JP2015089133A - 複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイス - Google Patents

複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイス、並びに基地局と中央制御装置を有する通信システムにおいて中央制御装置によりセルの協調方式を選択する方法を提供する。
【解決手段】セルに対して協調を行う方法は、セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップS401と、セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、セルがミュートされるリソースブロックが複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップS402と、割合に基づいて複数のリソースブロックの中でセルがミュートされるリソースブロックを確定するステップS403と、を有する。リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックである。
【選択図】図4

Description

本発明は、協調マルチポイント(CoMP)技術に関し、且つより具体的には、複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイスに関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)リリース11において、協調マルチポイント(CoMP)技術がシステム性能を著しく向上させることができることが証明された。CoMP技術において、サービングセルと当該サービングセルの隣接セルを含む複数のセル(又は当該セルに対応する基地局)が協調の方式で、ユーザ(以下、「ユーザ設備(UE)」と相互に代替的に使用できるものとする)に対して信号を送信し又はユーザから信号を受信することにより、セルの間の干渉を低減させ、基地局又はユーザの受信信号品質を改善させ、通信システムのスループットを向上させる。そのため、前記複数のセルの間で協調を行う必要がある。
一方、集中式無線アクセスネットワーク(C−RAN)構成のCoMPシステムが提案されている。図1は、このようなシステムの模式図である。図1に示すように、中央制御装置及び当該中央制御装置に接続される複数の(図1においては、例示的に三つ示す)RRH(Remote Radio Head)により当該CoMPシステムの基地局を形成し、それぞれのRRHは一つのセルを形成し、これらのセルにより協調群を構成する。それぞれのセルの中には、一つ又は複数のUEが存在してもよく、CoMP UE(例えばセルの中心にあるUE)と非CoMP UE(例えばセルの端部にあるUE)を含む。
図1に示すCoMPシステムにおいて、現在は、主に短期情報に基づく集中スケジューリング(ST−CS)方法を採用して協調群のセルの間で協調を行い、各セルのユーザのスケジューリングを行う。図2は一つ目のST−CS方法を模式的に示す。図2に示すように、ステップS201において、UEはセルの基地局が送信する参照信号の受信電力(RSRP)(又は参照信号の受信品質(RSRQ))及びUEと基地局の間の無線チャネルのチャネル状態(即ち瞬間チャネル状態又は短期チャネル状態)を測定し、ステップS202において当該RSRP(又はRSRQ)及び前記チャネル状態を示す瞬間チャネル状態情報(CSI)を基地局に報告する。ステップS203において、基地局は当該RSRP(又はRSRQ)及び瞬間CSIを中央制御装置に送信する。ステップS204において、中央制御装置は、基地局により送信された上記情報に基づいて連合スケジューリングを実行して当該セルのそれぞれのサブバンド上のオン/ミュート状態を決定し、当該セルに対してそれぞれのサブバンド上のユーザスケジューリング(ユーザへのリソース割当及びユーザの変調及び符号化方式(MCS)レベルの選択を含む)を行う。ステップS205において、中央制御装置はそれぞれのセルに当該セルの各サブバンド上のオン/ミュート状態及び当該セルのユーザスケジューリング結果を通知する。ステップS206において、基地局は通知されたオン/ミュート状態とユーザスケジューリング結果に基づいて操作を行う。ステップS207において、基地局はUEにCSIを測定させるための測定環境設定情報をUEに通知する。
図3は、二つ目のST−CS方法を模式的に示しており、ステップS301からS303及びS307はそれぞれステップS201からS203及びS207と同一である。ステップS304において、中央制御装置は連合スケジューリングを行ってそれぞれのサブバンド上のそれぞれのセルのオン/ミュート状態を決定し、ステップS305においてそれぞれのセルに当該セルのそれぞれのサブバンド上でのオン/ミュート状態を通知する。ステップS306において、基地局は通知されたオン/ミュート状態に基づいてユーザスケジューリング(ユーザに対するリソース割当及びMCSレベルの選択を含む)を独立して行う。
上記のST−CS方法により取得できるシステム性能利得は、基地局と中央制御装置の間の回線(即ちバックホール回線)上の伝送遅延と密接に関連している。図2に示すST−CS方法において、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延があまりにも大きいと、ステップS203において送信する瞬間CSI情報は、中央制御装置にたどり着くときには遅れた情報となり、ステップS204において当該瞬間CSI情報に基づいて行った連合スケジューリング結果は、そのときのチャネル状態とマッチしなくなってしまう。また、中央制御装置においてユーザスケジューリングを行ってからスケジューリング結果を基地局に通知するため、基地局と中央制御装置の間の回線上の伝送遅延があまりにも大きいと、当該スケジューリング結果が基地局にたどり着くときには遅れたスケジューリング結果となり、当該スケジューリング結果もそのときのチャネル状態に適合しなくなる。図3に示すST−CS方法において、ステップS303において一つ目の方法と同じ問題が存在し、また、ユーザスケジューリングを中央制御装置においてさせないようにし、伝送遅延によってスケジューリング結果が遅れる問題を回避したとしても、基地局においてユーザスケジューリングするときは隣接セルの状態を考慮しないため、好適なスケジューリング結果を取得することができない。
したがって、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延がセル協調結果及びユーザスケジューリング結果にもたらす影響を軽減し又は回避することができる新しいセル協調方法が必要となる。
以上の問題点に鑑みて本発明を提案する。本発明は、複数のセルを配置する場合において、セル間の干渉を著しく減少させることができると共に、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延が大きい場合でも好適なセル協調結果及びユーザスケジューリング結果を取得することができ、通信システムの性能を向上させる、複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイスを提供することを一つの目的とする。
本発明の一側面によれば、複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法であって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記方法は、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップと、前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するステップと、を有し、前記リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックである方法を提供する。
