JP2015090221A - 混合型廃棄物焼却装置とそれを備えた廃棄物焼却炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置費用を抑えつつ、廃棄物を効率良く焼却できる混合型廃棄物焼却装置を提供すること。【解決手段】 乾燥域21と燃焼域22と後燃焼域23とを備えた廃棄物焼却部で廃棄物Rを焼却する混合型廃棄物焼却装置20として、乾燥域21と燃焼域22とは、耐熱性礫50を格納した礫格納部33を可動フレーム34に設置した複数の可動床ユニット31が幅方向に配列された可動床式焼却機30を備え、後燃焼域23は、複数の耐熱鋳物製火格子61,63が送り方向Fに並べられたストーカ式焼却機60を備える。【選択図】 図2
Description
本願発明は、一般廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物を焼却する廃棄物焼却装置と、それを備えた廃棄物焼却炉に関する。
従来、一般廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物は、廃棄物焼却炉(ごみ焼却炉)において焼却処理されている。この廃棄物焼却炉としては、ストーカ式焼却炉が採用される場合が多い。しかし、ストーカ式焼却炉の火格子(ストーカ)は、高温雰囲気で使用されるため、クロムを含んだ高価な耐熱鋳物を使用したとしても、火格子が高温になると高温腐食によって減肉が進行して焼損する場合がある。そのため、高価な耐熱鋳物で製作されている火格子の交換費用に多くのコストを要する。
そこで、この種のストーカ式焼却炉に関する先行技術として、固定火格子列と可動火格子列との下面に、それぞれの火格子列に対応する冷却水配管を設け、この冷却水配管に冷却水を循環させて火格子を水冷するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかし、この発明では、高価な耐熱鋳物の火格子に冷却水を循環させる構造を具備させる必要があるとともに、その冷却水を循環させるための付帯設備が必要となり、多大なコストを要する。
このようなことから本出願人は、耐熱鋳物の火格子の代わりに耐熱性礫を格納した可動床ユニットを採用した廃棄物焼却装置を先に出願した(特許文献2参照)。この廃棄物焼却装置では、耐熱性礫を礫格納部に格納し、その礫格納部を可動フレームに設置した複数の可動床ユニットが焼却装置本体の幅方向に配列されており、その可動床ユニットを下流方向と上流方向とに往復動させるようにしている。
ところで、近年、自治体の財政状況の逼迫により、廃棄物焼却炉においても更なるコスト低減が求められている。特に、小さな都市向けの小型廃棄物焼却炉(例えば、80t/d以下の炉)におけるコスト低減はより顕著である。このような状況において、ごみ焼却炉の市場で最も高いシェアを占めるストーカ式焼却炉についても、環境性能を確保しつつ、コスト低減に対する更なる取組みが必要となっている。
しかしながら、上記特許文献1のように、火格子の熱による損傷を抑制するために冷却装置(空冷または水冷)を設けるには、火格子を冷却する構成や付帯設備などに多大なコストを要する。
また、上記特許文献2に記載の廃棄物焼却装置を既存のストーカ式焼却炉に採用すればコスト低減を図ることができるが、廃棄物の種類や焼却炉の大きさなどの条件に応じてより一層の効率化が望まれている。
そこで、本願発明は、装置費用を抑えつつ、廃棄物を効率良く焼却できる混合型廃棄物焼却装置と、それを備えた廃棄物焼却炉を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明に係る混合型廃棄物焼却装置は、乾燥域と燃焼域と後燃焼域とを備えた廃棄物焼却部で廃棄物を焼却する混合型廃棄物焼却装置であって、少なくとも前記乾燥域は、耐熱性礫を格納した礫格納部を可動フレームに設置した複数の可動床ユニットが幅方向に配列された可動床式焼却機を備え、少なくとも前記後燃焼域は、複数の金属製火格子が送り方向に並べられたストーカ式焼却機を備え、前記燃焼域は、前記可動床式焼却機またはストーカ式焼却機を備えている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「耐熱性礫」は、石などの礫をいう。
