JP5783271B2 - 無線通信システム、基地局、通信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信システム、基地局、通信方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)やLTE-Advancedの無線通信システムでは、図1に示すように、ある周波数帯域のMacro eNB(マクロ基地局)10が形成するMacro Cell(マクロセル)内に、同じ周波数帯域のPico eNB(ピコ基地局)20が形成するPico Cell(ピコセル)が置かれることがある。
また、最近は、LTE-Advanced(3GPP LTE Rel-10)において、同一周波数帯域における、Macro Cellと、そのMacro Cell内に置かれたPico Cellと、のCell間の干渉を低減するために、ABS(Almost Blank Subframe)が導入されている(非特許文献1)。
ABSは、ほぼブランクのSubframe(サブフレーム)であり、Macro eNB10は、いくつかのNormal Subframe(通常のサブフレーム)をABSに置き換えて送信する。なお、ABSでは、少なくともPDSCH(Pysical Downlink Shared Channel)は送信されない。
ところで、図1において、Pico Cellに在圏するUE(User Equipment:移動局)30-1は、Pico Cellにおける下り伝搬路品質情報であるCQI(Channel Quality Indicator)を算出し、算出したCQI値をPico eNB20に報告する。また、Macro Cellに在圏するUE30-1,30-2は、Macro CellにおけるCQIを算出し、算出したCQI値をMacro eNB10に報告する。
Macro eNB10およびPico eNB20は、UEから報告されたCQI値を基に、そのUEに対してPDSCHなどの下り信号の無線リソースの割当を行う。
UE30-1がRel-10のABSに対応してCQI測定を行うSubframeを2種類指定可能である場合(以下、Rel-10のUEと称する)、Pico eNB20からRel-10のUE30-1に対してCQI測定を行うSubframeを2種類指定する。それにより、Rel-10のUE30-1は、Pico eNB20がPico Cellに送信したSubframeのCQIとして、Macro Cellからの干渉の小さなSubframeと干渉の大きなSubframeと、の2種類のCQIの算出を行う。
具体的には、図2の例では、Macro eNB10がMacro Cellに送信した#1,#3,#5,#9のSubframeは、ABSであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は小さく、#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeは、Normal Subframeであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は大きい。ここで、Rel-10のUE30-1は、Pico eNB20がPico Cellに送信した#1,#3,#5,#9のSubframeと、#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeと、の2種類のCQIを算出する。なお、Pico eNB20からRel-10のUE30-1に対してCQI測定を行うSubframeの指定は、#1,#3,#5,#9のSubframeの一部、および#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeの一部であることも許容される。Rel-10のUE30-1は、指定された2種類のSubframeから2種類のCQIを算出する。
この場合、Pico eNB20は、Rel-10のUE30-1から報告された2種類のCQI値のうち、Macro Cellからの干渉の小さな#1,#3,#5,#9のSubframe、あるいはその一部のSubframeを用いて算出されたCQI値のみを用いて、Macro CellのABS、すなわち#1,#3,#5,#9のSubframe の下り信号の無線リソースをRel-10のUE30-1に割り当てることができる。
こうすることで、Pico eNB20は、Rel-10のUE30-1に対して、Macro Cellからの干渉の小さなSubframeに、そのSubframeのCQI値に基づく最適な下り信号の無線リソースを割り当てることができる。
その一方、Pico Cellに在圏するUE30-1がRel-10のABSに対応しておらず、CQI測定を行うSubframeを1種類しか指定できない場合(以下、Rel-8/9のUEと称する)、Pico eNB20は、Rel-8/9のUE30-1に対してCQI測定を行うSubframeを1種類しか指定することができない。その結果、Rel-8/9のUE30-1は、Pico eNB20がPico Cellに送信したSubframeのCQIとして、1種類のCQIの算出を行う。
具体的には、図3の例では、Macro eNB10がMacro Cellに送信した#1,#3,#5,#9のSubframeは、ABSであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は小さく、#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeは、Normal Subframeであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は大きい。それにもかかわらず、Rel-8/9のUE30-1は、2種類のSubframeで異なる Macro Cellからの干渉を考慮せず、#0〜#9全てのSubframeに対して1種類のCQIの算出を行う。
