JP2015097765A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技領域を流下する遊技球の動きに対する関心を高めて、遊技の興趣を向上させ得る遊技機を提供する。
【解決手段】第3盤面保護部材21cに隣接して遊技盤20に配設されたサイド装飾体38が、遊技領域20aに臨んでいる。サイド装飾体38の前構成部材42に、パチンコ球を左側から右側に向かって転動させる転動面43が設けられる。前構成部材42に、遊技領域20aに開口する第2アウト口47、第2普通入賞口45、第3アウト口49および特別入賞口52が設けられる。特別入賞口52は、開閉部材54で閉閉される。第2アウト口47、第2普通入賞口45および第3アウト口49は、特別入賞口52より上流側に設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技盤の前側に画成された遊技領域をパチンコ球が流下して遊技が行われる遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に枠状の枠状装飾体(所謂センター役物)が配設されて、該枠状装飾体の窓口を介して複数の図柄を変動表示する液晶式やドラム式等の図柄表示装置を後方から臨ませると共に、該遊技盤における枠状装飾体の下方位置に、パチンコ球(遊技球)の入賞により図柄表示装置での図柄変動を開始させる始動入賞装置(始動入賞手段)や大当り時(当り時)等に開放する特別入賞装置を配設するよう構成されたものが多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種のパチンコ機では、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球が遊技領域内に植設された遊技釘等との接触により跳ね返りながら次第に自重により流下し、該遊技領域を流下する過程で前記始動入賞装置に入賞することにより、所定数の賞球が払い出されると共に、前記図柄表示装置での図柄変動演出に伴うリーチ演出等の各種の遊技演出がなされ、該図柄表示装置に図柄が所定の組み合わせで停止することにより所謂大当りが発生し、前記特別入賞装置が開放して多数の賞球を獲得し得るよう構成される。また、始動入賞装置や特別入賞装置等の各種入賞装置に入賞することなく遊技領域の最下部まで流下したパチンコ球は、遊技領域下部に設けられたアウト口から機外に排出されるようになっている。
特開2006−239177号公報
前記アウト口は遊技領域の最下部にのみ設けられているため、パチンコ球が遊技領域を流下する途中でのパチンコ遊技が単調となり、面白みに欠ける難点が指摘される。また、前記パチンコ機では、枠状装飾体の外側の遊技領域に、前記特別入賞装置や、普通入賞口が設けられた飾り部材等の各種遊技部品が配置されている。このようにパチンコ機では、機能の異なる多数の遊技部品が遊技盤に配設されているため、各部品を個々に取り付けるための加工を遊技盤の複数箇所に施さなければならず、加工工数が増えて製造コストが嵩む難点が指摘される。また、各部品を遊技盤の対応箇所に個々に組み付ける必要があるため、組み立てに手間が掛かっていた。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技領域を流下する遊技球の動きに対する関心を高めて、遊技の興趣を向上させ得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明では、
前面に配設されたレール部材(21c,22)により遊技球が流下する遊技領域(20a)が画成された遊技盤(20)と、特定条件が成立したときに当りか否かの判定を行う当り判定手段とを備え、遊技球を前記遊技領域(20a)へ打ち出して遊技が行われるよう構成された遊技機において、
前記レール部材(21c)に隣接するよう遊技盤(20)に配設されて前記遊技領域(20a)に臨む基部材(41,42)と、
前記基部材(41,42)の外側面に設けられ、前記遊技領域(20a)を流下する遊技球を受けて左右方向の一方の側から他方の側に向かって該遊技球を転動させる転動面(43)と、
前記基部材(41,42)の外側面に設けられて遊技領域(20a)に開口し、遊技球が入球可能なアウト口(47,49)と、
前記基部材(41,42)の外側面に設けられて遊技領域(20a)に開口し、遊技球が入賞可能な入賞口(45)と、
前記基部材(41,42)の外側面に設けられて遊技領域(20a)に開口し、遊技球が入賞可能な特定入賞口(52)を開閉する開閉部材(54)を前記当り判定手段の判定結果が肯定判定の場合に開放するよう構成される特定入賞部(52,54)とを備え、
前記アウト口(47,49)および入賞口(45)は、特定入賞口(52)より上流側に設けられることを要旨とする。
請求項1の発明によれば、遊技球が転動する転動面が形成された基部材に、特定条件の成立時に開放する可能性のある特定入賞口を設けると共に該特定入賞口の上流側に入賞口およびアウト口を設けることで、特定入賞口や入賞口への入賞の可能性のある遊技球がアウト口に入球するかしないかに遊技者の関心を惹きつけることができ、遊技の興趣を向上し得る。また、遊技球が入球可能なアウト口、遊技球が入賞可能な入賞口および特定入賞口を基部材に纏めて設けたので、複数の遊技部品を個々に取り付けるための加工を遊技盤に施す必要はなく、遊技部品を取り付けるために遊技盤に施す加工工数を低減して製造コストを低廉に抑えることができる。更に、遊技盤に基部材を取り付けるだけで、複数の遊技部品を遊技盤に組み付けることができるので、組み付け工数を低減して遊技部品の組み立てに要する手間を軽減し得る。
請求項2に記載の発明では、前記開閉部材(54)は、前記特定入賞口(52)への遊技球の入賞を阻止する閉位置と、該閉位置より後方に退避して前記特定入賞口(52)への遊技球の入賞を許容する開位置との間を進退移動するよう構成され、閉位置の開閉部材(54)の上面が前記転動面(43)に連続して該転動面(43)から開閉部材(54)に遊技球が転動するよう構成されることを要旨とする。
請求項2の発明によれば、特定入賞口を開閉する開閉部材が閉位置で転動面に連続するよう構成しているので、該開閉部材が開位置に移動した場合には、アウト口に入球することなく転動面を転動してくる遊技球を特定入賞口に効率的に入賞させることができ、アウト口に入球しなかった遊技球に対する関心を引き続き高めることができる。
請求項3に記載の発明では、前記基部材(41,42)に、前記閉位置の開閉部材(54)の上方に張出して該開閉部材(54)との間に左右方向に開口する球通路(61)を画成する張出し部(55)が設けられ、該張出し部(55)と閉位置の開閉部材(54)との離間間隔は、遊技球1個分の寸法より大きく、かつ遊技球2個分より小さな寸法に設定されることを要旨とする。
請求項3の発明によれば、転動面を転動してくる遊技球の多くを球通路で閉位置の開閉部材の上側を通過するように案内し得るので、上流側のアウト口に遊技球が入球して間引きされたとしても、特定入賞口が開放した場合には設定された規定個数の遊技球を確実に入賞させることができる。
請求項4に記載の発明では、前記基部材(41,42)に、前記転動面(43)から前記レール部材(21c)側に離間して該レール部材(21c)に重なるように延在する案内壁(42c)が設けられ、該案内壁(42c)と前記転動面(43)との間に、前記アウト口(47)に入球した遊技球が前側から視認可能な状態で転動する球案内通路(48)が形成され、該球案内通路(48)および案内壁(42c)を照明する発光装置(56)を備えることを要旨とする。
請求項4の発明によれば、照明された球案内通路および案内壁を遊技球が転動する様子が見えることで遊技の興趣を高めることができる。
請求項5に記載の発明では、前記遊技盤(20)に、開口部(29a)から図柄表示装置(17)の表示部(17a)を前側に臨ませる枠状装飾体(29)が配設され、前記基部材(41,42)は、前記枠状装飾体(29)より右側下部の遊技領域(20a)に臨むように前記遊技盤(20)に配設されることを要旨とする。
請求項5の発明によれば、右打ちされた遊技球の動きに対する関心を高めることができる。
本発明に係る遊技機によれば、遊技領域を流下する遊技球の動きに対する関心を高めて、遊技の興趣を向上し得る。