この構成により、少なくとも廃棄物の乾燥を行う部位に高価な耐熱鋳物製などの金属製火格子を利用しない可動床式焼却機を採用して、混合型廃棄物焼却装置のコスト低減を図ることができる。しかも、少なくとも廃棄物の後燃焼を行う部位に火格子式焼却装置を採用することにより、廃棄物の熱しゃく減量を良好な値にすることができる。従って、廃棄物を効率良く焼却することができる。
また、前記可動床式焼却機は、前記乾燥域から前記燃焼域まで連なっていてもよい。
このように構成すれば、火炎の最も激しい燃焼域に、耐熱性礫を格納した礫格納部を可動フレームに設置した複数の可動床ユニットを有する可動床式焼却機を採用することにより、混合型廃棄物焼却装置の大幅なコストダウンとランニングコストの低減を図ることができる。しかも、燃焼域を可動床式焼却機とすることで、火格子を冷却するためのエアー量を削減し、空気比・排ガス量の低減を図って、排ガスとともに外部に排出する熱量を少なくできる。その上、後燃焼域における燃焼用空気供給条件の設定に当たっては、火格子の損傷に考慮する必要がなく、廃棄物の熱しゃく減量を良好な値にすることができる。
また、前記可動床式焼却機は、幅方向に配列された可動床ユニット同士の間から廃棄物が落下するのを抑制する落下抑制部材を有していてもよい。
このように構成すれば、可動床式焼却機の各可動床ユニット動作時に、各可動床ユニットの隙間から廃棄物などが落下することを抑制することができる。
また、前記可動床式焼却機は、前記可動床ユニットの先端部と前記ストーカ式焼却機との接続部分における廃棄物の接触部分に耐熱性・耐磨耗性部材を有していてもよい。
このように構成すれば、可動床式焼却機からストーカ式焼却機に移送される廃棄物の接触部分における耐熱性、耐磨耗性を向上させることができる。
また、前記後燃焼域は、前記燃焼域に対して所定の段差で低く配置されていてもよい。
このように構成すれば、燃焼域において燃焼して減量した廃棄物を低い位置の後燃焼域に落とすことで撹拌することができ、後燃焼域で適切な速度で送りながら未燃焼残部を焼却することができる。
また、前記乾燥域と燃焼域とで廃棄物を送る時間に対し、前記後燃焼域で廃棄物を送る時間が長くなるように、前記可動床式焼却機とストーカ式焼却機とを制御する制御装置を有していてもよい。
このように構成すれば、後燃焼域で廃棄物をゆっくりと送りながら未燃焼残部を適切に燃焼させ、廃棄物の熱しゃく減量を良好な値にすることができる。
一方、本願発明に係る廃棄物焼却炉は、前記いずれかの混合型廃棄物焼却装置を備えた廃棄物焼却炉であって、前記乾燥域と燃焼域と後燃焼域とに供給する燃焼用空気量及び温度をそれぞれ調整可能な空気供給部を有している。
この構成により、乾燥域と燃焼域と後燃焼域とにおいて、それぞれの可動床式焼却機とストーカ式焼却機に応じた適切な量及び温度の燃焼用空気に調整して、廃棄物を効率良く焼却することができる。
また、前記混合型廃棄物焼却装置に廃棄物を投入する廃棄物供給機を備え、前記廃棄物供給機は、前記混合型廃棄物焼却装置の上面から少なくとも500mmを越える高さから廃棄物を供給するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、可動床式焼却機に供給された廃棄物の自重が、より下流側の廃棄物を押す力として可動床ユニットの上面に作用し、可動床ユニットを下流方向と上流方向とに往復動させることで種々の廃棄物を下流方向へ安定して送ることができる。
本願発明によれば、可動床式焼却機とストーカ式焼却機とを組合わせることで装置費用を抑えることができる。しかも、後燃焼をストーカ式焼却機とすることで、廃棄物の未燃焼残部を効率良く焼却して熱しゃく減量を良好な値にすることが容易に可能となる。
以下、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、廃棄物焼却炉として一般的なごみ焼却炉を例にし、その廃棄物焼却炉に採用した混合型廃棄物焼却装置を説明する。なお、廃棄物の投入側を「上流方向」、焼却灰の排出側を「下流方向」として説明する。また、混合型廃棄物焼却装置は主要構成を説明し、付帯設備等は簡略な説明とする。
