JP2015100740A - 制御装置、石炭粉砕装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、石炭粉砕装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Masataka Abe
正孝 安部
松本 慎治
Shinji Matsumoto
慎治 松本
卓一郎 大丸
Takuichiro Daimaru
卓一郎 大丸
筒場 孝志
Takashi Tsutsuba
孝志 筒場
井上 力夫
Rikio Inoue
力夫 井上
和司 福井
Kazuji Fukui
和司 福井
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Abstract

【課題】出炭遅れを適切に解消することができる制御装置、石炭粉砕装置、制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】回転速度決定部310は、給炭量指令値と発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、ローラミルのテーブルの回転速度を決定する。テーブル制御部311は、回転速度決定部が決定した回転速度でテーブルを回転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、石炭を粉砕するローラミルの制御装置、石炭粉砕装置、制御方法及びプログラムに関する。
石炭焚き火力発電機は、ローラミルが粉砕した石炭を燃焼することで蒸気を発生させ、当該蒸気によりタービンを回転させることで、発電を行う。石炭焚き火力発電機における負荷変動の対応は、ローラミルに供給する石炭の量を増減させることによって行われる。しかしながら、単に石炭の増減量を調整したとしても、急激な負荷変動に対して応答性を追従させることは、困難である。
特許文献1には、負荷変動に迅速に対応するために、給炭量の増加に対応して漸次ローラミルの回転数を増加させる方法が開示されいる。また、特許文献2には、ローラミルの差圧に応じた追加回転数を、基準回転数に加算する方法が開示されている。
特開2012−81374号公報 特開平10−43616号公報
本発明の目的は、出炭遅れを適切に解消することができる制御装置、石炭粉砕装置、制御方法及びプログラムを提供することにある。
第1の態様は、発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御装置であって、給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部と、前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部とを備える制御装置である。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記パラメータは、前記発電機の負荷の変化率または前記発電機の負荷の変化幅であって、前記回転速度決定部は、前記パラメータに対して単調増加するように前記回転速度を決定する前記制御装置である。
また、第3の態様は、第2の態様において、前記給炭指令値に基づいて基礎回転速度を決定する基礎回転速度決定部と、前記パラメータに基づいて石炭の出炭遅れを防ぐための先行回転速度を決定する先行回転速度決定部とを備え、前記回転速度決定部は、前記基礎回転速度と前記先行回転速度とを加算した値に基づいて前記回転速度を決定する請求項1または制御装置である。
また、第4の態様は、第3の態様において、前記先行回転速度決定部は、前記発電機の負荷変化率、前記発電機の負荷変化幅、前記発電機の負荷、または石炭水分率の値に基づいて、前記先行回転速度を決定する制御装置である。
また、第5の態様は、第4の態様において、前記先行回転速度決定部は、前記先行回転速度の変化量が所定の変化範囲以内となるように、前記先行回転速度を決定する請求項3または制御装置である。
また、第6の態様は、第1から第5の何れかの態様において、前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部を備え、前記回転速度決定部は、前記回転速度が前記上限値以下となるように、前記回転速度を決定する制御装置である。
また、第7の態様は、第1から第6の何れかの態様において、前記ローラミルの入口と内部との差圧に基づいて前記回転速度の下限値を決定する下限値決定部を備え、前記回転速度決定部は、前記回転速度が前記下限値以上となるように、前記回転速度を決定する制御装置である。
また、第8の態様は、石炭を粉砕するローラミルの制御装置であって、前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部と、給炭量指令値と前記上限値決定部が決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部と、前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部とを備える制御装置である。
また、第9の態様は、第1から第8の何れかの態様において、制御装置と、前記ローラミルとを備える石炭粉砕装置である。
また、第10の態様は、発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御方法であって、給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定するステップと、前記決定した回転速度で前記テーブルを回転させるステップとを含む制御方法である。
