JP2016110644A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】国や地域ごとの機能制限に従ってアプリケーションを提供する。【解決手段】本発明の情報処理システムは、1以上の機器と、情報処理装置と、を備える。情報処理装置は、取得部と特定部と第1の送信部とを備える。取得部は、機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを機器から取得する。特定部は、仕向け情報ごとに、機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、表示リクエストに含まれる仕向け情報に対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する。第1の送信部は、表示リクエストに対する応答として、特定部により特定されたアプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を機器へ送信する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、携帯電話や情報携帯端末を代表とする様々な通信機器の普及により、通信機器上で利用可能なアプリケーションの開発が盛んになってきている。例えば特許文献1には、サーバでアプリケーションを紹介し、紹介されているアプリケーションを通信機器(コンピュータデバイス)側で選択することで、その選択したアプリケーションをダウンロードする技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、コンピュータデバイスが使用される国または地域(仕向け地)を考慮して、選択されたアプリケーションがコンピュータデバイスで利用可能であるか否かを判断していない。このため、コンピュータデバイスの仕向け地によっては、アプリケーションをダウンロードし、インストールした後に、国や地域ごとの機能制限により使用できないことが発覚するといった不具合を引き起こすおそれがある。そのため、国や地域ごとの機能制限に従ってアプリケーションを提供することができないという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上の機器と、該機器とネットワークを介して接続可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得部と、前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定部と、前記取得部により取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定部により特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信部と、を備え、前記機器は、前記表示リクエストを前記情報処理装置へ送信する第2の送信部と、前記表示リクエストに対する応答として前記情報処理装置から前記アプリケーション一覧画面を受信する受信部と、受信部により受信された前記アプリケーション一覧画面を表示する制御を行う表示制御部と、を備える情報処理システムである。
本発明によれば、国や地域ごとの機能制限に従ってアプリケーションを提供することができる。
図1は、情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図4は、MFPの機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、操作画面の一例を示す図である。 図6は、サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図7は、サーバの機能構成の一例を示す図である。 図8は、アプリケーション対応情報の一例を示す図である。 図9は、アプリケーション一覧画面の一例を示す図である。 図10は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図11は、変形例のサーバの機能構成の一例を示す図である。 図12は、第1の対応情報の一例を示す図である。 図13は、第2の対応情報の一例を示す図である。 図14は、変形例のMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図15は、変形例のMFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る機器の一例として、画像形成装置の一態様である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、ファクス機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態の情報処理システム100の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、MFP1と、サーバ4とを備え、これらはネットワーク8を介して相互に接続される。
サーバ4は、「情報処理装置」の一例であり、MFP1が利用可能なアプリケーションごとに、該アプリケーションの利用規約やダウンロードをするためのWebページ、言い換えれば、MFP1が利用可能なアプリケーションを提供するためのWebページ(以下の説明では、「アプリケーション一覧画面6」と称する)を、MFP1に対して送信(提供)する機能(第1の送信部)を有する。より具体的な内容については後述する。また、この例では、サーバ4からアプリケーション一覧画面6を取得してMFP1に表示するためのアプリケーション(以下の説明では、「アプリマーケットアプリ3」と称する場合がある)が、予めMFP1にインストールされている。この例では、アプリマーケットアプリ3の機能は、Webブラウザの機能を提供するためのアプリケーション(以下、「ブラウザアプリ2b」と称する場合がある)を利用して実現される。この例では、ブラウザアプリ2bも予めMFP1にインストールされている。MFP1の具体的な内容については後述する。
