JP2015098763A - 安全帯取付具および屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、高所に対して簡単確実に安全帯を取付けられるようにする。【解決手段】高所1に安全帯3を取付けるのに用いられる安全帯取付具4に関する。高所1に形成された隙間11へ上方から挿入係止可能な挿入係止部12と、安全帯3を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部13とを、備えるようにしている。挿入係止部12は、隙間11を挟むように保持するために隙間11の表面に当接する挟着用表面側当接部23を有している。【選択図】図3

Description

この発明は、安全帯取付具、および、この安全帯取付具が取付けられた屋根構造に関するものである。
高所作業を行う際には、作業員の安全を図るために、高所と作業員との間を安全帯(安全ベルト)などで連結する必要がある。
例えば、建物の建築などで高所作業を行う場合、建物の屋根などに、安全帯を取付けるための安全帯取付用部位を備えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1〜特許文献5参照)。
このうち、特許文献1のものは、屋根部の上側に設置された足場に、安全帯取付用部位を設けるようにしている。また、特許文献2および特許文献3のものは、屋根部における余裕スペースなどに対して安全帯取付用部位を設けるようにしている。そして、特許文献4のものは、屋根部に対して太陽光発電パネルを取付けるためのフレームに、太陽光発電パネルよりも外方へ張出すように安全帯取付用部位を設けるようにしている。更に、特許文献5のものは、下段瓦の上端部と上段瓦の下端部との間の上下の重なり部分に、下段瓦の上面に沿って下側から挿入設置可能な安全帯取付用部位を備えるようにしている。
特開平5−33480号公報 特開2005−336990号公報 特開2006−342599号公報 特開2008−127805号公報 実用新案登録第3178349号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載された安全帯取付手段には、以下のような問題があった。
即ち、特許文献1の場合、屋根部から足場を撤去してしまうと、安全帯取付用部位がなくなってしまう。また、特許文献2および特許文献3のものは、屋根部に余裕スペースがないと、安全帯取付用部位を設けることができない。また、安全帯取付用部位の設置位置が限られてしまう。そして、特許文献4のものは、太陽光発電パネルよりも外方へ張出すようにしか安全帯取付用部位を設けることができないため、安全帯取付用部位の設置可能位置に制限を有している。そのため、屋根部全面に対して太陽光発電パネルを取付けるような場合には、屋根部の隅や端などの限られた位置にしか安全帯取付用部位を設置することができず、不便である。更に、特許文献5のものは、下段瓦と上段瓦との間に上下の重なり部分がないと安全帯取付用部位を設置することができないという問題があり、しかも、安全帯取付用部位に下段瓦の上面に沿った下向きの力が作用した場合に、安全帯取付用部位が上記重なり部分から抜けてしまうおそれがあるなどの問題もあった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
高所に安全帯を取付けるのに用いられる安全帯取付具であって、
高所に形成された隙間へ上方から挿入係止可能な挿入係止部と、安全帯を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部とを、備え、
前記挿入係止部は、前記隙間を挟むように保持するために前記隙間の表面に当接する挟着用表面側当接部を有することを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、安全帯取付具が、上記した挿入係止部と安全帯取付部とを、備えるものとされた。これにより、高所に形成された隙間へ上方から挿入係止部を挿入して係止させ、安全帯取付部に安全帯を直接または間接的に取付けることにより、高所にて簡単確実に安全帯を取付けることが可能となる。しかも、安全帯取付具の構成や高所に対する取付方が簡単なので、安全帯取付具を設置できる場所についての制限を少なくして、高所の様々な位置に比較的自在に安全帯取付具を設置することが可能となる。
また、挿入係止部が、隙間の表面に当接する挟着用表面側当接部を有することにより、隙間を挟むように保持することができる。
