JP3169586U - 集光レンズモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】輝度を高めることができると共に、均光性能を有する集光レンズモジュールを提供する。【解決手段】発光ダイオードチップ(LED)から発射する光束を集束するために、双凸型レンズである第1集光レンズ111とメニスカスレンズである第2集光レンズ112を備えるように構成される集光レンズモジュール11であって、第2集光レンズの凹面と凸面は同一の曲率半径を有する球面あるいは非球面の光学面で形成される。また、該集光レンズモジュールと発散光源20を備えるように構成される照明装置であって、発散光源から発射する光束を効果的に集束して目標物に投射することができる。これにより、該照明装置を使用し、投影機に適した投影装置や該照明装置をバックライトモジュールとして配設された表示装置などに幅広く応用することができる。【選択図】図5

Description

本考案は、集光レンズモジュール(concentrating lens module)に関し、特に2枚光学集光レンズで構成された集光レンズモジュールに係り、この集光レンズモジュールは照明装置(illuminating device)、投影装置(projector device)並びに表示装置などに応用することができる。
発光ダイオード(light emitting diode,LED)は、従来のパブルランプなどに比べて、体積が小さく、低消費電力、長寿命で熱の発生が少ないなどの利点を有しており、このため、近年、例えば、投影機や表示装置などの多くの照明応用分野において光源をパブルランプから発光ダイオードを利用したものに取り替えることが検討されている。但し、発光ダイオードは単体では発射する光束が点光源なので、発光量が小さく、また、多数の発光ダイオードでは輝度のばらつき(不均一)があり、発散角度が大きく、発射する光束は発散光などの特性を有している。このため、発光ダイオードを照明光源として、投影機あるいは他の装置の光源などに比較的大きな光量が要求される応用分野に、従来の集束光学系レンズと合わせて使用する場合、必要とされる大きな光量(光束量)が確保できず、投射光束の強度が足りず、投射面の光度分布にばらつきがあるなどの問題があった。上記問題点を克服するために、発光ダイオードから発射する光束を効果的に集束できる技術の開発研究が進められている。
図1は、従来技術における集光レンズ(concentrating lens)及びこの集光レンズと組み合わせた発光ダイオードの投影装置の一例を模式的に示す説明図である。図1に示すように、発光ダイオード511を光源として構成された投影装置51の構造では、発光ダイオード511と、集光レンズ512と、PSコンバーター(PS−converter)513と、分光器(beam splitter)514と、光弁(light valve)515とを備えるように構成される。発光ダイオード511から発射する光束をPSコンバーター513に入射してから、順次に分光器514と光弁515へ進む。高輝度の投影画像を取得するために、従来では発光ダイオード511とPSコンバーター513との間に、発光ダイオード511から発射する光束を集束して光束量の損失を減らすための集光レンズ512が配設されている。
図2は、図1に示す集光レンズの光強度分布図である。従来の投影装置51のPSコンバーター513は発光ダイオード511から発射する光束を受けて、これらの光束がPSコンバーター513の各位置における光照度が図2のように表示されており、そのうち、横座標では、PSコンバーター513の中心を原点とし、X軸方向及びY軸方向に沿っての距離(単位はmm)を示しており、縦座標では、各位置における光照度(単位はLux)の強弱を示している。図2に示すように、X軸方向及びY軸方向に沿ってPSコンバーター513の各位置における光照度の強弱を測定したところ、ほぼ全ての位置における測定値が300,000Lux以下のデータが表示され、ほんの少しの位置における測定値が300,000Lux以上のデータが表示され、かつX軸方向及びY軸方向に沿って各位置の光強度分布にばらつきが見られる。
このような従来の投影装置51は、集光レンズ512が配設されているにも拘らず、この集光レンズ512は、光軸付近にある光束のみを集束することができるため、集光レンズ512の辺縁部にある光束では屈折されてしまい、所定の方向に導くことができず、集束できないという問題があった。しかも、この集光レンズ512は集束するために、右側に示している光学面では比較的に大きい曲率が要求されている。従って、レンズ成形金型加工過程において、集光レンズ512の作製が困難という問題が生じてしまう。
図3は、従来技術における集光レンズ及びこの集光レンズと組み合わせた発光ダイオードチップの投影装置の他の例を模式的に示す説明図である。図3に示すように、発光ダイオード521を光源として構成された投影装置52の構造は、発光ダイオード521の他に、集光レンズ522とPSコンバーター523との間に、1枚の均光レンズ(light uniform lens)526を増設するように構成される。この均光レンズ526は、小さい曲率を有すると共に、レンズの厚さが不均一なので、光束を所定の方向に導くことができる。これにより、PSコンバーター523に入射した光束をより均一化することができる。図1の投影装置51の光束のばらつきを改善し、その改善効果については図4を参照してください。
