JP2015095089A - データ変換装置、データ変換方法、及び、データ変換プログラム - Google Patents

データ変換装置、データ変換方法、及び、データ変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スケジューラが用いるデータベースの項目が多くなったとしても、そのデータベースを用いたスケジューリングと同様のスケジューリングが可能であって、且つ、メンテナンスが容易な新たなデータベースを提供することを目的とする。
【解決手段】データ変換装置は、製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有し、前記資源は、1以上の製品に対応付けられているマスタデータを変換するデータ変換装置であって、前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとし、資源グループを、前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、製品の生産管理技術に関し、特に、マスタデータを作成する技術に関する。
近年、製品の生産管理は、コンピュータを用いたスケジューラによって行われることが多い。
スケジューラは、例えば、複数工程によって生産される製品のスケジュールを作成する場合には、各工程に対して、工程で用いる設備や道具、及び、必要な人員等を割り当ててスケジュールを作成する(特許文献1等参照)。この際、スケジューラは、スケジュール作成時に制約となる数々の情報を蓄積したデータベースと、製品種別、数量、納期等を含むオーダとを参照し、制約及び納期を遵守したスケジュールを生成する。
特開平11−66181号公報
ここで、近年の、製品の少量多品種化、短納期、在庫量の削減などの要求に答え、且つ、効率的なスケジュールを作成するために、多くの制約を満足する必要があり、データベースに登録すべき項目は、膨大な数になっている。このデータベースには、製造する製品ごとに、製造に必要となる要員に関する種々の情報、設備に関する種々の情報、生産パターン、最終製品の生産途中に生成される半製品や最終製品に関する種々の情報が、制約条件として蓄積されている。
そして、データベースに蓄積されている数々の情報の中には、頻繁に更新が必要なものもあり、データベースが肥大化すると、情報を最新に保つことが難しくなってくる。つまり、現実的な時間で、データベースをメンテナンスすることができない場合が生じ得ることとなる。
データベースが最新の情報となっていない場合には、スケジューラが作成したスケジュールは、実体とは合わず実施できない部分がある事になる。このような場合、スケジュールを実体と合わせるためには、スケジューラが作成したスケジュールを、更に、計画立案者が修正しなければならず、手間が発生する。また、このような修正は、計画立案者の頭の中にあるような明文化されていない情報を基に行われることが多く、このような修正に慣れている一部の習熟度の高い計画立案者で無ければ修正できない場合が発生し得る。従って、データベースは、蓄積される情報の数が膨大になったとしても、最新の情報となっていることが望ましい。
そこで、本発明は、データベースの項目が多くなったとしても、そのデータベースを用いたスケジューリングと同様のスケジューリングが可能であって、且つ、メンテナンスが容易な新たなデータベースを提供することを目的とする。
本発明にかかる一態様では、データ変換装置は、製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有するマスタデータを変換するデータ変換装置であって、前記資源は、1以上の製品に対応付けられており、前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成手段と、前記資源グループ生成手段がグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成手段とを備えることを特徴とする。
そして、本発明の他の一態様に係るデータ変換方法は、製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有し、前記資源は、1以上の製品に対応付けられているマスタデータを変換するデータ変換装置で用いられるデータ変換方法であって、前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成ステップと、前記資源グループ生成ステップでグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成ステップとを備えることを特徴とする。
そして、本発明の他の一態様に係るデータ変換プログラムは、製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有し、前記資源は、1以上の製品に対応付けられているマスタデータを変換するデータ変換装置で用いられるデータ変換プログラムであって、前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成処理と、前記資源グループ生成ステップでグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成処理とをコンピュータに実行させるためのデータ変換プログラムである。