本発明の実施の形態にかかる高所を示す斜視図である。 図1の高所の上部の部分的な側方断面図である。 図2に対して安全帯取付具を取付ける状態を示す部分拡大側面図である。このうち、(a)は取付前の状態を示す図、(b)は取付後の状態を示す図である。 実施例1の安全帯取付具を示すものである。このうち、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図4の安全帯取付具と対にして使用される別の安全帯取付具を示すものである。このうち、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図4及び図5の安全帯取付具に更に組み合わせて使用される補助金具を示すものである。このうち、(a)は側面図、(b)は正面図である。 高所の実施例としての建物(ユニット建物)の斜視図である。 図7の建物に取付けられる屋根パネルの分解視斜視図である。 図7の建物を構築する過程で、建物ユニットに対して屋根パネルを取付けている状態を示す斜視図である。 実施例2の安全帯取付具の組み立て状態を示す図である。このうち、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図10の安全帯取付具の斜視図である。 図11の安全帯取付具を示すものである。このうち、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 図11の安全帯取付具と対にして使用される別の安全帯取付具の斜視図である。 図13の安全帯取付具を示すものである。このうち、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 図11及び図13の安全帯取付具に更に組み合わせて使用される補助金具を示すものである。このうち、(a)は側面図、(b)は正面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図9は、この実施の形態の実施例1およびその変形例を説明するためのものである。また、図10〜図15は、実施例2およびその変形例を説明するためのものである。
高所作業を行う際には、作業員の安全を図るために、図1(図2も併せて参照)に示すように、高所1と作業員2との間を安全帯3(安全ベルト)などで連結する必要がある。そして、高所1に安全帯3を取付けるのに安全帯取付具4を用いるようにする。
ここで、上記についての補足説明を行う。
上記した「高所1」は、高い場所のことである。この高所1は、ここでは、どのような場所であっても良い。なお、高所1の具体例については、後述する。
上記した「作業員2」は、高所1で作業を行う者のことである。
上記した「安全帯3」は、作業員2が身に付けるベルト状の安全具のことである。作業員2は、身に付けた安全帯3の端部を、高所1などに対して連結・接続・固縛することなどによって、安全を図ることになる。安全帯3は、一端部が作業員2の体(例えば、腰など)に固定されると共に、他端部には、安全帯取付具4などに対してワンタッチで取付けることが可能なフック状または環状の連結具(例えば、カラビナなど)が設けられる。
上記した「安全帯取付具4」は、高所1に対して安全帯3などを取付けることができるようにするための取付点となる金具のことである。安全帯取付具4の具体的な構造などについては、後述する。
以下に、具体的な実施例について説明する。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(構成1)
図3(図4および図5も併せて参照)に示すように、上記した安全帯取付具4が、高所1に形成された隙間11へ上方から挿入係止可能な挿入係止部12と、安全帯3を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部13とを、備えるものとされる。
(補足説明1)
上記した「隙間11」は、高所1に形成されているものであれば、どのようなものであっても良い。但し、この場合には、高所1に意図的に形成された所定形状の隙間11とされる。この隙間11は、高所1の頂部に形成されている。この隙間11については、後述する。
上記した「挿入係止部12」は、隙間11へ上方から挿入して係止できるものであれば、どのようなものであっても良い。但し、この場合には、上記した隙間11に適合する所定形状を有するものとされる。挿入係止部12は、隙間11に対して着脱可能なものとするのが好ましい。挿入係止部12については、後述する。
上記した「直接」は、安全帯取付具4に対して安全帯3を介在物なくそのまま取付けることであり、また、「間接的」は、図1に示すように、安全帯取付具4に対し親綱14や子綱15などの補助具や延長具などを介して、安全帯3を取付けることである。
