JP2015086523A - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制しつつラッチ又はポールの徒な作動を抑えることができる車両用ドア開閉装置を提供する。
【解決手段】モータにより回転するように駆動される出力レバー23と、出力レバー23に一方の端末39aが連結されるとともにラッチに他方の端末が連係されスライドドアを全閉状態にすべくラッチを回転可能なクローザケーブル39と、出力レバー23に一方の端末38aが連結されるとともにポールに他方の端末が連係されポールによるラッチの回り止めを解除可能なリリースケーブル38とを備え、出力レバー23には、初期位置から一方向に回転する際にクローザケーブル39を引っ張るとともにリリースケーブルを引っ張らず、他方向に回転する際にリリースケーブルを引っ張るとともにクローザケーブル39を引っ張らないスリット23aが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ドア開閉装置に関するものである。
従来、車両用ドア開閉装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この装置では、スライドドア(車両ドア)の半ドア状態でラッチ駆動モータを一方に回転させることで、ラッチがストライカとの係合を深めるロック方向に回転してスライドドアが全閉状態に移行する。このとき、ポールによりラッチがロック方向とは逆方向のロック解除方向への回転が規制されることで、スライドドアが全閉状態で保持される。また、スライドドアの全閉状態でハンドルを操作したときに、ラッチ駆動モータを他方に回転させることで、ポールがラッチの前記回転規制を解除するリリース位置へと移動しスライドドアが開放可能になる。
このように、ラッチ駆動モータを、ラッチをロック方向に回転させる動力源と、ポールをリリース位置へと移動させる動力源との両方に兼用したことで、製造コスト及び重量を抑えることができるとしている。
なお、特許文献1の車両用ドア開閉装置では、例えばラッチ駆動モータによりラッチをロック方向に回転させる際にポールが移動しないように、あるいはポールをリリース位置へと移動させる際にラッチが回転しないように、伝達系統切換機構を設けることが併せて提案されている。
特開2008−115615号公報
ところで、特許文献1の車両用ドア開閉装置では、ラッチ駆動モータがラッチ等を支持する支持部材に固定されており、ラッチ駆動モータの配置自由度が自ずと低減されることになる。そこで、モータ(ラッチ駆動モータ)により回転駆動される出力レバーを設けて、ラッチ及び出力レバーの間をクローザケーブルを介して連係するとともに、ポール及び出力レバーの間をリリースケーブルを介して連係することが本発明者によって提案されている。
しかしながら、この場合、クローザケーブルの端末(ケーブルエンド)及びリリースケーブルの端末が共に出力レバーに直結されることで、ラッチ及びポールのいずれか一方のみを作動させたい場合にもいずれか他方が作動してしまう。これは、出力レバーの回転に伴って両ケーブルが引かれるためである。そこで、クローザケーブルの端末を直結する出力レバーと、リリースケーブルの端末を直結する出力レバーとを互いに独立で設けることも本発明者によって提案されているが、この場合には、部品点数が増加するという別の問題が生じることになる。
本発明の目的は、部品点数の増加を抑制しつつラッチ又はポールの徒な作動を抑えることができる車両用ドア開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ドア開閉装置は、車両ボデー及び車両ドアのいずれか一方に回転自在に連結されるラッチ及びポールを有し、前記車両ボデー及び前記車両ドアのいずれか他方に設けられるストライカと係合する前記ラッチを前記ポールで回り止めして前記車両ドアを半ドア状態及び全閉状態で保持可能なドアロックと、モータにより回転するように駆動される出力レバーと、前記出力レバーに一方の端末が連結されるとともに、前記ラッチに他方の端末が連係され、前記半ドア状態にある前記車両ドアを前記全閉状態にすべく前記ラッチを回転可能なクローザケーブルと、前記出力レバーに一方の端末が連結されるとともに、前記ポールに他方の端末が連係され、前記ポールによる回り止めを解除可能なリリースケーブルとを備え、前記出力レバーには、前記出力レバーが初期位置から一方向に回転する際に前記クローザケーブルを引っ張るとともに他方向に回転する際に前記クローザケーブルを引っ張らない第1長孔及び前記出力レバーが前記初期位置から一方向に回転する際に前記リリースケーブルを引っ張らないとともに他方向に回転する際に前記リリースケーブルを引っ張る第2長孔がそれぞれ形成される。
