JP2015099450A - 情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法 - Google Patents

情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示する情報の種別毎の表示頻度を簡易に設定可能とする情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法を提供する。【解決手段】表示設定部は、コンテンツの種別に応じた表示頻度設定を行い、所定のタイミングが発生した場合に、表示制御部230は、コンテンツ種別毎の表示頻度、ならびにコンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDから、コンテンツの表示順序を決定し、今回表示すべきコンテンツのコンテンツIDを指定し、指定したコンテンツIDに対応するコンテンツを操作パネル27に表示させる。【選択図】図7

Description

本発明は、情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法に関する。
近年、広告またはニュース等の情報を複写機に表示させ、印刷待ち時間の有効活用等を図る技術が知られている。例えば、公衆電話回線を介して複写機に接続された集中管理装置が、広告およびニュース等の情報を複写機に配信して、複写機が画像形成装置としてだけでなく、情報端末として機能するというような技術が知られている。このような情報端末に表示する情報としては、広告およびニュース等の社外情報だけでなく、通達および連絡等の社内情報もあり得る。しかし、情報の種別が増加すると、各情報をどのような頻度で、かつ、どのような順序で表示させるかについてのスケジューリングが複雑となる。このスケジューリングを簡素化するための方法として、時間帯、場所および放映回数等の放映申し込み条件を細かく指定した複数のコンテンツに対し放映スケジュールを自動作成する方法が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、(1)表示端末の運用時間帯を分割して枠(コンテンツを放映可能な時間区間)を生成する枠生成ステップと、(2)枠それぞれにコンテンツを割り付けて放映回数を記載したコンテンツ割り付け表を生成する割付ステップと、(3)コンテンツ割り付け表に基づき、枠毎にコンテンツ放映時刻を指定する放映計画を生成するステップにより、複数種別のコンテンツの放映スケジュールを自動作成する。
しかし、特許文献1に記載された方法は、稼働時間中ずっと表示を行なう表示専用端末を前提としているので、複写時に情報表示を行う複写機(情報端末)では採用できない。なぜなら、ユーザが複写を実行するタイミングは予測困難であり、予め放映スケジュールを作成しても、複写実行のタイミングによって特定の情報のみが表示されたり、情報の途中から表示されたりするという問題点があるためである。
一方、オフィス等の管理者には、社内情報および社外情報の表示頻度を調整したいという要望がある。例えば、情報収集を重視するオフィスでは、社外情報の表示頻度を高くし、PC(Personal Computer)が全員に配布されていないオフィスでは、社内情報の表示頻度を高くする等、情報の種別に応じて頻度を調節できることが望ましい。
本発明の目的は、上記に鑑みてなされたものであって、表示する情報の種別毎の表示頻度を簡易に設定可能とする情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンテンツを記憶しているコンテンツ管理サーバと、1以上の情報表示装置とを備えた情報表示システムであって、前記コンテンツ管理サーバから配信された前記コンテンツを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記コンテンツを表示する表示手段と、前記コンテンツの種別毎の表示頻度の比率を設定する第1設定手段と、前記第1設定手段によって設定された前記コンテンツの種別毎の前記表示頻度の比率に基づいて、前記表示手段に前記コンテンツを表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、表示する情報の種別毎の表示頻度を簡易に設定することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る情報表示システムの構成およびMFPのハードウェア構成の例を示す図である。 図2は、第1の実施の形態に係るMFPのソフトウェア構成の例を示す図である。 図3は、第1の実施の形態に係るMFPのアプリの構成の例を示す図である。 図4は、操作部の機能ブロック構成の例を示す図である。 図5は、設定部の機能ブロック構成の例を示す図である。 図6は、第1の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態に係る情報表示システムの情報表示動作の例を示すシーケンス図である。 図8は、表示順序テーブルの構成を示す図である。 図9は、第2の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。 図10は、第3の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。 図11は、第4の実施の形態に係る情報表示システムの構成の例を示す図である。 図12は、第4の実施の形態に係る情報表示システムの情報表示動作の例を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報表示システム、情報表示装置および情報表示方法の実施の形態を詳細に説明する。また、以下の実施の形態においては、本発明に係る情報表示装置として、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機(MFP:Multi Fuction Peripherals)に適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、携帯情報端末等のその他の情報表示装置であっても適用することができる。
また、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換および変更を行うことができる。
(第1の実施の形態)
<情報表示システムの全体構成およびMFPのハードウェア構成>
図1は、第1の実施の形態に係る情報表示システムの構成およびMFPのハードウェア構成の例を示す図である。図1を参照しながら、情報表示システム500の全体構成、およびMFP1のハードウェア構成について説明する。
図1に示すように、情報表示システム500は、MFP1と、社外サーバ30と、社内サーバ31とが、社内LAN(Local Area Network)またはインターネット等のネットワーク40を介して接続されて構成されている。
MFP1は、ネットワーク40を経由して、後述するコンテンツを提供するコンテンツ管理サーバとしての社外サーバ30および社内サーバ31に接続されている。
社外サーバ30および社内サーバ31は、コンテンツを管理するサーバ装置である。ここで、コンテンツとは、例えば、広告、社内通達および機器に関する情報等のユーザに報知する情報を示すものとする。このコンテンツの種類および数は、任意である。
図1に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能等の各種の機能を実現する本体10と、ユーザから操作入力を受け付ける操作部20と、を備える。本体10および操作部20は、専用の通信路50を介して相互に通信可能に接続されている。本体10は、操作部20で受け付けた操作入力に応じた動作を行う。また、本体10は、クライアントPC等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。通信路50は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格の通信路を用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の通信規格の通信路であってよい。
