JP2015505197A - ユーザ機器をスケジューリングするための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本実施形態では、BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、UEをスケジューリングするための方法及び装置である。本発明の実施形態に係る方法においては、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報は、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、調整される。ターゲットMCSは、BSが非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいてUEをスケジューリングするために、調整されたチャネル品質情報にしたがって決定される。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、一般的に通信技術に関連する。特に、本発明の実施形態は、ユーザ機器をスケジューリングするための方法及び装置に関連する。
3GPP−LTEとLTE−Advancedは、新しい先進的な無線通信技術の仕様の新しいシリーズを生み出す、次世代のセルラー通信基準の1つである。LTE−Advancedにおいては、異機種ネットワーク(HetNet)は、マクロeNB、eノードBと低電力ノード(LPN)、すなわち、ピコeNB、フェムトeNB、中継ノード、RRHを含むことによって、展開されている。低電力ノードは、スペクトル効率を高め、システム範囲とセルのスループット性能とを向上させるが、異機種ネットワーク内には存在しない干渉を招く。
例えば、干渉の事例の1つは、特に、セル範囲拡張(CRE)が適用されたときに、低電力ノードによって引き起こされる、マクロeNBからユーザ機器(UE)に対する干渉である。このような干渉を排除するために、強化セル間干渉調整(eICIC)方式が提案されている。特に、eICIC方式は、2種類のサブフレームを導入する。1つは正規サブフレームであり、もう1つは、オールモスト・ブランク・サブフレーム(ABS)、ノンゼロパワーABS等を例とする非正規サブフレームである。LTEリリース10において提案されたeICIC方式では、マクロeNBがABSを用いた送信を中止するため、マクロeNBからUEに対する干渉は、ABSが行われる間、大幅に減少する。LTEリリース11の中で提案されたファーサーeICIC(FeICIC)方式において、ノンゼロパワーABSは、さらに性能を向上させるために導入されている。具体的には、マクロeNBは、ノンゼロパワーABSでの送信を中止しないが、ダウンリンク送信電力は、マクロeNBからUEに対する干渉を減らすように減少する。それゆえ、正規サブフレームが用いられる時と、非正規サブフレームが用いられる時とでは、UEに対する干渉レベルは異なる。
もう1つの干渉の事例は、マクロeNBによって引き起こされる、LPN(例えば、ピコeNB)からUEに対する干渉である。典型的なeICICの状況では、LPNはABSを用いた送信を中止する。そして、UEは、ABSが用いられている間、LPNから干渉を受けない。他の典型的なeICICの状況では、LPNは、ノンゼロパワーABSが用いられている間、送信電力を減少させる。そして、UEは、ノンゼロパワーABSが用いられている間、LPNから小さな干渉を受けるに留まる。それゆえ、正規サブフレームが用いられる時と、非正規サブフレームが用いられる時とでは、UEに対する干渉レベルは異なる。
さらに干渉の事例は、もう1つのマクロeNBによって引き起こされるUEに対する干渉である。同様に、eICIC方式においても、正規サブフレームが用いられる時と、非正規サブフレームが用いられる時とでは、UEに対する干渉レベルは異なる。
変調符号化方式(MCS)は、符号化方法、変調の種類、空間ストリーム数やその他の物理属性を含めて、送信側と受信側との間で決定されるべき多くの変数が必要である。MCSの値や指標は、送信側と受信側とが使用する通信変数を作るために使用される。MCS指標は、対応する物理的なデータレートを決定するために使用され得る。
送信効率を向上させるために、携帯通信の解決策は、送信側がチャネルの品質や状態によるデータレートを調整するための、様々な先進技術を使用している。そのような解決策は、受信側から返ってきたチャネル品質情報(CQI)を受け、そして、最適なMCSを使って最適なタイミングでデータ送信を実行する。具体的に、これらの解決策は、意図されたレベルでの受信エラーレートを維持するために、悪いチャネル状況におけるデータレートを減少させることができる。そして、スループットを最大化するために良いチャネル状況におけるデータレートを増大させることができる。これにより、システムのスループットが向上する。この際、送信チャネルに関する十分な情報があれば、送信効率は向上する。
しかしながら、eICIC方式では正規サブフレームと非正規サブフレームとの異なる干渉レベルによって、正規サブフレームに適用されたMCSは、非正規サブフレームに適さない。したがって、システムの性能が低下する。
上記の問題に鑑み、UEのスケジューリングとシステムの性能とを効率的に向上させるために、非正規サブフレームにおける適切なMCSを見つける必要がある。
本発明は、非正規サブフレームにおける適切なMCSを見つける解決策を提供する。具体的には、本発明は、非正規サブフレームを用いる場合に、より適切な調整されたMCSを利用することによって、UEをスケジューリングするための方法及び装置を提供する。
本発明の第1の観点によると、本発明の実施形態は、
BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための方法であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することと、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定することと、
を含む、前記UEをスケジューリングするための方法を提供する。
BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための方法であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することと、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定することと、
を含む、前記UEをスケジューリングするための方法を提供する。
本発明の第2の観点によると、本発明の実施形態は、
BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための装置であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部と、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定部と、
を含む、前記UEをスケジューリングするための装置を提供する。
BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための装置であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部と、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定部と、
を含む、前記UEをスケジューリングするための装置を提供する。
以下のような利点が、本発明で期待されている。本発明に係る解決策によれば、非正規サブフレームにおけるMCS及び/又はCQIは、より正確になり、eNBのリソースエレメント(RE)の動的範囲内に入ることができる。したがって、eICIC方式の利得性能が得られる。
本発明の実施形態における他の特徴及び利点は、添付図面を併せて読むことにより、具体的な実施形態に関する以下の説明から明らかになる。添付図面は、例として、本発明の実施形態の原理を示している。
本発明の実施形態は、実施例の意味において示され、本発明の利点は、添付の図面を参照しながら、以下においてより詳細に説明されている。
本発明の様々な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図面のフローチャート及びブロック図は、本発明の実施形態に係る装置、方法、並びに構造、機能、及びコンピュータプログラム製品によって実行可能な動作を示している。ただし、フローチャート又はブロック内の各ブロックは、指定された論理機能を実行するための1つ以上の実行可能な命令を含む、モジュール、プログラム、又はコードの一部を表す。いくつかの代替案では、ブロックで示される機能は、図に示す順序とは異なる順序で起こってもよいことに留意すべきである。例えば、連続して図示されている2つのブロックは、実質的に、関連する機能に依存して、並行して又は逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びそれらの組み合わせは、特定の機能・動作を実行するための専用ハードウェアベースのシステムによって、もしくは、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって、実現されてもよいことに留意すべきである。
本発明では、ユーザ機器(UE)は、端末、移動端末(MT)、加入者局(SS)、携帯加入者端末(PSS)、移動局(MS)又はアクセス端末(AT)を示しており、UE、端末、MT、SS、PSS、MS、及びATの一部又は全ての機能が含まれる。
本発明では、基地局(BS)は、ノードB(ノードB又はNB)又は進化ノードB(eノードB又はeNB)を示している。基地局は、マクロセルBS又はスモールセルBSであってもよい。本発明によれば、マクロセルBSは、マクロセルを管理する基地局であってもよく、例えば、マクロeNBとスモールセルBSは、スモールセルを管理する基地局、例えば、ピコeNB、フェムトeNB、及びいくつかの他の適切な低電力ノードであってもよい。