上記した「安全帯取付部13」は、安全帯3を取付けるのに必要な形状や構造を有する部分のことである。安全帯取付部13は、挿入係止部12が隙間11に係止されることによって上方へは動かないように保持されるようになっている。安全帯取付部13については、後述する。
(構成2)
上記安全帯取付具4が、上記挿入係止部12と、上記安全帯取付部13とを一体に有するものとされた。
(補足説明2)
ここで、上記した「一体に有する」とは、文字通り、上記挿入係止部12と、上記安全帯取付部13とが、同一の部品上に同時に設けられることをいう。
(構成3)
上記挿入係止部12が、
高所1に形成された隙間11に対し上方から下方へ向けて挿入可能な隙間挿入部21と、
この隙間挿入部21の先端部に設けられて、上記隙間11内の奥部に係止可能な奥部係止部22と、
この隙間挿入部21の先端近傍に対し、上記隙間11の表面に当接保持可能に設けられて、上記奥部係止部22との間で隙間11部分を挟むように保持する挟着用表面側当接部23とを有するものとされる。
そして、上記安全帯取付部13が、安全帯3を直接または間接的に取付可能な取付穴とされる。
(補足説明3)
ここで、上記した「隙間挿入部21」は、上記した隙間11へ上方から挿入できるのであれば、どのようなものであっても良い。隙間挿入部21の具体的な形状などについては、後述する。
上記した「隙間11内の奥部」は、文字通り、隙間11の内部における、奥側の部分のことである。隙間11内の奥部については、後述する。
上記した「奥部係止部22」は、隙間11内の奥部に係止できるものであれば、どのようなものであっても良い。この場合には、隙間11内の奥部に応じたものとされる。奥部係止部22の具体的な形状などについては、後述する。
上記した「隙間11の表面」は、隙間11の表面側の部分のことである。
上記した「挟着用表面側当接部23」は、隙間11の表面に当接保持できるのであれば、どのようなものであっても良い。この場合には、隙間11の表面の形状に応じたものとされる。
上記した「取付穴」は、安全帯3を直接または間接的に取付けることができるものであれば、どのようなものであっても良い。この場合には、少なくとも安全帯3先端の連結具を取付可能な大きさの丸穴などとされている。
(構成4)
図4に示すように、上記奥部係止部22が、上記隙間11の間隔と同じかそれよりも短い張出し長さ31を有するものとされる。
また、上記挟着用表面側当接部23が、上記奥部係止部22よりも長い張出し長さ32を有するものとされる。
そして、上記奥部係止部22と挟着用表面側当接部23とが、上記隙間挿入部21の片側から横方向へ向けて突設される。
(補足説明4)
ここで、上記した「隙間11の間隔と同じかそれよりも短い張出し長さ31」は、奥部係止部22の張出し長さ31が上記した隙間11へ挿入することが可能な長さに形成されることである。なお、奥部係止部22は、少なくとも、隙間11内の奥部に係止可能な最低限の張出し長さを有するものとされる。この場合、奥部係止部22は、隙間11の間隔に対して、隙間挿入部21の厚み1〜2枚分程度短い長さなどとされる。
上記した「奥部係止部22よりも長い張出し長さ32」は、挟着用表面側当接部23の張出し長さが、奥部係止部22の張出し長さ31よりも長ければ、どのようなものであっても良い。但し、挟着用表面側当接部23は、奥部係止部22との間で、隙間11部分を挟むように保持するのに必要な最低限の張出し長さ32を有するものとされる。この場合、挟着用表面側当接部23は、奥部係止部22と比べて十分に長いもの(奥部係止部22の3倍程度以上の長さを有するもの)とされている。
上記した「片側から横方向へ向けて突設」は、奥部係止部22と挟着用表面側当接部23とが、隙間挿入部21の片面側に対してのみ設けられていることである。この場合、奥部係止部22と挟着用表面側当接部23とは、上記隙間11部分の奥行き寸法とほぼ同じ間隔を有してほぼ平行に延びている。なお、奥部係止部22と挟着用表面側当接部23とは、必ずしも完全な平行である必要はない。
(構成5)
上記挿入係止部12と、上記安全帯取付部13とが、板状の取付具本体41の下端側と上端側とに離して形成される。
そして、この取付具本体41における、上記挿入係止部12と、上記安全帯取付部13との間に、二枚の取付具本体41を背中合わせに配置した状態で互いに連結固定可能な連結部42が設けられる。
(補足説明5)
ここで、上記した「取付具本体41」は、上下方向へ延びるほぼ短冊状の金属板とされる。この取付具本体41が、高所1の隙間11と平行に向けられることにより、取付具本体41の下端側が、上記した隙間挿入部21とされる。
上記した「背中合わせに配置」は、2枚の取付具本体41の、奥部係止部22および挟着用表面側当接部23が突設されていない側の平坦な面どうしを対向配置すること、または、当接配置することである。なお、2枚の取付具本体41の間には、後述するような、補助金具43(図6参照)を介在させるようにしても良い。
