JP2015093115A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が呼出操作を行ってから従業員が対応を開始するまでの経過時間を精度良く把握する。【解決手段】管理装置7は、遊技者が呼出操作を行ったことで呼出装置4が呼出動作を実行している最中に大当たり状態が発生すると、その呼出動作を算出対象から除外した上で、呼出装置4が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間の平均値を平均呼出時間として算出して出力する。目押し補助で従業員を呼出したにも拘らず、従業員が到着する前に遊技者が自力で入賞させて呼出を解除した場合には、呼出に対して従業員が何も対応しなかった時間を除外することができ、即ち、呼出に対して従業員が対応した場合のみを対象として平均呼出時間を算出して出力することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、各遊技機に対して呼出装置が設置された遊技場用管理システムに関する。
パチンコ台やスロットマシン等の遊技機が設置された遊技場では、各遊技機に対して呼出装置が設置されており、遊技者が従業員の作業を必要とする場合には呼出ボタンを操作して従業員を呼出すようになっている。そのような遊技者の呼出しに対して従業員が迅速に対応することがサービス向上となり、ひいては遊技機の稼働率の向上に繋がるため、実際に従業員が迅速に対応できているのかどうかを管理することが必要である。例えば特許文献1では、遊技者が呼出ボタンを操作した時点から呼出ボタンを再度操作して呼出を解除するまでの時間を計測し、その計測した時間を呼出対応時間として管理するようにしている。
特許第2888514号公報
ところで、スロットマシンで遊技する遊技者が従業員を呼出す理由の一つとして、所謂目押し補助の要請があり、この理由で呼出された従業員は、遊技者の目押しを補助するか、又は従業員自らが目押しをするというサービスを実施している。ただし、目押し補助で従業員を呼出したにも拘らず、従業員が到着する前に遊技者が自力で入賞させてしまう場合があり、その場合にはもはや従業員の目押し補助が不要となるので、呼出ボタンを再度操作して呼出を解除することとなる。この場合、呼出に対して従業員は何も対応しなかったことになるが、管理上では呼出対応時間として記録されてしまい、それが呼出対応時間の特定及び集計を不正確なものとする一因となっていた。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者が呼出操作を行ってから従業員が対応を開始するまでの経過時間(遊技者を待たせている時間)を精度良く把握することが可能な遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、ゲームの開始に応じて大当たり抽選を実行すると共に図柄の変動表示を開始し、遊技者の停止操作に応じて前記変動表示を停止した結果所定の大当たり図柄が停止表示されたときに、遊技者にとって有利な大当たり状態を発生する複数の遊技機と、各遊技機に付設され、遊技者の呼出操作に応じて従業員の呼出動作を実行可能な複数の呼出装置と、各遊技機及び各呼出装置の稼働状況を管理する管理装置と、を備えた遊技場用管理システムにおいて、前記管理装置は、前記呼出装置が呼出動作を実行した回数を計数する呼出回数計数手段と、前記呼出装置が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間を計測する経過時間計測手段と、前記経過時間計測手段により計測された経過時間の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値算出手段により算出された平均値を出力する出力手段と、前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことを検知する大当たり検知手段と、を備え、前記平均値算出手段は、前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことが前記大当たり検知手段により検知されたときは、当該呼出動作を前記平均値の算出対象から除外することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記呼出装置が呼出動作を開始する毎に、前記経過時間計測手段により計測された経過時間を履歴情報として記録する履歴情報記録手段と、前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことが前記大当たり状態検知手段により検知されたときに、前記履歴情報記録手段により記録された履歴情報と対応付けて、従業員が対応しなかった旨を示す対応情報を記録する対応情報記録手段と、を備え、前記出力手段は、前記履歴情報記録手段により記録された履歴情報、及び前記対応情報記録手段により記録された対応情報を出力することを特徴とする
