JP2015083403A - 車両用サンバイザ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、本明細書の全体を通じて、説明では、特に断りが無い場合には、「上」、「下」、「左」、「右」、「水平」、「垂直」は、各々、車両に乗車した乗員から見た方向を示す。
図1は、車両用サンバイザ100の分解斜視図である。
太陽光線等を遮蔽する車両用サンバイザ100は、板状の芯材120と表皮材130とからなるサンバイザ本体140と、回動用シャフト150と、スライドサポート155と、ブラケット190と、ノブ160と、ミラーユニット170とを有している。
また、ヒンジ部124に沿って、ヒンジ部124側に設けられる第1スライドガイド125及びヒンジ部124から離れた側に設けられる第2スライドガイド126が設けられ、スライドサポート155をガイドするスライドガイドとして機能する空間が確保できるようになっている。
図2に示される2点斜線部分は、板状の芯材120を閉じる前の開いた状態にある芯材120bを示したものである。
第1スライドガイド125は、ヒンジ部124が折り曲げられることにより生じる段差をカバーしており、第1スライドガイド125に当接するスライドサポート155は、滑らかにスライドすることができる。
また、第2スライドガイド126は、スライドサポート155の底面全体が当接できる幅になっており、スライドする際の安定性を確保している。
これにより、ヒンジ部124が過剰に折り曲がることを防ぐことができ、板状の芯材120aと120bを重ね合わせる際の位置合わせ作業が容易となる。
スライドサポート155は、回動用シャフト150の水平軸部151に、水平軸部151周りに回動可能に取りつけられている。
これによって、サンバイザ本体140は、回動用シャフト150の水平軸部151周りに回動可能とされているので、回動用シャフト150の任意の位置においてサンバイザ本体140を上下方向に動かして所望の使用位置に調節することができる。
これによって、サンバイザ本体140は、回動用シャフト150の水平軸部151に沿ってスライドが可能であるので、上記空間内においてサンバイザ本体140の使用位置を左右方向に調節することができる。
これによって、サンバイザ本体140は、垂直軸部周りに回動可能となり、フロントウインドウとサイドウインドウとの間においても、使用位置の調節が可能となる。
棒状のノブ160は、コの字状に形成されたノブ収容部141を横断するように配置され、その両端がノブ固定部121に固定される。
このノブ160は、ブラケット190が固定される側と反対側、つまり、フロントウインドウの中央寄りの天井面に設けられたホルダ180(図示せず。)に着脱可能に係止される。
また、このような表皮の木口(表皮の端)131の段差があると、サンバイザ本体140をホルダ180へ取り付ける時などに、表皮の木口(表皮の端)131の段差に、指等が接触したりすると、表皮がメクレたり、表皮に切れが生じるといった不具合が発生する場合がある。
(1)本発明の車両用サンバイザは、車両に回動可能に支持され、上端の一部に切欠きを有するサンバイザ本体と、前記切欠きを横断して配置され、前記サンバイザ本体を車両に設けられたホルダに係止するノブとを備え、前記サンバイザ本体が、前記切欠きを有する芯材と、前記芯材を厚み方向両側から覆う表皮材とを備え、前記ノブが、前記切欠きを囲う前記芯材の周縁部に支持される小径部と、前記小径部に段差部を介して連なり、前記小径部の軸径よりも大きな軸径を有する大径部とを備え、前記表皮材が前記芯材の前記周縁部から前記ノブの前記段差部までを覆うことを特徴とする。
従って、表皮の木口(表皮の端)は、ノブの段差部に隠れ、認識されにくくなり、ノブの部分の見栄えが良くなる。
このため、サンバイザ本体をホルダへ取り付ける時などに、表皮の木口(表皮の端)の段差に、指等が接触することで発生する表皮のメクレや切れを抑制することができる。
図5は、車両用サンバイザ10の全体を示す正面図であり、サンバイザ本体40は、芯材20上に表皮材30を設けることで構成されている。
また、サンバイザ本体40内には、回動用シャフト50の水平軸部51周りに回動可能に取り付けられたスライドサポート55が収容されている。
一方、サンバイザ本体40の左側には、コの字状の切欠きからなるノブ収容部41が形成されている。
そして、両端の小径部61がサンバイザ本体40の芯材20内にあるノブ固定部21に固定されることで、ノブ60がノブ収容部41を横断するようにサンバイザ本体40の芯材20に取り付けられている。
本実施形態では、このような形状のノブ60を射出成形で作製したが、特に限定されるものではなく、射出成形以外の方法でノブ60を作製してもよい。
なお、車両用サンバイザ10において、先に説明した車両用サンバイザ100と同様の構成部分については、説明を割愛する場合がある。
つまり、サンバイザ本体40の芯材20の上端外周に設けられたヒンジ部でつながった2枚の板状の芯材20からなり、2枚の板状の芯材20を合わせるように閉じる構造のものである。
但し、芯材20の構造は、特に限定されるものでなく、一般的なものを使用することが可能である。
図6に示すように、芯材20は、ヒンジ部(図示せず。)でつながった2枚の板状からなる。
それぞれの板状の芯材20には、ノブ60を配置するノブ収容部41を形成するために、コの字状の切欠きが設けられている。