このような構成のデータ変換装置、データ変換方法及びデータ変換プログラムによれば、登録されている資源の数が膨大なマスタデータから、資源をグループ化して、資源の数よりも少ない数である資源グループを製品に対応付けた、マスタデータと同じデータ構造の簡略化マスタデータを作成する。従って、情報量はマスタデータと変わらないが、製品に対応付けられているデータの数が少ない簡略化マスタデータを、データ構造が同じであるマスタデータの代わりに用いることが可能となる。また、データの数が少ないことから、検索スピードが上がり、結果的に、簡略化マスタデータを用いた場合の方が、マスタデータを用いた場合よりも処理を短時間で行うことが可能となる。更に、データ数が少ないことから、メンテナンスが容易となり、常に、最新の状態を保つことが容易となる。尚、「製品」には、中間体も含まれる。
また、上述のデータ変換装置において、前記簡略化マスタデータに対し、資源グループの削除、又は、資源グループの追加、又は、資源グループと対応付けられている製品の変更、を行って第2の簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタ変更手段を、更に備え、前記資源グループ生成手段は、前記簡略化マスタ変更手段が生成した新たな簡略化マスタデータの資源グループのうち、対応付けられている製品が全て同じである資源グループを、1つの新たな資源グループとしてグループ化し、前記簡略化マスタデータ生成手段は、前記資源グループ生成手段が生成した新たな資源グループを前記製品に対応付けて、第3の簡略化マスタデータを生成することが好ましい。
この構成によれば、簡略化マスタデータに対して、資源グループ単位での、資源の削除、追加、又は、資源と対応する製品の変更を行った場合に、変更した簡略化マスタデータをマスタデータとみなして、データ変換することができるので、データの追加等を行った簡略化マスタデータが煩雑化や肥大化することなく、常に、データ更新が行われたコンパクトな簡略化マスタデータとすることが可能となる。
このようなメンテナンスが容易でデータ数がより少ない簡略化マスタデータを使用するスケジューラは、マスタデータを使用するよりもデータ検索時間を短縮することができるので、マスタデータを用いた場合と同じ精度のスケジュールを、より短時間で作成できる可能性が高くなる。
本発明にかかるデータ変換装置は、データベースの項目が多くなったとしても、そのデータベースを用いたスケジューリングと同様のスケジューリングが可能であって、且つ、メンテナンスが容易な新たなデータベースを提供することができる。
実施形態のマスタデータ変換装置とその周辺装置を示す全体構成図である。 図1に示すマスタデータ変換装置の機能ブロック図である。 図2に示すマスタデータ変換装置のマスタデータの構成及び内容の例を示す図である。 図2に示すマスタデータ変換装置の簡略化マスタデータの構成及び内容の例を示す図である。 図2に示すマスタデータ変換装置の資源対応表の構成及び内容の例を示す図である。 図2に示すマスタデータ変換装置の資源対応表の構成及び内容の例を示す図である。 図2に示すマスタデータ変換装置におけるデータ変換処理のフローチャートを示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための資源対応表の例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための簡略化マスタデータの例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための簡略化マスタデータの例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための資源対応表の例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための簡略化マスタデータの例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための簡略化マスタデータの例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための資源対応表の例を示す図である。 図4に示す簡略化マスタデータのメンテナンスを説明するための簡略化マスタデータの例を示す図である。
<実施形態>
図1は、実施形態のマスタデータ変換装置1000とその周辺装置を示す全体構成図である。
スケジュール作成装置3000は、1以上の工程によって生産される複数の製品を、それぞれの納期までに生産するスケジュールを作成するものであり、簡略化マスタデータ記憶部2200、計画マスタデータ記憶部3200、注文データ記憶部3300、計画エンジン部3100、及び、スケジュール記憶部3400を備える。
簡略化マスタデータ記憶部2200は、製品を製造(処理)する為に必要な資源を示すデータである簡略化マスタデータを記憶している。通常、資源は主資源と副資源とで構成され、例えば、主資源は設備であり、副資源は工具、治具、要員等が含まれる。
また、計画マスタデータ記憶部3200は、製品の製造工程、設備の性能などの計画に必要なデータを記憶し、注文データ記憶部3300は、製品種別、数量、納期等から成る注文データを記憶している。