本発明のもう一つの側面によれば、複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行うデバイスであって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、前記デバイスは、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するミュート確定装置と、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するミュート割合確定装置と、前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するミュートモード確定装置と、を有し、前記リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックであるデバイスを提供する。
本発明のもう一つの側面によれば、基地局と中央制御装置を含む通信システムにおいて、中央制御装置により複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方式を選択する方法であって、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延を確定するステップと、前記伝送遅延が所定閾値より小さくない場合に、第1の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行い、前記伝送遅延が所定閾値より小さい場合に、第2の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行うステップと、を有し、ただし、前記第1の方式において、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップと、前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するステップと、を有し、前記第2の方式において、基地局から受信された、前記セルのユーザと基地局の間のチャネル状態を示すチャネル状態情報に基づいて、連合スケジューリングにより前記セルの前記複数のリソースブロック上のオン/ミュート状態を決定するステップと、を有する方法を提供する。
本発明の上記側面によるセルに対して協調を行う方法及びデバイスを用いれば、複数のセルが配置されている場合に、各リソースブロック上でこれらのセルに対して協調を行うことで、前記リソースブロック上で他のセルのユーザに対して大きい干渉を及ぼすセルがミュートされるようにし、これにより有効的にセルの間の干渉を低減させる。また、後述するように、上記方法及びデバイスは、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延が大きい場合でも、好適なセル協調結果及びユーザスケジューリング結果を取得することができ、よって通信システムの性能を向上させる。
図面を用いて本発明の実施例を詳しく説明することにより、本発明の上記及び他の目的、特徴、利点がさらに明確になる。
C−RAN構成のCoMPシステムを模式的に示す。 一つ目のST−CS方法を模式的に示す信号フロー図。 二つ目のST−CS方法を模式的に示す信号フロー図。 本発明の実施例による複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法を示すフロー図。 セル1のミュートリソースブロックを確定する第1の例示を示す模式図。 少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセル数量を有するときに、少なくとも一つのリソースブロックを選択する方法を示す模式図。 セル1のミュートリソースブロックを確定する第2の例示を示す模式図。 中央制御装置により複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方式を選択する方法を示すフロー図。 本発明の実施例によるセルに対して協調を行う方法の具体的実現例示を示す。 本発明の実施例による複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行うデバイスを示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例による複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法及びデバイスについて説明する。前記方法及びデバイスは、図1に示すC−RAN構造のCoMPシステムに適用されることができるが、セル及び中央制御装置を有する他の構造の無線通信システムに適用されてもよく、中央制御装置により実行され、前記中央制御装置は、基地局の中に含まれるものであってもよく、基地局の外部にあって基地局と通信可能に結合されるものであってもよい。図面において、同一の参照符号は一貫して同一の素子を示す。理解すべきことは、ここで説明する実施例は説明的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものと解釈してはならない。
まず、図4を参照しながら本発明の実施例による複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法を説明する。
本発明の実施例において、前記セルは、例えばスモールセル(small cell)、ミクロセル(micro cell)、ピコセル(pico cell)などの小型セルであってもよく、スモールセル以外の、例えば他の類型の小型セル又はマクロセル等の他の類型のセルであってもよい。図1に示すように、前記セルは、少なくとも一つの他のセルと共にあるエリア内に配置され、クラスタ(又はセルグループという)を形成してもよい。この場合、それぞれのセルに対して上記協調方法を実行すればよい。下記において、便宜のため、図1に示すセル1を例にとって本発明の実施例を説明し、セル1はセル2及びセル3とクラスタを形成してもよく、当該説明はクラスタの中の他のセルにも同様に適用される。また、本発明の実施例において、前記リソースブロックは、例えばサブフレーム又はセルの協調の基本単位に用いることができる他の類型の時間領域のリソースブロック(例えばフレーム)のような時間リソースブロックであってもよく、例えばサブバンド又はセルの協調の基本単位に用いることができる他の類型の周波数のリソースブロック(例えばバンド)のような周波数リソースブロックであってもよく、又は例えばサブフレーム−サブバンドリソースブロックのような時間周波数リソースブロックであってもよい。
ステップS401において、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュート(mute)される必要があるか否かを確定する。
上記のように、複数のセルが配置されている場合に、各セルの間の干渉を低減させるために、各リソースブロック上で各セルに対してセル間の協調を実行し、即ち、いくつかのリソースブロック上で選択的にいずれか又はいくつかのセルをミュートし、他のセルが受ける干渉を低減させる。そのためには、どのセルがミュートされる必要があるかを確定しなければならない。言い換えれば、クラスタの中のそれぞれのセルに対して、そのセルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。ここで、セル1に被害セルがあるか否かによりこの確定を行ってもよい。前記被害セルとは、クラスタの中でセル1から大きな干渉を受けているセルをいう。被害セルが存在するときには、セル1が被害セルに対して生じる干渉を低減させるために、セル1をミュートしてもよく、被害セルが存在しないときには、セル1が他のセルにもたらす干渉が大きくないため、セル1をミュートしなくてもよい。