この構成によれば、前記出力レバーが前記初期位置から一方向に回転する際に前記第1長孔において前記クローザケーブルを引っ張ることで、前記半ドア状態にある前記車両ドアを前記全閉状態にすべく前記ラッチが回転される。これにより、前記車両ドアが前記半ドア状態から前記全閉状態へと閉作動する。このとき、前記第2長孔において前記リリースケーブルを引っ張ることがないため、前記ポールの徒な作動を抑えることができる。一方、前記出力レバーが前記初期位置から他方向に回転する際に前記第2長孔において前記リリースケーブルを引っ張ることで、前記ポールによる回り止めが解除される。これにより、前記車両ドアが前記半ドア状態又は前記全閉状態から開放可能となる。このとき、前記第2長孔において前記クローザケーブルを引っ張ることがないため、前記ラッチの徒な作動を抑えることができる。また、これら二つの作動を、単品の前記出力レバーにて互いに独立で可能としたことで、部品点数を削減することができる。
上記車両用ドア開閉装置について、前記第1長孔及び前記第2長孔は、互いに連通する1本の長孔で形成されることが好ましい。
この構成によれば、前記第1長孔及び前記第2長孔が互いに独立している場合に比べて前記出力レバーの形状をより簡易化及び小型化することができる。
上記車両用ドア開閉装置について、前記出力レバーが前記初期位置に移動するように付勢する復帰用付勢部材を備えることが好ましい。
この構成によれば、例えば前記モータから前記出力レバーへの動力伝達が停止されたとしても、前記復帰用付勢部材により前記出力レバーを前記初期位置へと復帰させることができる。
本発明は、部品点数の増加を抑制しつつラッチ又はポールの徒な作動を抑えることができる効果がある。
本発明の一実施形態を模式的に示す側面図。 (a)〜(c)は、ラッチ機構の動作を示す説明図。 (a)〜(c)は、出力レバーの動作を示す説明図。 (a)、(b)は、ラッチ機構の動作を示す説明図。 (a)、(b)は、ラッチ機構の動作を示す説明図。 本発明の変形形態を示す立面図。 本発明の変形形態を示す立面図。
以下、車両用ドア開閉装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」という。
図1に示すように、車両ボデー10の側部に適宜の支持部材(図示略)を介して支持される車両ドアとしてのスライドドア20は、前後方向への移動に伴って乗降用のドア開口10aを開閉するように構成されている。
スライドドア20の内部下部には、駆動部材21が固定されている。この駆動部材21は、モータ22、該モータ22により回転駆動される出力レバー23及び駆動部材21の外形をなすハウジング24を有している。
また、スライドドア20内には、リモコン(リモートコントローラ)30が設置されている。このリモコン30は、複数のレバー等で構成される周知の機構部31を有する。さらに、スライドドア20には、その前部及び後部にドアロックとしてのフロントロック32及びリアロック33がそれぞれ設置されるとともに、下部にドアロックとしての全開ロック34が設置されている。
フロントロック32及びリアロック33の各々は、車両ボデー10側と係合してスライドドア20を閉状態(全閉状態又は半ドア状態)に保持し、あるいは、車両ボデー10側との係合を解除して閉状態にあるスライドドア20を開可能状態にする。全開ロック34は、車両ボデー10側と係合してスライドドア20を全開状態に保持し、あるいは、車両ボデー10側との係合を解除して全開状態にあるスライドドア20を閉可能状態にする。
ここで、リアロック33の構造について説明する。
図2(a)〜(c)に示すように、スライドドア20には、ベースプレート20aが固定されている。そして、リアロック33は、ベースプレート20aに支持されたラッチ機構40を有する。このラッチ機構40は、ベースプレート20aに配置された互いに平行な一対の回転軸41,42の周りにそれぞれ回転自在なラッチ43及びポール44を有する。
