JP2015095625A - 抵抗器及び抵抗器の製造方法 - Google Patents
抵抗器及び抵抗器の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015095625A JP2015095625A JP2013235890A JP2013235890A JP2015095625A JP 2015095625 A JP2015095625 A JP 2015095625A JP 2013235890 A JP2013235890 A JP 2013235890A JP 2013235890 A JP2013235890 A JP 2013235890A JP 2015095625 A JP2015095625 A JP 2015095625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- metal electrode
- metal
- metal terminal
- ceramic substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 42
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 298
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 298
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 100
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 97
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 85
- 239000007790 solid phase Substances 0.000 claims abstract description 54
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 53
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 35
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 7
- 238000003475 lamination Methods 0.000 claims description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 8
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 29
- 229910018125 Al-Si Inorganic materials 0.000 description 12
- 229910018520 Al—Si Inorganic materials 0.000 description 12
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 9
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 9
- 239000010408 film Substances 0.000 description 8
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 8
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- PMHQVHHXPFUNSP-UHFFFAOYSA-M copper(1+);methylsulfanylmethane;bromide Chemical compound Br[Cu].CSC PMHQVHHXPFUNSP-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 7
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910017945 Cu—Ti Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 4
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 229910001316 Ag alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910018459 Al—Ge Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 229910018566 Al—Si—Mg Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910020836 Sn-Ag Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020988 Sn—Ag Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
Description
また、特許文献2には、セラミックス基板の上に抵抗体と金属電極とを形成し、金属電極と金属端子とをはんだ接合した構造の抵抗器が提案されている。
さらに、例えば特許文献3には、絶縁層を備えたシリコン基板と放熱板(ヒートシンク)とをはんだ接合した抵抗器が提案されている。
この場合、Cuからなる金属電極及び金属端子が、Agからなる接合材を介して固相拡散接合されているので、金属電極と金属端子を良好に接合することができる。
また、CuとAgとの固相拡散接合の温度は、Ag−Cu−Ti系のろう材の接合温度と比較して低いので、接合時における抵抗体の熱劣化を抑制可能となる。また、このように比較的低温で接合することにより、金属電極と金属端子との接合部に生じる残留応力を低減することもできる。
この場合、Agからなる金属電極及び金属端子が、Cuからなる接合材を介して固相拡散接合されているので、金属電極と金属端子を良好に接合することができる。
また、AgとCuとの固相拡散接合の温度は、Ag−Cu−Ti系のろう材の接合温度と比較して低いので、接合時における抵抗体の熱劣化を抑制可能となる。また、このように比較的低温で接合することにより、金属電極と金属端子との接合部に生じる残留応力を低減することもできる。
この場合、金属電極及び金属端子のいずれか一方がAgからなり、金属電極及び金属端子のいずれか他方がCuからなるので、金属電極と金属端子とを比較的低温で固相拡散接合することができ、金属電極と金属端子とを良好に接合することが可能となる。