また、第11の態様は、石炭を粉砕するローラミルの制御方法であって、前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定するステップと、給炭量指令値と前記決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定するステップと、前記決定した回転速度で前記テーブルを回転させるステップとを含む制御方法である。
また、第12の態様は、発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御装置のコンピュータを、給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部、前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部として機能させるためのプログラムである。
また、第13の態様は、石炭を粉砕するローラミルの制御装置のコンピュータを、前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部、給炭量指令値と前記上限値決定部が決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部、前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部として機能させるためのプログラムである。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、制御装置は、出炭遅れを適切に解消するようローラミルを制御することができる。
一実施形態に係る石炭焚き火力発電機の構成を示す概略図である。 一実施形態に係る制御装置の構成を示す概略図である。 石炭水分率推定部による石炭の水分率の計算方法を示す図である。 先行回転速度決定部による先行回転速度の決定方法を示す図である。 一実施形態に係る制御装置によるローラミルの制御方法を示す図である。 テーブルを回転させたときの給炭量、出炭量、回転速度、及び発電機負荷の関係を示す図である。 負荷の変化幅が大きい場合における給炭量、出炭量、回転速度、及び発電機負荷の関係を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、一実施形態に係る石炭焚き火力発電機1の構成を示す概略図である。
石炭焚き火力発電機1は、ローラミル100、発電装置200、制御装置300を備える。
ローラミル100は、テーブル104を回転させることにより石炭を粉砕し、粉砕により微粉炭となった石炭を火炉201に出炭する。
発電装置200は、ローラミル100から出炭される石炭を燃焼させることで発電を行う。
制御装置300は、ローラミル100への石炭の供給量及びローラミル100のテーブル104の回転速度を制御する。
本実施形態においてローラミル100と制御装置300は、石炭粉砕装置を構成する。
ローラミル100は、円筒形のケーシング101の上部に石炭の供給を受け入れる給炭口102と、粉砕された石炭が出炭される出炭口103とを備える。ローラミル100は、ケーシング101の下部に給炭口102から供給された石炭が載るテーブル104を備える。テーブル104は、テーブルモータ105によって回転する。テーブル104の上にはテーブル104を押圧するローラ106が設けられる。ローラ106は、ローラモータ107によって回転する。テーブル104に載った石炭は、回転するテーブル104とローラ106との間に噛みこまれることで、粉砕される。ローラミル100は、テーブル104の下方に、一次空気が吹き込まれる空気吹込口108を備える。空気吹込口108から吹き込まれた一次空気は、テーブル104とケーシング101の間の間隙を抜けてケーシング101内を吹き上がる。粉砕された石炭は、ケーシング101内を吹き上がる一次空気によって上昇し、ケーシング101の上部に設けられた出炭口103から発電装置200へ出炭される。
ローラミル100は、入口空気流量計109、入口空気温度計110、出口空気温度計111、出口圧力計112、給炭温度計113、差圧計114を備える。
入口空気流量計109は、空気吹込口108から吹き込まれる一次空気の流量(以下、入口空気流量という)を計測する。
入口空気温度計110は、空気吹込口108から吹き込まれる一次空気の温度(以下、入口空気温度という)を計測する。
出口空気温度計111は、出炭口103から吹き出される一次空気の温度(以下、出口空気温度という)を計測する。
出口圧力計112は、出炭口103から吹き出される一次空気の圧力(以下、出口圧力という)を計測する。
給炭温度計113は、給炭口102から供給される石炭の温度(以下、給炭温度という)を計測する。
差圧計114は、ローラミル100の内部と発電装置200の火炉201との差圧(以下、ミル火炉差圧という)を計測する。
発電装置200は、火炉201とタービン202と発電機203とを備える。
火炉201は、ローラミル100から出炭された微粉炭を燃焼させて蒸気を発生させる。
タービン202は、火炉201が発生させた蒸気により回転する。
発電機203は、タービン202の回転のエネルギーを電気に変換する。
図2は、一実施形態に係る制御装置300の構成を示す概略図である。