ラッチ43には、略U字状の係合凹部43aが形成されている。そして、ラッチ43は、係合凹部43aを挟んでその一側及び他側(図2(a)において時計回転方向及び反時計回転方向の側)にそれぞれ第1爪部43b及び第2爪部43cを形成する。また、ラッチ43は、第1爪部43bの長手方向中間部から突出する第3爪部43dを形成する。周方向において、第1爪部43bの先端部及び第3爪部43dの第2爪部43cに対向する端面は、フルラッチ係合面43e及びハーフラッチ係合面43fをそれぞれ形成する。このラッチ43は、ラッチ付勢ばね(図示略)により図示反時計回転方向に回動する側に付勢され、図2(a)に示す所定の回動位置(以下、「アンラッチ位置」ともいう)に保持される。
一方、ポール44は、回転軸42からその径方向一側(図2(a)の右側)に延出する略鉤爪状の係合端部44aを形成する。このポール44は、ポール付勢ばね(図示略)により図示時計回転方向に回動する側、即ち係合端部44aを図示下側に移動させる側に付勢され、図2(a)に示す所定の回動位置に保持される。
ここで、ラッチ機構40の基本的な動作について説明する。
図2(a)に示すように、スライドドア20が開放されている状態では、前記アンラッチ位置に保持されるラッチ43は、車両ボデー10に固着されたストライカ45に係合凹部43aを対向させる。つまり、係合凹部43aは、スライドドア20の閉作動に伴うストライカ45の進入経路を開放している。また、前記所定の回動位置に保持されるポール44は、係合端部44aを第3爪部43dの図示上側に配置する。なお、このときのラッチ機構40の状態をアンラッチ状態(解除状態)という。
次に、図2(a)から図2(b)への変化で示すように、スライドドア20の閉作動に伴い、係合凹部43a内にストライカ45が進入したとする。この際、ストライカ45により係合凹部43aの内壁面が押圧されることで、ラッチ43は、ラッチ付勢ばねに抗して図示時計回転方向に回動し、ハーフラッチ係合面43fに係合端部44aが係止されることで回り止めされる。このとき、スライドドア20は、係合凹部43aにおいてストライカ45と係合してこれを抜け止めする半ドア状態にある。このときのラッチ機構40の状態をハーフラッチ状態といい、ラッチ43の回動位置をハーフラッチ位置という。
続いて、図2(b)から図2(c)への変化で示すように、スライドドア20の更なる閉作動に伴い、係合凹部43a内にストライカ45が更に進入したとする。この際、ストライカ45により係合凹部43aの内壁面が押圧されることで、ラッチ43は、ラッチ付勢ばねに抗して図示時計回転方向に更に回動し、フルラッチ係合面43eに係合端部44aが係止されることで回り止めされる。このとき、スライドドア20は、係合凹部43aにおいてストライカ45と係合してこれを抜け止めする全閉状態にある。このときのラッチ機構40の状態をフルラッチ状態(係合状態)といい、ラッチ43の回動位置をフルラッチ位置という。
また、ハーフラッチ状態又はフルラッチ状態において、ポール44がポール付勢ばねに抗して図示反時計回転方向に回動すると、係合端部44aによるハーフラッチ係合面43f又はフルラッチ係合面43eの係止が解除される。このとき、ラッチ43は、例えばシール部材の反発力などでスライドドア20が開作動し始めることに伴い、係合凹部43a内から退出するストライカ45により係合凹部43aの内壁面が押圧されることで、図示反時計回転方向に回動する。そして、スライドドア20は、係合凹部43aにおけるストライカ45との係合を解除して開放可能となる。
なお、フロントロック32は、リアロック33と同様のラッチ機構40を備えており、リアロック33と同様に動作する。一方、全開ロック34は、リアロック33と同様のラッチ機構40を備えており、「開」及び「閉」をそれぞれ「閉」及び「開」と読み替えることでリアロック33と同様に動作する。特に、全開ロック34のラッチ機構40がハーフラッチ状態にあるとき、スライドドア20は、半ドア状態に相当する開側の状態(以下、「開側半ドア状態」ともいう)にある。
ところで、フロントロック32及びリアロック33の各々は、ポール44においてリモコン30の機構部31に機械的に連係されており、該機構部31からの解除操作力を入力して前述のように車両ボデー10に対してスライドドア20を開可能状態にする。一方、全開ロック34も、ポール44においてリモコン30の機構部31に機械的に連係されており、該機構部31からの解除操作力を入力して車両ボデー10に対してスライドドア20を閉可能状態にする。つまり、この解除操作力は、ラッチ機構40によるスライドドア20の保持状態を解除すべくポール付勢ばねに抗してポール44を回動させる操作力である。
