび最適燃費トルクTEefの算出手法を模式的に示す図である。図3に示される燃費ラインは、エンジン回転速度NEおよびエンジントルクTEをパラメータとしてエンジン10が最も効率よく(すなわち最適な燃費で)運転可能な動作点を繋ぎ合わせた動作ラインである。横軸をエンジン回転速度NEとし、縦軸をエンジントルクTEとすると、燃費ラインは図3に示すような曲線となる。一方、エンジンパワーPEはエンジン回転速度NEとエンジントルクTEとの積である(PE=NE×TEである)ことから、PE=PEreq(一定)となる曲線は、図3に示すような反比例曲線で示される。
ECU200は、燃費ラインを示す曲線とPE=PEreqを示す反比例曲線との交点から、最適燃費回転速度NEefおよび最適燃費トルクTEefを算出する。このように算出された最適燃費回転速度NEefおよび最適燃費トルクTEefを指令エンジン動作点に設定することによって、エンジン10は最も効率よくエンジン要求パワーPEreqを出力することができる。
図2に戻って、アクセル開度Aがしきい値を超えている場合(S40にてYES)、ECU200は、指令エンジン動作点をS60〜S68に示す加速感演出制御によって設定する。本実施の形態において、加速感演出制御とは、有段変速機と同様の加速感をユーザに与えるために、車速上昇および時間経過の少なくとも一方に応じてエンジン回転速度NEを増加させる処理である。
具体的には、S60にて、ECU200は、今回のサイクルが加速感演出制御の初回であるのか否かを判定する。たとえば、ECU200は、前回サイクルのアクセル開度Aがしきい値未満である場合に、今回のサイクルが加速感演出制御の初回であると判定する。
今回のサイクルが加速感演出制御の初回である場合(S60にてYES)、ECU200は、S61にて、アクセル開度Aおよび車速Vに基づいてエンジン回転速度の初期値NEiniを算出する。たとえば、ECU200は、ユーザに与える加速感を考慮して、アクセル開度Aが大きいほどかつ車速Vが高いほど初期値NEiniを大きい値に算出する。この際、初期値NEiniは、前回サイクルの最適燃費回転速度NEefよりも高く、かつ、今回サイクルの最適燃費回転速度NEefよりも低い値となるように算出する。なお、今回サイクルの最適燃費回転速度NEefは、上述したS50の処理と同様の処理によって算出される。そして、ECU200は、S62にて、初期値NEiniを指令エンジン回転速度NEcomに設定する。
一方、今回のサイクルが加速感演出制御の2回目以降である場合(S60にてNO)、ECU200は、S63にて、前回サイクルから今回サイクまでの車速上昇量ΔVおよび経過時間(すなわち演算周期)ΔTに基づいて、エンジン回転速度の増加率ΔNEを算出する。
たとえば、ECU200は、車速上昇量ΔVに対応するエンジン回転速度の増加率(以下「車速対応増加率」という)ΔNEvを算出する。ECU200は、車速上昇量ΔVが大きいほど大きな加速感をユーザに与えるために、車速上昇量ΔVが大きいほど車速対応増加率ΔNEvを大きい値に算出する。さらに、ECU200は、経過時間ΔTに対応するエンジン回転速度の増加率(以下「時間対応増加率」という)ΔNEtを算出する。時間対応増加率ΔNEtは、車速上昇量ΔVがほぼ零の時(登坂路などで車速Vがほとんど上昇しない時)の車速対応増加率ΔNEvよりも大きく、車速上昇量ΔVが比較的高い時(平坦路や降坂路で車速Vが上昇し易い時)の車速対応増加率ΔNEvよりも小さい値に設定される。なお、時間対応増加率ΔNEtを固定値として予め記憶しておいてもよい。そして、ECU200は、次式(a)に示すように、車速対応増加率ΔNEvと時間対応増加率ΔNEtとのうち、高い方の増加率をエンジン回転速度の増加率ΔNEとする。
ΔNE=max(ΔNEv、ΔNEt) …(a)
そして、ECU200は、S64にて、次式(b)に示すように、式(a)で設定された増加率ΔNEを前回サイクルの指令エンジン回転速度NEcomに加えた値を、今回サイクルの指令エンジン回転速度NEcomとして算出する。
NEcom=前回NEcom+ΔNE …(b)
したがって、式(a)のように増加率ΔNEを設定することによって、車速Vが上昇し易い場合には車速対応増加率ΔNEvで指令エンジン回転速度NEcomを徐々に増加させ、車速Vがほとんど上昇しない場合であっても時間対応増加率ΔNEtで指令エンジン回転速度NEcomを徐々に増加させることができる。これにより、ユーザに加速感を与えることができる。
