JP2015087736A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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政義 中山
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Takuma Higa
拓磨 比嘉
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Hiroyuki Kunii
博之 国井
一暁 神原
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一暁 神原
若菜 伊藤
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若菜 伊藤
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昌樹 助迫
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Abstract

【課題】比較的簡易な構成で、現像剤規制部材の上流側壁面に融着したトナーを清掃することができる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。【解決手段】ドクターブレード23d(現像剤規制部材)における現像ローラ23aとの対向面23d11に対して上流側において交会する、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に摺接して、上流側壁面23d12を清掃するワイヤ状部材41(清掃部材)を、幅方向に移動可能に設置している。【選択図】図4

Description

この発明は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置と、それを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置とに関し、特に、現像剤担持体上に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材が設置された現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤(外添剤等を添加する場合も含むものとする。)を収容した現像装置が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、現像装置は、現像ローラ(現像剤担持体)、ドクターブレード(現像剤規制部材)、2つの搬送スクリュ(搬送部材)、等で構成される。
そして、現像装置内におけるトナー消費に応じて、現像装置の一端に設けられたトナー補給口から装置内に適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、現像装置内の現像剤とともに、2つの搬送スクリュによって、装置内を長手方向(現像ローラの長手方向と同方向である。)に循環しながら混合される。その混合された現像剤は、その一部が、一方の搬送スクリュに対向する現像ローラ上に汲み上げられる。現像ローラに汲上げられた現像剤は、ドクターブレードによって適量に規制された後に、その現像剤中のトナーが感光体ドラム(像担持体)との対向位置で感光体ドラム上の潜像に付着する。
一方、特許文献1には、現像ローラに対向するドクターブレード(現像剤規制部材)の対向面に融着したトナーを清掃するために、ドクターブレードの対向面に接触する清掃部材を、現像ローラの内部に収納する技術が開示されている。
上述した特許文献1の技術は、現像ローラ(現像剤担持体)に対向するドクターブレード(現像剤規制部材)の対向面に融着したトナーを、現像ローラの内部に収納した清掃部材で清掃するものであるため、ドクターブレードの上流側壁面(対向面に対して上流側で交会する裏側の壁面である。)に融着したトナーを清掃することができなかった。
本願発明者は、研究を重ねた結果、ドクターブレード(現像剤規制部材)の上流側壁面でも熱やストレスによって凝集したトナーが融着しやすく、それによりドクターブレードによる現像剤規制量が低下したりばらついたりして、出力画像上に画像濃度低下や画像濃度ムラが発生してしまうことを知得した。
さらに、特許文献1の技術は、小径の現像ローラを用いた場合に、清掃部材を収納するスペースを確保するのが難しかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構成で、現像剤規制部材の上流側壁面に融着したトナーを清掃することができる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対向して、現像剤を担持した状態で所定方向に走行する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に対向して、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、を備え、前記現像剤規制部材における前記現像剤担持体との対向面に対して前記現像剤担持体の走行方向上流側において交会する前記現像剤規制部材の上流側壁面に摺接して前記上流側壁面を清掃する清掃部材を幅方向に移動可能に設置したものである。
