JP2015085515A - 建築用化粧材及びその製造方法 - Google Patents

建築用化粧材及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015085515A
JP2015085515A JP2013222919A JP2013222919A JP2015085515A JP 2015085515 A JP2015085515 A JP 2015085515A JP 2013222919 A JP2013222919 A JP 2013222919A JP 2013222919 A JP2013222919 A JP 2013222919A JP 2015085515 A JP2015085515 A JP 2015085515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
paint
coating
undercoat
colored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013222919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6261943B2 (ja
Inventor
石川 利博
Toshihiro Ishikawa
利博 石川
英昭 浅見
Hideaki Asami
英昭 浅見
正範 伊藤
Masanori Ito
正範 伊藤
潤一郎 平瀬
Junichiro Hirase
潤一郎 平瀬
正宜 岩井
Masayoshi Iwai
正宜 岩井
修 有本
Osamu Arimoto
修 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Asahi Tostem Exterior Building Materials Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Asahi Tostem Exterior Building Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=53048854&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2015085515(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dai Nippon Toryo KK, Asahi Tostem Exterior Building Materials Co Ltd filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP2013222919A priority Critical patent/JP6261943B2/ja
Publication of JP2015085515A publication Critical patent/JP2015085515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6261943B2 publication Critical patent/JP6261943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】経年による変化(エイジング)によって、外観を自然な風合いで変化させることができる建築用化粧材、及びその製造方法を提供する。【解決手段】基材と、下塗着色塗料を塗装して得られた下塗層と、上塗着色塗料を部分塗装して得られた上塗層と、クリヤー塗料を塗装して得られたクリヤー層とを有した建築用化粧材であって、上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことを特徴とする建築用化粧材であり、また、上記の上塗着色塗料を用いて建築用化粧材を製造する方法である。【選択図】なし

Description

この発明は、建築用化粧材、及びその製造方法に関し、詳しくは、部分模様付けに用いられる上塗着色塗料が無機顔料と有機顔料との両方を含み、経年変化によって敢えて外観が変化するようにした建築用化粧材、及びその製造方法に関する。
建築用の資材、いわゆる建材として用いられる建築用化粧板は、代表的には建築物の屋内外の壁面のほか、屋外看板、道路標識等において多用されている。これらの建築用化粧板は、無機質基材を用いた無機質化粧板を始めとして、金属サイディング、塩ビ押出サイディング、ALCパネル、金属板、タイル等の多くの種類があり、かかる建築用化粧板においては、いずれも無機質材料、金属材料、有機質材料等の材料を用いて板状等の必要な形状に形成された基材の表面に対して、基材それ自体の劣化防止や外観に関する意匠性の向上等を目的として、様々な模様の模様付けが行われている。
このような基材の表面に施される模様付けについては、近年、個性の表現等に基づく要求等から、ますます高い意匠性が求められるようになっている。例えば、所定の画像データに基づいて、イエロー(Y:黄)、シアン(C:青緑)及びマゼンタ(M:赤紫)の三原色に加えて、必要によりブラック(K:黒)の4色のインクをインクジェットのノズルから吐出し、ドット状に付着させて基材の表面に所望の模様付けを行う方法や、フレキソ印刷、グラビヤ印刷、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装等によって、着色インキや着色塗料にて模様付けを行う方法などが良く知られている。