計画エンジン部3100は、簡略化マスタデータ記憶部2200、計画マスタデータ記憶部3200及び注文データ記憶部3300から、必要なデータを読み出して、スケジュールを作成し、作成したスケジュールをスケジュール記憶部3400に出力する。
この計画エンジン部3100は、製品の各工程に、工程で用いる設備と、処理の時間帯とを割り当ててスケジュールを作成する。例えば、工程に設備(資源)を割り当てる場合、或る工程に割り当てた資源は、同時に他の工程に割り当てないように作成する。
マスタデータ変換装置1000は、マスタデータ記憶部2000からマスタデータを読み出して、資源対応表と簡略化マスタデータとを作成し、それぞれ資源対応表記憶部2100と簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶させる。
マスタデータ記憶部2000が記憶しているマスタデータは、スケジューリング対象の製品の製造に必要な資源を示すデータである。計画エンジン部3100は、このマスタデータを参照して、スケジュールを作成する。
また、簡略化マスタデータ記憶部2200が記憶している簡略化マスタデータは、マスタデータからマスタデータ変換装置1000が作成したデータであり、マスタデータと同じフォーマット(データ構造)に従って作成されている。従って、マスタデータに代えて、簡略化マスタデータを用いて、計画エンジン部3100はスケジュールを作成することが可能である。
また、簡略化マスタデータは、マスタデータと同等の情報量を有しているが、マスタデータに比べてデータの項目数が少なくなっている。従って、マスタデータに比べて、メンテナンスが容易となっている。
ここで、本実施形態のマスタデータ変換装置1000の機能ブロックの構成を説明する前に、マスタデータと簡略化マスタデータについて説明する。
<マスタデータ及び簡略化マスタデータ>
図3は、マスタデータ2010の構成例及びその内容例を示す図であり、図4は、簡略化マスタデータ2210の構成例及びその内容例を示す図である。また、図5は、資源対応表2110の構成例及びその内容例を示す図であり、図6は、資源対応表2120の構成例及びその内容例を示す図である。
まず、図3のマスタデータ2010から説明する。
マスタデータ2010は、製品(品目)ごとに、その製品を製造するために必要な資源を示すものであり、マスタデータ記憶部2000に記憶されている。
マスタデータ2010は、図3に示すように、行列A(n行m_a列)の形で表現される。行列Aの成分A_ijは、型式iが、資源jを必要とする場合は「1」、必要でない場合は「0」となる。型式iは、製品もしくは中間体(以下、単に「製品」という。)の種類である品目を示し、nは品目数、m_aは資源数を示す。
具体的には、マスタデータ2010は、品目2011及び資源2012を備え、品目ごとに1レコードが登録されている。尚、最後のレコードは、後述する資源利用数算出部1100が作成するレコードである。
品目2011は、品目、すなわち、製品の種類を特定するための識別子を示し、図3では、「型式1」、「型式2」等と記載する。
資源2012は、品目2011で示す製品を製造するために必要な資源を示す。
この資源2012は、資源の個数に応じたデータ項目のサブフィールド2012−1〜2012−15を備える。サブフィールドには資源を特定する為の識別子として資源名「資源1」等が設定されている。資源の個数は、品目2011で示す全製品を製造する為に必要な全資源の個数である。すなわち、図3では、品目2011で示す「型式1」〜「型式10」の10種類の製品を製造する場合に、「資源1」〜「資源15」までの15個の資源があれば処理を行うことができることを示す。
資源2012のサブフィールドに「1」が設定されている場合は、そのサブフィールドで示す資源は、そのレコードに品目2011として設定されている型式が示す製品の製造に必要であることを示し、「0」が設定されている場合は、製品の製造で必要としないことを示す。例えば、品目2011が「型式1」のレコードにおける、「資源1」のサブフィールド2012−1には「1」が設定されているので、「型式1」で示される製品を製造する場合には、「資源1」が示す資源が必要であることを示し、「資源8」のサブフィールド2012−8には「0」が設定されているので、「資源8」が示す資源は不要であることを示す。
次に、図4の簡略化マスタデータ2210を説明する。
簡略化マスタデータ2210は、図4に示すように、行列B(n行m_b列)の形で表現する。行列Bの成分B_ijは、型式iが、資源グループjを必要とする場合は「1」、必要でない場合は「0」となる。なお、n個は品目数、m_bは資源グループ数を示す。
具体的には、簡略化マスタデータ2210は、マスタデータ2010と同様に、品目ごとに、その品目が示す製品を製造するために必要な資源を示すものであり、品目ごとに1レコードが登録されている。
簡略化マスタデータ2210は、簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶されており、品目2211及び資源Gr2212を備える。
品目2211は、マスタデータ2010の品目2011と同様に、製品の種類を特定するための識別子を示す。