制御装置300は、計測値取得部301、石炭水分率推定部302、負荷要求入力部303、給炭量決定部304、給炭量指示部305、基礎回転速度決定部306、先行回転速度決定部307、上限値決定部308、下限値決定部309、回転速度決定部310、テーブル制御部311を備える。
計測値取得部301は、入口空気流量計109、入口空気温度計110、出口空気温度計111、出口圧力計112、給炭温度計113、差圧計114から、計測値を取得する。
石炭水分率推定部302は、計測値取得部301が取得した情報に基づいて、ローラミル100に供給される石炭の水分率を算出する。
負荷要求入力部303は、発電装置200の管理者や上位装置から、発電装置200に要求される負荷の入力を受け付ける。具体的には、負荷要求入力部303は、負荷の目標値と当該目標値に達するべき時間の入力を受け付ける。
給炭量決定部304は、発電装置200に要求される負荷に基づいてローラミル100への給炭量を決定する。
給炭量指示部305は、給炭量決定部304が決定した給炭量の石炭をローラミル100に供給させる指示を出力する。
基礎回転速度決定部306は、給炭量決定部304が決定した給炭量に基づいてテーブル104の基礎回転速度を決定する。基礎回転速度は、給炭量に対して単調非減少の関係にある。テーブル104の基礎回転速度を、給炭量に基づいて決定することで、負荷変化による出炭遅れを低減することができる。
先行回転速度決定部307は、給炭量決定部304が決定した給炭量、発電機203に要求される負荷、当該負荷の変化率、当該負荷の変化幅、及び供給される石炭の水分率に基づいて、基礎回転速度に加算する先行回転速度を決定する。発電機203に要求される負荷の変化率及び当該負荷の変化幅は、発電機203の負荷の変化に係るパラメータの一例である。なお、先行回転速度決定部307は、所定のレートリミットを満たすように、先行回転速度を決定する。つまり、先行回転速度決定部307は、先行回転速度の変化量が所定の変化範囲以内となるように、先行回転速度を決定する。
上限値決定部308は、供給される石炭の水分率に基づいて、テーブル104の回転速度の上限値を決定する。
下限値決定部309は、ローラミル100の入口と内部との差圧に基づいて、テーブル104の回転速度の下限値を決定する。
回転速度決定部310は、基礎回転速度と先行回転速度を加算した値に、上限値と下限値によるリミッタをかけた値を、テーブル104の回転速度に決定する。
テーブル制御部311は、回転速度決定部310が決定した回転速度でテーブル104を回転させる。
ここで、石炭水分率推定部302による石炭の水分率の計算方法について説明する。
図3は、石炭水分率推定部302による石炭の水分率の計算方法を示す図である。
まず、石炭水分率推定部302は、計測値取得部301が取得したミル火炉差圧ΔP、入口空気流量W、入口空気温度T、出口圧力Pを用いて、以下に示す式(1)により出炭量Wcoutを算出する(ステップS101)。
Figure 2015100740
は、ローラミル100に供給される一次空気の風量を示す。関数fは、流体が空気のみであるときのミル火炉差圧を求める関数である。Kは、ミル給炭管の抵抗係数である。なお、関数f及び係数Kは、試運転等により決定される。
次に、石炭水分率推定部302は、ローラミル100が整定しているか否かを判定する(ステップS102)。石炭水分率推定部302は、ローラミル100が整定していると判定した場合、計測値取得部301が取得した入口空気流量W、入口空気温度T、出口空気温度Tout、給炭量W、給炭温度T、出炭量Wcout、乾燥効率ηを用いて、以下に示す式(2)により石炭水分率Wcwを算出する(ステップS103)。
Figure 2015100740
は、空気の比熱を示す。Cは、石炭の比熱を示す。Cは、水の比熱を示す。Hは、蒸発潜熱を示す。Qmillinは、ローラミル100の入熱量を示す。Klossは、放散熱量比率を示す。
つまり、式(2)の左辺は、ローラミル100の入熱量を示し、右辺は、ローラミル100の出熱量を示す。給炭量と出炭量がバランスする状態、つまりステップS102の条件を満たす場合、入熱量と出熱量が等しくなるため、式(2)により石炭水分率Wcwを算出することができる。
他方、石炭水分率推定部302は、ローラミル100が整定していないと判定した場合、最後に算出した石炭水分率Wcwを、石炭水分率として出力する。
次に、石炭水分率推定部302は、算出した石炭水分率Wcwと、計測値取得部301が取得した入口空気流量W、出口空気温度Tout、給炭量Wを用いて、試運転などにより予め求められた乾燥効率対応テーブル104にしたがって、乾燥効率ηを算出する(ステップS104)。算出した乾燥効率ηは、次回のステップS103の演算に用いられる。
当該ステップS101〜S104を繰り返し演算することで、石炭水分率推定部302は、石炭の水分率を逐次推定することができる。
次に、先行回転速度決定部307による先行回転速度の決定方法について説明する。
図4は、先行回転速度決定部307による先行回転速度の決定方法を示す図である。
先行回転速度決定部307は、給炭量決定部304が決定した給炭量に基づいて先行回転速度の基準値を算出する(ステップS201)。先行回転速度決定部307は、給炭量に対して単調非減少となる関数に基づいて基準値を算出する。
次に、先行回転速度決定部307は、現時点における発電機203の負荷に基づいて、基準値に係る係数である負荷係数を算出する(ステップS202)。先行回転速度決定部307は、発電機203の負荷に対して単調非減少する関数に基づいて負荷係数を算出する。なお、負荷係数は、正数である。