上記した「連結部42」は、連結用の穴部(連結穴)とされる。この連結部42は、二枚の取付具本体41を背中合わせに配置して取付けた時に互いに合致する位置に形成されている。連結部42間には、ボルトやナットなどの締結具44が取付けられる。この場合、連結部42は、上下および左右に隔てて合計4箇所形成されている。但し、連結部42の大きさや個数や配置などは、これに限るものではない。また、連結部42は必ずしも全てを使用する必要はなく、必要に応じて選択使用することができる。
そして、上記した補助金具43は、図6に示すように、安全帯取付具4を取付けた隙間11と直交する別の隙間45(図1参照)などへ上方から挿入可能な挿入端部46aと、上記した取付具本体41の側縁部を取付具本体41の面方向に支持する側縁部支持部46bとを有する板状の補助金具本体46に対して、上記した2枚の安全帯取付具4の挿入係止部12と安全帯取付部13との間へ介在可能な介在部47を取付けた、平面視ほぼT字状のものなどとされる。上記した介在部47には、安全帯取付具4の連結部42と同様の別の連結部47aが形成される。この別の連結部47aも、安全帯取付具4の連結部42に合わせて(上下および左右に隔てて合計4箇所)形成されている。
以上が、安全帯取付具4などの構成である。この安全帯取付具4は、以下のようにして使用される。
例えば、図2に示すように、屋根面51上に、上下方向に所要の間隔53を有して離隔配置されたパネル状物52が、屋根面51に沿って規則的に複数枚並設された屋根構造に対して、上記した安全帯取付具4を取付ける場合について説明する。
ここで、上記した「屋根面51」は、図7に示すような建物54の屋根を構成する面のことである。屋根は、建物54を太陽光や雨などから保護するために、建物54の上部に設けられるものである。この場合、後述する屋根葺材66の上面が屋根面51となる。建物54および屋根については、後述する。
上記した「パネル状物52」は、屋根面51の上部に配設されたパネル状をした独立の部材のことである。パネル状物52は、屋根面51の上部を覆うように設けられた遮蔽物であれば、どのようなものであっても良い(例えば、防雪板など)。具体的なパネル状物52については、後述する。
上記した「上下方向に間隔53」は、この場合、全体としてほぼ一定の隙間とされる。
上記した「規則的に配設」は、パネル状物52が、整然と配置されていることである。この場合、パネル状物52は、合わせ目の部分に僅少な隙間11を有して碁盤目状に配置されている。
ここで、図7〜図9などを用いて、建物54について説明する。この場合、建物54は、住宅などとされている。住宅などの建物には、例えば、平屋建てや2階建てや3階建て以上のものなど、様々な高さのものが存在している。住宅など建物54には、各種のものが存在しているが、この場合の建物54は、ユニット工法によって構築されたユニット建物などとされている。但し、建物54は、ユニット建物に限るものではない。なお、ユニット工法では、予め工場で製造された複数個の建物ユニットUを、トラックなどの輸送機関を用いて建築現場へ運び、建築現場で組み立てることによって、図7に示すような、ユニット建物が構築される。
この際、屋根には、図8に示すように、予め工場で製造された屋根パネル61が使用される。この屋根パネル61は、内向きC字状をした一対の平行な屋根フレーム62の内面に木桟などの支持材63を介して野地板64(下地板)を取付け、この野地板64の上面および屋根フレーム62の上面を覆うように、防水シートおよび屋根葺材66を取付けて成る屋根部材によって主に構成されている。なお、屋根フレーム62に対して、支持材63や野地板64などのガイド材を斜めに取付けることにより、屋根葺材66に排水勾配を形成することができる。
そして、この屋根部材に対し、上記したパネル状物52が、工場で予め取付用金具68を介して取付けられることにより、一体部品としての屋根パネル61が形成される。この屋根パネル61は、図9に示すように、複数連接された建物ユニットUに跨る長さと、所要の幅寸法を有する長尺物とされる。そして、この長尺物の屋根パネル61は、建物ユニットUの長辺方向に対して複数枚並設されることで屋根構造が構築される。
このような屋根パネル61に対して、上記したパネル状物52は、屋根パネル61の幅寸法とほぼ等しいかそれよりも若干短い幅寸法を有すると共に、この幅寸法とほぼ同程度の長さ寸法を有する矩形状のものなどとされる。そして、上記したように、このパネル状物52は、屋根パネル61における屋根フレーム62の長手方向に沿い、上記したような狭い隙間11を有して複数個並べて設置される。また、パネル状物52と屋根葺材66との間には、上記したような上下方向にほぼ一定の間隔53が形成される。
