JP2015081625A - ユニオンナット付きホース - Google Patents

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裕介 中根
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Abstract

【課題】 比較的簡単かつ低コストな構成でありながら、ユニオンナットを締め付ける際に、熟練を必要とすることなく、ホースに捩れが生じないようにすることができ、以って他の部品との接触等による損傷等の発生を防止することができると共に、組み付け作業性を改善することができるユニオンナット付きホースを提供する。
【解決手段】 ユニオンナット付きホース100は、可撓性を有するホース110と、該ホース110の端部の内周に嵌挿されるインサート130と、ホース110の外周に挿入されインサート130とホース110とをカシメ等の方法により略一体化するスリーブ140と、ユニオンナット120と、を含んで構成されると共に、インサート130の接続端部(フランジ部)130Aの当接面130Bと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の間に、摩擦係数を小さくするための球状ベアリング170を周方向に複数介装した。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料配管、油圧配管、エア配管などに利用されるユニオンナット(接続ナット)付きホースの構造に関する。
従来のユニオンナット(接続ナット)付きホースの一例としては、図7に示すように、可撓性のあるゴム、シリコン等を含んでなるホース10と、該ホース10の端部内周に嵌挿されたインサート30と、ホース10の外周に挿入され、インサート30とホース10とをカシメ等の方法により略一体化するスリーブ40と、インサート30の接続端部(フランジ部)30Aとスリーブ40との間に、回転可能、及び、所定に軸方向移動可能に、かつ、ホース10から分離不能に係合されたユニオンナット20と、を含んで構成されている。
なお、前記インサート30の接続端部(フランジ部)30Aは、ユニオンナット20が螺合される接続要素の接続端面と当接され(ガスケット等を介する場合もある)、ユニオンナット20を接続要素に対して締め込むことで、ホース10の内部通路と、接続要素の内部通路と、が、外部への漏洩を防止しつつ連通される流体通路が形成されるようになっている。
なお、ユニオンナットと、これと接続される接続要素と、の接続ついては、図8に示すように、例えば、本願出願人が先に提案した特許文献1などに、ユニオンナット(符号10)を、接続要素であるエルボ(符号3)に締結することで、配管(符号2)を接続する構成が一例として示されている。
特開平10−238683号公報
ここで、図7に示したようなユニオンナット20は、接続要素に螺合してねじ込むことができるように、ホース10、インサート30、スリーブ40に対して回転可能に取り付けられているため、ユニオンナット20をねじ込む際の締付トルク(軸力)が低いうちは、ホース10を連れ廻りさせることなくユニオンナット20を円滑にねじ込んで行くことができる。
しかし、ある程度ユニオンナット20のねじ込みが進行して締付トルク(軸力)が大きくなると、ユニオンナット20と、インサート30と、の接触部30B(図7参照)における摩擦力が大きくなるため、規定トルクでユニオンナット20を締め付ける際に、ホース10がユニオンナット20と連れ廻りしてしまい、図6に示すように、正規のホース10の組み付け状態に対して、ホース10に捩じれが発生してしまうおそれがある。
このようにホース10が捩じれた状態で組み付けてしまうと、例えば、付近の部品と接触等が生じてしまうおそれがあり、かかる場合には、振動等によってホース10の外周或いは接触相手が摩耗して、破損等が生じる等の不具合が発生してしまうおそれが想定される。
また、図4に示すように、他の部品と結束するためにホースを利用しているような場合には、他の部品との結束ができなくなるなどといった問題が生じるおそれがある。
また、例えば、車輪側に取り付けられているブレーキ装置に車両側からサービスブレーキ用エア(或いはブレーキフルード)を供給するためのブレーキホース(図5参照)である場合には、ホース10が捩じれた状態で組み付けてしまった場合には、サスペンションが大きく上下動するため、この上下動の影響を受け易く、上述したような摩耗、破損等の不具合が生じるおそれが高い。