S62あるいはS64にて指令エンジン回転速度NEcomが算出された後、ECU200は、S65にて、エンジン回転速度の下限値NEminおよび上限値NEmaxを算出する。下限値NEminおよび上限値NEmaxは、第1モータ20や動力分割装置40の過回転を防止したりバッテリ70の過充電および過放電を防止したりするために、エンジン回転速度NEの変動範囲を制限するための値である。
たとえば、ECU200は、下記の要件1〜要件3のすべてを満足する許容エンジン回転速度領域を算出し、算出された許容エンジン回転速度領域の下限値および上限値をそれぞれ下限値NEminおよび上限値NEmaxに設定する。
(要件1) 第1モータ回転速度NM1が、第1モータ20の構造上の許容回転速度領域内に含まれる。
(要件2) 動力分割装置40のピニオンギヤの回転速度が、動力分割装置40の構造で決まる許容回転速度領域内に含まれる。
(要件3) バッテリ70に充電される電力(以下「バッテリ充電電力Pin」という)がバッテリ70のSOCおよび温度で決まる許容充電電力Win未満であり、かつバッテリ70から放電される電力(以下「バッテリ放電電力Pout」という)がバッテリ70のSOCおよび温度で決まる許容放電電力Wout未満である。
S66にて、ECU200は、S65で算出された下限値NEminおよび上限値NEmaxを用いて、S62あるいはS64にて算出された指令エンジン回転速度NEcomを制限する処理(以下「上下限ガード処理」ともいう)を行なう。上下限ガード処理においては、指令エンジン回転速度NEcomが下限値NEminを下回る場合には指令エンジン回転速度NEcomは下限値NEminに更新される。指令エンジン回転速度NEcomが上限値NEmaxを超える場合には指令エンジン回転速度NEcomは上限値NEmaxに更新される。指令エンジン回転速度NEcomが下限値NEminと上限値NEmaxとの間の値である場合は指令エンジン回転速度NEcomはそのまま維持される。
S67にて、ECU200は、上下限ガード処理後の指令エンジン回転速度NEcomと燃費ラインとを用いて、指令エンジントルクTEcomを算出する。
図4は、加速感演出制御による指令エンジン回転速度NEcomおよび指令エンジントルクTEcomの設定手法を模式的に示す図である。
加速感演出制御の初回においては、指令エンジン回転速度NEcomが最適燃費回転速度NEefよりも低い初期値NEiniに設定され、燃費ラインを用いて初期値NEiniに対応する指令エンジントルクTEcomが算出される。したがって、加速感演出制御の初回におけるエンジンパワーPEは、エンジン要求パワーPEreqよりも小さい値となる。
加速感演出制御の2回目以降においては、指令エンジン回転速度NEcomが増加率ΔNEで増加され、増加後の指令エンジン回転速度NEcomと燃費ラインとで指令エンジントルクTEcomが決められる。そのため、エンジンパワーPEも徐々に増加していく。
そして、指令エンジン回転速度NEcomが最適燃費回転速度NEefに達すると、エンジンパワーPEがエンジン要求パワーPEreqに一致する。
その後、指令エンジン回転速度NEcomがさらに増加して最適燃費回転速度NEefよりも高くなると、エンジンパワーPEはエンジン要求パワーPEreqよりも大きい値となる。
このように、加速感演出制御を行なうことによって、エンジンパワーPEは、エンジン要求パワーPEreqに対して過不足が生じる場合がある。なお、この過不足分は後述するS70の処理で第2モータ30の出力によって補正されるため、車両駆動力は車両要求パワーに維持される。
図2に戻って、S68にて、ECU200は、高負荷補正処理を行なう。ここで、高負荷補正処理とは、加速感演出制御中に走行負荷が高い場合であっても、加速感演出制御を継続しつつバッテリ70の放電量を抑制するための処理である。この処理を行なう点が本実施の形態の最も特徴的な点である。高負荷補正処理の詳細については後述する。
このようにして、燃費最適制御(S50、S51の処理)あるいは加速感演出制御(S61〜S68の処理)によって指令エンジン動作点が設定されると、ECU200は、S70にて、エンジン10を指令エンジン動作点で運転したときに車両要求パワー(=Preq+PBreq)が駆動輪80に伝達されるように、第1モータ指令トルクTM1com、第2モータ指令トルクTM2comを算出する。
上述したように、燃費最適制御中には、エンジンパワーPEはエンジン要求パワーPEreqとなる(図3参照)。一方、加速感演出制御中には、エンジンパワーPEはエンジン要求パワーPEreqに対して過不足が生じる場合がある(図4参照)。S70の処理では、この過不足分を第2モータの出力(力行パワーあるいは回生パワー)で補正するように、第2モータ指令トルクTM2comが算出される。