なお、説明の便宜上、図1では、情報処理システム100に含まれる機器として1台のMFP1のみを例示しているが、これに限られるものではなく、情報処理システム100に含まれる機器の台数および種類は任意である。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。アプリ層201のアプリには、ブラウザアプリ2bやアプリマーケットアプリ3なども含まれる。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1の機能構成について説明する。図4は、MFP1の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、MFP1は、表示制御部111と、第2の送信部112と、受信部113と、制御部114とを有する。説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
表示制御部111は、各種の画面を操作パネル27(表示部)に表示する制御を行う。本実施形態の表示制御部111は、各種の操作を行うための操作画面を操作パネル27に表示する制御を行う。図5は、操作画面の一例を示す図であり、操作画面には、アプリマーケットアプリ3を起動するためのアイコン2aが表示されている。また、本実施形態の表示制御部111は、アプリケーション一覧画面6を操作パネル27に表示する制御も行う。
ユーザがアイコン2aをタッチすると、アプリマーケットアプリ3が起動し、アプリマーケットアプリ3(第2の送信部112)は、サーバ4に対して、アプリケーション一覧画面6を要求する。ここでは、第2の送信部112は、MFP1が使用される国または地域(仕向け地)を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面6を要求する情報を示す表示リクエストをサーバ4へ送信する。表示リクエストに含まれる情報の具体的な内容については後述する。
受信部113は、表示リクエストに対する応答としてサーバ4からアプリケーション一覧画面6を受信する。表示制御部111(ブラウザアプリ2b)は、受信部113により受信されたアプリケーション一覧画面6を操作パネル27に表示する制御を行う。制御部114は、アプリケーション一覧画面6に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションをMFP1で利用するための制御(アプリケーションをインストールする制御を含む)を行う。MFP1の具体的な動作例については後述する。
次に、サーバ4の構成を説明する。図6は、サーバ4のハードウェア構成の一例を示す図である。図6に示すように、サーバ4は、CPU411と、ROM412と、RAM413と、通信I/F414と、入力部415と、表示部416とを備える。なお、ここでは、本実施形態に関する最低限の構成を例示しているが、サーバ4のハードウェア構成はこれらの構成に限られるものではない。CPU411は、サーバ4の動作を統括的に制御する。ROM412は、プログラム等の各種のデータを記憶する不揮発性のメモリである。RAM413は、CPU411が実行する各種の処理の作業領域(ワークエリア)として機能する揮発性のメモリである。通信I/F414は、ネットワーク8と通信するためのインタフェースである。入力部415は、ユーザによる操作の入力に用いられるデバイスであり、例えばマウスやキーボードなどで構成される。表示部416は各種の情報を表示するデバイスであり、例えば液晶型ディスプレイ装置などで構成される。
図7は、サーバ4が有する機能の一例を示す図である。図7に示すように、サーバ4は、取得部311と、記憶制御部312と、記憶部313と、特定部314と、第1の送信部315とを有する。説明の便宜上、図7では、本発明に係る機能を主に例示しているが、サーバ4が有する機能は、これらに限られるものではない。
取得部311は、MFP1からの表示リクエストを取得する。上述したように、この例では、表示リクエストは、少なくとも仕向け情報を含んでいるので、取得部311は、表示リクエストを取得することにより、その取得した表示リクエストに含まれる仕向け情報を取得することができる。
記憶制御部312は、記憶部313に対するデータの書き込みまたは読み出しを制御する。記憶部313は、仕向け情報ごとに、MFP1などの機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報を記憶する。図8は、アプリケーション対応情報の一例を示す図である。この例では、アプリケーション対応情報は、機器特定情報と仕向け情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けた情報である。本実施形態では、アプリケーション対応情報は、機器特定情報と、仕向け情報と、当該機器特定情報で特定される機器で表示される言語を示す言語情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能(当該組み合わせに含まれる仕向け情報が示す仕向け地における機能制限による使用制限を受けないことを意味する)なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けた情報である。以下の説明では、機器特定情報と、仕向け情報と、言語情報との組み合わせを「機器情報」と称する。ここでは、表示リクエストは機器情報を含んでいる。図8に示すように、本実施形態におけるアプリケーション対応情報は、機器特定情報と仕向け情報と言語情報との組み合わせごとに(つまり、機器情報ごとに)、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、当該アプリケーションの名称を示すアプリケーション名と、当該アプリケーションの内容を示す内容説明情報と、当該アプリケーションの利用規約に関する情報を示す利用規約情報とを対応付けているが、これに限られるものではない。
図7に戻って説明を続ける。特定部314は、上述のアプリケーション対応情報に基づいて、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる仕向け情報に対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する。本実施形態では、特定部314は、取得部311がMFP1からの表示リクエストを取得(受信)すると、上述のアプリケーション対応情報に基づいて、その取得した表示リクエストに含まれる機器特定情報と仕向け情報との組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する。より具体的には、特定部314は、上述のアプリケーション対応情報に基づいて、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる機器特定情報と仕向け情報と言語情報との組み合わせ(機器情報)に対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する。