本発明において、eICIC方式で使用される非正規サブフレームは、一般に、正規サブフレームにおける送信電力よりも低いノンゼロの送信電力を有することに留意すべきである。例えば、本発明に係るeICIC方式は、LTEリリース11で提案されているFeICIC方式であってもよい。FeICIC方式は、ノンゼロ電力ABSが典型的な非正規サブフレームとして導入されている。この分野における当業者にとっては、リリース11で提案されたFeICIC方式は、本発明に記載されているeICIC方式において、限定することのない一例である。そして、本発明によって提案された解決策は、BSが非正規サブフレームでUEへパケットを送信する、その他の適切なセル間干渉調整方式に適用できる。なお、非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームにおける送信電力よりも低い。
まず、図1は、本発明の実施形態に適用可能なHetNetシステムの概略図を示している。
図1の通信環境は、LTEシステムを示している。このシステムは、例示的に、3つのピコeNB100、110、120と、1つのマクロeNB130と、を備えている。ピコeNB100はUE101にサービスを提供し、ピコeNB110はUE111にサービスを提供し、ピコeNB120はUE121にサービスを提供し、マクロeNB130はUE131にサービスを提供する。
本発明の実施形態によれば、UE101は、例えば、マクロeNB130、ピコeNB110、120といったように、UE101にサービスを提供しない隣のBSによって干渉される。一般的には、マクロeNBは、通常、ピコeNB110、120よりもUE101により強い干渉をしている。したがって、マクロeNB130は、非正規サブフレームにおけるUE101に対する干渉を低減できるように、正規サブフレーム又は非正規サブフレームを用いてUE131に対するパケットを送信することができる。
本発明のさらなる実施形態によれば、UE131は、UE131にサービスを提供しない他のマクロeNB(図示せず)によって干渉される。他のマクロeNBは、非正規サブフレームにおけるUE131に対する干渉を低減できるように、正規サブフレーム又は非正規サブフレームを用いて、そのUE(UE131ではない)にパケットを送信することができる。
より良い理解のために、本発明の以下の実施形態は、例えば、図1の通信環境においては、LTEシステムにて記載されている。この分野における当業者にとっては、本発明は、図1に示した特定の構成に限定されるものではなく、他の任意の適切な通信環境に適用可能であることが理解できる。
図2を参照すると、正規サブフレームと非正規サブフレームにおける送信電力の概略図を示している。
本発明の実施形態によれば、サブフレームは、異なる種類、すなわち、正規及び非正規、を有する。正規サブフレームでは、BSは、通常の送信電力でUEにパケットを送信する。一方、非正規サブフレームでは、BSは、より低い電力でUEにパケットを送信する。すなわち、非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームにおける送信電力よりも低い。図2は、例示的に、8つの正規サブフレーム200、202、203、204、205、206、208、209と、2つの非正規サブフレーム201、207とを含む、10個のサブフレームを示している。図2に示されるように、正規サブフレームにおける物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)の送信電力はP0デシベルである。非正規サブフレーム201、207におけるPDSCHの送信電力はP1デシベルである。P1は、P0よりもXデシベル低い。図2に示されるように、BSからUEに対する基準信号における電力は、正規サブフレームが用いられるか非正規サブフレームが用いられるかに関わらず同じである。
上記のように、2種類のサブフレームである正規サブフレームと非正規サブフレームは、eICIC方式における関係がある。非正規サブフレームは、LTEリリース11で定義されているように、ノンゼロ電力ABSであってもよい。非正規サブフレームが用いられる間、非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い。このように、非正規サブフレームにおける干渉は低減される。
非正規サブフレーム、すなわち、非正規サブフレーム201、207におけるUEのスケジュールについて、本発明は解決策を提供する。すなわち、その解決策は、図3〜6に示されるように、BSが非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいてUEをスケジューリングするために、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報に係るターゲットMCSを決定することである。
図3を参照すると、本発明の実施形態にしたがって、UEをスケジューリングするための方法300のフローチャートを示している。これらの実施形態では、BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを利用する。また、非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームにおける送信電力よりも低い。図3に示されるように、この方法は、BS、UE、又は他の適切な装置によって実行されてもよい。
ステップS301において、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報は、ダウンリンクパケット及び基準情報の送信電力に関する情報に基づいて調整される。
本発明の実施形態によれば、チャネル品質情報は、BSからUEに対するチャネルの品質を反映した情報を有する。例えば、チャネル品質情報は、信号対雑音干渉比(SINR)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉比(SIR)、搬送波対雑音干渉比(CINR)、搬送波対雑音比(CNR)などを有する。本実施形態では、チャネル品質情報は、例示的に、SINRを有する。なお、本発明の他の実施形態では、チャネル品質情報は、上記のSNR、SIR、CINR、CNR、又は、SINR、SNR、SIR、CINR、CNRの任意の組み合わせを有してもよいことに留意すべきである。
本発明の実施形態によれば、BSからUEに対する送信はダウンリンク送信とみなされ、UEからBSに対する送信はアップリンク送信とみなされる。ダウンリンク送信において、BSは、受信側にパケットを送信する送信側の役割を果たし、UEは、送信側からパケットを受信する受信側の役割を果たす。ダウンリンク送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で実行される。
以下の説明において、「基準信号(RS)」は、2つの目的のために、送信側と受信側との間で事前定義された信号を意味する。RSの1番目の目的は、受信側がCSIを測定できるようにすることである。RSの2番目の目的は、受信側が送信側によって送信された信号を復調できるようにすることである。通常、セル内の全ての受信側によって使用されるために、LTEシステムのダウンリンクにおいて定義されているRSが存在する。この種類のRSは、セル毎に定義されているため、共通RS(CRS)又はセル固有RSと呼ばれる。
本発明の実施形態によれば、RSの送信電力は、交換手、サービスプロバイダ、又は他の誰かによって、BSによって予め決定することができる。ダウンリンクパケットの送信電力は、ダウンリンク送信の電力制限に基づいて、BSによって決定される。
本発明の実施形態によれば、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報は、BSからUEに対する送信におけるSINR、すなわち、ダウンリンク送信におけるSINRである。BSからUEに対する送信におけるSINRは、ダウンリンクパケット及び基準信号に関する送信電力に関する情報に基づいて、取得及び調整される。
本発明の実施形態によれば、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報は、BSからUEに対する送信におけるSINR、すなわち、ダウンリンク送信におけるSINRである。BSからUEに対する送信におけるSINRは、ダウンリンクパケット及び基準信号に関する送信電力に関する情報に基づいて、取得及び調整される。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、BSによって実行される。この場合、SINRは、UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信すること、及び、受信されたCQIに対応するSINRを取得することによって、取得される。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、UEによって実行される。この場合、SINRは、BSから基準信号を受信すること、及び、受信した基準信号に基づいてSINRを測定することによって、取得される。
ステップS302において、ターゲット変調符号化方式(MCS)は、BSが非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいてUEをスケジューリングするために、調整されたチャネル品質情報にしたがって決定される。
本発明の実施形態によれば、候補MCSは、調整されたチャネル品質情報に基づいてCQI−MCS変換テーブルから選択される。また、ターゲットMCSは、候補MCS及び電力制御動的範囲に基づいて決定される。