(構成6)
そして、図3に示すように、上記したような安全帯取付具4を、(上記したような屋根パネル61における)隣接するパネル状物52間の相対向する辺部間の(合わせ目となる)隙間11に取付けるようにする。
(補足説明6)
より具体的には、隣接するパネル状物52間の相対向する辺部間の隙間11に、安全帯取付具4の隙間挿入部21を上方から挿入して、奥部係止部22を一方のパネル状物52の底面に係止させると共に、挟着用表面側当接部23を一方のパネル状物52の表面に当接させて、奥部係止部22と挟着用表面側当接部23との間でパネル状物52の表裏面を挟着保持させるようにする。更に、別の安全帯取付具4を、上記と同様にして他方のパネル状物52に取付けるようにする。この際、2個の安全帯取付具4は、背中合わせに設置される。
更に必要な場合には、隙間11を形成している2枚のパネル状物52の側部に対し、平面視ほぼT字状をした補助金具43を取付けるようにする。
そして、2個の安全帯取付具4の連結部42の間、または、2個の安全帯取付具4の連結部42と補助金具43の連結部47aとの間を、締結具44などを用いて一体に締結固定する。
この際、補助金具43は、補助金具本体46の挿入端部46aを上記した2つのパネル状物52間の隙間11と直交する別の隙間45へ上方から挿入させて、補助金具本体46の側縁部支持部46bが2つの安全帯取付具4の取付具本体41の側縁部を取付具本体41の面方向に支持するようにする。
(構成7)
更に、上記パネル状物52が、太陽光発電パネルとされる。
この太陽光発電パネルが、太陽光発電パネルの厚みよりも低い高さで、相対向する辺部どうしが高さ違いとなるように隣接配置される。
上記安全帯取付具4が、高さ違いに設置された上記太陽光発電パネルの相対向する辺部間の隙間11に取付けられる。
(補足説明7)
ここで、上記した「太陽光発電パネル」は、太陽光によって電気を発生するようにしたパネル状の発電設備のことである。太陽光発電パネルは、特に図示しないが、少なくとも、発電を行うためのパネル本体と、このパネル本体の周縁部に取付けられた取付枠部とを有するものとされる。
上記した「太陽光発電パネルの厚み」は、ほぼパネル本体の周縁部に取付けられた取付枠部の厚みとされる。
上記した「高さ違い」は、排水勾配などを形成するために各太陽光発電パネルを、上記した屋根フレーム62に対し、傾斜した状態でそれぞれ取付けることにより、隣接する太陽光発電パネルの相対向する辺部間に段差が形成されること、または、形成された段差のことである。各太陽光発電パネルは、図2に示すような、高さの異なる2種類の取付用金具68(68aおよび68b)によって、傾斜配置される。
この太陽光発電パネルの高さ違いに対応させるため、2つの安全帯取付具4は、太陽光発電パネルに取付けて互いに連結した時に、連結部42および安全帯取付部13が互いに合致するように、これらの位置が調整される。そのために、連結部42および安全帯取付部13の位置が異なる二種類の安全帯取付具4(A),4(B)が設けられる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
高所作業を行う場合、図1に示すように、高所1に形成された隙間11へ安全帯取付具4を取付けて、安全帯取付具4に直接安全帯3を取付けるようにする。或いは、高所1に形成された隙間11のいずれかに、複数個の安全帯取付具4を互いに離した状態で取付け、複数の安全帯取付具4の間に親綱14を掛け渡して、親綱14に安全帯3を直接取付けたり、または、親綱14に子綱15を取付けて、子綱15を介して安全帯3を間接的に取付けたりする。
これにより、高所1における作業に必要な位置に、比較的自在に安全帯取付具4を設置して、安全帯3を取付けることができるようになる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)
安全帯取付具4が、上記した挿入係止部12と安全帯取付部13とを、備えたものとされた。これにより、高所1に形成された隙間11へ上方から挿入係止部12を挿入して係止させ、安全帯取付部13に安全帯3を直接または間接的に取付けることにより、高所1にて簡単確実に安全帯3を取付けることが可能となる。しかも、安全帯取付具4の構成や高所1に対する取付方が簡単なので、安全帯取付具4を設置できる場所についての制限を少なくして、高所1の様々な位置に比較的自在に安全帯取付具4を設置することが可能となる。
(作用効果2)
安全帯取付具4が、挿入係止部12と安全帯取付部13とを、一体に有するものとされた。これにより、安全帯取付具4の構成を簡略化して小型化を図ることができる。
(作用効果3)