実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤の正面図である。 実施例に係る遊技盤をサイド装飾体における前構成部材の部分で縦断した要部正面図である。 実施例に係るサイド装飾体の平面図である。 実施例に係るサイド装飾体を前側から見た概略斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 実施例に係るサイド装飾体における本体、前構成部材、発光装置、張出し部および開閉部材を分解した状態で前側から見た概略斜視図である。 実施例に係るサイド装飾体における本体、前構成部材、発光装置、張出し部および開閉部材を分解した状態で後側から見た概略斜視図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、全体として縦長の矩形状に構成されており、遊技者がパチンコ機10の前面に向かう姿勢でパチンコ遊技を行うことができるよう、パチンコ球の発射操作を行うための操作ハンドル16が前面右下部に設けられている。このパチンコ機10には、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組付けられると共に、遊技盤20の後側に、図柄を変動表示可能な図柄表示装置17(図1参照)が着脱し得るよう配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明板(透明部材)13aを窓部に備えた装飾枠としての前枠13が開閉可能に組付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組付けられる。なお、実施例では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。また実施例では、前記図柄表示装置17としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。
前記前枠13には、図1に示す如く、下球受け皿15の右側方に、前記中枠12に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する前記操作ハンドル16が設けられる。この操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。ここで、前記操作レバー16aの回動量に応じて前記打球発射装置によるパチンコ球の打球力が強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー16aを操作して回動量を調節することで、前記遊技盤20に形成された第1経路30a(後述)をパチンコ球が流下する所謂「左打ち」と、該遊技盤20に形成された第2経路30b(後述)をパチンコ球が流下する所謂「右打ち(ゴム打ち)」とを打ち分け得るようになっている。また、前枠13の前部には、LED等の発光体による発光演出が可能なランプ装置18や、音声や効果音を出力可能なスピーカ19が配設されており、前記図柄表示装置17での図柄変動演出に合わせてランプ装置18で発光演出を行ったりスピーカ19で音声演出を行い得るよう構成されている。
(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、図2に示すように、前面(盤面)にパチンコ球が流下可能な遊技領域20aが画成されたアクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材であって、該遊技盤20の裏側に、合成樹脂材により前方へ開口した箱状に形成されて、前記図柄表示装置17や各種可動演出装置等が配設される設置部材(図示せず)が配設されている。遊技盤20および設置部材は、正面視における外郭形状が略整合する大きさおよび形状に形成されて、遊技盤20の後面に設置部材を取着した状態で、設置部材が遊技盤20の後面を全面的に覆うよう構成されている。なお、遊技盤20をベニア板等から形成してもよい。
図2に示すように、前記遊技盤20の前面には、左側部の上下隅部に第1および第2盤面保護部材21a,21bが夫々配設されると共に、右側部において上下隅部に亘るように第3盤面保護部材21cが配設されている。これら第1〜第3盤面保護部材21a,21b,21cの夫々は、遊技盤20の中心側を向く内縁が円弧状に形成されており、該第1〜第3盤面保護部材21a,21b,21cの内縁に沿って配設された略円形状に湾曲形成された案内レール22および第3盤面保護部材21cにより、パチンコ球が流下可能な遊技領域20aが画成されている。案内レール22は、左下隅部の第2盤面保護部材21bの下端部から左上隅部の第1盤面保護部材21aおよび第3盤面保護部材21cの上端部の内縁に沿って配設されて、遊技盤20の左下部から右上部に至るよう左方向に膨出する円弧状に形成された外レール22aと、第3盤面保護部材21cの下端部から左側の外レール22aの内側に配置されて、遊技盤20の右下部および左上部に至るよう左方向に膨出する円弧状に形成された内レール22bとから構成される。また、内レール22bは、外レール22aとの間に1個のパチンコ球が通過可能な発射通路23を画成するよう配設されると共に、該内レール22bは、図2に示す如く、前記遊技盤20の左上部に開放端を臨ませるよう構成されて、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が発射通路23の下方開口から飛翔して、内レール22bの開放端側から遊技領域20a内に打ち出されるようになっている。実施例では、案内レール22および第3盤面保護部材21cが、パチンコ球が流下可能な遊技領域20aを画成するレール部材として機能する。
前記遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が前記遊技領域20a内に複数開設されて、各装着口に対して各種の遊技部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出する第1アウト口24が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に対して取り付けられる各種の遊技部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜決定される。
図2に示すように、前記遊技盤20には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘25が設けられると共に、後述する枠状装飾体29の左側方に、遊技領域20aを流下するパチンコ球の接触に伴って回転する回転案内部材26が回転自在に支持されており、遊技釘25や回転案内部材26との接触によりパチンコ球の流下方向が不規則に変化するよう構成されている。前記回転案内部材26は、所謂「風車」とも称される部材であって、該回転案内部材26の回転に伴ってパチンコ球を弾くように左右方向へ放出する部材である。また、前記遊技盤20には、後述する始動入賞装置35の第1始動入賞口36aと前記回転案内部材26との間に、該第1始動入賞口36aへ向けて下方傾斜する直線状に連続して前記遊技釘25が設けられると共に、該第1始動入賞口36aへ向けて直線状に下方傾斜する遊技釘群の下方位置には、始動入賞装置35の第2始動入賞口36bへ向けて下方傾斜する直線状に連続して遊技釘25が設けられている。なお、以下の説明では、第1始動入賞口36aへ向けて下方傾斜する直線状に連続した遊技釘群を上側案内連釘27と指称し、第2始動入賞口36bへ向けて下方傾斜する直線状に連続した遊技釘群を下側案内連釘28と指称するものとする。
すなわち、前記上側案内連釘27は、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球を第1始動入賞口36aへ案内する案内部として機能し、前記下側案内連釘28は、遊技領域20aを流下するパチンコ球を第2始動入賞口36bへ案内する案内部として機能している。なお、前記上側案内連釘27および下側案内連釘28を構成する遊技釘25は、適宜位置でパチンコ球が通過可能な隙間27a,28aが空くよう設けられており、該上下の案内連釘27,28上を移動するパチンコ球が後述する第1普通入賞口37aや第1アウト口24側へ流下し得るようになっている。
(枠状装飾体29について)
前記遊技盤20には、前記案内レール22および第3盤面保護部材21cで囲まれた前記遊技領域20aの略中央の大部分が開口する第1装着口に、前後に開口する窓口(開口部)29aが形成された枠状装飾体(装飾体)29が取り付けられて、該枠状装飾体29の窓口29aを介して図柄表示装置17の表示部17aが遊技盤20の前面側に臨むよう構成される。枠状装飾体29は、前記第1装着口に沿って延在する環状に形成された薄板状の台板29bと、該台板29bの開口内周に沿って後方へ突出する内周壁部(図示せず)と、該台板29bの開口内周に沿って設けられて、遊技盤20の前面より前方へ突出する庇部29cとを備える。そして、枠状装飾体29は、第1装着口内に内周壁部を挿入した状態で、遊技盤20に台板29bが前側からネジ止めされて、該枠状装飾体29の外側、具体的には庇部29cと案内レール22および第3盤面保護部材21cの間にパチンコ球が流下する流下経路30a,30bが画成されるようになっている。なお、枠状装飾体29を遊技盤20に取り付けた状態で、庇部29cの後端縁から外方に延出する台板29bが遊技盤20の前面に沿って延在して、該台板29bの前側をパチンコ球が通り得るようになっている。枠状装飾体29は、前記台板29b、内周壁部および庇部29cの夫々が一体に樹脂形成される構成であっても、別部材として形成される構成であってもよい。
