JP2015098924A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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彰彦 佐々木
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Abstract

【課題】 係合時にはローラの自転を許容して係合解除時にはローラの自転を抑制することで、ワンウェイクラッチの係合応答性を高める。
【解決手段】 ローラ25の第1端面25aに当接するアキシャルスプリング38の押圧部38aに、ローラ25が係合方向である第1方向cに自転するときに小さい摩擦力を与え、ローラ25が係合解除方向である第2方向c′に自転するときに大きい摩擦力を与える突起38bを設けたので、ワンウェイクラッチ21が係合する過程でローラ25の第1方向cの自転を補助して速やかな係合を可能にするととともに、ワンウェイクラッチ21が係合解除する過程でローラ25の第2方向c′の自転を抑制してエンゲージスプリング38の過剰な圧縮を防止し、ローラ25をデイタムポイントに速やかに戻してワンウェイクラッチ25の係合応答性を更に高めることができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機が、前記入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、前記出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、前記偏心部材および前記揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、前記揺動リンクの内周面および前記出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、前記ローラを前記内周面および前記外周面間に係合する方向に付勢するエンゲージスプリングと、前記ローラの第1端面に当接して第2端面を支持部材に押し付けるアキシャルスプリングとを備える車両用動力伝達装置に関する。
入力軸に設けた偏心部材の偏心回転をコネクティングロッドを介して揺動リンクの往復揺動に変換し、揺動リンクの往復揺動をワンウェイクラッチを介して出力軸の一方向の間欠回転に変換するクランク式の無段変速機が、下記特許文献1により公知である。
特開2012−1048号公報
ところで、かかる無段変速機のワンウェイクラッチのローラはエンゲージスプリングによって係合方向に付勢されており、アウター部材およびインナー部材の一方向の相対回転により、エンゲージスプリングで付勢されたローラが第1方向に自転しながらアウター部材およびインナー部材間に噛み込んでワンウェイクラッチが係合し、アウター部材およびインナー部材の他方向の相対回転により、ローラが第2方向に自転しながらエンゲージスプリングの弾発力に抗してアウター部材およびインナー部材間から離脱してワンウェイクラッチが係合解除する。
係合および係合解除を短い時間間隔で繰り返すワンウェイクラッチの係合応答性を高めるには、係合方向に向けてローラを速やかに移動させるだけでなく、係合解除方向に向けて移動するローラに減衰力を与えて速度を低下させる必要がある。なぜならば、係合状態から係合解除状態に移行するときにローラは係合解除方向にかなりの速度で移動するため、ローラを次に係合に備えて待機位置(デイタムポイント)に速やかに復帰させるには、係合解除方向に移動するローラに減衰力を与えて速度を低下させる必要があるからである。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ワンウェイクラッチの係合時にはローラの第1方向の自転を許容して係合解除時にはローラの第2方向の自転を抑制することで、ワンウェイクラッチの係合応答性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機が、前記入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、前記出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、前記偏心部材および前記揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、前記揺動リンクの内周面および前記出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、前記ローラを前記内周面および前記外周面間に係合する方向に付勢するエンゲージスプリングと、前記ローラの第1端面に当接して第2端面を支持部材に押し付けるアキシャルスプリングとを備える車両用動力伝達装置であって、前記ローラおよび前記アキシャルスプリングの当接部、あるいは前記ローラおよび前記支持部材の当接部に、前記ローラが係合する方向である第1方向に自転するときに小さい摩擦力を与え、前記ローラが係合解除する方向である第2方向に自転するときに大きい摩擦力を与える摩擦力調整手段を設けたことを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