図1は、第1実施形態に係る混合型廃棄物焼却装置20を備えた廃棄物焼却炉1の側面図である。図示するように、この廃棄物焼却炉1は、図示する左の上流側に廃棄物R(ごみ)の投入口2が設けられ、中間部分に廃棄物Rの燃焼室3が設けられている。また、右の下流側に、焼却後の灰を排出する排出口4と、燃焼排ガスGを排出する排気口5とが設けられている。上記燃焼室3で廃棄物Rが焼却され、その火炎は排気口5に向けて流れるようになっている。なお、排気口5の下流位置に、燃焼排ガスGの熱を回収するボイラ(図示略)などを設けてもよい。
上記投入口2には、廃棄物Rを燃焼室3に投入するための廃棄物供給機6が設けられている。廃棄物供給機6は、油圧式シリンダ等の供給機駆動装置7によって廃棄物Rを燃焼室3に向けて押し出すようになっている。供給機駆動装置7は、模式的に示しているが、所定量の廃棄物Rを燃焼室3に向けて押し出すストロークを有している。この廃棄物供給機6は、燃焼室3の混合型廃棄物焼却装置20に備えられた可動床式焼却機30の上面に対し、例えば、数百ミリ(500mm程度)を越える高さVに設けられる。この高さVとしては、可動床式焼却機30の可動床ユニット31に供給された廃棄物Rの自重が、より下流側の廃棄物を押す力として可動床ユニット31に作用し、後述するように可動床ユニット31を下流方向と上流方向とに往復動させることで廃棄物Rを下流方向へ安定して送ることができる高さ以上に設定される。この供給機駆動装置7の制御により、燃焼室3へ投入される廃棄物Rの量が調整される。
上記燃焼室3は、内壁が耐火物からなり、底部に上記混合型廃棄物焼却装置20が設けられている。この混合型廃棄物焼却装置20には、上流側から廃棄物Rの送り方向Fに、廃棄物Rを乾燥させる乾燥域21、廃棄物Rを燃焼させる燃焼域22、及び未燃焼残部を燃焼させる後燃焼域23が順に設けられている。これらの乾燥域21、燃焼域22及び後燃焼域23が、廃棄物焼却部を構成している。
そして、この第1実施形態の廃棄物焼却炉1では、上記乾燥域21と燃焼域22とに可動床式焼却機30が備えられ、上記後燃焼域23にストーカ式焼却機60が備えられている。可動床式焼却機30には、耐熱性礫50(図3)を格納した礫格納部33を設置した複数の可動床ユニット31が幅方向に配列されている。これら複数の可動床ユニット31には、後述するように各可動床ユニット31を駆動する駆動シリンダ32がそれぞれ設けられている。ストーカ式焼却機60には、複数の耐熱鋳物製(金属製)火格子が送り方向Fに並べられている(図2)。このストーカ式焼却機60には、後述するように可動火格子61(図2)を一体的に駆動する駆動シリンダ62が設けられている。ストーカ式焼却機60は、可動床式焼却機30に対して、所定の段差Wで低く配置されている。この段差Wとしては、可動床式焼却機30からストーカ式焼却機60に送られる廃棄物Rを、段差Wを利用して撹拌することにより、未燃焼分を効率良く燃焼させるように設定される。上記駆動シリンダ32,62,及び上記供給機駆動装置7は、制御装置70によって駆動制御される。図示する破線は、制御ラインを示している。
混合型廃棄物焼却装置20の下方には、可動床式焼却機30とストーカ式焼却機60の下方から燃焼室3に向けて一次燃焼用空気H(以下、単に「燃焼用空気」ともいう)を送る風箱(空気供給部)8が設けられている。この実施形態では、適宜分割された風箱8が乾燥域21、燃焼域22及び後燃焼域23ごとにそれぞれ設けられている。これらの風箱8には、一次空気供給路9が接続されている。この一次空気供給路(空気供給部)9には、送風機(空気供給部)10から燃焼用空気が供給されている。この図では、1台の送風機10から乾燥域21、燃焼域22、後燃焼域23の全てに一次燃焼用空気Hが供給されているが、各領域21〜23における一次燃焼用空気Hの量は、上記制御装置70によって各領域21〜23において適切な空気量となるように調整可能となっている。各領域の空気量は、送風機10、一次空気供給路9,風箱8のいずれで調整してもよい。さらに、一次燃焼用空気Hの温度についても、一次空気供給路9に加熱器などを設けることで調整してもよい。