様々な方式を用いてセル1に被害セルがあるか否かを確定できる。一つ目の方式において、セル1のクラスタの中の他のセル(例えばセル2及び3)のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かに基づいてセル1に被害セルがあるか否かを確定し、これによりセル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。例えば、セル2のユーザ(例えばエッジユーザ)によりそのサービングセル(即ちセル2)の参照信号受信電力(RSRP)及びセル1のRSRPを測定してもよい。そして、この二つのRSRPの間の差分を計算し、前記差分が所定閾値より大きいか否かを確定することによりセル1がセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かを確定してもよい。前記閾値は、設計の必要及び/又はモバイル通信ネットワークの実際の状況により適切に設定することができ、典型的には例えば6dBに設定してもよい。前記差分が当該閾値より小さい場合は、セル1がセル2に対して大きな干渉を与えている、即ちセル1がセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えていると考えてもよく、よってセル2はセル1の被害セルであると確定できる。逆に、前記差分が当該閾値より大きい場合は、セル1がセル2のユーザに対する干渉が所定レベルを超えていないことになるので、セル2はセル1の被害セルではない。同様に、セル3のユーザによりそのサービングセル(即ちセル3)のRSRPとセル1のRSRPを測定し、上記の方式によりセル3がセル1の被害セルであるか否かを確定してもよい。理解すべきことは、上記においてはRSRPによりセル1の被害セルを確定したが、他のパラメータ(例えば参照信号受信品質RSRQ、信号と干渉及び雑音比SINRなど)により同じような方式でセル1の被害セルを確定してもよい。
二つ目の方式において、セル1とクラスタの中の他のセルの間の距離が所定閾値より小さいか否かによりセル1に被害セルがあるか否かを確定してもよい。例えば、セル1の基地局とセル2の基地局の間の距離が所定閾値より小さい場合は、この二つのセルはとても近いことになるので、セル1はセル2に対して大きな干渉をもたらす恐れがあるため、セル2はセル1の被害セルであると共にセル1もセル2の被害セルであると考えてもよい。逆に、セル1の基地局とセル2の基地局の間の距離が所定閾値より大きい場合は、この二つのセルは遠く離れていることになるので、セル1はセル2に対して大きな干渉をもたらすことはないと思われるので、セル2はセル1の被害セルでなく、セル1もセル2の被害セルではないと考えてもよい。クラスタの中の他のセルについても、同じように上記確定操作を実行してセル1の被害セルであるか否かを確定できる。前記閾値は設計の必要及び/又はモバイル通信ネットワークの実際の状況により適切に設定してもよい。代替的には、距離をパスロスに置き換えてもよく、即ちセル1とクラスタの中の他のセルの間のパスロスが所定閾値より小さいか否かによりセル1に被害セルがあるか否かを確定してもよい。当然ながら、パスロス以外に、他のパラメータによりセル1に被害セルがあるか否かを確定してもよい。
また、クラスタの中のそれぞれのセルについて当該セルの被害セル及び干渉元セルを記録するための干渉プールを確立してもよい。当該干渉プールは、例えばテーブルなどのいかなる適切な形式のファイルにより実現されてもよい。例えば、セル1の被害セルがセル2とセル3である場合に、セル1の干渉プールの中にセル2とセル3を示す情報、例えばセル2及びセル3のIDを記録してもよい。また、クラスタの中のそれぞれのセルに対して本発明の実施例による協調方法を実行することにより、上記の被害セルの確定操作を実行できるため、他のセルの確定操作によりセル1が他のセルの被害セルであるか否かを知ることができ、これに応じて、セル1の干渉プールの中にセル1を被害セルとするセルの情報即ちセル1の干渉元セルの情報を記録することができる。
引き続き図4を参照し、ステップS402において、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合には、セル1がミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合(即ちセル1のミュート割合、以下rcell1と示す)を確定する。
具体的には、セル1の負荷が高いほどミュート割合rcell1が低くなるように、セル1の負荷によりミュート割合rcell1を確定してもよい。セル1のリソース使用率又はユーザ数量によりセル1の負荷を表してもよい。この場合、中央制御装置は、セル1の基地局からその負荷を示す情報、例えば前記リソース使用率又はユーザ数量を示す情報を受信してもよい。セル1のリソース使用率によりセル1の負荷を示す場合は、セル1の所定時間帯内の平均リソース(例えば時間領域リソース、周波数領域リソース又は電力リソース)使用率(以下RUavg-cell1と示す)によりセル1の負荷を示してもよく、ただし前記所定時間帯は必要に応じて適切に設定できる。
一つの実現方式において、セル1のRUavg-cell1のみによりミュート割合を確定してもよい。これは、以下の認識に基づくものである。つまり、RUavg-cell1が高ければ、セル1の負荷が高いことになるので、セル1が多すぎるリソースブロック上でミュートされることを回避して、その性能への影響を軽減させなければならず、逆にRUavg-cell1が低ければ、セル1の負荷が低いことになるので、比較的多いリソースブロック上でセル1をミュートしても、その性能に著しい影響を与えることはない。具体的には、例えば以下の式(1)を用いてセル1がミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める最大割合rmax-cell1を算出してもよい。
[式(1)]
rmax-cell1=1-a1*RUavg-cell1
ただし、aは実際の必要に応じて選択される定数であり、例えば1又は1.5などである。
そして、セル1のミュート割合rcell1を、前記最大割合rmax-cell1、前記最大割合rmax-cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax-cell1の間のいかなる値に設定してもよい。理解すべきことは、上記式(1)は例示的なものに過ぎず、他の平均リソース使用率に基づく公式により前記最大割合rmax-cell1を算出して前記ミュート割合rcell1を確定してもよい。例えば、システムの実際の状況に応じて、少なくともさらに以下の式(2)又は式(3)を用いて前記最大割合rmax-cell1を算出してもよい。
[式(2)]
rmax-cell1=1-a2*(RUavg-cell12
ただし、a2とa3は実際の必要に応じて選択された定数である。
もう一つの実現方式において、セル1の所定時間帯内の平均リソース使用率(RUavg-cell1)とクラスタの中の一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均リソース使用率(RUavg-cluster)の相対的な大きさによりセル1のミュート割合を確定してもよい。ここで、クラスタの中の一部のセルは、セル1と相互に干渉するセル、セル1と距離が近い(例えば距離がある閾値より近い)セル、又はいかなる他の基準によりクラスタの中の全部のセルの中から選択された一部のセルであってもよい。この実現方式は以下の認識に基づくものである。つまり、セル1の平均リソース使用率が、クラスタの中の一部又は全部のセルの平均リソース使用率と同一又はそれより高い場合は、セル1の負荷は既にクラスタの一部又は全部のセルの平均負荷と同一又はそれより高いことになるので、セル1をミュートせずにその性能への影響を回避してもよく、逆に、セル1の平均リソース使用率がクラスタの一部又は全部のセルの平均リソース使用率より低い場合は、セル1の負荷はクラスタの一部又は全部のセルの平均負荷より低いことになるので、適切な数量のサブフレーム上でセル1をミュートして当該セルの他のセルに対する干渉を減少させてもよい。具体的には、例えば以下の式(4)により、セル1がミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める最大割合rmax-cell1を算出してもよい。
[式(4)]
rmax-cell1=1-a4*RUavg-cell1/RUavg-cluster
ただし、aは実際の必要に応じて選択される定数であり、例えば1又は1.5などである。
そして、セル1のミュート割合rcell1を、前記最大割合rmax-cell1、前記最大割合rmax-cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax-cell1の間のいかなる値に設定してもよく、ただし、式(4)により算出した最大割合rmax-cell1が負数又は0であるときは、ミュート割合rcell1を0に設定し、即ちセル1をミュートしない。理解すべきことは、上記式(4)は例示的なものに過ぎず、他のセル1の所定時間帯内の平均リソース使用率とクラスタの中の前記一部、又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均リソース使用率の相対的な大きさに基づく公式により前記最大割合rmax-cell1を算出して、前記ミュート割合rcell1を確定してもよい。例えば、システムの実際の状況に応じて、少なくともさらに以下の式(5)又は式(6)を用いて前記最大割合rmax-cell1を算出してもよい。