例えば図8に示すアプリケーション対応情報が記憶部313に予め記憶されていて、MFP1からの表示リクエストに含まれる機器情報は、「IJKL」を示す機器特定情報と、「JP」を示す仕向け情報と、「JP」を示す言語情報とから構成される場合を想定する。この場合、特定部314は、取得部311により取得されたMFP1からの表示リクエストに含まれる機器情報に対応付けられたアプリケーション識別情報として、「001」を示すアプリケーション識別情報と、「003」を示すアプリケーション識別情報とを特定することができる(図8参照)。
図7の説明を続ける。第1の送信部315は、取得部311により取得された表示リクエストに対する応答として、特定部314により特定されたアプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面6を機器へ送信する。より具体的には、第1の送信部315は、特定部314により特定されたアプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面6を、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる機器特定情報で特定される機器へ送信する。なお、本実施形態では、第1の送信部315は、アプリケーション一覧画面6を生成する際に、特定部314により特定されたアプリケーションとは異なるアプリケーションがアプリケーション一覧画面6に含まれないよう、アプリケーション一覧画面6を生成する。すなわち、アプリケーション一覧画面6に含まれるアプリケーションは、特定部314により特定されたアプリケーションのみとなる。
例えば上述のように、特定部314が、取得部311により取得されたMFP1からの表示リクエストに含まれる機器情報(この例では、「IJKL」を示す機器特定情報と、「JP」を示す仕向け情報と、「JP」を示す言語情報との組み合わせ)に対応付けられたアプリケーション識別情報として、「001」を示すアプリケーション識別情報と、「003」を示すアプリケーション識別情報とを特定した場合を想定する。この場合、第1の送信部315は、図9に示すように、「001」を示すアプリケーション識別情報で識別される「アプリ1」、および、「003」を示すアプリケーション識別情報で識別される「アプリ3」を提供するためのアプリケーション一覧画面6を生成する。この例では、アプリケーション一覧画面6は、アプリケーションごとに、当該アプリケーションの内容を説明する説明情報と、当該アプリケーションを利用することを指示するためのボタン(この例ではアプリケーションをインストールすることを指示するためのボタン5、以下、「インストールボタン5」と称する場合がある)とを含む。
次に、第1の送信部315は、上述の表示リクエストに含まれる機器情報に含まれる機器特定情報(この例では「IJKL」を示す機器特定情報)で特定されるMFP1に対して、生成したアプリケーション一覧画面6を送信する。そして、MFP1(表示制御部111)は、サーバ4から受信したアプリケーション一覧画面6を、操作パネル27に表示する制御を行う。本実施形態では、このアプリケーション一覧画面6に表示されるアプリケーションは、MFP1で利用可能なアプリケーションのみとなるので、ユーザが、アプリケーション一覧画面6に表示される何れのアプリケーションのインストールボタン5を押下しても、その要求が却下されることはない。また、ダウンロードしてインストールした後に、国や地域ごとの機能制限により使用できないことが発覚するといった不具合が発生することもない。したがって、従来に比べて、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、MFP1(制御部114)は、アプリケーション一覧画面6に表示されたアプリケーションのうち、ユーザによって選択されたアプリケーションを、MFP1で利用するための制御を行う。一例として、図9に示すアプリケーション一覧画面6が、MFP1の操作パネル27上に表示されており、ユーザが、「アプリ1」を選択(この例では、図9に示すインストールボタン5を押下)した場合を想定する。この場合、制御部114は、「アプリ1」を含む複数のアプリケーションを保持(管理)するアプリケーションサーバから「アプリ1」をダウンロードして、MFP1にインストールする制御を行う。なお、サーバ4が上述のアプリケーションサーバの機能を兼ねる形態であってもよい。
また、例えばアプリケーション一覧画面6に表示されたアプリケーションが、ネットワークを介して利用するアプリケーションを示すWebアプリであってもよい。例えば上述のようにユーザによって選択された「アプリ1」がWebアプリである場合、制御部114は、アプリケーションサーバから「アプリ1」をダウンロードすることはせずに、アプリケーションサーバとの間でWebアプリである「アプリ1」を利用するための処理(例えばユーザを一意に識別するユーザ情報を登録するための処理など)を実行することもできる。
以上に説明した取得部311、記憶制御部312、特定部314、および、第1の送信部315の各々の機能は、CPU411がROM412等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上述の取得部311、記憶制御部312、特定部314、および、第1の送信部315の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現されてもよい。また、本実施形態の記憶部313は、例えば本体10側のHDD14等によって実現されてもよいし、操作部20側のフラッシュメモリ24等によって実現されてもよい。
また、例えば上述したサーバ4の各部の機能が、複数のサーバに分散されて搭載される形態であってもよい。要するに、本発明が適用される情報処理システム100は、上述の取得部311の機能と、上述の特定部314の機能と、上述の第1の送信部315の機能とを少なくとも備える形態であればよい。