ところが、周辺の自然環境や景観、更には住環境を破壊しないようにする配慮等から、建築用化粧板には使用する環境に基づく要求があり、結局のところ、例えば、自然石模様、大理石模様、タイル模様、木目模様、レンガ模様等のように、主に使用される色や模様はどれも比較的似た物になってしまう。
一方で、建築用化粧板に求められるもう一つの重要な要素は、耐候性に優れることである。そのため、通常は、最外層にクリヤー塗料を塗装してクリヤー層を設け、場合によってはクリヤー塗料に紫外線吸収剤や酸化防止剤等を添加して、着色・模様付けした層の色落ちや色の変化を防止する。加えて、例えば特許文献1に記載されるように、クリヤー層の下地になって、基材に着色や模様付けを行う上塗層では、チタンや酸化鉄等の無機顔料が着色顔料として主に使用される。すなわち、アゾ系顔料、縮合多環系顔料、キナクリドン系顔料等のような有機顔料は、一般に、彩度や鮮やかさの点で無機顔料よりも優れるが、無機顔料に比べて値段が高く、なかでも無機顔料が主に使用される最大の原因は、有機顔料は無機顔料に比べて色落ちや色の変化が生じて耐候性に劣ることであり、実際に製造される建築用化粧板では、有機顔料の使用は極力避けられている。
特開平8−290105号公報(段落0029〜0034)
このような状況のもと、本発明者らは、建築用化粧板のラインナップを増やすべく鋭意研究を重ねた結果、従来の技術常識を逆手にとって、上塗着色塗料の着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含有させることで、新たな建築用化粧板が得られることを見出した。すなわち、無機顔料と有機顔料とを併用しながら、有機顔料の色落ちや色の変化を生じさせることで、経年による自然な風合いの変化を発現せしめて、これまでにない建築用化粧板が得られることを見出し、本発明を完成させた。
したがって、本発明の目的は、経年による変化(エイジング)によって、外観を自然な風合いで変化させることができる建築用化粧材を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、経年による変化(エイジング)によって、外観を自然な風合いで変化させることができる建築用化粧材の製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、基材と、下塗着色塗料を塗装して得られた下塗層と、上塗着色塗料を部分塗装して得られた上塗層と、クリヤー塗料を塗装して得られたクリヤー層とを有した建築用化粧材であって、上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことを特徴とする建築用化粧材である。
また、本発明は、基材上に下塗着色塗料を塗装して下塗層を形成する工程と、上塗着色塗料を部分塗装して上塗層を形成する工程と、クリヤー塗料を塗装してクリヤー層を形成する工程とを含んだ建築用化粧材の製造方法であって、上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことを特徴とする建築用化粧材の製造方法である。
以下、本発明の建築用化粧材及びその製造方法について詳しく説明する。
本発明において、建築用化粧材を製造するために用いられる基材としては、後述する下塗着色塗料を塗装して下塗層を形成することが可能であれば、その材質や形状等が特に制限されるものではなく、従来からこの種の建材に用いられている種々の建築用資材を挙げることができる。その一例として、フレキシブルボード、ケイ酸カルシウム板、石膏スラグバーライト板、木片セメント板、プレキャストコンクリート板、ALC板、石膏ボード等の無機質材料や、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属材料や、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等の有機質材料のほか、これら無機質材料、金属材料、及び有機質材料から選ばれた2種以上のものの組合せからなる組合せ材料等を例示することができる。これらの基材については、その表面が平滑なものであってもよく、また、比較的細かな凹凸形状及び/又は比較的大きな凹凸形状を有するものであってもよい。
また、下塗着色塗料を塗装して得られる下塗層は、使用する基材の表面の素穴を塞いだり、建築用化粧板の下地色を形成するなどの目的で設けるものであり、従来、この種の建材の製造に用いられている下塗着色塗料を用いることができる。例えば、合成樹脂や着色顔料のほか、必要に応じて溶剤、添加剤、改質剤等を含んだ下塗着色塗料を使用することができ、また、常温硬化型、強制乾燥型、焼付硬化型等の種別についても特に制限されない。
このうち、合成樹脂としては、例えば、セルロース樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、アミノアクリル樹脂系、アクリルウレタン樹脂系、ポリエステルウレタン樹脂系、アクリルシリコン樹脂系等が代表的なものとして挙げられる。また、これらの合成樹脂を有機溶剤に溶解又は分散させた型、水に溶解又は分散させた型、無溶剤型、粉体型のいずれの形態でも任意に選択可能である。
