JP2015093205A - ナノバブル発生装置 - Google Patents

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呂比奈 厚地
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呂比奈 厚地
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Abstract

【課題】小型で装置の設置が容易な民生用途に適したナノバブル発生装置を提供すること。【解決手段】ナノバブル発生装置1は、複数の超音波素子を備えている超音波素子アレイ基板20と、超音波素子アレイ基板20を液体流路配管2に対して固定する固定手段12と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、ナノバブル発生装置に関する。
近年、ナノバブルと呼ばれる極微小気泡が注目されている。極微小気泡は通常の気泡とは全く異なる特性をもっており、これを利用することで、環境、農水産業、医療およびバイオなどの分野での大きな貢献が期待されている。従来、ナノバブル発生装置として、マイクロバブルを生成し、マイクロバブルに物理的衝撃を加えることにより、マイクロバブルを圧壊し、ナノバブルを生成する装置が知られていた。例えば、特許文献1には、第1の液体容器と、加熱手段と、羽根付き回転体とを有するマイクロバブル生成手段と、第2の液体容器と、冷却手段と、バブル圧壊手段とを有するナノバブル生成手段とを備えているナノバブル発生装置が開示されている。
特開2007−136255号公報
しかしながら、特許文献1に記載のナノバブル発生装置は、気体を混合させマイクロバブルを生成させるための第1の液体容器と、マイクロバブルを圧壊させナノバブルを生成させるための第2の液体容器とが、配管で接続された構成をしている。このため、ナノバブル発生装置は大型の装置になり、装置の設置が困難であった。また、装置の小型化も難しく、民生用途に適さなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るナノバブル発生装置は、複数の超音波素子を備えている超音波素子アレイ基板と、前記超音波素子アレイ基板を液体流路配管に対して固定する固定手段と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、超音波素子アレイ基板を液体流路配管に固定し、超音波素子を駆動させることで、超音波振動を液体に印加させることができる。液体に超音波振動が印加されると、液体内には、音響キャビテーション現象によりマイクロバブルが生成される。超音波素子アレイ基板には複数の超音波素子が備えられているため、液体内のマイクロバブルに、さらに、超音波振動による物理的衝撃を加え続けさせることができる。これにより、液体内のマイクロバブルは圧壊され、ナノバブルを含んだ液体が生成される。ナノバブル発生装置は、液体に超音波振動を連続して印加させる簡易な構成でナノバブルを生成させることができるため、装置の小型化と設置の容易化とを図ることができる。したがって、小型で装置の設置が容易な民生用途に適したナノバブル発生装置を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記複数の超音波素子は、液体流路の上流側から下流側に沿って配列されていることが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、超音波素子アレイ基板に備えられた複数の超音波素子を、液体流路の上流側から下流側に沿って設けることで、流動する液体に超音波振動を連続して印加させることができる。したがって、マイクロバブルに物理的衝撃を加える効果が向上するため、ナノバブルを効率よく生成させることができる。
[適用例3]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記上流側に配置されている前記複数の超音波素子の発振周波数は、前記下流側に配置されている前記複数の超音波素子の発振周波数より低いことが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、上流側に発振周波数の低い超音波素子を用いて、振幅の大きい超音波振動を液体に印加させることで、液体内に圧力変動を起させる効果が向上するため、マイクロバブルを効率よく生成させることができる。また、下流側に発振周波数の高い超音波素子を用いて、ナノバブルの共振周波数に近い超音波振動をマイクロバブルに印加させることで、マイクロバブルに強い物理的衝撃を加えることができるため、ナノバブルを効率よく生成させることができる。
[適用例4]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管に対して対向して固定可能に構成されていることが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、複数の超音波素子が備えられている超音波素子アレイ基板を、液体流路配管に対して対向する外周に固定させ、超音波素子を駆動させることにより、液体流路配管を介して内部を流れる液体に超音波振動を印加させることができる。これにより、既存の液体流路配管の外周部に取り付けが可能なナノバブル発生装置を供給することができる。
