JP2015099051A - 電流測定装置、および、イオン電流測定システム - Google Patents

電流測定装置、および、イオン電流測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015099051A
JP2015099051A JP2013238125A JP2013238125A JP2015099051A JP 2015099051 A JP2015099051 A JP 2015099051A JP 2013238125 A JP2013238125 A JP 2013238125A JP 2013238125 A JP2013238125 A JP 2013238125A JP 2015099051 A JP2015099051 A JP 2015099051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
current
unit
housing
current measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013238125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6275454B2 (ja
Inventor
高橋 直樹
Naoki Takahashi
直樹 高橋
亨 奥野
Toru Okuno
亨 奥野
松本 善和
Yoshikazu Matsumoto
善和 松本
瀬戸 規正
Norimasa Seto
規正 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2013238125A priority Critical patent/JP6275454B2/ja
Publication of JP2015099051A publication Critical patent/JP2015099051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275454B2 publication Critical patent/JP6275454B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】測定結果の精度を高めることの可能な電流測定装置、および、イオン電流測定システムを提供する。【解決手段】入力電流を増幅して出力電圧に変換する負帰還接続された増幅回路13と、前記増幅回路13を収容する筐体11と、前記筐体11に接続して前記筐体11の内部を減圧する減圧部51とを備える。また、前記増幅回路13に接続されて前記出力電圧をデジタル値に変換するA/D変換器21であって、前記筐体11に収容された前記A/D変換器21と、前記A/D変換器21に接続されて前記デジタル値をデータ処理するデータ処理部22であって、前記筐体11に収容された前記データ処理部22をさらに備える。【選択図】図5

Description

本開示の技術は、負帰還回路を有する増幅回路であって入力電流を増幅して出力電圧に変換する増幅回路を備える電流測定装置、および、電流測定装置を備えるイオン電流測定システムに関する。
電流測定装置の有する増幅回路は、通常、増幅器の反転入力端子と、増幅器の出力端子との間に負帰還抵抗器を有する負帰還回路を備えている(例えば、特許文献1参照)。また、1つの増幅回路の中に相互に異なる負帰還抵抗器を有した複数の負帰還回路を備えて、複数の負帰還回路のいずれか1つの選択によって入力電流の測定レンジを切替える電流測定装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−71963号公報 特開2006−250831号公報
ところで、ヘリウムリークディテクターや質量分析計などのイオン電流測定システムは、上述した電流測定装置と検出部とを備えて、検出部の検出したイオン電流の電流値を電流測定装置が測定する。この際に、負帰還回路の有する負帰還抵抗値が大きいほど、増幅回路において入力電流の増幅率は大きく、電流測定装置において入力電流値の測定結果の精度は高い。一方で、負帰還回路に流れる電流にノイズが重畳するとき、負帰還回路の有する負帰還抵抗値が大きいほど、増幅回路の出力する出力電圧において、ノイズに起因した誤差は大きい。特に、ピコアンペアのような微小電流が入力電流であるとき、入力電流の測定結果の精度は、ノイズに起因して著しく低下する。
例えば、増幅回路の位置する大気が、外来の放射線や自然界の放射線を受けて電離するとき、負帰還回路に流れる電流には、大気の電離に伴うパルス状を有したノイズが重畳する。また、増幅回路の位置する雰囲気と負帰還抵抗器との間や、増幅回路の位置する雰囲気と配線との間において摩擦が生じるとき、負帰還抵抗器や配線はこうした摩擦に伴って帯電する。そして、帯電した負帰還抵抗器や帯電した配線において電荷が放出されるときにも、負帰還回路に流れる電流には、パルス状を有したノイズが重畳する。さらに、帯電した負帰還抵抗器や帯電した配線が、外来の放射線によって刺激を受けて、負帰還抵抗器と大気との間や配線と大気との間において電荷が移動するときにも、負帰還回路に流れる電流には、パルス状を有したノイズが重畳する。
本開示の技術は、測定結果の精度を高めることの可能な電流測定装置、および、イオン電流測定システムを提供することを目的とする。
本開示の技術における電流測定装置は、入力電流を増幅して出力電圧に変換し、かつ、負帰還接続された増幅器と、前記増幅器を収容する筐体と、前記筐体に接続して前記筐体の内部を減圧する減圧部とを備える。
