JP2015089238A - 絶縁回路および交流電気車用主回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的な絶縁を確保しつつ、電力の融通を可能とした変圧器とは異なる新たな機器を実現すること。
【解決手段】スイッチング素子とダイオード素子とを逆並列接続した4つの基本回路20(20−1〜20−4)と、コンデンサ30とを有して絶縁回路10を構成する。4つの基本回路20のうち、第1基本回路20−1および第3基本回路20−3を、互いのダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続されて高圧側ラインHLに挿入する。第2基本回路20−2および第4基本回路20−4を、互いのダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続されて低圧側ラインLLに挿入する。そして、第1基本回路20−1および第3基本回路20−3の接続点と、第2基本回路20−2および第4基本回路20−4の接続点とをコンデンサ30で接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一次側と、電動機を駆動するインバータ側に接続される二次側とを電気的に絶縁して直流電力を融通する絶縁回路等に関する。
従来の交流電気車の主回路は、主変圧器と、コンバータと、インバータとを備えて構成されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−308205号公報
交流電気車の主回路を小型化(容積や重量の削減)しようとする場合、構成される機器それぞれを小型化する方策が考えられるが、主回路の機器構成それ自体を変えた新たな主回路も検討されるべきである。
例えば、主変圧器を不用とする新たな主回路構成が考えられる。しかし、主変圧器は、交流架線電圧を降圧する機能の他に、架線側と電動機等の駆動回路側とを電気的に絶縁するという重要な機能を担っている。そこで、主変圧器を不用とする新たな主回路構成を実現するためには、少なくとも電気的な絶縁を確保するための構成が必要である。
また、電気車では電動機を回生ブレーキに用いるため、新たな主回路であっても、架線側から電動機側へ電力を供給する順方向と、電動機側から架線側へ電力を回生する逆方向との両方向に動作する必要がある。
本発明は上述した課題に鑑みて考案されたものである。
以上の課題を解決するための第1の発明は、
一次側と、電動機(例えば図1の電動機60)を駆動するインバータ側に接続される二次側とを電気的に絶縁して直流電力を融通する絶縁回路(例えば図1の絶縁回路10)であって、
コンデンサ(例えば図1のコンデンサ30)と、
スイッチング素子とダイオード素子とを逆並列接続して構成した第1〜第4基本回路(例えば図1の基本回路20)と、
を備え、
高圧側ライン(例えば図1の高圧側ラインHL)の前記一次側に第1基本回路を前記二次側に第3基本回路を当該ダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続し、低圧側ライン(例えば図1の定圧側ラインLL)の前記一次側に第2基本回路を前記二次側に第4基本回路を当該ダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続し、前記第1基本回路および前記第3基本回路の接続点と、前記第2基本回路および前記第4基本回路の接続点とを前記コンデンサを介して接続して構成し、
前記第1基本回路及び前記第4基本回路のスイッチング素子をオフとし、前記第2基本回路及び前記第3基本回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御されることで前記電動機の駆動源となる電力を前記一次側から前記二次側に供給し、
前記第2基本回路及び前記第3基本回路のスイッチング素子をオフとし、前記第1基本回路及び前記第4基本回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御されることで前記電動機による回生電力を前記二次側から前記一次側に供給する、
絶縁回路である。
この第1の発明によれば、一次側と二次側とを電気的に絶縁して直流電力を融通する絶縁回路を実現することができる。例えば、交流電気車の主回路において、コンバータとインバータとの間の直流中間回路に、この絶縁回路を適用することで、従来の主変圧器が担っていた絶縁機能に代替することが可能となり、主変圧器を不用とした主回路を実現することが可能となる。
なお、本発明の絶縁回路は、上述した交流電気車における新たな主回路の実現を技術課題の基礎として考案されたものであるが、交流電気車以外に適用することも可能である。すなわち、電動機を駆動するインバータを具備する電気回路であれば本発明の絶縁回路を適用可能であり、何れの電気回路においても、インバータより前の回路構成と、インバータ以降の回路構成とを電気的に絶縁することができる。例えば、直流電気車の主回路や、電動機をインバータで駆動する自動車の主回路に適用可能である。
また、第2の発明は、
交流架線電圧を当該交流架線電圧より高い直流電圧に変換するコンバータ(例えば図6のコンバータ70)と、