請求項1に記載した発明によれば、管理装置において、呼出装置が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間を計測して平均値を算出し、その算出した平均値を出力するが、呼出装置が呼出動作を実行している最中に大当たり状態が発生したことを検知すると、その呼出動作を平均値の算出対象から除外するようにした。これにより、目押し補助で従業員を呼出したにも拘らず、従業員が到着する前に遊技者が自力で入賞させて呼出を解除した場合には、呼出に対して従業員が何も対応しなかった時間を除外することができる。その結果、呼出に対して従業員が対応した場合のみを対象とし、呼出装置が呼出動作を開始してから終了するまでの経過時間の平均値を出力することができ、遊技者が呼出操作を行ってから従業員が対応を開始するまでの経過時間(遊技者を待たせている時間)を精度良く把握することができる。
請求項2に記載した発明によれば、呼出装置が呼出動作を開始する毎の経過時間である履歴情報を出力すると共に、呼出装置が呼出動作を実行している最中に大当たり状態が発生したことで従業員が対応しなかった旨を示す対応情報を履歴情報と対応付けて出力するようにした。これにより、呼出動作を開始してからの経過時間と、その呼出に対して従業員が何も対応しなかったこととの関係をより詳細に把握することができる。例えば呼出装置が呼出動作を開始した時点からどの程度の経過時間で、その呼出に対して従業員が何も対応しなかったかを把握することができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 呼出装置の液晶表示部に表示される遊技情報の一例を示す図 呼出装置の構成を示す機能ブロック図 従業員呼出中画面の一例を示す図 フローチャート 呼出履歴データの一例を示す図 呼出集計データの一例を示す図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技場用管理システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場用管理システム1が設けられている遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されている。本実施形態の場合、遊技機2は所謂スロットマシンを想定している。各遊技機2には、貸出装置3及び呼出装置4がそれぞれ付設されている。呼出装置4は、対応する遊技機2の上方に設置されている。遊技機2、貸出装置3及び呼出装置4は、それぞれ中継装置5に接続されている。中継装置5は、LAN6を介して管理装置7(呼出回数計数手段、経過時間計測手段、平均値算出手段、出力手段、大当たり検知手段、履歴情報記録手段、対応情報記録手段)に接続されている。遊技機2や貸出装置3等から出力される後述する遊技信号は、中継装置5を経由して呼出装置4や管理装置7に入力される。管理装置7は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ8等が接続されている。管理装置7は、遊技場内に設置される全ての機器(遊技機2、貸出装置3、呼出装置4等)の稼働状況を管理する。尚、遊技場内には、所謂パチンコ台も含めて例えば数100台の遊技機2が設置されており、それぞれの遊技機2が管理装置7の管理対象となっている。
遊技機2は、周知のように、表示窓21、スタートレバー22、ストップボタン23、液晶表示部24、メダル投入口25、BETボタン26等を備える。遊技者は、表示窓21を通じて内部に設けられたリールに描かれた図柄を視認可能となっている。遊技者がメダル(遊技価値)をメダル投入口25に投入する、又はBETボタン26を操作することで、クレジットメダル(遊技価値)が所定枚数ベットされ(遊技価値が消費され)、その状態でスタートレバー22が操作されると(ゲームの開始操作が行われると)、内部抽選を実行すると共に図柄の変動を開始させ、ストップボタン23が操作されると、所謂引込制御(予め規定された引込範囲である例えば4図柄まで図柄を有効ライン上に引込んで停止表示させる制御)によりリールの変動を停止する。尚、遊技機2は、上記した物理的なリールを備えるものに限らず、表示窓21を液晶表示器等で構成し、図柄を画像として表示及び変動させるタイプのものであっても良い。その場合、スタートレバー22が操作されると、液晶表示器の画面に表示された図柄の変動を開始させ、ストップボタン23が操作されると、対応する図柄が停止表示されることになる。
このような遊技機2には、周知のようにボーナス役、小役、リプレイ役等の役が設定されており、上記した内部抽選時に何れの役に内部当選した状態で遊技者によりストップボタン23が操作され、予め設定されている有効ライン上にその内部当選役に対応する図柄が停止表示されると(図柄が揃うと)、入賞が発生する。そして、入賞が発生した場合には、対応する枚数のメダルの払出(遊技価値の付与)又は大当たり状態(ボーナス状態)等への移行が行われる。