本開示の技術における電流測定装置によれば、増幅器の位置する雰囲気が減圧された雰囲気であるため、増幅器の位置する雰囲気において、雰囲気と増幅器との摩擦による増幅器での耐電や雰囲気そのものの電離が抑えられる。そして、増幅器において負帰還される電流にパルス状を有したノイズが重畳することが抑えられるため、電流測定装置において測定結果の精度が高まる。
本開示の技術における他の電流測定装置は、前記増幅器に接続されて前記出力電圧をデジタル値に変換するA/D変換器であって、前記筐体に収容された前記A/D変換器をさらに備えることが好ましい。
本開示の技術における他の電流測定装置によれば、A/D変換器に入力されるアナログ電圧、および、A/D変換器の出力するデジタル値にノイズが重畳することも抑えられる。
本開示の技術における他の電流測定装置は、前記A/D変換器に接続されて前記デジタル値をデータ処理するデータ処理部であって、前記筐体に収容された前記データ処理部をさらに備えることが好ましい。
本開示の技術における他の電流測定装置によれば、データ処理部に入力されるデジタル値、および、データ処理部の出力するデジタル値にノイズが重畳することも抑えられる。
本開示の技術における他の電流測定装置は、前記増幅器に接続されて前記増幅器に駆動電圧を供給する電圧供給部であって、前記筐体に収容された前記電圧供給部をさらに備えることが好ましい。
本開示の技術における他の電流測定装置によれば、増幅器に供給される駆動電圧にノイズが重畳することも抑えられる。
本開示の技術における他の電流測定装置は、前記筐体の内部の圧力を測定する圧力測定部と、前記圧力測定部の測定結果に基づいて前記減圧部の駆動を制御する制御部とをさらに備え、前記制御部は、前記圧力測定部の測定結果が0.3atm以下になるように前記減圧部の駆動を制御することが好ましい。
本開示の技術における他の電流測定装置によれば、増幅器の位置する雰囲気の圧力が0.3atm以下に調整されるため、測定結果の精度がより確実に高まる。
本開示の技術における他の電流測定装置は、前記増幅器の反転入力端子と、増幅器の出力端子との間に接続する負帰還抵抗器をさらに備え、前記負帰還抵抗器の有する抵抗値が、10Ω以上であることが好ましい。
負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上であるとき、測定対象となる入力電流の電流値は、例えばピコアンペアのように微小である。そして、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω未満である構成と、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上である構成とにおいて、パルス状を有したノイズの大きさは同じ程度であるから、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上である構成では、入力電流値の測定結果の精度が、ノイズに起因して著しく低下する。この点で、本開示の技術における他の電流測定装置によれば、ノイズそのものの発生が抑えられるため、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上であることによって、測定結果の精度が高まることの効果が著しくなる。
本開示の技術におけるイオン電流測定システムは、イオン電流を検出する検出部と、前記検出部から入力される入力電流を出力電圧に変換する電流測定装置とを備え、前記電流測定装置が、上記電流測定装置のいずれか1つを備える。
本開示の技術におけるイオン電流測定システムによれば、増幅器の位置する雰囲気が減圧された雰囲気であるため、増幅器の位置する雰囲気において、雰囲気と増幅器との摩擦や雰囲気の電離が抑えられる。そして、増幅器において負帰還される電流にパルス状を有したノイズが重畳することが抑えられるため、イオン電流の測定結果の精度が高まる。
図1は、本開示の電流測定装置を具体化した一実施形態の電流測定装置を測定対象と共に示すブロック図である。 図2は、一実施形態において筐体の内部の圧力が0.1atmであるときに増幅器が出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフである。 図3は、一実施形態において筐体の内部の圧力が0.001atmであるときに増幅器が出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフである。 図4は、一実施形態において筐体の内部の圧力が1atmであるときに増幅器が出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフである。 図5は、第1変形例の電流測定装置を測定対象と共に示すブロック図である。 図6は、第2変形例の電流測定装置を測定対象と共に示すブロック図である。 図7は、第3変形例の電流測定装置を測定対象と共に示すブロック図である。 図8は、第4変形例の電流測定装置を測定対象と共に示すブロック図である。
図1から図4を参照して、本開示の技術における電流測定装置をイオン電流測定システムの備える電流測定装置に具体化した一実施形態、および、本開示の技術におけるイオン電流測定システムを具体化した一実施形態のイオン電流測定システムを説明する。
[電流測定装置、および、イオン電流測定システムの構成]
図1が示すように、イオン電流測定システムは、例えば、ヘリウムリークディテクターや質量分析計などのイオン電流測定システムであって、電流測定装置10、データ処理装置20、電源変換装置30、電流検出部40、システム制御部50、減圧部51、および、圧力測定部52を備えている。