[適用例5]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管の下流側開放端に固定可能に構成され、前記超音波素子アレイ基板は、前記下流側開放端の更に前記下流側に配置されていることが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、管状の液体流路を有し、液体流路の上流側には固定手段が設けられ、液体流路の下流側には、複数の超音波素子を備えている超音波素子アレイ基板が設けられている。ナノバブル発生装置は、液体流路の上流側に設けられた固定手段で、例えば、蛇口などの、液体が流出される液体流路配管の下流開放端に固定され、液体流路の下流側に設けられている超音波素子を駆動させることで、液体流路配管から流入した液体に超音波振動を印加させることができる。これにより、蛇口などに取り付けが可能なナノバブル発生装置を供給することができる。
[適用例6]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管の内部に固定可能に構成されていることが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、複数の超音波素子を備えている超音波素子アレイ基板を、液体流路配管の内部に固定させ、超音波素子を駆動させることで、液体流路配管の内部を流れる液体に超音波振動を印加させることができる。これにより、既存の液体流路配管の内部に取り付けが可能なナノバブル発生装置を供給することができる。
[適用例7]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、前記液体流路を流れる液体に、気体を混入させる吸気管を有することが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置は、液体に気体を混入させる吸気管を設けているため、液体に溶け込んでいる気体の濃度を高めて、マイクロバブルおよびナノバブルを効率よく生成させることができる。
[適用例8]上記適用例に記載のナノバブル発生装置において、複数の前記超音波素子アレイ基板が設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、ナノバブル発生装置には、液体流路配管または液体流路において、内部に複数の超音波素子アレイ基板が液体流路の上流から下流に沿って設けられており、超音波素子アレイ基板で分割された複数の液体流路が形成されている。これにより、液体に強い超音波振動を加えることができるため、マイクロバブルおよびナノバブルを効率よく生成させることができる。
実施形態1に係るナノバブル発生装置の外観を示す斜視図。 図1におけるA−A線での断面図。 図2におけるB−B線での断面図。 図3におけるC−C線での断面図。 実施形態2に係るナノバブル発生装置の外観を示す斜視図。 図5におけるD−D線での断面図。 実施形態3に係るナノバブル発生装置の外観を示す斜視図。 図7におけるE−E線での断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせている。
(実施形態1)
まず、ナノバブル発生装置1の概略構成について、図1と図2とを用いて説明する。
図1は、実施形態1に係るナノバブル発生装置1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、ナノバブル発生装置1は、内部に液体の流れる液体流路を有する管状であり、内部に超音波素子アレイ基板20が設けられた本体11と、本体11より液体流路の上流側に設けられている固定手段12などとにより構成されている。
ナノバブル発生装置1は、固定手段12で、液体の流出される液体流路配管2の下流側開放端2aに固定され、超音波素子アレイ基板20は、下流側開放端2aの更に下流に設けられている本体11の内部に配置されている。これにより、例えば、蛇口などの液体流路配管2から流出された液体は、本体11の内部に形成されている液体流路を通り、本体11の下流開放端11aから流出される。本体11には、超音波素子アレイ基板20に備えられている超音波素子30a,30b,30c(図2および図3参照)を駆動させるための電源を供給する電源ライン14と、本体11の内部を流れる液体に気体を混入させる吸気管13とが接続されている。
図2は、図1におけるA−A線での断面図である。図2に示すように、ナノバブル発生装置1の管状の本体11には、2つの超音波素子アレイ基板20が設けられ、3つの液体流路16が形成されている。吸気管13は、各液体流路を流れる液体に気体を供給するために、本体11の内部で分岐されている。超音波素子アレイ基板20は、基板31と、超音波素子30aと、超音波素子30b,30c(図3参照)と、保護膜38とにより構成されている。超音波素子アレイ基板20は、本体11の内壁に設けられた溝11bに、基板31の端部31aを、図示しない接合部材を介してはめ込むことで設置することができる。なお、本実施形態では、一例として、2枚の超音波素子アレイ基板20により、3つの液体流路16が形成されているが、これに限定されるものではない。