挿入係止部12を、上記した隙間挿入部21と、奥部係止部22と、挟着用表面側当接部23とを有するものとした。これにより、隙間挿入部21を高所1に形成された隙間11に対して上方から下方へ向け挿入し、隙間挿入部21の先端部に設けられた奥部係止部22を隙間11内の奥部に係止させ、隙間挿入部21の先端近傍に設けられた挟着用表面側当接部23を隙間11の表面に当接させて、奥部係止部22との間で隙間11部分を挟むように保持させることで、上記したように、隙間11部分に確実に挿入係止部12を取付けることが可能となる。
また、安全帯取付部13を取付穴とした。これにより、取付穴を利用して安全帯3を直接または間接的に取付けることが可能となる。
(作用効果4)
上記奥部係止部22が、高所1に形成された隙間11の間隔53と同じかそれよりも短い張出し長さ31を有するものとされた。また、挟着用表面側当接部23が、奥部係止部22よりも長い張出し長さ32を有するものとされた。そして、奥部係止部22と挟着用表面側当接部23とが、隙間挿入部21の片側から横方向へ向けて突設された。これにより、上記したような、高所1の隙間11に対して挿入係止可能な具体的な安全帯取付具4を得ることができる。
(作用効果5)
挿入係止部12と、安全帯取付部13とが、板状の取付具本体41の下端側と上端側とに離して形成された。そして、取付具本体41における、挿入係止部12と安全帯取付部13との間に連結部42が形成された。これにより、二枚の取付具本体41を、背中合わせに配置して連結部42で互いに連結固定するような使い方が可能となる。
そのため、二枚の安全帯取付具4に、これらを面外方向へ傾けようとする力が作用した場合に、対角位置に存在している、一方の安全帯取付具4の奥部係止部22による係止力と、他方の安全帯取付具4の挟着用表面側当接部23による当接保持力とが、それぞれ高められることになるので、安全帯取付具4が隙間11から外れ難くなる。よって、隙間11から容易に外れない安全帯取付具4を得ることができる。
更に、二枚の安全帯取付具4に対して、上記した補助金具43を取付けることにより、安全帯取付具4の面方向への傾きに対しても、強い保持力が得られるものとすることができる。
(作用効果6)
屋根面51上に、上下方向へ所要の間隔53を有して離隔配置されたパネル状物52が、屋根面51に沿って規則的に複数枚並設された屋根構造に対して、安全帯取付具4を取付けるようにした。これにより、隣接するパネル状物52間の相対向する辺部間の隙間11は、いたる所に存在しているので、屋根面51上のどこの位置にでも、上記した安全帯取付具4を取付けることが可能となる。
(作用効果7)
パネル状物52が太陽光発電パネルとされ、この太陽光発電パネルが、太陽光発電パネルの厚みよりも低い高さで、相対向する辺部どうしが高さ違いとなるように隣接配置された場合であっても、上記した安全帯取付具4を、太陽光発電パネルの相対向する辺部間の高さ違いを有する隙間11に対して、支障なく、しかも、確実に取付けることができる。よって、屋根面51の全面に対して太陽光発電パネルを目一杯設置した場合であっても、安全帯取付具4を設置することが可能となり、その分、太陽光発電パネルの設置面積を増やすことができる。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図10は全体の組み立て状態を示す図、図11、図12は安全帯取付具4(A′)、図13、図14は安全帯取付具4(B′)、図15は補助金具43′を示すものである。
これらの各図に示すように、この実施例の安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)、補助金具43′は、基本的に、上記実施例の安全帯取付具4(A)、安全帯取付具4(B)、補助金具43とそれぞれほぼ同様の構成を有するものとされている。よって、上記実施例と同様の構成については、説明を省略する。但し、必要な場合には、上記実施例の記載を以ってこの実施例の記載とすることができる。
この実施例では、例えば、作業員2が高所1から誤って落下した場合などのように、安全帯3を介して安全帯取付具4(A′)や、安全帯取付具4(B′)や、補助金具43′に過大な衝撃荷重が作用した際に、この衝撃荷重を吸収可能な荷重吸収部71を設けるようにしている。
この荷重吸収部71は、挿入係止部12に対して、安全帯取付部13の周辺部分のみが、変形することによって衝撃荷重を吸収するものとされる。荷重吸収部71による安全帯取付部13の周辺部分の変形は、主に、衝撃荷重が作用する方向(例えば、安全帯3による引張方向)に対するものとされる。但し、荷重吸収部71は、衝撃荷重によって挿入係止部12と安全帯取付部13とが破断または分離されないようなものとする。