そして、一方の芯材20のコの字状の切欠きの左右の壁部22の内側には、ノブ60の左右の小径部61を固定するための一対のノブ固定部21が設けられている。
これによって、芯材20を閉じて一体化するときに、ノブ60の小径部61と芯材20とが相互に干渉しない。
図6に示すように、本発明の車両用サンバイザ10は、先ず、一方の芯材20に設けられた一対のノブ固定部21にノブ60の両端の小径部61を固定する。
また、この時に回動用シャフト50やスライドサポート55(図示せず。)といったサンバイザ本体40内に収容される構成部品等の組付けを行う。
なお、回動用シャフト50は、芯材20を閉じた後に組付けられる場合もある。
例えば、回動シャフトの水平軸部が短い通常のサンバイザの場合には、スライドサポートでなく一般的なサポート(サポートがスライドせず固定されるタイプ)が芯材と一体又は別体で芯材に固定され、芯材を閉じた後に回動シャフトが組付けられる。このような構造のものを用いてもよい。
その後、図6の矢印で示されるように、2枚の芯材20を閉じると、ノブ収容部41を横断するようにノブ60が固定された芯材20が完成する。
図7に示されるように、ノブ60の小径部61と大径部62との境目に段差部63があり、その段差部63が芯材20のノブ収容部41に位置している。
図8に示すように、この閉じた芯材20の両面を覆うように一対のシート状の表皮材30(以下、単に「表皮材30」という。)を配置する。
つまり、芯材20の一方の面を覆うための表皮材30と他方の面を覆うための表皮材30とを用いて、芯材20の表面を挟むように表皮材30を配置する。
例えば、シート状の表皮材の半分が芯材の一方の面に対応し、残る半分が芯材の他方の面に対応するようなシート状の表皮材であってもよい。
この場合、シート状の表皮材を二つ折りにして、その二つ折りにしたシート状の表皮材の間に挟まれるように芯材を配置させればよい。
つまり、図8に一点斜線で示すように、開口部32のノブ60の軸方向に沿った幅が、ノブ60の一方の段差部63から他方の段差部63の長さに、ほぼ等しい幅とされた開口部32が設けられている。
このことから、芯材20を覆うように、この表皮材30を配置する時に、ノブ60の大径部62が開口部32内に位置するように表皮材30を配置すれば、ノブ60の段差部63に表皮材の端(表皮の木口となる部分)33を正確に合わせることができる。
具体的には、図9に示すように、芯材20の外周25に沿ってウェルダー加工を行い芯材20が表皮材30で溶着一体化された状態とすることで本発明の車両用サンバイザ10が完成する。
但し、このトリミングに関しては、ウェルダー加工の後に、別途、実施してもよい。
図10に示されるように、表皮材30がノブ収容部41の周縁部24からノブ60の段差部63までを覆うように設けられており、表皮の木口(表皮の端)31が段差部63とほぼ同じ位置になっている。
このため、表皮の木口(表皮の端)31は、ノブ60の段差部63に隠れ、ほとんど認識されず、見栄えが良いノブ60になる。
このような隙間のない状態になると、サンバイザ本体40をホルダ80へ取り付ける時などに、表皮の木口(表皮の端)の段差に、指等が接触しにくくなるので、この段差に指等が接触することで発生していた表皮のメクレや切れを抑制することができる。
31 表皮の木口(表皮の端)
40 サンバイザ本体
41 ノブ収容部
50 回動用シャフト
51 水平軸部
55 スライドサポート
60 ノブ
61 小径部
62 大径部
63 段差部
70 ミラーユニット
80 ホルダ
Claims (5)
- 車両用サンバイザであって、
車両に回動可能に支持され、上端の一部に切欠きを有するサンバイザ本体と、前記切欠きを横断して配置され、前記サンバイザ本体を車両に設けられたホルダに係止するノブとを備え、
前記サンバイザ本体が、
前記切欠きを有する芯材と、
前記芯材を厚み方向両側から覆う表皮材とを備え、
前記ノブが、
前記切欠きを囲う前記芯材の周縁部に支持される小径部と、
前記小径部に段差部を介して連なり、前記小径部の軸径よりも大きな軸径を有する大径部とを備え、
前記表皮材が前記芯材の前記周縁部から前記ノブの前記段差部までを覆うことを特徴とする車両用サンバイザ。 - 前記表皮材が前記大径部の輪郭に合わせて設けられた開口部を有する一対のシートによって成形されることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
- 車両用サンバイザの製造方法であって、
小径部に段差部を介して連なり、前記小径部の軸径よりも大きな軸径を有する大径部とを備えたノブを、切欠きを有する芯材の周縁部に前記切欠きを横断するように、前記小径部を支持させる工程と、
前記ノブを支持した前記芯材を覆うように表皮材を配置する工程と、
前記芯材の外周に沿って、前記表皮材を溶着する工程とを備え、
前記溶着する工程が、前記表皮材が前記周縁部から前記ノブの前記段差部までを覆うように、実施されることを特徴とする車両用サンバイザの製造方法。 - 前記配置する工程では、前記大径部の輪郭に合わせて設けられた開口部を設けた前記表皮材を用い、前記大径部が前記開口部内に位置するように前記表皮材を配置することを特徴とする請求項3に記載の車両用サンバイザの製造方法。
- 前記溶着する工程がウェルダー加工であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の車両用サンバイザの製造方法。
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