具体的には、加速感演出制御の初期においてエンジンパワーPEがエンジン要求パワーPEreq未満である場合(すなわちNEcom<NEefの場合)には、パワー不足分を補う正トルク(力行トルク)を第2モータ30が発生するように第2モータ指令トルクTM2comが算出される。この場合、パワー不足分に相当する電力がバッテリ70から第2モータ30に放電されることになる。
一方、加速感演出制御の進行に伴ってエンジンパワーPEがエンジン要求パワーPEreqを超えた場合(すなわちNEcom>NEefの場合)には、パワー超過分を打ち消す負トルク(回生トルク)を第2モータ30が発生するように第2モータ指令トルクTM2comが算出される。この場合、パワー超過分に相当する電力が第2モータ30で発電され、バッテリ70が充電されることになる。
続くS71にて、ECU200は、第1モータ指令トルクTM1comおよび第2モータ指令トルクTM2comの制限処理を行なう。この処理は、バッテリ70の過充電および過放電を防止したり第1モータ20および第2モータ30の過熱を防止したりするために、各指令トルクTM1com,TM2comの変動範囲を制限するための処理である。たとえばバッテリSOCが所定値よりも低下した場合、ECU200は、バッテリ70の放電量が低下するように各指令トルクTM1com,TM2comの変動範囲を制限する。また、たとえば第2モータ30の温度が許容温度を超えて過熱状態となった場合、ECU200は、第2モータ30の熱負荷が低下するように各指令トルクTM1com,TM2comの変動範囲を制限する。
そして、S80にて、ECU200は、エンジン10が指令エンジン回転速度NEcom、指令エンジントルクTEcomからなる動作点で運転されるようにエンジン10の吸入空気量、燃料噴射量、点火時期、吸気バルブの開閉タイミングなどを制御する。また、ECU200は、第1モータ20が第1モータ指令トルクTM1comを出力し、第2モータ30が第2モータ指令トルクTM2comを出力するように、PCU60を制御する。
<<高負荷補正処理>>
上述したように、本実施の形態においては、加速感演出制御を行なう際に、高負荷補正処理(図2のS68)を行なう。以下、高負荷補正処理について詳しく説明する。
加速感演出制御中にはエンジンパワーPEがエンジン要求パワーPEreq未満となる場合があるが、その不足分は第2モータ30の出力(すなわちバッテリ70の放電電力)でアシストされる。これにより、車両駆動力は車両要求パワーに維持される。
しかしながら、加速感演出制御中において、たとえば登坂時や牽引時などのように高い走行負荷が継続する場合、第2モータ30の負荷が想定以上に増加し、第2モータトルクTM2が制限されてしまうおそれがある。この現象について図9を参照して説明する。
図9は、加速感演出制御中に本実施の形態における高負荷補正処理を行なわずに登坂路を走行した場合のエンジン回転速度NEの変化の一例(本発明に対する比較例)を示す図である。
加速感演出制御中に登坂路を走行する場合、平坦路を走行する場合よりも走行負荷が大きいため、車速Vが上昇し難い。その結果、エンジン回転速度NEの増加(すなわちエンジンパワーPEの増加)が遅れ、第2モータ30の負荷が想定以上に増加してしまう。この影響で、バッテリSOCが低下したり第2モータ30が過熱状態となったりして第2モータトルクTM2が制限され、第2モータ30による十分なアシストが得られなくなるおそれがある。
このような問題の対策として、本実施の形態では高負荷補正処理(図2のS68の処理)を行なう。
図5は、高負荷補正処理(図2のS68の処理)の詳細な流れを示すフローチャートである。
S68Aにて、ECU200は、路面勾配センサ2によって検出された路面勾配がしきい勾配よりも大きいか否かを判定する登板判定を行なう。この登板判定は、車両1の走行負荷が所定値よりも高いか否かを判定するための一例である。
路面勾配がしきい勾配よりも小さい場合(S68AにてNO)、ECU200は、処理を終了する。
路面勾配がしきい勾配よりも大きい場合(S68AにてYES)、ECU200は、S68Bにて、VVT進角によるエンジン動作点の切り替え(エンジントルク増加)を行なう。この処理が、バッテリ放電電力Poutを抑制するための第1段階目の処理である。