この場合、Pico eNB20は、Rel-8/9のUE30-1に下り信号の無線リソースを割り当てる際に、Macro Cellからの干渉を考慮できず、Rel-8/9のUE30-1から報告された1種類のCQI値を用いて全Subframeに対して下り信号の無線リソースの割り当てを行うことになる。
ここで、一般的にRel-8/9のUE30-1から報告される1種類のCQI値は、Macro CellからPico Cellへの干渉の大きなSubframeと、Macro CellからPico Cellへの干渉の小さなSubframeと、の両方から算出される。そのため、同じ位置にいるRel-10のUE がMacro CellからPico Cellへの干渉の小さなSubframeのみから算出し、報告するCQI値よりも小さくなる。
その結果、Pico eNB20は、Macro CellからPico Cellへの干渉の小さなSubframeにおけるRel-8/9のUE30-1のCQIを、同じ位置にいるRel-10のUEのCQIよりも劣化していると判断し、そのCQIに応じて、次数の低いModulation Scheme(例えば、16QAMではなくQPSKを割り当てる)や次数の低いCoding RateをRel-8/9のUE30-1に割り当ててしまう。そのため、Rel-8/9のUE30-1は、Pico Cellの下り信号の無線リソースを、同じ位置にいるRel-10のUEよりも多く消費し、無線通信システムの容量の減少を引き起こす。
ここで、図1〜図3に示した例では、Macro eNB10のみがABSを送信することを想定していたが、Macro eNB10だけでなく、Pico eNB20もABSを送信することも考えられる。
そこで、図4に示した無線通信システムにおいて、Macro eNB10だけでなく、Pico eNB20もABSを送信する場合を考える。
ここで、図4において、Pico Cellに在圏するUE30-3は、Pico CellにおけるCQIを算出し、算出したCQI値をPico eNB20に報告する。また、Macro Cellに在圏するUE30-4は、Macro CellにおけるCQIを算出し、算出したCQI値をMacro eNB10に報告する。
Pico Cellに在圏するUE30-3がRel-10のUEである場合、Pico eNB20からRel-10のUE30-3に対してCQI測定を行うSubframeを2種類指定する。それにより、Rel-10のUE30-3は、Pico eNB20がPico Cellに送信したSubframeのCQIとして、Macro Cellからの干渉の小さなSubframeと干渉の大きなSubframeと、の2種類のCQIの算出を行う。
具体的には、図5の例では、Macro eNB10がMacro Cellに送信した#1,#3,#5,#9のSubframeは、ABSであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は小さく、#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeは、Normal Subframeであり、Macro CellからPico Cellへの干渉は大きい。ここで、Rel-10のUE30-3は、Pico eNB20がPico Cellに送信した#1,#3,#5,#9のSubframeと、#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeと、の2種類のCQIを算出する。なお、Pico eNB20からRel-10のUE30-3に対してCQI測定を行うSubframeの指定は、#1,#3,#5,#9のSubframeの一部、および#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeの一部であることも許容される。Rel-10のUE30-3は、指定された2種類のSubframeから2種類のCQIを算出する。
この場合、Pico eNB20は、Rel-10のUE30-3から報告された2種類のCQI値のうち、Macro Cellからの干渉の小さな#1,#3,#5,#9のSubframe、あるいはその一部のSubframeを用いて算出されたCQI値のみを用いて、Macro CellのABS、すなわち#1,#3,#5,#9のSubframe の下り信号の無線リソースをRel-10のUE30-3に割り当てることができる。
こうすることで、Pico eNB20は、Rel-10のUE30-3に対して、Macro Cellからの干渉の小さなSubframeに、そのSubframeのCQI値に基づく最適な下り信号の無線リソースを割り当てることができる。
また、Macro Cellに在圏するUE30-4がRel-10のUEである場合、Macro eNB10からRel-10のUE30-4に対してCQI測定を行うSubframeを2種類指定することで、Rel-10のUE30-4は、Macro eNB10がMacro Cellに送信したSubframeのCQIとして、Pico Cellからの干渉の小さなSubframeと干渉の大きなSubframeと、の2種類のCQIの算出を行う。Pico CellからMacro Cellへの干渉が大きい場合とは、例えば、Macro Cellに在圏するUE30-4がPico Cellの近傍にいた場合や、Pico eNB20の送信電力が大きい場合などが考えられる。
