JP2015093354A - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】台車の拡大された作業領域が作業者の移動を妨げることを回避することを課題とする。
【解決手段】台車は、走行可能な架台上に作業台部を備える。作業台部は、第1作業領域と、前記第1作業領域の側方であって前記架台の進行方向と交差する一方側に作業領域を拡大する第2作業領域とを備える。作業台部は、前記架台に前記第2作業領域が拡大する側と反対側に移動可能に設置される。これにより、第2作業領域が第1作業領域とともに作業者から離れるように退避することができ、第2作業領域が作業者の移動の妨げとなることがない。
【選択図】図7

Description

本発明は、台車に関する。
従来、製造ライン等に配備され、順次各種作業を行うコンベアシステムが知られている。コンベアシステム上を走行する台車の作業領域は、製品の長さ、組み付け部品の大きさや部品の取り回しに必要となる領域を考慮して決定される。大物部品や重量部品を組み付ける場合、それらの部品を予め搭載した台車を組み付け作業が行われる工程に供給する方式が採用されることがある。この方式が採用される場合、台車には対象となる部品を保管するための大きな作業領域が必要とされる。このため、通常の作業領域と併せて拡大作業領域を備える台車が用いられることがある。通常の作業領域の他に拡大される作業領域を備える作業台車を開示するものとして、例えば、特許文献1が知られている。
実開平7−13640号公報
ところで、製造ラインで組立作業を行う作業者は、隣り合う台車間を移動することがある。このとき、拡大作業領域がコンベアラインにおける作業者の立ち位置側に張り出していると、拡大作業領域が作業者の動線を遮る。この結果、作業者は拡大作業領域を避け、大回りして移動することを強いられる。
1つの側面では、本明細書開示の台車は、台車の拡大された作業領域が作業者の移動を妨げることを回避することを課題とする。なお、上記課題に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の課題の1つとして位置付けることができる。
本明細書開示の台車は、走行可能な架台上に作業台部を備えた台車であって、前記作業台部は、第1作業領域と、前記第1作業領域の側方であって前記架台の進行方向と交差する一方側に作業領域を拡大する第2作業領域とを備えるとともに、前記架台に前記第2作業領域が拡大する側と反対側に移動可能に設置されている。これにより、第2作業領域が第1作業領域とともに作業者から離れるように退避することができ、第2作業領域が作業者の移動の妨げとなることがない。
本明細書開示の台車によれば、台車の拡大された作業領域が作業者の移動を妨げることを回避することができる。
図1は実施形態の台車が組み込まれたコンベアシステムの斜視図である。 図2は実施形態の台車が組み込まれたコンベアシステムを模式的に示す説明図である。 図3は実施形態の台車を模式的に示す説明図であり、図3(A)は第2作業板を格納した状態を示す説明図である。図3(B)は第2作業板を拡大させた状態を示す説明図である。図3(C)は第1作業板及び第2作業板を退避させた状態を示す説明図である。 図4は実施形態の台車を模式的に示す説明図であり、図4(A)は第2作業板を格納した状態を示す説明図である。図4(B)は第2作業板を拡大させた状態を示す説明図である。図4(C)は第1作業板及び第2作業板に組み立て対象となる部品を配置した状態を示す説明図である。 図5(A)乃至(D)は台車上に配置された部品を組み立てる工程を示す説明図である。 図6(A)は実施形態の台車を用いた場合の作業者の移動の様子を示す説明図である。図6(B)は比較例の台車を用いた場合の作業者の移動の様子を示す説明図である。 図7は実施形態の台車を示す説明図であり、図7(A)は第2作業板を格納した状態を示す説明図である。図7(B)は第2作業板を拡大させた状態を示す説明図である。図7(C)は作業台部を退避させた状態を示す説明図である。 図8は架台を示す斜視図である。 図9は架台の平面図である。 図10は作業台部を下側から観た斜視図である。 図11は作業台部の底面図である。 図12は脚部を開閉させるトーションばねを示す説明図である。 図13は作業台部と架台を結合するクランプの説明図である。 図14は作業台部が退避したときの錘の位置を示す説明図である。 図15(A)は第2作業板が拡大した状態の台車の側面図であり、図15(B)は作業台部を退避させた状態の台車の側面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。
