JP2015087482A - 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置であって、画像データに基づいて印刷される各ページのトナー載り量を導出する手段と、前記導出されたトナー載り量に基づいて、前記画像データの各ページを印刷する際の定着部の定着温度を制御する制御手段と、前記画像データの各ページを順次印刷している際に、当該各ページの間に挿入紙を挿入する挿入手段とを有し、前記制御手段は、前記挿入手段によりNページとN+1ページの間に挿入紙が挿入される場合、N+1ページ以降に対する前記定着部の定着温度の制御のタイミングをずらす。
【選択図】 図9
Description
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成の一例を示す図である。画像形成装置101は、各種入力データを処理し、画像形成(作像)を行って印刷物を出力する。画像形成装置101は、ネットワーク105を介して、プリントサーバ102、及びクライアントPC103、104に接続されている。画像形成装置101は、コピー機能やプリント機能を備え、プリントサーバ102やクライアントPC103、104から受信した印刷データを用いて印刷処理を実行する。
図2は、本実施形態に係る電子写真方式の画像形成装置の一例である中間転写体28を採用したタンデム方式の画像形成装置の断面図である。図2を用いて、電子写真方式の画像形成装置101における画像形成の動作を説明する。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。図3に示す様に、画像形成装置101は大きくシステムコントローラ301とプリントコントローラ302に分けられる。各コントローラはそれぞれ、CPU304、315、ROM305、316、およびRAM306、317を備える。各CPUは、ROM内の初期プログラムに従って、メインプログラムをROMより読み出し、RAMに記憶する。RAMは、プログラム格納用や、ワーク用のメインメモリとして使用される。CPU304、315やRAM306、317は、図3に示す個々構成ブロックとシステムバス314、322によって接続され、双方向で情報並びにデータの送受信が行われる。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置におけるトナー載り量検知方法の説明図である。ここで、トナー載り量とは単位面積あたりのトナー載り量のことを意味し、単位を%として説明する。具体的には、CMYK各色の最大値を100%とした時に、2色分の最大値を重ねた場合、その画素では200%のトナー載り量と定義される。各色は、階調性を持っているため、各色が0〜100%までの間の値を取りうる。例えば、フルカラー印刷モードでCMYKの4色トナーをフルに利用した画像の場合、最大トナー載り量は400%となる。一方、K単色のモノクロ画像の場合、最大トナー載り量は100%となる。
次にトナー載り量検知部311で検知したトナー載り量情報を基に、対象ページの定着に最低限必要な定着温度の算出方法について、図5を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置101におけるシステムコントローラ301の画像データの処理フローである。図6のフローのうち、S601〜S605は図3に記載のシステムコントローラ301の備えるCPU304の制御のもと判断、実行される処理を示す。また、S606、S607は、プリントコントローラ302の備えるCPU315の制御のもと判断、実行される処理を示す。
図8〜図10は、本実施形態に係る画像形成装置101における挿入紙設定時の定着温度制御のフローチャートを示す図である。図8〜図10においても、トナー載り量情報を定着の4ページ前に定着温度制御部に通知し、4ページ後の定着温度を目標として定着温度制御をする場合を例にあげ、説明する。
図8は、印刷画像データに基づくトナー載り量情報の生成フローである。本処理フローは、システムコントローラ301の備えるCPU304の制御のもと判断、実行される。
図9は、挿入紙設定時のトナー載り量情報のプリントコントローラ302への転送制御処理のフローである。図9に示す処理は、システムコントローラ301の備えるCPU304の制御のもと判断、実行される。
図10は、トナー載り量情報に基づく定着温度制御のフローである。図10の処理は、プリントコントローラ302の備えるCPU315の制御のもと判断、実行される。
図11は、図8〜図10のフローで実施される挿入紙設定時の定着器320の温度制御の一例を示す図である。図11において、横軸は時間を示し、縦軸は印刷データを定着する際の定着温度を示す。尚、ページ数の下に各ページに対するトナー載り量を%で示している。図11は、全10ページの印刷データに対し、3ページ目と5ページ目の後ろに1枚ずつ挿入紙を挿入する設定での例である。図11の挿入紙に対するトナー載り量は存在しないため、“−%”と記載している。
第一の実施形態は挿入ページに対するトナー載り量情報の転送を行わない制御による挿入紙設定時の定着温度制御を実行した。第二の実施形態では挿入ページに対しダミーのトナー載り量情報を生成し定着温度制御を実行する方法について説明する。
図12は、本実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。図3に示した第一の実施形態の画像形成装置との違いは、システムコントローラ301にダミートナー載り量情報生成部330が追加される点である。
本実施形態に係る画像形成装置における挿入紙設定時の定着温度制御フローについて説明する。第二の実施形態においても、第一の実施形態と同様にトナー載り量情報を定着の4ページ前に定着温度制御部319に通知し、4ページ後の定着温度を目標として定着温度制御をする場合を例に挙げる。なお、第二の実施形態における印刷画像データに基づくトナー載り量情報の生成フローは、第一の実施形態の図8に示したフローと同じであるため、説明を割愛する。
図15は、第二の実施形態においてダミートナー載り量情報を用いた場合の挿入紙設定時の定着器320の温度制御の一例を示す図である。図15では、10ページの印刷画像データに対し、3ページ目の後ろに挿入紙1枚、5ページ目の後ろに挿入紙2枚、9ページ目の後ろに挿入紙1枚、合計4枚分の挿入紙設定がされた場合の例を示す。