[式(5)]
rmax-cell1=1-a5*(RUavg-cell1/RUavg-cluster)2
ただし、a5、6は実際の必要に応じて選択される定数である。
代替的には、セル1のユーザ数量を使用してセル1の負荷を表す場合に、セル1の所定時間帯内の平均ユーザ数量によりセル1のミュート割合rcell1を確定してもよい。具体的には、セル1の所定時間帯内の平均ユーザ数量(以下、Navg-cell1と示す)と前記クラスタの一部又は全部のセルの当該所定時間帯内の平均ユーザ数量(以下、Navg-clusterと示す)の間の相対的な大きさによりミュート割合rcell1を確定してもよい。同様に、ここでいうクラスタの中の一部のセルは、セル1と相互に干渉するセル、セル1と距離が近いセル、又はいかなる他の基準により全部のセルの中から選択された一部のセルであってもよい。この代替的な実現方式は以下の認識に基づくものである。つまり、セル1の平均ユーザ数量が、クラスタの中の一部又は全部のセルの平均ユーザ数量と同一又はそれより多い場合は、セル1がサービスしなければならないユーザが多いことになるので、セル1をミュートせずにそのサービング能力への影響を回避してもよく、逆に、セル1の平均ユーザ数量がクラスタの一部又は全部のセルの平均ユーザ数量より少ない場合は、セル1がサービスしなければならないユーザが少ないことになるので、適切な数量のサブフレーム上でセル1をミュートして当該セルが他のセルに対する干渉を減少させてもよい。具体的には、例えば以下の式(7)によりセル1がミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める最大割合rmax-cell1を算出してもよい。
[式(7)]
rmax-cell1=1-a7*Navg-cell1/Navg-cluster
ただし、a7は実際の必要に応じて選択される定数であり、例えば1又は1.5などである。
そして、セル1のミュート割合rcell1を、前記最大割合rmax-cell1、前記最大割合rmax-cell1よりわずかに小さい値、又は0と前記最大割合rmax-cell1の間のいかなる値に設定してもよく、ただし、式(7)により算出した最大割合rmax-cell1が負数又は0であるときは、ミュート割合rcell1を0に設定し、即ちセル1をミュートしない。同様に、上記式(7)は例示的なものに過ぎず、他のセル1の所定時間帯内の平均ユーザ数量と前記クラスタの全部のセルの当該所定時間帯内の平均ユーザ数量の相対的な大きさに基づく公式により前記最大割合rmax-cell1を算出して前記ミュート割合rcell1を確定してもよい。
注意しなければならないのは、ステップS401においてセル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートする必要があると確定されるが、上記式(4)から式(7)のいずれかにより確定されたセル1のミュート割合が0(rmax-cell1が0又は負数)の場合が生じることがある。この場合、上記のように、セル1をミュートしなくてもよい。また、ここで、注意しなければならないのは、いずれかのリソースブロック上でセル1をミュートすることは、当該リソースブロック上でセル1を完全にミュートすることであってもよいし、当該リソースブロック上でセル1にデータを送信させずに、接続を維持するのに必要なシグナリングのみを送信させることであってもよい。
続いて図4を参照し、ステップS403において、ステップS402で確定したセル1のミュート割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中のセル1がミュートされるリソースブロック(即ちセル1のミュートリソースブロック)を確定し、即ち前記複数のリソースブロックの中からどの又はどれらのリソースブロック上でセル1がミュートされるか(即ちセル1のミュートモード)を確定する。
具体的には、まず、前記複数のリソースブロックの中のそれぞれのリソースブロックのミュートセルの数量を確定する。ただし、それぞれのリソースブロックのミュートセルの数量とは、当該リソースブロック上でミュートされる、セル1の干渉プールに含まれているセルの数量をいう。上記のように、セル1の干渉プールはセル1に対して干渉をもたらす干渉セルと、セル1からの干渉を受ける被害セルを含む。そして、各リソースブロックのミュートセルの数量が多い順に、前記複数のリソースブロックの中から前記ミュート割合に対応する数のリソースブロックを、セル1のミュートされないリソースブロック(即ちセル1の送信リソースブロック)として選択することにより、残りのリソースブロックをセル1のミュートされるリソースブロックとして確定する。
以下、具体的な例示を用いてステップS403の具体的な操作について説明する。
第1の例示において、前記リソースブロックは周波数リソースブロック(例えばサブバンド)又は時間リソースブロック(例えばサブフレーム)である。セル1の干渉プールにおいて、セル2及びセル3が記録され、あわせて八つのリソースブロックを有するものとする。また、図5に示すように、セル2とセル3のミュート割合及びこの八つのリソースブロック上でのミュートモードは予め確定されているものとする。まず、八つのリソースブロックの中のそれぞれのリソースブロックのミュートセルの数量、即ちそれぞれのリソースブロック上でミュートされるセル2及び/又はセル3の数量を確定してもよい。
図5に示すように、セル2はリソースブロック1−3、6及び7上でミュートされ、セル3はリソースブロック1、2、7及び8上でそれぞれミュートされるため、リソースブロック1−8のミュートセルの数量はそれぞれ2、2、1、0、0、1、2、1である。そして、リソースブロック1−8のミュートセル数量が多い順にリソースブロック1−8から前記ミュート割合に対応する数のリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択し、よって残りのリソースブロックをセル1のミュートリソースブロックとして確定する。ここで、セル1のミュート割合を3/8とした場合、この八つのリソースブロックの中から三つのリソースブロックをセル1のミュートリソースブロックとして選択する。こうして、ミュートセルの数量が多い順にリソースブロック1、2、及び7をセル1の送信リソースブロックとして順番に選択し、よって残りのリソースブロック3−6及び8がセル1のミュートリソースブロックとして確定される。
以上からわかるように、前記複数のリソースブロックの中に少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセルの数量を有する場合がある。例えば、図5において、リソースブロック1、2及び7のミュートセル数量はいずれも2であり、リソースブロック3、6及び8上のミュートセルの数量はいずれも1であり、リソースブロック4及び5上のミュートセルの数量はいずれも0である。セル1のミュート割合がいくつかの値であるときは、同一のミュートセルの数量を有するこれらのリソースブロックの中から少なくとも一つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択しなければならなくなる。例えば、セル1のミュート割合が、4/8であるときに、八つのリソースブロックの中から四つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択しなければならない。このとき、八つのリソースブロックの中からミュートセルの数量が最も多い三つのリソースブロック1、2及び7をセル1の送信リソースブロックとして選択した後、同一のミュートセル数量を有するリソースブロック3、6、及び8の中から一つのリソースブロックを、前記セル1の四つ目の送信リソースブロックとして選択しなければならない。