資源Gr2212は、品目2211で示す製品を製造するために必要な資源グループを示す。この資源Gr2212は、資源グループの個数に応じたデータ項目のサブフィールド2212−1〜2212−9を備えている。サブフィールドには資源グループを特定する為の識別子として資源Gr名「資源Gr1」等が設定されている。資源グループの個数は、品目2211で示す全製品の製造を行うための全資源グループの個数である。すなわち、図4では、品目2211で示す「型式1」〜「型式10」の10種類の品目のいずれかを製造する場合に、「資Gr源1」〜「資源Gr9」までの9個の資源グループがあれば製造することができることを示す。
資源Gr2212のサブフィールドに「1」が設定されている場合は、そのサブフィールドで示す資源グループは、そのレコードに品目2211として設定されている型式が示す製品の製造に必要であることを示し、「0」が設定されている場合は、製品の製造で必要としないことを示す。
上述のように、マスタデータ2010と簡略化マスタデータ2210とは、品目と、品目が示す製品の製造に必要とする資源とを対応付ける行列形式のデータ構造となっている点で共通する。従って、図1に示すように、マスタデータ2010の代わりに簡略化マスタデータ2210を用いて、スケジューリングを行うことが可能となる。例えば、スケジュールを作成する際に、「型式1」の製品を製造する場合を考える。マスタデータ2010(図3参照)を用いる場合には、資源2012のうち、「資源1」、「資源2」、「資源3」、「資源4」、「資源5」、「資源6」、「資源7」の7つの資源が他の製品の製造で使用されていなければ、使用できると判断する。一方、簡略化マスタデータ2210(図4参照)を用いる場合には、資源Gr2212のうち、「資源Gr1」、「資源Gr2」、「資源Gr3」の3つの資源グループが他の製品の製造で使用されていなければ、使用できると判断する。
この場合の、「資源1」〜「資源7」と「資源Gr1」〜「資源Gr3」とを対応付けるのが、図5の資源対応表2110、又は、図6の資源対応表2120である。この資源対応表2110と資源対応表2120は、双方とも、資源と資源グループとの対応付けを管理するものであり、実質的に同様の内容を示す。従って、何れか一方を、資源対応表記憶部2100に記憶しておけばよい。
資源対応表2110は、行列C1(m_a行1列)の形で表現される。資源iが属している資源Grを表す行列である。
具体的には、資源対応表2110は、資源名2111、及び、資源Gr名2112を備える。
資源名2111は、マスタデータ2010において、資源2012のサブフィールドに設定されている資源名を示す。
資源Gr名2112は、資源名2111で示される資源名が示す資源が属する資源グループ名を示す。この資源グループ名は、簡略化マスタデータ2210において、資源Gr2212のサブフィールドに設定されている資源グループ名である。
例えば、資源名2111に「資源1」が設定されているレコードには、資源Gr名2112として「資源Gr1」が設定されているので、「資源1」は「資源Gr1」に属していることになる。
次に、資源対応表2120は、資源Gr名2121、及び、資源名2122を備える。
資源Gr名2121は、簡略化マスタデータ2210において、資源Gr2212のサブフィールドに設定されている資源グループ名を示す。
資源名2122は、資源Gr名2121が示す資源グループに属している資源を示す。資源名2122は、複数のサブフィールドを備え、サブフィールドには、グループに属する資源を示す資源名が設定されている。この資源名は、マスタデータ2010において、資源2012のサブフィールドに設定されている資源名である。
例えば、資源Gr名2121に「資源Gr1」が設定されているレコードの資源名2122には、そのサブフィールドに「資源1」、「資源2」、「資源3」が設定されているので、「資源Gr1」は、「資源1」、「資源2」、「資源3」の3つの資源で構成されていることになる。
ここで、例えば、上記と同様に、「型式1」の製品を製造する場合を考える。マスタデータ2010(図3参照)を用いる場合には、資源2012のうち、「資源1」、「資源2」、「資源3」、「資源4」、「資源5」、「資源6」、「資源7」の7つの資源が他の製品の製造で使用されていなければ、使用できると判断する。一方、簡略化マスタデータ2210(図4参照)を用いる場合には、資源Gr2212のうち、「資源Gr1」、「資源Gr2」、「資源Gr3」の3つの資源Grが他の製品の製造で使用されていなければ、使用できると判断する。図6の資源対応表2120を参照すると、「資源Gr1」は、「資源1」、「資源2」、「資源3」で構成され、「資源Gr2」は、「資源4」、「資源5」で構成され、「資源Gr3」は、「資源6」、「資源7」で構成される。すなわち、「資源Gr1」、「資源Gr2」、「資源Gr3」の3つの資源Grが他の製品の製造で使用されていないという条件は、「資源1」、「資源2」、「資源3」、「資源4」、「資源5」、「資源6」、「資源7」の7つの資源が他の製品の製造で使用されていないという条件を示すことになる。すなわち、簡略化マスタデータ2210と資源対応表2120とを合わせた情報量は、マスタデータ2010の情報量と同じであることになる。