(実施形態)
まず、台車1の動作を理解し易くするために、図1、図2を参照して、本実施形態の台車1が用いられるコンベアシステム100の概略構成について説明する。図1は実施形態の台車1が組み込まれたコンベアシステム100の斜視図である。図2は実施形態の台車1が組み込まれたコンベアシステム100を模式的に示す説明図である。
コンベアシステム100は、生産ラインとして設置されており、搬送ガイドレール2上に連結された複数の台車1が配置されている。コンベアシステム100は、先頭の台車1に駆動力を付与する駆動ユニット3を備える定位置停止コンベアシステムである。連結された台車1は、駆動ユニット3によって駆動される先頭の台車1によって牽引される。本実施形態のコンベアシステム100は、工程1〜工程7までを有する組立作業に対応する。連結される台車1の数は、適用される組立作業の工程数に応じて適宜変更することができる。各工程は、追込エリア、作業エリア、応援エリアを備える。作業者Xは、工程毎に配置される。作業者Xは、順次移動してくる台車1を迎えるように追込エリアへ移動し、作業エリアへ移動しながら、自身が担当する組立作業を行う。作業者X1は、矢示4で示すように往復移動する。応援エリアは、所定の作業が終了しなかったときに、ライン外に待機する応援者が作業を行うエリアである。実施形態のコンベアシステム100では、工程1を担当する作業者X1が組み立てに用いられる必要部品が払い出された台車1を搬送ガイドレール2上に移動させ、先行する台車1と連結させる。このとき、台車1は、多くの部品を別個に搭載しなければならない。このため、後に詳述するように、第2作業領域60aを形成する第2作業板60が部品載置可能な状態に設定されている。作業者X1は、台車1の連結作業を終えた後は、自己が担当する作業をさらに行う。工程1が終了した台車1は、工程2へ移動する。このとき、作業者X1は、次工程である工程2を担当する作業者X2が追込エリアに移動し易いように、張り出した状態の第2作業板60を退避させるべく、作業台部25を矢示7で示す方向に押し込んでおく。
工程2では、作業者X2が担当する作業が行われる。このとき、作業者X2は、第1作業板30や第2作業板60上に載置された部品を扱うために、作業台部25を自身の側に引き寄せる。そして、作業者X2は、自身の作業を終えた後、次工程である工程3を担当する作業者X3が追込エリアに移動し易いように、再び作業台部25を退避させておく。
工程3では、作業者X3が担当する作業が行われる。作業3では、第2作業板60上の部品が第1作業板30上の部品に組み付けられる。このため、第2作業板60上には、部品が存在しない状態となる。そこで、作業者X3は、第2作業板60を格納状態とする。第2作業板60が格納された台車1は、工程4に送られる。工程4を担当する作業者X4は、第2作業板60によって移動が妨げられることなく組立作業を行うことができる。以下、工程5〜工程7においても、第2作業板60が格納された状態で作業が行われるため、各工程の作業者Xは、第2作業板60によって移動が妨げられることなく組立作業を行うことができる。最終行程である工程7における作業が完了した後は、作業者X7は、台車1を切り離し、コンベアシステム100から離脱させる。