図6は、VVT進角によるエンジン動作点の切り替えイメージを模式的に示す図である。図6には、上述の図3に示した燃費ラインに加えて、パワーライン(一点鎖線)が示されている。パワーラインとは、エンジン回転速度NEおよびエンジントルクTEをパラメータとして、燃費ラインよりも大きなパワーを出力可能なエンジン動作点を繋ぎ合わせた動作ラインである。すなわち、燃費ラインは燃費を重視した動作ラインであるのに対し、パワーラインは燃費ラインよりもパワーを重視した動作ラインである。ECUがVVT進角を行なうことによってエンジントルクTE(指令エンジントルクTEcom)が増加されるため、エンジン動作点が燃費ライン上の動作点からパワーライン上の動作点に切り替えられる。この際、エンジン回転速度NE(指令エンジン回転速度NEcom)は影響を受けない。その結果、エンジンパワーPEがトルクアップ分だけ増加されるため、バッテリ放電電力Poutが抑制される。
図5に戻って、VVT進角によるエンジントルクTEの増加中、ECU200は、S68Cにて、加速感演出制御の開始時点から現時点までのバッテリ放電電力Poutを積算した値(以下「バッテリ放電電力積算値ΣPout」という)がしきい値を超えた否かを判定する。この処理は、バッテリ放電電力Poutをさらに抑制する必要があるか否かを判定するための処理である。
バッテリ放電電力積算値ΣPoutがしきい値未満である場合(S68CにてNO)、ECU200は、処理を終了する。
バッテリ放電電力積算値ΣPoutがしきい値を超えた場合(S68CにてYES)、ECU200は、S68Dにて、バッテリ放電電力積算値ΣPoutに応じてエンジン回転速度の増加率ΔNEを増加させる。この処理が、バッテリ放電電力Poutを抑制するための第2段階目の処理である。
図7は、加速感演出制御中に本実施の形態における高負荷補正処理を行なって登坂路を走行した場合のエンジン回転速度NEの変化の一例を示す図である。
時刻t1にて加速感演出制御が開始されると、エンジン回転速度NEが最適燃費回転速度NEefよりも低い初期値NEiniとなる。この際、エンジン回転速度NEと最適燃費回転速度NEefとの差に相当するパワー不足分が第2モータ30の出力(バッテリ放電電力Pout)によって補われる。
その後、車速上昇量ΔVに応じた増加率ΔNEでエンジン回転速度NEが増加されることになる。しかしながら、走行負荷が高い登坂路では車速Vが増加し難く増加率ΔNEが増加し難いため、エンジン回転速度NEが停滞し、バッテリ放電電力Poutが低下せず高い値に維持される。このような状態が継続すると、第2モータトルクTM2が制限され、第2モータ30による十分なアシストが得られなくなるおそれがある。
そこで、時刻t2にて路面勾配がしきい勾配を超えると、まず、VVT進角によるエンジントルクアップが行なわれる。これにより、エンジン動作点が燃費ライン上の動作点からパワーライン上の動作点に切り替えられ(上述の図6参照)、エンジンパワーPEが増加する。その結果、加速感演出制御を継続しつつ、第2モータ30のアシスト量すなわちバッテリ放電電力Poutを低下させることができる。
バッテリ放電電力Poutが低下された後もバッテリ70の放電が継続され、時刻t3にてバッテリ放電電力積算値ΣPoutがしきい値を超えると、VVT進角によるエンジントルクアップに加えて、さらにエンジン回転速度の増加率ΔNEが増加補正される。これにより、エンジン回転速度NEがパワーラインに向けて早期に増加しエンジンパワーPEがさらに増加する。その結果、加速感演出制御を継続しつつ、第2モータ30のアシスト量すなわちバッテリ放電電力Poutをさらに低下させることができる。
以上のように、本実施の形態による車両1においては、加速感演出制御中に走行負荷の高い登坂路を走行する場合、VVT進角によってエンジントルクが増加される。これにより、エンジンパワーPEが増加するため、第2モータ30のアシスト量すなわちバッテリ70の放電量が抑制される。さらに、エンジントルクの増加中にバッテリ放電電力積算値ΣPoutがしきい値を超えると、加速感演出制御によるエンジン回転速度の増加率ΔNEが増加補正される。これにより、エンジンパワーPEがさらに増加するため、第2モータ30のアシスト量すなわちバッテリ70の放電量がさらに抑制される。その結果、走行負荷の高い登坂路を走行する場合においても、加速感演出制御を継続しつつバッテリ70の放電を抑制することができる。
なお、本実施の形態は、たとえば以下のように変更することもできる。
(1) 上述の実施の形態では、登板判定(図5のS68Aの処理)によって走行負荷が所定値よりも高いか否かを判定したが、走行負荷が所定値よりも高いか否かを判定する手法はこれに限定されない。
図8は、高負荷補正処理の変形例を示すフローチャートである。図8は、図5のS68Aの処理(登板判定)をS68A−1(トーイング判定)に変更したものである。
S68A−1にて、ECU200は、推定車両重量がしきい重量よりも大きいか否かを判定する。この判定は、車両1が重量物を牽引(トーイング)したり積載したりすることによって車両1の走行負荷が所定値よりも高くなっているか否かを判定するための処理である。
