JP2015088209A - 半導体記憶装置及びそれに用いられる回路装置 - Google Patents

半導体記憶装置及びそれに用いられる回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するワード線ドライバーに電源電位を供給する回路装置において、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止する。【解決手段】この回路装置は、第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続されたトランジスターと、第2のノードに電気的に接続され、第1のノードから第2のノードに供給された第1の電源電位を下降させて、ワード線ドライバーのNチャネルトランジスターのソースに供給される第2の電源電位を生成するブートストラップ回路とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、不揮発メモリーやRAM(Random Access Memory)等の半導体記憶装置に関する。さらに、本発明は、そのような半導体記憶装置において、複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するワード線ドライバーに電源電位を供給するために用いられる回路装置等に関する。
例えば、不揮発メモリーにおいては、アドレス信号に従って選択されるメモリーセルに保持されているデータを読み出すときに、メモリーセルに流れる読み出し電流に基づいて、読み出しデータが「1」であるか「0」であるかを判定することが行われている。その際に、非選択メモリーセルが過剰消去状態である場合には、非選択メモリーセルを介してリーク電流が流れて、誤判定を起こしてしまう。
そのような誤判定を起こさないために、同一ビット線に接続されるメモリーセルの数を制限して、リーク電流の経路となり得る非選択メモリーセルの数を低減する対策が提案されている。また、消去状態を確認(ベリファイ)したり、書き換え回数を制限したりして、メモリーセルが過剰消去状態にならないようにする対策も提案されている。しかしながら、これらの対策は、半導体記憶装置の仕様を制約したり、あるいは、複雑な回路を必要とするものである。
関連する技術として、特許文献1には、ワード線冗長を有効に導入すると共に、安定した書き込み及び各ベリファイを可能として、高歩留りで高性能なデバイスの実現を目的とする半導体記憶装置が開示されている。この半導体記憶装置は、読み出し時の選択ワード線に対して通常の選択電圧を印加し、該選択ワード線に接続されたメモリーセル・トランジスターを選択する第1の電源回路と、読み出し時の非選択ワード線に対して、一括消去により過剰消去状態になったメモリーセル・トランジスターを含めて非選択にする第2の電源回路とを具備する。
特開2003−51198号公報(段落0022−0023、0107−0108、図5、図42)
特許文献1によれば、読み出し時の非選択ワード線に接続されているメモリーセル・トランジスターのコントロールゲートに負電圧を印加することにより、過剰消去によってデプリション型となっているメモリーセル・トランジスターにリーク電流が流れないようにすることができる。
特許文献1の図42には、正電源回路5021に加えて、負電源回路5025を備えたロウデコーダー502が示されている。負電源回路5025の具体的な構成としては、特許文献1の図5に示されている負電圧生成回路118が適用されるが、負電圧生成回路118は、消去電源を含む大規模な回路である。しかしながら、非選択ワード線に負電圧を印加するために大規模な回路を使用すれば、消費電流の増加や半導体記憶装置の大型化を招いてしまう。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の1つの目的は、複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するワード線ドライバーに電源電位を供給する回路装置において、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止することである。本発明のもう1つの目的は、そのような回路装置を含む半導体記憶装置等を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る回路装置は、複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するNチャネルトランジスターを含むワード線ドライバーに電源電位を供給する回路装置であって、第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続されたトランジスターと、第2のノードに電気的に接続され、第1のノードから第2のノードに供給された第1の電源電位を下降させて、ワード線ドライバーのNチャネルトランジスターのソースに供給される第2の電源電位を生成するブートストラップ回路とを含む。
本発明の1つの観点によれば、ブートストラップ回路によって生成される第2の電源電位が非選択ワード線に印加されるので、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止することができる。なお、第2の電源電位を生成する期間は、メモリーセルアレイに保持されているデータを読み出すための短い期間で良い。