図1に示すように、前記出力レバー23には、リリースケーブル38の一方の端末が連結(直結)されるとともに、リモコン30の機構部31には、リリースケーブル38の他方の端末が連結されている。そして、リリースケーブル38の他方の端末は、機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々のポール44に機械的に連係されている。また、出力レバー23には、クローザケーブル39の一方の端末が連結(直結)されるとともに、リアロック33には、クローザケーブル39の他方の端末が連結されている。そして、クローザケーブル39の他方の端末は、リアロック33のラッチ43に機械的に連係されている。
出力レバー23は、一方向に回動することで、リリースケーブル38及び機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力を入力する。これにより、前述のように閉状態にあるスライドドア20が開可能状態となり、あるいは全開状態にあるスライドドア20が閉可能状態となる。
また、出力レバー23は、他方向に回動することで、クローザケーブル39を介してリアロック33に係合操作力を入力する。この係合操作力は、リアロック33のラッチ43をラッチ付勢ばねに抗してハーフラッチ位置からフルラッチ位置へと回動させる操作力である。これにより、リアロック33は、例えばスライドドア20を半ドア状態で保持する状態から全閉状態で保持する状態へとフロントロック32と共に切り替わる。
リモコン30には、その車内側部にインサイドハンドル35が設置されている。このインサイドハンドル35は、リモコン30の機構部31に機械的に連係されており、該機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力を入力する。
例えばスライドドア20の閉状態において、乗員によりインサイドハンドル35が中立位置から車両の後方(以下、「開方向」という)に操作された場合には、該インサイドハンドル35は、機構部31を介してフロントロック32及びリアロック33の各々に解除操作力を入力する。これにより、フロントロック32及びリアロック33の各々は、車両ボデー10に対してスライドドア20を開可能状態にする。
一方、スライドドア20の全開状態において、乗員によりインサイドハンドル35が中立位置から車両の前方(以下、「閉方向」という)に操作された場合には、該インサイドハンドル35は、機構部31を介して全開ロック34に解除操作力を入力する。これにより、全開ロック34は、車両ボデー10に対してスライドドア20を閉可能状態にする。
スライドドア20には、その車外側部にアウトサイドハンドル36が設置されている。このアウトサイドハンドル36は、リモコン30の機構部31に機械的に連係されており、該機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力を入力する。
次に、出力レバー23及びその周辺構造について説明する。
図3(a)〜(c)に示すように、前記ハウジング24には、モータ22によって回転するように駆動される出力軸25が軸支されている。出力レバー23は、この出力軸25に一体回転するように連結されることで、モータ22によって回転するように駆動される。
出力レバー23の先端部には、出力軸25を中心とする周方向に延在する第1長孔及び第2長孔を構成する長孔としての1本のスリット23aが形成されている。そして、このスリット23aには、前記リリースケーブル38の端末38a及び前記クローザケーブル39の端末39aがそれぞれ挿入及び抜け止めされている。
また、出力レバー23の基端には、一側(図3において紙面に直交する奥側)に屈曲する略四角板状の可動側係止片23bが形成されている。一方、ハウジング24には、可動側係止片23bよりも出力軸25から離れた位置で可動側係止片23bに対向可能な略四角板状の固定側係止片24aが突設されている。
出力軸25の周りには、ねじりコイルスプリングからなる復帰スプリング26が巻回されている。この復帰スプリング26の両端末は、出力軸25を中心とする固定側係止片24a等に向かう径方向に延びており、該固定側係止片24a等の周方向両端にそれぞれ弾性的に接触可能となっている。
そして、図3(a)に示すように、復帰スプリング26は、固定側係止片24a及び可動側係止片23bが径方向に並ぶように出力レバー23を付勢及び保持する。このときの出力レバー23の回動位置を初期位置Psという。