電流測定装置10は、電流測定装置10に入力された入力電流を増幅して出力電圧に変換して、その変換後の出力電圧をデータ処理装置20に出力する。データ処理装置20は、電流測定装置10の出力電圧であるアナログ電圧をデジタル値に変換して、その変換後のデジタル値を表示装置などの外部の出力装置によって処理される形式で出力する。
電源変換装置30は、イオン電流測定システムの設置される施設などから供給される1次電源電圧である交流電圧を、電流測定装置10やデータ処理装置20を駆動するための2次電源電圧である直流電圧に変換する。
電流検出部40は、例えば、気体をイオン化させて真空度を測定する真空計や、特定の気体をイオン化させて特定の気体の分圧を測定する分圧計であって、イオン化した気体の流れであるイオン電流を検出し、その検出結果を微小な電流として出力する。
システム制御部50は、制御部の一例であって、データ処理装置20の駆動や減圧部51の駆動を制御する。減圧部51は、システム制御部50から受ける制御信号に従って駆動して、電流測定装置10の備える筐体11の内部を減圧する。圧力測定部52は、筐体11の内部の圧力を測定して、圧力の測定結果をシステム制御部50に出力する。システム制御部50は、データ処理装置20を駆動して電流測定装置10にイオン電流の測定を開始させ、また、圧力測定部52の測定結果が0.3atm以下になるように減圧部51の駆動を制御する。
[電流測定装置10]
次に、電流測定装置10の詳細な構成を説明する。
電流測定装置10は、減圧部51によって減圧される内部の空間を有する筐体11を備え、筐体11は、電圧供給部12、および、増幅回路13を筐体11の内部に収容している。筐体11は、筐体11の内部と筐体11の外部とを電気的接続する6つの端子、すなわち、電源入力端子T1、電流入力端子T2、電圧出力端子T3、第1制御端子T4、第2制御端子T5、および、第3制御端子T6を備えている。筐体11の内部の真空度が保たれるように、6つの端子T1〜T6の各々は、筐体11の内部と筐体11の外部との間において気体が流れることを抑えるシール性を有することが好ましい。
電圧供給部12は、電源入力端子T1を通じて電源変換装置30に電気的接続している。電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧を増幅回路13が駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるアナログ電源電圧VAを増幅回路13の駆動電圧として増幅回路13に供給する。
増幅回路13は、1つの増幅器13A、互いに異なる3つの負帰還抵抗器R1〜R3、および、3つの開閉器SW1〜SW3を備えている。
増幅器13Aは、例えば、入力素子として電界効果トランジスタや接合型トランジスタを備えて、電流検出部40から入力される入力電流によって入力素子の動作を制御する。増幅器13Aは、電圧供給部12から供給されるアナログ電源電圧VAを用いて、入力電流よりも大きなエネルギーである出力電圧に入力電流を変換する。
増幅器13Aの反転入力端子は、電流入力端子T2を通じて電流検出部40に電気的接続し、増幅器13Aの非反転入力端子は、接地電位に電気的接続している。増幅器13Aの出力端子は、電圧出力端子T3を通じてデータ処理装置20に電気的接続している。増幅器13Aは、電流検出部40から反転入力端子に入力される入力電流をアナログ電圧である出力電圧に変換して、その変換後の出力電圧をデータ処理装置20に出力する。
増幅器13Aにおいて、入力素子のベース電流、あるいは、入力素子のゲート漏れ電流は、増幅器13Aのバイアス電流である。増幅器13Aにおいて、バイアス電流は小さいことが好ましく、増幅回路13は、例えば、増幅器13Aの反転入力端子と電流入力端子T2との間からバイアス電流を吸い込むバイアス電流補償回路を備えていてもよい。
第1負帰還回路は、第1負帰還抵抗器R1と第1開閉器SW1とから構成される直列回路であって、増幅器13Aの反転入力端子と、増幅器13Aの出力端子とに接続している。第2負帰還回路は、第2負帰還抵抗器R2と第2開閉器SW2とから構成される直列回路であって、増幅器13Aの反転入力端子と、増幅器13Aの出力端子とに接続している。第3負帰還回路は、第3負帰還抵抗器R3と第3開閉器SW3とから構成される直列回路であって、増幅器13Aの反転入力端子と、増幅器13Aの出力端子とに接続している。これら3つの負帰還回路は、増幅器13Aの反転入力端子と、増幅器13Aの出力端子とに互いに並列に接続している。
第1開閉器SW1は、第1制御端子T4を通じてデータ処理装置20に接続し、第1制御端子T4を通じて入力される開信号に従って開き、第1制御端子T4を通じて入力される閉信号に従って閉じる。第2開閉器SW2は、第2制御端子T5を通じてデータ処理装置20に接続し、第2制御端子T5を通じて入力される開信号に従って開き、第2制御端子T5を通じて入力される閉信号に従って閉じる。第3開閉器SW3は、第3制御端子T6を通じてデータ処理装置20に接続し、第3制御端子T6を通じて入力される開信号に従って開き、第3制御端子T6を通じて入力される閉信号に従って閉じる。データ処理装置20は、3つの開閉器SW1〜SW3のいずれか1つが閉じるように、増幅回路13の状態を切替える。
そして、3つの負帰還抵抗器R1〜R3の中で第1負帰還抵抗器R1の抵抗値が最も高いとき、第1開閉器SW1が閉じた状態では、増幅回路13による入力電流の変換率が最も高く、電流測定装置10による入力電流の測定レンジは最も低い。また、3つの負帰還抵抗器R1〜R3の中で第3負帰還抵抗器R3の抵抗値が最も低いとき、第3開閉器SW3が閉じた状態では、増幅回路13による入力電流の変換率が最も低く、電流測定装置10による入力電流の測定レンジは最も高い。このように負帰還回路が選択されることによって、入力電流の測定レンジが切替る。