そのために、例えば、安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)における板状の取付具本体41や、補助金具43′における補助金具本体46および介在部47′の板厚を、挟着用表面側当接部23の板厚よりも薄くして、荷重吸収用薄肉部となるようにしている。
或いは、特に図示しないが、荷重吸収部71は、例えば、板状の取付具本体41や補助金具本体46の両側部または一側部を切り欠くことなどによって形成された、荷重吸収用の「くびれ部」などとしても良い。
また、荷重吸収部71は、例えば、板状の取付具本体41や、補助金具本体46に対し、幅方向へ延びる薄肉溝状部や面外迂回形状部を設けることによって形成された「曲げヒンジ部」などとしても良い。
更に、必要な場合には、挟着用表面側当接部23の張出し長さ32′(図12、図14参照)を、上記実施例の挟着用表面側当接部23の張出し長さ32(通常状態での保持に必要な長さ)よりも長くなるようにする。
加えて、必要に応じて、少なくとも、安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)における、高所1の隙間11部分(図1参照)周辺の表面に当接する部位(即ち、挟着用表面側当接部23の下面や、隙間挿入部21の挟着用表面側当接部23側の面)や、補助金具43′における別の隙間45部分(図1参照)周辺の表面に当接する部位(即ち、安全帯取付具4(A′)や、安全帯取付具4(B′)側の面)に対して、衝撃吸収用のクッション材73を取付けるようにする。
なお、図10では、上記した締結具44に、アイボルトなどを用いるようにしている。このアイボルトは、例えば、上記した親綱14や子綱15などを通して固定するのに利用することができるものである。なお、上記した実施例においても、締結具44にアイボルトを用いても良いことは勿論である。
<作用効果>以下、この実施例の作用効果について説明する。
高所作業を行っている最中に、安全帯3を介して安全帯取付具4(A′)や、安全帯取付具4(B′)や、補助金具43′に、想定外の過大な衝撃荷重が作用するようなことが生じ得る。
そこで、この実施例2では、安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)、補助金具43′の少なくとも1つに、荷重吸収部71を設けるようにした。これにより、荷重吸収部71によって衝撃荷重を吸収することが可能となる。以って、衝撃荷重から、作業員2や、屋根面51および屋根面51上に設置されたパネル状物52などを安全に保護することができる。
そして、荷重吸収部71として、例えば、安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)における板状の取付具本体41や、補助金具43′における補助金具本体46の板厚を、挟着用表面側当接部23の板厚よりも薄くする(荷重吸収用薄肉部)ことができる。これにより、衝撃荷重によって、取付具本体41や補助金具本体46の安全帯取付部13(の周辺)が、挿入係止部12に対して衝撃荷重が作用する方向(例えば、安全帯3による引張方向)に屈曲変形されることになるので、衝撃荷重を効果的に吸収することができる。
また、挟着用表面側当接部23の張出し長さ32′を、上記実施例の挟着用表面側当接部23の張出し長さ32よりも長くした。これにより、隙間11に対する保持強度が向上されるので、安全帯取付部13の周辺部分の変形に伴って、挿入係止部12が変形されてしまったり、または、挿入係止部12が隙間11部分から外れてしまったりするようなことが防止される。
加えて、少なくとも、安全帯取付具4(A′)、安全帯取付具4(B′)における隙間11(図1参照)の表面に対して当接する部分や、補助金具43′における別の隙間45(図1参照)の表面に対して当接する部分などに対して衝撃吸収用のクッション材73を取付けた。これにより、屋根面51および屋根面51上に設置されたパネル状物52などに作用される上記衝撃荷重を効果的に緩和して、パネル状物52などを保護することができる。
なお、その他の作用効果については、上記実施例と同様であるため説明を省略するが、必要な場合には、上記実施例の記載を以ってこの実施例の記載とすることができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 高所
3 安全帯
4 安全帯取付具
11 隙間
12 挿入係止部
13 安全帯取付部
21 隙間挿入部
22 奥部係止部
23 挟着用表面側当接部
31 張出し長さ
32,32′ 張出し長さ
42 連結部
51 屋根面
52 パネル状物
53 間隔
71 荷重吸収部

Claims (13)

  1. 高所に安全帯を取付けるのに用いられる安全帯取付具であって、