前記枠状装飾体29の庇部29cは、枠状装飾体29(台板29b)の左側縁の略中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、前記図柄表示装置17における表示部17aの前面側を横切ってパチンコ球が流下(落下)するのを規制している。また庇部29cは、最上部位置から左右方向に下方傾斜するよう形成されて、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球が庇部29c上で滞ることなく枠状装飾体29の左側方または右側方へ誘導案内されるよう形成されている。すなわち、枠状装飾体29の外側に画成される流下経路30a,30bは、図2に示す如く、該枠状装飾体29の左側方をパチンコ球が流下する第1経路30a、および枠状装飾体29の右側方をパチンコ球が流下する第2経路30bに分かれており、前記打球発射装置により遊技領域20a内に発射されたパチンコ球は、到達位置に応じて枠状装飾体29および内レール22bの間に形成される第1経路30aか、或いは枠状装飾体29および第3盤面保護部材21cの間に形成される第2経路30bの何れかを流下するよう構成される。
前記枠状装飾体29には、図2に示す如く、窓口29aの下側(枠状装飾体29の内周下縁部)に、ステージ31が配設されると共に、窓口29aの左側に、前記第1経路30a(遊技領域20a)に開口して該第1経路30aを流下するパチンコ球を枠状装飾体29の内側(ステージ31)に取り込む球導入部32が設けられ、該球導入部32がステージ31に連通するよう構成される。そして、球導入部32からステージ31に通出されたパチンコ球は、ステージ31上を左右に転動した後に、後述する始動入賞装置35が設けられている遊技領域20aに排出される。
(特殊入賞装置34について)
前記枠状装飾体29には、前記ステージ31の右側部に、前記第2経路30bを流下するパチンコ球が入賞可能な特殊入賞装置34が配設されている。この特殊入賞装置34は、前記庇部29cの右下縁の内側に設けられたものであって、該庇部29cに形成されて第2経路30bに開口する特殊入賞口34aを開閉する開閉部材34bや、特殊入賞口に入賞したパチンコ球を検出するセンサ等を備えている。前記開閉部材34bは、駆動手段としての特殊入賞ソレノイド(図示せず)の駆動に伴って特殊入賞口34aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成される。なお、特殊入賞装置34を囲繞する庇部29cと前記第3盤面保護部材21cとの間の第2経路30bに、遊技盤20に配設された後述するサイド装飾体38が位置している。
(始動入賞装置35について)
前記遊技盤20における前記第1装着口(枠状装飾体29)の下方に開設された第2装着口に、遊技領域20a(第1経路30aおよび第2経路30b)を流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞装置35が取り付けられている。始動入賞装置35は、図3に示す如く、前記第1装着口の下方に穿設された第2装着口に前側から着脱自在に配設される始動口飾り35aに、始動入賞口36a,36bが上下の位置関係で2つ設けられている。ここで、上側に位置する第1始動入賞口36aは、遊技領域20a内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされている。また、下側に位置する第2始動入賞口36bは、始動口飾り35aに前後方向へ揺動可能に配設された開閉部材35bによって開閉するよう構成されており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド(図示せず)の駆動に伴って開閉部材35bが第2始動入賞口36bを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、実施例において前記第1始動入賞口36aは、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成され、第2始動入賞口36bは、始動入賞ソレノイドを駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成されている。なお、開閉部材35bを閉鎖位置から開放位置に変位して第2始動入賞口36bを開放する開放条件および開閉部材35bを開放位置から閉鎖位置に変位して第2始動入賞口36bを閉鎖する閉鎖条件としては、開閉部材35bが開放位置に変位している継続時間(第2始動入賞口36bの開放時間)が挙げられるが、その他の条件を設定してもよい。
また、前記始動入賞装置35は、前記第1および第2始動入賞口36a,36bに入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての始動入賞検出スイッチ(図示せず)が設けられている。始動入賞検出スイッチは、パチンコ機10の裏側に配設された制御手段に配線接続されており、該始動入賞検出スイッチによるパチンコ球の検出(すなわち第1および第2始動入賞口36a,36bへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。また、始動入賞検出スイッチによるパチンコ球の検出に伴って各種情報が取得され、この取得した情報に基づいて後述する特図当り抽選(当り判定)が行われるよう構成されている。そして、特図当り抽選の結果に基づいて前記図柄表示装置17において図柄変動演出が実行されるようになっている。そして、前記図柄表示装置17での図柄変動演出の結果、該図柄表示装置17に所定の組み合わせ(例えば同一飾図の3つ揃い等)で飾図が確定停止表示されることで、遊技者に有利な当り遊技(当り遊技)が付与され、当り遊技の発生に伴って前記枠状装飾体29に設けた特殊入賞装置34の特殊入賞口34aまたは後述するサイド装飾体38に設けた特別入賞口52を所定の開放条件で開放する当り遊技が行われて、遊技者が賞球を獲得し得る機会が与えられるよう構成されている。
前記始動入賞装置35の始動口飾り35aには、図3に示す如く、前記第2始動入賞口36bを挟む左右両側に、球案内部35c,35cが前側に突出して設けられている。各球案内部35cは、上面が他方の球案内部35cに向けて下方傾斜するよう形成されており、開閉部材35bが開放位置に変位した状態では、各球案内部35cの上面によってパチンコ球が第2始動入賞口36bに向けて案内され易くなっている。なお、左側の球案内部35cより左側の遊技領域20aおよび右側の球案内部35cより右側の遊技領域20aに、対応する球案内部35cの上面へ向けて直線状に下方傾斜する遊技釘群が設けられている。以下の説明では、左側の球案内部35cへ向けて下方傾斜する直線状に連続した遊技釘群を、左下部案内連釘40aと指称すると共に、右側の球案内部35cへ向けて下方傾斜する直線状に連続した遊技釘群を、右下部案内連釘40bと指称するものとする。そして、前記第1経路30aおよび第2経路30bを流下して左右の下部案内連釘40a,40bまで達したパチンコ球は、該下部案内連釘40a,40bおよび球案内部35c,35cによって第2始動入賞口36bに向けて流下し易くなっている。
(第1球通過ゲート39aについて)
前記始動入賞装置35の始動口飾り35aには、前記第1始動入賞口36aの上方位置に、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球が通過可能な第1球通過ゲート39aが取り付けられている。この第1球通過ゲート39aには、該ゲート39aを通過するパチンコ球を検出する球通過検出スイッチ(図示せず)が設けられている。この球通過検出スイッチは、パチンコ機10の裏側に配設された制御手段(図示せず)に配線接続されており、該球通過検出スイッチから制御手段への球検出信号の入力(すなわちパチンコ球の検出)に伴って普図当り抽選(後述)が行われ、該普図当り抽選の結果に応じて前記始動入賞装置35の始動入賞ソレノイドが駆動制御されて開閉部材35bが開閉動作するようになっている。
(普通入賞装置37について)