ここで、回路装置が、メモリーセルアレイを構成する複数のブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する複数群のワード線ドライバーと第2のノードとの間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーのNチャネルトランジスターのソースに第2の電源電位を供給する複数の第2のトランジスターと、複数群のワード線ドライバーと第1のノードとの間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーのNチャネルトランジスターのソースに第1の電源電位を供給する複数の第3のトランジスターとをさらに含むようにしても良い。
ブートストラップ回路による変圧動作において、変圧電位を決定するのは、変圧用のキャパシターの容量と負荷容量との比であり、負荷容量が小さいほど、小さいキャパシター容量及び少ない電荷量で変圧動作を行うことができる。そこで、メモリーセルアレイを構成する複数行のメモリーセルを複数のブロックに分割し、ブロック毎に第2及び第3のトランジスターを設けることにより、電源電位の供給をブロック毎に制御して、ブートストラップ回路の負荷となる容量を低減し、ブートストラップ回路の変圧効率又は変圧速度を改善することができる。
その結果、消費電流を低減したりブートストラップ回路の変圧用キャパシターを小型化したりすることが可能となる。あるいは、ブートストラップ回路の負荷となる容量が半導体記憶装置の記憶容量の大きさに依存しなくなるので、消費電流の増加や変圧用キャパシターの大型化を招くことなく、大容量の半導体記憶装置を実現することが可能となる。
その場合に、回路装置が、一群のワード線ドライバーに電気的に接続された第2のトランジスターと第3のトランジスターとの内の一方をオンさせて他方をオフさせる制御回路をさらに含むようにしても良い。これにより、一群のワード線ドライバーに、第2の電源電位と第1の電源電位との内から選択された適切な電源電位を供給することができる。
例えば、制御回路が、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーについて、第2のトランジスターをオンさせて第3のトランジスターをオフさせると共に、他の群のワード線ドライバーについて、第3のトランジスターをオンさせて第2のトランジスターをオフさせるようにしても良い。
これにより、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーのみに第2の電源電位を供給し、他の群のワード線ドライバーに第1の電源電位を供給することができる。
その場合に、制御回路が、複数のブロックのメモリーセルと一群のビット線との間に電気的にそれぞれ接続された複数群のトランジスターの内で、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルと一群のビット線との間に電気的に接続された一群のトランジスターをオンさせて、他の群のトランジスターをオフさせるようにしても良い。これにより、選択されたメモリーセルを含む1つのブロック以外のブロックのメモリーセルのリーク電流の影響を排除することができる。
以上において、複数の第2のトランジスター及び複数の第3のトランジスターがNチャネルトランジスターであり、複数の第2のトランジスター及び複数の第3のトランジスターのバックゲートに、第2のノードから第2の電源電位が供給されるようにしても良い。ここで、P型半導体基板の場合には、第2及び第3のトランジスターのバックゲート(Pウエル)の電位を基板電位から分離するために、トリプルウエル構造が用いられる。これにより、第2のノードの電位が第1の電源電位より大きく低下しても、P型半導体基板から第2及び第3のトランジスターのソース又はドレイン(N型不純物拡散領域)に向けて電流が流れないようにすることができる。
あるいは、複数の第2のトランジスター及び複数の第3のトランジスターがNチャネルトランジスターであり、複数の第2のトランジスター及び複数の第3のトランジスターのバックゲートに、第1のノードから第1の電源電位が供給されるようにしても良い。第2及び第3のトランジスターは、バックゲート(Pウエル又はP型半導体基板)をアノードとし、ソース又はドレイン(N型不純物拡散領域)をカソードとする寄生ダイオードを有するので、第2のノードの電位が一定の範囲に制限されるが、トリプルウエル構造を用いる必要がなくなるので、ウエル構造を簡素化することができる。
本発明の1つの観点に係る半導体記憶装置は、複数のメモリーセルと、それらのメモリーセルに接続されたワード線を駆動するNチャネルトランジスターを含むワード線ドライバーと、ワード線ドライバーに電源電位を供給する上記いずれかの回路装置とを含む。これにより、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止する半導体記憶装置を実現することができる。
本発明の各実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図。 本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明は、フラッシュメモリー等の不揮発メモリーや、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のRAMを含む各種の半導体記憶装置に適用可能であるが、以下においては、一例として、本発明をフラッシュメモリーに適用した実施形態について説明する。