挿入紙設定では挿入紙として、印刷ページと異なる用紙の種類(色紙やインデックス紙などのタイプ)を用いる場合がある。また、一般に印刷用紙が定着器を通過する際に用紙が定着器の熱を奪うことで定着器の温度が低下するが、定着器の温度低下の度合いは用紙タイプによって異なることが知られている。特に、インデックス紙のように厚紙が定着器を通過する場合の温度の低下の影響は大きいため、印刷ページごとの定着温度制御を実施する上で考慮しなければならない。そこで、第三の実施形態では、挿入紙の用紙タイプに応じたダミーのトナー載り量情報を生成し定着温度制御を実行する方法について説明する。
図16は、挿入紙の用紙タイプに対する定着器の温度低下の度合いと、定着温度低下に伴うダミートナー載り量情報の補正量の関係の一例を示す図である。図16のように、挿入紙の用紙タイプごとに定着器320の温度低下度合いが異なることを考慮した、第二の実施形態で生成した挿入ページのダミートナー載り量情報の補正量が決定できる。この補正量は、用紙タイプと画像形成装置101の定着器320の特性により決定される。図16に示す補正量の情報は、予め定義され、記憶手段307に保持されているものとする。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- 画像データに基づいて印刷される各ページのトナー載り量を導出する導出手段と、
前記導出手段にて導出されたトナー載り量に基づいて、前記画像データの各ページを印刷する際の定着部の定着温度を制御する制御手段と、
前記画像データの各ページを順次印刷している際に、当該各ページの間に挿入紙を挿入する挿入手段と
を有し、
前記制御手段は、前記挿入手段によりNページとN+1ページの間に挿入紙が挿入される場合、N+1ページ以降に対する前記定着部の定着温度の制御のタイミングをずらすことを特徴とする画像形成装置。 - 前記挿入される挿入紙に対応するダミーの定着温度を決定する決定手段を更に有し、
前記制御手段は、前記Nページの印刷の後、前記挿入紙に対応して前記決定手段が決定したダミーの定着温度に前記定着部を制御し、その後、N+1ページ以降に対する前記定着部の定着温度を制御することで制御のタイミングをずらすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、NページとN+1ページとの間に挿入紙が挿入される場合において
前記挿入紙の次に更に挿入紙が挿入される場合には、前記Nページに対して導出されたトナー載り量に基づいて前記ダミーの定着温度を決定し、
前記Nページと前記N+1ページに対して導出されたトナー載り量が同じ場合には、前記Nページに対して導出されたトナー載り量に基づいて前記ダミーの定着温度を決定し、
前記Nページに対して導出されたトナー載り量が前記N+1ページに対して導出されたトナー載り量よりも小さい場合には、前記Nページに対して導出されたトナー載り量に基づいて前記ダミーの定着温度を決定し、
前記Nページに対して導出されたトナー載り量が前記N+1ページに対して導出されたトナー載り量以上である場合には、前記N+1ページに対して導出されたトナー載り量に基づいて前記ダミーの定着温度を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 挿入紙の種類に応じて前記ダミーの定着温度に対する補正量を定義した情報を保持する手段を更に有し、
前記制御手段は、前記情報と挿入される挿入紙の種類に応じて、前記決定手段にて決定したダミーの定着温度を補正することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、Nページに対する前記定着部の定着温度を、前記Nページに続く所定の数のページのトナー載り量に基づいて制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 画像データに基づいて印刷される各ページのトナー載り量を導出する導出工程と、
前記導出工程にて導出されたトナー載り量に基づいて、前記画像データの各ページを印刷する際の定着部の定着温度を制御する制御工程と、
前記画像データの各ページを順次印刷している際に、当該各ページの間に挿入紙を挿入する挿入工程と
を有し、
前記制御工程において、前記挿入工程によりNページとN+1ページの間に挿入紙が挿入される場合、N+1ページ以降に対する前記定着部の定着温度の制御のタイミングをずらすことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - コンピュータを、
画像データに基づいて印刷される各ページのトナー載り量を導出する導出手段、
前記導出手段にて導出されたトナー載り量に基づいて、前記画像データの各ページを印刷する際の定着部の定着温度を制御する制御手段、
前記画像データの各ページを順次印刷している際に、当該各ページの間に挿入紙を挿入する挿入手段
として機能させ、
前記制御手段は、前記挿入手段によりNページとN+1ページの間に挿入紙が挿入される場合、N+1ページ以降に対する前記定着部の定着温度の制御のタイミングをずらすことを特徴とするプログラム。
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JP2017194629A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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JP2001154536A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2012128037A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、温度制御方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2013076890A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
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