前記遊技盤20における前記第2装着口(始動入賞装置35)の左方で前記下側案内連釘28の配設位置より下方で左右に離間して開設された2つの第3装着口に、第1経路30aを流下するパチンコ球が入賞可能な第1普通入賞口37aが設けられた普通入賞装置37が夫々取り付けられている。実施例では、図2に示す如く、第1経路30aの上流側に位置する普通入賞装置37には2つの第1普通入賞口37aが設けられるのに対し、下流側に位置する普通入賞装置37には1つの第1普通入賞口37aが設けられている。また、各普通入賞装置37は、前記内レール22bとの間に、パチンコ球が流下可能な隙間をあけて遊技盤20に配設されており、前記下側案内連釘28の隙間28aから落下して第1普通入賞口37aに入賞しなかったパチンコ球が、該普通入賞装置37の下側を内レール22bに沿って前記第1アウト口24に向けて流下可能に構成されている。
(第2球通過ゲート39bについて)
前記第2装着口の右方に開設された第4装着口に、第2経路30bを流下するパチンコ球が通過可能な第2球通過ゲート39bが取り付けられている。第2球通過ゲート39bには、該ゲート39bを通過するパチンコ球を検出する球通過検出スイッチ(図示せず)が設けられている。この球通過検出スイッチは、前記第1球通過ゲート39aの球通過検出スイッチと同様に前記制御手段に配線接続されており、該球通過検出スイッチから制御手段への球検出信号の入力(すなわちパチンコ球の検出)に伴って普図当り抽選(後述)が行われ、該普図当り抽選の結果に応じて前記始動入賞装置35の始動入賞ソレノイドが駆動制御されて開閉部材35bが開閉動作するようになっている。なお、第2球通過ゲート39bは、図3に示す如く、第2経路30bにおいて前記枠状装飾体29に設けた特殊入賞装置34の特殊入賞口34aより上流側(上側)に位置している。
(サイド装飾体38について)
前記第2装着口の右方で第4装着口の下方に開設された第5装着口に、遊技領域20aに開口して第2経路30bを流下するパチンコ球が入球可能な第2普通入賞口45、特別入賞口52およびアウト口47,49が設けられたサイド装飾体38が取り付けられている。第5装着口を介して遊技盤20に配設されたサイド装飾体38は、図2に示す如く、前記枠状装飾体29より右側下部の遊技領域20aにおいて、該枠状装飾体29に設けた前記特殊入賞装置34の下方に離間して位置して、第2経路30bにおいて特殊入賞装置34を囲繞している庇部29cの外側(右側および下側)を流下するパチンコ球が、該サイド装飾体38に設けた各口45,52,47,49に入球可能になっている。
前記第3盤面保護部材21cに沿って遊技盤20に形成された第5装着口に配設される前記サイド装飾体38は、図2,図3に示す如く、前記枠状装飾体29に設けた前記特殊入賞装置34の右側方に臨む位置から前記始動入賞装置35の配設位置までの間に亘って延在する概略弓形状の部材であって、該サイド装飾体38は、第3盤面保護部材(レール部材)21cの内側(枠状装飾体29を向く側)に沿って枠状装飾体側が凹となる姿勢で遊技盤20に配設されている。サイド装飾体38は、前後に分割可能な本体41と前構成部材42とからなる基部材に、各種の遊技部品を組み付けた1つユニットとして取り扱い得るよう構成されている。本体41は、図7,図8に示す如く、略弓形状に形成された固定壁41aの裏面に、該固定壁41aの外縁から離間した位置から後方に突出する側壁41bが固定壁41aの外縁に沿って形成されて、該側壁41bで囲われた部分が後方に開口している。そして、サイド装飾体38は、第5装着口内に本体41の側壁41bを挿入した状態で、遊技盤20の前面に当接した固定壁41aを前側からネジ止めすることで遊技盤20に位置決め固定されるようになっている。なお、サイド装飾体38を構成する本体41や前構成部材42は、樹脂材料によって光透過性に形成されており、後述する発光装置56,57,58によって本体41や前構成部材42を発光装飾し得るよう構成してある。
(前構成部材42について)
前記サイド装飾体38は、前記本体41の前側に配設されて、前記第3盤面保護部材(レール部材)21cの内側に隣接するように延在する前記前構成部材42を備え、該前構成部材42が遊技領域20a(第2経路30b)に臨んでいる。前構成部材42は、図6〜図8に示す如く、本体41の固定壁41aから前方に離間して平行に位置する前壁42aと、該前壁42aから後方に突出する複数の壁42b,42c,42dとを備え、複数の壁42b,42c,42dの後端を固定壁41aの前面に当接した状態で本体41の前側に前構成部材42が位置決め固定される。固定壁41aと前壁42aとは、両壁41a,42aの間をパチンコ球が流下可能な寸法で離間している。具体的には、固定壁41aと前壁42aとの離間間隔は、パチンコ球1個分の寸法より大きく、かつパチンコ球2個分より小さな寸法に設定される。なお、前壁42aの前面には、パチンコ機10のモチーフとなる図柄等が形成されている。
前記前構成部材42には、前記前壁42aにおける左右方向に延在する上側の端縁部に沿って延在する上側壁42bの上面(外側面)に、遊技領域20a(第2経路30b)を流下するパチンコ球を受けて右側から左側に向かってパチンコ球を転動させ得る転動面43が形成されている。上側壁42bは、図4,図7,図8に示す如く、後述する第2アウト口47、第2普通入賞口45、第3アウト口49および特別入賞口52の画成部分が切り欠かれて、左右方向に不連続に延在している。そして、このように不連続で延在する上側壁42bの上面に形成される転動面43は、前構成部材42の最も右側の上部に位置する第1転動面部43aと、該第1転動面部43aとは第2アウト口47を挟んだ左側に離間位置する第2転動面部43bと、第2転動面部43bとは第2普通入賞口45を挟んだ左側に離間位置する第3転動面部43cと、第3転動面部43cとは第3アウト口49を挟んだ左側に離間位置する第4転動面部43dおよび第4転動面部43dとは特別入賞口52を挟んだ左側に離間位置する第5転動面部43eとから構成される。実施例では、第1転動面部43aおよび第3〜第5転動面部43c,43d,43eが左下方傾斜するのに対し、第2転動面部43bは右下方傾斜して、該第2転動面部43b上に落下したパチンコ球を後述する第2アウト口47に向けて案内するよう構成してある。
(第2アウト口47について)
前記前構成部材42には、図3,図4に示す如く、前記第1転動面部43aと第2転動面部43bとの間に、上方に開口する第2アウト口(アウト口)47が設けられている。この第2アウト口47は、前構成部材42の前壁42aと前記本体41の固定壁41aとの間において上方(遊技領域20a)に開口して、該第2アウト口47に、第2経路30b(遊技領域20a)を流下するパチンコ球が入球可能に構成されている。
(第2普通入賞口45について)
前記前構成部材42には、図8に示す如く、第2転動面部43bと第3転動面部43cと間に、前壁42aから後方に延在する普通球受け通路部44が設けられている。普通球受け通路部44は、図4,図6に示す如く、前壁42aと本体41の固定壁41aとの間に亘って延在するよう形成されると共に、上方に開口する樋形状に形成されている。すなわち、普通球受け通路部44における前壁42aと固定壁41aとの間において上方(遊技領域20a)に開口する部分が、前記第2経路30b(遊技領域20a)を流下するパチンコ球が入賞可能な第2普通入賞口(入賞口)45として機能している。前記本体41には、普通球受け通路部44と対応する位置に、該普通球受け通路部44に連通すると共に上方に開口する樋状の球案内樋46が設けられており、第2普通入賞口45に入賞したパチンコ球を普通球受け通路部44および球案内樋46を介して図示しないセーフ球用排出経路に誘導して機外に排出するよう構成されている。また、前記第2アウト口47および第2普通入賞口45は、前記第2経路30bに植設した後述するサイド案内連釘59の下方に位置しており、該サイド案内連釘59の隙間59aを通過したパチンコ球が第2アウト口47および第2普通入賞口45に入球可能に構成されている。
(第1球案内通路48について)
前記前構成部材42には、図8に示す如く、前記第1転動面部43aの下流端から下方に延在した後に、前壁42aの下側の端縁に沿って延在する案内壁42cが前壁42aから後方に向けて突設されている。この案内壁42cは、図3に示す如く、前記第2転動面部43b、普通球受け通路部44および第3転動面部43cの下側に所定間隔離間して、前記第3盤面保護部材(レール部材)21cと重なるように左右方向に延在している。なお、第2転動面部43b、普通球受け通路部44および第3転動面部43cと案内壁42cとの離間寸法は、パチンコ球が通過可能な寸法に設定されており、該第2転動面部43b、普通球受け通路部44および第3転動面部43cと案内壁42cとの間に、パチンコ球が転動(流下)可能な第1球案内通路(球案内通路)48が形成される。具体的には、第2転動面部43bおよび第3転動面部43cが上面に形成される上側壁42bの下面および普通球受け通路部44の下面と案内壁42cの上面との間に、パチンコ球が転動(流下)可能な第1球案内通路(球案内通路)48が形成される。また、第1球案内通路48は、上流端が第2アウト口47に連通すると共に、下流端が左方に開口しており、第2アウト口47に入球したパチンコ球を右側から左側に向けて転動させ得るよう構成される。