<半導体記憶装置の全体構成>
図1は、本発明の各実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示すブロック図である。この半導体記憶装置は、メモリーセルアレイ10と、メモリー制御回路20と、電源回路30と、ワード線駆動電圧生成回路40と、ワード線駆動回路50と、ソース線駆動回路60とを含んでいる。ここで、少なくともワード線駆動電圧生成回路40が、複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するワード線ドライバーに電源電位を供給する回路装置を構成している。さらに、この回路装置は、メモリー制御回路20を含んでも良い。
メモリーセルアレイ10は、行方向(図中横方向)及び列方向(図中縦方向)にマトリックス状に配置された複数のメモリーセルを含んでいる。各々のメモリーセルは、同一の構成を有し、データを記憶する不揮発性のメモリーセルである。また、メモリーセルアレイ10は、複数のワード線WL1、WL2、・・・、WLm、・・・と、複数のソース線SL1、SL2、・・・、SLm、・・・と、複数のビット線BL1、BL2、・・・、BLn、・・・とを含んでいる。各々のワード線及びソース線は、それぞれの行に配置された複数のメモリーセルに接続されている。また、各々のビット線は、それぞれの列に配置された複数のメモリーセルに接続されている。
メモリー制御回路20には、チップセレクト信号CS、動作クロック信号CK、及び、アドレス信号ADが入力される。メモリー制御回路20は、チップセレクト信号CSによって半導体記憶装置が選択されたときに、動作クロック信号CKに同期して、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルにアクセスするように半導体記憶装置の各部を制御する。
書き込みモードにおいて、メモリー制御回路20は、書き込みデータを入力し、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルにデータを書き込むように半導体記憶装置の各部を制御する。また、読み出しモードにおいて、メモリー制御回路20は、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルからデータを読み出すように半導体記憶装置の各部を制御し、読み出しデータを出力する。さらに、消去モードにおいて、メモリー制御回路20は、所望のメモリーセルに保持されているデータを消去するように半導体記憶装置の各部を制御する。
例えば、メモリー制御回路20は、読み出しモードにおいて、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルを選択するためのビット線に1V程度の電圧を印加し、ビット線に流れる読み出し電流に基づいてデータを読み出す。ここで、メモリー制御回路20は、リファレンスセルに流れる読み出し電流を基準として用いることにより、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルに流れる読み出し電流に基づいて、読み出しデータが「1」であるか「0」であるかを判定しても良い。
電源回路30には、ロジック回路用のロジック電源電位VDDと、書き込み及び消去用の高電源電位VPPと、第1の低電位側電源電位VSS(以下においては、接地電位0Vとする)とが、外部から供給される。ロジック電源電位VDDは、電子機器において半導体記憶装置と共に使用されるマイクロコンピューター等の半導体集積回路装置の電源電位と共用されても良い。一般的に、高電源電位VPPが5V〜10V程度であるのに対し、ロジック電源電位VDDは1.2V〜1.8V程度である。
電源回路30は、ロジック電源電位VDD、高電源電位VPP、及び、第1の低電位側電源電位VSSを、必要に応じて半導体記憶装置の各部に供給する。例えば、電源回路30は、読み出しモードにおいて、ロジック電源電位VDDを高電位側電源電位VWLとしてワード線駆動電圧生成回路40に供給する。また、電源回路30は、読み出しモードにおいて、第1の低電位側電源電位VSSをソース線電源電位VSLとしてソース線駆動回路60に供給する。
ワード線駆動電圧生成回路40は、読み出しモードにおいて、第1の低電位側電源電位VSSを下降させて第2の低電位側電源電位VDNを生成し、第2の低電位側電源電位VDNを高電位側電源電位VWLと共にワード線駆動回路50に供給する。
ワード線駆動回路50は、複数のワード線WL1、WL2、・・・、WLm、・・・にそれぞれ接続された複数のワード線ドライバーを含み、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルを選択するためのワード線を駆動する。
ソース線駆動回路60は、複数のソース線SL1、SL2、・・・、SLm、・・・にそれぞれ接続された複数のソース線ドライバーを含み、アドレス信号ADによって指定されるメモリーセルに接続されたソース線を駆動する。
<第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図である。図2には、図1に示すワード線駆動電圧生成回路40に加えて、ワード線駆動回路50の一部、ソース線駆動回路60の一部、及び、メモリーセルアレイ10の一部が示されている。