本発明の実施形態によれば、ターゲットMCSは、以下のように、候補MCS及び電力制御範囲に基づいて決定される。まず、電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報と、が比較される。ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えていることに対応して、CQI−MCS変換テーブル内で、最も少ない要件のMCSが、ターゲットMCSとして決定される。また、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えていないことに対応して、以下のように、ターゲットMCSが決定されてもよい。ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が、候補MCSの変調方式のために動的レベルを超えていないならば、候補MCSをターゲットMCSとして決定する。ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が、候補MCSの変調方式のために動的レベルを超えているならば、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件のMCS、すなわち、候補MCSとは異なる変調方式を有するターゲットMCSを決定する。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、BSによって実行される。この場合、この方法は、ターゲットMCSを利用することによってUEをスケジューリングするステップと、スケジューリング結果に基づいて、UEに対してパケットを送信するステップと、をさらに含む。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、BSによって実行される。この場合、この方法は、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、UEがBSから送信されたパケットを復号するために、UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報を送信するステップを、さらに含む。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、UEによって実行される。この場合、この方法は、ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得するステップと、BSが、ターゲットCQIに基づいてターゲットMCSを取得し、ターゲットMCSを利用することによってUEをスケジューリングし、スケジューリング結果に基づいてUEに対してパケットを送信するために、BSに対してターゲットCQIをレポートするステップを、さらに含む。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、UEによって実行される。この場合、この方法は、BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報を受信するステップを、さらに含む。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む。以後、この比をPDSCH EPRE/RS EPREと称する。本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、非正規サブフレームの送信電力の変動を示す他の情報を、さらに有していてもよい。当業者は、PDSCH EPRE/RS EPREが、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報についての一例にすぎず、限定的なものではないことを理解するであろう。
図4を参照すると、本発明の実施形態に係るUEをスケジューリングする方法400のフローチャートを示している。これらの実施形態では、BSは、UEにサービスを提供してもよく、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用してもよい。非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームよりも低い。図4に示されるように、この方法は、BS又は他の適切な装置によって実行される。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、図1に示したシステムで実現することができる。具体的には、図4に示される実施形態に係る方法は、BS、すなわち例えばマクロeNB130によって実行される。それとは異なり、図5に示される実施形態に係る方法は、UE、すなわち例えば後述するUE131によって実行される。
ステップS401では、UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)が受信される。
LTEは、優勢なチャネル状態へと、ダウンリンク変調及び符号化率を適応させるために、UEからBS(例えばeNodeB)に対して、CQIフィードバックを提供する。ある一形態では、CQIレポートの周期性は、eNodeBによって管理されてもよい。別の一形態では、2つのCQI方式は、上位プロトコル層における周期的CQI方式と非周期的CQI方式とによって構成されてもよい。周期的CQI方式において、CQIレポートは、スケジューリングされた物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)が存在するならば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又はPUSCHを用いてUEによって送信されてもよい。一例では、広帯域周期的CQIレポートのための周期性は、2ミリ秒から160ミリ秒の範囲である。非周期的CQI方式において、CQIレポートはデータがあろうとなかろうと、PUSCHを用いてUEによって送信されてもよい。例えば、非周期的CQIレポートは、PDCCHを用いて送信されたCQIリクエストビットを経由してeNodeBによってスケジューリングすることができる。上記に鑑み、UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信するためのいくつかの方法がある。このような方法は、本発明を実施する際に当業者によって最適に使用されてもよい。
本発明の実施形態によれば、送信方式1−8(3GPP TS 36.213を参照)において、UEは、ダウンリンクセルの固有基準信号(CRS)に基づいて、CQIを測定する。送信方式9(3GPP TS 36.213を参照)において、PMI/RIレポートが無効になっている場合、UEはCRSに基づいてCQIを測定してもよい。それ以外の場合、UEは、図4に示されるチャネル状態情報(CSI−RS)に基づいてCQIを測定する。本発明の実施形態によれば、UEは、続けて、PUCCH(周期的レポート)やPUSCH(非周期的レポート)を介して、BSに対して測定されたCQIをレポートする。
ステップS402では、受信したCQIに対応するSINRが取得される。
UEによるCQI測定では、ダウンリンク基準信号の受信品質は、受信SINR (信号対干渉比)についての数十種類のレベルの1つとして、表される。例えば、CQIは、受信SINRの量子化レベルを決定することによって導出することができる。このため、CQIとSINRとの対応関係があってもよい。したがって、CQIがUEで測定されてBSにより受信される場合には、対応するSINRは、CQIとSINRとの対応関係に応じて取得されてもよい。
ステップS403では、SINRは、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて調整される。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、PDSCHリソースエレメント(RE)の間において、PDSCH EPRE/RS EPREを有してもよい。REは、非正規サブフレームにおける送信電力の変動を反映している。
本発明の実施形態によれば、ステップS402で取得されたSINRを考慮すると、SINRは、PDSCH EPRE/RS EPREに基づいて調整されてもよい。
例えば、調整されたSINR(SINRadjとして示される)は、式(1)によって取得されてもよい。
SINRadj=SINRmeans−δ (1)
SINRmeansは、ステップ402で取得されたSINRを表す。δは、PDSCH EPRE/RS EPREを表す。
例えば、調整されたSINR(SINRadjとして示される)は、式(1)によって取得されてもよい。
SINRadj=SINRmeans−δ (1)
SINRmeansは、ステップ402で取得されたSINRを表す。δは、PDSCH EPRE/RS EPREを表す。
当業者によって理解されるように、調整されたSINRは、いくつかの他の方法によって得ることができる。例えば、重み付けされたPDSCH EPRE/RS EPREにより測定されたCQIに基づいて、取得されたSINRを低下させることによって、取得されてもよい。別の例では、調整されたSINRは、PDSCH EPRE/RS EPREに基づいて適切な係数を計算すること、及び、測定されたCQIに基づいて取得されたSINRにこの係数を適用することによって取得されてもよい。当業者は、上記の例が例示にすぎず、限定的なものではないことを理解するであろう。
ステップS404では、候補MCSは、調整されたSINRに基づいてCQI−MCS変換テーブルから選択される。
3GPP TS36.213の7.2.3節には、CQIインデックスと変調符号化方式との間の関係を記述するための4ビットのCQIテーブルが用意されている。一般的に、MCSインデックスは、CQIインデックスによって表される。下記の表1は、解説のために、CQI−MCS変換テーブルとして例示的に使用される表を示している。
本発明の実施形態によれば、対応するCQIは、調整されたSINRと、CQI及びSINRの対応関係と、に基づいて決定されている。このように、調整されたCQIは取得される。調整されたCQIにおけるインデックスによれば、CQI−MCS変換テーブル、すなわち表1から、対応するMCS(すなわち、候補MCS)が決定される。
例えば、ステップS401で受信される測定されたCQIが、7のインデックスを有すると仮定すると、対応するMCSは、表1に係る変調方式「16QAM」を使用する。ステップS402−S403でSINRを調整した後、調整後のCQIインデックスは、6のインデックスを有してもよい。表1から分かるように、調整後、対応するMCSは、16QAMではなく、QPSKである。この時点で、候補MCSは、CQIインデックス6に対応するMCSである。
ステップS405では、ターゲットMCSは、候補MCS及び電力制御動的範囲に基づいて決定される。
ターゲットMCSは、いくつかの方法で決定することができる。本発明の実施形態によれば、候補MCSは、任意のさらなる処理を行うことなく、直接、ターゲットMCSとして決定される。
本発明のさらなる実施形態によれば、より良い精度のために、電力制御動的範囲が、ターゲットMCSの決定において考慮されてもよい。図6を参照すると、本発明の実施形態に係るターゲットMCSを決定するための方法600のフローチャートを示している。