(第3アウト口49について)
前記前構成部材42には、図3,図4に示す如く、前記第3転動面部43cと第4転動面部43dとの間に、上方に開口する第3アウト口(アウト口)49が設けられている。この第3アウト口49は、前構成部材42の前壁42aと前記本体41の固定壁41aとの間において上方(遊技領域20a)に開口して、該第3アウト口49に、第2経路30b(遊技領域20a)を流下するパチンコ球が入球可能に構成されている。
(第2球案内通路50について)
前記前壁42aには、第4転動面部43dの上流端から下方に延在した後に、前壁42aの下流端(左端)まで左右方向に延在する区画壁42dが前壁42aから後方に向けて突設されている。この区画壁42dは、前壁42aの下側の端縁から上側に所定高さだけ離間して延在しており、該区画壁42dと前記第3盤面保護部材(レール部材)21cとの間に、パチンコ球が転動(流下)可能な第2球案内通路50を画成している。この第2球案内通路50は、上流端が第3アウト口49に連通すると共に、下流端(出口)が遊技領域20aに開口しており、第3アウト口49に入球したパチンコ球を第3盤面保護部材21cに沿って右側から左側に向けて転動させ得るよう構成されている。また、第2球案内通路50の上流端には前記第1球案内通路48が連通しており(図3参照)、第2アウト口47および第3アウト口49に入球したパチンコ球は、最終的には第2球案内通路50の出口から遊技領域20aに通出するよう構成される。
前記第2球案内通路50の出口は、図3に示す如く、前記右下部案内連釘40bの下側で左方に向けて開口しており、該出口から通出されるパチンコ球は、前記第1アウト口24に向けて流下するよう構成される。すなわち、第2アウト口47および第3アウト口49に入球したパチンコ球は、第2球案内通路50の出口から遊技領域20aに通出した後に、入賞口に入賞してセーフ球となることなく第1アウト口24から機外に排出されるようになっている。
前記前構成部材42の前壁42aは、前記第1球案内通路48および第2球案内通路50の前側を画成する部分に透明部が形成されて、該第1球案内通路48および第2球案内通路50を転動するパチンコ球の様子を前側から視認可能に構成されている。なお、前壁42aの前面に施される前記図柄等は不透明に形成されており、第1球案内通路48および第2球案内通路50を転動するパチンコ球は、透明部分および不透明部分の後側を移動することで遊技者からは見え隠れするので、パチンコ球の動く様子を見せる演出が単調となるのを防ぐことができる。また、前記案内壁42cには、梨子地加工等の光拡散処理が施されており、後述する発光装置56による照明によって案内壁42cが明輝することで第1球案内通路48を転動するパチンコ球を見易くしてある。なお、実施例では、前構成部材42において前壁42aから後方に延出するように設けられる各壁42b,42dにも梨子地加工等の光拡散処理が施されている。
(特別入賞口52について)
前記前構成部材42には、図8に示す如く、前記第4転動面部43dと第5転動面部43eとの間に、前壁42aから後方に延在する特別球受け通路部51が設けられている。特別球受け通路部51は、前壁42aと本体41の固定壁41aとの間に亘って延在するよう形成されると共に、上方に開口する樋形状に形成されている。すなわち、特別球受け通路部51における前壁42aと固定壁41aとの間において上方(遊技領域20a)に開口する部分が、前記第2経路30b(遊技領域20a)を流下するパチンコ球が入賞可能な特別入賞口(特定入賞口)52として機能している。また、前記本体41の固定壁41aには、特別球受け通路部51と対応する位置に、該特別球受け通路部51に連通する特別入賞用開口53が設けられており(図7参照)、特別入賞口52に入賞したパチンコ球を特別球受け通路部51および特別入賞用開口53を介して図示しないセーフ球用排出経路に誘導して機外に排出するよう構成される。
(開閉部材54について)
前記サイド装飾体38の本体41には、前記前構成部材42に設けた特別球受け通路部51で画成される特別入賞口52を開閉自在に閉成する開閉部材54が配設されている。開閉部材54は、本体41の裏側に配設された駆動手段としての特別入賞ソレノイド60(図6参照)に連繋されて、該特別入賞ソレノイド60を駆動することで、開閉部材54が特別入賞口52へのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該特別入賞口52へのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を進退移動するよう構成される。実施例では、図3,図7に示す如く、前記固定壁41aに形成された前後方向に貫通する通孔41dに、板状の開閉部材54が前後方向に進退自在に挿通されると共に、該開閉部材54が、前記特別球受け通路部51の左右に対向する壁面に突設された一対の支持片51a,51aに前後方向に移動自在に支持されている。そして、開閉部材54が固定壁41aから前側に延出した閉位置において、該開閉部材54は、図4,図5に示す如く、前記第4転動面部43dと第5転動面部43eとの間に亘って位置して特別入賞口52を閉鎖するよう構成される。具体的には、閉位置の開閉部材54は、その上面が第4転動面部43dおよび第5転動面部43eに連続して、第4転動面部43dを転動してくるパチンコ球を開閉部材54を介して第5転動面部43eに受け渡し得るようになっている。なお、閉位置の開閉部材54は、上面が第4転動面部43dおよび第5転動面部43eと同様に左下方傾斜して、該開閉部材54の上面をパチンコ球が第5転動面部43eに向けてスムーズに転動するよう構成される。そして、開閉部材54が閉位置より後方に退避した開位置に移動することで、第4転動面部43dと第5転動面部43eとの間に特別入賞口52が開口して、第4転動面部43dを転動してくるパチンコ球が該特別入賞口52に落下通入(入賞)し得るよう構成される。実施例では、特別入賞口52および開閉部材54が特定入賞部を構成し、特定入賞部が前構成部材42の最下流部に位置して、特別入賞口52より上流側に前記第2アウト口47、第2普通入賞口45および第3アウト口49が設けられている。
前記サイド装飾体38には、前記特別入賞口52に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出スイッチが配設されている。特別入賞検出スイッチは、前記制御手段に配線接続されており、特別入賞検出スイッチがパチンコ球を検出すると、検出信号を制御手段に出力し、制御手段の制御下に予め設定された数の賞球が払い出されるようになっている。なお、前記特別入賞ソレノイドは、前記始動入賞装置35へのパチンコ球の入賞を契機として特別入賞口52を開放する当り遊技(当り遊技)が付与される場合に、当りの種類に応じた所定の開閉条件に従って制御手段によって駆動制御される。なお、特別入賞口52、開閉部材54、特別入賞ソレノイド60および特別入賞検出スイッチから特別入賞装置が構成され、実施例では該特別入賞装置がサイド装飾体38に一体的に設けられている。
(張出し部55について)
前記本体41の固定壁41aは、図3,図5に示す如く、前記前構成部材42の第4転動面部43d、特別入賞口52および第5転動面部43eの形成位置に対応する部分が上方に大きく延出しており、該延出部41cの前面に、特別入賞口52の上方に張出す張出し部55が配設されている。張出し部55の下面は、図3に示す如く、閉位置の開閉部材54の上面と略平行に延在して、該開閉部材54との間に左右方向に開口する球通路61を画成するように構成される。また、張出し部55の下面と閉位置の開閉部材54の上面との離間間隔は、パチンコ球1個分の寸法より大きく、かつパチンコ球2個分より小さな寸法に設定される。