図3に示す従来技術によれば、発光ダイオード521を光源として構成された投影装置52は、均光レンズ526を増設することにより、PSコンバーター523に入射した光束の均一性を改善したが、この均光レンズ526は集束性能がないため、集光レンズ522の周りの光束を均光レンズ526に集束できず、投影装置52の輝度を高めることが難しい。
以上、述べたように、投影装置の他に、発散光を光源として使用している照明装置あるいは表示装置のような電子装置においても、上記従来の問題点が存在する。光束のばらつき、曲率半径が大きい集光レンズの作製が困難、輝度を高めることが難しいといった問題を解消するために、本考案は、輝度を高めることができると共に、均光性能を有する集光レンズモジュールを提供し、照明装置、投影装置及び表示装置に適用できる集光レンズモジュールを提案する。
前記問題に鑑み本考案の目的は、発散光源(divergent light source)から発射する光束を十分に利用するこができ、輝度を高めることができる集光レンズモジュール及びそれを用いた照明装置、投影装置、表示装置を実現することにある。
前記目的を達成すべく本考案の請求項1に記載の集光レンズモジュールは、発散光源を使用可能で、発散光源から発射する光束を集束し、かつ均一化することができる。この集光レンズモジュールは、第1集光レンズ(first concentrating lens)と、第2集光レンズ(second concentrating lens)と、を備えるように構成される。また、第1集光レンズは、光束を集束するための正屈折度を有する。第2集光レンズは、メニスカスレンズであり、凸面及び凹面が形成されており、該凸面は、第1集光レンズを向くように取り付けられており、第2集光レンズは、第1集光レンズにより集束した光束を集束して該凹面外に均一に投射する。集光レンズモジュールは、下記数式1を満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
数式1において、Δtは、第2集光レンズの任意点の厚みtの変化百分率であり、tは、第2集光レンズの該凸面の任意点の法線方向に沿って該凹面までの厚みである。
また、請求項2に記載のように、第2集光レンズは、さらに下記数式2〜5あるいはそれらの組み合わせを満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
Figure 0003169586
Figure 0003169586
数式2〜5において、Rは、第2集光レンズの凸面と凹面の曲率半径(単位はmm)であり、Nは、第2集光レンズの屈折率であり、Dは、第2集光レンズの凹面の有効開口直径(単位はmm)であり、tは、第2集光レンズの凸面の任意点の法線方向に沿って凹面までの厚みである。
請求項3に記載のように、発散光源は発光ダイオードであることが好ましい。また、請求項4に記載のように、第2集光レンズは、ガラス材質あるいはプラスチック材質からなることが好ましい。さらに、請求項5に記載のように、第2集光レンズの凸面あるいは凹面では、両面とも球面でもよいし、また、少なくとも片面が非球面でもよいし、若しくは両面とも非球面であってもよい。請求項6に記載のように、第1集光レンズは、1つの凸面が形成されており、該凸面は、球面であると共に、前記第2集光レンズを向くように取り付けられていることが好ましい。請求項7の考案は請求項6に記載の集光レンズモジュールにおいて、第1集光レンズは、双凸型レンズであることが好ましい。
従来の均光レンズは、光束を所定の方向に導くことができることによって、光束を均一化することができるが、集束することができない(輝度低下)問題を解消し、前記目的を達成すべく本考案の請求項8に記載の照明装置は、光束を発射する発散光源と、発散光源から発射する光束を集束し、かつ均一化する集光レンズモジュールと、を備えるように構成される。ここでの集光レンズモジュールは請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の集光レンズモジュールであることが好ましい。
前記目的を達成すべく本考案の請求項9に記載の投影装置は、照明装置と、分光器と、光弁と、投影レンズ(projector lens)と、を備えるように構成される。照明装置は、請求項8に記載の照明装置であり、照明光束を生成して分光器へ発射する。分光器は、該照明装置から発射する照明光束を受けて、照明光束を分光する。光弁は、該分光器からの照明光束を受けて、画像光束を生成してこの画像光束を投影レンズに投影する。投影レンズは、該画像光束を受けて、投影画像を生成する。
前記目的を達成すべく本考案の請求項10に記載の表示装置は、バックライトモジュール(back light module)を備える。該バックライトモジュールは、照明光束を発射する照明装置と、該照明装置から発射する照明光束を受けて、この照明光束を均一に拡散する光拡散装置(light diffuse device)と、を備えるように構成される。ここでの照明装置は請求項8に記載の照明装置であることが好ましい。
すでに述べたように、本考案によれば、下記の優れた特長がある。
(1)本考案の集光レンズモジュールによれば、入射した発散光束を効果的に集束し、かつ均一化することができるし、光強度を向上させることにより、従来の光束の集束率が低いという欠点も改善される。