図10は、本実施形態の情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。まずユーザが、操作画面上のアイコン2a(図5参照)をタッチすると(ステップS1)、操作部20のOSは、アプリマーケットアプリ3を起動する(ステップS2)。次に、起動したアプリマーケットアプリ3は、操作部20のOSに対して、上述の機器情報を要求し(ステップS3)、その応答として、操作部20のOSから機器情報を受け取る(ステップS4)。次に、アプリマーケットアプリ3は、操作部20のOSに対して、MFP1に予めインストールされているブラウザアプリ2bの起動を依頼する(ステップS5)。この依頼には、機器情報と、サーバ4のURLとが付加されており、この依頼を受けた操作部20のOSは、ブラウザアプリ2bを起動する。そして、ブラウザアプリ2bに対して、機器情報とサーバ4のURLを渡し、サーバ4に対して上述の表示リクエストを送信することを指示する(ステップS6)。
起動したブラウザアプリ2bは、サーバ4のURLにアクセスし、上述の表示リクエストを送信する(ステップS7)。MFP1からの表示リクエストを受信したサーバ4は、表示リクエストに含まれる機器情報を特定する。そして、記憶部313に記憶されたアプリケーション対応情報を参照して、当該機器情報に対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する(ステップS8)。そして、サーバ4は、ステップS8で特定したアプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面6を生成する(ステップS9)。次に、サーバ4は、上述のステップS7の表示リクエストに対する応答として、生成したアプリケーション一覧画面6を返信する(ステップS10)。表示リクエストの要求元のMFP1のブラウザアプリ2bは、表示リクエストに対する応答としてサーバ4から受信したアプリケーション一覧画面6を、操作パネル27に表示する制御を行う(ステップS11)。
以上に説明したように、本実施形態によれば、サーバ4からMFP1に提供される上述のアプリケーション一覧画面6に表示されるアプリケーションは、当該MFP1が使用される仕向け地における機能制限による使用制限を受けないアプリケーションのみとなるので、ユーザが、アプリケーション一覧画面6に表示される何れのアプリケーションのインストールボタン5を押下しても、その要求が却下されることはない上、ダウンロードしてインストールした後に、MFP1が使用される仕向け地における機能制限により使用できないことが発覚するといった不具合が発生することもない。すなわち、MFP1が使用される仕向け地における機能制限に従ってアプリケーションを提供することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
(実施形態の変形例1)
例えば図11に示すように、アプリケーション対応情報は、1以上の機器が属するグループを識別するグループ識別情報ごとに、当該グループ識別情報で識別されるグループに属する機器を特定する機器特定情報を対応付けた第1の対応情報と、グループ識別情報と仕向け情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けた第2の対応情報と、から構成されてもよい。
図12は、第1の対応情報の一例を示す図である。図12の例では、第1の対応情報は、1以上の機器(この例ではMFP)が属するグループを識別するグループ識別情報ごとに、当該グループ識別情報で識別されるグループに属する機器を特定する機器特定情報と、当該グループ識別情報で識別されるグループの種別を示す種別情報とを対応付けているが、これに限られるものではない。
図13は、第2の対応情報の一例を示す図である。図13の例では、第2の対応情報は、グループ識別情報と仕向け情報と言語情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、当該アプリケーションの名称を示すアプリケーション名と、当該アプリケーションの内容を示す内容説明情報と、当該アプリケーションの利用規約に関する情報を示す利用規約情報とを対応付けているが、これに限られるものではない。
この例では、特定部314は、第1の対応情報に基づいて、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる機器特定情報に対応付けられたグループ識別情報を特定する。そして、特定部314は、第2の対応情報に基づいて、特定したグループ識別情報と、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる仕向け情報との組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報を特定する。そして、第1の送信部315は、特定部314により特定されたアプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面6を、取得部311により取得された表示リクエストに含まれる機器特定情報で特定される機器へ送信する。
例えば図12に示す第1の対応情報および図13に示す第2の対応情報が記憶部313に予め記憶されていて、MFP1に対応する機器情報は、「IJKL」を示す機器特定情報と、「JP」を示す仕向け情報と、「JP」を示す言語情報とから構成される場合を想定する。この場合、特定部314は、取得部311により取得されたMFP1からの表示リクエストに含まれる機器特定情報(この例では「IJKL」を示す機器特定情報)を特定し、記憶制御部312を介して、記憶部313に記憶された第1の対応情報を取得する。そして、その取得した第1の対応情報を参照して、「IJKL」を示す機器特定情報に対応付けられたグループ識別情報として、「MP low」を示すグループ識別情報と、「MP 03」を示すグループ識別情報を特定する。
そして、特定部314は、記憶制御部312を介して、記憶部313に記憶された第2の対応情報を取得し、その取得した第2の対応情報を参照して、特定した「MP low」を示すグループ識別情報と、MFP1からの表示リクエストに含まれる仕向け情報および言語情報(この例では「JP」を示す仕向け情報、および、「JP」を示す言語情報)との組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報として、「001」を示すアプリケーション識別情報を特定することができる。また、特定部314は、第2の対応情報を参照して、特定した「MP 03」を示すグループ識別情報と、MFP1からの表示リクエストに含まれる仕向け情報および言語情報(この例では「JP」を示す仕向け情報、および、「JP」を示す言語情報)との組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報として、「003」を示すアプリケーション識別情報を特定することができる。なお、この例では、第1の対応情報および第2の対応情報は共通の記憶装置(この例では記憶部313)に記憶されているが、これに限らず、例えば第1の対応情報を記憶する記憶装置と、第2の対応情報を記憶する記憶装置とが別々に設けられる形態であってもよい。