電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む。例えば、電力制御動的範囲は、いくつかの変調方式のためのいくつかの動的レベルを含む。変調方式は、QPSK、16QAM、64QAMなどである。したがって、電力制御動的範囲において、各変調方式に対応する動的レベルが定義されている。電力制御動的範囲の一例が、表2に示されている。表2は、Table 6.3.1.1−1, 3GPP TS 36.104として定義されている。表2には、QPSKの動的レベルは、−6デシベルから+3デシベル(レベル[−6,3]と表記)までである。16QAMの動的レベルは、−3デシベルから+3デシベル(レベル[−3,3]と表記)までである。64QAMの動的レベルが、0デシベルから0デシベル(レベル[0,0]と表記)までである。電力制御範囲は、[−6,+4]デシベルである。
ステップS601では、電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報と、が比較される。
上記のように、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、PDSCH EPRE/RS EPREを含む。PDSCH EPRE/RS EPREは、予めBSによって構成されていたり、操作者により予め設定されていたり、チャネル状態に応じて算出されたり、又は適切な手段で取得される。
本発明の実施形態によれば、PDSCH EPRE/RS EPREは、PDSCHリソースエレメント(RE)における電力変動と、非正規サブフレームにおける基準信号REと、を示す値、例えばδデシベルである。表2に示されるように、PDSCH EPRE/RS EPREと電力制御範囲とを比較することによって、PDSCH EPRE/RS EPREが電力制御動的範囲における動的レベルに属することが決定されてもよい。
これは、非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームにおける送信電力に比べて低いため、PDSCH EPRE/RS EPREの値は、電力制御範囲と比較することで、負の値になることに留意すべきである。例えば、−δデシベルの値は、電力制御範囲のそれぞれの動的レベルと比較することができる。
ステップS602では、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えているかどうかが判断される。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えるならば、フローは、S603に進み、ターゲットMCSとしてCQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件のMCSを決定する。ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えないならば、フローはダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が候補MCSの変調方式における動的レベルを超えていないかを判断するためにS604に進む。
本発明では、CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件のMCSは、最も低いチャネル品質に適用できるMCS、最も悪いチャネル品質に適用できるMCS、又は、最も低い符号化率及び効率を有するMCSである。例えば、表1のようなCQI−MCS変換テーブル内において、最も少ない要件のMCSは、CQIインデックス1によって示される。CQIインデックス1は、QPSKの変調方式と、符号化率78と、効率0.1523と、を有する。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が、候補MCSの変調方式における動的レベルを超えるならば、フローは、S605に進み、ターゲットMCSとして、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件のMCSを決定する。ターゲットMCSは、候補MCSとは異なる変調方式を有する。もし、候補MCSの変調方式における動的レベルを超えないならば、フローは、ターゲットMCSとして候補MCSを決定するためにS606に進む。
本発明では、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件のMCSは、候補MCSよりも、低いチャネル品質、より悪いチャネル状況、又はより低い符号化率もしくは符号化効率に適しているMCSであってもよい。表1を参照すると、例えば、候補MCSがCQIインデックス7を有しているならば、CQIインデックス6を有するMCSは、候補MCSよりも少ない要件のMCSである。この理由は、CQIインデックス6を有するMCSは、CQIインデックス7を有するMCSにおける変調方式16QAMとは異なる変調方式「QPSK」を有する一方で、CQIインデックス7を有するMCSよりも低い符号化率及び符号化効率を有するからである。
表3は、本発明の実施形態に係る表1及び表2に基づいてターゲットMCSを決定する実施形態を示している。具体的には、表3は、PDSCH EPRE/RS EPRE及び電力制御範囲に基づいてターゲットMCSを決定するための3つの場合を示している。
−δ∈[−∞,−6)に属する事例1において、PDSCH EPRE/RS EPREは電力制御範囲(すなわち、[−6,+4])を超えることが分かる。候補MCSの変調方式がQPSKであるならば、表1内の最も低いMCSがターゲットMCSとして選択される。また、候補MCSの変調方式が16QAMであるならば、表1内の最も低いMCSがターゲットMCSとして選択される。また、候補MCSの変調方式が64QAMであるならば、表1内の最も低いMCSがターゲットMCSとして選択される。本実施形態では、表1内の最も低いMCSは、最も少ない要件のMCS、すなわち、QPSKの変調方式を有し、78の符号化率及び0.1523の効率を有するCQIインデックス1によって示されるMCSである。
−δ∈[−6,−3)に属する事例2において、PDSCH EPRE/RS EPREが電力制御範囲(すなわち、[−6,+3])を超えないことが分かる。このように、PDSCH EPRE/RS EPREは、候補MCSの変調方式における動的レベルと比較される。
具体的には、候補MCSの変調方式がQPSKであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、QPSKにおける動的レベル(すなわち、[−6,+3])を超えない[−6,−3)の範囲に分類されるので、候補MCSはターゲットMCSとして選択される。
候補MCSの変調方式が16QAMであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、16QAMにおける動的レベル(すなわち、[−3,+3])を超える[−6,−3)の範囲に分類される。このため、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件であり、16QAMとは異なる変調方式のMCSが、ターゲットMCSとして選択される。QPSKが16QAMよりも少ない要件を有する一方で、[−6,−3)の範囲は、電力制御範囲を超えていない。このため、CQIインデックス1、2、3、4、5、6に対応するMCSが、ターゲットMCSとして選択される。本発明の実施形態では、表1内のQPSKを有する最も高いMCS(すなわち、CQIインデックス6に対応するMCS)がターゲットMCSとして選択される。
候補MCSの変調方式が64QAMであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、64QAMにおける動的レベル(すなわち、[0,0])を超える[−6,−3)の範囲に分類される。このため、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件であり、64QAMとは異なる変調方式のMCSが、ターゲットMCSとして選択される。16QAMの変調方式は64QAMよりも少ない要件を有するが、[−6,−3)の範囲は、また、16QAMにおける動的レベル(すなわち、[−3,+3])を超えるため、16MCSを有するMCSは適切ではない。QPSKは、64QAMと16QAMのどちらよりも少ない要件を有する一方、[−6,−3)の範囲は、電力制御範囲を超えていない。このため、CQIインデックス1、2、3、4、5、6に対応するMCSが、ターゲットMCSとして選択される。本発明の実施形態によれば、QPSKを有する最も高いMCS(すなわち、CQIインデックス6に対応するMCS)が、ターゲットMCSとして選択される。
−δ∈[−3,0)に属する事例3において、PDSCH EPRE/RS EPREは電力制御範囲(すなわち、[−6,+3])を超えないことが分かる。このように、PDSCH EPRE/RS EPREは、候補MCSの変調方式における動的レベルと比較される。
具体的には、候補MCSの変調方式がQPSKであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、QPSKにおける動的レベル(すなわち、[−6,+3])を超えない[−3,0)の範囲に分類されるため、候補MCSがターゲットMCSとして選択される。
候補MCSの変調方式が16QAMであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、QPSKにおける動的レベル(すなわち、[−3,+3])を超えない[−3,0)の範囲に分類されるため、候補MCSがターゲットMCSとして選択される。
候補MCSの変調方式が64QAMであるならば、PDSCH EPRE/RS EPREは、64QAMにおける動的レベル(すなわち、[0,0])を超えない[−3,0)の範囲に分類される。このため、CQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件であり、64QAMとは異なる変調方式を有するMCSが、ターゲットMCSとして選択される。16QAMは、64QAMよりも少ない要件を有し、[−3,0)の範囲は16QAMにおける動的レベル(すなわち、[−3,+3])を超えないため、16QAMを有するMCSは、この状況では適切である。特に、CQIインデックス7、8、9に対応するMCSは、ターゲットMCSとして選択される。本発明の実施形態においては、表1内の16QAMを有する最も高いMCS(すなわち、CQIインデックス9に対応するMCS)は、ターゲットMCSとして選択される。
事例1、2、3で説明された上記の実施形態は、限定的ではなく、例示を目的としたものであることに留意すべきである。当業者は、他の適切な指針にしたがって、候補MCS及び電力制御範囲に基づいてターゲットMCSを決定することができる。