記摩擦力調整手段は、前記ローラの第1端面に当接する前記アキシャルスプリングに形成された多数の突起からなり、前記突起は、前記ローラが前記第1方向に自転するときに倒れ易く、前記ローラが前記第2方向に自転するときに倒れ難いように傾斜することを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記摩擦力調整手段は、前記エンゲージスプリングに当接する前記ローラの第1端面あるいは前記支持部材に当接する前記ローラの第2端面に形成された多数のV字溝からなり、前記V字溝は、前記ローラが前記第1方向に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向し、前記ローラが前記第2方向に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向することを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記摩擦力調整手段は、前記ローラの第2端面に当接する前記支持部材に形成された多数のV字溝からなり、前記V字溝は、前記ローラが前記第1方向に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向し、前記ローラが前記第2方向に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向することを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
尚、実施の形態の偏心ディスク18は本発明の偏心部材に対応し、実施の形態のV字溝25c、V字溝36cおよび突起38bは本発明の摩擦力調整手段に対応し、実施の形態の内輪36は本発明の支持部材に対応し、実施の形態のエンジンEは本発明の駆動源に対応する。
請求項1の構成によれば、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機は、入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、偏心部材および揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、揺動リンクの内周面および出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、ローラを内周面および外周面間に係合する方向に付勢するエンゲージスプリングと、ローラの第1端面に当接して第2端面を支持部材に押し付けるアキシャルスプリングとを備える。
ローラおよびアキシャルスプリングの当接部、あるいはローラおよび支持部材の当接部に、ローラが係合する方向である第1方向に自転するときに小さい摩擦力を与え、ローラが係合解除する方向である第2方向に自転するときに大きい摩擦力を与える摩擦力調整手段を設けたので、ワンウェイクラッチが係合する過程でローラの第1方向の自転を補助して速やかな係合を可能にするととともに、ワンウェイクラッチが係合解除する過程でローラの第2方向の自転を抑制してエンゲージスプリングの過剰な圧縮を防止し、ローラをデイタムポイントに速やかに戻してワンウェイクラッチの係合応答性を更に高めることができる。
また請求項2の構成によれば、摩擦力調整手段は、ローラの第1端面に当接するアキシャルスプリングに形成された多数の突起からなり、突起は、ローラが第1方向に自転するときに倒れ易く、ローラが第2方向に自転するときに倒れ難いように傾斜するので、ローラが係合する過程で第1方向に自転するときには、突起が傾斜方向に倒れてローラの第1端面に摺接することで摩擦力を低減し、逆にローラが係合解除する過程で第2方向に自転するときには、突起が倒れずにローラの第1端面に摺接することで摩擦力を増加することができる。
また請求項3の構成によれば、摩擦力調整手段は、エンゲージスプリングに当接するローラの第1端面あるいは支持部材に当接するローラの第2端面に形成された多数のV字溝からなり、V字溝は、ローラが第1方向に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向し、ローラが第2方向に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向するので、ローラが係合する過程で第1方向に自転するときには、ローラのV字溝が先端側から後端側に向かってエンゲージスプリングあるいは支持部材に摺接することで摩擦力を低減し、逆にローラが係合解除する過程で第2方向に自転するときには、ローラのV字溝が後端側から先端側に向かってエンゲージスプリングあるいは支持部材に摺接することで摩擦力を増加することができる。
また請求項4の構成によれば、摩擦力調整手段は、ローラの第2端面に当接する支持部材に形成された多数のV字溝からなり、V字溝は、ローラが第1方向に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向し、ローラが第2方向に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向するので、ローラが係合する過程で第1方向に自転するときには、支持部材のV字溝が先端側から後端側に向かってローラの端面に摺接することで摩擦力を低減し、逆にローラが係合解除する過程で第2方向に自転するときには、支持部材のV字溝の後端側から先端側に向かってローラの端面に摺接することで摩擦力を増加することができる。