従って、マスタデータ2010を用いる代わりに簡略化マスタデータ2210を用いたとしても、マスタデータ2010を用いる場合と同様のスケジューリングを行うことが可能となる。また、簡略化マスタデータ2210の資源Gr2212のサブフィールドの個数は、マスタデータ2010の資源2012のサブフィールドの個数よりも少ないため、データ検索がより短時間で可能であり、結果として、スケジュールの作成時間が短縮できることになる。
以下、本実施形態のマスタデータ変換装置1000の機能ブロックの構成を説明する。
<構成>
図2は、マスタデータ変換装置1000の機能ブロック図である。
マスタデータ変換装置は、例えば、マイクロプロセッサおよびその周辺回路等を備えて構成されたパソコン等であり、機能的に、制御部1001、操作部1002、ディスプレイ1003、資源利用数算出部1100、資源用途比較部1200、資源グループ生成部1300、及び、簡略化マスタ生成部1400を備える。
制御部1001は、マスタデータ変換装置1000が備える各機能部を制御し、データ変換処理等を行わせる機能を有する。
操作部1002は、データ変換プログラム等を起動するコマンド、マスタデータ及び簡略化マスタデータの表示指示等の各種コマンド等をマスタデータ変換装置1000に入力する機器である。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。
ディスプレイ1003は、操作部1002から入力されたコマンド、マスタデータの内容、簡略化マスタデータの内容等を出力(提示)する機器である。例えばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Liminesence)ディスプレイ、及び、プラズマディスプレイ等の表示装置である。
資源利用数算出部1100は、マスタデータ記憶部2000からマスタデータ2010(図3参照)を読み出し、読み出したマスタデータ2010から、資源ごとに、この資源を必要とする品目の数を計算し、合計レコードを作成する機能を有する。具体的には、資源2012のサブフィールドに「1」が設定されているレコード数をカウントし、マスタデータ2010の最後のレコードである合計レコードに、カウント値を設定する。例えば、「資源7」の場合、「資源7」のサブフィールドに「1」が設定されているのは、「型式1」、「型式2」、「型式3」の3つのレコードであるので、合計レコードの欄には「3」が設定される。
資源用途比較部1200は、その資源を必要とする品目(製品)の集合が等しい資源同士を、つまり、必要とされている品目(製品)が全て同じである資源を1つのグループとするグループ化を行う機能を有する。具体的には、資源利用数算出部1100により合計レコードの欄が設定されたマスタデータ2010を参照し、合計値が等しい資源それぞれについて、その資源を必要とする品目(製品)が同じかどうかを比較し、対応する品目(製品)が全て同じである資源を1つのグループとする。
資源グループ生成部1300は、資源用途比較部1200のグループ化の結果から、資源対応表2110又は資源対応表2120を作成し、作成した資源対応表2110又は資源対応表2120を資源対応表記憶部2100に記憶させる機能を有する。
簡略化マスタ生成部1400は、マスタデータ2010及び資源対応表2110等から、簡略化マスタデータ2210を作成し、作成した簡略化マスタデータ2210を簡略化マスタデータ記憶部2200に出力する機能を有する。
<動作>
以下、マスタデータ変換装置1000の動作について、図7を用いて説明する。
図7は、マスタデータ変換装置1000のデータ変換処理のフローチャートである。
管理者は、操作部1002を操作して、マスタデータ記憶部2000に記憶されているマスタデータ2010から、簡略化マスタデータ2210の作成を指示するコマンドを入力する。予め、マスタデータ記憶部2000には、マスタデータ2010が記憶されているものとする。
操作部1002を介してコマンドを受け取った制御部1001は、資源利用数算出部1100に簡略化マスタデータの作成を指示する。
指示を受けた資源利用数算出部1100は、マスタデータ記憶部2000からマスタデータ2010を作業領域に読み込む(ステップS10)。この作業領域は、マスタデータ変換装置1000の各機能部からアクセスが可能とする。
ここで、以下の説明において、r_jを、資源jを製造に用いる品目(製品)の数とし、R_jをマスタデータ2010である行列Aのj列の全成分とする。すなわち、R_jは、資源jを必要とする全品目(製品)を示す。尚、m_aは資源数である。
マスタデータ2010を読み込んだ資源利用数算出部1100は、資源ごとに、必要とされる品目数を算出する。すなわち、図3の最後のレコードである合計レコードの欄を作成する(ステップS11)。
詳細には、資源利用数算出部1100は、マスタデータ2010である行列Aから1≦j≦m_aの範囲で、資源jを用いる品目の数であるr_jを計算する。r_jの計算結果は、合計レコードに設定する。
合計レコードを作成した資源利用数算出部1100は、資源用途比較部1200にグループ化を依頼する。依頼を受けた資源用途比較部1200は、同じ品目の製造に必要とされている資源を同じグループとするようにグループ化する。
詳細には、資源用途比較部1200は、資源グループの数m_bに初期値として0(ゼロ)を設定し、1≦j1、j2≦m_aの範囲で以下の計算をおこなう。但し、j1≠j2とする。