また、燃焼室3の上方には、二次燃焼用空気Hを供給する二次空気供給路11が設けられている。二次空気供給路11には、送風機12から二次燃焼用空気Hが供給されている。この送風機12も、制御装置70によって駆動制御されている。この二次燃焼用空気Hについても、二次空気供給路11に加熱器などを設けることで温度調整してもよい。さらに、送風機10及び送風機12は、共通機器として兼用してもよい。なお、制御装置70は他の部分も制御しているが、詳細な説明は省略する。
さらに、上記排出口4は、上記燃焼室3のストーカ式焼却機60の部分で可動火格子61及び固定火格子63(図2)の上部を下流側へ送られた廃棄物R(焼却灰)が排出される。排出口4から排出される焼却灰は、コンベヤなどで設備外へ搬出される。
また、この実施形態では、上記制御装置70によって、上記乾燥域21と燃焼域22とで廃棄物Rを下流へ送る時間に対し、上記後燃焼域23で廃棄物Rを下流へ送る時間を長く設定できる。例えば、廃棄物Rが乾燥域21と燃焼域22とを通過する時間を最適に管理しながら(例えば、30分〜150分)、後燃焼域23を通過する時間を十分確保できる(例えば、60分〜180分)。このようにすれば、後燃焼域23において未燃焼残部を適切に燃焼させ、熱しゃく減量を良好な値にすることができる。
このような第1実施形態の混合型廃棄物焼却装置20によれば、可動床ユニット31を有する可動床式焼却機30の上部に供給された廃棄物Rは、上流部分の乾燥域21において一次燃焼用空気Hと燃焼室3の輻射熱とにより乾燥されて、やがて着火する。着火した廃棄物Rは、燃焼域22へ送られる。着火した廃棄物Rからは熱分解により可燃性ガスが発生する。この可燃性ガスは、一次燃焼用空気Hとともに燃焼しながら燃焼室3の上部のガス層へ移動し、このガス層にて二次燃焼用空気Hとともにさらに燃焼する。この燃焼に伴う熱輻射により、廃棄物Rはさらに昇温される。この燃焼域22上で燃焼した廃棄物Rは、後燃焼域23に送られる。後燃焼域23では、ストーカ式焼却機60によって廃棄物Rの未燃焼分が燃焼させられ、燃焼後に残った焼却灰は排出口4から排出される。
図2は上記混合型廃棄物焼却装置20の詳細を示す拡大側面図である。図示するように、上記可動床式焼却機30の可動床ユニット31には内部に耐熱性礫50が格納されている。この可動床ユニット31は、焼却装置本体24(図4)の幅方向(紙面と直交方向)に並設されている。これらの可動床ユニット31の上流方向には、各可動床ユニット31を下流方向と上流方向とに往復動させる駆動シリンダ32がそれぞれ設けられている。図では駆動シリンダ32を模式的に示すが、この駆動シリンダ32は、各可動床ユニット31を所定のストロークで往復動させるものが用いられる。また、燃焼域22の下流側の端部には、焼却装置本体24に移行部27が設けられている。この移行部27は、可動床ユニット31の先端部36と僅かに隙間を有し、この移行部27の上部で先端部36が下流方向と上流方向とに往復動するようにしている。可動床ユニット31の先端部36、及び移行部27の上面には、耐火材(耐熱性・耐磨耗性部材)37,28が設けられている。耐火材37,28としては、耐火煉瓦や耐火キャスタブルなどが用いられる。この耐火材37,28を設けることにより、可動床式焼却機30からストーカ式焼却機60に送られる廃棄物Rが接触する先端部36と移行部27の耐熱性、耐磨耗性を向上させている。
さらに、上記ストーカ式焼却機60には、固定火格子63の間に可動火格子61が設けられている。これらの固定火格子63及び可動火格子61は、各列の幅方向(紙面と直交方向)に複数個が設けられている。可動火格子61は、各列が一体的に動くように幅方向が連結されている。そして、それらの可動火格子61は連結部材64で連結され、駆動シリンダ62によって一体的に駆動されるようになっている。この駆動シリンダ62も図では模式的に示すが、可動火格子61を所定のストロークで往復動させるものが用いられる。可動火格子61は、固定火格子63の間で斜めに進退する(二点鎖線)。可動火格子61は、進出したときに上部の廃棄物R(灰)を下流方向へ送る。この可動火格子61を進退させる時間を制御することにより、廃棄物Rを下流へ送る時間が調整される。可動火格子61の進退は、制御装置70によって制御される。
