JP2015094479A - フィンチューブ式熱交換器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明を適用可能フィンチューブ式熱交換器の概略構成を示す縦断面図である。このフィンチューブ式熱交換器1は、排熱回収ボイラ(HRSG)等のボイラに設けられ、その熱交換容器2の内部に、水平な複数のフィンチューブ3がU字管4を介して接続されて、複数列、多数段に配列された構成となっている。
中間保持部材11に形成されている多数の挿通孔12は千鳥状(ハニカム状)に穿設されており、中間保持部材11に挿通されるフィンチューブ3の配置密度が高められて熱交換効率の向上が図られている。
図5は、押圧部材20の第1実施形態を示す縦断面図である。この押圧部材20Aは、例えば厚さが3〜5ミリ程度、幅が1〜2メートル程度の金属帯板であり、熱交換モジュールA,Bの各々のフィンチューブ3の間を蛇行して通る蛇行形状に成形されている。そして、熱交換モジュールA,Bの各々の中間保持部材11の間、もしくは中間保持部材11に近接した位置に設置されている。
図7は、押圧部材の第2実施形態を示す縦断面図である。この押圧部材20Bは、その厚さが第1実施形態における押圧部材20Aよりも薄く、幅が1〜2メートル程度の金属帯板であり、熱交換モジュールA,Bの各々のフィンチューブ3の間を蛇行して通る蛇行形状に成形されている。
図8は、押圧部材の第3実施形態を示す縦断面図である。この押圧部材20Cは、第2実施形態における押圧部材20Bと同様に、熱交換モジュールA,Bの各々のフィンチューブ3の間を蛇行して通る蛇行形状に成形されるとともに、押圧部材20Cの全長に亘り、その蛇行形状の蛇行ピッチ寸法P1よりも小さな波形ピッチ寸法P2を持つ波形状22が連続的に成形されている。
これにより、各フィンチューブ3が挿通孔12の中で振動することが防止され、鍔状フィン6等の異常摩耗を抑制することができる。
図9は、押圧部材の第4実施形態を示す縦断面図である。この押圧部材20Dは、その自由状態では第1〜第3実施形態の押圧部材20A,20B,20Cのような蛇行形状を有さない略直線状である。また、第2、第3実施形態の押圧部材20B,20Cのように、その全長に亘って、各フィンチューブ3の蛇行ピッチ寸法P1よりも小さな波形ピッチ寸法P2を持つ波形状22が連続的に成形されている。そして、図4のように熱交換モジュールAとBとが連結され、その間に介装された時には、各々の熱交換モジュールA,Bのフィンチューブ3の間を蛇行して通る蛇行形状に変形できる柔軟性を備えている。
3 フィンチューブ
5 伝熱管
6 鍔状フィン
11 中間保持部材
12 挿通孔
20A,20B,20C,20D 押圧部材
22 波形状
A,B 熱交換モジュール
M 中間保持部材の中央部側
P1 蛇行ピッチ寸法
P2 波形ピッチ寸法
W1 フィンチューブの重なり幅寸法
W2 押圧部材の自由状態における蛇行幅寸法
Claims (5)
- 伝熱管の外周面に複数の鍔状フィンが軸方向に連装されて表面積を増大された複数のフィンチューブと、前記フィンチューブが挿通される複数の挿通孔が形成された中間保持部材とを備え、
前記中間保持部材に複数の前記フィンチューブが挿通されて纏められた複数の熱交換モジュールが互いに連結されるフィンチューブ式熱交換器であって、
複数の前記熱交換モジュールの間に介装される押圧部材を有し、
前記押圧部材は、連結される一方と他方の前記熱交換モジュールが連結された状態で、前記一方の熱交換モジュールのフィンチューブと、前記他方の熱交換モジュールのフィンチューブとの両方に圧接し、これら各々のフィンチューブを前記中間保持部材の中央部側に押圧する弾性体であることを特徴とするフィンチューブ式熱交換器。 - 前記一方と他方の熱交換モジュールの連結部において、前記一方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブと、前記他方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブとは千鳥状に交互に噛み合うように配置されており、
前記押圧部材は、前記一方と他方の熱交換モジュールの各々の前記フィンチューブの間を蛇行して通る蛇行形状に成形された金属部品であり、
前記押圧部材の自由状態における前記蛇行形状の蛇行幅寸法が、前記一方と他方の熱交換モジュールの各々の前記フィンチューブの重なり幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のフィンチューブ式熱交換器。 - 前記一方と他方の熱交換モジュールの連結部において、前記一方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブと、前記他方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブとは千鳥状に交互に噛み合うように配置されており、
前記押圧部材は、前記一方と他方の熱交換モジュールの各々の前記フィンチューブの間を蛇行して通る蛇行形状に成形された金属部品であり、
前記押圧部材の全長に亘り、前記蛇行形状の蛇行ピッチ寸法よりも小さな波形ピッチ寸法を持つ波形状が成形されていることを特徴とする請求項1に記載のフィンチューブ式熱交換器。 - 前記押圧部材は、その自由状態における蛇行形状の蛇行幅寸法が、前記一方と他方の熱交換モジュールの各々の前記フィンチューブの重なり幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項3に記載のフィンチューブ式熱交換器。
- 前記一方と他方の熱交換モジュールの連結部において、前記一方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブと、前記他方の熱交換モジュール側の前記フィンチューブとは千鳥状に交互に噛み合うように配置されており、
前記押圧部材は、その自由状態では蛇行形状を有さない略直線状であり、前記一方と他方の熱交換モジュール間に介装された時には、各々の熱交換モジュールのフィンチューブの間を蛇行して通る蛇行形状に変形する柔軟性を備えており、
且つ、前記押圧部材の全長に亘り、前記蛇行形状の蛇行ピッチ寸法よりも小さな波形ピッチ寸法を持つ波形状が成形されていることを特徴とする請求項1に記載のフィンチューブ式熱交換器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016065708A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 熱交換器及びボイラ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4095648A (en) * | 1976-07-01 | 1978-06-20 | Hudson Products Corporation | Tube bundles |
JPS53122761U (ja) * | 1977-03-09 | 1978-09-29 | ||
JPS57104096A (en) * | 1980-12-18 | 1982-06-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Vibration suppressing structure for tube group |
JPH03211397A (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-17 | Babcock Hitachi Kk | 伝熱管支持装置 |
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2013
- 2013-11-08 JP JP2013232435A patent/JP6016752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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