前記張出し部55は、図3に示す如く、前記枠状装飾体29における特殊入賞装置34の下側を囲繞している庇部29cの下方に位置すると共に、該張出し部55と庇部29cとの離間間隔は、パチンコ球1個分より大きく設定されている。なお、張出し部55の上方に対向する庇部29cについて、特に区別する場合は下庇部29dと指称する場合もある。すなわち、遊技盤20に配設した枠状装飾体29の下庇部29dとサイド装飾体38の張出し部55との関係は、張出し部55と下庇部29dとの間をパチンコ球が左右方向に通過可能に構成されている。但し、張出し部55と下庇部29dとの対向部の左右両側の遊技領域20aに配設される遊技釘25によって、第2経路30bを流下するパチンコ球が張出し部55と下庇部29dとの対向部間に入り込むのが規制されると共に、前記ステージ31等から排出されたパチンコ球が張出し部55と下庇部29dとの対向部間に入り込むのが規制されている。すなわち、後述する「右打ち」によって前記第2経路30bに向けて打ち出されて該第2経路30bを特殊入賞装置34の配設位置より下方まで流下したパチンコ球は、前記第2アウト口47、第2普通入賞口45および第3アウト口49に入球したもの以外は、全て張出し部55の下側に形成されている球通路61に通入するよう構成される。また、後述する「左打ち」によって前記第1経路30aに向けて打ち出されて該第1経路30aを流下したパチンコ球が、張出し部55と下庇部29dとの対向部間を左側に抜けた後に球通路61に通入しないようになっている。実施例では、張出し部55と下庇部29dとの対向部の左右両側の遊技領域20aに配設される遊技釘25が、張出し部55と下庇部29dとの対向部間へのパチンコ球の通入を規制する規制手段として機能する。
前記球通路61の出口は、図3に示す如く、前記右下部案内連釘40bの上方で開口しており、該球通路61の出口から通出したパチンコ球が右下部案内連釘40b上に落下し得るようになっている。
(第1発光装置56について)
前記本体41の固定壁41aの裏面には、前記第1球案内通路48に対応する領域に、ダイヤモンドカット等の凹凸による光拡散加工が施されている。また、本体41には、固定壁41aにおける光拡散加工が施された領域の後方に、第1発光装置(発光装置)56が配設されている。この第1発光装置56は、図6〜図8に示す如く、発光基板56aと、該発光基板56aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の発光体56bと、発光基板56aと略同一形状に形成されて該発光基板56aの裏面を覆蓋保護するように発光基板56aの裏側に配設された保護部材56cとを備える。この第1発光装置56は、本体41の側壁41bの後端に配設されており、該第1発光装置56の発光体56bを発光することで、固定壁41aに施された光拡散加工によって、第1球案内通路48および該第1球案内通路48を画成している壁42b,42cを明輝して発光装飾し得るよう構成される。
(第2発光装置57について)
前記張出し部55は、樹脂材料によって光透過性に形成されると共に、前記固定壁41aにおける延出部41cの裏面に、ダイヤモンドカット等の凹凸による光拡散加工が施されている。また、延出部41cの裏側に、第2発光装置57が配設されている。この第2発光装置57は、図7,図8に示す如く、発光基板57aと、該発光基板57aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の発光体57bと、発光基板57aと略同一形状に形成されて該発光基板57aの裏面を覆蓋保護するように発光基板57aの裏側に配設された保護部材57cとを備える。すなわち、第2発光装置57の発光体57bを発光することで、延出部41cに施された光拡散加工によって、張出し部55や球通路61が発光装飾されるようになっている。
(第3発光装置58について)
前記本体41の裏側には、前記第2発光装置57の下側に第3発光装置58が配設されている。この第3発光装置58は、図7,図8に示す如く、発光基板58aと、該発光基板58aの前面に実装されて前方に向けて光を照射するLED等の複数の発光体58bとを備える。また第3発光装置58は、発光体58bが、前記固定壁41aに形成した前記通孔41dの上縁の後方に位置するよう配置されており、該発光体58bを発光することで、通孔41dに挿通されている前記開閉部材54の上辺近傍の前記延出部41c(球通路61の下部側)を照明し得るようになっている。なお、延出部41cにおける第3発光装置58の発光体58bと対向する領域には光拡散加工が施されておらず、前記第2発光装置57の発光体57bを点灯した場合と、第3発光装置58の発光体58bを点灯した場合とで、球通路61の発光による装飾態様が異なるよう構成される。
(サイド案内連釘59について)
前記枠状装飾体29とサイド装飾体38との間に臨む遊技領域20a(第2経路30b)に、図3に示す如く、右側から左側に向けて下方傾斜する線上に沿って複数の遊技釘25が並ぶように設けられている。これら遊技釘群について、サイド案内連釘59と指称するものとする。このサイド案内連釘59は、図3に示す如く、最上部が前記第1転動面部43aの下流端に近接し、該最上部から第2アウト口47、第2転動面部43bおよび第2普通入賞口45の上方を左側に延在して、最下部が前記第3転動面部43cの上流端に近接位置している。また、サイド案内連釘59を構成する遊技釘25は、第2アウト口47と第2普通入賞口45との間の第2転動面部43bの上方でパチンコ球が通過可能な隙間59aが空くように設けられており、該サイド案内連釘59上を移動するパチンコ球が隙間59aから落下することで、該パチンコ球が第2アウト口47および第2普通入賞口45に入球し得るようになっている。これに対し、隙間59aから落下することなくサイド案内連釘59上を流下したパチンコ球は第3転動面部43cに落下し、該第3転動面部43c上を左方に転動されたパチンコ球が、第3アウト口49に入球したり第4転動面部43d上に移り得るよう構成される。
(制御手段について)
前記パチンコ機10に設けられる前記制御手段は、該パチンコ機10に備えられた各種検出スイッチ(検出手段)からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に基づいて、前記図柄表示装置17、可動演出装置、発光装置56,57,58、ランプ装置18およびスピーカ19を制御するよう構成される。また、制御手段には、前記第2始動入賞口36bを開閉する開閉部材35bに連繋する始動入賞ソレノイド、特別入賞口52を開閉する開閉部材54に連繋する特別入賞ソレノイド60および特殊入賞口34aを開閉する開閉部材34bに連繋する特殊入賞ソレノイドが接続されており、該制御手段での制御処理結果に基づいて各ソレノイド60を駆動させることで、対応する開閉部材35b,54,34bが開閉するようになっている。
前記制御手段は、前記第1始動入賞口36aまたは第2始動入賞口36bへパチンコ球が入賞したこと(より具体的には始動入賞検出スイッチがパチンコ球を検出したこと)を契機として特図当りか否かを判定する特図当り抽選を実行するよう設定される。ここで、前記特図当り抽選は、各始動入賞検出スイッチからパチンコ球の検出信号が入力された時点において、制御手段に予め設定された多数種類の乱数値(特図当り判定用)の内から1つを取得する乱数抽選が行われ、該取得した乱数値(特図当り判定用)に基づいて特図当りを発生するか否かを決定する。また制御手段は、前記第1球通過ゲート39aまたは第2球通過ゲート39bをパチンコ球が通過したこと(より具体的には球通過検出スイッチがパチンコ球を検出したこと)を契機として普図当りか否かを判定する普図当り抽選を実行するよう設定される。ここで、前記普図当り抽選は、各球通過検出スイッチからパチンコ球の検出信号が入力された時点において、制御手段に予め設定された多数種類の乱数値(普図当り判定用)の内から1つを取得する乱数抽選が行われ、該取得した乱数値(普図当り判定用)に基づいて普図当りを発生するか否かを決定する。すなわち、制御手段は、第1始動入賞口36aまたは第2始動入賞口36bにパチンコ球が入賞した特定条件が成立したときに、特図当り(当り)か否かの判定を行う特図当り判定手段(当り判定手段)としての機能を有する。また制御手段は、第1球通過ゲート39aまたは第2球通過ゲート39bをパチンコ球が通過した条件が成立したときに、普図当りか否かの判定を行う普図当り判定手段としての機能を有する。
実施例のパチンコ機10では、特図当り判定の判定結果が肯定判定された場合に付与される当り遊技の種類として第1当り遊技と第2当り遊技とが設けられており、第1当り遊技では、前記特殊入賞口34aを開放する当り遊技が実行されるのに対し、第2当り遊技では、前記特別入賞口52を開放する当り遊技が実行されるよう構成されている。また、前記制御手段は、第2当り遊技においては、前記特別入賞口52へのパチンコ球の入賞が阻まれる不利な第1状態(特別入賞口52の開閉部材54による閉鎖)と、特別入賞口52へのパチンコ球の入賞が許容される第2状態(特別入賞口52の開閉部材54による開放)とに変動されるラウンド遊技を繰返すように前記特別入賞ソレノイドを制御するよう構成される。ここで、ラウンド遊技とは、不利な第1状態から有利な第2状態に移行し、再び不利な第1状態に移行するまでを云い、当り遊技において予め決定された継続回数のラウンド遊技が繰返されるようになっている。また、ラウンド遊技において第1状態から第2状態への移行は、第1状態から第2状態へ移行してからの第2状態の継続時間(特別入賞口52の開放時間)、または第2状態での特別入賞口52へのパチンコ球の入賞数(規定個数)の何れかが、予め設定された値となったことを条件として行われる。