なお、固定火格子63と可動火格子61は、上記配置構成の「摺動形ストーカ」の他、幅方向(紙面と直交方向)に交互に配置する構成の「揺動形ストーカ」であってもよい。
図3に示すように、上記可動床式焼却機30の可動床ユニット31は、耐熱性礫50を格納した礫格納部33を可動フレーム34の上方に設置したユニットとなっている。この礫格納部33は、上面が開放した箱状に形成されており、可動フレーム34に固定されている。
この実施形態の可動床ユニット31は、燃焼室3の乾燥域21から燃焼域22まで連なっており(図2)、焼却装置本体24(図4)に設けられた本体フレーム25の上部に設置されている。可動床ユニット31は、下部に設けられた可動フレーム34のレール35が、本体フレーム25に設けられたローラ26で支持されている。これにより、可動床ユニット31は、駆動シリンダ32によって上流方向と下流方向とに往復動させることができる。駆動シリンダ32として、例えば、油圧式シリンダ等を用いることができる。
この駆動シリンダ32による可動床ユニット31の往復動作は、後述する図6(a) 〜(d) に示すように、各可動床ユニット31を個別または全ての可動床ユニット31を全体として上流方向と下流方向とに往復動させることができる。駆動シリンダ32で可動床ユニット31を往復動させることにより、可動床式焼却機30上の廃棄物Rが上流側から下流側へ送られる。また、駆動シリンダ32は、可動床ユニット31の往復動速度またはストロークを変化させることにより、可動床ユニット31上の廃棄物Rの送り速度(すなわち、廃棄物Rの処理速度)や廃棄物Rの燃焼位置を調整することができる。
また、この実施形態では、礫格納部33に同一直径の耐熱性礫50を格納しているが、大きさが異なる礫を格納するようにしてもよい。適切な礫サイズを選定することで、礫の隙間から供給する一次燃焼用空気Hを上方へスムーズに流すことができる。
さらに、図4に示すように、可動床ユニット31は、焼却装置本体24の幅方向に配列された複数(この実施形態では、5列)が個別に往復動可能となっているため、各可動床ユニット31の間には隙間Sが設けられている。
そこで、幅方向に備えた各可動床ユニット31の間に、各可動床ユニット31の隙間Sから廃棄物Rが落下することを抑制する落下抑制部材38が設けられている。落下抑制部材38は、可動床ユニット31の長手方向に連続するように設けられている。この実施形態の落下抑制部材38は、幅方向に設けられた2番目と4番目の可動床ユニット31の礫格納部33の側壁上部に設けられている。落下抑制部材38は、隣接する可動床ユニット31に向けて隙間Sを越える大きさで形成されている。この実施形態では、断面がL型の部材が用いられているが、他の形態であってもよい。
また、両端部に設けられた可動床ユニット31に向けて焼却装置本体24から端部落下抑制部材39が設けられている。この端部落下抑制部材39は、板状の端部落下抑制部材39が焼却装置本体24に溶接等で斜めに固定されている。この端部落下抑制部材39は、乾燥域21から燃焼域22にかけて連続するように設けられている。
このように落下抑制部材38,39を設けることにより、各可動床ユニット31の幅方向の隙間Sから耐熱性礫50や廃棄物Rが落下するのを抑制している。
また、図5に示すように、上記礫格納部33の下部には、下方から供給される一次燃焼用空気Hが耐熱性礫50の間に入りやすいように、底板41との間に隙間Tを形成する板状のガード部材40が設けられている。このガード部材40は、礫格納部33の底板41から所定量(耐熱性礫50の直径よりも小さい量)だけ上方に位置するように設けられている。このガード部材40の位置の底板41に空気供給穴42が設けられている。底板41の下方は上記風箱8である。これにより、風箱8から空気供給穴42を介して礫格納部33に供給された一次燃焼用空気Hは、ガード部材40と底板41の隙間Tから耐熱性礫50の隙間に流れ、上方の廃棄物Rへと流れる。図示する可動床ユニット31は、礫格納部33の側壁に上記落下抑制部材38が取付けられたものを示している。
次に、図6(a) 〜(d) に基づいて、上記可動床ユニット31の動作を説明する。可動床ユニット31の動作は、一例を概念で説明する。また、可動床ユニット31の数も、この例では上記した5列を例に説明する。この例では各可動床ユニット31に、一端部から「A」〜「E」の符号を付して説明する。