また、図6に示したように,捩じれた状態で取り付けられた場合には、例え他の部品等との接触がなくても、ホース10自体に無理な力が作用しているため、破損等が生じ、ホース10内を流れる流体(エア、オイル、燃料など)が漏れるおそれが想定される。
更に、ホース10が捩じれた状態で取り付けられることにより、インサート30の接続端部30Aと、接続要素の接続端面と、の間にガスケット等が介装される場合には、ガスケットに対して不均一な力が作用するなどして、変形や破損等を招くおそれがあり、ホース10内を流れる流体(エア、オイル、燃料など)が漏れが生じるおそれがある。
このようなことから、ホース10の組み付け作業においては、従来は、作業者が、予めホース10の捩じれ量を想定して、規定トルクを掛ける前に、捩じれ量分だけ逆方向に捩じっておいて(回転させておいて)規定トルクで締め付ける、といった面倒な作業を行っていたのが実情であった。
しかしながら、このような作業には、熟練が必要とされると共に、慣れない作業者が作業を行う場合には、当該作業を良好に行えない場合があると共に、熟練した作業者であっても作業毎或いは作業者毎に、予め与える捩じれ量にはバラツキがあるため、高品質な組み立て品質を提供することが難しいといった実情があった。
本発明は、上述した実情に鑑みなされたものであり、比較的簡単かつ低コストな構成でありながら、ユニオンナットを締め付ける際に、熟練を必要とすることなく、ホースに捩れが生じないようにすることができ、以って他の部品との接触等による損傷等の発生を防止することができると共に、組み付け作業性を改善することができ、延いてはバラツキの少ない高い組み立て品質の実現に貢献することができるユニオンナット付きホースを提供することを目的とする。
このため、本発明は、
流体通路の一部として利用されるユニオンナット付きホースであって、
可撓性を有するホースと、
該ホース端部の内周に嵌挿されるインサートと、
ホースの外周に挿入されインサートとホースとを略一体化するスリーブと、
インサートのフランジ部と、スリーブと、の間に回転可能に係合される係合部を介して、インサートの外周に回転可能かつ同軸的に連結されるユニオンナットと、
を含んで構成され、
前記インサートのフランジ部の前記ユニオンナットの係合部側の当接面と、前記フランジ部の当接面に対面する前記ユニオンナットの係合部と、の間に、低摩擦部材を配設したことを特徴とする。
本発明において、前記低摩擦部材が、複数の球状ベアリングであることを特徴とすることができる。
本発明において、前記低摩擦部材が複数の球状ベアリングである場合に、前記ユニオンナットの係合部に前記複数の球状ベアリングの半径方向への移動を規制しながら半径方向位置を整えるための傾斜面であって、前記インサートのフランジ部方向に向かって径が拡張される傾斜面が備えられることを特徴とすることができる。
本発明において、前記低摩擦部材が、低摩擦材料或いは低摩擦な表面処理が施された環状要素であることを特徴とすることができる。
本発明によれば、比較的簡単かつ低コストな構成でありながら、ユニオンナットを締め付ける際に、熟練を必要とすることなく、ホースに捩れが生じないようにすることができ、以って他の部品との接触等による損傷等の発生を防止することができると共に、組み付け作業性を改善することができ、延いてはバラツキの少ない高い組み立て品質の実現に貢献することができるユニオンナット付きホースを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホースの構造を説明するためにユニオンナット部分を抜き出して示す断面図である。 同上実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホースの構造の他の一例を示す断面図である。 同上実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホースの正規の取り付け状態の一例を示す斜視図(車両に搭載されたエンジンを右斜め後方上方から見た斜視図)である。 同上実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホースの正規の取り付け状態とホースが捩じられた状態で取り付けられた場合の一例を示す斜視図(車両に搭載されたエンジンを右斜め後方上方から見た斜視図)である。 同上実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホースの車両への搭載例の他の一例を示す斜視図(車両フレームを右斜め前方上方から見た斜視図)である。 ユニオンナット(接続ナット)付きホースの捩じりが無い状態と捩じりがある状態とを比較して示した斜視図である。 従来のユニオンナット(接続ナット)付きホースの一例のユニオンナット付近を示す部分断面図である。 従来のユニオンナット(接続ナット)の接続要素との接続の様子を示す断面図である。