つぎに、このようなコンベアシステム100に組み込まれる台車1の概略構成を、図3乃至図6を参照しつつさらに説明する。図3は実施形態の台車1を模式的に示す説明図であり、図3(A)は第2作業板60を格納した状態を示す説明図である。図3(B)は第2作業板60を拡大させた状態を示す説明図である。図3(C)は第1作業板30及び第2作業板60を退避させた状態を示す説明図である。図4は実施形態の台車1を模式的に示す説明図であり、図4(A)は第2作業板60を格納した状態を示す説明図である。図4(B)は第2作業板60を拡大させた状態を示す説明図である。図4(C)は第1作業板30及び第2作業板60に組み立て対象となるシャーシ8及び部品9a、9b、9cを配置した状態を示す説明図である。図5(A)乃至(D)は台車1上に配置された部品9a、9b、9cを組み立てる工程を示す説明図である。図6(A)は実施形態の台車1を用いた場合の作業者Xの移動の様子を示す説明図である。図6(B)は比較例の台車201を用いた場合の作業者Xの移動の様子を示す説明図である。
図3(A)〜(C)を参照すると、台車1は、搬送ガイドレール2上を走行可能な架台10と、この架台10上に設置された作業台部25を備える。架台10、すなわち、台車1は、図中、矢示5で示す方向を進行方向とする。作業台部25は、第1作業板30と、第2作業板60を備える。第1作業板30は第1作業領域30aを形成する。図3(B)を参照すると、第2作業板60は、第1作業領域30aの側方であって架台10の進行方向と交差する一方側に作業領域を拡大する第2作業領域60aを形成する。第2作業板60は、第1作業板30の側方であって架台10の進行方向と交差する一方側に出没可能に設けられている。作業者Xは、第2作業領域60aが拡大される側に位置して作業を行う。図3(C)を参照すると、作業台部25は、第2作業領域60aが拡大する側と反対側に移動可能に架台10に設置されている。図3(B)、図3(C)中、矢示6は、作業領域が拡大される方向を示しており、図7は、矢示6とは反対側、すなわち、第2作業領域60aが拡大する側と反対側を示している。
図4(A)を参照すると、第2作業板60は、第2作業領域60aを形成する面が垂直方向と一致するように格納される。図4(B)を参照すると、第2作業板60は、架台10の進行方向と交差する矢示6で示す方向、より具体的に、架台10の進行方向と直交する方向に作業領域を拡大するように引き起こされる。なお、第2作業板60は、作業領域を拡大することができるものであれば、その格納方法は問われない。例えば、第1作業板30の下側に格納することができ、作業領域を拡大するときに矢示6で示す方向に引き出されるようにしてもよい。このとき、引き出された第2作業板60と第1作業板30とが面一の状態となると都合がよい。拡大された作業領域には、部品を載置することができる。部品の載置位置は、必要に応じて適宜変更することができるが、例えば、図4(C)を参照すると、第1作業板30上にシャーシ8、第2部品9b及び第3部品9cが載置され、第1部品9aが第2作業板60上に載置されている。
図5(A)、図5(B)を参照すると、作業者Xは、第2作業板60上に載置された第1部品9aを持ち上げ、第1作業板30上に載置されたシャーシ8に組み付ける。作業者Xは、第2部品9bに第3部品9cと組み付ける場合、第2作業板60上のスペースを用いることができる。そして、作業者Xは、第3部品9cが組み付けられた第2部品9bをシャーシ8に組み付けられた第1部品9a上に取り付けることができる。図6(A)を参照すると、作業台部25を矢示7で示す方向に移動させ、第2作業板60を退避させておくことにより、作業者Xは、直線的に架台10の進行方向の上流側へ移動することができる。ここで、図6(B)を参照して、比較例の台車201を用いた場合の作業者Xの移動動作について説明する。比較例の台車201が備える第2作業板260は、作業者X側に張り出している。この第2作業板260は、退避することができない。このため、作業者は、移動する際に、第2作業板260を避けるため、図中矢示210で示すように大回りしなければならない。本実施形態の台車1を用いることにより、作業者Xは、拡大された作業領域により移動を妨げられることがない。