さらに、双凸型レンズである第1集光レンズの第1光学面(first optical lens)Rと第2光学面(second optical lens)Rの曲率半径を増加することによって、ガラスレンズ成形金型の加工性を向上し得る。これにより、ガラス材質からなる第1集光レンズは、ガラスレンズ成形法で簡単に作製することができる。
(2)本考案の照明装置によれば、従来技術における照明装置の光強度分布が不均一あるいは光強度が低いなどの欠点を改善するために、上記集光レンズモジュールを使用し、発散光源から発射する光束を効果的に集束し、かつ均一化することによって、光強度を向上することができる。これにより、本考案の照明装置は、投影装置及び表示装置に適用する。
(3)本考案の投影装置によれば、上記照明装置を使用することによって、発散光源から発射する光束を効果的に集束し、かつ均一化することできるし、光強度を向上させることにより、従来の投影装置の光強度が低いという欠点が改善される。
(4)本考案の表示装置によれば、上記照明装置を使用することによって、発散光源から発射する光束を効果的に集束し、かつ均一化することできるし、光強度を向上させることにより、表示装置のバックライトモジュールの輝度を大幅に高めることが可能になり、従来技術のバックライトモジュールの光強度が低いという欠点が改善される。
従来技術における集光レンズ及びこの集光レンズと組み合わせた発光ダイオードの投影装置の一例を模式的に示す説明図。 図1に示す集光レンズの光強度分布図。 従来技術における集光レンズ及びこの集光レンズと組み合わせた発光ダイオードチップの投影装置の他の例を模式的に示す説明図。 図3に示す集光レンズの光強度分布図。 本考案の集光レンズモジュールを模式的に示す構造図。 本考案の実施例6の照明装置を模式的に示す構造図。 本考案の実施例7の投影装置を模式的に示す構造図。 本考案の実施例8の表示装置を模式的に示す構造図。 本考案の実施例9の表示装置を模式的に示す構造図。 本考案の実施例1の集光レンズモジュールの光照度と位置の関係を示す図。 本考案の実施例2の集光レンズモジュールの光照度と位置の関係を示す図。 本考案の実施例3の集光レンズモジュールの光照度と位置の関係を示す図。 本考案の実施例4の集光レンズモジュールの光照度と位置の関係を示す図。 本考案の実施例5の集光レンズモジュールの光照度と位置の関係を示す図。
本考案に係る構造及び技術特徴をより完全に理解するために、その詳細な内容について以下の実施例説明及び添付図面が参照される。
図5は、本考案の集光レンズモジュール11を模式的に示す構造図である。集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化することができる。発散光源20の例としては、発光ダイオード、ハロゲンランプ、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)などが挙げられる。もちろんこの限りではない。図5に示すように、集光レンズモジュール11は、第1集光レンズ111と、第2集光レンズ112と、を備えるように構成される。また、第1集光レンズ111と第2集光レンズ112は光軸Z上に配設されている。
第1集光レンズ111は双凸型レンズであってもよいし、他の形状のレッズであってもよい。第1集光レンズ111は、正屈折度のレンズであり、第1光学面R及び第2光学面Rを有し、光束の入射側に配設されている。第1集光レンズ111は、第1光学面Rと第2光学面Rによって発散光源20から発射する光束を集束する。また、第2集光レンズ112は、メニスカスレンズであり、凸面の第3光学面(third optical lens)R及び凹面の第4光学面(fourth optical lens)Rを有し、該凸面(第3光学面R)の曲率半径は該凹面(第4光学面R)の曲率半径と同じで、また、該凸面は、第1集光レンズ111を向くように取り付けられており、第2集光レンズ112は、第1集光レンズ111により集束した光束を受けて、この光束を該凹面(第4光学面R)外に均一に投射する。そのうち、第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径が同じというのは、同じ曲率半径あるいは製造誤差が所定の許容範囲内の曲率半径を有することをいう。このように曲率半径を同じにすることによって、光が空気隙間を通過して第2集光レンズ112に入る屈折角度あるいは第2集光レンズ112から出て空気へ進む屈折角度が同じ曲率半径のときに優れた光学効果が得られる。第2集光レンズ112の厚みは、下記数式6を満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
数式6において、Δtは、第2集光レンズ112の任意点の厚みtの変化百分率であり、tは、第2集光レンズ112の該凸面(第3光学面R)の任意点の法線方向に沿って第2集光レンズ112の該凹面(第4光学面R)までの厚みである。(図5参照)
また、第1光学面R、第2光学面R、第3光学面R及び第4光学面Rは、それぞれ球面光学面、非球面光学面、それらの組み合わせであってもよい。各光学面のいずれも非球面光学面である場合、非球面光学面を有するレンズの設計に使用する一般的な非球面方程式(Aspherical Surface Formula)は、数式7のようである。
Figure 0003169586
数式7において、cは、レンズの曲率であり、hは、レンズの高さであり、Kは円錐係数(Conic Constant)であり、A、A、A、A10、A12、A14とA16は、それぞれ4、6、8、10、12、14と16冪乗の非球面係数(Nth Order Aspherical Coefficient)である。但し、非球面方程式は数式7に限定されるものではなく、本考案に係る集光レンズは他の非球面方程式を適用して形成することができる。