ステップS406において、UEは、ターゲットMCSを利用することによって、スケジューリングされる。
BSは、ターゲットMCSに基づいて、UEに対してリソースブロック(RB)を割り当てる。ターゲットMCSが決定されると、スケジューリングは、既存の方法で実施することができる。このため、ここでは詳細な説明を省略する。
ステップS407において、UEに対するパケットは、スケジューリング結果に基づいて送信される。
非正規サブフレーム、すなわち、LTE−Aにおけるノンゼロ電力ABSにおいては、BSは、eICIC方式の性能利得を向上させるために、ターゲットMCSにおけるスケジューリング結果に基づいて、UEに対してパケットを送信する。
本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、UEがBSから送信されたパケットを復号するために、UEに対してダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報を送信するステップを、さらに含む。
図5を参照すると、本発明の実施形態に係るUEをスケジューリングするための方法500のフローチャートを示している。これらの実施形態においては、BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用する。また、非正規サブフレームにおける送信電力は、正規サブフレームにおける送信電力よりも低い。図5に示される方法は、UE又は他の適切な装置によって実行される。
上記の通り、本発明の実施形態によれば、本発明に係る方法は、図1に示されるシステムによって実現される。さらに、図5に示される実施形態に係る方法は、図4に示されるBSによって実行される実施形態とは異なり、UE、すなわち、UE131によって実行される。
ステップS501では、基準信号は、BSから受信される。
ステップS502において、SINRは、受信した基準信号に基づいて測定される。
ステップS503において、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、BSから受信される。
本発明の実施形態によれば、調整されたチャネル品質情報に基づいてターゲットMCSを決定するのと同様に、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、UEが非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、BSからUEに対して送信される。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、本発明において、またPDSCH EPRE/RS EPREと称する、RS EPREに対するPDSCH EPREの比を含む。
ステップS504において、SINRは、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて調整される。
このステップは、ステップS403と同様であり、ステップS403において説明した全ての詳細は、ステップS504に適用可能である。
ステップS505において、候補MCSは、調整されたSINRに基づいて、CQI−MCS変換テーブルから選択される。
このステップは、ステップS404と同様であり、ステップS404で説明した全ての詳細は、ステップS505に適用可能である。
ステップS506において、ターゲットMCSは、候補MCS及び電力制御動的範囲に基づいて決定される。
このステップは、ステップS405と同様であり、ステップS405で説明した全ての詳細は、ステップS506に適用可能である。
ステップS507において、ターゲットCQIは、ターゲットMCSに基づいて取得される。
ステップS508において、ターゲットCQIは、BSにレポートされる。
ターゲットCQIは、非正規サブフレームに関して取得されるため、ターゲットCQIは、BSが非正規サブフレームを用いてUEに対してパケットを送信することに適している。したがって、eICIC方式の性能利得を向上させることができる。
本発明において、図4に係る実施形態の基本的な考え方は、図5に係る実施形態の基本的な考え方と同様である。いくつかの実施形態によれば、BSは、全ての送信方式におけるPDSCH EPRE/RS EPREを送信するため、UEは、PDSCH EPRE/RS EPREと電力制御動的範囲とに基づいて、測定されたCQIを修正するためのこの情報を有する。本発明の他の実施形態によれば、BSは、正規サブフレームにおける方法と同じように、ノンゼロABSにおける方法を動作させることができる。
本発明の他の実施形態によれば、BSは、送信方式1〜6におけるその比をUEに対して送信するため、UEは、図5に示される実施形態に係る送信方式における、測定されたCQIを修正することができる。送信方式7〜9において、BSがその比を送信しないならば、BSは、図4に示される実施形態に係るUEがレポートしたCQIを修正する。
本発明の他の実施形態によれば、本発明に係る方法は、マルチユーザーマルチ入出力(MU−MIMO)、ビームフォーミング、オープンループリンクアダプテーション(OLLA)についての操作にそのまま拡張することができる。
図7を参照すると、本発明の実施形態に係るUEをスケジューリングするための装置のブロック図を示している。これらの実施形態においては、BSは、UEにサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用する。また、非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い。図7に示される装置は、BS、UE、他の適切な装置のいずれかによって実行される。
本発明の実施形態によれば、装置700は、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部710と、BSが非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいてUEをスケジューリングするために、調整されたチャネル品質情報に係るターゲットMCSを決定するために構成された決定部720と、を備える。これにより、BSは、非正規サブフレームにおけるターゲットMCSに基づいて、UEをスケジューリングすることができる。
本発明の実施形態によれば、調整部710は、BSからUEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得するために構成された取得手段と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、SINRを調整するために構成された調整手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、取得手段は、UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信するために構成された手段と、受信されたCQIに対応するSINRを取得するために構成された手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、取得手段は、BSから基準信号を受信するために構成された手段と、受信された基準信号に基づいてSINRを測定するために構成された手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、決定部720は、調整されたチャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択するために構成された選択手段と、候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいてターゲットMCSを決定するために構成された決定手段と、を有し、電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む。
本発明の実施形態によれば、決定手段は、電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報と、を比較するために構成された手段と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えていることに応じて、ターゲットMCSとしてCQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定し、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が電力制御範囲を超えていないことに応じて、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が候補MCSの変調方式における動的レベルを超えていないならば、ターゲットMCSとして候補MCSを決定し、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報が候補MCSの変調方式における動的レベルを超えているならば、ターゲットMCSとしてCQI−MCS変換テーブル内の候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定するために構成された手段と、を有し、ターゲットMCSは、候補MCSとは異なる変調方式である。
本発明の実施形態によれば、装置700は、ターゲットMCSを利用することによって、UEをスケジューリングするために構成されたスケジューリング部と、スケジューリング結果に基づいてUEに対してパケットを送信する送信部と、を、さらに有する。
本発明の実施形態によれば、装置700は、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、UEがBSから送信されたパケットを復号するために、UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報を送信するために構成された送信部を、さらに有する。
本発明の実施形態によれば、装置700は、ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得するために構成された取得部と、BSが、ターゲットCQIに基づいてターゲットMCSを取得し、ターゲットMCSを利用することによってUEをスケジューリングし、スケジューリング結果に基づいてUEに対してパケットを送信するために、BSに対してターゲットCQIをレポートするために構成されたレポート部と、を、さらに有する。