電動機を駆動するインバータを少なくともM個含むN個(N≧M≧2)のインバータ(例えば図6のインバータ50)と、
前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の第1の発明の絶縁回路(例えば図6の絶縁回路10)と、
を具備し、前記N個の絶縁回路は、一次側が直列接続されて前記コンバータの出力段に接続され、二次側が前記N個のインバータそれぞれに接続された、
交流電気車用主回路である。
この第2の発明によれば、第1の発明の絶縁回路を用いて主変圧器を不用とした交流電気車用主回路を実現できる。
また、第3の発明は、
交流架線電圧を当該交流架線電圧より高い直流電圧に変換するコンバータ(例えば図8のコンバータ70)と、
電動機を駆動するインバータを少なくともM個含むN個(N≧M≧2)のインバータ(例えば図8のインバータ50)と、
前記コンバータによって変換された直流電圧を降圧する並列接続された前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の降圧回路(例えば図8の降圧回路80)と、
一次側が前記降圧回路に接続され、二次側が前記インバータに接続された前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の第1の発明の絶縁回路(例えば図8の絶縁回路10)と、
を具備した交流電気車用主回路である。
この第3の発明によれば、第1の発明の絶縁回路を用いて主変圧器を不用とした交流電気車用主回路を実現できる。
絶縁回路の構成例を示す図。 絶縁回路の制御装置の例を説明するための図。 力行運転時の絶縁回路の動作を説明するための図。 回生運転時の絶縁回路の動作を説明するための図。 絶縁回路を組み込んだインバータの例を説明するための図。 交流電気車用主回路の第1実施例を示す図。 コンバータの回路構成例を示す図。 交流電気車用主回路の第2実施例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、本発明を適用可能な形態は以下の実施形態に限定されるものではない。
[絶縁回路]
図1は、本発明を適用した絶縁回路10の回路構成図である。絶縁回路10は、一次側が直流電源側に接続され、二次側が電動機60を駆動するインバータ50に接続されて、一次側と二次側とを電気的に絶縁して電力を融通する回路であり、図2においては電源ラインの中間に設けられている。なお、インバータ50は、いわゆる1C1Mとして1台の電動機60を駆動制御することとしてもよいし、1C2Mや1C4Mとして複数台の電動機60を駆動制御することとしてもよい。
絶縁回路10は、スイッチング素子とダイオード素子とを逆並列接続した4つの基本回路20(20−1〜20−4)と、コンデンサ30とを有して構成される。直流電源ラインの高圧側(例えばプラス側あるいは非接地側)を高圧側ラインHL、低圧側(例えばマイナス側あるいは接地側)を低圧側ラインLLとすると、4つの基本回路20のうち、第1基本回路20−1および第3基本回路20−3が、互いのダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続されて高圧側ラインHLに挿入される。同じように、第2基本回路20−2および第4基本回路20−4が、互いのダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続されて低圧側ラインLLに挿入される。
そして、第1基本回路20−1および第3基本回路20−3の接続点と、第2基本回路20−2および第4基本回路20−4の接続点とをコンデンサ30で接続して構成される。
基本回路20を構成するスイッチング素子およびダイオード素子は、いわゆるパワーデバイスを利用することができる。例えばGTO(Gate Turn-Off thyristor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の他、Si−IGBT(Silicon-Insulated Gate Bipolar Transistor)、SiC−SBD(Silicon Carbide-Schottky Barrier Diode)、SiC−MOSFET、SiC−IGBTなど、絶縁回路10の使用電圧によって適宜選択することができる。
絶縁回路10の二次側に接続されたインバータ50は、従来のインバータを用いることができる。なお、従来のインバータの入力段にはコンデンサ(フィルタコンデンサ)が設けられているのが一般的である(図1中の破線)。コンデンサを備えないインバータを用いる場合には、絶縁回路10の出力段(二次側の高圧側ラインHLと低圧側ラインLLとの間)にコンデンサを設けて出力電圧を平滑化して出力することとしてもよい。
また、絶縁回路10の一次側は給電ラインや電源回路、直流安定化回路、コンバータ等に接続される。これらの電源側の出力段には、電圧安定化等のためにコンデンサ(フィルタコンデンサ)が設けられているのが通常である(図1中の破線)。コンデンサが設けられていない場合には、絶縁回路10の入力段(一次側の高圧側ラインHLと低圧側ラインLLとの間)にコンデンサを設けることとしてもよい。
次に、絶縁回路10の動作について説明する。