具体的には、図6の例では、Pico eNB20がPico Cellに送信した#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeは、ABSであり、Pico CellからMacro Cellへの干渉は小さく、#1,#3,#5,#9のSubframeは、Normal Subframeであり、Pico CellからMacro Cellへの干渉は大きい。ここで、Rel-10のUE30-4は、Macro eNB10がMacro Cellに送信した#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeと、#1,#3,#5,#9のSubframeと、の2種類のCQIを算出する。なお、Macro eNB10からRel-10のUE30-4に対してCQI測定を行うSubframeの指定は、#1,#3,#5,#9のSubframeの一部、および#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeの一部であることも許容される。Rel-10のUE30-4は、指定された2種類のSubframeから2種類のCQIを算出する。
この場合、Macro eNB10は、Rel-10のUE30-4から報告された2種類のCQI値のうち、Pico Cellからの干渉の小さな#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframe、あるいはその一部のSubframeを用いて算出されたCQI値のみを用いて、Pico CellのABS、すなわち#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframe の下り信号の無線リソースをRel-10のUE30-4に割り当てることができる。
こうすることで、Macro eNB10は、Rel-10のUE30-4に対して、Pico Cellからの干渉の小さなSubframeに、そのSubframeのCQI値に基づく最適な下り信号の無線リソースを割り当てることができる。
その一方、Macro Cellに在圏するUE30-4がRel-8/9のUEである場合、Macro eNB10は、Rel-8/9のUE30-4に対してCQI測定を行うSubframeを1種類しか指定することができない。その結果、Rel-8/9のUE30-4は、Macro eNB10がMacro Cellに送信したSubframeのCQIとして、1種類のCQIの算出を行う。
具体的には、図7の例では、Pico eNB20がPico Cellに送信した#0,#2,#4,#6,#7,#8のSubframeは、ABSであり、Pico CellからMacro Cellへの干渉は小さく、#1,#3,#5,#9のSubframeは、Normal Subframeであり、Pico CellからMacro Cellへの干渉は大きい。それにもかかわらず、Rel-8/9のUE30-4は、2種類のSubframeで異なる Macro Cellからの干渉を考慮せず、#0〜#9全てのSubframeに対して1種類のCQIの算出を行う。
この場合、Macro eNB10は、Rel-8/9のUE30-4に下り信号の無線リソースを割り当てる際に、Pico Cellからの干渉を考慮できず、Rel-8/9のUE30-4から報告された1種類のCQI値を用いて全Subframeに対して下り信号の無線リソースの割り当てを行うことになる。
ここで、一般的にRel-8/9のUE30-4から報告される1種類のCQI値は、Pico CellからMacro Cellへの干渉の大きなSubframeと、Pico CellからMacro Cellへの干渉の小さなSubframeと、の両方から算出されるため、同じ位置にいるRel-10のUE がPico CellからMacro Cellへの干渉の小さなSubframeのみから算出し、報告するCQI値よりも小さくなる。
その結果、Macro eNB10は、Pico CellからMacro Cellへの干渉の小さなSubframeにおけるRel-8/9のUE30-4のCQIを、同じ位置にいるRel-10のUEのCQIよりも劣化していると判断し、そのCQIに応じて、次数の低いModulation Schemeや次数の低いCoding RateをRel-8/9のUE30-4に割り当ててしまう。そのため、Rel-8/9のUE30-4は、Macro Cellの下り信号の無線リソースを、同じ位置にいるRel-10のUEよりも多く消費し、無線通信システムの容量の減少を引き起こす。
3GPP TS 36.300, V10.6.0 (2011-12)
関連する無線通信システムにおいては、下位互換性が保証されていることから、上述したように、CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10以降のUEと、CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないRel-8/9のUEと、が混在するため、Rel-8/9のUEがPico CellやMacro Cellの下り信号の無線リソースをRel-10以降のUEより多く消費し、無線通信システムの容量が減少してしまうという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決することができる無線通信システム、基地局、通信方法を提供することにある。