次に、本体10のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、本体10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10全体の動作を制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)として、ROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することにより、上述のコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能等の各種機能を実現する。
通信I/F15は、クライアントPC等の外部装置と通信するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路50を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、およびプリンタ機能を実現させるための汎用的な情報処理等を実行するハードウェアである。例えば、エンジン部17として、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ、用紙等のシート材への印刷を実行するプロッタ、およびファクシミリ通信を実行するファクシミリ部等がある。さらに、エンジン部17として、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャ、または原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder:自動原稿給送装置)のようなオプション機器を含んでもよい。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24(記憶手段)と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27(表示手段)とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20全体の動作を制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することにより、操作部20全体の動作を制御する。また、CPU21は、ユーザから受け付けた操作入力に応じた情報(画像)の表示等の後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク40を介して、社外サーバ30および社内サーバ31と通信するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路50を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザによる各種の操作入力を受け付けると共に、各種の情報(例えば、受け付けた操作入力に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、および設定状態を示す情報等)を表示する。操作パネル27は、タッチパネル機能を有する液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成される。なお、操作パネル27は、タッチパネル機能を有する有機EL(Organic Electro−Luminescence)表示装置であってもよい。また、操作パネル27は、これらのいずれかの表示装置に加えて、あるいは代えて、ハードウェアキー等の操作部およびランプ等の表示部によって構成された装置であってもよい。
<MFPのソフトウェア構成>
図2は、第1の実施の形態に係るMFPのソフトウェア構成の例を示す図である。図3は、第1の実施の形態に係るMFPのアプリの構成の例を示す図である。図2および3を参照しながら、MFP1のソフトウェア構成について説明する。
図2に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS(Operating System)層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、およびOS層103の実体は、ROM12およびHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源(例えば、エンジン部17)を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクシミリ機能を提供するためのファクシミリアプリ、およびプリンタ機能を提供するためのプリンタアプリ等が挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。具体的には、アプリからのハードウェア資源に対する動作要求の受付および調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取り、およびプロッタによる印刷等の要求が挙げられる。また、サービス層102によるインタフェースとしての機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10のハードウェア資源を制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェアである。サービス層102のソフトウェアが、各種アプリからのハードウェア資源の動作要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡し、OS層103のソフトウェアが、そのコマンドを実行することにより、ハードウェア資源はアプリの動作要求に従った動作を行う。
図2に示すように、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202およびOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。
アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェア、ならびに、本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能等)に関する操作および表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。図3に示すように、アプリ層201は、コピーUIアプリ201aと、ファクシミリUIアプリ201bと、省エネ復帰UIアプリ201cと、サイネージクライアントアプリ201dと、を有する。
コピーUIアプリ201aは、コピー機能に関する操作および表示を行うUIの機能を提供するアプリである。ファクシミリUIアプリ201bは、ファクシミリ機能に関する操作および表示を行うUIの機能を提供するアプリである。省エネ復帰UIアプリ201cは、省エネ復帰に関する設定および表示を行うUIの機能を提供するアプリである。サイネージクライアントアプリ201dは、ユーザの操作およびMFP1の動作に応じてコンテンツの表示を行うアプリである。また、サイネージクライアントアプリ201dは、後述するように、社外サーバ30および社内サーバ31からコンテンツを取得(ダウンロード)し、MFP1の状態に応じてコンテンツを選択して表示する。なお、アプリ層201が有するアプリは、上述に挙げたアプリに限定されるものではない。
また、図2に示すように、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと、操作部20側のOS層203のソフトウェアとは、互いに異なるソフトウェアである。つまり、本体10および操作部20は、それぞれ別のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることが可能である。
以上のように、本実施の形態のMFP1は、本体10と操作部20とが、それぞれ別のオペレーティングシステムで動作する。したがって、本体10と操作部20との間の通信は、同一の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。この通信動作としては、ユーザから操作部20が受け付けた操作入力を本体10へ送信する動作(コマンド通信)、および本体10が操作部20へイベントを通知する動作等が該当する。操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、および本体10側で設定された内容等が挙げられる。また、本実施の形態に係るMFP1は、本体10から通信路50を経由して操作部20に対する電力供給を行っており、操作部20に対する電源制御を、本体10に対する電源制御と独立して行うことができる。