車両用動力伝達装置のスケルトン図。(第1の実施の形態) 図1の2部詳細図。(第1の実施の形態) 図2の3−3線断面図(OD状態)。(第1の実施の形態) 図2の3−3線断面図(GN状態)。(第1の実施の形態) OD状態での作用説明図。(第1の実施の形態) GN状態での作用説明図。(第1の実施の形態) ワンウェイクラッチの分解斜視図。(第1の実施の形態) 図2の8部拡大図。(第1の実施の形態) 図8の9部拡大図。(第1の実施の形態) 図9の10−10線断面図。(第1の実施の形態) 図9に対応する図。(第2の実施の形態) 図9に対応する図。(第3の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図10に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1〜図3に示すように、エンジンEの駆動力を左右の車軸10,10を介して駆動輪W,Wに伝達する車両用動力伝達装置は、クランク式の無段変速機TおよびディファレンシャルギヤDを備える。本実施の形態の無段変速機Tは同一構造を有する複数個(実施の形態では4個)の動力伝達ユニットU…を軸方向に重ね合わせたもので、それらの動力伝達ユニットU…は平行に配置された共通の入力軸11および共通の出力軸12を備えており、入力軸11の回転が減速または増速されて出力軸12に伝達される。
次に、図2〜図6に基づいて無段変速機Tの構造を説明する。
先ず、代表として一つの動力伝達ユニットUの構造を説明する。エンジンEに接続されて回転する入力軸11は、電動モータのような変速アクチュエータ14の中空の回転軸14aの内部を相対回転自在に貫通する。変速アクチュエータ14のロータ14bは回転軸14aに固定されており、ステータ14cはケーシングに固定される。変速アクチュエータ14の回転軸14aは、入力軸11と同速度で回転可能であり、かつ入力軸11に対して異なる速度で相対回転可能である。
変速アクチュエータ14の回転軸14aを貫通した入力軸11には第1ピニオン15が固定されており、この第1ピニオン15を跨ぐように変速アクチュエータ14の回転軸14aにクランク状のキャリヤ16が接続される。第1ピニオン15と同径の2個の第2ピニオン17,17が、第1ピニオン15と協働して正三角形を構成する位置にそれぞれピニオンピン16a,16aを介して支持されており、これら第1ピニオン15および第2ピニオン17,17に、円板形の偏心ディスク18の内部に偏心して形成されたリングギヤ18aが噛合する。偏心ディスク18の外周面に、コネクティングロッド19のロッド部19aの一端に設けたリング部19bがボールベアリング20を介して相対回転自在に嵌合する。
出力軸12の外周に設けられたワンウェイクラッチ21は、コネクティングロッド19のロッド部19aにピン19cを介して枢支された揺動リンク22の内周部をアウター部材とし、出力軸12の外周部をインナー部材とするもので、アウター部材およびインナー部材間に形成された楔状の空間に、エンゲージスプリング24…で付勢された複数のローラ25…を備える。尚、ワンウェイクラッチ21の具体的な構造は後から詳述する。
図2から明らかなように、4個の動力伝達ユニットU…はクランク状のキャリヤ16を共有しているが、キャリヤ16に第2ピニオン17,17を介して支持される偏心ディスク18の位相は各々の動力伝達ユニットUで90°ずつ異なっている。例えば、図2において、左端の動力伝達ユニットUの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中上方に変位し、左から3番目の動力伝達ユニットUの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中下方に変位し、左から2番目および4番目の動力伝達ユニットU,Uの偏心ディスク18,18は上下方向中間に位置している。
次に、図7〜図10に基づいて、ワンウェイクラッチ21の構造を説明する。尚、図3〜図6においてワンウェイクラッチ21は模式的に図示されており、その実際の構造は図7〜図10に示されている。
本実施の形態のワンウェイクラッチ21は、基本的に環状の揺動リンク22の円形の内周面22aと、筒状の出力軸12の波状に屈曲する外周面12aとの間に12個のローラ25…を配置したものであり、揺動リンク22の外周に設けた突出部22b,22bにピン19cおよびクリップ40,40を介してコネクティングロッド19が接続される。
ワンウェイクラッチ21は、ローラ25…を周方向に付勢するエンゲージスプリング24…を支持するためのケージ31を備える。ケージ31は後述するアンギュラボールベアリング34,34の一対の内輪36,36と、周方向に等間隔で配置されて一対の内輪36,36を相互に接続する12本のスプリング支持ロッド33…とで構成され、一対の内輪36,36が12個のローラ25…の軸方向両側に配置され、12本のスプリング支持ロッド33…が12個のローラ25…間に配置される。内輪36,36の内周部を出力軸12の外周面12aに圧入することで、ケージ31は出力軸12に相対回転不能に結合される。