本発明の無線通信システムは、
移動局と、前記移動局とサブフレーム単位で通信する複数の基地局と、を有してなる無線通信システムであって、
前記複数の基地局の各々が、特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、
前記移動局は、
CQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であり、
前記基地局が送信した前記特定のサブフレームを認識せずに、該基地局が形成するセルにおける1種類のCQIを算出し、算出したCQI値を該基地局に送信し、
前記複数の基地局の各々は、
前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する。
移動局と、前記移動局とサブフレーム単位で通信する複数の基地局と、を有してなる無線通信システムであって、
前記複数の基地局の各々が、特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、
前記移動局は、
CQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であり、
前記基地局が送信した前記特定のサブフレームを認識せずに、該基地局が形成するセルにおける1種類のCQIを算出し、算出したCQI値を該基地局に送信し、
前記複数の基地局の各々は、
前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する。
本発明の基地局は、
移動局とサブフレーム単位で通信する基地局であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する制御部を有する。
移動局とサブフレーム単位で通信する基地局であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する制御部を有する。
本発明の通信方法は、
移動局とサブフレーム単位で通信する基地局による通信方法であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する。
移動局とサブフレーム単位で通信する基地局による通信方法であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する。
本発明によれば、特定の移動局が下り信号の無線リソースをより多く消費し、無線通信システムの容量が減少してしまうことを回避することができるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の無線通信システムは、全体構成自体は図1または図4に示したものと同様であるが、Pico eNB20およびMacro eNB10に新規の機能を追加している。
そこで、以下では、Pico eNB20およびMacro eNB10の構成および動作について説明する。また、以下では、図1に示すようにPico eNB20が配置されていることを前提とする。
図8に示すように、Pico eNB20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を有している。
通信部21は、Pico eNB20が形成するPico Cellに在圏するUE30-1とSubframe単位で無線通信を行う。
また、Pico Cellに在圏するUE30-1は、通信部21が送信したSubframeを用いてCQIを算出して報告してくるため、通信部21は、そのCQI値を受信する。CQIは、UEにとって既知のダウンリンクのリファレンス信号であるCRS(Cell-specific Reference Signal)、あるいはCSI-RS(Channel State Information Reference Signal)などから算出された下り伝搬路品質情報である。CQI算出方法に制限はない。例えば、SINR(Signal-to-Interference and Noise power Ratio:信号対雑音干渉電力比)に基づいてCQIを算出する方法が挙げられる。
制御部23は、UE30-1からCQI値を受信した場合、UE30-1がABSに非対応のRel-8/9のUE(CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないUE)あれば、そのCQI値を補正する。なお、UE30-1がRel-8/9またはRel-10のどちらのUEであるかは、UE30-1から周知の方法でPico eNB20に通知することができる。
制御部23は、CQI値の補正に用いる補正パラメータを決定・変更する。この補正パラメータは、例えば、後述するαであり、ABS率である。
記憶部22は、制御部23が決定・変更した補正パラメータ等を記憶する。この補正パラメータは、例えば、後述するαであり、ABS率である。
図9に示すように、Macro eNB10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を有している。
通信部11は、Macro eNB10が形成するMacro Cellに在圏するUE30-2とSubframe単位で無線通信を行う。
また、UE30-2は、通信部11が送信したSubframeを用いてCQIを算出して報告してくるため、通信部11は、そのCQI値を受信する。