図6(a) は初期状態を示しており、全ての可動床ユニット31が上流側に位置した状態を示している。
まず、図6(b) に示すように、図6(a) の初期位置から全ての可動床ユニット31を送り方向Fの下流側に所定の移動距離dだけ移動させる。この送り工程では、全ての可動床ユニット31が、同時に始動し、同一移動距離dだけ移動して停止する。これにより、可動床式焼却機30の上部の廃棄物Rを一体的に初期位置から移動距離dだけ下流方向へ送る。
次に、可動床式焼却機30を複数回に分けて送り方向Fの上流側に上記移動距離dだけ移動させて初期位置に戻す。この例では、まず、図6(c) に示すように、両端部の可動床ユニット31の「A」、「E」と中央部の可動床ユニット31の「C」を上流方向に移動させる。このように、廃棄物Rとの接触面積が小さくなるように、一部の可動床ユニット31を上流方向へ戻している。しかも、幅方向に離れた位置で同時に戻している。これにより、可動床ユニット31を一体的に下流方向へ移動させることで下流方向に送った廃棄物Rが、上流方向へ戻す可動床ユニット31に追従して上流側に戻るのを抑制している。
次に、この実施形態では、図6(d) に示すように、上記したように戻した可動床ユニット31以外で上流方向へ戻していない可動床ユニット31の「B」、「D」が戻される。この戻す可動床ユニット31は、先に戻した可動床ユニット31と同様に、幅方向に離れた位置が好ましい。これも、下流方向へ送った廃棄物Rの静止状態を維持するためである。
このように、上記可動床ユニット31は、全体を一体的に下流方向へ移動させた後は、複数列ずつ順次戻り動作で初期位置に戻される。なお、この実施形態では、全ての可動床ユニット31を1回の送り(押し)で下流側に移動させた後、「A」、「C」、「E」列を戻し、「B」、「D」列を戻す2段階の戻しとしているが、これらは逆に戻しても、他の組み合わせで戻してもよい。また、条件によっては単列ずつ順次戻しても、全列を同時に戻してもよい。可動床ユニット31を戻すパターンは、可動床ユニット31の列数や、廃棄物Rの性状等に応じて決定すればよい。
このように、各可動床ユニット31を動作させて廃棄物Rを下流へ送り、各可動床ユニット31を適宜動作させて戻すことにより、廃棄物Rを順次下流側へ移動させている。しかも、この実施形態では、可動床ユニット31に廃棄物Rを供給している高さVによる廃棄物Rの重量が可動床ユニット31の上面に作用しているので、その重量を利用して、廃棄物Rを順次下流側へ移動させている。
そして、全ての可動床ユニット31が戻されると、上記図6(a) に示すような初期状態に戻る。これらの送り工程と戻り工程とで1サイクルを成す一連の動作を繰り返すことにより、各可動床ユニット31が上記移動距離dの往復移動を繰り返しているだけで、廃棄物Rが送り方向Fの下流側に間欠的に送られていく。このような動作を繰り返しながら、廃棄物Rを下流側に移動させつつ、耐熱性礫50を格納した礫格納部33の下部から一次燃焼用空気Hを供給して廃棄物Rの乾燥及び燃焼を行う。
その後、上記操作を繰返して可動床ユニット31の上部を下流側に送られた廃棄物Rは、可動床式焼却機30からストーカ式焼却機60へと送られる(図2)。
この混合型廃棄物焼却装置20における可動床ユニット31の駆動は、廃棄物Rの流れ方向に向かって水平方向に押し戻し駆動を行うことで実施されるが、例えば、インターバルは自動燃焼制御(ACC:Automatic Combustion Control)にて燃焼状況と連動するようにしてもよい。なお、燃焼状況は、燃切り点・燃焼排ガス温度(または燃焼ガス熱により発生するボイラ蒸発量)の確認・排ガス中のガス組成などによって管理すればよい。
このように、上記混合型廃棄物焼却装置20によれば、可動床ユニット31を幅方向に複数並べて任意の炉幅に対応した可動床式焼却機30を構成し、各可動床ユニット31を下流方向と上流方向とに往復動させることで、廃棄物Rを下流方向へ適切な速度で送りながら燃焼させることができる。しかも、この混合型廃棄物焼却装置20は、熱緩衝材である耐熱性礫50の効果により、廃棄物Rからの熱影響を大幅に抑えることができる。従って、焼却装置本体24などを製作が容易な硬鋼(一般構造用圧延鋼材など)で製造することもでき、混合型廃棄物焼却装置20のコストを低減することができる。