なお、3つの負帰還抵抗器R1〜R3の中で抵抗値が最も高い負帰還抵抗器は、10Ω以上の抵抗値を有することが好ましい。負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上であれば、例えば、ピコアンペアのように微小な入力電流も、電流測定装置10の測定対象である。
[データ処理装置20]
次に、データ処理装置20の構成を詳細に説明する。
データ処理装置20は、A/D変換器21、データ処理部22、および、インターフェース部23を備えている。
A/D変換器21は、電圧出力端子T3を通じて増幅回路13の出力端子に電気的接続している。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をA/D変換器21が駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VDをA/D変換器21の駆動電圧としてA/D変換器21に供給する。A/D変換器21は、電圧供給部12から供給されるロジック電源電圧VDを用いて、増幅回路13から出力されたアナログ電圧である出力電圧をデジタル値に変換して、その変換後のデジタル値をデータ処理部22に出力する。
データ処理部22は、例えば、CPUなどの演算処理部から構成され、A/D変換器21から出力されたデジタル値を用いて演算処理を行う。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をデータ処理部22が駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VDをデータ処理部22の駆動電圧としてデータ処理部22に供給する。データ処理部22は、A/D変換器21から入力したデジタル値を、外部の出力装置によって出力処理される形式に変換して、その変換後のデジタル値をイオン電流データとしてインターフェース部23に出力する。例えば、外部の出力装置が表示装置であるとき、データ処理部22は、A/D変換器21から入力したデジタル値を、表示装置によって表示される表示データに変換して、その表示データをイオン電流データとしてインターフェース部23に出力する。
データ処理部22は、例えば、3つの測定レンジのいずれか1つを示す選択レンジをインターフェース部23から入力して、電流測定装置10の測定レンジを選択レンジに合わせるためのスイッチングデータを生成し、このスイッチングデータをインターフェース部23に出力する。例えば、最も低い測定レンジが選択レンジであるとき、データ処理部22は、第1開閉器SW1を閉じ、かつ、第2開閉器SW2と第3開閉器SW3とを開けるためのスイッチングデータを生成して、このスイッチングデータをインターフェース部23に出力する。
インターフェース部23は、外部インターフェースとしての機能を有し、データ処理部22から入力されたイオン電流データを外部の出力装置が入力できる形式で、外部出力端子T7を通じて外部の出力装置に出力する。例えば、外部の出力装置が表示装置であるとき、インターフェース部23は、データ処理部22から入力された表示データを表示装置に入力できる電圧レベルに変換して、その変換後の表示データを、外部出力端子T7を通じて表示装置に出力する。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をインターフェース部23が駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VD、および、アナログ電源電圧VAをインターフェース部23の駆動電圧としてインターフェース部23に供給する。
インターフェース部23は、3つの測定レンジのいずれか1つを示す選択レンジに関する選択データを外部の入力装置から外部入力端子T8を通じて入力される。インターフェース部23は、データ処理部22によって処理される形式に選択データを変換して、その変換後の選択データをデータ処理部22に出力する。
インターフェース部23は、内部インターフェースとしての機能を有し、測定レンジを選択レンジに合わせるためのスイッチングデータをデータ処理部22から入力される。インターフェース部23は、各開閉器SW1〜SW3を駆動する形式にスイッチングデータを変換して開信号、および、閉信号を生成し、選択レンジに対応する制御端子を通じて閉信号を出力する一方で、選択レンジ以外のレンジに対応する制御端子を通じて開信号を出力する。
[減圧部51、および、圧力測定部52]
減圧部51は、ポートP1を通じて筐体11の内部に連通している。減圧部51は、筐体11の内部を減圧するための制御信号をシステム制御部50から受けて、システム制御部50によって駆動される。また、減圧部51は、筐体11の内部の減圧を停止するための制御信号をシステム制御部50から受けて駆動を停止する。
圧力測定部52は、ポートP2を通じて筐体11の内部に連通している。圧力測定部52は、筐体11の内部の圧力を測定して、その測定結果をシステム制御部50に出力する。システム制御部50は、圧力測定部52の測定結果が0.3atm以下になるように、筐体11の内部を減圧するための制御信号と、筐体11の内部の減圧を停止するための制御信号とを各別に減圧部51に出力する。
[電流測定装置、および、イオン電流測定システムの作用]
次に、電流測定装置、および、イオン電流測定システムの作用を説明する。