ここで、図3(a)に示すように、出力レバー23が初期位置Psに保持される状態では、前記リリースケーブル38の端末38a及び前記クローザケーブル39の端末39aがスリット23aの周方向両終端にそれぞれ配置されている。従って、この状態で、図3(b)に示すように、出力レバー23が復帰スプリング26の付勢力に抗して図示反時計回転方向(以下、「リリース方向」ともいう)に回動すると、スリット23aに端末38aの押されるリリースケーブル38が引っ張られる。このとき、機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々(ポール44)に解除操作力が入力されるようになっている。一方、端末39aは、スリット23aの範囲で空走することで、クローザケーブル39が引っ張られることはない(クローザ側ロストモーション)。
一方、図3(c)に示すように、出力レバー23が初期位置Psから復帰スプリング26の付勢力に抗して図示時計回転方向(以下、「クローザ方向」ともいう)に回動すると、スリット23aに端末39aの押されるクローザケーブル39が引っ張られる。このとき、リアロック33のラッチ43に係合操作力が入力されるようになっている。一方、端末38aは、スリット23aの範囲で空走することでリリースケーブル38が引っ張られることはない(リリース側ロストモーション)。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、スライドドア20が開状態にあるものとする。この状態で、スライドドア20の閉作動に伴ってラッチ43の係合凹部43a内にストライカ45が進入すると、該ストライカ45により係合凹部43aの内壁面が押圧されるラッチ43がアンラッチ位置から回動し始める。そして、図4(a)に示すように、ラッチ43がハーフラッチ位置に到達した段階で、即ちスライドドア20が半ドア状態に到達した段階で、モータ22を回転させると、出力レバー23が初期位置Psからクローザ方向に回動してクローザケーブル39を引っ張り、リアロック33のラッチ43に係合操作力を入力する。これに伴い、図4(b)に示すように、リアロック33のラッチ43がストライカ45を引き込みつつフルラッチ位置へと回動するとともに、ポール44の係合端部44aがフルラッチ係合面43eを係止することで、ラッチ機構40がフルラッチ状態になってスライドドア20が全閉状態で保持される。なお、フロントロック32のラッチ機構40は、リアロック33によるスライドドア20の閉作動に合わせてフルラッチ状態になる。
その後、モータ22を停止させて該モータ22から出力レバー23への動力伝達を停止させると、該出力レバー23は、復帰スプリング26に付勢されて初期位置Psに復帰する。
なお、リアロック33のラッチ43に係合操作力を入力する際、スリット23aによるリリース側ロストモーションで吸収することで、フロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力が入力されることはない。
次に、スライドドア20が全閉状態にあるものとする。この状態で、フロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力を入力すべくモータ22を回転させると、出力レバー23が初期位置Psからリリース方向に回動してリリースケーブル38を引っ張り、機構部31を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々(ポール44)に解除操作力を入力する。
これに伴い、図5(a)に示すように、ポール44の係合端部44aがフルラッチ係合面43eの係止を解除すると、係合凹部43a内から退出するストライカ45により係合凹部43aの内壁面が押圧されることで、ラッチ43は、フルラッチ位置からアンラッチ位置に向かって回動し始める。そして、図5(b)に示すように、ラッチ43がハーフラッチ位置を超える段階で、スライドドア20が開放可能となる。
その後、モータ22を停止させて該モータ22から出力レバー23への動力伝達を停止させると、該出力レバー23は、復帰スプリング26に付勢されて初期位置Psに復帰する。
なお、フロントロック32、リアロック33及び全開ロック34の各々に解除操作力を入力する際、スリット23aによるクローザ側ロストモーションで吸収することで、リアロック33のラッチ43に係合操作力が入力されることはない。