そして、乾燥及び燃焼が完了した廃棄物Rは、図2に示すように、後燃焼域23の火格子61,63(耐熱鋳物)を用いた火格子(ストーカ)式焼却機60へと送られる。この火格子式焼却機60では、廃棄物Rは固定火格子63と可動火格子61との上部を下流方向へと送られながら後燃焼される。この後燃焼は、可動火格子61によって時間をかけてゆっくり送りながら未燃焼残部を燃焼させることができ、廃棄物Rの熱しゃく減量を良好な値にすることができる。
以上のように、上記混合型廃棄物焼却装置20によれば、廃棄物Rの乾燥及び燃焼を行う部位に、耐熱性礫50を格納した礫格納部33を可動フレーム34の上方に設置した複数の可動床ユニット31が配列された可動床式焼却機30を採用し、かつ廃棄物の後燃焼を行う部位に従来の火格子(ストーカ)式焼却機60を採用している。そして、これにより大幅なコスト低減を達成しつつ、燃焼用空気供給条件の設定に当たっては、後燃焼域23であるため火格子の損傷に考慮する必要がなく、かつ廃棄物の熱しゃく減量に関しても従来の焼却装置と同等の性能を有する混合型廃棄物焼却装置20を構成することを可能としている。
また、可動床式焼却機30の可動床ユニット31をユニット化したことで、経年劣化時はユニット毎に交換すれば性能を維持することができる。しかも、硬鋼(一般構造用圧延鋼材など)を用いれば容易に製作が可能であり、ランニングコストなどの大幅な低減を図ることができる。
一方、図7は、第2実施形態に係る混合型廃棄物焼却装置80を示している。この第2実施形態の混合型廃棄物焼却装置80は、上記第1実施形態の混合型廃棄物焼却装置20における乾燥域21が可動床式焼却機30で、燃焼域22と後燃焼域23とがストーカ式焼却機60となっている。これらの構成以外は同一であるため、第1実施形態の混合型廃棄物焼却装置20と同一の構成には同一符号を付して、その説明は省略する。
この第2実施形態の混合型廃棄物焼却装置80によれば、廃棄物Rを乾燥させる乾燥域21において、耐熱性礫50を格納した礫格納部33を可動フレーム34に設置した複数の可動床ユニット31(図3,4)が配列された可動床式焼却機30を用いて廃棄物Rの乾燥を行うことにより、混合型廃棄物焼却装置80におけるコスト低減を図ることができる。また、後燃焼域23においてはストーカ式焼却機60を採用することで、廃棄物Rの熱しゃく減量を良好な値にすることができる。さらに、燃焼域22もストーカ式焼却機60とすることで、既存の廃棄物焼却装置における改造コストを抑えながら、一部を可動床式焼却機30として、ランニングコストなどの低減を図ることができる。
また、可動床式焼却機30の可動床ユニット31をユニット化したことで、経年劣化時はユニット毎に交換すれば性能を維持することができる。しかも、硬鋼(一般構造用圧延鋼材など)を用いれば容易に製作が可能であり、ランニングコストなどの大幅な低減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、可動床式焼却機30に5列の可動床ユニット31を設けた例を説明したが、可動床ユニット31の数は上記実施形態に限定されるものではない。
また、耐熱性礫50は一例を示しており、図示する球状以外の形態であってもよい。さらに、大きさが異なる耐熱性礫50を組み合せて使用してもよく、耐熱性礫50の構成も上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態は一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
本願発明に係る混合型廃棄物焼却装置は、一般廃棄物焼却炉及び産業廃棄物焼却炉の焼却装置として利用できる。
1 廃棄物焼却炉
2 投入口
3 燃焼室
6 廃棄物供給機
7 供給機駆動装置
8 風箱(空気供給部)
9 一次空気供給路(空気供給部)
10 送風機(空気供給部)
11 二次空気供給路
20 混合型廃棄物焼却装置
21 乾燥域
22 燃焼域
23 後燃焼域
24 焼却装置本体
27 移行部
28 耐火材
30 可動床式焼却機
31 可動床ユニット