次に、超音波素子アレイ基板について図3を用いて説明する。
図3は、図2におけるB−B線での断面図である。超音波素子アレイ基板20には、超音波素子30a,30b,30cが、液体流路の上流側から下流側に沿って配列され、上流側に配置されている超音波素子30aの発振周波数は、下流側に配置されている超音波素子30b,30cの発振周波数より低い。
詳述すると、超音波素子アレイ基板20は、上流側から第1領域20a、第2領域20b、第3領域20cに区分され、それぞれの領域に対応した超音波素子30a,30b,30cが6個ずつ配置されている。第1領域20aに配置された超音波素子30aの発振周波数をf1、第2領域20bに配置された超音波素子30bの発振周波数をf2、第3領域20cに配置された超音波素子30cの発振周波数をf3、とすると、それぞれの発振周波数は、f1<f2<f3の関係にある。超音波素子30a,30b,30cは、基板31に設けられた配線(図示せず)により、電源ライン14と電気的に接続され、超音波素子30a,30b,30cの発振周波数に応じて、駆動電圧が供給される。
第1領域20aは、マイクロバブルを生成させる領域である。第1領域20aに配置されている発振周波数の低い超音波素子30aを駆動させると、液体流路16を流れる液体に、振幅の大きい超音波振動が印加される。これにより、液体に、強い圧力変動が生じ、液体内には、音響キャビテーション現象によるマイクロバブルが効果的に生成される。この領域には、出来るだけ低い発振周波数の超音波素子30aを用いるのが効果的であるが、超音波素子30aの大きさと発振周波数とは比例関係にあるため、本実施形態では、大きさ300μm角、発振周波数100kHzの超音波素子30aを用いている。
また、吸気管13には、気体を吐出する吐出口15が設けられ、第1領域20a部を流れる流体に、気体を混合することができる。これにより、液体中の気体濃度が高められるため、さらに、マイクロバブルを効率よく生成させることができる。気体は、液体の流動による引力により、液体中に取り込まれるが、吸気管13に図示しないポンプを備えて、強制的に気体を混入させてもよい。液体に混入させる気体には、空気、酸素、オゾンなどを使用することができる。
第2領域20bおよび第3領域20cは、第1領域20aで生成させたマイクロバブルを縮小し圧壊させる領域である。第2領域20bおよび第3領域20cでは、第1領域20aで生成された直径50μm程度のマイクロバブルに、超音波振動による物理的衝撃を加えてマイクロバブルを縮小・圧壊することで、直径100nm以下のナノバブルが生成される。ナノバブルは、その大きさより、略3MHzの共振周波数を有している。したがって、マイクロバブルにマイクロバブルを生成させる超音波素子30aの発振周波数100kHzと、ナノバブルの共振周波数3MHzとの間の周波数の超音波振動を印加することで、ナノバブルを効果的に生成させることができる。
マイクロバブルの縮小過程では、バブルの周囲に電解質イオン類が高濃度に集積し、気泡内部の気体の溶解を抑制する作用が生まれるため、生成されたナノバブルは、長期間に渡って、安定して液体中に存在することができる。しかし、マイクロバブルを急激に圧縮させると、バブルが消滅してしまうことがあるため、マイクロバブルに、異なる発振周波数の超音波振動を順次印加し続けることで、効果的にマイクロバブルを生成させることができる。
本実施形態では、第2領域20bに発振周波数400kHzの超音波素子30bを、第3領域20cに発振周波数2MHzの超音波素子30cが用いられ、マイクロバブルに2段階で超音波振動が印加されている。なお、超音波振動を加える領域をさらに細分化し、マイクロバブルに、超音波振動が多段階で印加されるようにしてもよい。また、各領域に数多くの超音波素子30a,30b,30cを配置させて、液体の流速に応じて、駆動させる超音波素子30a,30b,30cの数量が、可変できるようにしてもよい。
次に、超音波素子30cの構成について図4を用いて説明する。超音波素子30a,30bは、超音波素子30cと同一の構成であるため、これらの説明は省略する。
図4は、図3のC−C線における断面図である。図4では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、X軸、Y軸およびZ軸を図示しており、その図示した矢印の先端側を「+側」、基端側を「−側」としている。また、以下では、X軸に平行な方向を「X軸方向」と言い、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」と言い、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」と言う。