本発明の実施例において、少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセルの数量を有する場合、同一のミュートセルの数量を有する前記少なくとも二つのリソースブロックの中から、任意に又はランダムに少なくとも一つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択してもよい。代替的には、セル1のユーザの当該少なくとも二つのリソースブロック上でのそれぞれの平均チャネル状態情報の強度により、当該少なくとも二つのリソースブロックの中から少なくとも一つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択してもよい。
具体的には、それぞれのリソースブロックについて、セル1のそれぞれのユーザにより、当該ユーザとセル1(即ち当該ユーザのサービングセル)の基地局の間の無線チャネルのチャネル状態を測定し、且つ当該チャネル状態を示すチャネル状態情報(CSI)(例えばチャネル品質指標(CQI))を基地局に送信してもよい。基地局は、それぞれのリソースブロックについて、セル1のそれぞれのユーザの所定時間帯内の平均CSIを算出し、その後当該平均CSIを中央制御装置に報告してもよい。中央制御装置において、それぞれのユーザについて、各リソースブロック上の当該ユーザの平均CSIの強度にしたがって各リソースブロックを配列してもよい。ただし、リソースブロックに対応する平均CSIの強度が大きいほど当該リソースブロックの順位は小さく、平均CSIの強度が同一のリソースブロック又はずれが所定値(実際の必要により設定してもよい)より小さい二つのリソースブロックは同一の順位を有してもよい。そして、それぞれのリソースブロックについて、各ユーザに対応する順位の和を算出し、前記和が小さい順に少なくとも一つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択する。
これにより、残りのリソースブロックをセル1のミュートリソースブロックとして確定することができる。図6はこのような選択方法の例示を示す。図6に示すように、図5に示すリソースブロック3、6及び8の中から一つのリソースブロックをセル1の送信リソースブロックとして選択する必要があるとする。また、セル1が二つのユーザUE1とUE2を有し、UE1については、この八つのリソースブロックを平均CSIの強度(例えば平均CQI強度)にしたがって配列して得られるリソースブロック1−8の順位はそれぞれ1、1、1、4、7、7、5、5であり、UE2については、この八つのリソースブロックを平均CSIの強度にしたがって配列して得られるリソースブロック1−8の順位はそれぞれ2、2、2、1、8、5、5、5であるとする。それぞれのリソースブロックについて、セル1の各ユーザ(即ちUE1及びUE2)の当該リソースブロック上の平均CSI強度の順位の和を算出する。そして、前記和の小さい順にしたがって一つのリソースブロック(本例においてはリソースブロック3)をセル1の送信リソースブロックとして選択する。注意すべきことは、上記選択方法は説明的なものに過ぎず、制限的なものではなく、それに対して様々な変更を行っても本発明の範囲を逸脱しない。例えば、上記においてリソースブロックに対応する平均CSIの強度が大きいほど当該リソースブロックの順位が小さくなっているが、リソースブロックに対応する平均CSIの強度が大きいほど当該リソースブロックの順位が大きくなるようにしてもよく、これに対応して、前記順位が大きい順に送信リソースブロックを選択してもよい。
二つ目の例示において、前記リソースブロックは時間周波数リソースブロックであってもよい。図7はその例示を示している。セル1の干渉プールにおいて記録されているセルはセル2とセル3であり、あわせて20個の時間周波数リソースブロックを有するものとする。また、セル2とセル3のミュート割合とこの20個の時間周波数リソースブロック上のミュートモードは予め確定されているものとし、図7に示すように、「B」はセルがミュートされることを示し、「N」はセルがミュートされないことを示す。まず、20個の時間周波数リソースブロックの中のそれぞれの時間周波数リソースブロック上のミュートセルの数量を確定してもよい。ただし、前記それぞれの時間周波数リソースブロック上のミュートセル数量は、当該時間周波数リソースブロック上でミュートされる、セル1の干渉プールの中に含まれているセル(本例示においてはセル2及び/又はセル3)の数量である。
そして、上記の方法により、各リソースブロック1−20のミュートセルの数量の多い順にしたがって、リソースブロック1−20の中から、前記ミュート割合に対応する数の時間周波数リソースブロックをセル1の送信時間周波数リソースブロックとして選択し、よってセル1のミュート時間周波数リソースブロックが確定される。同様に、少なくとも二つの時間周波数リソースブロックが同一のミュートセル数量を有し、且つ少なくとも二つの時間周波数リソースブロックの中から、少なくとも一つの時間周波数リソースブロックをセル1の送信時間周波数リソースブロックとして選択する必要がある場合には、前記少なくとも二つの時間周波数リソースブロックの中から任意に又はランダムに少なくとも一つの時間周波数リソースブロックを選択し、又は上記の方法にしたがって、セル1のユーザの当該少なくとも二つの時間周波数リソースブロック上のそれぞれの平均CSIの強度により、当該少なくとも二つの時間周波数リソースブロックの中から少なくとも一つの時間周波数リソースブロックを、セル1の送信時間周波数リソースブロックとして選択してもよい。
上記のようにセル1のミュートリソースブロックを確定することにより、セルのミュートモードを確定した後、中央制御装置は当該ミュートモードをセル1に通知し、当該モードにしたがって操作を行わせる。具体的には、中央制御装置は、セル1の基地局にセル1が各リソースブロック上でのオン/ミュート状態を示す情報を送信する。当該情報に基づいて、セル1は各リソースブロック上でミュートされ又はデータを送信する。
セル1がミュートされないリソースブロック上では、これらのリソースブロックをどのユーザに割り当てるかを確定し且つ各ユーザのMCSレベルを確定するために、セル1の基地局はユーザのスケジューリングを行わなければならない。本発明の実施例において、基地局はセル1のユーザがフィードバックした様々なCSI及びセル1の隣接セルの各リソースブロック上でのオン/ミュート状態に基づいてユーザのスケジューリングを行う。
具体的には、本発明の実施例において、セル1自身のミュートモード以外に、中央制御装置は、ユーザのスケジューリングを行うために、さらに当該セル1の隣接セルのミュートモードを基地局に通知し、即ち基地局にセル1の隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報を送信してもよい。また、ユーザのスケジューリングを行うために、さらに、セル1のユーザにより、基地局に、当該ユーザと基地局の間の無線チャネル状況を反映するCSI、例えばチャネル品質指標(CQI)をフィードバックしてもよい。本発明の実施例において、それぞれのリソースブロックについて、ユーザからセル1及びセル1の隣接セルの当該リソースブロック上の異なるオン/ミュート状態に対応する様々なCSIをフィードバックしてもよい。例えば、セル1が所属する協調群に複数のセルが含まれている場合に、それぞれのリソースブロックについて、これらのセルは全部オン、全部ミュート及び一部オン且つ一部ミュートなどの様々なオン/ミュート状態を有することができる。セル1とセル1の隣接セルの異なるオン/ミュート状態はこれらのオン/ミュート状態のうちの全部又は一部であってもよい。セル1のユーザはこれらのオン/ミュート状態の中の全部又は一部に対応するCSIを算出し、且つそれをセル1の基地局にフィードバックしてもよい。前記ユーザが様々なオン/ミュート状態に対応するCSIを算出する具体的な方法は本分野において公知であり、ここでは説明しないこととする。ここで、前記ユーザはセル1のエッジユーザであってもよいが、他の実施例において、前記ユーザはセル1のいかなるユーザであってもよい。