また、スライドドア20の開状態で、スライドドア20の開作動に伴い、全開ロック34のラッチ43が該当のストライカ45を引き込みつつフルラッチ状態になると、スライドドア20が全開状態で保持される。この場合、モータ22を回転させ全開ロック34をクローザ作動させてスライドドア20を全開状態にしてもよいし、スライドドア20の惰性運動で該スライドドア20を全開状態にしてもよい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ラッチ43の回転に伴うスライドドア20の半ドア状態から全閉状態への閉作動又はスライドドア20の開側半ドア状態から全開状態への開作動(クローザ作動)、及びポール44による回り止めの解除作動(リリース作動)を、単品の出力レバー23にて互いに独立で可能とした。このため、部品点数・コスト・質量・組付工数を削減することができるとともに、省スペース化を図ることができる。
(2)本実施形態では、クローザ側ロストモーション及びリリース側ロストモーションを1本の長孔であるスリット23aで実現したことで、例えば互いに独立している2本の長孔(第1長孔及び第2長孔)で実現する場合に比べて出力レバー23の形状をより簡易化及び小型化することができる。
(3)本実施形態では、モータ22から出力レバー23への動力伝達が停止されたとしても、復帰スプリング26により出力レバー23を初期位置Psへと復帰させることができる。
(4)本実施形態では、出力レバー23の初期位置Psへの移動を1本のねじりコイルスプリング(復帰スプリング26)で実現することで、例えば複数のコイルスプリングで実現する場合に比べて部品点数・コスト・質量・組付工数を削減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図6に示すように、出力レバー23の初期位置Psへの移動を、引っ張りコイルスプリングからなる第1復帰スプリング51及び第2復帰スプリング52の2本で実現してもよい。すなわち、それら第1復帰スプリング51及び第2復帰スプリング52は、スリット23aの中央及び出力軸25の中心を結ぶ直線に対して互いに対称に配置されている。そして、第1復帰スプリング51は、一端がリリースケーブル38に近い位置で出力レバー23に係止されるとともに、他端がハウジング24に係止されている。同様に、第2復帰スプリング52は、一端がクローザケーブル39に近い位置で出力レバー23に係止されるとともに、他端がハウジング24に係止されている。
従って、リリースケーブル38を引っ張るべくモータ22にて出力レバー23を初期位置Psから図示反時計回転方向(リリース方向)に回動させると、第1復帰スプリング51が伸長するとともに、第2復帰スプリング52が短縮する。そして、その後に、モータ22を停止させて該モータ22から出力レバー23への動力伝達を停止させると、該出力レバー23は、第1復帰スプリング51に付勢されて初期位置Psに復帰する。反対に、クローザケーブル39を引っ張るべくモータ22にて出力レバー23を初期位置Psから図示時計回転方向(クローザ方向)に回動させると、第1復帰スプリング51が短縮するとともに、第2復帰スプリング52が伸長する。そして、その後に、モータ22を停止させて該モータ22から出力レバー23への動力伝達を停止させると、該出力レバー23は、第2復帰スプリング52に付勢されて初期位置Psに復帰する。
このように変更をしても、前記実施形態の(1)〜(3)と同様の効果が得られる。
・図7に示すように、互いに独立の第1長孔としての第1スリット55a及び第2長孔としての第2スリット55bの形成された出力レバー55であってもよい。それら第1スリット55a及び第2スリット55bは、共に出力軸25を中心とする周方向に延在しており、第1スリット55aの方が第2スリット55bよりも出力軸25に近い位置に配置されている。そして、第1スリット55a及び第2スリット55bには、クローザケーブル39の端末39a及びリリースケーブル38の端末38aがそれぞれ挿入及び抜け止めされている。出力レバー55が初期位置(Ps)に保持される状態では、クローザケーブル39の端末39a及びリリースケーブル38の端末38aが互いに離れる第1スリット55aの周方向終端及び第2スリット55bの周方向終端にそれぞれ配置されている。
従って、この状態で、出力レバー55が図示反時計回転方向(リリース方向)に回動すると、第2スリット55bに端末38aの押されるリリースケーブル38が引っ張られる。一方、端末39aは、第1スリット55aの範囲で空走することで、クローザケーブル39が引っ張られることはない(クローザ側ロストモーション)。