第1集光レンズ111は、正屈折度のレンズであり、かつ光束の入射側に配設されており、少なくとも1つの凸面を有し、例えば、双凸型レンズであってもよいし、平凸型レンズであってもよい。例えば、第1集光レンズ111は、第1光学面R及び第2光学面Rを有し、この場合、第1集光レンズ111は、第1光学面Rと第2光学面Rによって発散光源20から発射する光束を集束する。
第2集光レンズ112は、メニスカスレンズであり、凸面の第3光学面R及び凹面の第4光学面Rを有し、また、該凸面は、第1集光レンズ111を向くように取り付けられている。第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径が製造誤差の所定の許容範囲内である場合、該凸面(第3光学面R)と該凹面(第4光学面R)との間の厚みtは、上記数式6(Δt≦3%)の条件を満たすように設計されていることが好ましい。さらに好ましいのはΔt=0の条件を満たすように設計されていること。これらの条件において、tは、第3光学面Rの任意点の法線方向に沿って第4光学面Rまでの厚み(単位はmm)であり、Δtは、第2集光レンズ112の任意点の厚みtの変化百分率である。さらに、上記数式2〜5の条件を満たすように設計されている場合、上記数式2〜5において、Rは、該第2集光レンズ112の第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径(単位はmm)であり、tは、第3光学面Rの任意点から第2集光レンズ112の焦点(focus)を結んだ線の上にて第3光学面Rと第4光学面Rとの間の厚み(単位はmm)であり、Nは、該第2集光レンズ112の屈折率であり、Dは、該第2集光レンズ112の該凹面が発射側における有効開口直径(単位はmm)である。
第2集光レンズ112は、第1集光レンズ111により集束した光束を受けて、この光束を該凹面(第4光学面R)外に均一に投射する。
第2集光レンズ112の該凸面(第3光学面R)と該凹面(第4光学面R)は、金型の製作過程を減らして比較的簡単な作製でレンズが形成できるように、曲率半径を同じ条件にすることが好適で、下記数式8を満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
数式8において、Rは、第2集光レンズ112の第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径(単位はmm)であり、そのうち、第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径と同じ(製造誤差が所定の許容範囲内)ように設計されていることが好ましい。
第2集光レンズ112の厚みは、第3光学面Rと第4光学面Rによって限界を定め、第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径が同じであると共に、レンズの厚みが均一である場合、下記数式9を満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
数式9において、Rは、第2集光レンズ112の第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径(単位はmm)であり、tは、第3光学面Rの任意点の法線方向に沿って第4光学面Rまでの厚み(単位はmm)である。
第2集光レンズ112の材質は、光学プラスチック材質あるいは光学ガラス材質からなることが好ましい。より優れた光学効果を得られるように、下記数式10を満たすように設計されていることが好ましい。
Figure 0003169586
数式10において、Rは、該第2集光レンズ112の第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径(単位はmm)であり、Nは、第2集光レンズ112の屈折率である。
第2集光レンズ112の開口大小によって、投射する全体の光束量が確定され、過大な開口は、第2集光レンズ112の光束をなるべく投射して外へ出すことができるが、投射目標の投射面上に入射する光束の光強度が不均一な現象が起こる。一方、小さすぎる開口では、光束の有効利用率を低減させてしまう問題がある。より好ましいのは、第2集光レンズ112の開口直径D(単位はmm)は、下記数式11を満たすように設計されていること。
Figure 0003169586
数式11において、Rは、該第2集光レンズ112の第3光学面Rと第4光学面Rの曲率半径(単位はmm)であり、Dは、該第2集光レンズ112の該凹面が発射側における有効開口直径(単位はmm)である。
本考案による構造と技術特徴をより確実にするため、好ましい実施例を以下の図式と合わせて詳細説明する。本考案の集光レンズモジュール11、この集光レンズモジュール11を用いて構成された照明装置2、この照明装置2を用いて構成された投影装置3及び表示装置4,5の構造と技術特徴について下記の詳細な説明を参照してください。
