JP2015096876A - コンデンサレンズおよび光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズおよび光源装置に関し、コンデンサレンズを単玉で構成することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズ5であって、コンデンサレンズ5は、ガラスからなる単玉構造であり、1面側と2面側の少なくとも一方のレンズ面形状をZとして数式(1)で表したとき、K<−1かつN=0を満たす構成とした。
【数1】
Figure 2015096876

【選択図】図1

Description

本発明は、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズおよび光源装置に関する。
従来、楕円形状の発散光束を射出する面発光型の光源に対する集光系は、特許文献1に示すように、光源を構成する複数の半導体レーザに対してそれぞれコリメータレンズが設けられ、さらに、このコリメータレンズの後段にコンデンサレンズを設ける構造が示されており、各半導体レーザから射出された発散光束はコリメートレンズにより並行光束に変換され、この平行光束に変換された複数の光束がコンデンサレンズを介して所定の集光領域に集光させる構成が知られている。
また、複数の半導体レーザから射出された複数の発散光を単玉のコンデンサレンズを介して集光させる構成が特許文献2に示されている。
特開2004−252425号公報 特開2007−27612号公報
しかしながら、特許文献1の構成では個々のレーザ光源に対してコリメータレンズが必要となるため、光源装置を構成する部品点数が多くなり生産性を劣化や大型化してしまうという問題があった。
なお、特許文献2で示されるようなコリメータレンズ機能とコンデンサレンズ機能を合わせ持つ単玉のコンデンサレンズは、いまだもって具現化されていない状況である。
そこで、本発明はこのような問題を解決し、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズを単玉として構成することを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズであって、コンデンサレンズは、ガラスからなる単玉構造であり、1面側と2面側の少なくとも一方のレンズ面形状をZとして数式(1)で表したとき、k<−1かつN=0を満たす構成とした。
Figure 2015096876
この構成により、面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズを単玉として構成することができる。
本発明の一実施の形態における光源装置を示す模式図 同光源装置を構成する光源をマルチ光源で構成した模式図 円錐係数によるレンズ面形状の変化を示す模式図
以下、本発明の一実施の形態における光源装置について図を用いて説明する。
図1は、光源1から射出された楕円形状の発散光束2を絞り板3で形成する集光領域4に集光させるコンデンサレンズ5を光軸上6に配置した光源装置7を示している。なお、光源1は、図2に示すごとく、複数の半導体レーザ8を、それぞれの光軸9が平行となるように物体高さ方向に並設したテレセントリック光学系からなるマルチ光源1aとして構成されている。なお、各半導体レーザ8からは開口数が0.25の楕円形状の発散光束10が射出されており、この発散光束10を組み合わせることで、巨視的に図1に示す発散光束2が形成される。そして、コンデンサレンズ5を介して集光領域4に集光させることで高出力な光束となる。
そして、このようなマルチ光源1aから出力された高出力な発散光束2を集光させるコンデンサレンズ5を単玉レンズとして構成する場合、高出力な光束に耐え得るものでなければならず、耐熱性の大きい光学ガラスを用いる必要がある。また、このような光学ガラスを用いる場合、光学ガラスを成形可能な温度に昇温させ金型で加圧成形するモールド成形が一般的であるため、コンデンサレンズ5を成形する上では金型の加工性が重要となる。
ここで、このコンデンサレンズ5のレンズ面形状をZとして[数1]数式(1)式で表したとき、k<−1かつN=0を満たす構成としたのである。
この構成により、マルチ光源1aに対する集光系のコンデンサレンズ5を単玉レンズとして具現化でき、またモールド成形による作成を可能としたのである。
すなわち、k<−1かつN=0としたことで有効径におけるレンズ面の断面形状が、双曲線形状となり、レンズ中心部分の曲率半径が小さく、外周部分の曲率半径が大きくなる。この点について円錐係数によるレンズ面形状の変化を図3に示す。
図3では、ベースRとなる球面形状(k=0)を線aで示し、楕円形状(−1<K<0)を線bで示し、放物線形状(k=−1)を線cで示し、双曲線形状(k<−1)を線dで示す。これから分かるように、レンズ面形状が双曲線形状、放物線形状、楕円形状、円形状の順で、レンズ面形状における外周端側での曲率半径が小さくなるため、物体高さ方向での有効径を確保することが難しく光の取込み効率が劣化する。また、レンズ外周端側の開口数を確保しようとすると、光軸6の近傍での開口数が低くなり中心部の光利用効率が劣化してしまう。なお、このようなレンズ設計において有効径を大型化しようとすれば、レンズ外周端側の曲率半径が小さくなり、この部分でのレンズ接平面と光軸6とのなす角が小さくなりモールド成形における金型加工が困難となる。なお、図3では示していないが、レンズ面形状を非球面とした場合、レンズ面に変曲点が形成されてしまい、金型加工がさらに困難となる。
以下に、コンデンサレンズ5の面形状を試料1から試料8で検討し、その結果を表1に示す。
Figure 2015096876