つぎに、図7乃至図15を参照しつつ、実施形態の台車1のより具体的な内容について説明する。図7は実施形態の台車1を示す説明図であり、図7(A)は第2作業板60を格納した状態を示す説明図である。図7(B)は第2作業板60を拡大させた状態を示す説明図である。図7(C)は作業台部25を退避させた状態を示す説明図である。図8は架台10を示す斜視図である。図9は架台10の平面図である。図10は作業台部25を下側から観た斜視図である。図11は作業台部25の底面図である。図12は脚部62を開閉させるトーションばね63を示す説明図である。図13は作業台部25と架台10を結合するクランプ14の説明図である。図14は作業台部25が退避したときの錘16の位置を示す説明図である。図15(A)は第2作業板60が拡大した状態の台車1の側面図であり、図15(B)は作業台部25を退避させた状態の台車1の側面図である。
図8及び図9を参照すると、架台10は、キャスタ11が装着されたフレーム12を備える。フレーム12は、パイプ材を組み合わせることによって形成されている。架台10は、進行方向と直交する方向に延びる3本の結合パイプ13を備える。結合パイプ13には、クランプ14が設けられている。このクランプ14により、図7(C)に示すように、作業台部25を架台10に対して移動させることができる。クランプ14については、後に詳述する。架台10は、進行方向と直交する方向に延びる2本の案内パイプ15を備える。案内パイプ15には、錘16が摺動可能に取り付けられている。錘16については、後に詳述する。架台10は、連結フック18を備える。連結フック18は、台車1を連結するときに用いられる。連結フック18は、回動可能にフレーム12に設けられており、前方に配置された他の台車1のフレーム12に係合することによって台車1同士を連結する。架台10は、後に詳述する挿通部材35を受け入れ、架台10と作業台部25とを固定する受け部19を備える。
図10及び図11を参照すると、作業台部25は、フレーム31を備える。フレーム31は、複数のパイプ材を組み合わせることによって形成されている。フレーム31の上端部には、第1作業板30が設けられている。第1作業板30の上面は、第1作業領域30aとなる。フレーム31を構成するパイプ材のうち、上端に位置し、架台10の進行方向に沿って延びるパイプ材には、蝶番61を介して第2作業板60が取り付けられている。第2作業板60が取り付けられているのは、作業者Xが配置される側である。これにより、第2作業板60は、第1作業板30の側方であって架台10の進行方向と交差する一方側に出没可能な状態とされている。第2作業板60は、脚部62によって支持されることによりその上面が第1作業板30の上面と面一の状態とされる。この状態における第2作業板60の上面は、第2作業領域60aとなる。脚部62は、下端部にキャスタ62aを備える。脚部62は、腕部材62bを介してフレーム31に装着されている。腕部材62bは、フレーム31に装着された側を支点として回転することができる。腕部材62bのフレーム31への装着部には、図12に示すトーションばね63が組み込まれている。トーションばね63は、図12中、矢示64で示す方向の付勢力を発揮することで、脚部62を開く。脚部62は、作業者Xにより第2作業板60aが拡大するように第2作業板60が持ち上げられると自動的に開かれ、持ち上げられた第2作業板60の下側に移動する。これにより、第2作業板60は、脚部62によって支持される。第2作業板60を格納する際、作業者Xは第2作業板60を持ち上げ、トーションばね63を図12中、矢示65で示すように圧縮しつつ脚部62を押込み、その後、第2作業板60を下ろす。これにより、第2作業板60が脚部62とともに格納された状態となる。
フレーム31の下端部には、架台10の進行方向と直交する方向に延びる3本の結合パイプ32が設けられている。結合パイプ32は、クランプ14を介して架台10に設けられた結合パイプ13と結合される。クランプ14は、架台10と作業台部25とを結合するために用いられる。図13を参照すると、クランプ14は、二箇所の円環部を備え、一方の円環部が架台10側の結合パイプ13に取り付けられ、他方の円環部が作業台部25側の結合パイプ32に取り付けられる。結合パイプ32は、クランプ14に固定されている。一方、結合パイプ13は、クランプ14に摺動可能に取り付けられている。これにより、作業台部25は架台10に対して移動することができる。移動方向は、図6等において矢示7が示す方向、すなわち、第2作業領域が拡大する側と反対側である。これにより作業台部25を退避させることでき、第2作業領域60aが拡大された状態のままであっても、作業者Xの移動を妨げることがない。