図4に示すように、超音波素子30cは、基板31と、基板31の+Z軸方向に形成されている支持膜32と、支持膜32の+Z軸方向に形成されている圧電体36とにより構成されている。そして、基板31と支持膜32と圧電体36とは、±Z軸方向から保護膜38により覆われている。保護膜38には、シリコーン樹脂膜を用いることができる。
基板31は、微細加工の容易なシリコン(Si)を主成分とする材料が用いられている。基板31には、±Z軸方向から見て圧電体36と重なる位置にキャビティ41が形成されている。このキャビティ41は、支持膜32と、基板31と、の面に囲まれた凹形状となっており、凹形状の内側の支持膜32は、可撓性を有するメンブレン43として機能する。 キャビティ41、およびメンブレン43は、−Z軸方向からの平面視において正方形状に形成されている。これにより、キャビティ41の内側の支持膜32であるメンブレン43において、メンブレン43の中心点から、メンブレン43の中心点を通りキャビティ41の四辺と直交する各点までの距離が同一となるため、メンブレン43を均等に撓ませることができる。
支持膜32は、基板31の一方の面上に、キャビティ41を閉塞する状態に成膜されている。この支持膜32は、SiO2層とZrO2層との2層構造により構成されている。基板31がSi基板である場合、SiO2層は、Si基板を熱酸化処理することによりSi基板の表面に形成される。
また、ZrO2層は、SiO2層の表面に、スパッタリングなどの手法によりZr層を形成した後、熱酸化することで形成される。ZrO2層は、例えば、圧電体36の圧電層34としてPZT(ジルコン酸チタン酸鉛:lead zirconate titanate)を用いる場合、PZTを構成するPbがSiO2層に拡散することを防止するための層である。また、ZrO2層には、圧電層34の歪みに対するメンブレン43の撓み効率およびメンブレン43の撓みに対する圧電層34の歪み効率を向上させるなどの効果もある。
圧電体36は、支持膜32上に、下部電極層33と、上部電極層35と、下部電極層33と上部電極層35とに挟まれた圧電層34と、により構成されている。−Z軸方向からの平面視において、この圧電体36の中心と、メンブレン43の中心とは、互いに重なる位置に配置されている。下部電極層33および上部電極層35としては、導電性を有する導電膜であれば、その素材は限定されない。本実施形態では、下部電極層33としてTi/Ir/Pt/Tiの積層構造膜が用いられ、上部電極層35としてIr膜が用いられている。また、圧電層34は、PZTを膜状に成膜することで形成されている。なお、圧電層34は、下部電極層33および上部電極層35に挟まれて配置され、これらの電極から電圧が印加された際に伸縮するものであれば、その素材は特に限定されず、例えば、水晶(SiO2)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、チタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸鉛(PbTiO3)、メタニオブ酸鉛(PbNb2O6)、酸化亜鉛(ZnO)の他、PVDF(PolyVinylidene DiFluoride)などの高分子圧電膜を用いてもよい。
また、下部電極層33および上部電極層35には、電圧印加用の配線パターン(図示せず)が接続されている。これらの配線パターンは、基板31上に、下部電極層33や上部電極層35の形成時に同時にパターニング形成することもできる。これらの配線パターンは、上述の電源ライン14と電気的に接続されている。
次に、超音波素子30cの駆動方法について説明する。
圧電体36の圧電層34が+Z軸方向に分極処理されている場合、下部電極層33に−(マイナス)の電位を、上部電極層35に+(プラス)の電位を印加すると、逆圧電効果により、圧電層34はXY平面に沿って伸長する。圧電体36の一面側はメンブレン43に固定されているため、メンブレン43は+Z軸方向に撓む。逆に、下部電極層33に+(プラス)の電位を、上部電極層35に−(マイナス)の電位を印加すると、圧電層34はXY平面に沿って収縮する。圧電体36の一面側はメンブレン43に固定されているため、メンブレン43は−Z軸方向に撓む。
したがって、超音波素子30cの下部電極層33と上部電極層35とに、交流電圧を印加することで、撓み運動は連続となり、その周波数や電圧に応じた超音波を超音波素子30cから発振させることができる。