まず、資源用途比較部1200は、r_j1とr_j2の値を比較する。すなわち、図3の合計レコードに設定されている品目数が、同じか否かを判断する(ステップS12:NO、ステップS13)。
r_j1とr_j2が等しい場合(ステップS13:YES)、資源用途比較部1200は、R_j1とR_j2を比較する(ステップS14)。すなわち、資源j1と資源j2とは、資源を必要とする品目の数だけではなく、品目も同じであるかを判断する。
R_j1とR_j2が等しい場合(ステップS14:YES)、資源用途比較部1200は、資源j1と資源j2とを同一の資源グループとする(ステップS15)。具体的には、資源用途比較部1200は、作業領域に、資源Gr名とグループに属する資源の資源名とを対応付けて記憶しておく。資源j1と資源j2のどちらか一方が既に資源グループに属している場合は、他方をその資源グループに属させ、双方とも未だ資源グループに属していない場合は、資源グループを作成して双方を属させる。
一方、r_j1とr_j2が等しくない場合(ステップS13:NO)、又は、R_j1とR_j2が等しくない場合(ステップS14:NO)であって、資源j1と資源j2とがいずれの資源グループにも属していない場合には(ステップS16:NO)、資源用途比較部1200は、新たな資源グループを作成する(ステップS17)。例えば、資源j1と資源j2との双方とも資源グループに属していない場合には、資源j1と資源j2とのそれぞれが属する新しい資源グループを2つ作成し、資源j2のみが資源グループに属していない場合には、資源j2が属する新しい資源グループを1つ作成する。具体的には、資源用途比較部1200は、新たな資源グループを作成し、その資源Gr名とグループに属する資源の資源名とを対応付けて記憶する。そして、資源用途比較部1200は、ステップS12から処理を繰り返す。
尚、ステップS16において、資源j1と資源j2のいずれもが資源グループに属している場合には(ステップS16:YES)、資源用途比較部1200は、新たなグループを作成せずに、ステップS12から処理を繰り返す。
資源用途比較部1200は、全ての資源の組合せを比較していない場合(ステップS12:NO)、ステップS13からの処理を繰り返す。一方、全ての資源の組み合わせを比較した場合(ステップS12:YES)、資源用途比較部1200は、資源グループ数m_bを計算し、資源グループ生成部1300に資源対応表2110又は資源対応表2120の作成を依頼する。尚、ステップS13の処理は計算高速化のための処理であるため、ステップS13の処理は行わず、ステップS12の処理の後にステップS14の処理を行ってもよい。
依頼を受けた資源グループ生成部1300は、作業領域を参照し、資源用途比較部1200が作成したグループ、及び、算出した資源グループ数m_bに基づいて、資源対応表2110又は資源対応表2120を作成し、資源対応表記憶部2100に記憶させる(ステップS18)。
資源対応表2110又は資源対応表2120を資源対応表記憶部2100に記憶させた資源グループ生成部1300は、簡略化マスタ生成部1400に簡略化マスタデータ2210の作成を依頼する。
依頼を受けた簡略化マスタ生成部1400は、マスタデータ2010と、資源対応表2110又は資源対応表2120とから、行列Bの形式にそって、簡略化マスタデータ2210を作成して、簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶させる(ステップS19)。具体的には、簡略化マスタ生成部1400は、品目数をn、資源用途比較部1200が算出した資源グループ数をm_bとし、行列B(n行m_b列)の形で表現した簡略化マスタデータ2210を作成する。簡略化マスタ生成部1400は、行列Bの成分B_ijとして、型式iが、資源グループjを必要とする場合は「1」、必要でない場合は「0」と設定する。
簡略化マスタデータ2210を簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶させた簡略化マスタ生成部1400は、データ変換処理が終了した旨を制御部1001に通知する。通知を受けた制御部1001は、処理が終了した旨をディスプレイ1003に表示し、処理を終了する。
<簡略化マスタデータのメンテナンス>
以下、上述のように作成した簡略化マスタデータ2210の、メンテナンス手順について説明する。
マスタデータ2010に対して修正を行うことに比べて、データの項目数の少ない簡略化マスタデータ2210に対して修正を行う方が、より簡便に、且つ、高速に修正が可能である。ここでは、メンテナンスとして、2つについて説明する。1つ目は、資源Gr2212を追加又は削除する場合である。2つ目は、資源Grを必要とする品目(製品)が変更された場合、言い換えれば、資源Grの用途が変更された場合である。
<資源グループの追加又は削除>
まず、資源Gr2212を追加又は削除する場合について説明する。
例えば、図4に示す簡略化マスタデータ2210から、図8に示すように、資源対応表2120−2の「資源Gr1」を削除し、「資源Gr10」を追加する場合を考える。「資源Gr10」に属する「資源16」と「資源17」とは、「型式2」及び「型式5」の製品の製造に必要とされる資源であるとする。
この場合は、まず、図4の簡略化マスタデータ2210から「資源Gr1」を削除し、「資源Gr10」を追加した簡略化マスタデータ2210−2を作成する(図9参照)。