また、着色顔料としては、一般的な下塗着色塗料と同様に、酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、フタロシアニン、キナクリドン等の各種無機・有機顔料等が挙げられるが、下塗層が色落ちしたり、色の変化が生じると、本発明で目的とするような自然な風合いによる変化を得るための制御が難しくなることから、好ましくは、下塗着色塗料における着色顔料では有機顔料の使用を極力避けて、無機顔料を用いるようにするのがよい。
更に、下塗着色塗料には、着色顔料とは別に、体質顔料として硫酸バリウム、タルク、カオリン等の各種のものを併用するようにしてもよく、また、必要に応じて、水、キシレン、トルエン、ブタノール、メチルイソブチルケトン、酢酸ブチル、セロソルブ等の溶剤、紫外線吸収剤、表面調整剤、硬化促進剤、沈殿防止剤、分散剤等の各種添加剤、改質剤等を適宜使用することができる。
基材の表面に下塗着色塗料を塗装する手段については特に制限はなく、従来から採用されているいずれの方法も適用可能であり、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、静電塗装、ロールコーター塗装、フローコーター塗装等を適宜選択することができる。下塗着色塗料の塗布量については、選択する基材や下塗着色塗料の種類により適宜変更することが可能であるが、例えば、基材が無機質材料の場合、下塗着色塗料は固形分換算で10〜40g/m2の範囲で塗装するのがよく、好ましくは、15〜30g/m2の範囲で塗装するのがよい。すなわち、基材と下塗層の密着性、エフロ成分のブリード抑止効果が低下するのを防ぐためには15g/m2以上にするのが好適であり、また、乾燥に要する時間の考慮やコスト性のほか、チェッキング等の発生を防いでより平滑な下塗層が形成されやすくすることなどから、30g/m2以下にするのが好適である。なお、下塗層は、同種の下塗着色塗料を用いたり、或いは異なる下塗着色塗料を用いて重ね塗りし、2層以上を設けるようにしてもよい。
また、着色顔料を含んだ上塗塗料を部分塗装して得られる上塗層は、下塗層による着色塗膜に対して模様付けをして、建築用化粧板の意匠性を高めるようにするものである。加えて、本発明では、上塗着色塗料の着色顔料として、無機顔料と有機顔料との両方を用いることで、経年変化により有機顔料の色落ちや色の変化を生じさせて、自然な風合いの変化(エージング)を発現させるようにする。
ここで、上塗着色塗料に含める無機顔料としては、一般的に上塗着色塗料に含まれるものを使用することができ、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、カーボンブラック、黄鉛、オーカー、弁柄、複合酸化物(ニッケル・チタン系、クロム・チタン系、ビスマス・バナジウム系)等が挙げられる。
一方、上塗着色塗料に含める有機顔料としては、アゾ系顔料、縮合多環系顔料、染付レーキ顔料等の各種有機顔料を使用することができ、例えば、モノアゾ、ジアゾ系顔料(Pig.No.Red 12,48,112,144,150,170,184,188等)、アゾレーキ顔料(PigNo.Red 49:1,50:1,53:1,57:1,58:2,58:4,60:1等)、キナクリドン系顔料(Pig.No.Red 122、Violet 19等)、ピランスロンレッド(Pig.No.Red 216)、ペリレン系顔料(Pig.No.Red 178,179等)、アンスラキノン系顔料(Pig.No.Red 177)、縮合アゾ系顔料(Pig.No.Red 144,146)、ジケトピロロピロール系顔料(Pig.No.254,255等)
等を例示することができる。
詳しくは、主に黄色用の有機顔料として、例えば、C.I.ピグメントイエロー1(ハンザイエローG),2,3(ハンザイエロー10G),4,5(ハンザイエロー5G),6,7,10,11,12(ジスアゾイエローAAA),13,14,16,17,24(フラバントロンイエロー),55(ジスアゾイエローAAPT),61,61:1,65,73,74(ファストイエロー5GX),75,81,83(ジスアゾイエローHR),93(縮合アゾイエロー3G),94(縮合アゾイエロー6G),95(縮合アゾイエローGR),97(ファストイエローFGL),98,99(アントラキノン),100,108(アントラピリミジンイエロー),109(イソインドリノンイエロー2GLT),110(イソインドリノンイエロー3RLT),113,117,120(ベンズイミダゾロンイエローH2G),123(アントラキノンイエロー),124,128(縮合アゾイエロー8G),129,133,138(キノフタロンイエロー),139(イソインドリノンイエロー),147,151(ベンズイミダゾロンイエローH4G),153(ニッケルニトロソイエロー),154(ベンズイミダゾロンイエローH3G),155,156(ベンズイミダゾロンイエローHLR),167,168,172,173(イソインドリノンイエロー6GL),180(ベンズイミダゾロンイエロー)等が挙げられる。