本発明は、現像剤規制部材の上流側壁面に摺接して上流側壁面を清掃する清掃部材を幅方向に移動可能に設置しているため、比較的簡易な構成で、現像剤規制部材の上流側壁面に融着したトナーが清掃される、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 図2の作像部における現像装置のA−A断面を示す断面図である。 現像装置の要部を示す拡大図である。 清掃部材の移動機構を示す斜視図である。 ドクターブレードを幅方向に示す図である。 比較例としての、現像装置の要部を示す拡大図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラープリンタ、2は画像情報に基づいたレーザ光Lを発する書込み部、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収納された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ(転写部)、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、27は各色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色のトナー像が重ねて転写された被転写材Pを搬送する転写ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給部、61は転写紙等の被転写材Pが収納される給紙部、66は被転写材P上の未定着画像を定着する定着部、を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25が、一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。同様に、各現像装置23Y、23M、23C、23BKも、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光Lの照射位置に達する。
一方、書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応して射出される。レーザ光Lは、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光Lは、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光Lは、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光Lは、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光Lは、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光Lは、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、さらに回転して、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、被転写材P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の被転写材Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、被転写材Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64(タイミングローラ)に達した被転写材Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された被転写材Pは、転写ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が被転写材P上に定着される。
そして、定着工程後の被転写材Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置23を示すA−A断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。
現像装置23(現像部)は、主として、感光体ドラム21に対向する現像剤担持体としての現像ローラ23a、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23b(第1搬送部材)、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23c(第2搬送部材)、現像ローラ23aに対向して現像ローラ23a上に担持された現像剤Gの量を規制する現像剤規制部材としてのドクターブレード23d、現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度センサ23g、等で構成される。現像装置23内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ外周面上に複数の極(磁極)を形成する磁石体23a1と、磁石体23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転(走行)している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32から補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、現像ローラ23a上に形成された剤汲上げ極によって、キャリアCとともに現像ローラ23a上に汲み上げられる。