32 駆動シリンダ
33 礫格納部
34 可動フレーム
36 先端部
37 耐火材
38 落下抑制部材
39 端部落下抑制部材
40 ガード部材
41 底板
42 空気供給穴
50 耐熱性礫
60 ストーカ式焼却機
61 可動火格子
62 駆動シリンダ
63 固定火格子
64 連結部材
70 制御装置
80 混合型廃棄物焼却装置
G 燃焼排ガス
H 燃焼用空気
R 廃棄物(ごみ)
S 隙間
T 隙間
F 送り方向
V 高さ
W 段差
2 投入口
3 燃焼室
6 廃棄物供給機
7 供給機駆動装置
8 風箱(空気供給部)
9 一次空気供給路(空気供給部)
10 送風機(空気供給部)
11 二次空気供給路
20 混合型廃棄物焼却装置
21 乾燥域
22 燃焼域
23 後燃焼域
24 焼却装置本体
27 移行部
28 耐火材
30 可動床式焼却機
31 可動床ユニット
32 駆動シリンダ
33 礫格納部
34 可動フレーム
36 先端部
37 耐火材
38 落下抑制部材
39 端部落下抑制部材
40 ガード部材
41 底板
42 空気供給穴
50 耐熱性礫
60 ストーカ式焼却機
61 可動火格子
62 駆動シリンダ
63 固定火格子
64 連結部材
70 制御装置
80 混合型廃棄物焼却装置
G 燃焼排ガス
H 燃焼用空気
R 廃棄物(ごみ)
S 隙間
T 隙間
F 送り方向
V 高さ
W 段差
Claims (8)
- 乾燥域と燃焼域と後燃焼域とを備えた廃棄物焼却部で廃棄物を焼却する混合型廃棄物焼却装置であって、
少なくとも前記乾燥域は、耐熱性礫を格納した礫格納部を可動フレームに設置した複数の可動床ユニットが幅方向に配列された可動床式焼却機を備え、
少なくとも前記後燃焼域は、複数の金属製火格子が送り方向に並べられたストーカ式焼却機を備え、
前記燃焼域は、前記可動床式焼却機またはストーカ式焼却機を備えていることを特徴とする混合型廃棄物焼却装置。 - 前記可動床式焼却機は、前記乾燥域から前記燃焼域まで連なっている請求項1に記載の混合型廃棄物焼却装置。
- 前記可動床式焼却機は、幅方向に配列された可動床ユニット同士の間から廃棄物が落下するのを抑制する落下抑制部材を有している請求項1または2に記載の混合型廃棄物焼却装置。
- 前記可動床式焼却機は、前記可動床ユニットの先端部と前記ストーカ式焼却機との接続部分における廃棄物の接触部分に耐熱性・耐磨耗性部材を有している請求項1〜3のいずれか1項に記載の混合型廃棄物焼却装置。
- 前記後燃焼域は、前記燃焼域に対して所定の段差で低く配置されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の混合型廃棄物焼却装置。
- 前記乾燥域と燃焼域とで廃棄物を送る時間に対し、前記後燃焼域で廃棄物を送る時間が長くなるように、前記可動床式焼却機と前記ストーカ式焼却機とを制御する制御装置を有している請求項1〜5のいずれか1項に記載の混合型廃棄物焼却装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の混合型廃棄物焼却装置を備えた廃棄物焼却炉であって、
前記乾燥域と燃焼域と後燃焼域とに供給する燃焼用空気量をそれぞれ調整可能な空気供給部を有していることを特徴とする廃棄物焼却炉。 - 前記混合型廃棄物焼却装置に廃棄物を供給する廃棄物供給機を備え、
前記廃棄物供給機は、前記混合型廃棄物焼却装置の上面から少なくとも500mmを越える高さから廃棄物を供給するように構成されている請求項7に記載の廃棄物焼却炉。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013229235A JP2015090221A (ja) | 2013-11-05 | 2013-11-05 | 混合型廃棄物焼却装置とそれを備えた廃棄物焼却炉 |
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-
2013
- 2013-11-05 JP JP2013229235A patent/JP2015090221A/ja active Pending
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