本発明の実施形態によれば、装置700は、BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報を受信するために構成された受信部を、さらに有する。
本発明の実施形態によれば、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む。
装置700は、図3〜5に示されるように、機能を実行するために構成されたことに留意すべきである。したがって、方法300、400、500のいずれかに関連して説明した特徴は、装置700の対応する構成要素に適用することができる。さらに、装置700の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又は、これらの組み合わせによって具現化することができることに留意すべきである。例えば、装置700の構成要素は、回路、プロセッサ又は他の任意の適切な選択された装置によって実現されてもよい。この分野における当業者は、上記の実施形態は、限定されることのない一例にすぎないことを理解するであろう。
本発明のいくつかの実施形態においては、装置700は、少なくとも1つのプロセッサを有する。本発明の実施形態で使用されるに適した少なくとも1つのプロセッサは、一例として、すでに知られている又は将来開発される、汎用及び専用プロセッサをともに含むことができる。装置700は、少なくとも1つのメモリを、さらに備える。少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイスを含んでもよい。少なくとも1つのメモリは、コンピュータで実行可能な命令を記憶するプログラムを格納するために用いることができる。プログラムは、コンパイル可能或いは機械語翻訳可能な高級プログラミング言語や低級プログラミング言語で記述することができる。実施形態によれば、コンピュータで実行可能な命令は、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置700を、前述の方法300、400及び500のいずれかにしたがって実行させるように構成されていてもよい。
上記の説明から、この分野における当業者は、本発明の実施形態に係る方法及び/又は装置を利用すると、非正規サブフレームにおけるMCSは、より正確及び適切になるため、eICIC方式の利得性能が向上することを理解するであろう。
上記の説明に基づいて、この分野における当業者は、本発明が、装置、方法、コンピュータプログラム製品で実現されることを理解するであろう。一般に、様々な例示的な実施形態は、ハードウェアや専用回路、ソフトウェア、論理回路、これらの組合せで実施されてもよい。例えば、いくつかの部分がハードウェアで実現される一方で、他の部分が、コントローラ、マイクロプロセッサ、他の計算装置によって実行される、ファームウェア又はソフトウェアで実現されてもよい。ただし、本発明はこれらに限定されない。本発明の例示的な実施形態の様々な部分が、ブロック図、フローチャート、又は、いくつかの図の記載を用いることによって示される一方で、ここで示されているこれらのブロック、装置、システム、技術や方法は、以下の例に限られないが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理回路、汎用ハードウェアやコントローラマや他の計算装置やそれらの組み合わせで実現される。
図3〜5に示される様々なブロックは、方法を構成するステップ、及び/又は、コンピュータプログラムコードに沿って動作することにより得られる処理、及び/又は、関連する機能を実行するように構成された複数の論理回路要素の組み合わせとして表されている。例示された本実施形態の少なくともいくつかは、集積回路チップやモジュールのような様々の構成要素において実現される。すなわち、本発明の例示された実施形態は、装置として実現されてもよいし、例示された本実施形態のように動作するように構成されたFPGAやASIC等の集積回路として実現されてもよい。
この明細書では、多くの実施形態の詳細が記載されているが、開示する発明の範囲、特許請求の範囲は、これらの実施形態に限定して解釈されるべきではない。明細書では、開示する発明の範囲の中の特定の発明の特定の実施形態に関する特徴が記述されているに過ぎないと解釈されるべきである。本明細書に別個の実施形態として記載されている所定の特徴は、各実施形態を組み合わせて実現することが可能である。また、逆に、1つの実施形態に記載されている様々な特徴は、複数の実施形態で別個に実現したり、或いは適宜部分的に組み合わせて実現したりすることができる。さらに、上記では各特徴が所定の組み合わせにおいて実現できるように説明され、特許請求の範囲でもそのように記載されているが、特許請求の範囲に記載された組み合わせから得られる1以上の特徴は場合によっては削除してもよい。また、特許請求の範囲に係る組み合わせとして、部分的な組み合わせや当該部分的な組み合わせの変形例を採用することができる。
同様に、図では動作が特定の順序でなされるように示されているが、所望の結果を得るためには、図示されている特定の順序で順番に実行したり、又は、図示されている全ての処理を実行したりする必要があると解釈すべきではない。所定の環境においてはマルチタスク処理や並行処理を行うほうがよい。さらに、上記の実施形態では、様々なシステム要素が分離されているが、全ての実施形態において、このようにシステム要素を分離することが必要であると解釈すべきではない。また、開示されているプログラム要素やシステムは、1つのソフトウェア製品に統合したり、複合ソフトウェア製品として1つにまとめることができると解釈すべきである。
関連技術分野における当業者にとっては、添付図面及び上記の説明から、例示された本実施形態に様々な修正や改変がなされてよいことは、明らかである。任意の修正例や全ての修正例は例示された非制限的な本発明の実施形態の範囲内である。さらに、本発明の実施形態の分野において上記の説明及びこれに関連する図面の示唆する利益を得る当業者であれば、本明細書に記載された他の実施形態を想到できるものと解する。
したがって、開示された実施形態は、開示された具体例に限定されるものではなく、請求項を追加することにより、修正例や他の実施形態が当該請求項の範囲内に含まれることが意図されていると解釈すべきである。本明細書で使用されている用語は一般的かつ記述的な意味で使用されるものであり限定する目的で使用されるものではない。
(付記1)
基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための方法であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することと、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定することと、
を含む、前記UEをスケジューリングするための方法。
基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための方法であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することと、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定することと、
を含む、前記UEをスケジューリングするための方法。
(付記2)
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することは、
前記BSから前記UEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記SINRを調整することと、
を含む、付記1に記載の方法。
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することは、
前記BSから前記UEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記SINRを調整することと、
を含む、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記BSから前記UEに対する送信におけるSINRを取得することは、
前記UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信することと、
前記受信されたCQIに対応する前記SINRを取得することと、
を含む、付記2に記載の方法。
前記BSから前記UEに対する送信におけるSINRを取得することは、
前記UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信することと、
前記受信されたCQIに対応する前記SINRを取得することと、
を含む、付記2に記載の方法。
(付記4)
前記BSから前記UEに対する送信におけるSINRを取得することは、
前記BSから基準信号を受信することと、
前記受信された基準信号に基づいて前記SINRを測定することと、
を含む、付記2に記載の方法。
前記BSから前記UEに対する送信におけるSINRを取得することは、
前記BSから基準信号を受信することと、
前記受信された基準信号に基づいて前記SINRを測定することと、
を含む、付記2に記載の方法。
(付記5)
調整された前記チャネル品質情報に係るターゲットMCSを決定することは、
調整された前記チャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択することと、
前記候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいて前記ターゲットMCSを決定することと、
を含み、
前記電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む付記1に記載の方法。
調整された前記チャネル品質情報に係るターゲットMCSを決定することは、
調整された前記チャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択することと、
前記候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいて前記ターゲットMCSを決定することと、
を含み、
前記電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む付記1に記載の方法。
(付記6)
前記候補MCSと電力制御範囲とに基づいて、前記ターゲットMCSを決定することは、