制御部13は、UE30-2からCQI値を受信した場合、UE30-2がABSに非対応のRel-8/9のUE(CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないUE)あれば、そのCQI値を補正する。なお、UE30-1,30-2がRel-8/9またはRel-10のどちらのUEであるかは、UE30-2から周知の方法でMacro eNB10に通知することができる。
制御部13は、CQI値の補正に用いる補正パラメータを決定・変更する。この補正パラメータは、例えば、後述するαであり、ABS率である。
記憶部12は、制御部13が決定・変更した補正パラメータ等を記憶する。この補正パラメータは、例えば、後述するαであり、ABS率である。
図10では、ABSに非対応のRel-8/9のUE30-1,30-2の構成について説明する。
図10に示すように、UE30-1,30-2は、受信部40と、制御部41と、送信部42と、を有している。
受信部40は、ダウンリンクのリファレンス信号(RS: Reference Signal)を受信する。
制御部41は、受信したリファレンス信号に基づき、CQIを算出する。
送信部42は、CQIをMacro eNB10またはPico eNB20に、アップリンク制御チャネル(PUCCH)またはアップリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて報告する(CQI report)。
また、受信部40は、送信部42が報告するCQIの値に基づいて、Macro eNB10またはPico eNB20によって補正されたCQIの値を用いて割当てられたダウンリンクのリソースに関するリソース割当情報を受信する。また、受信部40は、割当てられたダウンリンクのリソースを用いて、ダウンリンクのデータをMacro eNB10またはPico eNB20から受信する。
さらに送信部42は、データ受信の成功/不成功(再送要求)をMacro eNB10またはPico eNB20に、アップリンク制御チャネル(PUCCH)またはアップリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて報告する(ACK(Acknowledgment)/NACK(Negative Acknowledgment))。
以下、CQI値をSINR値から算出する場合の具体的な補正方法について説明する。ここでは、Pico eNB20が、Pico cellに在圏するUE30-1から報告されたSINR値を補正する場合の補正方法を例に挙げて説明する。
(A)UEにおけるSINRの算出方法
(A-1)CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10のUEの場合
Pico cellに在圏するUE30-1がRel-10のUEである場合、Rel-10のUE30-1は、Pico eNB20がPico Cellに送信したSubframeを、Macro Cellからの干渉の大きなSubframe(Macro CellのNormal Subframe部分に対応するSubframe。以下、SubframeNormalと称す)と、干渉の小さなSubframe(Macro CellのABS部分に対応するSubframe。以下、SubframeABSと称す)と、の2種類のSINRを算出する。
(A-1)CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10のUEの場合
Pico cellに在圏するUE30-1がRel-10のUEである場合、Rel-10のUE30-1は、Pico eNB20がPico Cellに送信したSubframeを、Macro Cellからの干渉の大きなSubframe(Macro CellのNormal Subframe部分に対応するSubframe。以下、SubframeNormalと称す)と、干渉の小さなSubframe(Macro CellのABS部分に対応するSubframe。以下、SubframeABSと称す)と、の2種類のSINRを算出する。
具体的には、Rel-10のUE30-1は、SubframeNormalのSINRNormalを、次のように算出する。
ここで、iはSubframe番号、RSSINormal(i)はSubframeNormal iにおけるRSSI (Received signal strength indicator: 希望波受信電力)、ISSINormal(i)はSubframeNormal iに至るまでのSubframeNormalの平均ISSI(Interference signal strength indicator:干渉波受信電力)を表す。平均ISSIの算出方法は、特に限定はなく、例えば、忘却係数による移動平均を行う方法が挙げられる。
また、Rel-10のUE30-1は、SubframeABSのSINRABSを、次のように算出する。
ここで、iはSubframe番号、RSSIABS(i)はSubframeABS iにおけるRSSI、ISSIABS(i)はSubframeABS iに至るまでのSubframeABSの平均ISSIを表す。
Rel-10のUE30-1は、上記で算出したSINRNormal(i)、SINRABS(i)の2つの値を、CQI値としてPico eNB20に報告する。Pico eNB20は、このうちSINRABS(i)の値を用いて、Rel-10のUE30-1に対して、Macro Cellからの干渉の小さなSubframe(SubframeABS)に、Modulation SchemeやCoding Rateを含む最適な下り信号の無線リソースを割り当てる。