そして、それぞれのリソースブロックについて、ユーザからフィードバックされた様々なCSIの中からセル1の隣接セルのオン/ミュート状態に対応するCSIを選択し、そして選択されたCSIに基づいて、ユーザのスケジューリングを行う。ユーザのスケジューリングは、例えば、リソースブロックをユーザに割り当て、且つユーザのMCSレベルの選択を行うことで、ユーザが当該MCSレベルを用いて通信できるようにする。例えば、協調群に二つのセル(即ちサービングセルであるセル1と一つの隣接セル)が含まれている場合に、いずれかのリソースブロックについて、セル1のオン/ミュート状態はオンであり、セル1の隣接セルのオン/ミュート状態がミュートであるときは、ユーザからフィードバックされた様々なCSIの中からセル1がオンであり、且つ隣接セルがミュートである状態に対応するCSIを選択して前記スケジューリングを行う。もう一つの例示として、協調群に三つのセル(セル1、セル2、セル3)が含まれている場合に、いずれかのリソースブロックについて、セル1のオン/ミュート状態がオンであり、隣接セル2のオン/ミュート状態がオンであり、隣接セル3のオン/ミュート状態がミュートであるときは、当該リソースブロックに割り当てるユーザからフィードバックされた様々なCSIの中からセル1がオンであり、セル2がオンであり、セル3がミュートである状態に対応するCSIを選択し、且つ当該CSIに基づいてユーザのスケジューリングを行う。
以上からわかるように、本発明の実施例において、セルの協調を行うときに基地局から中央制御装置にCSIを報告しなくてもよく、これにより、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延が大きくてもセルの協調結果に影響しない。また、中央制御装置の中ではなく、基地局の中でユーザのスケジューリングを行うため、中央制御装置から基地局にユーザスケジューリング結果を通知しなくてもよく、これにより、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延が大きくても基地局の中で実行されるユーザスケジューリングに影響しない。また、本発明の実施例において、ユーザからフィードバックされる様々なCSI及びセル1の隣接セルのオン/ミュート状態に基づいてユーザのスケジューリングを行うことにより、ユーザのために選択されたMCSレベルをより好適にスケジューリング時の無線チャネル状態に適応させることができ、通信システム全体の性能が向上する。
注意すべきことは、本発明の実施例による上記方法は、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延の大きさを考慮しないで、単独で使用することができる。代替的には、本発明の実施例による上記方法と瞬間CSIに基づいてセル協調を行う従来方法(例えば図2又は図3を参照しながら説明した方法)を組み合わせて使用してもよく、この場合は前記伝送遅延の大きさによりセルに対して協調を行う具体的な方法を選択してもよい。図8は、中央制御装置により複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方式を選択する方法のフロー図を示す。図8に示すように、ステップS801において、基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延を確定する。前記伝送遅延が所定閾値より小さくないときは、ステップS802において、第1の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行い、前記伝送遅延が所定閾値より小さいときは、ステップS803において、第2の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う。前記第1の方式は本発明の実施例による上記方式であってもよく、前記第2の方式は、基地局から受信した、前記セルのユーザと基地局の間のチャネル状態を示すチャネル状態情報に基づいて、連合スケジューリングにより前記セルの前記複数のリソースブロック上のオン/ミュート状態を決定する方式、例えば上記において図2又は図3を参照しながら説明した方式であってもよい。
以下、図9を参照しながら、本発明の実施例によるセルに対して協調を行う方法の一つの具体的な実現例示を説明する。ここで、依然としてセル1を例にとって説明する。図9に示すように、ステップS901において、セル1のユーザは協調群の中の各セルのRSRP又はRSRQを測定し、ステップS902においてRSRP又はRSRQの測定レポートをセル1の基地局に送信する。ステップS903において、セル1の基地局は上記測定レポート及びセル1の負荷情報(例えば上記リソース使用量又はユーザ数量)を中央制御装置に送信する。ステップS904において、中央制御装置は受信した情報に基づいて上記の方式により、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定し、且つセル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合にセル1のミュート割合及びミュートモードを確定する。また、中央制御装置は、他のセルについても同様な処理を行うことで、他のセルのミュート割合及びミュートモードを確定する。そして、ステップS905において、中央制御装置は、セル1のミュートモード及びセル1の隣接セルのミュートモード(具体的には、セル1の隣接セルの各リソースブロック上でのオン/ミュート状態を示す情報)をセル1に通知する。ステップS906において、セル1の基地局は、中央制御装置から通知された自己のミュートモードにより、各リソースブロック上でミュートされ又はデータを送信し、且つセル1のユーザから受信した上記様々なCSI及び前記隣接セルのミュートモードにより上記の方法にしたがってユーザのスケジューリングを行う。ステップS907において、当該基地局は、UEと当該基地局の間のチャネル状態を測定するための測定環境設定情報をユーザに通知し、ユーザに測定を行わせてCSIをフィードバックさせる。
以下、図10を参照しながら、本発明の実施例による複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行うデバイスについて説明する。当該デバイスは、上記の協調方法を実行することができる。上記のように、前記リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックであってもよい。また、前記セルは例えばスモールセル、ミクロセル、ピコセル等の小型セルであってもよいし、例えばマクロセル等の小型セル以外の他の類型のセルであってもよい。当該デバイスは図1に示す中央制御装置の中に置かれて中央制御装置の一部となってもよいし、前記中央制御装置と通信可能に結合されていてもよい。当該デバイスの各手段が実行する操作は上記において説明した方法の対応するステップと基本的に同一であるため、ここでは前記デバイスについて簡潔に説明する。
図10に示すように、前記セルに対して協調を行うデバイス1000は、ミュート確定装置1001と、干渉プール記憶装置1002と、ミュート割合確定装置1003と、ミュートモード確定装置1004と、送信装置1005と、を有する。
ミュート確定装置1001は、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定できる。ミュート確定装置1001は、様々な方式によりセル1が少なくとも一つのリソースブロック上で、ミュートされる必要があるか否かを確定することができる。例えば、ミュート確定装置1001は、セル1のクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かにより、セル1が上記の被害セルを有するか否かを確定し、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。代替的には、ミュート確定装置1001は、セル1とクラスタの中の他のセルの間の距離(又はパスロス)が所定閾値より小さいか否かによりセル1が被害セルを有するか否かを確定し、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよい。この二つの場合において、ミュート確定装置1001はそれぞれ上記の図4に示すステップS401について説明した方法により、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定してもよく、ここでは説明しないこととする。