なお、現像ローラ23aのスリーブ23a2の外周面上には、磁石体23a1によって、複数の極が形成されている。詳しくは、磁石体23a1は、3つのN極の磁石部と2つのS極の磁石部とからなる。これらの磁石部によって、現像剤Gを現像ローラ23a上に汲み上げるための剤汲上げ極や、現像ローラ23a上に担持された現像剤Gをドクターブレード23dまで搬送する搬送極や、現像剤Gを現像領域まで搬送する搬送極や、現像領域に形成される主極や、現像領域を通過した後の現像剤Gを現像ローラ23aから離脱させるための剤離れ極等からなる磁力分布が、現像ローラ23a上に形成されている。これらの磁力分布によって、現像ローラ23a上を、スリーブ23a2の回転にともない、現像剤Gが移動することになる。
ここで、装置本体に設けられたトナー補給部32は、交換可能に構成されたトナーボトル33と、トナーボトル33を保持・回転駆動するとともに現像装置23にフレッシュトナーTを補給するトナーホッパ部34と、で構成されている。また、トナーボトル33内には、トナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナーボトル33の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナーボトル33内のトナーTは、現像装置23内のトナーTの消費にともない、補給口23fから現像装置23内に適宜に補給されるものである。現像装置23内のトナーTの消費は、装置23内の現像剤Gのトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)を磁気的に検知するトナー濃度検知手段としてのトナー濃度センサ23gによって検知される。なお、本実施の形態では、現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度が5〜9重量%になるように制御している。
また、補給口23fは、第2搬送スクリュ23cの長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ23cの上方に設けられている。
ここで、本実施の形態では、トナーTとして、体積平均粒径が6μmとなる小粒径トナーを用いている。また、キャリアCとして、体積平均粒径が35μmとなる小粒径キャリアを用いている。
なお、トナーTやキャリアCの体積平均粒径の測定は、代表的には、コールカウンター式粒度分布測定器「コールターカウンターTA−2」(コールター社製)又は「コールターマルチサイザー2」(コールター社製)を用いて測定することができる。
以下、図4〜図6を用いて、本実施の形態において特徴的な、現像装置23の構成・動作について詳しく説明する。
図4(又は、図2)に示すように、本実施の形態における現像装置23には、現像ローラ23a(現像剤担持体)に対して所定のギャップをあけて対向するようにドクターブレード23d(現像剤規制部材)が設置されている。このドクターブレード23dは、現像ローラ23a上に担持された現像剤Gを適量に規制して現像工程をおこなうためのものであって、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属材料からなる略板状部材である。
また、図4に示すように、ドクターブレード23d(現像剤規制部材)は、保持部材23h(上カバー)によって固定保持されている。
詳しくは、保持部材23hは、樹脂材料等で形成されている。そして、保持部材23hの保持面(ドクターブレード23dの被保持部23d2が当接する面である。)には、複数のネジ50によってドクターブレード23dを締結するための雌ネジ部(不図示である。)が複数形成されている。また、ドクターブレード23dには、その複数の雌ネジ部に対応するように長穴部(現像ローラ23aとドクターブレード23dとのギャップを調整するための長穴部である。)が形成されている(図6をも参照できる)。
このような構成により、現像ローラ23aとドクターブレード23dとのギャップを調整した状態で、ネジ50が長穴部を介して雌ネジ部に螺合されることで、ドクターブレード23dが保持部材23hに保持されることになる。そして、ドクターブレード23の突出部23d1(保持部材23hに当接しない部分である。)が現像ローラ23aに向けて突出することになる。
また、図4に示すように、ドクターブレード23dの下流側には、現像ローラ23aに対向するように、カバー部材23i(現像入口カバー)が設置されている。このカバー部材23iは、アルミニウムや樹脂材料などで形成されていて、その先端部にはマイラー材料からなる入口シールが貼着されている。
カバー部材23iは、ドクターブレード23dの下流側壁面23d13(現像ローラ23aとの対向面23d11に対して現像ローラ23aの走行方向下流側において交会する壁面である。)に当接するように設置されていて、その幅方向(図4の紙面垂直方向である。)の両端部が現像装置23の側板にネジ締結されている。