この場合、セラミックス基板の他方の面側にヒートシンクが接合されているので、抵抗体から発生する熱を効率的にヒートシンクから外部へ放散することができ、抵抗器の信頼性を向上させることが可能である。
この場合、セラミックス基板とヒートシンクとの間に緩衝層が形成されているので、抵抗体に冷熱サイクルが負荷された際に、セラミックス基板とヒートシンクとの間に生じる熱応力を緩衝層によって緩和し、セラミックス基板に割れが発生することを抑制できる。
この場合、Cuからなる金属電極と金属端子との間に、接合材としてAg箔、Ag粉末、及び酸化Agと還元剤とを含有するペーストを介在させて、積層方向に加圧して加熱処理を行い固相拡散接合するので、Cuからなる金属電極と金属端子とが、Agからなる接合材とそれぞれ固相拡散接合され、金属電極と金属端子とを確実に接合することができる。
この場合、金属電極及び金属端子のいずれか一方がAgからなり、金属電極及び金属端子のいずれか他方がCuからなり、金属電極と金属端子とを積層し、金属電極と金属端子とを積層方向に加圧した状態で加熱処理を行うことにより直接固相拡散接合するので、金属電極と金属端子とを直接接合することができる。
この場合、金属電極及び金属端子のいずれか一方がAgからなり、金属電極及び金属端子のいずれか他方がCuからなり、Ag箔、Ag粉末、及び酸化Agと還元剤とを含有するペーストのいずれかからなる接合材を介して金属電極と金属端子とを積層し、積層方向に加圧して加熱処理を行い固相拡散接合するので、金属電極と金属端子とを確実に接合することができる。
この場合、金属電極と金属端子の固相拡散接合と、セラミックス基板とヒートシンクとの接合が同時に行われるので、セラミックス基板及び抵抗体の熱負荷を低減することができるとともに、製造工程を簡略化して製造コストを低減できる。
以下に、本発明の実施形態について、添付した図面を参照して説明する。まず、本発明の第一実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る抵抗器1は、図1に示すように、セラミックス基板11と、このセラミックス基板11の一方の面に形成された抵抗体12及び金属電極13と、金属電極13に接合された金属端子14とを備えている。本実施形態において、抵抗器1は、セラミックス基板11の他方の面に接合された放熱板31(ヒートシンク)を備えており、この放熱板31が、耐熱グリース42を介して冷却器41にネジ43で締結されている。
そして、これらの金属電極13と金属端子14とが、接合層15を介して接合されている。
金属端子14、金属電極13、及び接合層15は導電性が良好であり、電流が金属端子14から抵抗体12に流れるようになっている。
冷却器41は、放熱板31に取付けられ、放熱板31を冷却するためのものである。
耐熱グリース42は、これらの放熱板31と冷却器41との間に介在されており、放熱板31と冷却器41との隙間を埋めて放熱板31からの熱が冷却器41側へ効率的に伝達されるようになっている。
まず、図3に示すように、セラミックス基板11の一方の面に、例えばスパッタリング法を用いてTa−Si系薄膜からなる抵抗体12を形成する(抵抗体形成工程S01)。
次いで、セラミックス基板11の一方の面における所定の位置に、例えばスパッタリング法を用いてCuからなる金属電極13を形成する(金属電極形成工程S02)。
Agからなる接合材25としては、例えば、厚さ5μm〜200μmのAg箔を用いることができる。
本実施形態では接合材25として厚さ20μmのAg箔を用いた。
また、セラミックス基板11の他方の面には、ろう材箔26を介して、アルミニウム合金(A6063)からなる放熱板31を積層する(接合材、金属端子及び放熱板積層工程S03)。
ろう材箔26としては厚さ10μm〜35μmのAl−Si系ろう材箔、Al−Ge系ろう材箔等が用いられる。
本実施形態ではろう材箔26として厚さ20μmのAl−Si系ろう材箔を用いた。
なお、本実施形態においては、金属電極13、接合材25、及び金属端子14の接合される面は平滑とされている。
以上のようにして本実施形態に係る抵抗器1が製造される。
さらに、Cuからなる金属端子14の厚さが0.1mm以上とされているので、端子としての強度を十分に確保するとともに比較的大きな電流を流すことができる。また、金属端子14の厚さが0.3mm以下とされているので、抵抗体12の発熱回数が多くてもセラミックス基板11に割れが発生することを抑制できる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
本発明の第二実施形態に係る抵抗器101は、図4に示すように、セラミックス基板111と、このセラミックス基板111の一方の面に形成された抵抗体112及び金属電極113と、金属電極113に接合された金属端子114とを備えている。第二実施形態において、抵抗器101は、セラミックス基板111の他方の面に接合された放熱板131(ヒートシンク)を備えており、この放熱板131が、断熱材142を介して冷却器141にネジ143で締結されている。
金属端子114は、金属電極113に電気的に接続された端子であり、第二実施形態においては、Cuによって構成されている。また、金属端子114の厚さは、0.05mm以上0.3mm以下とされており、第二実施形態においては、0.2mmとされている。なお、本実施形態において、Cuは、純CuやCu合金を含むものとする。
第一実施形態では、これらの金属電極13と金属端子14とが接合材25を介して固相拡散接合される場合について説明したが、第二実施形態では、金属電極113と金属端子114とが直接固相拡散接合されている。
冷却器141は、放熱板131に取付けられ、放熱板131を冷却するためのものである。
まず、図6に示すように、セラミックス基板111の一方の面における所定の位置に、厚膜印刷法を用いてAgペーストを印刷、乾燥し、その後850℃で焼成することでAgからなる金属電極113を形成する(金属電極形成工程S12)。
次いで、セラミックス基板111の一方の面に、厚膜印刷法を用いてRuO2ペーストを印刷、乾燥し、その後850℃で焼成することでRuO2からなる厚膜抵抗体112を形成する(抵抗体形成工程S11)。
次に、金属電極113上に、Cuからなる金属端子114を積層する。また、セラミックス基板111の他方の面には、ろう材箔126を介して、A6063からなる放熱板131を積層する(金属端子及び放熱板積層工程S13)。
ろう材箔126としては厚さ10μm〜35μmのAl−Si系ろう材箔、Al−Ge系ろう材箔等が用いられる。
本実施形態ではろう材箔126として厚さ20μmのAl−Si系ろう材箔を用いた。