また、赤用の有機顔料として、例えば、C.l.ピグメントレッド1(パラレッド),2,3(トルイジンレッド),4,5(lTR Red),6,7,8,9,10,11,12,14,15,16,17,18,19,21,22,23,30,31,32,37,38(ピラゾロンレッドB),40,41,42,88(チオインジゴボルドー),112(ナフトールレッドFGR),114(ブリリアントカーミンBS),122(ジメチルキナクリドン),123(ペリレンバーミリオン),144,146,149(ペリレンスカーレッド),150,166,168(アントアントロンオレンジ),170(ナフトールレッドF3RK),171(ベンズイミダゾロンマルーンHFM),175(ベンズイミダゾロンレッドHFT),176(ベンズイミダゾロンカーミンHF3C),177,178(ペリレンレッド),179(ペリレンマルーン),185(ベンズイミダゾロンカーミンHF4C),187,188,189(ペリレンレッド),190(ペリレンレッド),194(ペリノンレッド),202(キナクリドンマゼンタ),209(ジクロロキナクリドンレッド),214(縮合アゾレッド),216,5219,220(縮合アゾ),224(ペリレンレッド),242(縮合アゾスカーレット),245(ナフトールレッド),又は、C.I.ピグメントバイオレット19(キナクリドン),23(ジオキサジンバイオレット),31,32,33,36,38,43,50等が挙げられる。
更に、青用の有機顔料として、例えば、C.l.ピグメントブルー15,15:1,15:2,15:3,15:4,15:6(以上いずれもフタロシアニンブルー),16(無金属フタロシアニンブルー),17:1,18(アルカリブルートナー),19,21,22,25,56,60(スレンブルー),64(ジクロロインダントロンブルー),65(ビオラントロン),66(インジゴ)等を挙げることができる。更に、黒用の有機顔料としては、アニリンブラック(C.l.ピグメントブラック1)等の黒色有機顔料を用いることができる。
更にまた、黄、赤又は青用以外の有機顔料としては、例えば、C.I.ピグメントオレンジ1,2,5,7,13,14,15,16(バルカンオレンジ),24,31(縮合アゾオレンジ4R),34,36(ベンズイミダゾロンオレンジHL),38,40(ピラントロンオレンジ),42(イソインドリノンオレンジRLT),43,51,60(ベンズイミダゾロン系不溶性モノアゾ顔料),62(ベンズイミダゾロン系不溶性モノアゾ顔料),63;C.I.ピグメントグリーン7(フタロシアニングリーン),10(グリーンゴールド),36(塩臭素化フタロシアニングリーン),37,47(ビオラントロングリーン);あるいはC.I.ピグメントブラウン1,2,3,5,23(縮合アゾブラウン5R),25(ベンズイミダゾロンブラウンHFR),26(ペリレンボルドー),32(ベンズイミダゾロンブラウンHFL)等が挙げられる。
なかでも、自然石模様、大理石模様、タイル模様、木目模様、レンガ模様等の外観模様を呈する建築用化粧材として、経年による自然な風合いの変化を再現するには、好適には、有機顔料として、C.I.ピグメントイエロー、C.I.ピグメントレッド、C.I.ピグメントバイオレット、C.I.ピグメントオレンジ、又は、C.I.ピグメントブラウンを用いるのがよい。なお、有機顔料は1種のみを用いてもよく、2種以上を配合して用いるようにしてもよい。
また、上塗着色塗料の着色顔料における有機顔料と無機顔料との配合割合については、好ましくは、質量比で有機顔料:無機顔料=1:9〜9:1の範囲であるのがよく、より好ましくは、質量比で有機顔料:無機顔料=1.5:8.5〜5.0:5.0の範囲であるのがよい。有機顔料の比率が1:9の割合より少なくなると、場合によっては、本発明で目的とするような経年変化を再現することが難しくなるおそれがある。反対に有機顔料の比率が9:1の割合より多くなると、有機顔料の色の変化や色落ちが目立ちすぎるようになり、自然な風合いの変化を再現するのが難しくなるおそれがある。
ここで、経年による自然な風合いの変化(エージング)の程度を定量的に規定することは困難であり、色の種類や模様付け等によっても変わる可能性があるため、一概に特定することはできないが、下記実施例で説明するように、アイスーパーUVテスター(岩崎電気社製)試験時間200時間における促進耐候性試験の前後で色差ΔE*が1.5〜20.0、好ましくは3.0〜6.0になるように有機顔料と無機顔料とを配合した上塗着色塗料を用いるようにするのがよい。ここで、上記色差とは、二つの色の間の隔たりを数値化した値であり、次のように求めることができる。すなわち、JIS−Z−8729に規定されるL*・a*・b*表色系色度図において、二つの色の間のa*軸方向の差Δa*、b*軸方向の差Δb*、L*軸方向の差ΔL*を以下の式1に代入することにより、色差ΔE*が得られる。
ΔE*={(Δa*2乗)+(Δb*2乗)+(ΔL*2乗)}1/2乗 …式1