ここで、本実施の形態における現像装置23には、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12(ドクターブレード23dにおける現像ローラ23aとの対向面23d11に対して現像ローラ23aの走行方向上流側において交会するドクターブレード23dの壁面である。)に摺接して上流側壁面23d12を清掃する清掃部材としてのワイヤ状部材41が、幅方向(図4の紙面垂直方向であって、図5の白矢印方向、図6の左右方向である。)に移動可能に設置されている。また、本実施の形態では、このワイヤ状部材41(清掃部材)が、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12とともに対向面23d11にも摺接して上流側壁面23d12及び対向面23d11を清掃するように構成されている。すなわち、ワイヤ状部材41(清掃部材)によって、ドクターブレード23dの突出部23d1に形成された上流側壁面23d12と対向面23d11とをクリーニングするように構成されている。
詳しくは、現像装置23には清掃ユニット40が設置されている。清掃ユニット40は、図4及び図5を参照して、清掃部材としてのワイヤ状部材41、ワイヤ状部材41を保持するワイヤ保持部43、ワイヤ状部材41とともにワイヤ保持部43を幅方向に移動させるための送りネジ42(移動機構)、等で構成されている。
一方、ドクターブレード23dの突出部23d1には、保持部23hの近傍に、幅方向に延在する貫通穴部23d14(ワイヤ状部材41を貫通させるための第1の貫通穴部である。)が形成されている(図6をも参照できる)。また、カバー部材23iには、下流側壁面23d13の近傍に、幅方向に延在してワイヤ状部材41を貫通させるための第2の貫通穴部23i1が形成されている。
そして、ワイヤ状部材41(清掃部材)は、ドクターブレード23dの下流側壁面23d13から貫通穴部23d14を貫通して、上流側壁面23d12と対向面23d11とを順次経由して、第2の貫通穴部23i1を貫通して下流側壁面23d13の側に戻って、突出部23d1を覆うようにループ状に形成されている。ワイヤ状部材41としては、直径がドクターブレード23dと現像ローラ23aとのギャップ(ドクターギャップ)よりも小さなもの(例えば、0.1mm程度のものである。)であって、金属材料や樹脂材料等で形成されたものである(例えば、金属ワイヤ、釣り糸、タコ糸のようなものである。)。
このように清掃部材としてループ状のワイヤ状部材41を用いることで、狭いドクターギャップに入り込ませて上流側壁面23d12と対向面23d11とに接触させるようにして、その部分の清掃をおこなうことができる。
なお、本実施の形態では、理解を容易にするために、図4においてワイヤ状部材41が上流側壁面23d12や対向面23d11に対して離間しているように図示しているが、実際にはワイヤ状部材41に、ある程度のテンションが付与されていてワイヤ状部材41が上流側壁面23d12や対向面23d11に対して接触するように構成されている。換言すると、ワイヤ保持部43は、ワイヤ状部材41に、ある程度のテンションを付与してワイヤ状部材41が上流側壁面23d12や対向面23d11に対して接触するように、好適な形状で好適な位置に配置されている。
また、図5を参照して、ループ状のワイヤ状部材41の両端部はそれぞれワイヤ保持部43に保持されている。このワイヤ保持部43の内径部は、送りネジ42(現像装置23の側板に回転可能に保持されている。)に噛合する雌ネジ部が形成されている。また、図示は省略するが、現像装置23には、ワイヤ保持部43に係合してワイヤ保持部43の幅方向の移動を案内するガイド部材(回転止め部材)が、幅方向に延在するように形成されている。
このような構成により、不図示の駆動モータ(正逆方向回転型のモータである。)によって送りネジ42が正方向又は逆方向に回転駆動されることで、ワイヤ保持部43とともにワイヤ状部材41が幅方向一端側又は幅方向他端側に向けて移動することになる。そして、このようにワイヤ状部材41が幅方向全域にわたって移動することにより、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12と対向面23d11とが幅方向にわたって清掃されることになる。すなわち、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12や対向面23d11で熱やストレスによって凝集したトナーが融着してしまっても、その融着したトナーはワイヤ状部材41(清掃部材)によって除去されることになるため、融着トナーが堆積することによりドクターブレード23dによる現像剤規制量が低下したりばらついたりして、出力画像上に画像濃度低下や画像濃度ムラが発生してしまう不具合を確実に軽減することができる。
ここで、本実施の形態において、ワイヤ状部材41(清掃部材)は、画像形成時には非画像形成領域に退避して、所定のタイミングで非画像形成時に幅方向にわたって移動するように制御されている。
具体的に、図6を参照して、ドクターブレード23dの貫通穴部23d14(第1の貫通穴部)は、画像領域W1(感光体ドラム21において画像が形成される可能性のある幅方向の最大の範囲である。)を含むように、その幅方向の範囲W2が定められている。同様に、ガイド部材23iにおける第2の貫通穴部23i1や、送りネジ42も、画像領域W1を含む外側の範囲にまで延在するように形成されている。これにより、ワイヤ状部材41は、ワイヤ保持部43とともに、画像領域W1の領域外(非画像領域であって退避位置であり、図6において破線で囲んだ位置である。)から画像領域W1まで移動することができる。
そして、画像形成時には、ワイヤ状部材41が画像領域W1の領域外(退避位置)に退避するように、駆動モータ(送りネジ42を回転駆動するモータである。)が制御される。これにより、ドクターブレード23dの本来の機能がワイヤ状部材41によって妨げられることなく、現像工程が円滑におこなわれることになる。