ここに示す試料1から試料8は、光源1として物体高さhを2mm、波長λが633nm、開口数NAが0.25の半導体レーザ8を用いたマルチ光源1aを採用している。また、コンデンサレンズ5は使用波長による屈折率nが1.515の光学ガラスで構成され、レンズ厚みTを4mmに設定している。また、光源装置7の小型化を考慮して、コンデンサレンズ5における光源1側のワーキングディスタンスWDを6mm近傍とした構成において評価を行った。
なお、この光源装置7を評価するにあたっては、コンデンサレンズ5の1面側における各半導体レーザ8から射出された発散光束10に対する取込可能な開口数に劣化が生じるかどうか、また、コンデンサレンズ5から射出された合成光束に対する集光領域4における集光制限として集光径の最小値が半径で2mm以下であるかどうかを判断基準とした。
また、表1においては、マルチ光源1aにおける物体高さh=0mm(光軸中心)に配置された半導体レーザ8から射出された発散光束10に対する1面側での取込可能な開口数をOH0とし、物体高さh=1mmに配置された半導体レーザ8から射出された発散光束10に対する取込可能な開口数をOH1、物体高さh=2mmに配置された半導体レーザ8から射出された発散光束10に対する取込可能な開口数をOH2として評価を行った。
試料1は、レンズ面形状が1面側と2面側がともに円形状(k=0)であり、コンデンサレンズ5から射出される合成光束の集光制限である2mm以下を満たしておらず、かつ、OH1、OH2の値が、半導体レーザ8から射出される発散光束10の開口数である0.25を下回っていることから光の利用効率の劣化が確認された。試料2はレンズ面形状が1面側と2面側がともに楕円形状(−1<k<0)であり、このレンズ形状においては、集光制限を満たしておらず、かつ、OH2で光の利用効率の劣化が確認された。試料3はレンズ面形状が1面側と2面側がともに放物線形状(k=−1)であり、このレンズ形状においては、集光制限を満たしているが、OH2で光の利用効率の劣化が確認された。試料4、5はレンズ面形状が1面側と2面側がともに双曲線形状(k<−1)で、集光制限を満たすとともに、OH0,OH1,OH2の全てで半導体レーザ8から射出される発散光束10の開口数である0.25を維持できることが確認された。
この試料1から試料5の結果により、レンズ面の形状を円錐係数kが−1未満の双曲線形状とすることで物体高さ方向に並接された半導体レーザ8から射出された発散光束10を効率よく集光領域4に集光できることが確認できる。
さらに、1面側のみを双曲線形状とした試料6〜8について評価結果を確認する。試料6は1面側のレンズ面形状が双曲線形状(k<−1)で2面側が円形状(k=0)とした構成であり、集光制限を満たすとともに、OH0、OH1、OH2の全てで半導体レーザ8から射出される発散光束10の開口数である0.25を維持できることが確認された。試料7は1面側のレンズ面形状が双曲線形状(k<−1)で2面側が楕円形状(−1<k<0)とした構成であり、集光径の制限を満たすとともに、OH0、OH1、OH2の全てで半導体レーザ8から射出される発散光束10の開口数である0.25を維持できることが確認された。試料8は1面側のレンズ面形状が双曲線形状(k<−1)で2面側が放物線形状(k=−1)とした構成であり、あり、集光径の制限を満たすとともに、OH0、OH1、OH2の全てで半導体レーザ8から射出される発散光束10の開口数である0.25を維持できることが確認された。
この試料1から試料8の結果により、コンデンサレンズ5の少なくとも片面を円錐係数kが−1未満の双曲線形状とすることで、マルチ光源1aから射出された合成光束を効率よく集光領域4に集光できることが確認できる。
なお、所定の開口数を有する面発光型の光源としては、楕円形状の発散光束を射出する発光ダイオードに利用できるが、上述したような高出力光源を形成するために複数の半導体レーザ8を並設したテレセントリック光学系のマルチ光源1aに対して特に有効である。
本発明は、所定の開口数を有する面発光型の光源から射出された光線を集光するコンデンサレンズにおいて、コンデンサレンズを単玉として構成できるという効果を有し、特に所定の開口数を有する複数の光源素子を並設したテレセントリック光学系のマルチ光源において有用となる。
1 光源
2 発散光束
4 集光領域
5 コンデンサレンズ
7 光源装置

Claims (4)

  1. 面発光型の光源から射出された発散光束を集光領域に集光させるコンデンサレンズであって、前記コンデンサレンズは、ガラスからなる単玉構造であり、1面側と2面側の少なくとも一方のレンズ面形状をZとして数式(1)で表したとき、K<−1かつN=0を満たすことを特徴としたコンデンサレンズ。
    Figure 2015096876
  2. 光源は、発散光束を射出する複数の光源素子を光軸に対して直行する方向に並設したテレセントリック光学系の光源であることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサレンズ。
  3. コンデンサレンズをモールド成形により作成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンデンサレンズ。
  4. 光軸方向が一致する複数の半導体レーザ素子を並設したテレセントリック光学系の光源と、
    この光源から射出された発散光束を集光するコンデンサレンズを備え、
    前記コンデンサレンズは、ガラスからなる単玉構造であり、そのレンズ面形状をZとして[数1]数式(1)としたとき、K<−1を満たすことを特徴とした光源装置。
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