クラスタの中の他のセルについては、ミュート確定装置1001は、同じように上記確定操作を行ってそれぞれのセルの被害セルを確定してもよい。これにより、セル1のユーザに対する干渉が所定レベルを超えているセル即ちセル1の干渉元セルを確定することができる。ミュート確定装置1001はセル1のために、セル1の被害セル及び干渉元セルを記録するための干渉プールを確立してもよい。当該干渉プールは、例えばテーブルなどのいかなる適切な形式のファイルによっても実現できる。干渉プール記憶装置1002は、後続処理において使用するために、当該干渉プールを記憶できる。干渉プール記憶装置1002はいかなる適切な形式のメモリによっても実現できる。
ミュート割合確定装置1003は、セル1が少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合において、セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合(即ちミュート割合)を確定する。上記のように、ミュート割合確定装置1003はセル1の負荷により、セル1の負荷が高いほどミュート割合が低くなるよう前記ミュート割合を確定してもよい。ここで、上記のように、セル1のリソース使用率又はユーザ数量を用いてセル1の負荷を表すことができる。ミュート割合確定装置1003が当該ミュート割合を確定する具体的な方式は上記の図4を参照しながら説明した方式と同一であるため、ここでは説明しないこととする。
ミュートモード確定装置1004はミュート割合確定装置1003により確定されたミュート割合を受信し、前記ミュート割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中でセル1がミュートされるリソースブロックを確定する(即ちセル1のミュートモードを確定する)。
具体的には、ミュートモード確定装置1004は上記の方式にしたがう。まず前記複数のリソースブロックの中のそれぞれのリソースブロックのミュートセル数量を確定し、且つ各リソースブロックのミュートセル数量が多い順にしたがって、前記複数のリソースブロックの中からセル1のミュート割合に対応する数のリソースブロックを、セルがミュートされないリソースブロック(即ちセル1の送信リソースブロック)として選択することにより、残りのリソースブロックをセル1がミュートされるリソースブロック(即ちセル1のミュートリソースブロック)として選択する。ここで、それぞれのリソースブロックのミュートセルの数量とは、当該リソースブロック上でミュートされる、セル1の干渉プールの中に含まれているセルの数量をいう。上記選択過程において、少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセルの数量を有し、且つ前記少なくとも二つのリソースブロックの中から少なくとも一つのリソースブロックを、セル1の送信リソースブロックとして選択しなければならない場合は、ミュートモード確定装置1004は、セル1のユーザの当該少なくとも二つのリソースブロック上のそれぞれの平均CSIの強度により、当該少なくとも二つのリソースブロックの中から前記少なくとも一つのリソースブロックを選択してもよい。ミュートモード確定装置1004は、上記の図4を参照しながら説明した方式により当該選択操作を行なってもよく、ここでは説明しないこととする。
上記の操作により、デバイス1000はセル1の各リソースブロック上のオン/ミュート状態を確定することができる。それぞれのセルに対して上記操作を実行することにより、すべてのセルの協調を完了させる。
送信装置1005は確定されたセル1のミュートモードをセル1に通知し、セル1に当該モードにしたがって操作させる。具体的には、送信装置1005は、セル1の基地局にセル1の各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報を送信し、セル1が当該情報に基づいて各リソースブロック上でミュートされ又はデータを送信するようにする。また、送信装置1005は、ユーザのスケジューリングを行うために、さらにセル1の基地局にセル1の隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報を送信してもよい。
以上のように、セル1がミュートされないリソースブロック上で、セル1の基地局はセル1のユーザによりフィードバックされた様々なCSIを受信し、上記の図4を参照しながら説明した方式にしたがって、前記さまざまなCSI及びセル1の隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態に基づいてユーザのスケジューリングを行ってもよい。
こうして、本発明の実施例による協調デバイスにより、複数のセルが配置されている場合にセル間の干渉を著しく低減させ、且つ基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延が大きい場合でも、好適なセル協調結果及びユーザスケジューリング結果を取得することができ、通信システムの性能を向上させる。
上記協調デバイスは、ハードウェアにより実施してもよいし、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにより実施してもよいし、両者の組み合わせにより実施してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク又はCD−ROMなどのいかなる形式の記憶媒体に設けられていてもよい。当該記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。当該記憶媒体はプロセッサに集積されていてもよい。また、当該記憶媒体とプロセッサは、専用集積回路(ASIC)内に設けられていてもよい。当該ASICは上記制御ユニット又は無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、当該記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして上記制御ユニット又は無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
本発明の例示的な実施例を示し説明したが、当業者が理解しなければならないことは、特許請求の範囲及びその均等物により限定される本発明の範囲及び趣旨を逸脱しない場合に、これらの例示的な実施例に対して各種形式及び詳細上の変更を行うことができる。

Claims (21)

  1. 複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方法であって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、当該方法は、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップと、
    前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するステップと、を有し、前記リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックである方法。
  2. 前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップは、
    前記セルがクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かにより、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップを有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップは、
    前記セルとクラスタの中の他のセルとの間の距離が所定閾値より小さいか否かにより、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップを有する請求項1に記載の方法。
  4. 前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップは、
    前記セルの負荷により前記割合を確定するステップを有し、ただし、前記セルの負荷が高いほど前記割合が低い請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記セルのリソース使用率又はユーザ数量により前記セルの負荷を表す請求項4に記載の方法。