メモリーセルアレイは、例えば、2048行のメモリーセルによって構成される。1行のメモリーセル11は、例えば、1024個のメモリーセルMCによって構成され、128個の8ビットデータを保持することができる。各々のメモリーセルMCは、例えば、フローティングゲート及びコントロールゲートを有するNチャネルMOSトランジスターによって構成される。1行のメモリーセル11を構成する複数のトランジスターのコントロールゲートは、ワード線WLmに接続されており、ドレインは、ビット線BLn、BLn+1、・・・にそれぞれ接続されており、ソースは、ソース線SLmに接続されている。
また、この例においては、1行のメモリーセル11について、ワード線WLmの他に、メインワード線MWLmが設けられている。メインワード線MWLmには、メモリーセルアレイを構成する複数行のメモリーセルの内から1行のメモリーセル11を選択するためのローアクティブの行選択信号が、メモリー制御回路20(図1)から供給される。
ワード線駆動回路50(図1)は、1行のメモリーセル11に接続されたワード線WLmを駆動するワード線ドライバー51を含んでいる。ワード線ドライバー51は、ワード線WLmを駆動するPチャネルMOSトランジスターQP21及びNチャネルMOSトランジスターQN21と、NチャネルMOSトランジスターQN22とを含んでいる。
トランジスターQP21のゲート及びトランジスターQN21のゲートは、メインワード線MWLmに接続されており、トランジスターQP21のドレイン及びトランジスターQN21のドレインは、ワード線WLmに接続されている。トランジスターQP21のソース及びバックゲートには、ワード線駆動電圧生成回路40から高電位側電源電位VWLが供給され、トランジスターQN21のソース及びバックゲートには、ワード線駆動電圧生成回路40から第2の低電位側電源電位VDNが供給される。
トランジスターQN22のドレインは、ワード線WLmに接続されており、トランジスターQN22のソース及びバックゲートには、第1の低電位側電源電位VSSが供給される。トランジスターQN22は、消去モードにおいてオンすることにより、ワード線WLmに第1の低電位側電源電位VSSを印加し、書き込みモード及び読み出しモードにおいてはオフする。
ソース線駆動回路60(図1)は、1行のメモリーセル11に接続されたソース線SLmを駆動するソース線ドライバー61を含んでいる。ソース線ドライバー61は、トランスミッションゲートTGを含んでいる。
トランスミッションゲートTGは、PチャネルMOSトランジスターと、NチャネルMOSトランジスターとによって構成され、ソース線電源電位VSLとソース線SLmとの間の接続を開閉するスイッチ回路として機能する。トランスミッションゲートTGにおいて、PチャネルMOSトランジスターのゲートは、メインワード線MWLmに接続されており、NチャネルMOSトランジスターのゲートは、ワード線WLmに接続されている。また、読み出しモードにおいては、ソース線電源電位VSLとして第1の低電位側電源電位VSSが供給される。
読み出しモードにおいて、選択されていないメインワード線MWLmにハイレベルの行選択信号が供給されると、メインワード線MWLmに接続されたワード線ドライバー51において、トランジスターQP21がオフし、トランジスターQN21がオンする。これにより、ワード線ドライバー51は、ワード線WLmに第2の低電位側電源電位VDNを印加する。また、トランスミッションゲートTGは、オフ状態となる。
一方、選択されたメインワード線MWLmにローレベルの行選択信号が供給されると、メインワード線MWLmに接続されたワード線ドライバー51において、トランジスターQP21がオンし、トランジスターQN21がオフする。これにより、ワード線ドライバー51は、ワード線WLmに高電位側電源電位VWLを印加する。また、トランスミッションゲートTGがオン状態となって、ソース線電源電位VSLとして第1の低電位側電源電位VSSがソース線SLmに印加される。
ワード線WLmの電位がハイレベルになると、例えば、ビット線BLnが選択されたときに、ビット線BLnに接続されたメモリーセルMCが、ビット線BLnに読み出し電流を流す。メモリー制御回路20(図1)は、この読み出し電流に基づいて、メモリーセルMCに保持されているデータが「1」であるか「0」であるかを判定し、読み出しデータを出力する。
ワード線駆動電圧生成回路40は、インバーター41と、PチャネルMOSトランジスターQP1及びQP11〜QP12と、NチャネルMOSトランジスターQN1及びQN10〜QN12と、キャパシターC1とを含んでいる。
ワード線駆動電圧生成回路40には、消去モードにおいてローレベルに活性化される消去モード信号XEMと、読み出しモードにおいてハイレベルに活性化される読み出しモード信号RDMとが、メモリー制御回路20(図1)から供給される。
消去モード信号XEMは、インバーター41の入力端子に供給される。インバーター41の出力端子は、トランジスターQP1のゲート、及び、トランジスターQN10のゲートに電気的に接続されている。トランジスターQP1のソース及びバックゲートには、高電位側電源電位VWLが供給され、トランジスターQP1のドレインは、ノードN3に電気的に接続されている。また、トランジスターQN10のドレインは、ノードN3に電気的に接続されており、トランジスターQN10のソース及びバックゲートには、第1の低電位側電源電位VSSが供給される。