本考案以下に開示される実施例は、本考案の集光レンズモジュール11、この集光レンズモジュール11を用いて構成された照明装置2、この照明装置2を用いて構成された投影装置3及び表示装置についての説明を目的とする。よって、本考案以下に開示される実施例にいて、発光ダイオードを発散光源20として実現しているが、この限りでない。この分野に詳しい者は、本考案に開示される集光レンズモジュール11、及びそれを用いた照明装置2、投影装置3、表示装置の構成素子は、以下に開示される実施例の構造に限られないのは明らかである。つまり、この集光レンズモジュール11、及びそれを用いた照明装置2、投影装置3、表示装置の各構成素子は様々な改変、修正、ないし等効果変化ができる。
図5を参照し、本実施例の集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化することができる。発散光源20としては、発光ダイオードは外部からのエネルギーを受けて励起されて光束を発射し、発射する光の光度エネルギー(Luminous power)は100ルーメン(Lumen)の光束を例として以下の実施例を実現する。
集光レンズモジュール11は、第1集光レンズ111と、第2集光レンズ112と、を備えるように構成される。また、第1集光レンズ111と第2集光レンズ112は光軸Z上に配設されている。第1集光レンズ111は、双凸型レンズであり、かつ光束の入射側に配設されており、第1光学面R及び第2光学面Rを有し、第1光学面Rと第2光学面Rによって発散光源20から発射する光束を集束して、第2集光レンズ112へ投射する。
また、第2集光レンズ112は、第1集光レンズ111の投射側に配設されており、入射側向きの凸面の第3光学面R及び凹面の第4光学面Rを有する。第2集光レンズ112は、N=1.53のガラス材質からなり、第3光学面Rと第4光学面Rとも、数式7の条件を満たしている非球面光学面である。該凸面(第3光学面R)と該凹面(該第4光学面R)との間の厚みtは、同じである(即ち、Δt=0の条件を満たしている)か、上記数式6(Δt≦3%)の条件を満たしているか、どちらでもよい。これらの条件において、tは、第3光学面Rの任意点の法線方向に沿って第4光学面Rまでの厚み(単位はmm)であり、Δtは、第2集光レンズ112の任意点の厚みtの変化百分率である。
第2集光レンズ112は、第1集光レンズ111により集束した光束を受けて、この光束を再び集束し、かつ該凹面(第4光学面R)外の発射側に均一に投射する。
第2集光レンズ112の光学パラメータ及び非球面係数を表1及び表2にそれぞれ示す。また、数式8〜数式11の各算出値を表3に示し、それによって実施例1は、数式8〜数式11の条件を満たしていることがわかる。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
Figure 0003169586
このように構成された集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を集束し、中心光照度が約600,000Luxの光束が形成され、この光束の光強度分布は、図10に表示される。図10において、XとYは、それぞれ集光レンズモジュール11が投射した光束を、第2集光レンズ112の第4光学面Rの中心軸に沿って19.7mm上に位置する目標物の水平軸と垂直軸に投射する位置の測定値を示している。図10からもわかるように、本実施例の集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を効果的に集束し、かつ外部に向けて均一な光強度の照明光束を投射することができ、照明装置2、投影装置3や表示装置などに好適に使用することができることから、本考案の応用性を向上させた。
本実施例の集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束することができる。発散光源20としては、実施例1と同様構成を使用し、第1集光レンズ111及び第2集光レンズ112の配設についても実施例1と同様構成を使用しているため、ここでの詳細説明を省略する。
また、第2集光レンズ112は、N=1.8のガラス材質あるいはプラスチック材質からなり、第3光学面Rと第4光学面Rとも、球面光学面である。第2集光レンズ112の光学パラメータを表4に示す。また、数式8〜数式11の各算出値を表5に示し、それによって実施例2は、数式8〜数式11の条件を満たしていることがわかる。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
このように構成された集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化し、中心光照度が約530,000Luxの光束が形成され、この光束の光強度分布は、図11に表示される。図11からもわかるように、本実施例の集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を効果的に集束し、かつ外部に向けて中心部では均一な光強度を有し、外周縁部では比較的高い光強度を有する照明光束を投射することができ、照明装置2、投影装置3や表示装置などに好適に使用することができる。外周縁部が比較的高い光強度を有する照明光束を用いることによって照明装置2、投影装置3や表示装置の辺縁部の比較的弱い光強度を補償できることから、本考案の応用性を向上させた。
本実施例の集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束することができる。発散光源20としては、実施例1と同様構成を使用し、第1集光レンズ111及び第2集光レンズ112の配設についても実施例1と同様構成を使用しているため、ここでの詳細説明を省略する。