また、上塗着色塗料は、着色顔料以外については、従来からこの種の建材で用いられている一般的な上塗着色塗料と同様にすることができ、アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、アルキド樹脂系、ポリブタジエン樹脂系等の合成樹脂が挙げられる。また、これらの合成樹脂を有機溶剤に溶解又は分散させた型、水に溶解又は分散させた型、無溶剤のいずれの形態でも選択可能である。更に上塗着色塗料には、着色顔料とは別に、必要に応じて水、有機溶剤、体質顔料、増粘剤、分散剤、消泡剤、成膜助剤、防腐剤、紫外線吸収剤、表面調整剤等の各種添加剤を含んだものを例示することができる。ここで、上塗着色塗料における着色顔料(無機顔料と有機顔料と合計)の含有量については、塗料中に0.02〜70質量%含まれるようにするのが好ましい。
上塗着色塗料を塗装する手段について、本発明では基材表面の全部に対して上塗層を設けるのではなく、部分的な模様付けを行うものであることから、そのような部分塗装が行える公知の手段を採用すればよい。例えば、エアレススプレー塗装、エアスプレー塗装、フレキソ印刷、グラビヤ印刷、インクジェット印刷等を挙げることができ、いずれか1種又は2種以上の手段を組み合わせるようにしてもよい。
また、部分模様付けの形態について、タイル模様やレンガ模様を呈する建築用化粧材を製造する場合を例に説明すると、例えば、凹部と凸部を有しているタイルやレンガ調を模した基材に対し、下塗層を全面に形成した後、基材の凸部に相当する部分の一部又は全部に上塗着色塗料を塗装すれば、目地(凹部)の部分は、上塗層による部分模様付けがなされないことになる。上述したように、上塗層には着色顔料として無機顔料と有機顔料とが含まれ、経時的に有機顔料が色落ちしたり、色の変化が生じることから、基材の凸部では、上塗層における部分的な変化と下塗層による着色塗膜とが相まって、自然な風合いの変化を再現することができる。
また、上記のようなタイル模様やレンガ模様を呈する建築用化粧材を製造する場合、エヤレススプレー塗装やエアスプレー塗装では上塗着色塗料は固形分換算で2〜15g/m2の範囲で塗装するのがよく、好ましくは、4〜10g/m2の範囲で塗装するのがよい。すなわち、塗布を安定して行うようにするには4g/m2以上とし、また、チェッキングや膨れ等を発生させずにより平滑な塗面を得るには10g/m2以下にするのが好適である。
上記以外にも、例えば、凹凸を有さない木目調の平らな基材に上塗着色塗料を部分塗装したりして、建築用化粧材を製造するようにしても勿論よく、上塗着色塗料による部分塗装はこれらの場合に制限されるものではない。また、下塗着色塗料や上塗着色塗料とは色彩が異なる中塗着色塗料を用意し、例えば、上塗着色塗料による部分塗装に先駆けて、基材の凸部に相当する部分にスポンジロール塗装やゴムロール塗装機等で中塗着色塗料を塗装し、その中塗層に対して上塗着色塗料を部分塗装するなどして、重畳的な模様付けを行うようにしてもよい。
また、本発明における建築用化粧材の表面には、クリヤー塗料を塗装して得られたクリヤー層を備えるようにする。ここで、クリヤー塗料については、従来一般に用いられているクリヤー塗料を使用することができ、特に制限されないが、例えば、アクリル共重合体、ヒンダードアミン基含有アクリル共重合体、加水分解性シリル基含有アクリル共重合体、含フッ素共重合体、加水分解性シリル基含有含フッ素共重合体、及びアルコキシシラン縮合体からなる群から選ばれる少なくとも1種をバインダーとして含むクリヤー塗料であれば、建築用化粧材自体に優れた耐候性を付与させることができる点で好ましい。
また、クリヤー塗料には、透明性を失わない程度で、艶消し剤を含む体質顔料、着色顔料、或いはカラーマイカ、ウレタン系、アクリル系着色ビーズ、ウレタン系、アクリル系透明ビーズ、鱗片状黒鉛、鱗片状酸化鉄、メッキ処理ガラスフレーク、メッキ処理マイカ、パール顔料、アルミフレーク、アルミ箔カラークリヤー塗布切断品等の各種顔料類を配合してもよく、また、紫外線吸収剤や酸化防止剤等を添加してもよい。
クリヤー塗料を塗装する手段については特に制限はなく、例えば、常法のエアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、静電塗装、ロールコーター塗装、フローコーター塗装等公知の塗装方法を使用して塗装することができる。
本発明によれば、部分模様付けを行う上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことから、有機顔料の色落ちや色の変化が生じて、これまでにない建築用化粧板を得ることができる。すなわち、本発明の建築用化粧材によれば、経年による自然な風合いの変化を再現することができる。
図1は、実施例で作製した試験板(建築用化粧材)を示す平面説明図である。 図2は、実施例で作製した試験板(建築用化粧材)を示す断面説明図である。
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
[シーラーの調整]
使用するシーラーとしてVセラン#300セカンドシーラー(アクリルエマルジョン樹脂系、大日本塗料株式会社製)を粘度70KU(20℃)、加熱残分46質量%に調整した。
[下塗着色塗料の調整]
下記表1の通り、原料を配合し、粘度66KU(20℃)、加熱残分41質量%に調整した。
Figure 2015085515
[中塗着色塗料の調整]
下記表2の通り、原料を配合し、粘度66KU(20℃)、加熱残分41質量%に調整した。
Figure 2015085515
[上塗着色塗料の調整]