また、ウォームアップ時や画像形成動作終了後などの非画像形成時において、所定のタイミングで、ワイヤ状部材41を一方(幅方向一端側)の退避位置から画像領域W1を通過して他方(幅方向他端側)の退避位置に移動するように(又は、1回又は複数回往復移動するように)、駆動モータ(送りネジ42を回転駆動するモータである。)が制御される。これにより、現像工程を妨げることなく、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12と対向面23d11との清掃をおこなうことができる。なお、このようなワイヤ状部材41による清掃動作は、必ずしも頻繁におこなう必要はなく、被転写材Pの累積の通紙枚数が所定枚数に達するごとに(又は、現像装置23の累積の駆動時間が所定時間に達するごとに)、非画像形成時におこなうことが好ましい。
ここで、ワイヤ状部材41(清掃部材)による清掃動作がおこなわれているときに、現像ローラ23a(現像剤担持体)を正方向と逆方向とに交互に回転駆動(走行)させるように制御することもできる。
詳しくは、上述したように非画像形成時に退避位置からのワイヤ状部材41の移動が開始されると、それと同時に、現像ローラ23aの正回転(図4の反時計方向である。)の駆動と逆回転(図4の時計方向である。)の駆動とが交互に繰り返される。これにより、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12や対向面23d11に凝集・融着したトナーは、ワイヤ状部材41によってそこから除去されて現像ローラ23aの正逆方向の回転に沿ってその位置で脈動するように移動するトナーによる密度の変動によって、その位置からきれいに除去されることになる。すなわち、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12や対向面23d11に凝集・融着したトナーに対する除去性が向上することになる。
なお、このように現像ローラ23aの正逆方向の回転をおこないながらワイヤ状部材41による清掃動作をおこなう場合に、現像ローラ23aの逆回転の時間が正回転の時間よりも短くなるように設定することが好ましい。特に、現像ローラ23aの逆回転の時間を、上流側壁面23d12(又は、対向面23d11)の位置にある現像剤が逆回転する現像ローラ23aに搬送されて第1搬送スクリュ23bとの対向位置に達しないような時間に設定することが好ましい。具体的には、逆回転する現像ローラ23aにおいて対向面23d11との対向位置が第1搬送スクリュ23bとの対向位置に達する時間をXとすると、清掃動作時において現像ローラ23aの逆回転の時間(1回あたりの時間である。)をX未満に設定することになる。これにより、上流側壁面23d12や対向面23d11から除去された凝集トナーが、逆回転する現像ローラ23aに搬送されて第1搬送スクリュ23bとの対向位置で離脱して、現像装置23内の現像剤に混入されてしまう不具合を防止することができる。
また、現像ローラ23aの正逆方向の回転をおこないながらワイヤ状部材41による清掃動作をおこなう場合に、現像ローラ23aの回転時(特に、正回転時である。)に感光体ドラム21を正方向(図4の時計方向である。)に回転させることが好ましい。さらに、そのような場合に、現像ローラ23aと感光体ドラム21との間(現像領域)に、現像ローラ23aの側から感光体ドラム21側にトナーを移行させるような電界を形成することが好ましい。これにより、上流側壁面23d12や対向面23d11から除去された凝集トナーが、正回転する現像ローラ23aに搬送されて感光体ドラム21との対向位置で感光体ドラム21上に移動(付着)することになるため、現像装置23内の現像剤に凝集トナーが混入されてしまう不具合を防止することができる。なお、感光体ドラム21上に付着した凝集トナーは、クリーニング部25で直接的に回収されたり、中間転写ベルト27に付着した後に中間転写ベルトクリーニング部29で回収されたりすることになる。
ここで、本実施の形態において、現像装置23の内部に収容された2成分現像剤Gのトナー濃度が所定値以下(充分に低い値であって、例えば、通常時における狙いのトナー濃度の下限値よりも低い値である。)になるように制御された後に、ワイヤ状部材41(清掃部材)による清掃動作がおこなわれるように制御することもできる。
詳しくは、清掃動作をおこなうタイミングになったときに、トナー濃度センサ23g(トナー濃度検知手段)によって現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度を検知しながら、通紙とトナー補給部32によるトナー補給動作とをおこなうことなく、作像プロセス(画像形成プロセス)をおこなって感光体ドラム21上にベタ画像(又は、ハーフトーン画像)のトナー像を形成することにより、現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度を減少させていく。そして、トナー濃度センサ23gの検知結果が所定値(例えば、3重量%である。)にまで低下した後に、先に説明したいずれかの方法(又は、後に説明するいずれかの方法)によって、ワイヤ状部材41(清掃部材)による清掃動作をおこなう。
このような制御をおこなうのは、現像装置23内における2成分現像剤Gのトナー濃度を低い状態としてから、ワイヤ状部材41による清掃動作をおこなった方が、より効果的に、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に融着したトナーを清掃することができるためである。