次に、先行回転速度決定部307は、発電機203の負荷の変化幅に基づいて、基準値に係る係数である変化幅係数を算出する(ステップS203)。発電機203の負荷の変化幅は、負荷要求入力部303が受け付けた負荷の目標値から発電機203の現在の負荷を減算することで求められる。先行回転速度決定部307は、負荷の変化幅の絶対値に対して単調非減少する関数に基づいて変化幅係数を算出する。なお、負荷の変化幅の絶対値が所定値以下である場合、つまり負荷の変化幅が小さい整定状態である場合、変化幅係数は0となる。
次に、先行回転速度決定部307は、発電機203の負荷の変化率に基づいて、基準値に係る係数である変化率係数を算出する(ステップS204)。発電機203の負荷の変化率は、負荷の変化幅を負荷要求入力部303が受け付けた目標値に達するべき時間で除算することで求められる。先行回転速度決定部307は、負荷の変化率の絶対値に対して単調非減少する関数に基づいて変化率係数を算出する。なお、負荷の変化率の絶対値が所定値以下である場合、つまり負荷の変化率が低い整定状態である場合、変化率係数は0となる。
次に、先行回転速度決定部307は、石炭水分率推定部302が推定した石炭の水分率に基づいて、基準値に係る係数である水分率係数を算出する(ステップS205)。先行回転速度決定部307は、発電機203の負荷に対して単調非減少する関数に基づいて負荷係数を算出する。なお、負荷係数は、正数である。
次に、先行回転速度決定部307は、発電機203の負荷の変化幅または変化率に基づいて、先行回転速度の正負を定める係数である正負係数を決定する(ステップS206)。負荷の変化幅または変化率が減少方向にある場合、先行回転速度決定部307は、正負係数を−1に決定する。他方、負荷の変化幅または変化率が増加方向にある場合、先行回転速度決定部307は、正負係数を+1に決定する。
次に、先行回転速度決定部307は、先行回転速度の基準値に、負荷係数、変化幅係数、変化率係数、水分率係数及び正負係数を乗算する(ステップS207)。なお、ローラミル100が整定状態にある場合、変化幅係数及び変化率係数が0となるため、先行回転速度は0となる。他方、ローラミル100が整定状態にない場合において、負荷を減少させる場合、正負係数が−1となるため、先行回転速度は負数となる。ローラミル100が整定状態にない場合において、負荷を増加させる場合、正負係数が+1となるため、先行回転速度は正数となる。
次に、先行回転速度決定部307は、前回の先行回転速度に所定の増加側のレートリミットに相当する変化率を乗算することで、先行回転速度の上限値を算出する。次に、先行回転速度決定部307は、先行回転速度の上限値と今回算出した先行回転速度とを比較する。先行回転速度決定部307は、今回算出した先行回転速度が先行回転速度の上限値より大きい場合、先行回転速度を上限値の値に決定する(ステップS208)。
次に、先行回転速度決定部307は、前回の先行回転速度に所定の減少側のレートリミットに相当する変化率を乗算することで、先行回転速度の下限値を算出する。次に、先行回転速度決定部307は、先行回転速度の下限値と今回算出した先行回転速度とを比較する。先行回転速度決定部307は、今回算出した先行回転速度が先行回転速度の下限値より小さい場合、先行回転速度を下限値の値に決定する(ステップS209)。
そして、先行回転速度決定部307は、得られた先行回転速度を回転速度決定部310に出力する。
次に、本実施形態に係る制御装置300の動作について説明する。
図5は、一実施形態に係る制御装置300によるローラミル100の制御方法を示す図である。
基礎回転速度決定部306は、給炭量決定部304が決定した給炭量に基づいてテーブル104の基礎回転速度を決定する(ステップS1)。次に、先行回転速度決定部307は、上述したステップS201〜S209の手順により先行回転速度を決定する(ステップS2)。次に、回転速度決定部310は、基礎回転速度と先行回転速度を加算した値をローラミル100の回転速度として算出する(ステップS3)。
次に、上限値決定部308は、供給される石炭の水分率に基づいて、テーブル104の回転速度の上限値を決定する(ステップS4)。テーブル104の回転速度の上限値は、テーブル104の回転速度が一定以上となったときに、テーブル104の遠心力により粉砕され微粉となった石炭が飛散して出炭応答が悪くなる現象を防ぐために設けられる。本現象は、石炭の静止摩擦係数に依存する。上限値決定部308が決定する上限値は、石炭の水分率に対して1つの極大値を有する上に凸の関係にある。これは、石炭の水分率がローラミル100による粉砕に適した水分率より高くなるほど静止摩擦係数が低くなり、石炭の水分率がローラミル100による粉砕に適した水分率より低くなるほど、粉砕されて粉体となった石炭の流動性が高くなることにより静止摩擦係数が低くなるためである。
次に、回転速度決定部310は、ステップS3で算出した回転速度が上限値決定部308が決定した上限値を超える場合、回転速度を当該上限値に決定する(ステップS5)。
次に、下限値決定部309は、ローラミル100の入口と内部との差圧に基づいて、テーブル104の回転速度の下限値を決定する(ステップS6)。テーブル104の回転速度の下限値は、テーブル104の回転速度を過剰に低下させることで、ローラミル100が保有する石炭の量が過剰となることにより、石炭が粉砕されなくなる現象を防ぐために設けられる。ローラミル100が保有する石炭の量が増加すると、ローラミル100の差圧が増加する。そのため、下限値決定部309が決定する下限値は、ローラミル100の差圧に対して単調非減少の関係にある。