下記表3の通り、原料を配合し、粘度74KU(20℃)、加熱残分19質量%に調整した。なお、下記表2中に記した着色顔料のうち、黄色酸化鉄易分散顔料(東洋インキ工業(株)製 EMFカラーオーカーHL:顔料分57質量%)、赤色酸化鉄易分散顔料(東洋インキ工業(株)製EMFカラーBROWN HY:顔料分50質量%)、及びカーボンブラック易分散顔料(東洋インキ工業(株)製EMFカラーHK:顔料分30質量%)が無機顔料であり、有機黄易分散顔料(東洋インキ工業(株)製EMFカラーH2RN:顔料分32質量%)、及び有機赤易分散顔料(東洋インキ工業(株)製EMFカラーRED HFB:顔料分30質量%)が有機顔料である。
Figure 2015085515
[クリヤー塗料の調整]
下記表4の通り、原料を配合し、粘度80KU(20℃)、加熱残分36質量%に調整した。
Figure 2015085515
[試験板の調整]
基材としては、石膏スラグパーライト板(表面形状:4mmの凹凸差を有するタイル柄)を使用し、その寸法は幅455mm×長さ300mm×厚さ16mmとした。
先ず、上記シーラーを水にて希釈し(希釈率30質量%)、エアスプレーにて固形分塗布量28g/m2となるように、基材1の全面に塗装し、100℃×5分間乾燥させて、図2に示すようにシーラーの膜2を形成した。次いで、上記の下塗着色塗料を水にて希釈し(希釈率20質量%)、エアスプレーにて固形分塗布量27g/m2となるように、シーラー膜2が形成された基材1に塗装し、100℃×5分間乾燥させて、下塗層3を形成した。その後、上記中塗着色塗料を水にて希釈し(希釈率5質量%)、スポンジロールにて固形分塗布量16g/m2となるように、基材1の凸部8における下塗層3の上に塗装し、100℃×3分間乾燥させて、中塗層4を形成した。
その後、上塗着色塗料を水にて希釈し(希釈率50質量%)、エアスプレーにて固形分塗布量6g/m2となるように、基材1の凸部8の一部に塗装し、100℃×3分間乾燥させて、上塗層5を形成した。更には、上記クリヤー塗料を水にて希釈し(希釈率30質量%)、エアスプレーにて固形分塗布量22g/m2となるように、基材1の全面に塗装し、100℃×10分間乾燥させてクリヤー層6を形成して、試験板を得た。すなわち、得られた試験板は、図1に示したように、基材1の目地7は下塗層3によって着色されている。一方、この試験板は上塗着色塗料が部分塗装されており、基材1の凸部8は、下塗層3と中塗層4とによって着色された着色部分8-1と、下塗層3と中塗層4と上塗層5とによって着色された着色部分8-2とを備えている。
得られた試験板について、以下に示す各種評価試験を行った。
[促進耐候性試験]
試験片を、アイスーパーUVテスターにて試験した。試験条件は下記表5に示したとおりである。そして、未試験のものとの色差(ΔE*)の測定(すなわち促進耐候性試験の前後での色差ΔE*の測定)を行うと共に、試験後の外観を以下の基準により評価した。結果を表6に示す。
◎:塗膜外観に変化はなく、光沢にも変化はない。
○:塗膜外観の変化が軽微にあり、光沢が少し低下した。
×:塗膜外観の変化が著しく、光沢も著しく低下した。
Figure 2015085515
Figure 2015085515
[耐温水性試験]
試験片を、40℃に保った恒温水槽中に浸漬し、240時間後に取り出して乾燥させた後、外観を以下の基準により評価した。また、塗膜表面にカッターで碁盤目(4mm間隔で5×5のマス目を入れる)のカットを入れて、その上からセロテープ(登録商標)による貼着と剥離を行い、目視による観察により、以下の基準により評価した。結果を表6に示す。
<外観>
◎:塗膜外観に変化はなく、光沢にも変化はない。
○:塗膜外観の変化が軽微にあり、光沢が少し低下した。
×:塗膜外観の変化が著しく、光沢も著しく低下した。
<塗膜付着>
◎:塗膜の剥がれは見られない(剥がれたマス目0個)。
○:一部の塗膜が剥がれる(剥がれたマス目1〜5個)。
×:全体的に塗膜が剥がれる(剥がれたマス目6〜25個)。
[耐湿性試験]
試験片を、50℃で95%RH以上の恒温恒湿槽に240時間放置後、上記耐温水性試験と同様に外観を以下の基準により評価すると共に、塗膜の碁盤目試験を行い、以下の基準により評価した。結果を表6に示す。
<外観>
◎:塗膜外観に変化はなく、光沢にも変化はない。
○:塗膜外観の変化が軽微にあり、光沢が少し低下した。
×:塗膜外観の変化が著しく、光沢も著しく低下した。
<塗膜付着>
◎:塗膜の剥がれは見られない(剥がれたマス目0個)。
○:一部の塗膜が剥がれる(剥がれたマス目1〜5個)。
×:全体的に塗膜が剥がれる(剥がれたマス目6〜25個)。
表6に示した結果から分かるように、無機顔料のみを含んだ上塗着色塗料を用いた場合には、促進耐候性試験後の試験片は見た目で殆ど変化がなく、また、有機顔料のみを含んだ上塗着色塗料を用いた場合には、促進耐候性試験後の試験片は見た目で元色の色が消失し著しく変化し、全く違う色に変化した。それに対して、無機顔料と有機顔料とを所定の割合で含んだ上塗着色塗料を用いた場合には、促進耐候性試験後の試験片は見た目で黄味が減少し、赤く変化し、経年による変化を再現することができた。
1:基材
2:シーラー膜
3:下塗層
4:中塗層
5:上塗層
6:クリヤー層
7:基材の目地
8:基材の凸部
8-1:着色部分(下塗層+中塗層)