エンゲージスプリング24は1枚の弾性板材を断面S字状に屈曲させたもので、その一端側がケージ31のスプリング支持ロッド33に溶接等で固定され、他端側にはローラ25に当接して弾性変形可能な付勢部24aが形成される。
隣接する二つのワンウェイクラッチ21,21間には一つのアンギュラボールベアリング34が配置されており、このアンギュラボールベアリング34によって揺動リンク22,22および出力軸12が同芯状態を維持しながら相対回転可能に接続される。アンギュラボールベアリング34は二つの外輪35,35および一つの内輪36間に複数のボール37…を配置したものであり、二つの外輪35,35は軸方向に隣接する二つの揺動リンク22,22の相互に対向する軸方向端部に一体に形成され、一つの内輪36は別部材で構成されて出力軸12の外周面12aに圧入される。つまり、一つのアンギュラボールベアリング34が共通のボール37…で二つの外輪35,35を支持することで、隣接する二つのワンウェイクラッチ21,21の二つの揺動リンク22,22は相対回転可能に支持される。
尚、並置された4個のワンウェイクラッチ21…の軸方向両端に位置する2個のアンギュラボールベアリング34,34(図8参照)のボール37…には、一つの内輪36および一つの外輪35だけが当接する。
従って、各ワンウェイクラッチ21の軸方向両側には一対のアンギュラボールベアリング34,34が配置され、一方のアンギュラボールベアリング34の内輪36に形成された第1側面36aと、他方のアンギュラボールベアリング34の内輪36に形成された第2側面36bとが相互に対向する。ローラ25の軸方向両端には平坦な第1端面25aおよび第2端面25bが形成されており、内輪36の第1側面36aおよびローラ25の第1端面25a間に環状の板ばねよりなるアキシャルスプリング38が配置される。アキシャルスプリング38の内周から突出する12個の押圧部38a…が、12個のローラ25…の第1端面25a…に弾発的に当接することで、12個のローラ25…の第2端面25bが他方の内輪36の第2側面36bに押し付けられ、これによりローラ25…の姿勢の安定化が図られる。
図9に示すように、ローラ25の第1端面25aに当接するアキシャルスプリング38の押圧部38aには断面三角形の多数の突起38b…が形成される。これらの突起38b…はローラ25の第1端面25aの中心から外れた位置に当接するとともに、第1端面25aに対して所定の方向に傾斜角θで傾斜している。即ち、ワンウェイクラッチ21が係合するとき、図9および図10においてローラ25は第1方向cに自転するが、ローラ25の第1端面25aに接触する突起38b…は前記第1方向cの進み側に傾斜している(図9(B)参照)。
よってワンウェイクラッチ21が係合するとき、第1方向cに自転するローラ25の第1端面25aから受ける摩擦力で突起38b…は傾斜角θが増加する方向に容易に倒れ、ローラ25の第1端面25aとの間に発生する摩擦力が減少する。またワンウェイクラッチ21が係合解除するとき、第2方向c′に自転するローラ25の第1端面25aから受ける摩擦力で突起38b…は傾斜角θが減少する方向に起立し、ローラ25の第1端面25aとの間に発生する摩擦力が増加する。
また揺動リンク22の内周面22aに形成した環状溝22cに環状のリングスプリング39が配置されており、このリングスプリング39はローラ25…の周面に当接して出力軸12の外周面12aに向けて付勢する。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
先ず、無段変速機Tの一つの動力伝達ユニットUの作用を説明する。変速アクチュエータ14の回転軸14aを入力軸11に対して相対回転させると、入力軸11の軸線L1まわりにキャリヤ16が回転する。このとき、キャリヤ16の中心O、つまり第1ピニオン15および2個の第2ピニオン17,17が成す正三角形の中心は入力軸11の軸線L1まわりに回転する。
図3および図5は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と反対側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最大になって無段変速機Tの変速比は最小のOD(オーバードライブ)状態になる。図4および図6は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と同じ側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量がゼロになって無段変速機Tの変速比は無限大のGN(ギヤドニュートラル)状態になる。
図5に示すOD状態で、エンジンEで入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17,17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図5(A)から図5(B)を経て図5(C)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aの先端にピン19cで枢支された揺動リンク22を反時計方向(矢印B参照)に回転させる。図5(A)および図5(C)は、揺動リンク22の前記矢印B方向の回転の両端を示している。