次に、回転速度決定部310は、ステップS3で算出した回転速度が下限値決定部309が決定した下限値を超える場合、回転速度を当該下限値に決定する(ステップS7)。
そして、回転速度決定部310は、上記ステップS1〜S7の実行により決定した回転速度を、テーブル制御部311に出力する。これにより、テーブル制御部311は、回転速度決定部310が決定した回転速度でテーブル104を回転させる。
次に、本実施形態に係るローラミル100の制御方法による効果について具体的な例を参照して説明する。
図6は、テーブル104を回転させたときの給炭量、出炭量、回転速度、及び発電機負荷の関係を示す図である。
テーブル104の回転速度を、先行回転速度を加算しない基礎回転速度とした場合、テーブル104の回転速度は、図6(A)、(B)に示すように、給炭量に応じた値となる。図6(A)に示すように、給炭量を増加させている間は、給炭量と出炭量は一致せず、給炭量の増加がなくなった後に、給炭量と出炭量とが一致する。そのため、発電機203の負荷の出力値が目標値に達するまでの時間は、図6(C)に示すように、負荷の目標値に達するべき時間より、給炭量の増加がなくなってから給炭量と出炭量とが一致するまでの時間だけ遅れる。
他方、テーブル104の回転速度を、先行回転速度と基礎回転速度とを加算した値にした場合、テーブル104の回転速度は、図6(B)に示すように、給炭量が増加している間に基礎回転速度以上に増加し、給炭量の増加がなくなった時に、所定の基礎回転速度まで減少する。図6(A)に示すように、給炭量を増加させている間は、給炭量と出炭量は一致しないが、先行回転速度の加算がない場合と比較するとその差は小さい。そのため、発電機203の負荷の出力値が目標値に達するまでの時間は、図6(C)に示すように、先行回転速度の加算がない場合と比較すると短くなる。つまり、本実施形態に係る制御装置300は、基礎回転速度と先行回転速度とを加算した回転速度でテーブル104を回転させることで、出炭遅れを低減することができる。
図7は、図6に示す例より負荷の変化幅が大きい場合における給炭量、出炭量、回転速度、及び発電機負荷の関係を示す図である。
発電機203の負荷の変化幅が大きいほど、図6(A)と図7(A)とを比較して分かるように、負荷の変化率が同じであっても、基礎回転速度でテーブル104を回転させたときに給炭量と出炭量とが一致しない時間が長くなる。そのため、負荷の変化幅に対して単調非減少となる変化幅係数を先行回転速度に乗算することで、図6(B)と図7(B)とを比較して分かるように、負荷の変化時におけるテーブル104の回転速度をさらに増加させることで、図6(C)と図7(C)とを比較して分かるように、出炭遅れを低減することができる。
このように、本実施形態によれば、制御装置300は、給炭量指令値と発電機203の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、ローラミル100のテーブル104の回転速度を決定し、当該回転速度でテーブル104を回転させる。これにより、制御装置300は、ローラミル100の出炭遅れを適切に解消することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、先行回転速度のレートリミットを固定値とする場合について説明したが、これに限られず、例えば給炭量に応じた値としても良い。
また、本実施形態では、石炭の水分量をローラミル100の物理量に基づいて算出する場合について説明したが、これに限られず、例えば発電装置200の管理者の入力により定めても良い。
また、本実施形態では、先行回転速度決定部307が、先行回転速度の係数として、基準値に対し、負荷係数、変化幅係数、変化率係数、水分率係数及び正負係数を乗算する場合について説明したが、これに限られない。他の実施形態では、少なくとも変化幅係数又は変化率係数を用いていれば、他の係数を用いなくても良いし、上記係数以外の係数を用いても良い。
また、本実施形態では、回転速度決定部310が、基準回転速度に先行回転速度を加算することで、給炭量指令値と発電機203の負荷の変化に係るパラメータとに基づく回転速度を決定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、回転速度決定部310は、基準回転速度に直接発電機203の負荷の変化に係るパラメータに応じた係数を乗じて回転速度を算出しても良い。
図8は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータ900の構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述の制御装置300は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース904を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…石炭焚き火力発電機 100…ローラミル 101…ケーシング 102…給炭口 103…出炭口 104…テーブル 105…テーブルモータ 106…ローラ 107…ローラモータ 108…空気吹込口 109…入口空気流量計 110…入口空気温度計 111…出口空気温度計 112…出口圧力計 113…給炭温度計 114…差圧計 200…発電装置 201…火炉 202…タービン 203…発電機 300…制御装置 301…計測値取得部 302…石炭水分率推定部 303…負荷要求入力部 304…給炭量決定部 305…給炭量指示部 306…基礎回転速度決定部 307…先行回転速度決定部 308…上限値決定部 309…下限値決定部 310…回転速度決定部 311…テーブル制御部 900…コンピュータ 901…CPU 902…主記憶装置 903…補助記憶装置 904…インタフェース