8-2:着色部分(下塗層+中塗層+上塗層)

Claims (11)

  1. 基材と、下塗着色塗料を塗装して得られた下塗層と、上塗着色塗料を部分塗装して得られた上塗層と、クリヤー塗料を塗装して得られたクリヤー層とを有した建築用化粧材であって、上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことを特徴とする建築用化粧材。
  2. 前記基材が、凹部と凸部を有する基材であり、少なくとも凸部の一部に上塗着色塗料を塗装して部分模様付けがなされている請求項1に記載の建築用化粧材。
  3. 前記上塗層は、エアレススプレー塗装、エアスプレー塗装、フレキソ印刷、グラビヤ印刷、及びインクジェット印刷からなる群から選択されたいずれか1種又は2種以上を用いて部分塗装されたものである請求項1又は2に記載の建築用化粧材。
  4. 上塗着色塗料の着色顔料における有機顔料と無機顔料との配合割合が、質量比で有機顔料:無機顔料=1:9〜9:1の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の建築用化粧材。
  5. 上塗着色塗料の着色顔料における有機顔料が、C.I.ピグメントイエロー、C.I.ピグメントレッド、C.I.ピグメントバイオレット、C.I.ピグメントオレンジ、及びC.I.ピグメントブラウンからなる群から選択されたいずれか1種又は2種以上である請求項1〜4のいずれかに記載の建築用化粧材。
  6. 前記下塗層を形成する下塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料を使用したものである請求項1〜3のいずれかに記載の建築用化粧材。
  7. 基材上に下塗着色塗料を塗装して下塗層を形成する工程と、上塗着色塗料を部分塗装して上塗層を形成する工程と、クリヤー塗料を塗装してクリヤー層を形成する工程とを含んだ建築用化粧材の製造方法であって、上塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料と有機顔料との両方を含むことを特徴とする建築用化粧材の製造方法。
  8. 前記基材が、凹部と凸部を有する基材であり、少なくとも凸部の一部に対して、エアレススプレー塗装、エアスプレー塗装、フレキソ印刷、グラビヤ印刷、及びインクジェット印刷からなる群から選択されたいずれか1種又は2種以上を用いて上塗着色塗料を塗装して部分模様付けを行う請求項7に記載の建築用化粧材の製造方法。
  9. 上塗着色塗料の着色顔料における有機顔料と無機顔料との配合割合が、質量比で有機顔料:無機顔料=1:9〜9:1の範囲である請求項7又は8に記載の建築用化粧材の製造方法。
  10. 上塗着色塗料の着色顔料における有機顔料が、C.I.ピグメントイエロー、C.I.ピグメントレッド、C.I.ピグメントバイオレット、C.I.ピグメントオレンジ、及びC.I.ピグメントブラウンからなる群から選ばれたいずれか1種又は2種以上である請求項7〜9のいずれかに記載の建築用化粧材の製造方法。
  11. 前記下塗層を形成する下塗着色塗料が、着色顔料として無機顔料を使用したものである請求項7〜10のいずれかに記載の建築用化粧材の製造方法。
JP2013222919A 2013-10-28 2013-10-28 建築用化粧材及びその製造方法 Active JP6261943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013222919A JP6261943B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 建築用化粧材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013222919A JP6261943B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 建築用化粧材及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015085515A true JP2015085515A (ja) 2015-05-07
JP6261943B2 JP6261943B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=53048854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013222919A Active JP6261943B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 建築用化粧材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6261943B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625448A (en) * 1979-08-08 1981-03-11 Nippon Paint Co Ltd Painted smoothly planed board
JPH1058612A (ja) * 1996-08-19 1998-03-03 Toppan Printing Co Ltd 化粧板