前記電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報と、を比較することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていることに応じて、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていないことに応じて、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えていないならば、前記ターゲットMCSとして前記候補MCSを決定することと、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えているならば、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内の前記候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定することと、
を含み、
前記ターゲットMCSは、前記候補MCSとは異なる変調方式である付記5に記載の方法。
前記候補MCSと電力制御範囲とに基づいて、前記ターゲットMCSを決定することは、
前記電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報と、を比較することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていることに応じて、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定することと、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていないことに応じて、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えていないならば、前記ターゲットMCSとして前記候補MCSを決定することと、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えているならば、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内の前記候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定することと、
を含み、
前記ターゲットMCSは、前記候補MCSとは異なる変調方式である付記5に記載の方法。
(付記7)
前記ターゲットMCSを利用することによって、前記UEをスケジューリングすることと、
前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信することと、
を、さらに含む付記1に記載の方法。
前記ターゲットMCSを利用することによって、前記UEをスケジューリングすることと、
前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信することと、
を、さらに含む付記1に記載の方法。
(付記8)
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記UEが前記BSから送信されたパケットを復号するために、前記UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を送信することを、さらに含む付記1に記載の方法。
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記UEが前記BSから送信されたパケットを復号するために、前記UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を送信することを、さらに含む付記1に記載の方法。
(付記9)
前記ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得することと、
前記BSが、前記ターゲットCQIに基づいて前記ターゲットMCSを取得し、前記ターゲットMCSを利用することによって前記UEをスケジューリングし、前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信するために、前記BSに対して前記ターゲットCQIをレポートすることと、
を、さらに含む付記1に記載の方法。
前記ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得することと、
前記BSが、前記ターゲットCQIに基づいて前記ターゲットMCSを取得し、前記ターゲットMCSを利用することによって前記UEをスケジューリングし、前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信するために、前記BSに対して前記ターゲットCQIをレポートすることと、
を、さらに含む付記1に記載の方法。
(付記10)
前記BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を受信することを、さらに含む付記1に記載の方法。
前記BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を受信することを、さらに含む付記1に記載の方法。
(付記11)
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む付記1から10のいずれか1つの方法。
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む付記1から10のいずれか1つの方法。
(付記12)
基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための装置であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部と、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定部と、
を備える、前記UEをスケジューリングするための装置。
基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための装置であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部と、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定部と、
を備える、前記UEをスケジューリングするための装置。
(付記13)
前記調整部は、
前記BSから前記UEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得するために構成された取得手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記SINRを調整するために構成された調整手段と、
を有する、付記12に記載の装置。
前記調整部は、
前記BSから前記UEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得するために構成された取得手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記SINRを調整するために構成された調整手段と、
を有する、付記12に記載の装置。
(付記14)
前記取得手段は、
前記UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信するために構成された手段と、
前記受信されたCQIに対応する前記SINRを取得するために構成された手段と、
を有する、付記13に記載の装置。
前記取得手段は、
前記UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信するために構成された手段と、
前記受信されたCQIに対応する前記SINRを取得するために構成された手段と、
を有する、付記13に記載の装置。
(付記15)
前記取得手段は、
前記BSから基準信号を受信するために構成された手段と、
前記受信された基準信号に基づいて前記SINRを測定するために構成された手段と、
を有する、付記13に記載の装置。
前記取得手段は、
前記BSから基準信号を受信するために構成された手段と、
前記受信された基準信号に基づいて前記SINRを測定するために構成された手段と、
を有する、付記13に記載の装置。
(付記16)
前記決定部は、
調整された前記チャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択するために構成された選択手段と、
前記候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいて前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定手段と、
を有し、
前記電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む付記12に記載の装置。
前記決定部は、
調整された前記チャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択するために構成された選択手段と、
前記候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいて前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定手段と、
を有し、
前記電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む付記12に記載の装置。
(付記17)
前記決定手段は、
前記電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報と、を比較するために構成された手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていることに応じて、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていないことに応じて、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えていないならば、前記ターゲットMCSとして前記候補MCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えているならば、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内の前記候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定するために構成された手段と、