なお、Pico eNB20のSubframeの送信電力は、SubframeNormal、SubframeABSを問わずほぼ一定であるため、一般的には以下の関係式が成り立つ。
(A-2)CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないRel-8/9のUEの場合
Pico cellに在圏するUE30-1がRel-8/9のUEである場合、Rel-8/9のUE30-1は、次のように、1種類のSINRを算出する。
Pico cellに在圏するUE30-1がRel-8/9のUEである場合、Rel-8/9のUE30-1は、次のように、1種類のSINRを算出する。
ここで、iはSubframe番号、RSSI(i)はSubframe iにおけるRSSI、ISSI(i)はSubframe iに至るまでのSubframeの平均ISSIを表す。
Rel-8/9のUE30-1は、上記で算出したSINR(i)の1つの値を、CQI値としてPico eNB20に報告する。
(B)Pico eNBにおけるRel-8/9のUE に対するSINR値の補正方法
(B-1)SINR値の補正方法
上述のように、Rel-8/9のUE30-1は、SINR(i)の1つの値を送信する。
(B-1)SINR値の補正方法
上述のように、Rel-8/9のUE30-1は、SINR(i)の1つの値を送信する。
ここで、Rel-8/9のUE30-1に対しても、SubframeNormalとSubframeABSに対して、それぞれ、RSSINormal(i)、ISSINormal(i)、SINRNormal(i)、RSSIABS(i)、ISSIABS(i)、SINRABS(i)を想定したとする。この場合、一般的には以下の関係式が成り立つ。
ここで、rは、Macro eNB10がMacro cellに送信した総Subframeに占めるABSの比率であるABS率(0≦r<1)を表す。ABS率は、周知の方法でPico eNB20、およびMacro eNB10に通知することができる。
さらにISSINormal(i)とISSIABS(i)との関係式として以下を導入する。
ここで、αはSubframeNormalのISSIに対するSubframeABSのISSIの比率を示す値(0<α<1)である。例えば、Pico eNB20の位置がMacro eNB10に近い場合、SubframeNormalのISSIに対するSubframeABSのISSIの比率は小さくなるため、αは小さくなる。一方、Pico eNB20の位置がMacro eNB10から遠い場合、SubframeNormalのISSIに対するSubframeABSのISSIは1に近づくため、αは大きくなる。αの決定方法の例については後述する(B-2)。
数式7より、以下の関係式が成り立つ。
そのため、以下の関係式が成り立つ。
すなわち、以下の関係式が成り立つ。
同様に、以下の関係式が成り立つ。
ここで、Pico eNB20においては、Macro cellにおけるABS率rを記憶部22に記憶し管理している。
そのため、Pico eNB20は、あとは、α、すなわちSubframeNormalのISSIに対するSubframeABSのISSIの比さえ分かれば、UE30-1から報告されたCQI値をSINR値に変換した上で、上記補正を行い、2つのCQI値にすることで、Rel-10のUEと同様に、Rel-8/9のUE30-1に対しても、Macro Cellからの干渉の小さなSubframe(SubframeABS)に、Modulation SchemeやCoding Rateを含む最適な下り信号の無線リソースの割り当てを行うことが可能になる。
(B-2-1)αの決定方法の例1
まず、Pico eNB20の制御部23は、Macro eNB10のNormal SubframeとABSの送信電力、または、Macro eNB10からのNormal SubframeとABSの受信電力の情報を取得する。
まず、Pico eNB20の制御部23は、Macro eNB10のNormal SubframeとABSの送信電力、または、Macro eNB10からのNormal SubframeとABSの受信電力の情報を取得する。
例えば、制御部23は、X2インターフェースを用いて、Macro eNB10からNormal SubframeとABSの送信電力の情報を通知してもらう。
または、制御部23は、Macro eNB10からのNormal SubframeとABSの受信電力を自らで測定する。例えば、制御部23は、Pico cell内のUEに上り送信を割り当てない時間領域(無線フレーム)を用意し、その時間領域でMacro eNB10からのNormal SubframeとABSの受信電力を測定する。
さらに、制御部23は、Pico Cellに在圏する任意のUEに対して、Macro CellからのNormal SubframeとABSの受信電力、あるいは受信電力の含まれる測定値を測定させ、Pico eNB20に報告させることで、Macro eNB10からの受信電力の情報を取得することもできる。例えば、Pico eNB20に在圏するRel-10のUEが測定するNormal SubframeとABSのCQIの中には、Macro eNB10からの受信電力の情報が含まれている。そのため、Pico eNB20に在圏するRel-10のUEにNormal SubframeとABSのCQI値を報告させることで、Macro CellからのNormal SubframeとABSの受信電力を推定することができる。