JP2000167478A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Chugoku Marine Paints Ltd 多色化粧板、およびその製造方法
JP2002320912A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Nippon Paint Co Ltd 遮熱性カラー塗料の塗布方法及びサイディング材
JP2009149719A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Seiren Co Ltd インクジェット用イエローインク、インクジェット着色方法および着色物
JP2015108228A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 ケイミュー株式会社 化粧建築板

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625448A (en) * 1979-08-08 1981-03-11 Nippon Paint Co Ltd Painted smoothly planed board
JPH1058612A (ja) * 1996-08-19 1998-03-03 Toppan Printing Co Ltd 化粧板
JP2000167478A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Chugoku Marine Paints Ltd 多色化粧板、およびその製造方法
JP2002320912A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Nippon Paint Co Ltd 遮熱性カラー塗料の塗布方法及びサイディング材
JP2009149719A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Seiren Co Ltd インクジェット用イエローインク、インクジェット着色方法および着色物
JP2015108228A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 ケイミュー株式会社 化粧建築板

Also Published As

Publication number Publication date
JP6261943B2 (ja) 2018-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10174213B2 (en) Coating system
EP1843862B1 (en) Process for the production of primer surfacer-free multi-layer coatings
CN104497808A (zh) Mdf 转印用粉末涂料及其应用方法
CA2638251A1 (en) Ink set for ink jet, ink jet coloring process and colored product for outdoor
CN105985710A (zh) 水性短工艺闪光底色漆及其涂装方法
JP5420522B2 (ja) 模様面の形成方法
JP5210362B2 (ja) クリアー塗膜の膜厚調整方法、これに用いられるクリアー塗料、及びクリアー塗膜の膜厚が調整された壁面を有する建造物
JP6261943B2 (ja) 建築用化粧材及びその製造方法
WO2013039066A1 (ja) 複層塗膜の形成方法及び複層塗膜
JP2005162825A (ja) エマルション塗料及び無機質化粧板の製造方法
JP5215021B2 (ja) 塗装方法
JP6010315B2 (ja) 窯業建材用艶消し複層膜形成方法
JP2001072933A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JP2002155240A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JP2022075558A (ja) 化粧方法
JP2005188183A (ja) 化粧工法
JP2004244862A (ja) 陶磁器タイル面の改修方法
JP2001240807A (ja) ドット模様形成用塗料および塗膜形成方法
JP2005002238A (ja) 航空機用遮熱塗料
JP2005248692A (ja) コンクリート打放し面の塗装工法
JP7544577B2 (ja) 被覆材、被膜形成方法
JP4118149B2 (ja) 陶磁器タイル面の改修方法
JP2004313983A (ja) 光輝性複層塗膜形成方法
JP4118158B2 (ja) 陶磁器タイル面の改修方法
JPH10238072A (ja) 石模様化粧パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6261943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250