なお、本実施形態においては、金属電極113及び金属端子114の接合される面はそれぞれ平滑とされている。
以上のようにして第二実施形態に係る抵抗器101が製造される。
また、アルミナからなるセラミックス基板111の厚さは0.3mm以上1.0mm未満とされているので、抵抗体112の発熱回数が多くてもセラミックス基板111に割れが発生することを抑制できる。
ここで、緩衝層216は、Al又はAl合金で構成されている。また、緩衝層216は、純度99.9%以上のAl(3NAl)で構成されることが好ましく、純度99.99%以上のAl(4NAl)で構成されることがより好ましい。
また、上記実施の形態では、セラミックス基板の一方の面に抵抗体を形成した後に、金属電極を形成する場合について説明したが、金属電極を形成した後に抵抗体を形成する構成とされても良い。
また、上記実施の形態では、ヒートシンクがA6063(Al合金)からなる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、純Alや他のAl合金からなる構成とされても良い。
(本発明例1)
AlNからなるセラミックス基板(15mm×11mm×0.635mmt)の一方の面に、スパッタリング法を用いてTa−Si系の抵抗体(10mm×10mm×0.5μm)を形成した。さらに、スパッタリング法を用いて、セラミックス基板の一方の面の所定の位置に、スパッタリング法を用いてCrからなる下地層を形成し、この下地層上にスパッタリング法を用いてCuからなる金属電極(厚さ:1.6μm)を形成した。
次いで、金属電極上にAgからなるAg箔(厚さ:20μm)を積層し、さらにAg箔上にCuからなる金属端子(厚さ:0.2mm)を積層した。また、セラミックス基板の他方の面には、Al−Si系ろう材箔を介して、A1050材からなる放熱板(20mm×13mm×3mmt)を積層した。そして、積層方向に9kgf/cm2の加圧力を負荷し、真空雰囲気において、645℃で30分保持して、Ag箔を介して金属電極と金属端子とを接合するとともに、セラミックス基板と放熱板とを接合した。さらに、放熱板を冷却器にネジによって締結し、本発明例1の抵抗器を製造した。
アルミナからなるセラミックス基板(15mm×11mm×0.38mmt)の一方の面に、厚膜印刷法を用いて、セラミックス基板の一方の面の所定の位置に、Agペーストをを印刷、乾燥し、その後850℃で焼成することで厚膜金属電極(厚さ:7μm)形成した。さらに、厚膜印刷用RuO2ペーストを印刷、乾燥し、その後850℃で焼成することでRuO2からなる抵抗体(10mm×10mm×7μmt)を形成した。
次いで、金属電極上にCuからなる金属端子(厚さ:0.2mm)を積層した。また、セラミックス基板の他方の面には、Al−Si系ろう材箔を介して、A1050材からなりフィンを有する放熱板(20mm×13mm×3mmt)を積層した。そして、積層方向に9kgf/cm2の加圧力を負荷し、真空雰囲気において、645℃で30分保持して、金属電極と金属端子とを接合するとともに、セラミックス基板と放熱板とを接合した。さらに、放熱板を冷却器にネジによって締結し、本発明例2の抵抗器を製造した。
AlNからなるセラミックス基板(15mm×11mm×0.635mmt)の一方の面に、スパッタリング法を用いてTa−Si系からなる抵抗体(10mm×10mm×0.5μmt)を形成した。さらに、スパッタリング法を用いて、セラミックス基板の一方の面の所定の位置に、Cuからなる金属電極(厚さ:1.6μm)を形成した。
次いで、金属電極上に、はんだ材(Sn−Agはんだ)を用いて金属端子(厚さ:0.2mm)を220℃で接合した。また、セラミックス基板の他方の面にも、はんだ材を用いてA1050材からなる放熱板を220℃で接合した。なお、放熱板のはんだ接合は、放熱板にNiめっきを施した後に行った。さらに、放熱板を冷却器にネジによって締結し、従来例1の抵抗器を製造した。
(耐熱試験)
抵抗器の金属端子を電源に接続して300V〜500Vの電圧を印加し、抵抗体の表面温度を赤外線放射温度計で測定し、抵抗体の表面温度が所定の温度となったら、この温度で5分間保持した後、電源を切る。そして、抵抗体の表面温度が30℃まで低下したら、前述の電圧印加の操作を再度行う。この操作を繰り返して、抵抗体を5回発熱させる耐熱試験を実施した。なお、上述の所定の温度は、150℃、300℃、500℃に設定した。
耐熱試験後の抵抗器において、金属電極と金属端子との接合部の接合強度の低下、及びセラミックス基板と放熱板との接合部の接合強度の低下が確認されない場合を「◎」と評価した。また、接合強度の低下が初期値より30%以内であった場合を「○」と評価した。また、金属端子及び放熱板が耐熱試験中に接合部から外れた場合を「×」と評価した。この評価の結果を表1に示す。
接合強度の測定は、耐熱試験後の抵抗器を保持して、金属端子を水平に引張ることで測定した。またセラミックス基板と放熱板の接合強度は、適当な形状に切断した後、放熱板部分を保持して、界面でのシェア強度を測定した。
一方、従来例1の抵抗器においては、300℃の耐熱試験では、はんだ材の一部が溶融し、接合強度の低下が確認された。また、500℃の耐熱試験では、はんだ材が溶融し、金属端子及び放熱板が接合部から外れた。
11、111 セラミックス基板
12、112 抵抗体
13、113 金属電極
14、114 金属端子
25 接合材
31、131 放熱板(ヒートシンク)
216 緩衝層
Claims (10)
- セラミックス基板と、このセラミックス基板の一方の面に形成された抵抗体及び金属電極と、前記金属電極に接合された金属端子と、を備え、
前記金属電極と前記金属端子とが固相拡散接合されていることを特徴とする抵抗器。 - 前記金属電極及び前記金属端子がCuからなり、
Agからなる接合材を介して前記金属電極と前記金属端子とが固相拡散接合されていることを特徴とする請求項1に記載の抵抗器。 - 前記金属電極及び前記金属端子がAgからなり、
Cuからなる接合材を介して前記金属電極と前記金属端子とが固相拡散接合されていることを特徴とする請求項1に記載の抵抗器。 - 前記金属電極及び前記金属端子のいずれか一方がAgからなり、
前記金属電極及び前記金属端子のいずれか他方がCuからなることを特徴とする請求項1に記載の抵抗器。 - 前記セラミックス基板の他方の面側に接合されたヒートシンクを備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の抵抗器。
- 前記セラミックス基板と前記ヒートシンクとの間に形成された緩衝層を備えることを特徴とする請求項5に記載の抵抗器。
- 請求項2に記載された抵抗器を製造する抵抗器の製造方法であって、