また、第2集光レンズ112は、N=1.49のPMMAプラスチック材質からなり、第3光学面Rと第4光学面Rとも、数式7の条件を満たしている非球面光学面である。第3光学面Rと第4光学面Rとの間の厚みtは、同じである(即ち、Δt=0の条件を満たしている)か、上記数式1(Δt≦3%)の条件を満たしているか、どちらでもよい。第2集光レンズ112の光学パラメータ及び非球面係数を表6及び表7にそれぞれ示す。また、数式8〜数式11の各算出値を表8に示し、それによって実施例3は、数式8〜数式11の条件を満たしていることがわかる。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
Figure 0003169586
このように構成された集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を集束し、中心光照度が約580,000Luxの光束が形成され、この光束の光強度分布は、図12に表示される。図12からもわかるように、本実施例の集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を効果的に集束し、かつ外部に向けて楕円状な光強度分布を有する照明光束を投射することができ、照明装置2、投影装置3や表示装置などに好適に使用することができる。楕円状な光強度分布を有する照明光束を用いることによって照明装置2、投影装置3や表示装置の片辺の比較的弱い光強度を補償できることから、本考案の応用性を向上させた。
本実施例の集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化することができる。発散光源20としては、実施例1と同様構成を使用し、第1集光レンズ111及び第2集光レンズ112の配設についても実施例1と同様構成を使用しているため、ここでの詳細説明を省略する。また、第2集光レンズ112は、N=2.0のガラス材質あるいはプラスチック材質からなり、第3光学面Rと第4光学面Rとも、球面光学面である。第2集光レンズ112の光学パラメータを表9に示す。また、数式8〜数式11の各算出値を表10に示し、それによって実施例4は、数式8〜数式11の条件を満たしていることがわかる。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
このように構成された集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を集束し、中心光照度が約520,000Luxの光束が形成され、この光束の光強度分布は、図13に表示される。図13からもわかるように、本実施例の集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を効果的に集束し、かつ外部に向けて中心部では均一な光強度を有し、外周縁部では比較的高い光強度を有する照明光束を投射することができ、照明装置2、投影装置3や表示装置などに好適に使用することができる。外周縁部が比較的高い光強度を有する照明光束を用いることによって照明装置2、投影装置3や表示装置の辺縁部の比較的弱い光強度を補償できることから、本考案の応用性を向上させた。
本実施例の集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化することができる。発散光源20としては、実施例1と同様構成を使用し、第1集光レンズ111及び第2集光レンズ112の配設についても実施例1と同様構成を使用しているため、ここでの詳細説明を省略する。
また、第2集光レンズ112は、N=1.2のガラス材質あるいはプラスチック材質からなり、第3光学面Rと第4光学面Rとも、球面光学面である。第2集光レンズ112の光学パラメータを表11に示す。また、数式8〜数式11の各算出値を表12に示し、それによって実施例4は、数式8〜数式11の条件を満たしていることがわかる。
Figure 0003169586
Figure 0003169586
このように構成された集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を集束し、中心光照度が約320,000Luxの光束が形成され、この光束の光強度分布は、図14に表示される。図14からもわかるように、本実施例の集光レンズモジュール11によれば、発散光源20から発射する光束を効果的に集束し、かつ外部に向けて片辺が比較的高い光強度を有する照明光束を投射することができ、照明装置2、投影装置3や表示装置などに好適に使用することができる。片辺が比較的高い光強度を有する照明光束を用いることによって照明装置2、投影装置や表示装置の特定領域の比較的弱い光強度を補償できることから、本考案の応用性を向上させた。
図6を参照し、本考案の集光レンズモジュール11を照明分野に応用する場合、本実施例の照明装置2が提供され、この照明装置2は、発散光源20と、実施例1〜5のうちのいずれか1例に記載の集光レンズモジュール11を備えるように構成される。発散光源20は、発散光源20から発射する光束を集光レンズモジュール11に投射するように、集光レンズモジュール11の入射側に配設されている。集光レンズモジュール11は、発散光源20から発射する光束を集束し、かつ均一化し、照明光束を生成する。また、異なる集光レンズモジュール11を使用することによって、異なる照明光束の光強度分布が得られるため、照明装置2の使用目的に応じて、適宜に選択して組み合わせることができ、より一層応用上の利便性を向上させた。