このようにして揺動リンク22が矢印B方向に回転すると、ワンウェイクラッチ21の揺動リンク22および出力軸12間の楔状の空間にローラ25…が噛み込み、揺動リンク22の回転が出力軸12を介して出力軸12に伝達されるため、出力軸12は反時計方向(矢印C参照)に回転する。
入力軸11および第1ピニオン15が更に回転すると、第1ピニオン15および第2ピニオン17,17にリングギヤ18aを噛合させた偏心ディスク18が反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図5(C)から図5(D)を経て図5(A)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aの先端にピン19cで枢支された揺動リンク22を時計方向(矢印B′参照)に回転させる。図5(C)および図5(A)は、揺動リンク22の前記矢印B′方向の回転の両端を示している。
このようにして揺動リンク22が矢印B′方向に回転すると、揺動リンク22と出力軸12との間の楔状の空間からローラ25…がエンゲージスプリング24…を圧縮しながら押し出されることで、揺動リンク22が出力軸12に対してスリップして出力軸12は回転しない。
以上のように、揺動リンク22が往復回転したとき、揺動リンク22の回転方向が反時計方向(矢印B参照)のときだけ出力軸12が反時計方向(矢印C参照)に回転するため、出力軸12は間欠回転することになる。
図6は、GN状態で無段変速機Tを運転するときの作用を示すものである。このとき、入力軸11の位置は偏心ディスク18の中心に一致しているので、入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量はゼロになる。この状態でエンジンEで入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17,17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。しかしながら、偏心ディスク18の偏心量がゼロであるため、コネクティングロッド19の往復運動のストロークもゼロになり、出力軸12は回転しない。
従って、変速アクチュエータ14を駆動してキャリヤ16の位置を図3のOD状態と図4のGN状態との間に設定すれば、無限大変速比および最小変速比間の任意の変速比での運転が可能になる。
無段変速機Tは、並置された4個の動力伝達ユニットU…の偏心ディスク18…の位相が相互に90°ずつずれているため、4個の動力伝達ユニットU…が交互に駆動力を伝達することで、つまり4個のワンウェイクラッチ21…の何れかが必ず係合状態にあることで、出力軸12を連続回転させることができる。
ところで、ワンウェイクラッチ21のローラ25は、エンゲージスプリング24によって揺動リンク22の内周面22aおよび出力軸12の外周面12a間に噛み込む方向に付勢されるだけでなく、リングスプリング39によって径方向内側に付勢されて遠心力の影響が補償され、かつアキシャルスプリング38によって軸方向に付勢されて傾きの発生が防止される。
図10に示すように、ワンウェイクラッチ21のローラ25が揺動リンク22の内周面22aおよび出力軸12の外周面12a間に噛み込む直前の待機位置はデイタムポイントと呼ばれ、そこからローラ25が係合方向aに移動して揺動リンク22の内周面22aおよび出力軸12の外周面12a間に噛み込んだ位置がエンゲージポイントと呼ばれる。揺動リンク22および出力軸12が矢印b方向に相対回転すると、デイタムポイントにあるローラ25は第1方向cに自転しながら係合方向aに移動してエンゲージポイントに達し、ワンウェイクラッチ21が係合する。
逆に、揺動リンク22および出力軸12が矢印b′方向に相対回転すると、エンゲージポイントにあるローラ25は第2方向c′に自転しながら係合解除方向a′に移動してダンピングポイントに達した後、エンゲージスプリング24により係合方向aに押し返されてデイタムポイントに復帰し、そこで次の係合に備えて待機する。
ワンウェイクラッチ21のローラ25がデイタムポイントからエンゲージポイントに向かって係合方向aに移動するとき、その移動を速やかに行わせることでワンウェイクラッチ21の係合応答性を高めることができる。そのためには、ローラ25が第1方向cに自転しながら係合方向aに移動するとき、ローラ25の第1方向cの自転を妨げないように、ローラ25に作用する摩擦力を低減すれば良い。
一方、ワンウェイクラッチ21のローラ25がエンゲージポイントからダンピングポイントに向かって係合解除方向a′に弾き出されたとき、その移動にブレーキを掛けて高い減衰力を与えれば、ローラ25をダンピングポイントからデイタムポイントに速やかに復帰させ、ワンウェイクラッチ21の係合応答性を高めることができる。そのためには、ローラ25が第2方向c′に自転しながら係合解除方向a′に移動するとき、ローラ25の第2方向c′の自転を妨げるように、ローラ25に作用する摩擦力を増加すれば良い。