    高所に形成された隙間へ上方から挿入係止可能な挿入係止部と、安全帯を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部とを、備え、
    前記挿入係止部は、前記隙間を挟むように保持するために前記隙間の表面に当接する挟着用表面側当接部を有することを特徴とする安全帯取付具。
  2. 前記挿入係止部が、
    高所に形成された隙間に対し上方から下方へ向けて挿入可能な隙間挿入部と、
    該隙間挿入部の先端部に設けられて、前記隙間内の奥部に係止可能な奥部係止部とを有することを特徴とする請求項1に記載の安全帯取付具。
  3. 前記奥部係止部が、前記隙間の間隔と同じかそれよりも短い張出し長さを有すると共に、
    前記挟着用表面側当接部が、前記奥部係止部よりも長い張出し長さを有して、
    前記奥部係止部と挟着用表面側当接部とが、前記隙間挿入部の片側から横方向へ向けて突設されたことを特徴とする請求項2に記載の安全帯取付具。
  4. 前記挿入係止部と、前記安全帯取付部とを、有する取付具本体を備え、
    該取付具本体における、前記挿入係止部と、前記安全帯取付部との間に、二枚の取付具本体を背中合わせに配置した状態で互いに連結固定可能な連結部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の安全帯取付具。
  5. 高所に安全帯を取付けるのに用いられる安全帯取付具であって、
    高所に形成された隙間へ上方から挿入係止可能な挿入係止部と、安全帯を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部とを、有する取付具本体を備え、
    該取付具本体における、前記挿入係止部と、前記安全帯取付部との間に、二枚の取付具本体を背中合わせに配置した状態で互いに連結固定可能な連結部を有することを特徴とする安全帯取付具。
  6. 前記取付具本体が板状とされ、
    前記挿入係止部と、前記安全帯取付部とが、板状の前記取付具本体の下端側と上端側とに離して形成されたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の安全帯取付具。
  7. 高所に安全帯を取付けるのに用いられる安全帯取付具であって、
    高所に形成された隙間へ上方から挿入係止可能な挿入係止部と、安全帯を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部とを、備え、
    該安全帯取付部が、前記隙間よりも高い位置に設置されると共に、
    前記安全帯取付部は、前記挿入係止部が前記隙間に係止されることによって上方へ動かないように保持されることを特徴とする安全帯取付具。
  8. 高所に安全帯を取付けるのに用いられる安全帯取付具であって、
    高所に形成された隙間へ上方から挿入係止可能な挿入係止部と、安全帯を直接または間接的に取付可能な安全帯取付部とを、備え、
    前記挿入係止部が、前記高所の頂部に形成された隙間に対して挿入係止可能とされたことを特徴とする安全帯取付具。
  9. 前記安全帯取付部が、安全帯を直接または間接的に取付可能な取付穴とされたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の安全帯取付具。
  10. 前記挿入係止部と、前記安全帯取付部とが一体に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の安全帯取付具。
  11. 前記安全帯取付部に、衝撃荷重を吸収可能な荷重吸収部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の安全帯取付具。
  12. 屋根面上に、上下方向に間隔を有して離隔配置されたパネル状物が、屋根面に沿って規則的に複数枚並設された屋根構造において、
    請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載された安全帯取付具を、隣接するパネル状物間の相対向する辺部間の隙間に取付けたことを特徴とする屋根構造。
  13. 前記パネル状物が、太陽光発電パネルとされ、
    該太陽光発電パネルが、太陽光発電パネルの厚みよりも低い高さで、相対向する辺部どうしが高さ違いとなるように隣接配置されて、
    前記安全帯取付具が、高さ違いに設置された前記太陽光発電パネルの相対向する辺部間の隙間に取付けられたことを特徴とする請求項12に記載の屋根構造。
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