次に、制御部23は、Macro eNB10のNormal SubframeとABSの送信電力、または、Macro eNB10からのNormal SubframeとABSの受信電力の情報を基にαを求め、記憶部22に記憶させる。具体的には、制御部23は、上記のMacro eNB10のNormal SubframeとABSの電力の情報を基に、Normal Subframeの電力に対するABSの電力の比をαとして、記憶部22に記憶させる。
なお、αは定期的、あるいは不定期に更新し、その都度記憶部22に記憶させておく。更新周期に制限はない。
(B-2-2)αの決定方法の例2
制御部23は、定数としてのαを予め算出、あるいは設定し、記憶部22に記憶させておく。具体的には、例えば、一般的な下り信号の1Subframe内の全無線リソースとPDSCHの無線リソースとの比をβとすると、
α = 1-β
と近似することができる。
制御部23は、定数としてのαを予め算出、あるいは設定し、記憶部22に記憶させておく。具体的には、例えば、一般的な下り信号の1Subframe内の全無線リソースとPDSCHの無線リソースとの比をβとすると、
α = 1-β
と近似することができる。
(B-3)αの適用
制御部23は、(B-2-1)、または(B-2-2)で決定したαをCQI値の補正に用いる。具体的には(B-1)の数式10、数式11に適用する。
制御部23は、(B-2-1)、または(B-2-2)で決定したαをCQI値の補正に用いる。具体的には(B-1)の数式10、数式11に適用する。
なお、αを適用する際に、αに固定、あるいは可変の係数を乗じてから適用することも可能である。あるいは、αに対して丸め処理を行ってから適用することも可能である。例としては、αの最小値を0.1として丸め処理を行う方法が挙げられる。
以上、Pico eNB20におけるSINR値の補正方法について述べたが、Macro eNB10においても同様の補正方法が利用できる。
なお、一般的に知られている、UEから報告されたCQI値を下り信号の受信成功/不成功に応じてOuter Loop的に補正する場合には、Normal SubframeのCQI値に対しては、(B-1)の数式10を適用した上でNormal Subframeの下り信号の受信成功/不成功に応じて、Normal SubframeのCQI値をOuter Loop的に補正する。
一方、ABSのCQI値に対しては、(B-1)の数式11を適用した上でABSの下り信号の受信成功/不成功に応じて、ABSのCQI値をOuter Loop的に補正する。
以下、上述したCQI値の補正方法を用いた、ダウンリンクのスケジューリングの動作について、図11を参照して説明する。
ABSに非対応のRel-8/9のUE30-1,30-2は、ダウンリンクのリファレンス信号(RS: Reference Signal)を受信する(ステップS1)。
UE30-1,30-2は、受信したリファレンス信号に基づき、CQIを算出する(ステップS2)。
UE30-1,30-2は、Macro eNB10またはPico eNB20に、アップリンク制御チャネル(PUCCH)またはアップリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、算出したCQIの値を報告する(CQI report)(ステップS3)。
Macro eNB10またはPico eNB20は、UE30-1,30-2からCQI値を受信した場合、UE30-1,30-2がABSに非対応のRel-8/9のUE(CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないUE)であれば、そのCQI値を2種類に補正する(ステップS4)。なお、上述した実施形態に記載された補正方法を実施する。
また、Macro eNB10またはPico eNB20は、受信したCQIに基づいて、リソースブロック(RB:Resource Block)単位でUEにダウンリンクのリソースを割当てる。リソースを割当てるための制御情報は、ダウンリンクのL1/l2制御情報としてダウンリンク共用チャネル(PDSCH)にて送信される(ステップS5)。
Macro eNB10またはPico eNB20は、割り当てられたダウンリンクのリソースを用いて、ダウンリンクのデータをUE30-1,30-2に送信する(ステップS6)。
UE30-1,30-2は、Macro eNB10またはPico eNB20に、アップリンク制御チャネル(PUCCH)またはアップリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて、データ受信の成功/不成功(再送要求)を報告する(ACK/NACK)(ステップS7)。
上述したように本実施形態においては、Pico eNB20は、CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないRel-8/9のUEからCQI値を受信した場合、そのCQI値に対して補正を行い、2つのCQI値にする。それにより、CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10のUEと同様に、Macro Cellからの干渉の小さなSubframeに、Modulation SchemeやCoding Rateを含む最適な下り信号の無線リソースの割り当てを行うことが可能になる。
同様にMacroo eNB10は、CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないRel-8/9のUEからCQI値を受信した場合、そのCQI値に対して補正を行い、2つのCQI値にする。それにより、CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10のUEと同様に、Pico Cellからの干渉の小さなSubframeに、Modulation SchemeやCoding Rateを含む最適な下り信号の無線リソースの割り当てを行うことが可能になる。