Claims (13)

  1. 発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御装置であって、
    給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部と、
    前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記パラメータは、前記発電機の負荷の変化率または前記発電機の負荷の変化幅であって、
    前記回転速度決定部は、前記パラメータに対して単調増加するように前記回転速度を決定する
    前記請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記給炭指令値に基づいて基礎回転速度を決定する基礎回転速度決定部と、
    前記パラメータに基づいて石炭の出炭遅れを防ぐための先行回転速度を決定する先行回転速度決定部と
    を備え、
    前記回転速度決定部は、前記基礎回転速度と前記先行回転速度とを加算した値に基づいて前記回転速度を決定する
    請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記先行回転速度決定部は、前記発電機の負荷変化率、前記発電機の負荷変化幅、前記発電機の負荷、または石炭水分率の値に基づいて、前記先行回転速度を決定する
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記先行回転速度決定部は、前記先行回転速度の変化量が所定の変化範囲以内となるように、前記先行回転速度を決定する
    請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部を備え、
    前記回転速度決定部は、前記回転速度が前記上限値以下となるように、前記回転速度を決定する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記ローラミルの入口と内部との差圧に基づいて前記回転速度の下限値を決定する下限値決定部を備え、
    前記回転速度決定部は、前記回転速度が前記下限値以上となるように、前記回転速度を決定する
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 石炭を粉砕するローラミルの制御装置であって、
    前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部と、
    給炭量指令値と前記上限値決定部が決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部と、
    前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部と
    を備える制御装置。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1項に記載の制御装置と、
    前記ローラミルと
    を備える石炭粉砕装置。
  10. 発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御方法であって、
    給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定するステップと、
    前記決定した回転速度で前記テーブルを回転させるステップと
    を含む制御方法。
  11. 石炭を粉砕するローラミルの制御方法であって、
    前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定するステップと、
    給炭量指令値と前記決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定するステップと、
    前記決定した回転速度で前記テーブルを回転させるステップと
    を含む制御方法。
  12. 発電機を有する発電装置に出炭する石炭を粉砕するローラミルの制御装置のコンピュータを、
    給炭量指令値と前記発電機の負荷の変化に係るパラメータとに基づいて、前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部、
    前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部
    として機能させるためのプログラム。
  13. 石炭を粉砕するローラミルの制御装置のコンピュータを、
    前記ローラミルに供給される石炭の水分含有量に基づいて前記回転速度の上限値を決定する上限値決定部、
    給炭量指令値と前記上限値決定部が決定した上限値とに基づいて前記ローラミルのテーブルの回転速度を決定する回転速度決定部、
    前記回転速度決定部が決定した回転速度で前記テーブルを回転させるテーブル制御部
    として機能させるためのプログラム。
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