絶縁回路10は、基本的にインバータ50の動作に合わせて動作する。そのため、本実施形態では、インバータ50の制御装置40が、絶縁回路10を動作制御する絶縁回路制御装置41の機能を有することとする。具体的には、絶縁回路制御装置41は、インバータ50が電動機60に電力を供給して引張力を発生させる力行運転の制御中であるか、電動機60を回生ブレーキとして用いる回生運転の制御中であるかによって、絶縁回路10の動作を切り替える。
そのため、図2に示すように、絶縁回路制御装置41を制御装置40とは別体として、制御装置40から力行運転中であるか回生運転中であるかの信号を入力して絶縁回路10を動作制御する構成としてもよい。
図3,4を参照して、絶縁回路10の動作を具体的に説明する。
図3は、力行運転時の絶縁回路10の動作を説明するための図である。力行運転時においては、絶縁回路10は、制御装置40からの動作指示信号に従って、第2基本回路20−2のスイッチング素子のみをONとする図3(1)の状態と、第3基本回路20−3のスイッチング素子のみをONとする図3(2)の状態とを交互に切り替える。
図3(1)の状態で電源側から供給された電力がコンデンサ30に蓄電され、図3(2)の状態でインバータ50に供給される。このため、絶縁回路10の一次側と二次側とが電気的に絶縁されて電力が融通される。なお、第2基本回路20−2と第3基本回路20−3とを切り替える周波数は、インバータ50の仕様に応じて適宜設定することができる。
図4は、回生運転時の絶縁回路10の動作を説明するための図である。回生運転時においては、絶縁回路10は、制御装置40からの動作指示信号に従って、第4基本回路20−4のスイッチング素子のみをONとする図4(1)の状態と、第1基本回路40−1のスイッチング素子のみをONとする図4(2)の状態とを交互に切り替える。
図4(1)の状態でインバータ50から供給された回生電力がコンデンサ30に蓄電され、図4(2)の状態で電源側に供給される。このため、回生運転時においても、絶縁回路10の一次側と二次側とが電気的に絶縁されて電力が融通される。この第1基本回路40−1と第4基本回路40−4との切り替え周波数は、インバータ50の仕様に応じて適宜設定することができる。
以上、絶縁回路10について説明したが、絶縁回路10は、インバータ50の動作に合わせて動作するため、絶縁回路10をインバータ50に組み込んだ構成としてもよい。具体的には、図5に示すように、直流電力を交流電力に変換した駆動電力を電動機60に供給する電力変換回路部53の前段に絶縁回路10を備えたインバータ51を構成することとしてもよい。また、図5においては、制御装置40をも一体とした構成を例示しているが、制御装置40はインバータ51と別体とすることとしてもよい。
[実施例]
次に、絶縁回路10を、交流電気車の主回路に適用した2つの実施例を説明する。
[第1実施例]
図6は、第1実施例を説明するための図である。交流電気車の主回路は、パンタグラフ3および真空遮断器等のスイッチ5を介して架線2に電気的に接続されるとともに、輪軸7を介してレール8に電気的に接続されることで、架線電圧が印加される。架線電圧は、コンバータ70に入力される。従来の交流電気車の主回路では、架線電圧を降圧および絶縁するための主変圧器が設けられているが、本実施例では、主変圧器を不用としている。
コンバータ70の出力側には、N個(N≧2)の絶縁回路10(10−1〜10−N)が並列接続される。そして、各絶縁回路10の二次側にはインバータ50(50−1〜50−N)が接続される。N個のインバータ50は、全てが電動機60の駆動を制御することとしてもよいが(N=M)、図6ではN個中のM個(N>M)のインバータ50が電動機60を制御することとし、残余のインバータ50はいわゆるSIV(静止インバータ:Static Inverter)として機能する。
例えば、Nを10とし、Mを8とするならば、10台のインバータ50のうち、8台が電動機60を駆動制御し、2台がSIVとして機能する。但し、図6の例は1C1M制御の場合を図示しており、1C2M制御など、1台のインバータ50が複数台の電動機60を駆動制御するとしてもよい。
コンバータ70は、交流架線電圧を当該交流架線電圧より高い直流電圧に変換する。例えば、架線電圧が交流25000Vの場合には、直流30000Vに変換する。各絶縁回路10にはコンバータ70からの出力電圧が分圧されるため、Nが10であれば各絶縁回路10の一次側の電圧は3000Vとなる。
また、各絶縁回路10のスイッチング動作は同期して行われる。このため、図6に図示されていないが、各絶縁回路10に対応する制御装置40(或いは絶縁回路制御装置41)は、図3および図4を参照して説明した動作を実現するための動作指示信号を、対応する絶縁回路10に同期して出力する。
図7は、コンバータ70の回路構成の一例を示す図である。コンバータ70は、スイッチング素子とダイオード素子とを逆並列接続したX個(X≧1)の単位回路(図7中の破線の回路)を直列接続することで、各アームが構成される。主変圧器を不用としているため、コンバータ70には架線電圧が印加される。そこで、コンバータ70の各アームに印加される電圧に応じて、単位回路の直列接続数を設定することができる。また、各単位回路のスイッチング素子およびダイオード素子は、例えばGTOやIGBT、Si−IGBT、SiC−SBD、SiC−MOSFET、SiC−IGBTなどを適宜選択することができる。