そして、この簡略化マスタデータ2210−2を、マスタデータ2010とみなしてマスタデータ変換装置1000にデータ変換をさせる。マスタデータ2010と簡略化マスタデータ2210とは、同じデータ構造を有しているため、マスタデータ2010とみなしてマスタデータ変換装置1000にデータ変換をさせることが可能である。
以下、図7のフローチャートを参照しながら、説明する。
管理者は、操作部1002を操作して、簡略化マスタデータ2210の作成を指示するコマンドを入力する。マスタデータ記憶部2000には、簡略化マスタデータ2210−2が記憶されているものとする。また、追加する「資源Gr10」が「資源16」及び「資源17」から構成されることも記憶されているものとする。
操作部1002を介してコマンドを受け取った制御部1001は、資源利用数算出部1100に簡略化マスタデータの作成を指示する。
指示を受けた資源利用数算出部1100は、マスタデータ記憶部2000から簡略化マスタデータ2210−2と、追加する資源グループの構成(「資源16」及び「資源17」が「資源Gr10」に属していること)とを作業領域に読み込む(ステップS10)。
マスタデータ2010を読み込んだ資源利用数算出部1100は、資源グループごとに、必要とされる品目数を算出する(ステップS11)。図9の最後のレコードである合計レコードの欄を作成する。
合計レコードを作成した資源利用数算出部1100は、資源用途比較部1200にグループ化を依頼する。依頼を受けた資源用途比較部1200は、同じ品目(製品)の製造に必要とされている資源Grを同じグループとするようにグループ化を行う(ステップS12〜ステップS17)。
資源用途比較部1200は、全ての資源Grの組み合わせを比較すると(ステップS12:YES)、資源グループ生成部1300に資源対応表2110又は資源対応表2120の作成を依頼し、依頼を受けた資源グループ生成部1300は、資源対応表2120−3(図11参照)を作成し、資源対応表記憶部2100に記憶させる(ステップS18)。
次に、簡略化マスタ生成部1400は、簡略化マスタデータ2210−2と、資源対応表2120−3とから、行列Bの形式にそって、簡略化マスタデータ2210−3(図10参照)を作成して、簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶させる(ステップS19)。
簡略化マスタデータを作成し直した場合、資源Gr名は、振り直されることとなるが、以下、説明の便宜上、振り直される前のGr名で説明する。
簡略化マスタデータ2210−2をデータ変換した場合、追加された「資源Gr10」を必要とする品目は、「型式2」と「型式5」であり、「資源Gr7」と同じである。従って、「資源Gr10」は、「資源Gr7」と同じグループとなり、図10の簡略化マスタデータ2210−3に示すように「資源Gr10」は削除される。「資源Gr10」に属していた「資源16」と「資源17」とは、「資源Gr7」に属することとなり、図11の資源対応表2120−3に示すように、資源Gr名2121が「資源Gr7」のレコードの資源名2122のサブフィールドに「資源16」と「資源17」とが設定されることになる。
作成された簡略化マスタデータ2210−3は、マスタデータ2010に代えてスケジューリングで用いることが可能である。
ここでは、簡略化マスタデータ2210に資源Grを追加する場合を説明したが、例えば、図15に示すように、簡略化マスタデータ2210に「資源20」、「資源21」を追加した簡略化マスタデータ2210−6を作成し、マスタデータ2010とみなして、マスタデータ変換装置1000によってデータ変換してもよい。この場合、「資源20」は「資源Gr7」に組み込まれ、「資源21」は「資源Gr4」に組み込まれることになる。
<資源Grを必要とする品目の変更>
次に、資源Gr2212を必要とする品目を変更する場合について説明する。
例えば、図4に示す簡略化マスタデータ2210において、「資源Gr6」が、「型式5」の製品の製造に必要となり、「型式7」の製品の製造には不要となった場合を考える。
この場合、図12に示すように、行が「型式5」、列が「資源Gr6」の成分を「0」から「1」に書き換え、行が「型式7」、列が「資源Gr6」の成分を「1」から「0」に書き換えて、簡略化マスタデータ2210−4を作成する。
そして、この簡略化マスタデータ2210−4を、マスタデータ2010とみなしてマスタデータ変換装置1000にデータ変換をさせる。
以下、図7のフローチャートを参照しながら、説明する。
管理者は、操作部1002を操作して、簡略化マスタデータ2210の作成を指示するコマンドを入力する。マスタデータ記憶部2000には、簡略化マスタデータ2210−4が記憶されているものとする。
操作部1002を介してコマンドを受け取った制御部1001は、資源利用数算出部1100に簡略化マスタデータの作成を指示する。
指示を受けた資源利用数算出部1100は、マスタデータ記憶部2000から簡略化マスタデータ2210−4を作業領域に読み込む(ステップS10)。
マスタデータ2010を読み込んだ資源利用数算出部1100は、資源Grごとに、必要とされる品目数を算出する(ステップS11)。図12の最後のレコードである合計レコードを作成する。