を有し、
前記ターゲットMCSは、前記候補MCSとは異なる変調方式である付記16に記載の装置。
前記決定手段は、
前記電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報と、を比較するために構成された手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていることに応じて、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていないことに応じて、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えていないならば、前記ターゲットMCSとして前記候補MCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えているならば、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内の前記候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定するために構成された手段と、
を有し、
前記ターゲットMCSは、前記候補MCSとは異なる変調方式である付記16に記載の装置。
(付記18)
前記ターゲットMCSを利用することによって、前記UEをスケジューリングするために構成されたスケジューリング部と、
前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信する送信部と、
を、さらに有する付記12に記載の装置。
前記ターゲットMCSを利用することによって、前記UEをスケジューリングするために構成されたスケジューリング部と、
前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信する送信部と、
を、さらに有する付記12に記載の装置。
(付記19)
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記UEが前記BSから送信されたパケットを復号するために、前記UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を送信するために構成された送信部を、さらに有する付記12に記載の装置。
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記UEが前記BSから送信されたパケットを復号するために、前記UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を送信するために構成された送信部を、さらに有する付記12に記載の装置。
(付記20)
前記ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得するために構成された取得部と、
前記BSが、前記ターゲットCQIに基づいて前記ターゲットMCSを取得し、前記ターゲットMCSを利用することによって前記UEをスケジューリングし、前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信するために、前記BSに対して前記ターゲットCQIをレポートするために構成されたレポート部と、
を、さらに有する付記12に記載の装置。
前記ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得するために構成された取得部と、
前記BSが、前記ターゲットCQIに基づいて前記ターゲットMCSを取得し、前記ターゲットMCSを利用することによって前記UEをスケジューリングし、前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信するために、前記BSに対して前記ターゲットCQIをレポートするために構成されたレポート部と、
を、さらに有する付記12に記載の装置。
(付記21)
前記BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を受信するために構成された受信部を、さらに有する付記12に記載の装置。
前記BSからダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を受信するために構成された受信部を、さらに有する付記12に記載の装置。
(付記22)
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む付記12から21のいずれか1つの装置。
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報は、基準信号(RS)EPREに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソースエレメントあたりのエネルギー(EPRE)の比を含む付記12から21のいずれか1つの装置。
Claims (10)
- 基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための装置であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整するために構成された調整部と、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定部と、
を備える、前記UEをスケジューリングするための装置。 - 前記調整部は、
前記BSから前記UEに対する送信における信号対干渉雑音比(SINR)を取得するために構成された取得手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記SINRを調整するために構成された調整手段と、
を有する、請求項1に記載の装置。 - 前記取得手段は、
前記UEによって測定されたチャネル品質標識(CQI)を受信するために構成された手段と、
前記受信されたCQIに対応する前記SINRを取得するために構成された手段と、
を有する、請求項2に記載の装置。 - 前記取得手段は、
前記BSから基準信号を受信するために構成された手段と、
前記受信された基準信号に基づいて前記SINRを測定するために構成された手段と、
を有する、請求項2に記載の装置。 - 前記決定部は、
調整された前記チャネル品質情報に基づいて、CQI−MCS変換テーブルから候補MCSを選択するために構成された選択手段と、
前記候補MCSと電力制御動的範囲とに基づいて前記ターゲットMCSを決定するために構成された決定手段と、
を有し、
前記電力制御動的範囲は、少なくとも1つの変調方式における少なくとも1つの動的レベルを含む請求項1に記載の装置。 - 前記決定手段は、
前記電力制御範囲と、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報と、を比較するために構成された手段と、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていることに応じて、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内で最も少ない要件を有するMCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記電力制御範囲を超えていないことに応じて、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えていないならば、前記ターゲットMCSとして前記候補MCSを決定し、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報が前記候補MCSの変調方式における前記動的レベルを超えているならば、前記ターゲットMCSとして前記CQI−MCS変換テーブル内の前記候補MCSよりも少ない要件を有するMCSを決定するために構成された手段と、
を有し、
前記ターゲットMCSは、前記候補MCSとは異なる変調方式である請求項5に記載の装置。 - 前記ターゲットMCSを利用することによって、前記UEをスケジューリングするために構成されたスケジューリング部と、
前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信する送信部と、
を、さらに有する請求項1に記載の装置。 - ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報に基づいて、前記UEが前記BSから送信されたパケットを復号するために、前記UEに対して、ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する前記情報を送信するために構成された送信部を、さらに有する請求項1に記載の装置。
- 前記ターゲットMCSに基づいて、ターゲットCQIを取得するために構成された取得部と、
前記BSが、前記ターゲットCQIに基づいて前記ターゲットMCSを取得し、前記ターゲットMCSを利用することによって前記UEをスケジューリングし、前記スケジューリング結果に基づいて前記UEに対してパケットを送信するために、前記BSに対して前記ターゲットCQIをレポートするために構成されたレポート部と、
を、さらに有する請求項1に記載の装置。 - 基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)にサービスを提供し、セル間干渉を調整するために非正規サブフレームを使用し、前記非正規サブフレームの送信電力は、正規サブフレームの送信電力よりも低い、前記UEをスケジューリングするための方法であって、
ダウンリンクパケット及び基準信号の送信電力に関する情報に基づいて、前記非正規サブフレームにおけるチャネル品質情報を調整することと、
前記BSが前記非正規サブフレームにおけるターゲット変調符号化方式(MCS)に基づいて前記UEをスケジューリングするために、調整された前記チャネル品質情報に係る前記ターゲットMCSを決定することと、
を含む、前記UEをスケジューリングするための方法。
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