たとえば、ECU200は、指令中の車両駆動力と走行抵抗(たとえば路面勾配など)とから車両1の推定加速度を算出するとともに、車速センサ3が検出した車速V(実際の車輪回転速度)を微分して車両1の実加速度を算出する。そして、ECU200は、推定加速度と実加速度との差が基準値よりも大きい場合に、推定車両重量がしきい重量よりも大きいと判定する。
そして、推定車両重量がしきい重量よりも小さい場合(S68A−1にてNO)、ECU200は、処理を終了する。
推定車両重量がしきい重量よりも大きい場合(S68A−1にてYES)、ECU200は、以降のS68B〜S68Dの処理を行なう。なお、S68B〜S68Dの処理については図5と示したものと同じであるため、ここでの詳細な説明はここでは繰り返さない。
このように、走行負荷が所定値よりも高いか否かを判定する手法を、登板判定(図5のS68A)からトーイング判定(図8のS68A−1)に変更してもよい。
(2) 上述の実施の形態では、加速感演出制御中において、車速対応増加率ΔNEvと時間対応増加率ΔNEtとのうち大きい方の増加率をエンジン回転速度の増加率ΔNEとした(上述の式(a)等参照)。
しかしながら、加速感演出制御中におけるエンジン回転速度の増加率ΔNEの決定手法はこれに限定されない。
たとえば、次式(a−1)に示すように、車速対応増加率ΔNEvを増加率ΔNEとするようにしてもよい。あるいは、次式(a−2)に示すように、時間対応増加率ΔNEtを増加率ΔNEとするようにしてもよい。
ΔNE=ΔNEv …(a−1)
ΔNE=ΔNEt …(a−2)
あるいは、次式(a−3)に示すように、車速対応増加率ΔNEvと時間対応増加率ΔNEtとのうち大きい方の増加率に、アクセル開度Aに対応するアクセル対応増加率ΔNEaを加えたものを、増加率ΔNEとするようにしてもよい。
ΔNE=max(ΔNEv、ΔNEt)+ΔNEa …(a−3)
なお、アクセル対応増加率ΔNEaは、アクセル開度Aが大きいほど大きな加速感をユーザに与えるために、アクセル開度Aが大きいほど大きい値となるように算出すればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 路面勾配センサ、3 車速センサ、10 エンジン、16 駆動軸、20 第1モータ、30 第2モータ、40 動力分割装置、58 減速機、60 PCU、70 バッテリ、80 駆動輪、126 VVT機構、200 ECU。

Claims (1)

  1. エンジンと、蓄電装置から供給される電力で駆動されるモータとの少なくとも一方の動力で走行可能な車両であって、
    前記エンジンと駆動輪との間に設けられた無段変速装置と、
    前記エンジン、前記モータおよび前記無段変速装置を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、ユーザによる加速要求があった場合、車速上昇および時間経過の少なくとも一方に応じて前記エンジンの回転速度を増加させる加速感演出制御を行なうとともに、前記加速感演出制御によって前記エンジンの回転速度が前記車両に要求されるパワーを出力可能な回転速度よりも低下することで生じるパワー不足を前記モータの出力で補正し、
    前記制御装置は、前記加速感演出制御中に前記車両の走行負荷が所定値以上である場合、前記エンジンの動作点を決定するための動作ラインを燃費を重視した燃費ラインからパワーを重視したパワーラインに切り替えることによって前記車両の走行負荷が前記所定値未満である場合よりも前記エンジンのトルクを増加させつつ前記加速感演出制御を継続し、前記エンジンのトルクの増加中に前記蓄電装置の放電積算量がしきい量を超えた場合、前記蓄電装置の放電積算量が前記しきい量未満である場合よりも前記加速感演出制御による前記エンジンの回転速度の増加率を大きくする、車両。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10919516B2 (en) 2017-12-20 2021-02-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle
JP2022030564A (ja) * 2020-08-07 2022-02-18 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置

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