本実施の形態によれば、ローラ25の第1端面25aをアキシャルスプリング38の押圧部38aにより軸方向に押圧し、ローラ25の第2端面25bをアンギュラボールベアリング34の内輪36の第2側面36bに押し付けることで、ローラ25の姿勢を安定させているが、その際にアキシャルスプリング38の押圧部38aとローラ25の第1端面25aとの間に作用する摩擦力によりローラ25の自転速度が自動的に制御される。
即ち、ローラ25が第1方向cに自転しながらデイタムポイントからエンゲージポイントに向けて係合方向aに移動するとき、ローラ25の第1端面25aがアキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…を倒す方向(傾斜角θを増加させる方向)に摩擦することで(図9(B)参照)、ローラ25の第1端面25aおよびアキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…間の摩擦力が減少し、ローラ25は係合方向aに速やかに移動する。一方、ローラ25が第2方向c′に自転しながらエンゲージポイントからダンピングポイントに向けて係合解除方向a′に移動するとき、ローラ25の第1端面25aがアキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…を起立させる方向(傾斜角θを減少させる方向)に摩擦することで、ローラ25の第1端面25aおよびアキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…間の摩擦力が増加し、ローラ25は係合解除方向a′にゆっくりと移動する。
以上のように、本実施の形態によれば、アキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…を傾斜させるだけの簡単な構造で、ローラ25の係合方向aおよび係合解除方向a′の移動速度を制御し、ワンウェイクラッチ21の係合応答性を高めることができる。
第2の実施の形態
次に、図11に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、アキシャルスプリング38の押圧部38aの突起38b…を傾斜させることでローラ25の第1方向cおよび第2方向c′の自転に伴う摩擦力を異ならせているが、第2の実施の形態では、押圧部38aが突起38b…を備えておらず、その代わりに押圧部38aが当接するローラ25の第1端面25aの外周部に沿って環状に配置された多数のV字溝25c…を備えている。V字溝25c…の方向は、ローラ25が第1方向cに自転するときにV字が先端側から後端側に向けてアキシャルスプリング38の押圧部38aを摩擦し、ローラ25が第2方向c′に自転するときにV字が後端側から先端側に向けてアキシャルスプリング38の押圧部38aを摩擦するように設定される(図11(C)参照)。
言い換えると、V字溝25c…は、ローラ25が第1方向cに自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向し、ローラ25が第2方向c′に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向することになる。
その結果、ローラ25が第1方向cに自転しながらデイタムポイントからエンゲージポイントに向けて係合方向aに移動するとき、アキシャルスプリング38の押圧部38aがローラ25の第1端面25aのV字溝25c…を先端側から後端側に摩擦することで摩擦力が減少し、ローラ25は係合方向aに速やかに移動する。一方、ローラ25が第2方向c′に自転しながらエンゲージポイントからダンピングポイントに向けて係合解除方向a′に移動するとき、アキシャルスプリング38の押圧部38aがローラ25の第1端面25aのV字溝25c…を後端側から先端側に摩擦することで摩擦力が増加し、ローラ25は係合解除方向a′にゆっくりと移動する。
以上のように、本実施の形態によっても、上述した第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
第3の実施の形態
次に、図12に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態では、ローラ25の第1端面25aにV字溝25c…を備えているが、第3の実施の形態では、ローラ25の第2端面25bが当接するアンギュラボールベアリング34の内輪36の第2側面36bに環状に配置された多数のV字溝36c…を備えている。V字溝36c…の方向は、ローラ25が第1方向cに自転するときにV字が先端側から後端側に向けてローラ25の第2側面36bを摩擦し、ローラ25が第2方向c′に自転するときにV字が後端側から先端側に向けてローラ25の第2側面36bを摩擦するように設定される(図12(C)参照)。
言い換えると、V字溝36c…は、ローラ25が第1方向cに自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向し、ローラ25が第2方向c′に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向することになる。