図2は、筐体11の内部の圧力が0.1atmであるときに増幅器13Aが出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフであり、図3は、筐体11の内部の圧力が0.001atmであるときに増幅器13Aが出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフである。また、図4は、筐体11の内部の圧力が1atmであるときに増幅器13Aが出力する出力電圧と測定時間との関係を示すグラフである。
減圧部51を駆動するための制御信号をシステム制御部50が減圧部51に出力すると、減圧部51の駆動によって筐体11の内部が減圧される。この際に、電流検出部40の検出するイオン電流は、増幅器13Aによって増幅されて、増幅器13Aからの出力電圧として、電流測定装置10からデータ処理装置20に出力される。
図2が示すように、システム制御部50が減圧部51を駆動して、筐体11の内部の圧力が0.1atmに調整されているとき、増幅器13Aの出力する出力電圧は、測定時間が0秒から3500秒の範囲においてほぼ1.0mVであり、パルス状を有したノイズは、出力電圧に認められなかった。
図3が示すように、筐体11の内部の0.001atm以下であるときも同様に、増幅器13Aの出力する出力電圧は、測定時間が0秒から3500秒の範囲においてほぼ1.0mVであり、パルス状を有したノイズは、出力電圧に認められなかった。
図4が示すように、システム制御部50が減圧部51の駆動を停止して、筐体11の内部の圧力が大気圧であるとき、測定時間が0秒から3500秒の範囲において、パルス状を有したノイズが、増幅器13Aの出力する出力電圧に認められた。
なお、筐体11の内部の圧力が0.3atm以下であるとき、図2、および、図3が示す出力電圧と同じく、増幅器13Aの出力する出力電圧に、パルス状を有したノイズは認められなかった。一方で、筐体11の内部の圧力が0.3atmよりも高いほど、パルス状を有したノイズの出現する頻度が高いことも認められた。
以上、上記実施形態によれば以下に列記する効果が得られる。
(1)増幅器13Aの位置する雰囲気が減圧された雰囲気であるため、増幅器13Aの位置する雰囲気において、雰囲気と増幅器13Aとの摩擦による増幅器13Aでの耐電や雰囲気そのものの電離が抑えられる。そして、増幅器13Aにおいて負帰還される電流にパルス状を有したノイズが重畳することが抑えられるため、電流測定装置10において測定結果の精度が高まる。
(2)増幅器13Aの位置する雰囲気の圧力が0.3atm以下に調整されるため、測定結果の精度がより確実に高まる。
(3)増幅器13Aに供給される駆動電圧にノイズが重畳することも抑えられる。
(4)負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω未満である構成と、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上である構成とにおいて、パルス状を有したノイズの大きさが互いに同じ程度であるとき、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上である構成では、入力電流値の測定結果の精度が著しく低下する。この点で、上記構成であれば、ノイズそのものの発生が抑えられるため、負帰還抵抗器の有する抵抗値が10Ω以上であることによって、測定結果の精度が高まることの効果が著しくなる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
(第1変形例)
図5が示すように、上記実施形態におけるA/D変換器21は、データ処理装置20に限らず、電流測定装置10を構成してもよい。この際に、A/D変換器21は、電流測定装置10の備える筐体11に収容されてもよい。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をA/D変換器21の駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VDをA/D変換器21の駆動電圧としてA/D変換器21に供給する。電流測定装置10を構成するA/D変換器21は、電圧供給部12から供給されるロジック電源電圧VDを用いて、増幅回路13から出力されたアナログ電圧である出力電圧をデジタル値に変換し、電圧出力端子T3を通じて、その変換後のデジタル値をデータ処理部22に出力する。このような構成であれば、上記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、下記(5)に記載する効果が得られる。
(5)A/D変換器21に入力されるアナログ電圧、および、A/D変換器21の出力するデジタル値にノイズが重畳することも抑えられる。
(第2変形例)
図6が示すように、上記第1変形例におけるデータ処理部22、および、インターフェース部23は、データ処理装置20に限らず、電流測定装置10を構成してもよい。この際に、データ処理部22、および、インターフェース部23は、電流測定装置10の備える筐体11に収容されてもよい。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をデータ処理部22の駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VDをデータ処理部22の駆動電圧としてデータ処理部22に供給する。電流測定装置10の備える電圧供給部12は、電源変換装置30から入力される2次電源電圧をインターフェース部23の駆動するレベルの3次電源電圧に変換して、その変換後の電圧であるロジック電源電圧VD、および、アナログ電源電圧VAをインターフェース部23の駆動電圧としてインターフェース部23に供給する。このような構成であれば、上記(1)〜(5)に記載の効果に加えて、下記(6)(7)に記載する効果が得られる。