以上述べたように、本実施形態に係るナノバブル発生装置1によれば、以下の効果を得ることができる。ナノバブル発生装置1は、超音波素子アレイ基板20と、液体流路16の上流側に設けられた固定手段12とを有し、複数の超音波素子アレイ基板により、複数の液体流路16が形成されている。液体流路16の上流には、液体に気体を混入させる吐出口15が設けられている。超音波素子アレイ基板20には、上流側から下流側に沿って発振周波数の異なる複数の超音波素子30a,30b,30cが配列されている。超音波素子アレイ基板20の上流側には、下流側に備えられた超音波素子30b,30cよりも発振周波数の低い超音波素子30aが備えられているため、強い圧力変動と音響キャビテーション現象とにより、液体にマイクロバブルを生成させることができる。超音波素子アレイ基板20の下流側には、マイクロバブルを2段階で縮小・圧壊させる超音波素子30b,30cが備えられているため、ナノバブルを効率よく生成させることができる。このように、ナノバブル発生装置1は、液体に超音波振動を連続して印加させる簡易な構成でナノバブルを生成させることができるため、ナノバブル発生装置の小型化と設置の容易化とを図ることができる。したがって、小型で装置の設置が容易な民生用途に適したナノバブル発生装置を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態に係るナノバブル発生装置100の概略構成について、図5と、図6とを用いて説明する。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略する。
図5は、実施形態2に係るナノバブル発生装置100の外観を示す斜視図である。図5に示すように、ナノバブル発生装置100は、内部に空間を有する管状であり、超音波素子アレイ基板20などが設けられた本体111や、本体111の長手方向中央に設けられている固定手段112などにより構成されている。
ナノバブル発生装置100は、固定手段112で、液体流路配管2に対して対向して固定されている。ここでは、ナノバブル発生装置100が、液体流路配管2の外周に巻き付けられている状態を、液体流路配管2に対して対向して固定されている、と表現する。本体11には、超音波素子アレイ基板20に備えられている超音波素子30a(図6参照)、および図示しない30b,30cを駆動させるための電源を供給する電源ライン14が接続されている。固定手段112の形状や方法は、特に限定されないが、民生用途では、ワンタッチで着脱が可能なバックルなどが好ましい。
図6は、図5におけるD−D線での断面図である。図6に示すように、ナノバブル発生装置100の本体111は管状であり、4枚の超音波素子アレイ基板20と、密着層130と、超音波素子アレイ基板20を覆うカバー140とで構成されている。液体流路配管2の内部には、液体が上流側から下流側(図6の紙面において、手前方向から奥方向)に流れている。4枚の超音波素子アレイ基板20は、カバー140を固定することにより、液体流路配管2に沿って曲面状に湾曲し、密着層130を介して液体流路配管2を外周側から取り囲む状態で装着されている。
超音波素子アレイ基板20には、液体流路配管2の上流側から下流側に沿って超音波素子30aおよび図示しない超音波素子30b,30cが配列されている。密着層130は、超音波素子アレイ基板20を液体流路配管2に密着させ、超音波素子30a,30b,30cからの超音波振動を、液体流路配管2を介して、液体に伝えるものであり、エラストマーや合成樹脂などで成形されている。
カバー140は、超音波素子アレイ基板20を外周側から覆い、本体111を液体流路配管2に固定手段112で固定した場合に、超音波素子アレイ基板20を密着層130に押し当てるものである。
本実施形態では、4枚の超音波素子アレイ基板20が用いられているが、これに限定するものではない。超音波素子アレイ基板20は、液体流路配管2の形状や大きさに応じて、液体流路配管2との密着が可能な形状と枚数とで配置させることが望ましい。
以上述べたように、本実施形態に係るナノバブル発生装置100によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
ナノバブル発生装置100は、複数の超音波素子30a,30b,30cの備えられている超音波素子アレイ基板20を、内部に液体が流れている液体流路配管2に対して対向して固定し、液体流路配管2を介して内部の液体に超音波振動を印加させることができる。これにより、ナノバブル発生装置100は、液体流路配管2の内部を流れる液体に、上流側に配置された超音波素子30aからの超音波振動を印加させることにより、マイクロバブルを生成させ、さらに、下流側に配置された超音波素子30b,30cからの超音波振動を加え続けさせることで、ナノバブルを生成させることができる。ナノバブル発生装置100は、液体流路配管2の内部を流れる液体に、外部から超音波振動を連続して印加させる簡易な構成でナノバブルを生成させることができるため、ナノバブル発生装置の小型化と設置の容易化とを図ることができる。したがって、小型で既存の液体流路配管2に設置可能な民生用途に適したナノバブル発生装置を提供することができる。
(実施形態3)
本実施形態に係るナノバブル発生装置200について、図7と、図8とを用いて説明する。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略する。
図7は、実施形態3に係るナノバブル発生装置200の外観を示す斜視図である。図7に示すように、液体流路配管2の内部には、超音波素子アレイ基板20などを含むナノバブル発生装置200が、固定手段212(図8参照)で固定されている。液体流路配管2は、上流側の液体流路配管3と下流側の液体流路配管4とに、継手210で接続されている。一方の継手210には、超音波素子アレイ基板20に備えられている超音波素子30aなど(図8参照)を駆動させるための電源を供給する電源ライン14が接続されている。