図10を参照すると、作業台部25は、架台10と作業台部25との固定部材となる挿通部材35を備える。挿通部材35は、長尺の挿通部35a、把手35b及び短尺の回転防止部35cを備えた鉤状を備えている。挿通部材35は、挿通部35aと回転防止部35cが第1作業板30の縁部に設けられた第1ガイド部33、第2ガイド部34にそれぞれ挿通されることによって作業台部25に取り付けられている。挿通部材35は、挿通部35aと回転防止部35cとの間に位置する把手35bを掴んで引き上げることができる。挿通部35aの先端部は、架台10に設けられた受け部19に挿通することができる。挿通部35aが受け部19に挿通されることにより作業台部25が架台10に固定される。作業台部25を移動させるとき、作業者Xは、把手35bを掴んで挿通部材35を引き上げ、作業台部25を矢示7の方向へ押せばよい。
上述のように、台車1は、錘16を備える。錘16は、ワイヤー17を介して作業台部25と連結されている。図8に示す錘16は、第2作業板60が設けられた側から離れている。これに対し、図14に示す錘16は、第2作業板60が設けられた側に位置している。錘16は、作業台部25が架台10に対して移動したときに作業台部25の移動に伴って移動する。これにより、台車1が転倒しないように台車1のバランスを取る。図15(A)に示すように、第1作業板30が架台10の直上に位置する状態のときは、錘16は、第2作業板60が設けられた側から離れた状態とされる。これに対し、図15(B)に示すように作業台部25が退避状態となり、第1作業板30が架台10よりも張り出した状態となると、錘16は、第2作業板60が設けられた側に移動する。第1作業板30上には、各種部品が搭載されているため、何らの措置も講じない場合は、台車1が転倒する可能性がある。そこで、作業台部25の移動と連動させて錘16を移動させ、バランスをとることにより、台車1の転倒を回避する。なお、錘16と作業台部25との連結は、ワイヤー17による連結に限定されるものではなく、例えば、歯車を用いる等、他の手段を採用してもよい。
以上説明したように、本実施形態の台車1によれば、台車1の拡大された作業領域が作業者Xの移動を妨げることを回避することができる。すなわち、台車1の作業領域が拡大された状態であっても、その作業領域の迂回動作が不要となり、作業動線が短くなるため、タクトタイム内の作業従事時間が増える。この結果、各工程の作業量を増すことができ、生産ライン全体としてもタイムタクトが短縮されて、生産能力を向上することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1、201 台車
2 搬送ガイドレール
3 駆動ユニット
10 架台
13 結合パイプ
14 クランプ
15 案内パイプ
16 錘
18 連結フック
19 受け部
25 作業台部
30 第1作業板
30a 第1作業領域
32 結合パイプ
33 第1ガイド部
34 第2ガイド部
35 挿通部材
35a 挿通部
35b 把手
35c 回転防止部
60 第2作業板
60a 第2作業領域
61 蝶番
62 脚部
62b 腕部材
63 トーションばね
100 コンベアシステム

Claims (3)

  1. 走行可能な架台上に作業台部を備えた台車であって、
    前記作業台部は、第1作業領域と、前記第1作業領域の側方であって前記架台の進行方向と交差する一方側に作業領域を拡大する第2作業領域とを備えるとともに、前記架台に前記第2作業領域が拡大する側と反対側に移動可能に設置された台車。
  2. 前記架台に対する前記作業台部の移動に伴って移動する錘を備えた請求項1に記載の台車。
  3. 前記架台と前記作業台部との固定部材を備える請求項1又は2に記載の台車。
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