詳しくは、現像装置23内における2成分現像剤Gのトナー濃度が低い状態となると、キャリアCの表面のトナー被服率が下がって、未帯電トナーや弱帯電トナーであっても摩擦帯電しやすくなるため、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に融着したトナーTを現像ローラ23a上に担持された現像剤G中に取り込みやすくなる(上流側壁面23d12から現像ローラ23aに移動させやすくなる)。特に、先に説明したように現像ローラ23aを正方向と逆方向とに交互に回転駆動させながら清掃動作をおこなう場合には、そのような効果が大きくなる。なお、このように、上流側壁面23d12に堆積したトナーTを現像ローラ23a上の現像剤Gの中に電気的に取り込むためには、通常の画像形成プロセス時に制御されるトナー濃度の範囲の下限値よりも低いトナー濃度とすることが好ましいことが実験的にも確認されている。
また、このようにトナー濃度を減少させてから清掃動作をおこなう制御をおこなう場合に、ドクターブレード23dから現像ローラ23aに向かってトナーTが静電気的に移動するような電界を双方の部材23a、23dの間に形成することが好ましい。例えば、マイナス帯電するトナーTを用いる場合であれば、現像ローラ23aに−300Vの現像バイアス(電圧)を印加して、ドクターブレード23dに−400Vの電圧を印加する。これにより、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に融着したトナーTを現像ローラ23a上に担持された現像剤G中にさらに積極的に取り込みやすくなる。
また、そのような場合に、ドクターブレード23dにさらにAC電圧を重畳して印加することもできる。例えば、マイナス帯電するトナーTを用いる場合であれば、現像ローラ23aにDC−300Vの現像バイアス(電圧)を印加して、ドクターブレード23dにはDC−400VにAC1kVpp(2kHz)を重畳した電圧を印加する。これにより、脈動するように移動するトナーによる密度の変動によって、より効果的に、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に融着したトナーTを現像ローラ23a上に担持された現像剤G中にさらに積極的に取り込みやすくなる。
また、図4を参照して、本実施の形態における現像装置23には、ドクターブレード23dの第1の貫通穴部23d14に、ワイヤ状部材41との隙間を封止するシール部材としての第1シール52が設置されている。また、カバー部材23iの第2の貫通穴部23i1には、ワイヤ状部材41との隙間を封止するシール材としての第2シール51が設置されている。
第1シール52と第2シール51とは、いずれも、発泡ポリウレタン等の弾性材料で形成されていて、その中央部にはワイヤ状部材41を密接させた状態で貫通させるための切込みが幅方向に延在するように形成されている。
このような構成により、現像装置23内のトナーT(現像剤G)が、貫通穴部23d14、23i1から外部に漏出する不具合を防止することができる。
なお、本実施の形態では、図4に示すように、ドクターブレード23dの突出部23d1のみを覆うように(被保持部23d2は覆わないように)、ワイヤ状部材41を構成した。
これに対して、図7に示すように、ドクターブレード23dの全体を覆うように、ワイヤ状部材141を構成することもできる。すなわち、ドクターブレード123dの全体を覆うワイヤ状部材141がワイヤ保持部143(送りネジ142に噛合している。)に保持されるように構成することができる。しかし、その場合、ワイヤ状部材141がドクターブレード123dと保持部材123hとの間に形成された貫通穴部を貫通するように構成しなければならないため、ドクターブレード123dを保持部材123hに固定するためのネジを幅方向にわたって複数設置することができなくなってしまう。すなわち、図7に示すように構成した場合には、保持部材123hに対するドクターブレード123dの固定強度を確保しにくくなってしまう。
これに対して、本実施の形態では、ドクターブレード23dの突出部23d1のみを覆うようにワイヤ状部材41を構成しているため、ドクターブレード23dの被保持部23d2を保持部材23hに複数のネジ50を用いて確実に固定することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、ドクターブレード23d(現像剤規制部材)の上流側壁面23d12に摺接して上流側壁面23d12を清掃するワイヤ状部材41(清掃部材)を幅方向に移動可能に設置しているため、比較的簡易な構成で、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に融着したトナーを清掃することができる。
なお、本実施の形態では、現像装置23を、プロセスカートリッジ20とは別体の構成とした。これに対して、現像装置23をプロセスカートリッジ20と一体化することもできる。さらには、現像装置23を、感光体ドラム21と、帯電部22と、転写部24と、クリーニング部25と、トナー補給部32と、のうち少なくとも1つと一体化して、ユニットを構成して、装置本体1に着脱可能に設置することもできる。このような場合には、本実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、作像部のメンテナンス性が向上することになる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたユニットと定義する。