遊技機2は、遊技の実行に応じて各種の遊技信号を出力する。具体的には、遊技機2は、遊技機2に対して投入された遊技媒体の数を示す投入信号、入賞の発生により払出された遊技媒体の数を示す払出信号、ゲームが開始されたことを示すスタート信号、大当たり状態が発生したことを示す大当たり信号(ボーナス信号)等を出力する。呼出装置4や管理装置7は、これらの遊技信号を遊技機2から中継装置5を経由して入力することに基づいて、遊技情報の集計及び管理、大当たり状態の特定、ART状態の発生の特定等を行う。又、呼出装置4は、遊技者向けに各種の遊技情報の表示を行う。
貸出装置3は、動作状態を示す動作ランプ31、遊技者が有価価値(例えば貨幣)を投入する貨幣投入口32、メダルを払出す(貸し出す)メダル払出口33等を備える。貸出装置3は、不具合が生じた場合等に動作ランプ31を点灯させ、従業員に不具合の発生等を報知する。又、貸出装置3は、遊技者が有価価値を貨幣投入口32に投入すると、その投入された有価価値に応じた数のメダルをメダル払出口33から遊技機2に払出す。又、貸出装置3は、貨幣投入口32に投入された有価価値を示す貸出信号(売上信号)を出力する。
呼出装置4は、図2にも示すように、ランプ部41、液晶表示部42、従業員を呼出すための呼出ボタン43、液晶表示部42に表示される遊技情報の種類等を切替えるための切替ボタン44、従業員が携帯して操作するリモコン9からの信号を受信する(受光する)受光部45等を備える。液晶表示部42は、各種の遊技情報をそれぞれの領域に表示可能である。図2では、液晶表示部42の画面表示の一例を示し、以下の遊技情報をそれぞれの領域に表示している状態を例示している。
「本日大当たり回数」:本日における大当たり状態の発生回数であり、領域M1に表示する。
「前日大当たり回数」:前日における大当たり状態の発生回数であり、領域M2に表示する。
「前々日大当たり回数」:前々日における大当たり状態の発生回数であり、領域M3に表示する。
「過去最高大当たり回数」:過去最高の大当たり状態の発生回数であり、領域M4に表示する。
「大当たり間スタート回数」:大当たり間のスタート回数であり、領域M5に表示する。
「本日累計スタート回数」:本日のスタート回数の累計であり、領域M6に表示する。
「差メダル数グラフ」:「払出枚数」−「投入枚数」の推移を示すグラフであり、領域M7に表示する。
「大当たり間スタート回数グラフ」:最新10回分の大当たり間のスタート回数であり、領域M8に表示する。
図3は、呼出装置4の電気的な構成を機能ブロック図により示している。呼出装置4において、制御部46には、ランプ部41、液晶表示部42、呼出ボタン43、切替ボタン44、受光部45、タッチパネル47、入出力部(I/F)48等が接続されている。制御部46は、CPU、ROM、RAM及びI/O等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM等に記憶されているコンピュータプログラムに基づいて呼出装置4の動作全体を制御する。タッチパネル47は、液晶表示部42の画面上に形成される。入出力部48は、中継装置5との間での各種の遊技信号の入出力を制御する。
さて、遊技場においては、例えば目押し補助を要請する等の遊技者が従業員の作業を必要とする場合には呼出ボタン43を操作して従業員を呼出す運用となっている。呼出装置4は、遊技者が呼出ボタン43を操作すると、図4に示すように、液晶表示部42の領域M7及びM8に跨って従業員呼出中画面の表示を開始すると共に、対応する遊技機2(台番)を特定可能な呼出信号の出力を開始する。このとき、呼出装置4は、従業員呼出中画面では、例えば「従業員呼び出し中!しばらくお待ちください。」という従業員を呼出中であることを告知するメッセージを表示すると共に、呼出を開始してからの経過時間(図4では「30秒」を例示している)を表示する。
管理装置7は、呼出装置4から呼出信号を入力すると、その呼出信号から呼出中の台番(呼出信号の送信元の呼出装置4に対応する遊技機2の台番)を特定し、その特定した呼出中の台番をインカム装置(図示せず)を介して従業員に通知する。この後、従業員が呼出中の台番まで出向くことになり、呼出装置4は、呼出中の台番まで出向いた従業員がリモコン9の呼出解除ボタンを操作したことで、リモコン9からの呼出解除信号を受光部45により受光すると、従業員呼出中画面の表示を終了すると共に、呼出信号の出力を終了し、その呼出解除信号を送信したリモコン9を特定可能なリモコンIDを出力する。又、呼出装置4は、従業員呼出中画面を表示している状態では、遊技者が呼出ボタン43を再度操作すると、従業員呼出中画面の表示を終了すると共に、呼出信号の出力を終了する。即ち、遊技者が呼出ボタン43を操作して従業員を呼出した後では、呼出中の台番まで出向いた従業員がリモコン9の呼出解除ボタンを操作したこと、又は遊技者が呼出ボタン43を再度操作したことを条件として、その呼出を解除する。更に、呼出装置4は、遊技者が誤って呼出ボタン43を操作してしまうことに対応し、呼出中の台番まで出向いた従業員が呼出取消操作を行うと、呼出取消信号を出力する。
次に、上記した遊技場用管理システム1の作用について、図5から図7も参照して説明する。