(6)データ処理部22に入力されるデジタル値、および、データ処理部22の出力するデジタル値にノイズが重畳することも抑えられる。
(7)A/D変換器21とデータ処理部22とを接続するための電圧出力端子T3、および、インターフェース部23と各開閉器SW1〜SW3とを接続するための各制御端子T4〜T6を省略することが可能である。
(第3変形例)
図7が示すように、電流測定装置は、筐体11の内部に希ガスを供給する希ガス供給部53をさらに備えてもよい。希ガス供給部53は、ポートP3を通じて筐体11の内部に連通している。希ガス供給部53は、例えばヘリウムやアルゴンなどの希ガスを筐体11の内部に供給するための制御信号をシステム制御部50から受けて、システム制御部50によって駆動される。システム制御部50は、希ガスの供給された筐体11の内部の圧力が0.3atm以下になるように、筐体11の内部を減圧するための制御信号を減圧部51に出力し、かつ、希ガス供給部53を駆動するための制御信号を希ガス供給部53に出力する。このような構成であれば、上記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、下記(8)に記載する効果が得られる。
(8)増幅器13Aの位置する雰囲気において希ガスの占有する割合が高まるため、こうした雰囲気と増幅器13Aとの摩擦による増幅器13Aでの耐電や雰囲気そのものの電離が抑えられる。そして、増幅器13Aにおいて負帰還される電流にパルス状を有したノイズが重畳することが抑えられるため、電流測定装置10において測定結果の精度がさらに高まる。
(第4変形例)
図8が示すように、電流測定装置は、増幅器13Aの温度を例えば室温などの所定の温度に冷却する冷却部54をさらに備えてもよい。冷却部54は、筐体11の全体を冷却する装置であってもよいし、増幅器13Aと接触する部材の冷却を通じて増幅器13Aを冷却する装置であってもよいし、増幅器13Aを直接冷却する装置であってもよい。大気圧よりも低い圧力に設定される筐体11の内部では、筐体11の内部に含まれるガスを通じた増幅器13Aの放熱作用が抑えられる。この際に、上記冷却部54を備える電流測定装置であれば、増幅器13Aの放熱作用の低下が、増幅器13Aの温度の上昇を招く一方で、冷却部54の冷却作用は、増幅器13Aの温度の上昇分を相殺する。このような構成であれば、上記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、下記(9)に記載する効果が得られる。
(9)増幅器13Aの温度が変わることが抑えられるため、増幅器13Aの温度の変化に起因した増幅器13Aの出力電圧の変化も抑えられる。
(他の変形例)
・上記変形例1は、上記変形例3に記載の希ガス供給部53をさらに備え、上記変形例3と同じく、筐体11の内部の雰囲気において希ガスの占有する割合が高まる状態で、筐体11の内部の圧力が0.3atm以下に調整されてもよい。
・上記変形例1は、上記変形例4に記載の冷却部54をさらに備え、上記変形例4と同じく、増幅器13Aが所定の温度に冷却されてもよい。この際に、A/D変換器21は、増幅器13Aと共々、所定に温度に冷却されてもよい。
・上記変形例2は、上記変形例3に記載の希ガス供給部53をさらに備え、上記変形例3と同じく、筐体11の内部の雰囲気において希ガスの占有する割合が高まる状態で、筐体11の内部の圧力が0.3atm以下に調整されてもよい。
・上記変形例2は、上記変形例4に記載の冷却部54をさらに備え、上記変形例4と同じく、増幅器13Aが所定の温度に冷却されてもよい。この際に、データ処理部22は、増幅器13Aと共々、所定の温度に冷却されてもよい。
・上記変形例3は、上記変形例4に記載の冷却部54をさらに備え、希ガス雰囲気の減圧下において増幅器13Aを所定の温度に冷却してもよい。
・電源変換装置30は、電圧供給部12と同じく筐体11の内部に位置してもよいし、電圧供給部12は、電源変換装置30と同じく筐体11の外部に位置してもよい。
・増幅回路13は、1つの負帰還回路、あるいは、2つの負帰還回路を有する構成であってもよいし、4つ以上の負帰還回路を有する構成であってもよい。この際に、1つの負帰還回路を有する構成において、負帰還回路から開閉器が割愛されてもよい。また、複数の負帰還回路を有する構成において、1つの負帰還回路から開閉器が割愛されてもよい。
・電流測定装置は、イオン電流測定システムの備える電流測定装置に限らず、例えば測定対象となるコンデンサの絶縁抵抗値をそのコンデンサに流れる電流値から演算する絶縁抵抗測定システムの備える電流測定装置であってもよい。
T1…電源入力端子、T2…電流入力端子、T3…電圧出力端子、T4…第1制御端子、T5…第2制御端子、T6…第3制御端子、T7…外部出力端子、T8…外部入力端子、10…電流測定装置、11…筐体、12…電圧供給部、13…増幅回路、13A…増幅器、20…データ処理装置、21…A/D変換器、22…データ処理部、23…インターフェース部、30…電源変換装置、40…検出部、51…減圧部、52…圧力測定部、53…希ガス供給部、54…温度調節部、50…システム制御部。

Claims (7)

  1. 入力電流を増幅して出力電圧に変換し、かつ、負帰還接続された増幅器と、
    前記増幅器を収容する筐体と、
    前記筐体に接続して前記筐体の内部を減圧する減圧部と、
    を備える電流測定装置。