  6. 前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するステップは、
    前記複数のリソースブロックの中のそれぞれのリソースブロックのミュートセルの数量を確定するステップ、ただし、前記それぞれのリソースブロックのミュートセルの数量は当該リソースブロック上でミュートされる、前記セルの干渉プールの中に含まれているセルの数量であり、前記セルの干渉プールは、前記セルに干渉をもたらす干渉セルと当該セルの干渉を受ける被害セルを含む、と、
    各リソースブロックのミュートセルの数量が多い順にしたがって、前記複数のリソースブロックの中から前記割合に対応する数のリソースブロックを前記セルがミュートされないリソースブロックとして選択することにより、残りのリソースブロックを前記セルがミュートされるリソースブロックとして確定するステップと、
    を有する請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセルの数量を有するときは、前記セルのユーザの当該少なくとも二つのリソースブロック上のそれぞれの平均チャネル状態情報の強度により、当該少なくとも二つのリソースブロックの中から少なくとも一つのリソースブロックを前記セルがミュートされないリソースブロックとして選択するステップをさらに有する請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は中央制御装置において実行され、ただし前記平均チャネル状態情報は基地局から当該中央制御装置に報告される請求項7に記載の方法。
  9. 前記方法は中央制御装置において実行され、且つ、
    前記セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報及び前記セルの隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報を前記セルに対応する基地局に送信するステップを有する請求項1に記載の方法。
  10. 前記セルがミュートされないリソースブロック上で、前記基地局は、前記セルのユーザによりフィードバックされた様々なチャネル状態情報及び前記セルの隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態に基づいてユーザのスケジューリングを行う請求項9に記載の方法。
  11. 複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行うデバイスであって、当該セルは少なくとも一つの他のセルとクラスタを形成し、当該デバイスは、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するミュート確定装置と、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するミュート割合確定装置と、
    前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するミュートモード確定装置と、を有し、前記リソースブロックは、時間リソースブロック、周波数リソースブロック又は時間周波数リソースブロックであるデバイス。
  12. 前記ミュート確定装置は、前記セルがクラスタの中の他のセルのユーザに対する干渉が所定レベルを超えているか否かにより、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記ミュート確定装置は、前記セルとクラスタの中の他のセルとの間の距離が所定閾値より小さいか否かにより、前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定する請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記ミュート割合確定装置は、前記セルの負荷により前記割合を確定し、ただし、前記セルの負荷が高いほど前記割合が低い請求項11ないし13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記セルのリソース使用率又はユーザ数量により前記セルの負荷を表す請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記ミュートモード確定装置は、前記複数のリソースブロックの中のそれぞれのリソースブロックのミュートセルの数量を確定し、且つ各リソースブロックのミュートセルの数量が多い順にしたがって、前記複数のリソースブロックの中から前記割合に対応する数のリソースブロックを前記セルがミュートされないリソースブロックとして選択することにより、残りのリソースブロックを前記セルがミュートされるリソースブロックとして確定し、ただし、それぞれのリソースブロックのミュートセルの数量は当該リソースブロック上でミュートされる、前記セルの干渉プールの中に含まれているセルの数量であり、前記セルの干渉プールは、前記セルに干渉をもたらす干渉セルと当該セルの干渉を受ける被害セルを含む請求項11ないし15のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 少なくとも二つのリソースブロックが同一のミュートセルの数量を有するときは、前記ミュートモード確定装置は、前記セルのユーザの当該少なくとも二つのリソースブロック上のそれぞれの平均チャネル状態情報の強度により、当該少なくとも二つのリソースブロックの中から少なくとも一つのリソースブロックを前記セルがミュートされないリソースブロックとして選択する請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記デバイスは中央制御装置の中に含まれ、ただし前記平均チャネル状態情報は基地局から当該中央制御装置に報告される請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記デバイスは中央制御装置の中に含まれ、且つ、
    前記セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報及び前記セルの隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態を示す情報を前記セルに対応する基地局に送信する送信装置を有する請求項11に記載のデバイス。
  20. 前記セルがミュートされないリソースブロック上で、前記基地局は、前記セルのユーザによりフィードバックされた様々なチャネル状態情報及び前記セルの隣接セルの各リソースブロック上のオン/ミュート状態に基づいてユーザのスケジューリングを行う請求項19に記載のデバイス。
  21. 基地局と中央制御装置を含む通信システムにおいて、中央制御装置により複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行う方式を選択する方法であって、
    基地局と中央制御装置の間の回線の伝送遅延を確定するステップと、
    前記伝送遅延が所定閾値より小さくないときは、第1の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行い、前記伝送遅延が所定閾値より小さいときは、第2の方式により前記複数のリソースブロック上でセルに対して協調を行い、ただし、
    前記第1の方式において、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要があるか否かを確定するステップと、
    前記セルが少なくとも一つのリソースブロック上でミュートされる必要がある場合に、前記セルがミュートされるリソースブロックが前記複数のリソースブロックを占める割合を確定するステップと、
    前記割合に基づいて前記複数のリソースブロックの中で前記セルがミュートされるリソースブロックを確定するステップと、を有し、
    前記第2の方式において、基地局から受信された、前記セルのユーザと基地局の間のチャネル状態を示すチャネル状態情報に基づいて、連合スケジューリングにより前記セルの前記複数のリソースブロック上のオン/ミュート状態を決定するステップと、を有する方法。
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