[第2実施例]
図8は、第2実施例を説明するための図である。第2実施例は、第1実施例と同様、主変圧器を不用として、コンバータ70に架線電圧が入力される構成を採用しているが、コンバータ70より後の回路構成が第1実施例と異なる。
第2実施例では、並列接続されたN個の降圧回路80(80−1〜80−N)がコンバータ70の出力側に接続される。降圧回路80は、例えばチョッパ回路で構成することができる。そして、各降圧回路80の出力側には、絶縁回路10(10−1〜10−N)の一次側が接続されており、絶縁回路10の二次側にはインバータ50(50−1〜50−N)が接続される。N個のインバータ50は、全てが電動機60の駆動を制御することとしてもよいが(N=M)、図8では、N個中のM個(N>M)のインバータ50が電動機60を制御することとし、残余のインバータ50はいわゆるSIV(静止インバータ:Static Inverter)として機能する。
各絶縁回路10のスイッチング動作が同期して行われることは第1実施例と同様である。このため、図8に図示されていないが、各絶縁回路10に対応する制御装置40(或いは絶縁回路制御装置41)は、図3および図4を参照して説明した動作を実現するための動作指示信号を、対応する絶縁回路10に同期して出力する。
[作用効果]
以上、本発明を適用した実施形態について説明した。本実施形態によれば、一次側と二次側とを電気的に絶縁して直流電力を融通する絶縁回路10を実現することができる。また、第1実施例および第2実施例のように、交流電気車の主回路において、コンバータ70とインバータ50との間の直流中間回路に、絶縁回路10を適用することが可能である。そして、第1実施例および第2実施例によれば、主変圧器を不用とした交流電気車用主回路が実現できる。
[変形例]
なお、上述した実施形態は、本発明の適用形態の一例であり、他の形態にも本発明を適用することができる。例えば、絶縁回路10の適用先は交流電気車に限られるものではない。電動機60を駆動するインバータ50を具備する電気回路であれば適用可能であり、何れの電気回路においても、インバータ50より前の回路構成と、インバータ50以降の回路構成とを電気的に絶縁することができる。例えば、直流電気車の主回路や、電動機をインバータで駆動する自動車の主回路にも適用可能である。
10 絶縁回路
20 基本回路
30 コンデンサ
40 制御装置
41 絶縁回路制御装置
50 インバータ
60 電動機
70 コンバータ
80降圧回路
HL 高圧側ライン
LL 低圧側ライン

Claims (3)

  1. 一次側と、電動機を駆動するインバータ側に接続される二次側とを電気的に絶縁して直流電力を融通する絶縁回路であって、
    コンデンサと、
    スイッチング素子とダイオード素子とを逆並列接続して構成した第1〜第4基本回路と、
    を備え、
    高圧側ラインの前記一次側に第1基本回路を前記二次側に第3基本回路を当該ダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続し、低圧側ラインの前記一次側に第2基本回路を前記二次側に第4基本回路を当該ダイオード素子の順方向が向き合うように縦続接続し、前記第1基本回路および前記第3基本回路の接続点と、前記第2基本回路および前記第4基本回路の接続点とを前記コンデンサを介して接続して構成し、
    前記第1基本回路及び前記第4基本回路のスイッチング素子をオフとし、前記第2基本回路及び前記第3基本回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御されることで前記電動機の駆動源となる電力を前記一次側から前記二次側に供給し、
    前記第2基本回路及び前記第3基本回路のスイッチング素子をオフとし、前記第1基本回路及び前記第4基本回路のスイッチング素子を交互にオンオフ制御されることで前記電動機による回生電力を前記二次側から前記一次側に供給する、
    絶縁回路。
  2. 交流架線電圧を当該交流架線電圧より高い直流電圧に変換するコンバータと、
    電動機を駆動するインバータを少なくともM個含むN個(N≧M≧2)のインバータと、
    前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の請求項1に記載の絶縁回路と、
    を具備し、前記N個の絶縁回路は、一次側が直列接続されて前記コンバータの出力段に接続され、二次側が前記N個のインバータそれぞれに接続された、
    交流電気車用主回路。
  3. 交流架線電圧を当該交流架線電圧より高い直流電圧に変換するコンバータと、
    電動機を駆動するインバータを少なくともM個含むN個(N≧M≧2)のインバータと、
    前記コンバータによって変換された直流電圧を降圧する並列接続された前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の降圧回路と、
    一次側が前記降圧回路に接続され、二次側が前記インバータに接続された前記N個のインバータそれぞれに対応するN個の請求項1に記載の絶縁回路と、
    を具備した交流電気車用主回路。
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