そのため、CQI測定を行うSubframeを2種類指定可能なRel-10以降のUEと、CQI測定を行うSubframeを2種類指定できないRel-8/9のUEと、が混在していても、Rel-8/9のUEがPico CellやMacro Cellの下り信号の無線リソースをRel-10以降のUEより多く消費し、無線通信システムの容量が減少してしまうことを回避することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本出願は、2012年2月10日に出願された日本出願特願2012−27157を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
Claims (9)
- 移動局と、前記移動局とサブフレーム単位で通信する複数の基地局と、を有してなる無線通信システムであって、
前記複数の基地局の各々が、特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、
前記移動局は、
CQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であり、
前記基地局が送信した前記特定のサブフレームを認識せずに、該基地局が形成するセルにおける1種類のCQIを算出し、算出したCQI値を該基地局に送信し、
前記複数の基地局の各々は、
前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する、無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
前記CQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局からCQI値を受信した場合、
自局に隣接する隣接基地局から送信される通常のサブフレームの干渉と、隣接基地局から送信される特定のサブフレームの干渉と、の比、および通常のサブフレームと特定のサブフレームのサブフレーム数の比に基づいて、前記CQI値の補正に用いるパラメータを決定する、請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
自局に隣接する隣接基地局から送信される通常のサブフレームの干渉と、隣接基地局から送信される特定のサブフレームの干渉と、の比を算出する際に、
隣接基地局から、隣接基地局の通常のサブフレームの送信電力情報、および隣接基地局の特定のサブフレームの送信電力情報を、基地局間通信インターフェースを用いて通知してもらう、請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
自局に隣接する隣接基地局から送信される通常のサブフレームの干渉と、隣接基地局から送信される特定のサブフレームの干渉と、の比を算出する際に、
自局にて隣接基地局の通常のサブフレームの送信電力、および隣接基地局の特定のサブフレームの送信電力を測定する、請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
自局に隣接する隣接基地局から送信される通常のサブフレームの干渉と、隣接基地局から送信される特定のサブフレームの干渉と、の比を算出する際に、
自局と通信している1つ、あるいは複数の移動局に対して、隣接基地局の通常のサブフレームの送信電力、および隣接基地局の特定のサブフレームの送信電力、あるいは送信電力の含まれる測定値を測定させ、自局に報告させる、請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
自局に隣接する隣接基地局から送信される通常のサブフレームの干渉と、隣接基地局から送信される特定のサブフレームの干渉と、の比を、定数として予め算出、あるいは設定しておく、請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記複数の基地局の各々は、
前記移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する際に、
前記CQI値を当該移動局に対する下り信号の受信成功・不成功に応じてさらに補正する場合、
通常のサブフレームに対しては、通常のサブフレームのCQI相当に補正されたCQI値を当該移動局に対する通常のサブフレームの下り信号の受信成功・不成功に応じてさらに補正し、
特定のサブフレームに対しては、特定のサブフレームのCQI相当に補正されたCQI値を当該移動局に対する特定のサブフレームの下り信号の受信成功・不成功に応じてさらに補正する、請求項1に記載の無線通信システム。 - 移動局とサブフレーム単位で通信する基地局であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する制御部を有する、基地局。 - 移動局とサブフレーム単位で通信する基地局による通信方法であって、
特定のサブフレームにおいて下り送信信号を制限することで下り送信電力を低減する場合、前記移動局からCQI値を受信した場合、該移動局がCQI測定を行うサブフレームを2種類指定できない移動局であれば、該CQI値を2種類に補正する、通信方法。
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