実施例のパチンコ機10では、前述したように特殊入賞口34aを備えた特殊入賞装置34および特別入賞口52を備えたサイド装飾体38を第2経路30bに臨むように配置し、特殊入賞口34aを開放する第1当り遊技および特別入賞口52を開放する第2当り遊技が付与された場合に、パチンコ球を第2経路30bへ打ち出す「右打ち」を実行することで、特殊入賞口34aや特別入賞口52の入賞率が高くなる遊技者にとって有利な遊技を享受させ得るよう構成されている。また、実施例のパチンコ機10は、当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態として特典遊技状態(変短状態)を付与する機能を備えている。この特典遊技状態としては、前記第2始動入賞口36bへのパチンコ球の入賞契機が、当該特典遊技状態が付与されていない状態と較べて増加する入賞率向上状態であり、第2経路30bに第2球通過ゲート39bおよび第2始動入賞口36bに向けてパチンコ球を案内可能なサイド装飾体38を配置した実施例の盤面構成では、特典遊技状態が付与された場合に「右打ち」を実行することで、当該特典遊技状態に係る特典を効率的に享受させ得るよう構成されている。
(実施例の作用)
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記前枠13の前面側に設けられた前記操作ハンドル16の操作レバー16aを遊技者が回転操作すると、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が前記遊技盤20に設けた案内レール22により画成された発射通路23を介して遊技領域20a内に打ち出される。このとき、前記操作レバー16aの回動量に応じてパチンコ球の打ち出し位置が変化し、打ち出し位置に応じて遊技領域20aの第1経路30aまたは第2経路30bをパチンコ球が流下する。
前記第1経路30aを流下する「左打ち」となるようにパチンコ球が打ち出され、該第1経路30aを流下するパチンコ球が前記球導入部32に通入すると、該パチンコ球は前記ステージ31に通出される。このパチンコ球は、ステージ31上を左右に転動した後、枠状装飾体29の下方の遊技領域20aに排出される。球導入部32に通入することなく第1経路30aを流下するパチンコ球が前記上側案内連釘27上に落下すると、該パチンコ球は上側案内連釘27上を前記始動入賞装置35の第1始動入賞口36aに向けて案内されて、該第1始動入賞口36aに入賞可能となる。なお、上側案内連釘27上を流下する途中に隙間27aから下側案内連釘28上に落下したパチンコ球は、該下側案内連釘28上を始動入賞装置35の第2始動入賞口36bに向けて案内される。また、下側案内連釘28に設けた隙間28aを落下したパチンコ球は、前記第1普通入賞口37aに入賞可能となる。そして、始動入賞口36a,36bおよび第1普通入賞口37aに入賞しなかったパチンコ球は、前記第1アウト口24から機外に排出される。
前記ステージ31から遊技領域20aに排出されたパチンコ球や、上側案内連釘27で始動入賞装置35に向けて案内されたパチンコ球が前記第1球通過ゲート39aを通過すると、該パチンコ球の通過を球通過検出スイッチが検出する。球通過検出スイッチから球検出信号が前記制御手段に入力されると、該制御手段は、普図当りか否かを判定する普図当り抽選を実行する。そして、普図当り抽選の結果が当選の場合は、制御手段は前記始動入賞ソレノイドを駆動制御することで前記開閉部材35bを開閉動作する。これにより、始動入賞装置35の第2始動入賞口36bへのパチンコ球の入賞が可能となる。
前記パチンコ機10において、前記当り遊技が付与されるか、または特典遊技状態となった場合に、前記操作ハンドル16の操作レバー16aを回転操作して打球発射装置によるパチンコ球の打球力を高め、前記第2経路30bに向けてパチンコ球を打ち出す「右打ち」を行うと、該右打ちに際して第2経路30bに打ち出されたパチンコ球は、前記枠状装飾体29と第3盤面保護部材21cとの間の第2経路30bを流下する。第2経路30bを流下するパチンコ球が第2球通過ゲート39bを通過すると、該パチンコ球の通過を球通過検出スイッチが検出する。球通過検出スイッチから球検出信号が前記制御手段に入力されると、該制御手段は、普図当りか否かを判定する普図当り抽選を実行する。そして、普図当り抽選の結果が当選の場合は、制御手段は前記始動入賞ソレノイドを駆動制御することで前記開閉部材35bを開閉動作する。これにより、始動入賞装置35の第2始動入賞口36bへのパチンコ球の入賞が可能となる。なお、前記特殊入賞口34aが開放する第1当り遊技が付与されている場合では、前記第2経路30bを流下するパチンコ球が高確率で特殊入賞口34aに入賞し、多くの賞球が獲得可能となる。
(サイド装飾体38の作用)
前記第2経路30bを流下して前記サイド装飾体38に設けられた前記第1転動面部43a上に落下したパチンコ球は、該第1転動面部43a上を左方に転動し、前記サイド案内連釘59上に移り、前記隙間59aから落下した場合は、前記第2普通入賞口45や第2アウト口47に入球可能となる。第2普通入賞口45にパチンコ球が入賞すると、該パチンコ球は前記普通球受け通路部44および球案内樋46を介してセーフ球用排出経路に誘導されて機外に排出されると共に、所定数の賞球が払い出される。これに対し、第2アウト口47にパチンコ球が入球すると、該パチンコ球は前記第1球案内通路48を左側から右側に転動して第2球案内通路50に通入し、該第2球案内通路50の出口から遊技領域20aに通出される。第2球案内通路50の出口は、図3に示す如く、前記右下部案内連釘40bの下方で開口しており、該出口から通出されたパチンコ球は前記第1アウト口24から機外に排出される。第1球案内通路48および該通路48を画成する上側壁42bや案内壁42cは、前記第1発光装置56の発光体56bの点灯によって照明されており、該第1球案内通路48をパチンコ球が転動する様子が遊技者から見易くなっていることで、遊技の興趣を高めることができると共に、賞球が得られない第2アウト口47にパチンコ球が入球したことに対する落胆度合を抑え得る。
前記サイド案内連釘59の隙間59aから落下することなく該サイド案内連釘59上を流下するパチンコ球は、サイド案内連釘59の最下流端から前記第3転動面部43c上に落下し、該第3転動面部43c上を左方に転動する。そして、第3転動面部43cを転動するパチンコ球は、その勢い等によって前記第3アウト口49に入球したり、または第3アウト口49を飛び越えて第4転動面部43dに移る。第3アウト口49に入球したパチンコ球は、前記第2球案内通路50を流下し、前記右下部案内連釘40bの下方の遊技領域20aに通出されて第1アウト口24から機外に排出される。
前記第4転動面部43dに移ったパチンコ球は、前記開閉部材54が閉位置に位置してる場合(第1当り遊技や特典遊技状態)では、該開閉部材54と張出し部55との間の球通路61に通入し、該開閉部材54の上面を転動して第5転動面部43eに至る。そして、球通路61の出口から通出するパチンコ球は、前記右下部案内連釘40b上に落下する。右下部案内連釘40bは、図3に示す如く、前記始動入賞装置35に設けた右側の球案内部35cに向けて下方傾斜しているので、該右下部案内連釘40b上を流下するパチンコ球は右側の球案内部35cに向けて案内され、前記第2始動入賞口36bが開放されている場合には入賞可能となる。すなわち、サイド装飾体38の球通路61から通出されるパチンコ球は、右下部案内連釘40bおよび右側の球案内部35cによって第2始動入賞口36bに向けて案内されるようになっているので、前記特典遊技状態にあっては該特典遊技状態による特典を遊技者に効率的に享受させ得る。
前記開閉部材54が開位置に位置して特別入賞口52を開放する第2当り遊技中においては、前記第4転動面部43dに移って球通路61に通入したパチンコ球は、特別入賞口52に入賞可能となる。実施例のサイド装飾体38では、特別入賞口52の上流側に複数のアウト口47,49を設けているので、前記第1転動面部43a上に落下したパチンコ球がアウト口47,49に入球するかしないかに対する関心を高め、遊技の興趣を向上し得る。また、前記開閉部材54は、閉位置で第4転動面部43d(転動面43)に連続しているので、該開閉部材54が開位置に変位して特別入賞口52が開放された状態では、第4転動面部43dを転動してくるパチンコ球の殆どを特別入賞口52に入賞させることができる。すなわち、アウト口47,49に入球しなかったパチンコ球は、遊技者にとって有益な特別入賞口52へ入賞するので、該アウト口47,49に入球しなかったパチンコ球に対する関心を引き続き高めることができる。