読み出しモード信号RDMは、トランジスターQP11及びQN11によって構成されるインバーター42の入力端子、及び、トランジスターQP12及びQN12によって構成されるインバーター43の入力端子に供給される。インバーター42の出力端子は、トランジスターQN1のゲートに電気的に接続されている。トランジスターQN1のソースは、第1の低電位側電源電位VSSが供給されるノードN1に電気的に接続されており、トランジスターQN1のドレイン及びバックゲートは、ノードN2に電気的に接続されている。インバーター43の出力端子は、キャパシターC1の一端に電気的に接続されている。キャパシターC1の他端は、ノードN2に電気的に接続されている。
キャパシターC1は、例えば、PチャネルMOSトランジスターによって構成され、ソース、ドレイン、及び、バックゲートが第1の電極に相当し、ゲートが第2の電極に相当する。ここで、トランジスターQP12及びQN12と、キャパシターC1とは、ノードN1からノードN2に供給された第1の低電位側電源電位VSSを下降させて、ワード線ドライバー51のトランジスターQN21のソースに供給される第2の低電位側電源電位VDNを生成するブートストラップ回路(変圧回路)を構成している。
消去モードにおいて、消去モード信号XEMがローレベルに活性化され、読み出しモード信号RDMがローレベルに非活性化される。消去モード信号XEMがローレベルに活性化されることにより、インバーター41の出力信号がハイレベルとなり、トランジスターQP1がオフし、トランジスターQN10がオンして、ノードN3に第1の低電位側電源電位VSSを供給する。
また、読み出しモード信号RDMがローレベルに非活性化されることにより、インバーター42の出力信号がハイレベルとなる。従って、トランジスターQN1がオンして、ノードN2に第1の低電位側電源電位VSSを供給する。ブートストラップ回路においては、インバーター43の出力信号がハイレベルとなるので、キャパシターC1の一端に高電位側電源電位VWLが供給される。
読み出しモードにおいては、消去モード信号XEMがハイレベルに非活性化され、読み出しモード信号RDMがハイレベルに活性化される。消去モード信号XEMがハイレベルに非活性化されることにより、インバーター41の出力信号がローレベルとなり、トランジスターQN10がオフし、トランジスターQP1がオンして、ノードN3に高電位側電源電位VWLを供給する。
また、読み出しモード信号RDMがハイレベルに活性化されることにより、インバーター42の出力信号がローレベルとなる。従って、トランジスターQN1がオフして、ノードN2がフローティング状態となる。この時点で、ノードN2の電位は、第1の低電位側電源電位VSSとなっている。
ブートストラップ回路においては、インバーター43の出力信号がローレベルとなる。これにより、キャパシターC1の一端に第1の低電位側電源電位VSSが供給され、キャパシターC1の他端から負の電荷が放出される。その結果、ブートストラップ回路は、ノードN1からノードN2に供給された第1の低電位側電源電位VSSを下降させて、第2の低電位側電源電位VDNを生成する。
本実施形態においては、ドレイン又はソースがノードN2に接続されたトランジスターQN1、QN11及びQN21のバックゲート(Pウエル)の電位を基板電位から分離するために、P型半導体基板の場合にはトリプルウエル構造が用いられる。トリプルウエル構造とは、P型半導体基板内にN型の埋め込み層が設けられ、さらにその内部にPウエルが設けられた3層構造のことである。
トランジスターQN1、QN11及びQN21は、トリプルウエル構造のPウエルに形成される。一方、P型半導体基板には、ノードN1から第1の低電位側電源電位VSSが供給される。トリプルウエル構造を用いる場合には、ノードN2の電位が第1の低電位側電源電位VSSより大きく低下しても、P型半導体基板からトランジスターQN1等のドレイン又はソース(N型不純物拡散領域)に向けて電流が流れないようにすることができる。
高電位側電源電位VWLは、ノードN3から複数のワード線ドライバー51のトランジスターQP21のソース及びバックゲートに供給される。一方、第2の低電位側電源電位VDNは、ノードN2から複数のワード線ドライバー51のトランジスターQN21のソース及びバックゲートに供給される。また、第2の低電位側電源電位VDNは、インバーター42を構成するトランジスターQN11のソース及びバックゲートにも供給される。
このとき、第1の低電位側電源電位VSSと第2の低電位側電源電位VDNとの間の電位差が、ワード線ドライバー51のトランジスターQN21の閾値電圧Vthを上回ると、メインワード線MWLmに第1の低電位側電源電位VSSを印加しても、トランジスターQN21をオフすることができなくなる。
そこで、第1の低電位側電源電位VSSと第2の低電位側電源電位VDNとの間の電位差がトランジスターQN21の閾値電圧Vthよりも小さくなるように、第2の低電位側電源電位VDNが設定される。例えば、第1の低電位側電源電位VSSが0Vであり、トランジスターQN21の閾値電圧Vthが0.6Vである場合に、第2の低電位側電源電位VDNを−0.5Vに設定しても良い。この値は、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制するのに十分な値である。