  2. 前記増幅器に接続されて前記出力電圧をデジタル値に変換するA/D変換器であって、前記筐体に収容された前記A/D変換器をさらに備える
    請求項1に記載の電流測定装置。
  3. 前記A/D変換器に接続されて前記デジタル値をデータ処理するデータ処理部であって、前記筐体に収容された前記データ処理部をさらに備える
    請求項2に記載の電流測定装置。
  4. 前記増幅器に接続されて前記増幅器に駆動電圧を供給する電圧供給部であって、前記筐体に収容された前記電圧供給部をさらに備える
    請求項1から3のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  5. 前記筐体の内部の圧力を測定する圧力測定部と、
    前記圧力測定部の測定結果に基づいて前記減圧部の駆動を制御する制御部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記圧力測定部の測定結果が0.3atm以下になるように前記減圧部の駆動を制御する
    請求項1から4のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  6. 前記増幅器の反転入力端子と、増幅器の出力端子との間に接続する負帰還抵抗器をさらに備え、
    前記負帰還抵抗器の有する抵抗値が、10Ω以上である
    請求項1から5のいずれか1つに記載の電流測定装置。
  7. イオン電流を検出する検出部と、
    前記検出部から入力される入力電流を出力電圧に変換する電流測定装置と、
    を備え、
    前記電流測定装置が、請求項1から6のいずれか1つに記載の電流測定装置である
    イオン電流測定システム。
JP2013238125A 2013-11-18 2013-11-18 電流測定装置、および、イオン電流測定システム Active JP6275454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238125A JP6275454B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 電流測定装置、および、イオン電流測定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238125A JP6275454B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 電流測定装置、および、イオン電流測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015099051A true JP2015099051A (ja) 2015-05-28
JP6275454B2 JP6275454B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=53375753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013238125A Active JP6275454B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 電流測定装置、および、イオン電流測定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275454B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596608A (ja) * 1982-07-02 1984-01-13 Nec Corp 低雑音増幅器
JPS62143357A (ja) * 1985-10-12 1987-06-26 ライボルト−ヘレ−ウス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 測定装置の測定信号路を検査する方法および装置
JPH01118337U (ja) * 1988-01-29 1989-08-10
JPH0357966A (ja) * 1989-07-27 1991-03-13 Anelva Corp 微小電流測定回路
JPH05134048A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Nissin Electric Co Ltd ビーム電流測定装置
JPH0736348U (ja) * 1993-12-13 1995-07-04 日新電機株式会社 荷電粒子ビームの電流測定装置
JPH07326317A (ja) * 1994-05-30 1995-12-12 Nec Kansai Ltd イオン注入装置
US20070251293A1 (en) * 2004-12-14 2007-11-01 Arnold Paul C Method and apparatus for storing vacuum gauge calibration parameters and measurement data on a vacuum gauge structure
JP2008107203A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Shimadzu Corp X線検出器
WO2011099238A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 株式会社アルバック トランスデューサ型真空計