実施例のパチンコ機10では、前記第2経路30bを特殊入賞装置34の下方まで流下したパチンコ球が、前記球通路61を画成する張出し部55と下庇部29dとの対向部間を通過しないように構成してある。従って、第2当り遊技中において特殊入賞装置34の下方まで流下したパチンコ球は、前記第2アウト口47、第2普通入賞口45および第3アウト口49に入球したもの以外は、全て球通路61に通入するので、該口47,45,49にパチンコ球が入球したとしても、特別入賞口52に規定個数のパチンコ球を確実に入賞させることができる。すなわち、特別入賞口52の上流側に複数のアウト口47,49を設けて、特別入賞口52に至るパチンコ球の数を調節可能な構成(パチンコ球が間引かれる構成)を採用したもとで、第2当り遊技中に特別入賞口52に規定個数のパチンコ球が入賞しないという遊技者にとって不利益となる事態が発生するのを防ぐことができる。
前記サイド装飾体38は、第2普通入賞口45、特別入賞口52、第2アウト口47および第3アウト口49を備えて一体で扱い得るよう構成されており、該サイド装飾体38を前記遊技盤20に形成した第5装着口に取り付けることで、第2普通入賞口45、特別入賞口52、第2アウト口47および第3アウト口49を遊技盤20に対して位置決めすることができる。すなわち、第2普通入賞口45、特別入賞口52、第2アウト口47および第3アウト口49を設けた遊技部品を個々に取り付けるための装着口を遊技盤20に設ける必要はなく、遊技部品を取り付けるために遊技盤20に施す加工工数を低減して製造コストを低廉に抑えることができる。また、遊技盤20にサイド装飾体38を取り付けるだけで、第2普通入賞口45、特別入賞口52、第2アウト口47および第3アウト口49を遊技盤20に組み付けることができるので、組み付け工数を低減して遊技部品の組み立てに要する手間を軽減し得る。
前記サイド装飾体38に設けた第2アウト口47、第2普通入賞口45、第3アウト口49および特別入賞口52は、図4に示す如く、前記転動面43に沿って一列に並んでいるので、該転動面43を転動するパチンコ球がどの口47,45,49,52に入球するのかに対する関心を高め、遊技の興趣を向上し得る。
実施例では、「右打ち」によってパチンコ球が打ち出される第2経路30b(枠状装飾体29より右側下部)に、第2アウト口47、第2普通入賞口45、第3アウト口49および特別入賞口52を設けたサイド装飾体38を配設してあるので、右打ちされたパチンコ球の動きに対する関心を高めることができる。
(変更例)
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、サイド装飾体(基部材)を枠状装飾体より右側下部に設けた場合で説明したが、枠状装飾体より左側下部において内レール(レール部材)に隣接するように配置してもよい。そして、サイド装飾体(基部材)を内レール(レール部材)に隣接して配置した構成では、前構成部材(基部材)に設けられる転動面は、パチンコ球を左側から右側に転動するように右下方傾斜するよう構成すればよい。
(2) 実施例のサイド装飾体における特別入賞口(特定入賞口)より上流側に設けられる2つのアウト口と第2普通入賞口との順序については、第2アウト口より上流側に第2普通入賞口を設ける構成、第3アウト口より下流側に第2普通入賞口を設ける構成を採用することができる。
(3) 実施例では、サイド装飾体(基部材)に2つのアウト口を設けたが、アウト口は1つでも3つ以上であってもよい。また、入賞口(第2普通入賞口)についても、1つに限らず2つ以上設ける構成を採用し得る。そして、アウト口および入賞口を複数ずつ設ける構成では、転動面におけるパチンコ球の流下方向での各口の順序は任意に設定可能である。
(4) 実施例では、第2アウト口および第3アウト口に入球したパチンコ球を、球案内通路を流下した後に遊技領域に通出して第1アウト口を介して機外に排出するよう構成したが、第2アウト口および第3アウト口に入球したパチンコ球が遊技盤の裏側に通出する通路をサイド装飾体に設け、遊技盤の裏側に配設される設置部材に設けた排出通路を介してパチンコ球を機外に排出する構成を採用し得る。
(5) 実施例では、枠状装飾体の下庇部と張出し部との離間間隔を、パチンコ球が通過可能な寸法としたが、下庇部と張出し部との離間間隔をパチンコ球1個分より小さく設定することで、下庇部と張出し部との対向部間をパチンコ球が左右方向に通過し得ないようにしてもよく、この構成によれば遊技釘の調節等を不要とし得る。
(6) 実施例では、サイド装飾体(基部材)に形成される転動面に関し、第2アウト口と第2普通入賞口との間に位置する第2転動面部については、他の転動面部とは反対向きに下方傾斜するようにしたが、全ての転動面部を同じ向きで下方傾斜するようにしてもよい。
(7) 実施例では、分割可能な本体と前構成部材とから基部材を構成した場合で説明したが、基部材は本体と前構成部材とが一体に構成されたものであってもよい。
(8) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
17 図柄表示装置
17a 表示部
20 遊技盤
20a 遊技領域
21c 第3盤面保護部材(レール部材)
22 案内レール(レール部材)
29 枠状装飾体
29a 窓口(開口部)
41 本体(基部材)
42 前構成部材(基部材)
42c 案内壁
43 転動面
45 第2普通入賞口(入賞口)
47 第2アウト口(アウト口)
48 第1球案内通路(球案内通路)
49 第3アウト口(アウト口)
52 特別入賞口(特定入賞口,特定入賞部)
54 開閉部材(特定入賞部)
55 張出し部
56 第1発光装置(発光装置)
61 球通路

Claims (5)

  1. 前面に配設されたレール部材により遊技球が流下する遊技領域が画成された遊技盤と、特定条件が成立したときに当りか否かの判定を行う当り判定手段とを備え、遊技球を前記遊技領域へ打ち出して遊技が行われるよう構成された遊技機において、
    前記レール部材に隣接するよう遊技盤に配設されて前記遊技領域に臨む基部材と、
    前記基部材の外側面に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球を受けて左右方向の一方の側から他方の側に向かって該遊技球を転動させる転動面と、
    前記基部材の外側面に設けられて遊技領域に開口し、遊技球が入球可能なアウト口と、
    前記基部材の外側面に設けられて遊技領域に開口し、遊技球が入賞可能な入賞口と、
    前記基部材の外側面に設けられて遊技領域に開口し、遊技球が入賞可能な特定入賞口を開閉する開閉部材を前記当り判定手段の判定結果が肯定判定の場合に開放するよう構成される特定入賞部とを備え、
    前記アウト口および入賞口は、特定入賞口より上流側に設けられる
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記開閉部材は、前記特定入賞口への遊技球の入賞を阻止する閉位置と、該閉位置より後方に退避して前記特定入賞口への遊技球の入賞を許容する開位置との間を進退移動するよう構成され、閉位置の開閉部材の上面が前記転動面に連続して該転動面から開閉部材に遊技球が転動するよう構成される請求項1記載の遊技機。
  3. 前記基部材に、前記閉位置の開閉部材の上方に張出して該開閉部材との間に左右方向に開口する球通路を画成する張出し部が設けられ、該張出し部と閉位置の開閉部材との離間間隔は、遊技球1個分の寸法より大きく、かつ遊技球2個分より小さな寸法に設定される請求項2記載の遊技機。
  4. 前記基部材に、前記転動面から前記レール部材側に離間して該レール部材に重なるように延在する案内壁が設けられ、該案内壁と前記転動面との間に、前記アウト口に入球した遊技球が前側から視認可能な状態で転動する球案内通路が形成され、該球案内通路および案内壁を照明する発光装置を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記遊技盤に、開口部から図柄表示装置の表示部を前側に臨ませる枠状装飾体が配設され、前記基部材は、前記枠状装飾体より右側下部の遊技領域に臨むように前記遊技盤に配設される請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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