このように、本実施形態によれば、ブートストラップ回路によって生成される第2の低電位側電源電位VDNが非選択ワード線に印加されるので、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止することができる。なお、第2の低電位側電源電位VDNを生成する期間は、メモリーセルアレイに保持されているデータを読み出すための短い期間で良い。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図である。第2の実施形態においては、メモリーセルアレイを構成する複数行のメモリーセルが、複数のブロックに分割されて駆動される。例えば、メモリーセルアレイを構成する2048行のメモリーセルが、16個のブロックに分割される。その場合には、1つのブロックが、128行のメモリーセルを含むことになる。
これに伴い、図2に示す第1の実施形態におけるワード線駆動電圧生成回路40の替りに、ワード線駆動電圧生成回路40aが設けられている。また、複数のブロックのメモリーセルと一群のビット線BLn、BLn+1、・・・との間に電気的にそれぞれ接続された複数群のNチャネルMOSトランジスターが追加されている。その他の点に関しては、第1の実施形態におけるのと同様である。
図3には、ワード線駆動電圧生成回路40aに加えて、メモリーセルの1つのブロックと、メモリーセルの1つのブロックに対応して設けられた一群のワード線ドライバー51、一群のソース線ドライバー61、及び、一群のNチャネルMOSトランジスターQN31、QN32、・・・とが示されている。
トランジスターQN31、QN32、・・・のソースは、それぞれの列のメモリーセル・トランジスターのドレインに電気的に接続されており、トランジスターQN31、QN32、・・・のドレインは、それぞれのビット線BLn、BLn+1、・・・に電気的に接続されている。トランジスターQN31、QN32、・・・のゲートには、アドレス信号によって指定されるメモリーセルを含むブロックを選択するときにハイレベルに活性化されるブロック選択信号NGTが、メモリー制御回路20(図1)から供給される。
メモリー制御回路20は、複数のブロックのメモリーセルと一群のビット線BLn、BLn+1、・・・との間に電気的にそれぞれ接続された複数群のNチャネルMOSトランジスターの内で、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルMCと一群のビット線BLn、BLn+1、・・・との間に電気的に接続された一群のトランジスターQN31、QN32、・・・をオンさせて、他の群のNチャネルMOSトランジスターをオフさせる。
即ち、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックにおいては、ブロック選択信号NGTがハイレベルに活性化されて、トランジスターQN31、QN32、・・・がオンし、1つのブロックのメモリーセルMCをビット線BLn、BLn+1、・・・に電気的に接続する。
一方、他のブロックにおいては、ブロック選択信号NGTがローレベルに非活性化されて、トランジスターQN31、QN32、・・・がオフし、1つのブロックのメモリーセルMCを、ビット線BLn、BLn+1、・・・から電気的に切り離す。これにより、選択されたメモリーセルを含む1つのブロック以外のブロックのメモリーセルのリーク電流の影響を排除することができる。
ワード線駆動電圧生成回路40aにおいては、図2に示すワード線駆動電圧生成回路40に対し、メモリーセルの複数のブロックに対応する複数のブロック駆動電圧生成回路70が追加されている。ブロック駆動電圧生成回路70には、ブロック選択信号NGTが、メモリー制御回路20(図1)から供給される。
ブロック駆動電圧生成回路70は、インバーター71と、NチャネルMOSトランジスターQN2及びQN3とを含んでいる。ブロック選択信号NGTは、トランジスターQN2のゲート、及び、インバーター71の入力端子に供給される。インバーター71の出力端子は、トランジスターQN3のゲートに電気的に接続されている。
トランジスターQN2のソース及びバックゲートは、ノードN2に電気的に接続され、トランジスターQN2のドレインは、一群のワード線ドライバー51のトランジスターQN21のソースに接続されている。また、トランジスターQN3のソースは、ノードN1に電気的に接続され、トランジスターQN3のドレインは、一群のワード線ドライバー51のトランジスターQN21のソースに接続され、トランジスターQN3のバックゲートは、ノードN2に電気的に接続されている。
従って、複数のブロック駆動電圧生成回路70に含まれている複数のトランジスターQN2が、メモリーセルアレイを構成する複数のブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する複数群のワード線ドライバーとノードN2との間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーのトランジスターQN21のソースに第2の低電位側電源電位VDNを供給する。
また、複数のブロック駆動電圧生成回路70に含まれている複数のトランジスターQN3が、メモリーセルアレイを構成する複数のブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する複数群のワード線ドライバーとノードN1との間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーのトランジスターQN21のソースに第1の低電位側電源電位VSSを供給する。