次に、第1の送信部315は、「001」を示すアプリケーション識別情報で識別される「アプリ1」、および、「003」を示すアプリケーション識別情報で識別される「アプリ3」を提供するためのアプリケーション一覧画面6を生成し、上述の表示リクエストに含まれる機器特定情報(この例では「IJKL」を示す機器特定情報)で特定されるMFP1に対して、生成したアプリケーション一覧画面6を送信する。そして、MFP1(表示制御部111)は、サーバ4から受信したアプリケーション一覧画面6を、操作パネル27に表示する制御を行うという具合である。
本変形例では、アプリケーション対応情報を、上述の第1の対応情報と上述の第2の対応情報で構成することにより、各グループに属する機器の管理と、グループと仕向け情報の組み合わせ毎に利用可能なアプリケーションの管理とを分けることができる。ただし、アプリケーション対応情報は以上の例に限られるものではなく、機器特定情報と仕向け情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けた情報であればよく、そのデータ構成は任意に変更可能である。
なお、以上の実施形態で説明したMFP1の各部の機能(表示制御部111、第2の送信部112、受信部113、制御部114)は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記MFP1の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
(実施形態の変形例2)
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーションシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーションシステムで動作する形態であってもよい。つまり、本体10と操作部20とを一体とした構成であってもよい。
図14は、本変形例のMFP1000のハードウェア構成の一例を示す図である。本変形例のMFP1000は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、通信I/F(InterFace)15と、エンジン部17と、操作部20とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
本実施形態の操作部20は、例えばタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置であり、タッチ入力を受付けるタッチパネル機能が搭載されている。本実施形態のMFP1において、HDD14には、記憶部313が設けられていても良い。また、本変形例のMFP1000は、CPU11により、ROM等の不揮発性の記録媒体に格納された各種プログラムを実行することで、上述の実施形態で説明した表示制御部111、第2の送信部112、受信部113、制御部114の機能を実現する。
図15は、本変形例のMFP1000のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。本変形例のMFP1000は、アプリ層1001と、サービス層1002と、OS層1003とを有する。アプリ層1001、サービス層1002及びOS層1003の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
本変形例のアプリ層1001は、操作部20を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアも含む。具体的には、アプリ層1001は、機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアを含む。つまり、本変形例のアプリ層1001には、上述したブラウザアプリ2bやアプリマーケットアプリ3なども含まれる。
本変形例のMFP1000は、以上の構成を有することで、上述の実施形態のように本体10と操作部20とが独立して設けられていなくても、上述の実施形態と同様の機能を実現することができる。
また、上述した実施形態の情報処理システム100(MFP1、サーバ4)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
3 アプリマーケットアプリ
4 サーバ
6 アプリケーション一覧画面
8 ネットワーク
10 本体
20 操作部
100 情報処理システム
111 表示制御部
112 第2の送信部
113 受信部
114 制御部
311 取得部
312 記憶制御部
313 記憶部
314 特定部
315 第1の送信部
特開2010−182309号公報

Claims (9)

  1. 1以上の機器と、該機器とネットワークを介して接続可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得部と、
    前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定部と、
    前記取得部により取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定部により特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信部と、を備え、
    前記機器は、
    前記表示リクエストを前記情報処理装置へ送信する第2の送信部と、
    前記表示リクエストに対する応答として前記情報処理装置から前記アプリケーション一覧画面を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記アプリケーション一覧画面を表示する制御を行う表示制御部と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記表示リクエストは、前記機器を一意に特定する機器特定情報をさらに含み、