JP2011257426A (ja) * 2011-08-22 2011-12-22 Mitsuteru Kimura 加熱励振を利用した熱伝導型気圧センサ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596608A (ja) * 1982-07-02 1984-01-13 Nec Corp 低雑音増幅器
JPS62143357A (ja) * 1985-10-12 1987-06-26 ライボルト−ヘレ−ウス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 測定装置の測定信号路を検査する方法および装置
JPH01118337U (ja) * 1988-01-29 1989-08-10
JPH0357966A (ja) * 1989-07-27 1991-03-13 Anelva Corp 微小電流測定回路
JPH05134048A (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 Nissin Electric Co Ltd ビーム電流測定装置
JPH0736348U (ja) * 1993-12-13 1995-07-04 日新電機株式会社 荷電粒子ビームの電流測定装置
JPH07326317A (ja) * 1994-05-30 1995-12-12 Nec Kansai Ltd イオン注入装置
US20070251293A1 (en) * 2004-12-14 2007-11-01 Arnold Paul C Method and apparatus for storing vacuum gauge calibration parameters and measurement data on a vacuum gauge structure
JP2008107203A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Shimadzu Corp X線検出器
WO2011099238A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 株式会社アルバック トランスデューサ型真空計
JP2011257426A (ja) * 2011-08-22 2011-12-22 Mitsuteru Kimura 加熱励振を利用した熱伝導型気圧センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6275454B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2737291B1 (en) Cold cathode gauge fast response signal circuit
JP6329376B2 (ja) 放射線モニタおよび当該放射線モニタの電流測定方法
US7071677B2 (en) Accurate and efficient sensing method for bi-directional signals
TW200640135A (en) Magnetic sensor circuit and portable terminal provided with such magnetic sensor circuit
US20100201530A1 (en) System And Method For Carbon Monoxide Detection And Warning
KR20100039269A (ko) 자기 센서 회로
CN110546458B (zh) 转速传感器和用于运行转速传感器的方法
KR102314148B1 (ko) 전력설비의 절연열화상태 측정장치
JP2011091642A (ja) 過電流検出回路及び信号増幅装置
JP6275455B2 (ja) 電流測定装置、および、イオン電流測定システム
KR20120044894A (ko) 온도 검지 장치
JP2011053201A (ja) 電圧検出装置および線間電圧検出装置
WO2019079646A1 (en) CURRENT MEASUREMENT AT A SWITCH AMPLIFIER OUTPUT
JP6275454B2 (ja) 電流測定装置、および、イオン電流測定システム
WO2016110661A1 (en) Sensitive dc current imbalance detector and calibration method
JP2008515378A (ja) 間接電流検出を使用する充電方法及び回路
TW200702676A (en) Testing apparatus, testing method and semiconductor device
TWI644107B (zh) 感測器的讀取電路及其讀取方法
JP2010261722A (ja) 電圧検出装置および線間電圧検出装置
US10191159B2 (en) Radiation measurement device
JP2011043491A (ja) 電圧検出装置および線間電圧検出装置
WO2005084197A3 (en) Analytical response circuit interrupter
MX2016010149A (es) Conjunto de motor y de circuito integrado de sensor magnetico.
JP2017188733A (ja) 信号処理回路、クーロンカウンタ回路、電子機器
JP2016011878A (ja) 磁気センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250