ブートストラップ回路による変圧動作において、変圧電位を決定するのは、変圧用のキャパシターの容量と負荷容量との比であり、負荷容量が小さいほど、小さいキャパシター容量及び少ない電荷量で変圧動作を行うことができる。そこで、メモリーセルアレイを構成する複数行のメモリーセルを複数のブロックに分割し、ブロック毎にトランジスターQN2及びQN3を設けることにより、電源電位の供給をブロック毎に制御して、ブートストラップ回路の負荷となる容量を低減し、ブートストラップ回路の変圧効率又は変圧速度を改善することができる。
その結果、消費電流を低減したりブートストラップ回路の変圧用キャパシターを小型化したりすることが可能となる。あるいは、ブートストラップ回路の負荷となる容量が半導体記憶装置の記憶容量の大きさに依存しなくなるので、消費電流の増加や変圧用キャパシターの大型化を招くことなく、大容量の半導体記憶装置を実現することが可能となる。
メモリー制御回路20(図1)は、ブロック選択信号NGTによって、一群のワード線ドライバー51に電気的に接続されたトランジスターQN2及びQN3の内の一方をオンさせて他方をオフさせる。これにより、一群のワード線ドライバー51に、第2の低電位側電源電位VDNと第1の低電位側電源電位VSSとの内から選択された適切な電源電位を供給することができる。
例えば、メモリー制御回路20は、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーについて、トランジスターQN2をオンさせてトランジスターQN3をオフさせると共に、他の群のワード線ドライバーについて、トランジスターQN3をオンさせてトランジスターQN2をオフさせる。
これにより、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーのみに第2の低電位側電源電位VDNを供給し、他の群のワード線ドライバーに第1の低電位側電源電位VSSを供給することができる。
高電位側電源電位VWLは、ノードN3から各群のワード線ドライバーのトランジスターQP21のソース及びバックゲートに供給される。一方、第2の低電位側電源電位VDNは、ノードN2からトランジスターQN2を介して、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーのトランジスターQN21のバックゲートに供給される。また、第1の低電位側電源電位VSSは、ノードN1からトランジスターQN3を介して、他の群のワード線ドライバーのトランジスターQN21のバックゲートに供給される。
本実施形態においては、ドレイン又はソースがノードN2に接続されたトランジスターQN1、QN2及びQN11、及び、第2の低電位側電源電位VDNがドレイン又はソースに印加されるトランジスターQN3及びQN21のバックゲート(Pウエル)の電位を基板電位から分離するために、P型半導体基板の場合にはトリプルウエル構造が用いられる。
トランジスターQN1〜QN3、QN11及びQN21は、トリプルウエル構造のPウエルに形成される。一方、P型半導体基板には、ノードN1から第1の低電位側電源電位VSSが供給される。トリプルウエル構造を用いる場合には、ノードN2の電位が第1の低電位側電源電位VSSより大きく低下しても、P型半導体基板からトランジスターQN1等のドレイン又はソース(N型不純物拡散領域)に向けて電流が流れないようにすることができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図である。第3の実施形態は、第1又は第2の実施形態の変形例であり、半導体基板において、トリプルウエル構造の替りに、一般的なツインウエル構造又はシングルウエル構造が用いられる。その他の点に関しては、第1又は第2の実施形態におけるのと同様である。
ツインウエル構造とは、半導体基板内にNウエルとPウエルとを設ける構造であり、シングルウエル構造とは、P型半導体基板の場合にNウエルのみを設け、N型半導体基板の場合にPウエルのみを設ける構造である。
第3の実施形態においては、図4に示すトランジスターQN1〜QN3、QN11及びQN21が、Pウエル又はP型半導体基板に形成される。Pウエル又はP型半導体基板には、ノードN1から第1の低電位側電源電位VSSが供給される。従って、これらのトランジスターのバックゲートには、ノードN1から第1の低電位側電源電位VSSが供給される。
トランジスターQN1〜QN3、QN11及びQN21は、バックゲート(Pウエル又はP型半導体基板)をアノードとし、ドレイン又はソース(N型不純物拡散領域)をカソードとする寄生ダイオードを有している。従って、ノードN2の電位が第1の低電位側電源電位VSSよりも寄生ダイオードの順方向電圧VFを超えて低下すると、これらのトランジスターのバックゲートからドレイン又はソースに向けて電流が流れる。
これにより、第2の低電位側電源電位VDNの下限値は、第1の低電位側電源電位VSSから寄生ダイオードの順方向電圧VFを引いた値に制限される。従って、第2の低電位側電源電位VDNを、第1の低電位側電源電位VSSから寄生ダイオードの順方向電圧VFを引いた値よりも高く、第1の低電位側電源電位VSSよりも低い値に設定することが望ましい。