図8は、図7におけるE−E線での断面図である。図8に示すように、ナノバブル発生装置200は、2枚の超音波素子アレイ基板20と、フレーム215と、固定手段212とで構成されている。
液体流路配管2の内部には、液体が上流側から下流側(図8の紙面において、手前側から奥方向)に流れている。超音波素子アレイ基板20には、液体流路配管2の上流側から下流側に沿って超音波素子30aおよび図示しない超音波素子30b,30cが配列され、超音波素子30a,30b,30cは、液体流路配管2の内部を流れる液体に超音波振動を印加させる。フレーム215は、2枚の超音波素子アレイ基板20を対向させて固定させるものである。固定手段212は、ねじ状の金具であり、ねじ状の金具の先端をフレーム215から張り出させ、液体流路配管2の内壁に押し当てることにより、超音波素子アレイ基板20が固定されたフレーム215を、液体流路配管2の内壁に固定させるものである。なお、本実施形態では、2枚の超音波素子アレイ基板20が用いられているが、これに限定するものではない。フレーム215および固定手段212は、一例であり、超音波素子アレイ基板20を液体流路配管2の内部に固定できるものであれば、その形状および材質は問わない。
以上述べたように、本実施形態に係るナノバブル発生装置200によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
ナノバブル発生装置200は、複数の超音波素子30a,30b,30cの備えられている超音波素子アレイ基板20を、液体流路配管2の内側に、固定手段212で固定されることにより、液体流路配管2内部を流れる液体に超音波振動を印加させることができる。これにより、ナノバブル発生装置200は、液体流路配管2の内部を流れる液体に、上流側に配置された超音波素子30aからの超音波振動を印加させることにより、マイクロバブルを生成させ、さらに、下流側に配置された超音波素子30b,30cからの超音波振動を加え続けさせることで、ナノバブルを生成させることができる。ナノバブル発生装置200は、液体流路配管2の内部を流れる液体に、超音波振動を連続して印加させる簡易な構成でナノバブルを生成させることができるため、ナノバブル発生装置の小型化と設置の容易化とを図ることができる。したがって、小型で既存の液体流路配管2に固定可能な民生用途に適したナノバブル発生装置を提供することができる。
1…ナノバブル発生装置、2…液体流路配管(蛇口)、2a…下流側開放端、12…固定手段、13…吸気管、14…電源ライン、15…吐出口、16…液体流路、20…超音波素子アレイ基板、30a,30b,30c…超音波素子、31…基板、32…支持膜、33…下部電極層、34…圧電層、35…上部電極層、36…圧電体、38…保護膜、41…キャビティ、43…メンブレン、100…ナノバブル発生装置、112…固定手段、130…密着層、140…カバー、200…ナノバブル発生装置、212…固定手段。

Claims (8)

  1. 複数の超音波素子を備えている超音波素子アレイ基板と、
    前記超音波素子アレイ基板を液体流路配管に対して固定する固定手段と、を有することを特徴とするナノバブル発生装置。
  2. 前記複数の超音波素子は、液体流路の上流側から下流側に沿って配列されていることを特徴とする請求項1に記載のナノバブル発生装置。
  3. 前記上流側に配置されている前記複数の超音波素子の発振周波数は、前記下流側に配置されている前記複数の超音波素子の発振周波数より低いことを特徴とする請求項2に記載のナノバブル発生装置。
  4. 前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管に対して対向して固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のナノバブル発生装置。
  5. 前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管の下流側開放端に固定可能に構成され、前記超音波素子アレイ基板は、前記下流側開放端の更に前記下流側に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のナノバブル発生装置。
  6. 前記固定手段は、前記超音波素子アレイ基板を前記液体流路配管の内部に固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のナノバブル発生装置。
  7. 前記液体流路を流れる液体に、気体を混入させる吸気管を有することを特徴とする請求項5または6に記載のナノバブル発生装置。
  8. 複数の前記超音波素子アレイ基板が設けられていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載のナノバブル発生装置。
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