前記接合材が、Ag箔、Ag粉末、及び酸化Agと還元剤とを含有するペーストのいずれかからなり、
前記金属電極と前記金属端子とを前記接合材を介して積層し、前記金属電極、前記接合材、及び前記金属端子の積層方向に加圧力を負荷した状態で加熱処理を行うことによって固相拡散接合することを特徴とする抵抗器の製造方法。 - 請求項4に記載された抵抗器を製造する抵抗器の製造方法であって、
前記金属電極と前記金属端子とを積層し、前記金属電極と前記金属端子とを積層方向に加圧した状態で加熱処理を行うことによって、前記金属電極と前記金属端子とを直接固相拡散接合することを特徴とする抵抗器の製造方法。 - 請求項4に記載された抵抗器を製造する抵抗器の製造方法であって、
Ag箔、Ag粉末、及び酸化Agと還元剤とを含有するペーストのいずれかからなる接合材を介して前記金属電極と前記金属端子とを積層し、前記金属電極、前記接合材、及び前記金属端子の積層方向に加圧力を負荷した状態で加熱処理を行うことによって固相拡散接合することを特徴とする抵抗器の製造方法。 - 請求項5に記載された抵抗器を製造する抵抗器の製造方法であって、
前記金属電極と前記金属端子との固相拡散接合と、前記セラミックス基板と前記ヒートシンクとの接合と、が同時に行われていることを特徴とする抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013235890A JP6413229B2 (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013235890A JP6413229B2 (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015095625A true JP2015095625A (ja) | 2015-05-18 |
JP6413229B2 JP6413229B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=53197811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013235890A Expired - Fee Related JP6413229B2 (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6413229B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016139732A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 三菱マテリアル株式会社 | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 |
JP2017063126A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 抵抗器の製造方法、抵抗器 |
JP2017069371A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 三菱マテリアル株式会社 | 冷却器付き放電抵抗装置 |
CN107978410A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-01 | 深圳市昌龙盛机电技术有限公司 | 一种玻璃釉电位器的内部引出方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63107101A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-12 | 松下電工株式会社 | 角チツプ形電子部品 |
JPH06204096A (ja) * | 1993-01-05 | 1994-07-22 | Nec Corp | 固体電解コンデンサの製造方法 |
JPH08306861A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-22 | Sanyo Electric Co Ltd | チップ抵抗体 |
JP2003078086A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Kubota Corp | 半導体素子モジュール基板の積層構造 |
JP2004140285A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-13 | Kamaya Denki Kk | 基板内蔵用チップ形抵抗器 |
WO2011096542A1 (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-11 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板及びパワーモジュール |
WO2013146671A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | コーア株式会社 | 抵抗器およびその実装構造 |
JP2013229545A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
JP2013229564A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板の製造方法 |
-
2013
- 2013-11-14 JP JP2013235890A patent/JP6413229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63107101A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-12 | 松下電工株式会社 | 角チツプ形電子部品 |
JPH06204096A (ja) * | 1993-01-05 | 1994-07-22 | Nec Corp | 固体電解コンデンサの製造方法 |
JPH08306861A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-22 | Sanyo Electric Co Ltd | チップ抵抗体 |
JP2003078086A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Kubota Corp | 半導体素子モジュール基板の積層構造 |
JP2004140285A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-13 | Kamaya Denki Kk | 基板内蔵用チップ形抵抗器 |