一方、出力レバー55が初期位置から図示時計回転方向(クローザ方向)に回動すると、第1スリット55aに端末39aの押されるクローザケーブル39が引っ張られる。一方、端末38aは、第2スリット55bの範囲で空走することでリリースケーブル38が引っ張られることはない(リリース側ロストモーション)。
なお、出力軸25に対する第1スリット55a及び第2スリット55bの配置関係は、互いに逆であってもよい。また、第1スリット55a及び第2スリット55bは、互いに独立となるように出力軸25を中心とする周方向に並設されたものであってもよい。さらに、出力レバー55の初期位置への復帰は、前述のように1本の復帰スプリング(26)で行ってもよいし、2本の復帰スプリング(51,52)で行ってもよい。あるいは、モータ22の動力で出力レバー55を初期位置に復帰させてもよい。
・前記実施形態において、出力レバー23の初期位置への復帰は、モータ22の動力で行ってもよい。
・前記実施形態において、全開ロックがラッチ機構を有する構造ではなく、例えばスライドドア20の開作動に伴う惰性運動で該スライドドア20を全開状態で簡易に保持する構造(例えば輪止めなど)の場合、出力レバー23及び全開ロックの機械的な連係構造を省略してもよい。
・駆動部材21及びフロントロック32等を車両ボデー10側に設置するとともに、ストライカ45をスライドドア20側に設置してもよい。
・クローザ作動及びリリース作動に連動してスライドドア20を電動で開閉作動させる構成であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記車両用ドア開閉装置において、
前記復帰用付勢部材は、1本のねじりコイルスプリングである、車両用ドア開閉装置。
この構成によれば、前記出力レバーの前記初期位置への移動を1本のねじりコイルスプリングで実現することで、例えば複数のコイルスプリングで実現する場合に比べて部品点数を削減することができる。
10…車両ボデー、20…スライドドア(車両ドア)、22…モータ、23,55…出力レバー、23a…スリット(第1長孔及び前記第2長孔を構成する長孔)、25…出力軸、26…復帰スプリング(復帰用付勢部材)、32…フロントロック(ドアロック)、33…リアロック(ドアロック)、34…全開ロック、38…リリースケーブル、38a,39a…端末、39…クローザケーブル、43…ラッチ、44…ポール、45…ストライカ、51…第1復帰スプリング(復帰用付勢部材)、52…第2復帰スプリング(復帰用付勢部材)、55a…第1スリット(第1長孔)、55b…第2スリット(第2長孔)。

Claims (3)

  1. 車両ボデー及び車両ドアのいずれか一方に回転自在に連結されるラッチ及びポールを有し、前記車両ボデー及び前記車両ドアのいずれか他方に設けられるストライカと係合する前記ラッチを前記ポールで回り止めして前記車両ドアを半ドア状態及び全閉状態で保持可能なドアロックと、
    モータにより回転するように駆動される出力レバーと、
    前記出力レバーに一方の端末が連結されるとともに、前記ラッチに他方の端末が連係され、前記全閉状態にすべく前記ラッチを回転可能なクローザケーブルと、
    前記出力レバーに一方の端末が連結されるとともに、前記ポールに他方の端末が連係され、前記ポールによる回り止めを解除可能なリリースケーブルとを備え、
    前記出力レバーには、前記出力レバーが初期位置から一方向に回転する際に前記クローザケーブルを引っ張るとともに他方向に回転する際に前記クローザケーブルを引っ張らない第1長孔及び前記出力レバーが前記初期位置から一方向に回転する際に前記リリースケーブルを引っ張らないとともに他方向に回転する際に前記リリースケーブルを引っ張る第2長孔がそれぞれ形成された、車両用ドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、
    前記第1長孔及び前記第2長孔は、互いに連通する1本の長孔で形成された、車両用ドア開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドア開閉装置において、
    前記出力レバーが前記初期位置に移動するように付勢する復帰用付勢部材を備えた、車両用ドア開閉装置。
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