また、本実施の形態では、清掃部材としてワイヤ状部材41を用いて、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12に加えて対向面23d11をも清掃するように構成した。
これに対して、清掃部材として布状部材やブラシ状部材などを用いて、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12のみを清掃するように構成することもできる。さらには、清掃部材としてワイヤ状部材などを用いて、ドクターブレード23dの上流側壁面23d12と対向面23d11とに加えて下流側壁面23d13をも清掃するように構成することもできる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b 第1搬送スクリュ、
23c 第2搬送スクリュ、
23d ドクターブレード(現像剤規制部材)、
23d1 突出部、 23d2 被保持部、
23d11 対向面、
23d12 上流側壁面、
23d13 下流側壁面、
23d14 貫通穴部(第1の貫通穴部)、
23h 保持部材、
23i カバー部材、
23i1 第2の貫通穴部、
40 清掃ユニット、
41 ワイヤ状部材(清掃部材)、
42 送りネジ、
43 ワイヤ保持部、
50 ネジ、
51 第2シール(シール材)、
52 第1シール(シール部材)。
特開2009−175323号公報

Claims (10)

  1. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向して、現像剤を担持した状態で所定方向に走行する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に対向して、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    を備え、
    前記現像剤規制部材における前記現像剤担持体との対向面に対して前記現像剤担持体の走行方向上流側において交会する前記現像剤規制部材の上流側壁面に摺接して前記上流側壁面を清掃する清掃部材を幅方向に移動可能に設置したことを特徴とする現像装置。
  2. 前記清掃部材は、前記現像剤規制部材の前記上流側壁面とともに前記対向面にも摺接して前記上流側壁面及び前記対向面を清掃するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤規制部材を保持する保持部材を備え、
    前記現像剤規制部材は、前記保持部材に当接しないで前記現像剤担持体に向けて突出して、前記上流側壁面と前記対向面とが形成された突出部を具備し、
    前記現像剤規制部材の前記突出部は、前記保持部の近傍に幅方向に延在する貫通穴部が形成され、
    前記清掃部材は、前記対向面に対して前記現像剤担持体の走行方向下流側において交会する前記現像剤規制部材の下流側壁面から前記貫通穴部を貫通して前記上流側壁面と前記対向面とを経由して前記下流側壁面の側に戻って前記突出部を覆うようにループ状に形成されたワイヤ状部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記貫通穴部に前記ワイヤ状部材との隙間を封止するシール部材を設置したことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤規制部材の前記下流側壁面に当接して、前記現像剤担持体に対向するカバー部材を備え、
    前記カバー部材は、前記下流側壁面の近傍に、幅方向に延在して前記ワイヤ状部材が貫通する第2の貫通穴部が形成され、
    前記第2の貫通穴部に前記ワイヤ状部材との隙間を封止するシール材を設置したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記清掃部材は、画像形成時には非画像形成領域に退避して、所定のタイミングで非画像形成時に幅方向にわたって移動するように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記清掃部材による清掃動作がおこなわれているときに、前記現像剤担持体を正方向と逆方向とに交互に走行させるように制御することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記現像剤は、キャリアとトナーとを有する2成分現像剤であって、
    当該現像装置の内部に収容された前記2成分現像剤のトナー濃度が所定値以下になるように制御された後に、前記清掃部材による清掃動作がおこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024085900A1 (en) * 2022-10-19 2024-04-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Elongated cords for developer devices
JP7481674B2 (ja) 2020-07-10 2024-05-13 株式会社リコー 現像剤層規制部材、現像装置および画像形成装置

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