<操作部20および設定部220のブロック構成>
図4は、操作部の機能ブロック構成の例を示す図である。図5は、設定部の機能ブロック構成の例を示す図である。図4を参照しながら操作部20の機能ブロック構成について、図5を参照しながら設定部220の機能ブロック構成について説明する。
図4に示すように、操作部20は、コンテンツ取得部210(取得手段)と、設定部220と、表示制御部230(制御手段)とを有する。コンテンツ取得部210、設定部220および表示制御部230は、図3に示したサイネージクライアントアプリ201dが実行されることにより実現される。なお、図4においては、サイネージクライアントアプリ201dが実現する機能部のみを表示しているが、操作部20が有する機能部は、これらに限定されるものではない。また、上述のコンテンツ取得部210、設定部220および表示制御部230は、CPU21によるプログラムの実行によって実現されるものとしてもよく、または、ハードウェア回路によって実現されるものとしてもよい。
コンテンツ取得部210は、社外サーバ30および社内サーバ31からコンテンツを取得し、取得したコンテンツをフラッシュメモリ24に記憶する。具体的には、コンテンツ取得部210は、CPU21からコンテンツ取得指示を受け、ネットワーク40を介して社外サーバ30および社内サーバ31にアクセスし、社外サーバ30および社内サーバ31からコンテンツをダウンロードする。ダウンロードされたコンテンツは、社外サーバ30および社内サーバ31のうちいずれのサーバからダウンロードされたかを示すコンテンツ種別(後述)と共に、フラッシュメモリ24に記憶される。また、コンテンツ取得部210は、予め設定された時刻に、コンテンツの取得動作を実行する。なお、コンテンツ取得のタイミングは、上述の時刻に限定されるものではなく、例えば、MFP1の起動時等、他のタイミングに設定する事も可能である。
設定部220は、社外サーバ30および社内サーバ31からのコンテンツの取得動作および表示動作に関する設定を実行する。設定部220は、図5に示すように、コンテンツの取得タイミングを設定するタイミング設定部2201と、コンテンツを取得するサーバを設定するサーバ指定部2202と、コンテンツの種別に応じて表示頻度を設定する表示設定部2203(第1設定手段)とを有する。設定部220による設定動作の詳細については後述する。
表示制御部230は、コンテンツの表示順序を決定し、決定した順序に従って操作パネル27にコンテンツを表示させる。表示制御部230によるコンテンツの表示動作の詳細については後述する。
<設定部220による設定動作>
図6は、第1の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。図6を参照しながら、設定画面270における設定動作について説明する。
MFP1の管理者は、例えば、操作部20の操作パネル27上で所定の管理者コードを操作入力することにより、設定部220を呼び出し、図6に示す設定画面270を表示させる。設定画面270においては、タッチパネルである操作パネル27をいわゆるフリック操作することにより、設定画面270を上下にスクロールしたり、いわゆるピンチインおよびピンチアウト操作することにより、設定画面270を拡大縮小できる。
図6に示すように、設定画面270には、コンテンツの取得タイミングを設定するためのタイミング設定操作部2701と、コンテンツを取得するサーバを設定するサーバ指定設定操作部2702と、コンテンツの種別に応じて表示頻度を設定する表示頻度設定操作部2703とが表示される。
まず、コンテンツの取得タイミングの設定について説明する。図6に示すように、設定画面270のタイミング設定操作部2701には、タイミング種類設定操作部2701a、時刻設定操作部2701bおよび設定実行ボタン2701cが表示されている。管理者によるタイミング設定操作部2701での設定動作は、タイミング設定部2201によって実現される。
コンテンツの取得タイミングは、2つの方法で指定することができる。1つ目の方法は、指定した時刻に取得する方法であり、2つ目の方法は、MFP1の起動時に取得する方法である。
指定した時刻に取得する方法の場合、操作部20のCPU21が、操作部20に内蔵された時計を1分周期で確認し、指定した時刻になったら、コンテンツ取得部210にコンテンツの取得を指示する。また、MFP1の起動時に取得する方法の場合、MFP1が起動した場合に、操作部20のCPU21が、コンテンツ取得部210にコンテンツの取得を指示する。
指定した時刻に取得する方法の場合の具体的な設定方法は、まず、管理者がタイミング種類設定操作部2701aの「時刻で指定」のチェックボックスをタッチ操作することにより、そのチェックボックスにレ点が表示される。次に、管理者が時刻設定操作部2701bをタッチ操作することにより、ソフトキーボードによる時刻の入力が可能となり、ソフトキーボードにより時刻の入力(図6の例では「23時0分」)を行う。そして、管理者が設定実行ボタン2701cをタッチ操作することにより、指定した時刻に取得する方法でのコンテンツの取得タイミングの設定が完了する。
また、MFP1の起動時に取得する方法の場合の具体的な設定方法は、まず、管理者がタイミング種類設定操作部2701aの「MFP起動時」のチェックボックスをタッチ操作することにより、そのチェックボックスにレ点が表示される。そして、管理者が設定実行ボタン2701cをタッチ操作することにより、MFP1の起動時に取得する方法でのコンテンツの取得タイミングの設定が完了する。
次に、コンテンツを取得するサーバの設定について説明する。図6に示すように、設定画面270のサーバ指定設定操作部2702には、IP(Ineternet Protocol)アドレス設定操作部2702a、登録削除選択操作部2702b、サーバ指定設定操作部2702cおよび設定実行ボタン2702dが表示される。管理者によるサーバ指定設定操作部2702での設定動作は、サーバ指定部2202によって実現される。
このコンテンツを取得するサーバの設定においては、MFP1へのコンテンツの配信を許可または拒否するサーバを指定する。MFP1へのコンテンツの配信を許可するサーバを指定する場合、まず、管理者がIPアドレス設定操作部2702aをタッチ操作することにより、ソフトキーボードによるIPアドレスの入力が可能となり、ソフトキーボードによりIPアドレスの入力を行う。次に、管理者が登録削除選択操作部2702bの「サーバ追加登録」のチェックボックスをタッチ操作することにより、そのチェックボックスにレ点が表示される。次に、管理者がサーバ指定設定操作部2702cをタッチ操作することにより、ソフトキーボードによるサーバの名称の入力が可能となり、ソフトキーボードにより、サーバの特性が把握しやすいように適当なサーバの名称の入力(図6の例では「広告サーバ2」)を行う。そして、管理者が設定実行ボタン2702dをタッチ操作することにより、MFP1へのコンテンツの配信を許可するサーバを指定の設定が完了する。なお、サーバの名称の設定は省略してもよく、その場合、IPアドレスがサーバの名称として扱われる。
また、MFP1へのコンテンツの配信を拒否するサーバを指定する場合、まず、管理者がIPアドレス設定操作部2702aをタッチ操作することにより、ソフトキーボードによるIPアドレスの入力が可能となる。次に、管理者は、ソフトキーボードにより、既にコンテンツの配信を許可するサーバとして指定しているサーバのIPアドレスを入力する。次に、管理者が登録削除選択操作部2702bの「サーバ削除」のチェックボックスをタッチ操作することにより、そのチェックボックスにレ点が表示される。そして、管理者が設定実行ボタン2702dをタッチ操作することにより、MFP1へのコンテンツの配信を拒否するサーバを指定の設定が完了する。実際には、既にMFP1のコンテンツの配信を許可するサーバのリストから、指定されたサーバが削除されることにより、上述の処理が行われる。
次に、コンテンツの種別に応じた表示頻度の設定について説明する。図6に示すように、設定画面270の表示頻度設定操作部2703には、回数設定操作部2703aおよび設定実行ボタン2703bが表示される。管理者による表示頻度設定操作部2703での設定動作は、表示設定部2203によって実現される。