WO2011096542A1 (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-11 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板及びパワーモジュール |
WO2013146671A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | コーア株式会社 | 抵抗器およびその実装構造 |
JP2013229545A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
JP2013229564A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板の製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016139732A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 三菱マテリアル株式会社 | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 |
US10121574B2 (en) | 2015-01-28 | 2018-11-06 | Mitsubishi Materials Corporation | Resistor and method for manufacturing resistor |
JP2017063126A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 抵抗器の製造方法、抵抗器 |
JP2017069371A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 三菱マテリアル株式会社 | 冷却器付き放電抵抗装置 |
CN107978410A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-01 | 深圳市昌龙盛机电技术有限公司 | 一种玻璃釉电位器的内部引出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6413229B2 (ja) | 2018-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6323522B2 (ja) | 冷却器付パワーモジュール用基板 | |
JP5403129B2 (ja) | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 | |
JP6621076B2 (ja) | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板及びパワーモジュール | |
JP5488619B2 (ja) | パワーモジュール用基板及びパワーモジュール | |
TWI609461B (zh) | 接合體之製造方法及功率模組用基板之製造方法 | |
WO2013147142A1 (ja) | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板及びパワーモジュール | |
JP5720839B2 (ja) | 接合体及びパワーモジュール用基板 | |
JP2016208010A (ja) | 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法 | |
US10037837B2 (en) | Resistor and method for manufacturing resistor | |
JP2013118299A (ja) | パワーモジュール用基板 | |
JP6413229B2 (ja) | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 | |
JP2014222788A (ja) | パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法及びパワーモジュールの製造方法 | |
JP6398749B2 (ja) | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 | |
TW201943030A (zh) | 附散熱片的絕緣電路基板 | |
JP2018170504A (ja) | ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法 | |
JP6572705B2 (ja) | 抵抗器の製造方法、抵抗器 | |
JP6413230B2 (ja) | 抵抗器及び抵抗器の製造方法 | |
JP2014039062A (ja) | パワーモジュール用基板、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 | |
JP6303420B2 (ja) | パワーモジュール用基板 | |
JP7039933B2 (ja) | 接合体、絶縁回路基板、ヒートシンク付絶縁回路基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、絶縁回路基板の製造方法、ヒートシンク付絶縁回路基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法 | |
WO2016167217A1 (ja) | 接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク、及び、接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法 | |
JP6673635B2 (ja) | 接合体の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンクの製造方法、及び、接合体、ヒートシンク付パワーモジュール用基板、ヒートシンク | |
WO2016060079A1 (ja) | 冷却器付パワーモジュール用基板及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170919 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6413229 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |