JP2015092225A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写ベルトの周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルトから記録媒体へ転写される構成において、記録媒体に転写されたトナー像における中間転写ベルトの幅方向に対する周回方向の縮みを抑制する。【解決手段】周回する環状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに食い込む曲面とされたニップ領域を形成し、前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を前記ニップ領域で記録媒体に転写する転写部材と、前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、各色成分トナー像が形成担持される一若しくは複数の像担持体と、この像担持体上の各色成分トナー像が中間的に転写担持される中間転写体と、この中間転写体上の各色成分トナー像が記録材上に一括転写せしめられる一括転写装置と、を備えた画像形成装置において、一括転写装置は、複数のロール及び当該ロールに回転可能に張架された転写搬送ベルトを有し、複数のロールのうち記録材搬送方向上流側に位置するロールを転写ロールとし、この転写ロールを転写搬送ベルトを介して中間転写体に圧接配置させると共に、転写搬送ベルト裏面と前記転写ロールとの接触面を摺接可能に構成した画像形成装置が開示されている。
特開2006−30778号公報
本発明は、中間転写ベルトの周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルトから記録媒体へ転写される構成において、記録媒体に転写されたトナー像における中間転写ベルトの幅方向に対する周回方向の縮みを抑制することを課題とする。
請求項1の発明は、周回する環状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに食い込む曲面とされたニップ領域を形成し、前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を前記ニップ領域で記録媒体に転写する転写部材と、前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、を備える。
請求項2の発明は、周回する環状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに相対的に押し付けられてニップ領域を形成し、該ニップ領域において前記中間転写ベルトの周回方向中央部ではその他の部分に比べて前記中間転写ベルトの周回速度が遅くなり、前記周回方向中央部での中間転写ベルトの搬送速度に対応して搬送される記録媒体に前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を転写する転写部材と、前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、を備える。
請求項3の発明は、周回する環状の中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに相対的に押し付けられてニップ領域を形成し、該ニップ領域において前記中間転写ベルトの周回方向中央部ではその他の部分に比べて前記中間転写ベルトの周回速度が遅くなり、前記ニップ領域において前記周回方向中央部よりもその他の部分で受けるニップ圧力が低い記録媒体に対して前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を転写する転写部材と、前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、を備える。
本発明の請求項1の構成によれば、本構成におけるトナー像形成部を有さない場合に比べ、中間転写ベルトの周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルトから記録媒体へ転写される構成において、記録媒体に転写されたトナー像における中間転写ベルトの幅方向に対する周回方向の縮みを抑制できる。
本発明の請求項2の構成によれば、本構成におけるトナー像形成部を有さない場合に比べ、中間転写ベルトの周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルトから記録媒体へ転写される構成において、記録媒体に転写されたトナー像における中間転写ベルトの幅方向に対する周回方向の縮みを抑制できる。
本発明の請求項3の構成によれば、本構成におけるトナー像形成部を有さない場合に比べ、中間転写ベルトの周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルトから記録媒体へ転写される構成において、記録媒体に転写されたトナー像における中間転写ベルトの幅方向に対する周回方向の縮みを抑制できる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る二次転写部の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る二次転写部の構成の一部を示す概略図である。 比較例に係る二次転写部の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一部構成を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置10の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。図1は、画像形成装置10の構成を示す概略図である。なお、下記の説明で用いるX方向、−X方向、Y方向(上方)、−Y方向(下方)、Z方向及び−Z方向は、図中に示す矢印方向である。また、図中の「○」の中に「×」が記載された記号は、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味し、図中の「○」の中に「・」が記載された記号は、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
画像形成装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、を備えている。
画像形成部14は、周回する環状の中間転写ベルト24と、中間転写ベルト24の表面(外周面)にトナー像を形成するトナー像形成部40と、中間転写ベルト24に転写されたトナー像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する転写部材の一例としての転写ロール28(以下、二次転写ロール28という)と、を備えている。
トナー像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、各画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー像を中間転写ベルト24に転写する転写ロール26(以下、一次転写ロール26という)と、を備えている。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、中間転写ベルト24のY方向側(上方側)でX方向に並んで配置されている。また、各画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(例えば、図1における時計回り方向)へ回転する感光体32をそれぞれ有している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置23と、帯電装置23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36と、露光装置36によって感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置38と、が設けられている。
中間転写ベルト24は、具体的には、無端状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの−Y方向側(下方側)に配置されている。中間転写ベルト24の内周側には、中間転写ベルト24が張架された張架ロール41、42、43が設けられている。すなわち、張架ロール41、42、43には、張力が付与された状態で中間転写ベルト24が巻き掛けられている。
中間転写ベルト24は、一例として、張架ロール43が回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(例えば、図1における反時計回り方向)へ周回(回転)するようになっている。なお、張架ロール41、43の少なくとも1つが回転駆動することで、中間転写ベルト24が周回するようになっていればよい。また、張架ロール42は、中間転写ベルト24を介して二次転写ロール28に対向する対向ロール(支持ロール(バックアップロール))とされている。
各一次転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで各感光体32に対向している。一次転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー像が中間転写ベルト24に転写される転写位置(以下、一次転写位置という)とされている。
二次転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで張架ロール42に対向している。二次転写ロール28と張架ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写(一次転写)されたトナー像が記録媒体Pに転写(二次転写)される転写位置(以下、二次転写位置という)とされている。すなわち、本実施形態では、張架ロール42、中間転写ベルト24及び二次転写ロール28によって、二次転写部60が構成されている。なお、二次転写ロール28には、二次転写ロール28の表面(外周面)に接触して、二次転写ロール28の表面を清掃する清掃部材29が設けられている。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを二次転写位置に向けて搬送する複数の搬送ロール50と、を有している。
二次転写位置に対する搬送方向下流側には、二次転写ロール28によって記録媒体Pに転写されたトナー像を記録媒体Pに定着させる定着装置58が設けられている。定着装置58では、定着ロール58Aによる加熱と、加圧ロール58Bによる加圧とにより、第2転写位置から搬送された記録媒体Pにトナー像を定着するようになっている。
(画像形成動作)
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって二次転写位置へ搬送される。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電装置23によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置38によって現像されて感光体32にトナー像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー像は、一次転写位置にて中間転写ベルト24に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、二次転写位置にて記録媒体Pへ転写される。
トナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置58へ搬送され、転写されたトナー像が定着装置58により定着される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(二次転写部60の構成)
二次転写部60では、図2に示されるように、二次転写ロール28が中間転写ベルト24を介して張架ロール42に相対的に押し付けられて、ニップ領域Nが形成されている。すなわち、二次転写ロール28と張架ロール42とが、中間転写ベルト24を介して加圧接触されている。なお、二次転写ロール28が中間転写ベルト24を介して張架ロール42に相対的に押し付けられていればよいので、二次転写ロール28及び張架ロール42の少なくとも一方が他方に対して、バネ等の付勢部材により付勢(加圧)されていればよい。
二次転写ロール28及び張架ロール42には、一例として、少なくとも外周部分がゴム材料で構成されたゴムロールが用いられる。ゴム材料としては、例えば、ウレタンゴム、エチレン・プロピレンゴム(EPM)、シリコーンゴム、フッ素ゴム(FKM)、エピクロルヒドリン/ブタジエンゴムなどが挙げられる。
二次転写ロール28の硬度は、張架ロール42の硬度よりも高くされている。具体的には、張架ロール42の硬度は、例えば、65±5°の範囲とされる。二次転写ロール28の硬度は、例えば、74±5°の範囲で、張架ロール42の硬度よりも高い硬度とされる。また、二次転写ロール28の中心硬度(上記の例では74°)と、張架ロール42の中心硬度(上記の例では65°)とには、9°以上の差があることが望ましい。なお、当該硬度は、アスカーC法に基づき測定された硬度である。
また、二次転写ロール28の外径は、張架ロール42の外径よりも大きくされている。具体的には、張架ロール42の外径は、例えば、16mm以上22mm以下の範囲とされる。二次転写ロール28の外径は、例えば、22mm以上30mm以下の範囲で、張架ロール42の外径よりも大きくされる。
さらに、二次転写ロール28と張架ロール42とのニップ領域Nのニップ幅NLは、中間転写ベルト24が張架ロール42に巻き掛けられる巻掛量(ラップ量)RLよりも小さくされている。具体的には、巻掛量RLは、例えば、6mm以上12mm以下の範囲とされる。ニップ幅NLは、例えば、2.0mm以上4.0mm以下の範囲で、巻掛量(ラップ量)RLよりも小さくされる。
二次転写ロール28と張架ロール42との間に作用するニップ圧の総荷重は、25N以上〜45N以下の範囲に設定されている。
このように、二次転写部60では、二次転写ロール28の硬度が張架ロール42の硬度よりも高く、ニップ荷重、張架ロール42の外径及び二次転写ロール28の外径が前述の設定範囲に設定されているため、ニップ領域Nのニップ形状は、二次転写ロール28が中間転写ベルト24を介して張架ロール42に食い込む食い込み曲面とされている。すなわち、ニップ形状は、Y方向側(上方側)に凸形状となっている。
仮に、二次転写ロール28の硬度が張架ロール42の硬度と同じか、張架ロール42の硬度よりも小さい場合には、食い込み曲面は形成されない。また、二次転写ロール28の硬度が張架ロール42の硬度よりも高い場合でも、ニップ荷重が前述の設定範囲よりも小さい場合や、張架ロール42の外径及び二次転写ロール28の外径が前述の設定範囲よりも大きい場合には、食い込み曲面が形成されない場合がある。従って、ニップ荷重、張架ロール42の外径及び二次転写ロール28の外径についても、食い込み曲面が形成されるための条件となる。さらに、張架ロール42の外径よりも二次転写ロール28の外径が大きいため、張架ロール42の外径が二次転写ロール28の外径に対して同じか小さい場合に比べ、ニップ幅NL(食い込み幅)が広くなる。
二次転写ロール28の張架ロール42に対する食い込み量KLは、例えば、張架ロール42の半径比で0.5%以上2.5%以下の範囲に設定されている。張架ロール42の外径が20mmの場合は、食い込み量KLは、0.1mm以上0.5mm以下の範囲に設定される。
さらに、二次転写部60では、二次転写ロール28が、周回する中間転写ベルト24に従動して回転するようになっている。従って、記録媒体Pを搬送するため駆動力は、二次転写ロール28側ではなく、中間転写ベルト24側が有している。なお、清掃部材29(図1参照)などによる二次転写ロール28への搬送抵抗が、二次転写ロール28の回転に影響しないように、二次転写ロール28を駆動させてもよい。この場合は、例えば、二次転写ロール28に必要最小量の駆動力が付与されるように、トルクリミッターを介して駆動モータの駆動力を付与する構成とされる。
また、張架ロール42は、周回する中間転写ベルト24に従動して回転する。このとき、張架ロール42は、張架ロール42がニップ領域Nよりも広い範囲で巻き掛けられているため、張架ロール42の半径R1(図2参照)と、中間転写ベルト24の移動速度とで決まる角速度(回転速度)にて回転する。なお、張架ロール42が駆動する構成であってもよい。
(ニップ領域Nにおける中間転写ベルト24の移動速度(周回速度)と記録媒体Pの搬送速度との関係)
本実施形態の構成では、以下の要因により、記録媒体Pの搬送速度が、中間転写ベルト24の搬送速度よりも遅くなると推測される。
ニップ領域Nのニップ形状は、前述のように、二次転写ロール28が張架ロール42に食い込む曲面とされているため、図3に示されるように、ニップ領域Nの中央部NC(中間転写ベルト24の周回方向の中央部)における張架ロール42の半径R2が、ニップ領域Nの中央部NC以外の部分における張架ロール42の半径R3よりも小さい。また、当該半径R3は、ニップ領域N以外における張架ロール42の半径R1よりも小さい。なお、図3では、二次転写ロール28及び張架ロール42の一部を図示している。
中間転写ベルト24は、ニップ領域Nにおいて張架ロール42の外周に沿って移動するため、ミクロ的(微視的)には、ニップ領域Nの中央部NCにおいて、張架ロール42の半径R2と張架ロール42の角速度とで決まる張架ロール42の周速度に準じた速度で移動する。ニップ領域Nの中央部NC以外の部分では、中間転写ベルト24は、張架ロール42の半径R3と張架ロール42の角速度とで決まる張架ロール42の周速度に準じた速度で移動する。
従って、中間転写ベルト24では、ニップ領域Nの中央部NCにおいて、その上流側及び下流側よりも移動速度が遅く、ニップ領域Nの中央部NCから下流側に向けて徐々に加速される。なお、当該移動速度の変動は、張架ロール42が駆動する場合でも、張架ロール42が中間転写ベルト24に従動して回転する場合と、同様に生じる。また、中間転写ベルト24のニップ領域Nにおける移動速度は、張架ロール42の周速度の影響を受けるものの、張架ロール42の周速度に支配されて中間転写ベルト24が移動するものではなく、中間転写ベルト24と張架ロール42との間でスリップが生じる場合が考えられる。
記録媒体Pは、ニップ領域Nにおいて、周回(移動)する中間転写ベルト24から摩擦を受けて搬送される。ニップ領域Nの中央部NCで張架ロール42への二次転写ロール28の食い込みが最大となるので、ニップ領域Nでは、ニップ領域Nの中央部NCを最大ニップ圧力(最大垂直応力)とする圧力分布が形成される。このため、ニップ領域Nの中央部NCでは、記録媒体Pが中間転写ベルト24に密着して搬送されるものの、ニップ領域Nの中央部NCの上流側及び下流側では、ニップ圧力(垂直応力)が相対的に低いため、記録媒体Pと中間転写ベルト24との密着力が弱い。
このため、中間転写ベルト24が、ニップ領域Nの中央部NCから下流側に向けて徐々に加速すると、ニップ領域Nの中央部NCの下流側において、記録媒体Pが中間転写ベルト24に追従できずに、中間転写ベルト24が記録媒体Pに対して徐々に先行するように記録媒体Pと中間転写ベルト24との間でスリップが生じる。
なお、ニップ領域Nの中央部NCで移動速度が遅くなることによる中間転写ベルト24の一瞬の緩みは、張架ロール42がニップ領域Nの中央部NCから抜けて圧縮領域(圧縮変形)から解放(復元)されるときに発生する中間転写ベルト24の周回方向へのけり出し効果によって、解消される。当該けり出し効果は、主に、中間転写ベルト24へ作用し、当該けり出し効果によっても、中間転写ベルト24を加速させる作用が働く。記録媒体Pに対する当該けり出し効果は、ニップ領域Nの中央部NCの下流側において記録媒体Pと中間転写ベルト24との密着力が弱いため、作用しないか、作用しても小さい。
このように、中間転写ベルト24が記録媒体Pに対して徐々に先行するようにスリップしながら、トナー像が中間転写ベルト24から記録媒体Pに転写されることで、中間転写ベルト24の周回方向(矢印A方向)にトナー像が縮小されて中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写される縮小現象が生じる。
一方、ニップ領域Nのニップ形状が、張架ロール42が二次転写ロール28に食い込む曲面とされた比較例(図4参照)では、ニップ領域Nにおける張架ロール42の半径は、一定であるので、中間転写ベルト24に速度変動が生じない。従って、ニップ領域Nにおいてニップ圧力が分布を有していても、中間転写ベルト24の移動速度と記録媒体Pの搬送速度とが一致しやすく、記録媒体Pと中間転写ベルト24とでの間でスリップが生じないと推測される。このため、中間転写ベルト24の周回方向(矢印A方向)にトナー像が縮小されて中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写される縮小現象が生じない。
これに対して、本実施形態では、中間転写ベルト24と記録媒体Pとの速度差が生じることを許容し、中間転写ベルト24の周回方向にトナー像が縮小されて中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写される縮小現象が生じることを前提として構成されている。
このように、本実施形態では、中間転写ベルト24と記録媒体Pとの間に速度差があるため、この速度差によって、中間転写ベルト24上のトナー像と中間転写ベルト24との間にせん断力が作用する。このせん断力によって、中間転写ベルト24上のトナー像が中間転写ベルト24から剥離されやすい。すなわち、中間転写ベルト24上のトナー像が記録媒体Pに転移しやすくなるため、記録媒体Pへのトナー像の転写効率が向上する。
また、本実施形態では、二次転写ロール28の硬度は、張架ロール42の硬度よりも高くされているため、二次転写ロール28の硬度が張架ロール42の硬度よりも低い場合に比べ、二次転写ロール28への付着物の付着が抑制される。従って、二次転写ロール28からの記録媒体Pの剥離性及び二次転写ロール28に対する清掃部材29の清掃性(クリーニング性)が向上する。
(縮小現象に対する補正動作)
本実施形態では、前述のように、縮小現象が生じることを前提とした上で、以下に説明するように、中間転写ベルト24に形成されるトナー像を予め中間転写ベルト24の幅方向(Z方向)に対して周回方向(矢印A方向)へ伸長させて、縮小現象に対する補正を行う。
具体的には、露光装置36における主走査方向(Z方向)への露光光L(図5参照)の走査速度・クロック周波数・ライン幅W(主走査方向に走査された露光光で形成されるラインの副走査方向(X方向)における幅、図5参照)、感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度が、予め定められた設定値に設定されることで、中間転写ベルト24の幅方向に対する周回方向へのトナー像の伸長が行なわれる。
ここでは、中間転写ベルト24の周回方向において画像の伸縮が生じない場合の各部の仮想の基準値(図4に示す比較例で設定される値)を用いて、各部における設定値について説明する。
感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度の設定値は、基準値よりも高く設定される。すなわち、感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度は、基準値による基準速度よりも速い速度に設定される。
なお、感光体32の回転速度と中間転写ベルト24の移動速度との相対速度比は、基準速度における相対速度比が維持される。すなわち、感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度において、基準速度から速めた比率が同じとされる。感光体32の回転速度と中間転写ベルト24の移動速度は、一例として、基準値に対する100.3%の設定値とされる。
露光装置36における露光光の走査速度・クロック周波数の設定値は、基準値(100%)と同じに設定される。すなわち、露光装置36は、基準値による基準速度により露光光を走査する。
このように、露光装置36が基準速度により露光光を走査するのに対して、感光体32は、基準速度より速い速度で回転されるため、感光体32の軸方向(Z方向)に対して回転方向(矢印B方向)に伸長した静電潜像S1が形成される。この静電潜像S1が現像されて、中間転写ベルト24に転写される。感光体32の回転速度と中間転写ベルト24の移動速度との相対速度比は、基準速度における相対速度比が維持されるので、感光体32から中間転写ベルト24へは、トナー像S2のサイズは変更されずに転写される。これにより、トナー像S2が、予め、中間転写ベルト24の幅方向に対して周回方向へ伸長されて中間転写ベルト24に形成される。
このように、トナー像が、予め、中間転写ベルト24の幅方向に対して周回方向へ伸長させることで、トナー像が中間転写ベルト24から記録媒体Pに転写される際に縮小現象が生じても、記録媒体Pに転写されたトナー像における中間転写ベルト24の幅方向に対する周回方向の縮みを抑制できる。従って、例えば、正方形の画像を形成する指令によって形成された画像において、記録媒体Pの搬送方向に沿った辺が記録媒体Pの幅方向に沿った辺よりも短い長方形になることが抑制される。
なお、露光装置36が基準速度により露光光を走査するのに対して、感光体32は、基準速度より速い速度で回転されるため、露光装置36の走査速度と、感光体32の回転速度とで速度差が生じる。これにより、露光装置36の露光光による走査ライン間に隙間が生じる。そこで、ライン幅Wを基準値よりも広くする。ライン幅Wは、例えば、露光装置36の露光光Lのビーム径を、感光体32の回転方向(副走査方向)に長径とされた楕円形状とすることで太くされる。なお、露光装置36による露光光を2度書きすることで、ライン幅を太くしてもよい。
また、感光体32に形成される静電潜像は、主走査方向(感光体32の軸方向)へは伸長されない。従って、中間転写ベルト24に形成されるトナー像も、中間転写ベルト24の幅方向へ伸長されることはない。なお、図5において、記録媒体Pに転写されたトナー像を符号S3で示されている。
(補正動作の第1変形例)
第1変形例では、感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度の設定値は、基準値(100%)と同じに設定される。すなわち、感光体32の回転速度及び中間転写ベルト24の移動速度は、基準値による基準速度とされる。
露光装置36における露光光の走査速度・クロック周波数の設定値は、基準値よりも低く設定される。すなわち、露光装置36における露光光の走査速度は、基準値による基準速度よりも遅い速度に設定される。露光装置36における露光光の走査速度・クロック周波数は、一例として、基準値に対する99.7%の設定値とされる。
このように、露光装置36が基準速度よりも遅い速度で露光光を走査するのに対して、感光体32は、基準速度で回転されるため、感光体32の軸方向に対して回転方向に伸長した静電潜像が形成される。この静電潜像が現像されて、中間転写ベルト24に転写される。感光体32の回転速度と中間転写ベルト24の移動速度との相対速度比は、基準速度における相対速度比が維持されるので、感光体32から中間転写ベルト24へは、トナー像のサイズは変更されずに転写される。これにより、トナー像が、予め、中間転写ベルト24の幅方向に対して周回方向へ伸長させて中間転写ベルト24に形成される。
なお、露光装置36が基準速度よりも遅い速度で露光光を走査するのに対して、感光体32は、基準速度で回転されるため、露光装置36の走査速度と、感光体32の回転速度とで速度差が生じる。これにより、露光装置36の露光光による走査ライン間に隙間が生じる。そこで、第1変形例においても、ライン幅を基準値よりも広くする。ライン幅は、例えば、露光装置36のビーム径を、感光体32の回転方向(副走査方向)に長径とされた楕円形状とすることで太くされる。なお、露光装置36による露光光を2度書きすることで、ライン幅を太くしてもよい。
(補正動作の第2変形例)
第2変形例では、感光体32の回転速度の設定値は、基準値(100%)と同じに設定される。すなわち、感光体32の回転速度の移動速度は、基準値による基準速度とされる。
また、露光装置36における露光光の走査速度・クロック周波数の設定値は、基準値(100%)と同じに設定される。すなわち、露光装置36は、基準値による基準速度により露光光を走査する。
一方、中間転写ベルト24の移動速度の設定値は、基準値よりも高く設定される。すなわち、中間転写ベルト24の移動速度は、基準値による基準速度よりも速い速度に設定される。中間転写ベルト24の移動速度は、一例として、基準値に対する100.3%の設定値とされる。これにより、感光体32の回転速度に対する中間転写ベルト24の移動速度の相対速度比が、基準速度における相対速度比よりも大きくなる。
このように、感光体32が基準速度により回転するのに対して、中間転写ベルト24が基準速度より速い速度で回転されるため、トナー像が、中間転写ベルト24の幅方向に対して周回方向へ伸長させて中間転写ベルト24に形成される。
(他の変形例)
上記の実施形態では、中間転写ベルト24に形成されるトナー像は、中間転写ベルト24の幅方向へは伸長されていなかったが、幅方向へ伸長されていてもよい。すなわち、中間転写ベルト24に形成されたトナー像において、幅方向に対して周回方向が伸長していればよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 画像形成装置
24 中間転写ベルト
28 二次転写ロール(転写部材の一例)
40 トナー像形成部
42 張架ロール

Claims (3)

  1. 周回する環状の中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、
    前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに食い込む曲面とされたニップ領域を形成し、前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を前記ニップ領域で記録媒体に転写する転写部材と、
    前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 周回する環状の中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、
    前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに相対的に押し付けられてニップ領域を形成し、該ニップ領域において前記中間転写ベルトの周回方向中央部ではその他の部分に比べて前記中間転写ベルトの周回速度が遅くなり、前記周回方向中央部での中間転写ベルトの搬送速度に対応して搬送される記録媒体に前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を転写する転写部材と、
    前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  3. 周回する環状の中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを張架する張架ロールと、
    前記中間転写ベルトを介して前記張架ロールに相対的に押し付けられてニップ領域を形成し、該ニップ領域において前記中間転写ベルトの周回方向中央部ではその他の部分に比べて前記中間転写ベルトの周回速度が遅くなり、前記ニップ領域において前記周回方向中央部よりもその他の部分で受けるニップ圧力が低い記録媒体に対して前記中間転写ベルトの表面上のトナー像を転写する転写部材と、
    前記転写部材によって前記記録媒体に転写されるトナー像を、前記中間転写ベルトの幅方向よりも周回方向で伸長させて前記中間転写ベルトの表面に形成するトナー像形成部と、
    を備える画像形成装置。
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