その結果、ローラ25が第1方向cに自転しながらデイタムポイントからエンゲージポイントに向けて係合方向aに移動するときに摩擦力が減少し、ローラ25は係合方向aに速やかに移動する。一方、ローラ25が第2方向c′に自転しながらエンゲージポイントからダンピングポイントに向けて係合解除方向a′に移動するときに摩擦力が増加し、ローラ25は係合解除方向a′にゆっくりと移動する。よって本実施の形態によっても、上述した第2の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第3の実施の形態においてアンギュラボールベアリング34の内輪36の第2側面36bにV字溝36c…を形成する代わりに、内輪36の第2側面36bに当接するローラ25の第2端面25bにV字溝25c…を形成しても良い。
また本発明のアキシャルスプリングは実施の形態の板ばねに限定されず、任意の種類のばねであっても良い。
また本発明の支持部材は実施の形態のアンギュラボールベアリング34の内輪36に限定されず、任意の部材を支持部材として用いることができる。
11 入力軸
12 出力軸
12a 外周面
18 偏心ディスク(偏心部材)
19 コネクティングロッド
21 ワンウェイクラッチ
22 揺動リンク
22a 内周面
24 エンゲージスプリング
25 ローラ
25a 第1端面
25b 第2端面
25c V字溝(摩擦力調整手段)
36 内輪(支持部材)
36c V字溝(摩擦力調整手段)
38 アキシャルスプリング
38b 突起(摩擦力調整手段)
c 第1方向
c′ 第2方向
E エンジン(駆動源)
T 無段変速機

Claims (4)

  1. 駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する無段変速機(T)が、前記入力軸(11)の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸(11)と共に回転する偏心部材(18)と、前記出力軸(12)の外周に枢支された揺動リンク(22)と、前記偏心部材(18)および前記揺動リンク(22)を接続して往復運動するコネクティングロッド(19)と、前記揺動リンク(22)の内周面(22a)および前記出力軸(12)の外周面(12a)間に複数のローラ(25)を配置したワンウェイクラッチ(21)と、前記ローラ(25)を前記内周面(22a)および前記外周面(12a)間に係合する方向に付勢するエンゲージスプリング(24)と、前記ローラ(25)の第1端面(25a)に当接して第2端面(25b)を支持部材(36)に押し付けるアキシャルスプリング(38)とを備える車両用動力伝達装置であって、
    前記ローラ(25)および前記アキシャルスプリング(38)の当接部、あるいは前記ローラ(25)および前記支持部材(36)の当接部に、前記ローラ(25)が係合方向である第1方向(c)に自転するときに小さい摩擦力を与え、前記ローラ(25)が係合解除方向である第2方向(c′)に自転するときに大きい摩擦力を与える摩擦力調整手段(38b,25c,36c)を設けたことを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記摩擦力調整手段は、前記ローラ(25)の第1端面(25a)に当接する前記アキシャルスプリング(38)に形成された多数の突起(38b)からなり、前記突起(38b)は、前記ローラ(25)が前記第1方向(c)に自転するときに倒れ易く、前記ローラ(25)が前記第2方向(c′)に自転するときに倒れ難いように傾斜することを特徴とする、請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  3. 前記摩擦力調整手段は、前記エンゲージスプリング(24)に当接する前記ローラ(25)の第1端面(25a)あるいは前記支持部材(36)に当接する前記ローラ(25)の第2端面(25b)に形成された多数のV字溝(25c)からなり、前記V字溝(25c)は、前記ローラ(25)が前記第1方向(c)に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向し、前記ローラ(25)が前記第2方向(c′)に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向することを特徴とする、請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  4. 前記摩擦力調整手段は、前記ローラ(25)の第2端面(25b)に当接する前記支持部材(36)に形成された多数のV字溝(36c)からなり、前記V字溝(36c)は、前記ローラ(25)が前記第1方向(c)に自転するときにV字の先端が回転方向遅れ側を指向し、前記ローラ(25)が前記第2方向(c′)に自転するときにV字の先端が回転方向進み側を指向することを特徴とする、請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
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