    前記アプリケーション対応情報は、前記機器特定情報と前記仕向け情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別する前記アプリケーション識別情報を対応付けた情報である、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記特定部は、前記アプリケーション対応情報に基づいて、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報と前記機器特定情報との組み合わせに対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定し、
    前記第1の送信部は、前記特定部により特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記機器特定情報で特定される前記機器へ送信する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記表示リクエストは、前記機器を一意に特定する機器特定情報をさらに含み、
    前記アプリケーション対応情報は、
    1以上の前記機器が属するグループを識別するグループ識別情報ごとに、当該グループ識別情報で識別されるグループに属する前記機器を特定する前記機器特定情報を対応付けた第1の対応情報と、
    前記グループ識別情報と前記仕向け情報との組み合わせごとに、当該組み合わせで利用可能なアプリケーションを識別する前記アプリケーション識別情報を対応付けた第2の対応情報と、から構成される、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記特定部は、
    前記第1の対応情報に基づいて、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記機器特定情報に対応付けられた前記グループ識別情報を特定し、
    前記第2の対応情報に基づいて、特定した前記グループ識別情報と、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報との組み合わせに対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定し、
    前記第1の送信部は、
    前記特定部により特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記機器特定情報で特定される前記機器へ送信する、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. ネットワークを介して1以上の機器と接続可能な情報処理装置であって、
    前記機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得部と、
    前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得部により取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定部と、
    前記取得部により取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定部により特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信部と、を備える、
    情報処理装置。
  7. 1以上の機器と、該機器とネットワークを介して接続可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムによる情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得ステップと、
    前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定ステップにより特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信ステップと、を含み、
    前記機器は、
    前記表示リクエストを前記情報処理装置へ送信する第2の送信ステップと、
    前記表示リクエストに対する応答として前記情報処理装置から前記アプリケーション一覧画面を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された前記アプリケーション一覧画面を表示する制御を行う表示制御ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  8. ネットワークを介して1以上の機器と接続可能な情報処理装置による情報処理方法であって、
    機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得ステップと、
    前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定ステップにより特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  9. ネットワークを介して1以上の機器と接続可能な情報処理装置に、
    前記機器が使用される国または地域を示す仕向け情報を含み、かつ、アプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を要求する情報を示す表示リクエストを前記機器から取得する取得ステップと、
    前記仕向け情報ごとに、前記機器で利用可能なアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けたアプリケーション対応情報に基づいて、前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに含まれる前記仕向け情報に対応付けられた前記アプリケーション識別情報を特定する特定ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記表示リクエストに対する応答として、前記特定ステップにより特定された前記アプリケーション識別情報により識別されるアプリケーションを提供するためのアプリケーション一覧画面を前記機器へ送信する第1の送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
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