例えば、第1の低電位側電源電位VSSが0Vであり、寄生ダイオードの順方向電圧VFが0.5Vである場合に、第2の低電位側電源電位VDNを−0.3Vに設定しても良い。この値は、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制するのに十分な値である。本実施形態によれば、トリプルウエル構造を用いる必要がなくなるので、ウエル構造を簡素化することができる。
このように、本発明の第1〜第3の実施形態によれば、簡単な回路構成によって消費電流の増加を抑えながら、非選択メモリーセルのリーク電流を抑制して読み出しデータの誤判定を防止する半導体記憶装置を実現することができる。以上においては、本発明をフラッシュメモリーに適用した実施形態について説明したが、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
10…メモリーセルアレイ、11…1行のメモリーセル、20…メモリー制御回路、30…電源回路、40、40a…ワード線駆動電圧生成回路、41〜43、71…インバーター、50…ワード線駆動回路、51…ワード線ドライバー、60…ソース線駆動回路、61…ソース線ドライバー、70…ブロック駆動電圧生成回路、WL1、WL2、・・・、WLm…ワード線、SL1、SL2、・・・、SLm…ソース線、BL1、BL2、・・・、BLn…ビット線、MWLm、MWLm+1…メインワード線、QP1〜QP21…PチャネルMOSトランジスター、QN1〜QN32…NチャネルMOSトランジスター、C1…キャパシター、TG…トランスミッションゲート、MC…メモリーセル

Claims (8)

  1. 複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するNチャネルトランジスターを含むワード線ドライバーに電源電位を供給する回路装置であって、
    第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続されたトランジスターと、
    前記第2のノードに電気的に接続され、前記第1のノードから前記第2のノードに供給された第1の電源電位を下降させて、前記ワード線ドライバーの前記Nチャネルトランジスターのソースに供給される第2の電源電位を生成するブートストラップ回路と、
    を含む回路装置。
  2. メモリーセルアレイを構成する複数のブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する複数群のワード線ドライバーと前記第2のノードとの間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、前記複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーの前記Nチャネルトランジスターのソースに第2の電源電位を供給する複数の第2のトランジスターと、
    前記複数群のワード線ドライバーと前記第1のノードとの間に電気的にそれぞれ接続され、ゲート電位に従って、前記複数群の内から選択された少なくとも一群のワード線ドライバーの前記Nチャネルトランジスターのソースに第1の電源電位を供給する複数の第3のトランジスターと、
    をさらに含む、請求項1記載の回路装置。
  3. 一群のワード線ドライバーに電気的に接続された前記第2のトランジスターと前記第3のトランジスターとの内の一方をオンさせて他方をオフさせる制御回路をさらに含む、請求項2記載の回路装置。
  4. 前記制御回路が、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルに接続されたワード線を駆動する一群のワード線ドライバーについて、前記第2のトランジスターをオンさせて前記第3のトランジスターをオフさせると共に、他の群のワード線ドライバーについて、前記第3のトランジスターをオンさせて前記第2のトランジスターをオフさせる、請求項3記載の回路装置。
  5. 前記制御回路が、前記複数のブロックのメモリーセルと一群のビット線との間に電気的にそれぞれ接続された複数群のトランジスターの内で、選択されたメモリーセルを含む1つのブロックのメモリーセルと前記一群のビット線との間に電気的に接続された一群のトランジスターをオンさせて、他の群のトランジスターをオフさせる、請求項4記載の回路装置。
  6. 前記複数の第2のトランジスター及び前記複数の第3のトランジスターがNチャネルトランジスターであり、前記複数の第2のトランジスター及び前記複数の第3のトランジスターのバックゲートに、前記第2のノードから第2の電源電位が供給される、請求項2〜5のいずれか1項記載の回路装置。
  7. 前記複数の第2のトランジスター及び前記複数の第3のトランジスターがNチャネルトランジスターであり、前記複数の第2のトランジスター及び前記複数の第3のトランジスターのバックゲートに、前記第1のノードから第1の電源電位が供給される、請求項2〜5のいずれか1項記載の回路装置。
  8. 複数のメモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルに接続されたワード線を駆動するNチャネルトランジスターを含むワード線ドライバーと、
    前記ワード線ドライバーに電源電位を供給する請求項1〜7のいずれか1項記載の回路装置と、
    を含む半導体記憶装置。
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