図7を参照し、本考案の照明装置2を投影装置3に応用する場合、本実施例の投影装置3が提供され、この投影装置3は、実施例6の照明装置2と、分光器31と、光弁32と、投影レンズ33と、を備えるように構成される。照明装置2は、照明光束を生成し、分光器31に投射する。分光器31は、この照明光束を受けて、該照明光束を分光する。
小型投影装置の応用において、該分光器31は、偏光ビームスプリッター(Polarization Beam Splitter,PBS)であってもよい。入射した照明光束の内、P偏光とS偏光と同時に有しており、偏光ビームスプリッター(PBS)を通過後P、S偏光に分岐され、照明光束内の白光のS偏光を反射すると共に、照明光束内のP偏光を通過させる。そして、通過したP偏光は、所定の間隔おきに配設されている半波長板を通過すると、変調されたP偏光はS偏光になる。これにより、偏光ビームスプリッターを通過した照明光束は、元の偏光軸に直交する、単極性(S偏光)な偏光照明光束になって、光弁32に投射する。
光弁32は、該分光器31からの分光後の照明光束を受けて、光弁32の制御に基づき、時間経過に応じて異なるスペクトル(あるいは偏光)の光束を順次通過することにより、画像光束を生成してこの画像光束を投影レンズ33に投影する。
投影レンズ33は、光学レンズの組み合わせであり、画像光束から生成した投影画像を目標物(図示しない)に投影するように、複数の光学レンズを利用している。
図8は、本考案の表示装置の一例を模式的に示す構造図である。図8に示すように、本実施例の表示装置は、バックライトモジュール4を備える。本実施例において、このバックライトモジュール4はエッジライト型バックライトモジュールであり、実施例6の照明装置2と光拡散装置41を備えるように構成される。照明装置2は、照明光束を生成し、光拡散装置41に投射する。該光拡散装置41は、照明光束を受けて、この照明光束を均一に拡散する。
光拡散装置41は、導光板(light guide plate)411と、反射シート(reflection sheet)412と、拡散シート(diffuse sheet)413と、プリズムシート(prism sheet)414とを備えるように構成される。照明装置2が発射する照明光束を導光板411に投射する場合、照明光束は導光板411内に回折反射しながら前方に進み、回折反射させた照明光束の角度が導光板411の臨界角度より小さい場合、照明光束は、回折反射して導光板411内に戻る。また、回折反射させた照明光束の角度が導光板411の臨界角度を超える場合、照明光束は、導光板411の下方を通過した後、反射シート412により反射して導光板411内に戻るか、導光板411の上方を通過した後、拡散シート413に入るか、どちらでもよい。
拡散シート413は、照明光束を均一に拡散してから、プリズムシート414に投射し、このプリズムシート414により照明光束を再拡散してバックライトを均一化させた目的を達成する。
一般的にバックライトモジュール4の体積が比較的大きいので、数多くの照明装置2と光拡散装置41とを組み合わせることによって、バックライトモジュール4には均一な光強度分布が得られる。従来技術においては、バックライトモジュール4の辺縁部あるいは特定領域の光強度分布が不均一な現象を避けるように、光束の回折反射の多回数調整が必要とされる。それに比べて、本考案の表示装置のバックライトモジュール4は、異なる集光レンズモジュール11(例えば、実施例1ないし実施例5のうちのいずれか1例に記載の集光レンズモジュール)を使用することによって異なる光強度分布が得られるので、機能多様な照明装置2を構成することができる。また、これらの照明装置2を配設することによって、バックライトモジュール4の光強度分布を均一化させた効果を達成し得る。
図9は、本考案の表示装置の他の例を模式的に示す構造図である。図9に示すように、本実施例の表示装置は、バックライトモジュール5を備える。本実施例において、このバックライトモジュール5は直下型バックライトモジュール5であり、実施例6の照明装置2と直下型光拡散装置(direct light diffuse device)42を備えるように構成される。照明装置2は、照明光束を生成し、直下型光拡散装置42に投射する。
直下型光拡散装置42は、拡散シート423と、プリズムシート424とを備えるように構成される。照明装置2が発射する照明光束を拡散シート423に直接に投射する場合、拡散シート423は、この照明光束を均一に拡散してから、プリズムシート424に投射し、このプリズムシート424により照明光束を再拡散してバックライトを均一化させた目的を達成する。
一般的にバックライトモジュール5は、照明光束を発射して拡散シート423に照射するように数多くの照明装置2を拡散シート423の下端に配置する必要がある。本考案の照明装置2は、異なる光学係数を有する第1集光レンズ111及び第2集光レンズ112を選択して使用することによって、異なる光強度分布の照明光束を生成できる多様な照明装置2が構成される。例えば、実施例1ないし実施例5のうちのいずれか1例に記載の集光レンズモジュール11を使用することによって構成された多様な照明装置2をバックライトモジュール5の異なる位置にそれぞれ配設する。具体的に、実施例2、実施例4に記載の集光レンズモジュール11をバックライトモジュール5の辺縁部付近に配設すれば、辺縁部の比較的弱い光強度を補償することができる。また、実施例3に記載の集光レンズモジュール11をバックライトモジュール5の辺縁部付近に配設すれば、辺縁部の比較的弱い光強度を補償することができる。さらに、実施例5に記載の集光レンズモジュール11をバックライトモジュール5の照明の増強が必要とされる領域に配設すれば、特定領域の照明の増強をすることができる。以上説明したように、バックライトモジュール5の光強度分布をより一層均一化させて優れた照明効果を達成し得る。