合計レコードを作成した資源利用数算出部1100は、資源用途比較部1200にグループ化を依頼する。依頼を受けた資源用途比較部1200は、同じ品目から必要とされている資源Grを同じグループとするようにグループ化を行う(ステップS12〜ステップS17)。
資源用途比較部1200は、全ての資源Grの組み合わせを比較すると(ステップS12:YES)、資源グループ生成部1300に資源対応表2110又は資源対応表2120の作成を依頼し、依頼を受けた資源グループ生成部1300は、資源対応表2120−4(図14参照)を作成し、資源対応表記憶部2100に記憶させる(ステップS18)。
次に、簡略化マスタ生成部1400は、簡略化マスタデータ2210−4と、資源対応表2120−4とから、行列Bの形式にそって、簡略化マスタデータ2210−5(図13参照)を作成して、簡略化マスタデータ記憶部2200に記憶させる(ステップS19)。
簡略化マスタデータ2210−4をデータ変換した場合、品目が変更された「資源Gr6」を必要とする品目が「型式2」と「型式5」となり、「資源Gr7」を必要とする品目と同じとなっている。従って、「資源Gr7」が「資源Gr6」に属することとなるため、図13の簡略化マスタデータ2210−5に示すように「資源Gr7」は削除されることになる。「資源Gr7」に属していた「資源13」は、「資源Gr6」に属するので、図14の資源対応表2120−4に示すように、資源Gr名2121が「資源Gr6」のレコードの資源名2122のサブフィールドに「資源13」が追加されることになる。
このように、マスタデータからより項目数が少ない簡略化マスタデータを作成することで、マスタデータの項目が膨大になっても、マスタデータの代わりに使用でき、且つ、短時間でメンテナンスできる簡略化マスタデータを提供することが可能となる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
1000 マスタデータ変換装置
1002 操作部
1003 ディスプレイ
1100 資源利用数算出部
1200 資源用途比較部
1300 資源グループ生成部
1400 簡略化マスタ生成部
2000 マスタデータ記憶部
2100 資源対応表記憶部
2200 簡略化マスタデータ記憶部
3000 スケジュール作成装置
3100 計画エンジン部
3200 計画マスタデータ記憶部
3300 注文データ記憶部
3400 スケジュール記憶部

Claims (4)

  1. 製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有するマスタデータを変換するデータ変換装置であって、
    前記資源は、1以上の製品に対応付けられており、
    前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成手段と、
    前記資源グループ生成手段がグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成手段と
    を備えるデータ変換装置。
  2. 前記簡略化マスタデータに対し、資源グループの削除、又は、資源グループの追加、又は、資源グループと対応付けられている製品の変更、を行って第2の簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタ変更手段を、更に備え、
    前記資源グループ生成手段は、前記簡略化マスタ変更手段が生成した新たな簡略化マスタデータの資源グループのうち、対応付けられている製品が全て同じである資源グループを、1つの新たな資源グループとしてグループ化し、
    前記簡略化マスタデータ生成手段は、前記資源グループ生成手段が生成した新たな資源グループを前記製品に対応付けて、第3の簡略化マスタデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
  3. 製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有し、前記資源は、1以上の製品に対応付けられているマスタデータを変換するデータ変換装置で用いられるデータ変換方法であって、
    前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成ステップと、
    前記資源グループ生成ステップでグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成ステップと
    を備えるデータ変換方法。
  4. 製品の処理に必要となる複数の資源それぞれを、前記製品と対応付けて構成されるデータ構造を有し、前記資源は、1以上の製品に対応付けられているマスタデータを変換するデータ変換装置で用いられるデータ変換プログラムであって、
    前記資源のうち、対応付けられている製品が全て同じである資源を、グループ化して1つの資源グループとする資源グループ生成処理と、
    前記資源グループ生成ステップでグループ化した資源グループを前記製品に対応付けて、前記データ構造と同じデータ構造を有する新たな簡略化マスタデータを生成する簡略化マスタデータ生成処理とをコンピュータに実行させるためのデータ変換プログラム。
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