図6の例では、表示頻度設定操作部2703に、上述のMFP1へのコンテンツの配信を許可するサーバの指定で設定登録されたサーバの一覧が表示されている。上述したように、本実施の形態では、MFP1は社外サーバ30および社内サーバ31の2つのサーバからコンテンツを取得するものとしているが、図6においては、さらにサーバが増加した場合にも、簡単に対応できることを示すため、4つのサーバ(「社内サーバ1」、「社内サーバ2」、「広告サーバ1」および「広告サーバ2」)を例示してある。
「社内サーバ1(本社通達)」と名称が設定されたサーバは、社内サーバ31に相当し、例えば、本社からの全社向けの社内通達を配信するサーバである。「社内サーバ2(事業所内通達)」と名称が設定されたサーバは、社内サーバ31に相当し、事業所内における社内通達を配信するサーバである。「広告サーバ1」および「広告サーバ2」と名称が設定されたサーバは、社外サーバ30に相当し、広告等の社外情報を配信するサーバである。
そして、表示頻度設定操作部2703に表示されたサーバの一覧の右側には、サーバごとの表示頻度(回数)を入力するための回数設定操作部2703aが表示されている。コンテンツの種別に応じて表示頻度を設定する場合、まず、管理者が回数設定操作部2703aの回数入力欄をタッチ操作することにより、ソフトキーボードによる回数の入力が可能となり、ソフトキーボードにより回数の入力を行う。図6の例では、「社内サーバ1(本社通達)」の表示頻度の回数が「2回」、「社内サーバ2(事業所内通達)」の表示頻度の回数が「1回」、「広告サーバ1」の表示頻度の回数が「0回」、そして、「広告サーバ2」の表示頻度の回数が「3回」と入力されている。すなわち、「広告サーバ1」の場合「0回」なので、コンテンツは表示されないことになる。そして、管理者が設定実行ボタン2703bをタッチ操作することによりコンテンツの種別に応じて表示頻度を設定が完了する。設定されたコンテンツの種別毎の表示頻度は、操作部20のフラッシュメモリ24に記憶される。
上述のように、本実施の形態においては、どのサーバから配信されたコンテンツかによってコンテンツ種別を設定している。一般に、広告配信サービスを行う事業者のサーバ(社外サーバ)と社内サーバとは、別サーバであるため、サーバ毎に表示頻度を設定することにより、コンテンツ種別毎の表示頻度を簡単に設定できる。
なお、設定した表示頻度が順守される限り、各サーバからのコンテンツの表示順序は、乱数等を用いて適宜変更してもよい。
<情報表示システムの情報表示動作>
図7は、第1の実施の形態に係る情報表示システムの情報表示動作の例を示すシーケンス図である。図8は、表示順序テーブルの構成を示す図である。図7および8を参照しながら、本実施の形態に係る情報表示システム500(特に、表示制御部230)の情報表示動作について説明する。
表示制御部230は、操作部20の操作パネル27上に、どのタイミングでどのコンテンツを表示かを制御する。具体的には、表示制御部230は、所定のユーザ動作またはMFP1の状態に応じ、フラッシュメモリ24に記憶されているコンテンツ種別毎の表示頻度を参照しつつ、フラッシュメモリ24に記憶されているコンテンツを選択し、操作パネル27に表示させる。
本実施の形態において、MFP1は、例えば、以下のタイミングでコンテンツを操作パネル27に表示するものとする。
(1)ユーザが操作部20上で複写実行を操作したタイミング
(2)ユーザが操作部20上でスキャン実行を操作したタイミング
(3)ユーザがMFP1に接近したタイミング(図示しない人感センサで検知)
(4)操作部20が起動するタイミング(電源ONを検知したタイミング)
(5)省電力モード(スリープモード)から復帰するタイミング
なお、コンテンツを操作パネル27に表示させるタイミングは、この(1)〜(5)に限定されるものではないことは言うまでもない。本実施の形態における情報表示動作の具体的内容を、図7を参照しながら説明する。
<<ステップS2301>>
操作パネル27は、上述の(1)または(2)に記載のユーザによる操作が行われると、表示制御部230にそれぞれの機能の実行の指示がなされた旨の通知をする。
<<ステップS2302>>
人感センサ(図示せず)は、上述の(3)のようにユーザがMFP1に接近したことを検知した場合、表示制御部230にその旨を通知する。電源制御部(図示せず)は、上述の(4)のように操作部20が起動したことを検知した場合、もしくは(5)のように省電力モードから復帰したことを検知した場合、表示制御部230にその旨を通知する。
なお、図7において、便宜上、ステップS2301およびS2302を記載しているが、上述の(1)〜(5)のいずれかのタイミングが発生した場合に、次のステップS2303へ進めばよい。
<<ステップS2303>>
表示制御部230は、コンテンツ種別毎の表示頻度を確認する。具体的には、表示制御部230は、フラッシュメモリ24に対して、コンテンツ種別毎の表示頻度の送付を要求する。
<<ステップS2304>>
フラッシュメモリ24は、表示制御部230に、コンテンツ種別毎の表示頻度を送付する。例えば、表示制御部230は、社外サーバ30から取得したコンテンツ(社外コンテンツ)と、社内サーバ31から取得したコンテンツ(社内コンテンツ)との表示頻度の比率がX:Yと記憶されている場合、XおよびY(回)という数値を取得する。このXおよびYという数値は、図6に示す設定画面270で設定したコンテンツ種別毎の表示頻度に対応する。表示制御部230は、取得した情報を図示しない一時メモリに記憶する。
<<ステップS2305>>
表示制御部230は、フラッシュメモリ24に対して、コンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDの送付を要求する。
<<ステップS2306>>
表示制御部230は、フラッシュメモリ24から、要求したコンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDを取得する。ここで、コンテンツIDとは、フラッシュメモリ24内部に記憶された各コンテンツに重複することなく付与され、各コンテンツを一意に識別するID情報である。例えば、コンテンツ取得部210が、上述のタイミング設定操作部2701で設定されたタイミングで、社外サーバ30からM個のコンテンツを取得してフラッシュメモリ24に記憶し、フラッシュメモリ24に記憶されている各コンテンツにコンテンツIDとしてA1、A2、・・・、AMを付与する。また、コンテンツ取得部210が、上述のタイミング設定操作部2701で設定されたタイミングで、社内サーバ31からN個のコンテンツを取得して、フラッシュメモリ24に記憶し、フラッシュメモリ24に記憶されている各コンテンツにコンテンツIDとしてB1、B2、・・・、BNを付与する。この場合、表示制御部230は、フラッシュメモリ24から、コンテンツ種別毎のコンテンツ数としてM、Nという数値を取得し、コンテンツIDとしてA1、A2、・・・、AM、およびB1、B2、・・・、BNを取得する。
<<ステップS2307>>
表示制御部230は、取得したコンテンツ種別毎の表示頻度、ならびにコンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDから、コンテンツの表示順序を決定する。具体的には、表示制御部230は、社外コンテンツと社内コンテンツとの表示頻度の比率X:Yにしたがって、社外コンテンツのコンテンツIDであるA1、A2、・・・、AMのうち、ID番号が若い順にX個のコンテンツIDを選択し、社内コンテンツのコンテンツIDであるB1、B2、・・・、BNのうち、ID番号が若い順にY個のコンテンツIDを選択する。表示制御部230は、選択した各コンテンツIDに、表示順序を示す連番の番号(表示順序番号)を付与し、表示順序番号とコンテンツIDとを関連付けたデータとして表示制御部230内のメモリに記憶する。
そして、表示制御部230は、再び、社外コンテンツのコンテンツIDからX個のコンテンツIDを選択し、社内コンテンツのコンテンツIDからY個のコンテンツIDを選択する。このとき、表示制御部230が選択するコンテンツIDは、前回最後に選択したコンテンツIDの次の番号のコンテンツIDから選択する。表示制御部230は、この処理を繰り返し、図8に示すように、表示順序番号とコンテンツIDとが関連付けられたテーブルである表示順序テーブル2301を作成して記憶する。表示順序テーブル2301に記憶できるコンテンツIDの数は、表示制御部230のメモリ容量により決まる有限の数であり、図8の例では100個としている。表示制御部230は、表示順序番号が100まで表示順序テーブル2301に記憶された段階で、ステップS2307の処理を終了する。表示順序テーブル2301に記憶された表示順序番号は100個であるため、101回目に表示されるコンテンツは表示順序番号「1」に戻って繰り返し循環することになる。
具体的な数値を例にして説明する。表示頻度の比率がX:Y=2:1とし、コンテンツ取得部210が取得した社外コンテンツの数をM=4個(コンテンツID=A1〜A4)とし、社内コンテンツの数をN=7個(コンテンツID=B1〜B7)とする。この場合、表示制御部230は、表示頻度の比率X:Y=2:1に従って、社外コンテンツを2個選択し、社内コンテンツを1個選択する。具体的には、表示制御部230は、社外コンテンツのコンテンツIDのうち、ID番号が若い2個のコンテンツIDであるA1、A2を選択し、社内コンテンツのコンテンツIDのうち、ID番号が若い1個のコンテンツIDであるB1を選択する。表示制御部230は、選択した3つのコンテンツIDに、表示順序番号として1〜3を付与し、表示順序番号とコンテンツIDとを関連付けたデータを表示制御部230内のメモリの表示順序テーブル2301に記憶する。
そして、表示制御部230は、再び、社外コンテンツのコンテンツIDから2個選択し、社内コンテンツのコンテンツIDから1個選択する。このとき、表示制御部230が選択するコンテンツIDは、前回最後に選択したコンテンツIDの次の番号のコンテンツIDから選択する。すなわち、社外コンテンツIDは、前回選択されたA1、A2の次の番号であるA3、A4が選択され、社内コンテンツは、前回選択されたB1の次の番号であるB2が選択される。そして、表示制御部230は、選択した3つのコンテンツIDに、表示順序番号として4〜6を付与し、表示順序番号とコンテンツIDとを関連付けたデータを表示制御部230内のメモリの表示順序テーブル2301に記憶する。
なお、上述のように、例えば、選択した3つのコンテンツIDであるA1、A2、B1に、それぞれ表示順序番号として1〜3を付与してコンテンツの表示順序を決定しているが、これに限定されるものではない。すなわち、設定した表示頻度(この場合、X:Y=2:1)が順守される限り、コンテンツIDであるA1、A2、B1に対応するコンテンツの表示順序は、乱数等を用いて適宜変更してもよい。
<<ステップS2308>>
表示制御部230は、作成した表示順序テーブル2301(図8参照)をフラッシュメモリ24に送付して記憶させる。
<<ステップS2309>>
次いで、表示制御部230は、今回表示すべきコンテンツのコンテンツIDを指定する。上述の具体例では、初回の表示の場合、表示順序番号が「1」であるA1が指定される。
<<ステップS2310>>
そして、表示制御部230は、指定したコンテンツIDに対応するコンテンツをフラッシュメモリ24から操作パネル27に送付させる。
<<ステップS2311>>
操作パネル27は、フラッシュメモリ24から取得したコンテンツを表示する。
<<ステップS2312>>
操作パネル27は、指定されたコンテンツの表示が終了すると、表示制御部230に表示完了を通知する。
<<ステップS2313>>
表示制御部230は、表示順序番号「1」に対応するコンテンツが表示されたという表示履歴をフラッシュメモリ24に記憶させる。
以上のステップS2301〜S2313の処理は、MFP1がコンテンツ管理サーバからコンテンツをダウンロードした後、初回のコンテンツ表示の時のみ実行される。次に説明するステップS2314〜S2323の処理は、2回目以降のコンテンツ表示において実行される処理である。
<<ステップS2314>>
操作パネル27は、上述の(1)または(2)に記載のユーザによる操作が行われると、表示制御部230にそれぞれの機能の実行の指示がなされた旨の通知をする。
<<ステップS2315>>
人感センサ(図示せず)は、上述の(3)のようにユーザがMFP1に接近したことを検知した場合、表示制御部230にその旨を通知する。電源制御部(図示せず)は、上述の(4)のように操作部20が起動したことを検知した場合、もしくは(5)のように省電力モードから復帰したことを検知した場合、表示制御部230にその旨を通知する。
なお、図7において、便宜上、ステップS2314およびS2315を記載しているが、上述の(1)〜(5)のいずれかのタイミングが発生した場合に、次のステップS2316へ進めばよい。
<<ステップS2316>>
表示制御部230は、フラッシュメモリ24に対して、表示順序(図8に示す表示順序テーブル2301)、および表示履歴(例えば、前回表示されたコンテンツに対応する表示順序番号)の送付を要求する。
<<ステップS2317>>
フラッシュメモリ24は、表示制御部230に、表示順序および表示履歴を送付する。
<<ステップS2318>>
表示制御部230は、取得した表示順序および表示履歴から、表示すべきコンテンツを決定する。具体的には、表示制御部230は、表示履歴を参照し、前回表示されたコンテンツに対応する表示順序番号の次の表示順序番号を特定し、特定した表示順序番号に関連付けられたコンテンツIDを表示順序(表示順序テーブル2301)から特定して、表示すべきコンテンツを決定する。
<<ステップS2319〜S2323>>
ステップS2319〜S2323の処理は、それぞれ上述したステップS2309〜S2313の処理と同様である。
以上のように、本実施の形態に係る情報表示システム500においては、コンテンツ種別毎に表示頻度の設定を可能としている。これによって、設定された表示頻度の比率に応じて、コンテンツの表示が実現できる。また、表示頻度を情報表示装置側で設定可能とすることにより、コンテンツ表示時刻が予測困難であり、スケジューリングという手段ではコンテンツ種別毎の表示頻度をコントロールできない情報表示装置に対しても、簡単にコンテンツ種別毎の表示頻度がコントロールできる。
また、本実施の形態においては、表示頻度の比率を表示の「回数」の比率としているので、簡単に表示頻度の比率を設定することができる。これに対し、表示頻度の比率としては、表示の「時間」比率を採用するということも考えられる。しかし、コンテンツ種別に応じて、表示時間の比率によりコンテンツを表示しようとすると、各コンテンツの表示時間に基づき再生順序を複雑に調整する必要がある。例えば、表示時間がそれぞれ3分、5分の2つの社外コンテンツと、表示時間が7分の1つの社内コンテンツがあり、社内コンテンツと社外コンテンツとの表示時間の比率が2:1であるとする。この場合、2つの社外コンテンツを2回ずつ表示し16分表示した後、社内コンテンツを7分表示すれば表示時間の比率が16:7となるが、このあと社内コンテンツを1分表示させないと厳密に2:1とはならない。このため、表示時間の比率の許容誤差を設定すること(例えば、3分以内の誤差であれば表示時間の比率を厳密に守らなくても可とする等)、または、表示時間の比率を厳密に守るためにコンテンツを途中停止させる等の工夫が必要となる。これに対し、本実施の形態のように、表示の「回数」の比率であれば扱いがはるかに簡単となる。
なお、図7において上述した情報表示動作は、上述の(1)〜(5)のタイミングをトリガとして、表示するコンテンツの順序を決定し、表示するコンテンツを1つ決定して、そのコンテンツを表示するものとしている。すなわち、コンテンツの表示のトリガが発生するごとに、決定したコンテンツの表示順序にしたがって、1つのコンテンツを表示させている。しかし、これに限定されるものではなく、決定したコンテンツの表示順序にしたがって、2つ以上の所定数のコンテンツを表示させるものとしてもよい。あるいは、例えば、複写機能またはスキャン機能の実行中、または、人感センサで検知後、操作部20の起動後もしくは省電力モードからの復帰後の所定時間だけ、表示順序テーブル2301のコンテンツの表示順序に従って、連続してコンテンツを表示させるものとしてもよい。この場合、機能の実行終了後、または所定時間経過後、コンテンツの表示が途中で終了した場合は、次回のトリガの発生で、途中終了したコンテンツを再表示させるものとすればよい。
また、上述のように、社外コンテンツおよび社内コンテンツを、フラッシュメモリ24に記憶させるものとしたが、コンテンツ自体を記憶すると容量が大きくなる。したがって、コンテンツ自体は社外サーバ30および社内サーバ31に保存したままとし、コンテンツのリンク情報(例えば、URL)のみをフラッシュメモリ24に記憶させるものとしてもよい。
<変形例>
本実施の形態の変形例について説明する。上述の第1の実施の形態においては、コンテンツ種別を、コンテンツの取得元がどのサーバであるか(図1においては、社外サーバ30か社内サーバ31か)に基づいて決定していた。これに対して、本変形例に係る情報表示システムにおいては、コンテンツの取得元がどのサーバであるかに関わらず、コンテンツの内容に基づいて各コンテンツに付与された内容識別情報によって、コンテンツ種別を判定する。基本的な動作については、上述の第1の実施の形態と同様であるため、相違点のみ説明する。
本変形例においては、図3に示す社外サーバ30および社内サーバ31からダウンロードされる各コンテンツに、例えば、社内通達を示す「1」、広告を示す「2」という2種類の内容識別情報のいずれが付与される。そして、図7に示す情報表示動作におけるステップS2305およびS2306で、表示制御部230が、フラッシュメモリ24からコンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDを取得する際、各コンテンツの内容を示す内容識別情報も一緒に取得する。コンテンツ取得部210は、社内通達の内容識別情報「1」が付与されたコンテンツであれば、社外サーバ30または社内サーバ31のいずれから取得されたかに関わらず、社内通達としてのコンテンツIDであるA1、A2、・・・、AMを付与する。同様に、コンテンツ取得部210は、広告の内容識別情報「2」が付与されたコンテンツであれば、社外サーバ30または社内サーバ31のいずれから取得されたかに関わらず、広告としてのコンテンツIDであるB1、B2、・・・、BNを付与する。その後の処理については、上述した第1の実施の形態の処理と同様である。
これによって、1つのサーバに複数種類の内容のコンテンツが混在して格納されている場合でも、コンテンツ種別毎、すなわち、コンテンツの内容ごとの表示頻度の設定が可能となる。なお、本変形例は、後述する第2〜4の実施の形態に係る情報表示システムに対しても適用可能である。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る情報表示システムについて、第1の実施の形態に係る情報表示システム500の構成および動作と相違する点を中心に説明する。第1の実施の形態においては、表示頻度の設定を「回数」で設定するものとしている。この場合、コンテンツの中に他のコンテンツと比較して長時間のコンテンツがあれば、結果的に、そのコンテンツが属するコンテンツ種別のコンテンツが長時間表示され、実質的にコンテンツ種別毎の表示頻度の比率が設定とは異なることが想定される。そこで、本実施の形態では、各コンテンツの表示時間の上限を設定するものとしている。なお、本実施の形態に係る情報表示システムの全体構成、MFP1のハードウェア構成およびソフトウェア構成、ならびに、操作部20および設定部220のブロック構成については、第1の実施の形態に係る情報表示システム500と同様である。
<設定部220による設定動作>
図9は、第2の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。図9を参照しながら、設定画面270aにおける設定動作について説明する。
MFP1の管理者は、例えば、操作部20の操作パネル27上で所定の管理者コードを操作入力することにより、設定部220を呼び出し、図9に示す設定画面270aを表示させる。
図9に示すように、設定画面270aには、コンテンツの取得タイミングを設定するためのタイミング設定操作部2701と、コンテンツを取得するサーバを設定するサーバ指定設定操作部2702と、コンテンツの種別に応じて表示頻度を設定する表示頻度設定操作部2703と、コンテンツの表示時間の上限を設定する表示時間上限設定操作部2704とが表示される。コンテンツの取得タイミングの設定、コンテンツを取得するサーバの設定、およびコンテンツの種別に応じた表示頻度の設定については、第1の実施の形態と同様である。
コンテンツの表示時間の上限の設定について説明する。図9に示すように、設定画面270aの表示時間上限設定操作部2704には、時間設定操作部2704aおよび設定実行ボタン2704bが表示される。管理者による表示時間上限設定操作部2704での設定動作は、表示設定部2203(第2設定手段)によって実現される。
コンテンツの表示時間の上限を設定する場合、まず、管理者が時間設定操作部2704aの上限時間入力欄をタッチ操作することにより、ソフトキーボードによる上限時間の入力が可能となり、ソフトキーボードにより上限時間の入力(図9の例では「3分」)を行う。そして、管理者が設定実行ボタン2704bをタッチ操作することによりコンテンツの表示時間の上限の設定が完了する。なお、上限時間の設定は、分単位で設定するものとしているが、時間単位または秒単位で設定できるものとしてもよい。
<情報表示システムの情報表示動作>
本実施の形態に係る情報表示システムの情報表示動作は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、相違点について説明する。
図7に示す情報処理動作において、ステップS2311およびS2321のコンテンツの表示動作において、CPU21は、操作パネル27がコンテンツの表示を開始してからの経過時間をタイマ機能によって計測する。CPU21は、操作パネル27がコンテンツの表示を開始してから、表示中に上限時間が経過したと判定した場合、表示制御部230に対して、上限時間を超えた旨の通知をする。表示制御部230は、CPU21から上限時間を超えた旨の通知を受けた場合、操作パネル27に対して、現在のコンテンツの表示を強制終了させる。
以上のように、本実施の形態においては、1つのコンテンツの表示時間の上限を設定できるものとしている。これによって、設定画面270aにおいて、コンテンツ種別毎の表示頻度の比率を回数で設定した場合においても、実質的にコンテンツ種別毎の表示頻度の比率が設定とは異なるということを抑制することができる。
なお、1つのコンテンツの表示時間を、設定画面270aにおいて設定した上限時間内に制御する別の方法として、コンテンツ管理サーバ(社外サーバ30および社内サーバ31)が、設定された上限時間より長い表示時間を有するコンテンツの配信をしない方法もとり得る。具体的には、まず、社外サーバ30および社内サーバ31が、コンテンツの配信先として登録されている1または複数のMFPから定期的に、設定画面270aにおいて設定された上限時間の情報を取得する。そして、コンテンツ管理サーバは、コンテンツ取得部210からコンテンツの配信要求を受信すると、コンテンツのヘッダ等から表示時間を認識し、配信先として登録されている1または複数のMFPで設定されている上限時間と比較する。コンテンツ管理サーバは、比較の結果、(コンテンツの表示時間)>(設定された上限時間)となるMFPに対しては、そのコンテンツの配信を拒否する。これによって、コンテンツ取得部210によって取得されるコンテンツは、すべて設定画面270aで設定された上限時間以下の表示時間を有するコンテンツとなるので、実質的にコンテンツ種別毎の表示頻度の比率が設定とは異なるということを抑制することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る情報表示システムについて、第1の実施の形態に係る情報表示システム500の構成および動作と相違する点を中心に説明する。第1の実施の形態においては、上述のように例示した(1)〜(5)のタイミングのいずれにおいても、表示頻度の比率は共通の設定回数に基づくものとしている。本実施の形態においては、コンテンツを表示させるタイミングの種類毎に個別に表示頻度の設定を可能とするものとしている。なお、本実施の形態に係る情報表示システムの全体構成、MFP1のハードウェア構成およびソフトウェア構成、ならびに、操作部20および設定部220のブロック構成については、第1の実施の形態に係る情報表示システム500と同様である。
<設定部220による設定動作>
図10は、第3の実施の形態に係るMFPの操作パネルに表示される設定画面のレイアウト構成の例を示す図である。図10を参照しながら、設定画面270bにおける設定動作について説明する。
MFP1の管理者は、例えば、操作部20の操作パネル27上で所定の管理者コードを操作入力することにより、設定部220を呼び出し、図10に示す設定画面270bを表示させる。
図10に示すように、設定画面270bには、コンテンツの取得タイミングを設定するためのタイミング設定操作部2701と、コンテンツを取得するサーバを設定するサーバ指定設定操作部2702と、コンテンツの種別およびタイミングに応じて表示頻度を設定する表示頻度設定操作部2705と、が表示される。コンテンツの取得タイミングの設定およびコンテンツを取得するサーバの設定については、第1の実施の形態と同様である。
コンテンツの種別およびタイミングに応じた表示頻度の設定について説明する。図10に示すように、設定画面270bの表示頻度設定操作部2705には、回数設定操作部2705a、タイミング選択操作部2705bおよび設定実行ボタン2705cが表示される。管理者による表示頻度設定操作部2705での設定動作は、表示設定部2203によって実現される。
図10の例では、表示頻度設定操作部2705に、上述のMFP1へのコンテンツの配信を許可するサーバの指定で設定登録されたサーバの一覧が表示されている。本実施の形態では、MFP1は社外サーバ30および社内サーバ31の2つのサーバからコンテンツを取得するものとしているが、図10においては、さらにサーバが増加した場合にも、簡単に対応できることを示すため、4つのサーバ(「社内サーバ1」、「社内サーバ2」、「広告サーバ1」および「広告サーバ2」)を例示してある。各サーバの機能については、実施の形態1において上述した通りである。
コンテンツの種別およびタイミングに応じて表示頻度を設定する場合、まず、管理者がタイミング選択操作部2705bのタイミング表示欄をタッチ操作することにより、各タイミングがリスト表示(例えば、プルダウン表示)され、設定するタイミングを選択(図10の例では「スキャン実施時」)する。リスト表示されるタイミングは、「スキャン実施時」の他、「複写実施時」および「起動時」等、予め決められたタイミングの中から選択できるようになっている。次に、管理者が回数設定操作部2705aの回数入力欄をタッチ操作することにより、ソフトキーボードによる回数の入力が可能となり、ソフトキーボードにより回数の入力を行う。図10の例では、「社内サーバ1(本社通達)」の表示頻度の回数が「2回」、「社内サーバ2(事業所内通達)」の表示頻度の回数が「1回」、「広告サーバ1」の表示頻度の回数が「0回」、そして、「広告サーバ2」の表示頻度の回数が「3回」と入力されている。すなわち、「広告サーバ1」の場合「0回」なので、コンテンツは表示されないことになる。また、これらの入力した表示頻度の回数は、上述の選択したタイミング「スキャン実施時」に関連付けて設定される回数である。すなわち、コンテンツの種別毎の表示頻度は、設定対象となるタイミング毎に個別設定できるようになっている。
そして、管理者が設定実行ボタン2705cをタッチ操作することによりコンテンツの種別およびタイミングに応じた表示頻度の設定が完了する。設定されたコンテンツの種別毎の表示頻度は、選択されたタイミングと関連付けて、操作部20のフラッシュメモリ24に記憶される。
<情報表示システムの情報表示動作>
本実施の形態に係る情報表示システム(特に、表示制御部230)の情報表示動作は、第1の実施の形態に係る情報表示システム500の情報表示動作(図7参照)と基本的に同様である。以下では、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。
<<ステップS2303>>
表示制御部230は、ステップS2301またはS2302において発生したタイミングに対応するコンテンツ種別毎の表示頻度を確認する。具体的には、表示制御部230は、フラッシュメモリ24に対して、発生したタイミングに対応するコンテンツ種別毎の表示頻度の送付を要求する。
<<ステップS2304>>
フラッシュメモリ24は、表示制御部230に、発生したタイミングに対応するコンテンツ種別毎の表示頻度を送付する。例えば、表示制御部230は、社外コンテンツと、社内コンテンツとの表示頻度の比率がX:Yと記憶されている場合、XおよびY(回)という数値を取得する。このXおよびYという数値は、図10に示す設定画面270bで設定したタイミングに対応するコンテンツ種別毎の表示頻度に対応する。表示制御部230は、取得した情報を図示しない一時メモリに記憶する。
例えば、ステップS2301またはS2302において発生したタイミングが「複写実施時」である場合、このタイミングに対応する表示頻度の比率の設定が、X:Y=1:1である場合、表示制御部230は、X=1およびY=1という数値を取得する。また、発生したタイミングが「起動時」である場合、このタイミングに対応する表示頻度の比率の設定が、X:Y=5:1である場合、表示制御部230は、X=5およびY=1という数値を取得する。
<<ステップS2307>>
表示制御部230は、取得した、発生したタイミングに対応するコンテンツ種別毎の表示頻度、ならびにコンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツIDから、コンテンツの表示順序を決定する。具体的には、表示制御部230は、第1の実施の形態で上述した方法で、発生したタイミング毎に表示順序テーブル2301を作成して記憶する。
<<ステップS2316>>
表示制御部230は、フラッシュメモリ24に対して、発生したタイミングに対応する表示順序(図8に示す表示順序テーブル2301)、および表示履歴(例えば、前回表示されたコンテンツに対応する表示順序番号)の送付を要求する。
その他の処理は、図7に示す処理と同様である。
以上のように、本実施の形態に係る情報表示システムにおいては、コンテンツを表示させるタイミングの種類毎、かつ、コンテンツの種別毎に表示頻度の設定を可能としている。これによって、さらに細やかなコンテンツの表示頻度のコントロールが可能となる。例えば、早朝に行われることが多いMFP1の起動時には、社内コンテンツを優先的に社員に対して提示する等の柔軟な設定が可能となる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態に係る情報表示システムについて、第1の実施の形態に係る情報表示システム500の構成および動作と相違する点を中心に説明する。第1の実施の形態においては、コンテンツの種別に応じた表示頻度の設定を情報表示装置(MFP1)側で行っていたが、本実施の形態においては、コンテンツ管理サーバ側で行うものである。なお、本実施の形態のMFP1のハードウェア構成およびソフトウェア構成、ならびに、操作部20のブロック構成については、第1の実施の形態に係る情報表示システム500と同様である。
<情報表示システムの全体構成>
図11は、第4の実施の形態に係る情報表示システムの構成の例を示す図である。図11を参照しながら、情報表示システム500aの全体構成について説明する。
図11に示すように、情報表示システム500aは、MFP1と、社外サーバ30と、社内サーバ31と、PC60(情報処理装置、第1設定手段)とを備えている。MFP1およびPC60と、社内サーバ31とは、社内LAN等のネットワークを介して接続されている。社外サーバ30と社内サーバ31とは、インターネット等のネットワークを介して接続されている。
図11に示すように、アプリ層201は、コピーUIアプリ201aと、ファクシミリUIアプリ201bと、省エネ復帰UIアプリ201cと、サイネージクライアントアプリ201dと、を有する。このうち、コピーUIアプリ201a、ファクシミリUIアプリ201bおよび省エネ復帰UIアプリ201cの機能は、第1の実施の形態と同様である。
サイネージクライアントアプリ201dは、社内サーバ31からコンテンツを取得(ダウンロード)し、MFP1の状態に応じてコンテンツを選択して表示する。また、サイネージクライアントアプリ201dは、社外サーバ30のコンテンツは、社外サーバ30から取得するのではなく、社内サーバ31を介して取得する。
また、本実施の形態の操作部20の設定部220(図5参照)は、表示設定部2203を有さず、代わりに、PC60が、表示設定部2203の機能を有する。
<社内サーバの動作>
社内サーバ31は、社外サーバ30からM個の社外コンテンツを取得して記憶し、各コンテンツにコンテンツIDとしてA1、A2、・・・、AMを付与する。また、社内サーバ31は、自身が記憶するN個の各社内コンテンツにコンテンツIDとしてB1、B2、・・・、BNを付与する。
管理者は、PC60において、図6に示した表示頻度設定操作部2703における設定と同様のコンテンツの種別に応じた表示頻度の設定を行うものとする。この場合において、管理者によるコンテンツの種別に応じた表示頻度の設定動作は、PC60が有する表示設定部2203の機能によって実現される。
管理者によって、PC60においてコンテンツの種別に応じた表示頻度の設定が行われると、PC60は、社内サーバ31に、コンテンツ種別毎の表示頻度を送付する。社内サーバ31は、PC60から取得したコンテンツ種別毎の表示頻度、ならびに、コンテンツ種別毎のコンテンツ数(M、N)およびコンテンツID(A1、A2、・・・、AM、およびB1、B2、・・・、BN)から、コンテンツの表示順序を決定する。具体的には、社内サーバ31は、図7のステップS2307と同様の方法で、図8に示す表示順序テーブル2301を作成して記憶する。社内サーバ31は、表示順序テーブル2301を作成すると、コンテンツ種別毎の表示頻度、コンテンツ種別毎のコンテンツ数(M、N)およびコンテンツID(A1、A2、・・・、AM、およびB1、B2、・・・、BN)、ならびに表示順序テーブル2301を、MFP1に送信する。MFP1は、社内サーバ31から受信したこれらの情報をフラッシュメモリ24に記憶させる。
<情報表示システムの情報表示動作>
図12は、第4の実施の形態に係る情報表示システムの情報表示動作の例を示すシーケンス図である。本実施の形態においては、上述のように、社内サーバ31によって事前に表示順序テーブル2301が作成され、MFP1は、コンテンツ種別毎の表示頻度、コンテンツ種別毎のコンテンツ数およびコンテンツID、ならびに表示順序テーブル2301を取得し、フラッシュメモリ24に記憶させている。したがって、図7における初回のコンテンツ表示の時に実行されていた、ステップS2303〜S2308の処理が不要となる。したがって、本実施の形態の情報表示システム500aによる情報表示動作は、第1の実施の形態とは異なり、初回のコンテンツ表示においても、2回目以降のコンテンツ表示においても、図7に示すステップS2314以降の処理のみでよい。すなわち、図12に示すステップS2341〜S2350の処理は、それぞれ図7に示すステップS2314〜S2323の処理と同様である。
以上のように、第1の実施の形態においては、コンテンツの種別に応じた表示頻度の設定を情報表示装置(MFP1)側で行っていたが、本実施の形態においては、コンテンツ管理サーバ側で行うものとしている。これによって、MFP1のユーザが表示頻度の設定操作に不慣れな場合に、リモート(例えば、ヘルプデスク)から表示頻度の設定が可能となり、利便性が向上する。
なお、上述においては、コンテンツ管理サーバ側でコンテンツの種別に応じた表示頻度の設定のみを行うものとしていたが、これに限定されるものではなく、コンテンツの取得タイミングを設定、およびコンテンツを取得するサーバを設定についても、コンテンツ管理サーバ側で行うものとしてもよい。
1 MFP
10 本体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 通信I/F
16 接続I/F
17 エンジン部
18 システムバス
20 操作部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 フラッシュメモリ
25 通信I/F
26 接続I/F
27 操作パネル
28 システムバス
30 社外サーバ
31 社内サーバ
40 ネットワーク
50 通信路
60 PC
101 アプリ層
102 サービス層
103 OS層
201 アプリ層
201a コピーUIアプリ
201b ファクシミリUIアプリ
201c 省エネ復帰UIアプリ
201d サイネージクライアントアプリ
202 サービス層
203 OS層
210 コンテンツ取得部
220 設定部
230 表示制御部
270、270a、270b 設定画面
500、500a 情報表示システム
2201 タイミング設定部
2202 サーバ指定部
2203 表示設定部
2301 表示順序テーブル
2701 タイミング設定操作部
2701a タイミング種類設定操作部
2701b 時刻設定操作部
2701c 設定実行ボタン
2702 サーバ指定設定操作部
2702a IPアドレス設定操作部
2702b 登録削除選択操作部
2702c サーバ指定設定操作部
2702d 設定実行ボタン
2703 表示頻度設定操作部
2703a 回数設定操作部
2703b 設定実行ボタン
2704 表示時間上限設定操作部
2704a 時間設定操作部
2704b 設定実行ボタン
2705 表示頻度設定操作部
2705a 回数設定操作部
2705b タイミング選択操作部
2705c 設定実行ボタン
特開2013−62662号公報

Claims (10)

  1. コンテンツを記憶しているコンテンツ管理サーバと、1以上の情報表示装置とを備えた情報表示システムであって、
    前記コンテンツ管理サーバから配信された前記コンテンツを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記コンテンツを表示する表示手段と、
    前記コンテンツの種別毎の表示頻度の比率を設定する第1設定手段と、
    前記第1設定手段によって設定された前記コンテンツの種別毎の前記表示頻度の比率に基づいて、前記表示手段に前記コンテンツを表示させる制御手段と、
    を備えた情報表示システム。
  2. 前記第1設定手段は、前記表示頻度の比率として表示回数の比率を設定する請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記表示手段に表示させる1つの前記コンテンツの表示時間の上限時間を設定する第2設定手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記表示手段が表示している前記コンテンツの表示時間が前記上限時間に達した場合、該コンテンツの表示を停止させる請求項1または2に記載の情報表示システム。
  4. 前記第1設定手段は、所定のタイミングごとに、前記コンテンツの種別毎の前記表示頻度の比率を設定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  5. 前記コンテンツの種別は、いずれの前記コンテンツ管理サーバから配信されたかにより定められる請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  6. 前記コンテンツの種別は、該コンテンツの内容により定められる請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  7. 前記表示手段に最後に表示された前記コンテンツの表示履歴を記憶する記憶手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記表示頻度の比率および前記表示履歴に基づいて、前記表示手段に表示させる前記コンテンツを決定する請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  8. 前記第1設定手段を備え、前記コンテンツ管理サーバに接続された情報処理装置と、
    をさらに備えた請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報表示システム。
  9. コンテンツ管理サーバから配信されたコンテンツを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記コンテンツを表示する表示手段と、
    前記コンテンツの種別毎の表示頻度の比率を設定する第1設定手段と、
    前記第1設定手段によって設定された前記コンテンツの種別毎の前記表示頻度の比率に基づいて、前記表示手段に前記コンテンツを表示させる制御手段と、
    を備えた情報表示装置。
  10. コンテンツ管理サーバから配信されたコンテンツを取得するステップと、
    前記コンテンツの種別毎の表示頻度の比率を設定するステップと、
    設定した前記コンテンツの種別毎の前記表示頻度の比率に基づいて、前記コンテンツを表示させるステップと、
    を有する情報表示方法。
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