以上は本考案の好ましい実施例の説明である。これらは本考案を説明するものであり、なんらの制限を加わるものではない。当該技術を熟知する者は、本考案の請求範囲による改変、修正、ないし等効果変更も、なお本考案の請求範囲に含まれるものとする。
11 集光レンズモジュール
111 第1集光レンズ
112 第2集光レンズ
2 照明装置
20 発散光源
3,51,52 投影装置
31, 514,524 分光器
32,515,525 光弁
33 投影レンズ
4,5 バックライトモジュール
41 光拡散装置
42 直下型光拡散装置
411 導光板
412 反射シート
413,423 拡散シート
414,424 プリズムシート
511,521 発光ダイオード
512,522 集光レンズ
513,523 PSコンバーター
526 均光レンズ
第1光学面
第2光学面
第3光学面
第4光学面
D 有効開口直径
t 厚み
Δt 第2集光レンズ厚みの変化百分率
Z 光軸

Claims (10)

  1. 第1集光レンズと、第2集光レンズと、を備え、発散光源から発射する光束を集束し、かつ均一化する集光レンズモジュールであって、
    前記第1集光レンズは、前記光束を集束するための正屈折度を有し、
    前記第2集光レンズは、メニスカスレンズであり、凸面及び凹面が形成されており、前記凸面は、前記第1集光レンズを向くように取り付けられており、前記第2集光レンズは、前記第1集光レンズにより集束した前記光束を集束して前記凹面外に均一に投射し、
    前記集光レンズモジュールは、下記数式1を満たすように設計されていることを特徴とする、集光レンズモジュール。
    Figure 0003169586
    (数式1において、Δtは、前記第2集光レンズの任意点の厚みtの変化百分率であり、tは、前記第2集光レンズの前記凸面の任意点の法線方向に沿って前記凹面までの厚みである。)
  2. 前記第2集光レンズは、さらに下記数式2〜5あるいはそれらの組み合わせを満たすように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の集光レンズモジュール。
    Figure 0003169586
    Figure 0003169586
    Figure 0003169586
    Figure 0003169586
    (数式2〜5において、Rは、前記第2集光レンズの前記凸面と前記凹面の曲率半径(単位はmm)であり、Nは、前記第2集光レンズの屈折率であり、Dは、前記第2集光レンズの前記凹面の有効開口直径(単位はmm)であり、tは、前記第2集光レンズの前記凸面の任意点の法線方向に沿って前記凹面までの厚みである。)
  3. 前記発散光源は発光ダイオードであることを特徴とする、請求項1に記載の集光レンズモジュール。
  4. 前記第2集光レンズは、ガラス材質あるいはプラスチック材質からなることを特徴とする、請求項1に記載の集光レンズモジュール。
  5. 前記第2集光レンズの前記凸面あるいは前記凹面が、球面あるいは非球面であることを特徴とする、請求項1に記載の集光レンズモジュール。
  6. 前記第1集光レンズは、1つの凸面が形成されており、前記凸面は、球面であると共に、前記第2集光レンズを向くように取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の集光レンズモジュール。
  7. 前記第1集光レンズは、双凸型レンズであることを特徴とする、請求項6に記載の集光レンズモジュール。
  8. 光束を発射する発散光源と、
    前記発散光源から発射する光束を集束し、かつ均一化する集光レンズモジュールと、
    を備える照明光束を発射する照明装置であって、
    前記集光レンズモジュールは請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の集光レンズモジュールであることを特徴とする、照明装置。
  9. 照明装置と、分光器と、光弁と、投影レンズと、を備える投影装置であって、
    前記照明装置は、照明光束を発射し、
    前記分光器は、前記照明装置から発射する前記照明光束を受けて、前記照明光束を分光し、
    前記光弁は、前記分光器からの前記照明光束を受けて、画像光束を生成してこの画像光束を前記投影レンズに投影し、
    前記投影レンズは、前記画像光束を受けて、投影画像を生成し、
    前記照明装置は請求項8に記載の照明装置であることを特徴とする、投影装置。
  10. バックライトモジュールを備える表示装置であって、
    前記バックライトモジュールは、照明光束を発射する照明装置と、前記照明装置から発射する前記照明光束を受けて、前記照明光束を均一に拡散する光拡散装置と、を備え、
    前記照明装置は請求項8に記載の照明装置であることを特徴とする、表示装置。
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