管理装置7は、本発明に関連して図5に示す呼出履歴データ記録処理を定期的に行う。管理装置7は、図6に示す呼出履歴データを遊技機2の台番毎に管理しており(図6では台番「123」を例示している)、呼出履歴データ記録処理を開始すると、呼出装置4からの呼出信号の入力を開始したか否かを判定する(S1)。管理装置7は、呼出信号の入力を開始していないと判定すると(S1:NO)、呼出履歴データ記録処理を終了してリターンする。
ここで、呼出装置4は、対応する遊技機2で遊技している遊技者が呼出ボタン43を操作すると、上記したように従業員呼出中画面の表示を開始すると共に、対応する遊技機2を特定可能な呼出信号の出力を開始する(遊技者の呼出操作に応じて従業員の呼出動作を行う)。これ以降、呼出装置4は、遊技者が呼出ボタン43を再度操作するか、又はリモコン9からの呼出解除信号を受光部45により受光するまで、呼出信号の出力を継続することになる。管理装置7は、呼出装置4からの呼出信号の入力を開始したと判定すると(S1:YES)、呼出履歴データにおいて新規レコードを作成し(S2)、その時点での時刻を呼出開始時刻として記録し(S3)、呼出時間(1分単位)の計測を開始する(S4)。そして、管理装置7は、呼出装置4からの呼出信号の入力を終了したか否かを判定すると共に(S5)、対応する遊技機2から大当たり信号を入力したか否かを判定する(S6)。
管理装置7は、対応する遊技機2から大当たり信号を入力せずに、遊技者が呼出ボタン43を再度操作するか、又はリモコン9からの呼出解除信号を受光部45により受光したことで、呼出装置4からの呼出信号の入力を終了したと判定すると(S5:YES)、その時点での時刻を呼出終了時刻として記録し(S7)、呼出終了時刻から呼出開始時刻を差引いた時間を呼出時間(呼出装置4が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間、履歴情報)として記録する(S8)。そして、管理装置7は、呼出装置4からの呼出信号の入力を終了した時点を起点として所定時間(1分間)だけ呼出装置4からリモコンID又は呼出取消信号を入力したか否かを判定する(S9〜S11)。
ここで、管理装置7は、呼出中の台番まで出向いた従業員がリモコン9の呼出解除ボタンを操作し、リモコン9から送信された呼出解除信号が受光部45により受光されていれば、呼出装置4からリモコンIDを入力したと判定し(S9:YES)、その入力したリモコンIDを記録し(S12)、対応有無の欄に従業員が対応した旨を示す「○」を記録する(S13)。又、管理装置7は、呼出中の台番まで出向いた従業員が呼出取消操作を行ったことで、呼出装置4から呼出取消信号を入力したと判定すると(S10:YES)、対応有無の欄に従業員が対応しなかった旨を示す「×」を記録し(S14)、呼出履歴データ記録処理を終了してリターンする。尚、管理装置7は、呼出装置4からのリモコンID及び呼出取消信号の何れも入力せずに、所定時間が経過した(タイムアップした)と判定すると、この場合も、呼出履歴データ記録処理を終了してリターンする。
一方、管理装置7は、呼出装置4からの呼出信号の入力を終了せずに、即ち、呼出装置4が呼出動作を実行している最中に、対応する遊技機2から大当たり信号を入力したと判定すると(S6:YES)、大当たり有無の欄に「○」を記録し(S15)、対応有無の欄に従業員が対応しなかった旨を示す「×」(対応情報)を記録し(S16)、呼出履歴データ記録処理を終了してリターンする。
図6の例示では、履歴No1のレコードは、遊技者が従業員を呼出してから1分以内に従業員(リモコンID=1234)が対応したことを示している。履歴No2のレコードは、遊技者が従業員を呼出してから2分以内に大当たり信号が入力し、その後に、呼出が解除され、従業員が対応していないことを示している。履歴No3のレコードは、遊技者が従業員を呼出してから5分以内に従業員(リモコンID=1236)が対応したことを示している。履歴No4のレコードは、遊技者が従業員を呼出してから3分以内に従業員(リモコンID=1241)が呼出取消操作を行った(遊技者が誤って呼出ボタン43を操作した場合であり、従業員の対応なしと見做す)ことを示している。尚、管理装置7は、呼出履歴データを遊技機2毎に管理することに限らず、呼出履歴データを遊技機2の種類(機種)毎、遊技機島毎、遊技場全体等のどのような単位で管理しても良く、又、従業員が携帯するリモコン9のリモコンID毎に管理しても良い。
又、管理装置7は、呼出履歴データを集計することで、図7に示す呼出集計データを遊技機2の台番毎に管理する(図7でも台番「123」を例示している)。具体的には、管理装置7は、レコードを作成した回数を呼出回数(呼出装置4が呼出動作を実行した回数)として計数し、対応有無の欄に「○」を記録した回数を対応回数として計数し、対応有無の欄に「×」を記録した回数を除外回数として計数する。又、管理装置7は、対応有無の欄に「○」を記録したレコードを対象として呼出時間を累計した時間を累計呼出時間として集計し、累計呼出時間を当該対象とした回数で除算した時間を平均呼出時間(経過時間の平均値)として算出する。尚、管理装置7は、呼出集計データについても呼出履歴データと同様に、呼出集計データを遊技機2毎に管理することに限らず、呼出集計データを遊技機2の種類毎、遊技機島毎、遊技場全体等のどのような単位で管理しても良く、又、従業員が携帯するリモコン9のリモコンID毎に管理しても良い。更には、管理装置7は、呼出履歴データを遊技機2毎に管理する一方、呼出集計データを遊技機島毎に管理する等、呼出履歴データと呼出集計データ管理とを異なる単位で管理しても良い。
以上に説明した遊技場用管理システム1によれば、次のような効果を奏する。
遊技者が呼出操作を行ったことで呼出装置4が呼出動作を実行している最中に大当たり状態が発生すると、その呼出動作を算出対象から除外した上で、呼出装置4が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間の平均値を平均呼出時間として算出して出力するようにした。これにより、目押し補助で従業員を呼出したにも拘らず、従業員が到着する前に遊技者が自力で入賞させて呼出を解除した場合には、呼出に対して従業員が何も対応しなかった時間を除外することができ、即ち、呼出に対して従業員が対応した場合のみを対象として平均呼出時間を算出して出力することができ、遊技者が呼出操作を行ってから従業員が対応を開始するまでの経過時間(遊技者を待たせている時間)を精度良く把握することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。又、複数の変形例を組み合わせても良い。
管理装置7において、呼出回数に対する対応回数の割合、呼出回数に対する除外回数の割合等を算出して出力しても良い。
呼出装置4は、例示した遊技情報以外の様々な遊技情報を表示可能としても良い。
呼出装置4は、遊技機2の上方に設置される構成に限らず、例えば遊技機2の側方等に設置される構成であっても良く、遊技機2に1対1に対応すればどのような態様で設置されても良い。
呼出装置4は、遊技機2等からの遊技信号が中継装置5を経由して入力される構成に限らず、遊技機2等からの遊技信号が直接入力される構成でも良い。
遊技媒体はメダルに限らず遊技球であっても良い。又、遊技媒体を払出さない完全クレジット式の遊技機を管理対象としても良い。
管理装置7の一部の処理を呼出装置4や中継装置5が行う構成でも良い。
図面中、1は遊技場用管理システム、2は遊技機、4は呼出装置、7は管理装置、呼出回数計数手段、経過時間計測手段、平均値算出手段、出力手段、大当たり検知手段、履歴情報記録手段、対応情報記録手段である。

Claims (2)

  1. ゲームの開始に応じて大当たり抽選を実行すると共に図柄の変動表示を開始し、遊技者の停止操作に応じて前記変動表示を停止した結果所定の大当たり図柄が停止表示されたときに、遊技者にとって有利な大当たり状態を発生する複数の遊技機と、
    各遊技機に付設され、遊技者の呼出操作に応じて従業員の呼出動作を実行可能な複数の呼出装置と、
    各遊技機及び各呼出装置の稼働状況を管理する管理装置と、を備えた遊技場用管理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記呼出装置が呼出動作を実行した回数を計数する呼出回数計数手段と、
    前記呼出装置が呼出動作を開始した時点から終了した時点までの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
    前記経過時間計測手段により計測された経過時間の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記平均値算出手段により算出された平均値を出力する出力手段と、
    前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことを検知する大当たり検知手段と、を備え、
    前記平均値算出手段は、前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことが前記大当たり検知手段により検知されたときは、当該呼出動作を前記平均値の算出対象から除外することを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記呼出装置が呼出動作を開始する毎に、前記経過時間計測手段により計測された経過時間を履歴情報として記録する履歴情報記録手段と、
    前記呼出装置が呼出動作を実行している最中に前記大当たり状態が発生したことが前記大当たり状態検知手段により検知されたときに、前記履歴情報記録手段により記録された履歴情報と対応付けて、従業員が対応しなかった旨を示す対応情報を記録する対応情報記録手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記履歴情報記録手段により記録された履歴情報、及び前記対応情報記録手段により記録された対応情報を出力することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用管理システム。
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