以下、本発明に係る一実施の形態を、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
本発明の一実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホース100は、流体通路の一部として利用され、図1に示すように、
ゴム、シリコンなどの樹脂材料を主成分とする可撓性を有するホース110と、
該ホース110の端部の内周に嵌挿されるインサート130と、
ホース110の外周に挿入されインサート130とホース110とをカシメ等の方法により略一体化するスリーブ140と、
インサート130の接続端部(フランジ部:径拡大部)130Aとスリーブ140との間に回転可能、及び、所定に軸方向移動可能に係合される係合部120Aを介して、前記インサート130の外周に回転可能かつ同軸的に連結されるユニオンナット120と、
を含んで構成されている。
前記インサート130の接続端部(フランジ部)130Aの図1左側には、ユニオンナット120と螺合されて、ホース110内の流体と漏洩なく流通する流体通路を形成する接続要素150がガスケット160を介して接続される。ガスケット160は、例えば、アルミ、銅などの他、樹脂などからなるシール材によって形成することができる。
ここで、本実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホース100は、例えば、図3に示すように、エンジン等により駆動されてエアを所定圧に圧縮するエアコンプレッサからの配管と、当該エアコンプレッサにより圧縮されたエアから水分を除去するためのエアエアドライヤへ接続される配管と、を接続するチャージホース(エア用)などに利用されることができる。また、他には、エアコンプレッサをアンロードするためのアンロードエアをエアコンプレッサに送るアンローダーホース(エア用)、ブレーキホース(エア或いはブレーキフルード用)、パワーステリングホース(オイル用)、クラッチホース(オイル用)、燃料ホースなどに利用することができるが、これらに限定されるものではなく、本実施の形態に係るユニオンナット(接続ナット)付きホース100は、流体通路に利用されるホースであれば利用可能である。
ここにおいて、従来は、図7にて既に説明したように、ユニオンナット20は、接続要素のネジ部に螺合してねじ込むことができるように、ホース10、インサート30、スリーブ40に対して回転可能に取り付けられているため、ユニオンナット20をねじ込む際の締付トルク(軸力)が低いうちは、ホース10を連れ廻りさせることなくユニオンナット20を、図7の左方向へ向かってねじ込んで行くことができる。
しかし、ある程度ユニオンナット20のねじ込みが進行して締付トルク(軸力)が大きくなると、ユニオンナット20と、インサート30と、の接触部30Bにおける摩擦力が大きくなるため、規定トルクでユニオンナット20を締め付ける際に、ホース10がユニオンナット20と連れ廻りしてしまい、図6に示したように、正規のホース10の組み付け状態に対して、ホース10に捩じれが発生してしまうおそれがあった。
そして、このようにホース10が捩じれた状態で組み付けてしまうと、付近の部品と接触等が生じてしまうおそれがあり、かかる場合には、振動等によってホース10の外周或いは接触相手が摩耗して、破損等が生じる等の不具合が発生してしまうおそれなどが想定される。
このようなことから、本実施の形態に係るユニオンナット付きホース100では、インサート130の接続端部(フランジ部)130Aのユニオンナット120の係合部120A側の端面(当接面)130Bと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の間に、摩擦係数を小さく(摩擦力を低減)するための球状ベアリング(転動体)170を周方向に複数介装した構成とした。
球状ベアリング170は、インサート130の端面130Aと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の接触を、面接触から点接触(転がり軸受)に変更することがきるため、摩擦係数を小さく(摩擦力を低減)することができる。
すなわち、前記球状ベアリング170が、本発明に係る低摩擦部材の一例に相当する。
このように、周方向に複数(例えば、3つ以上)の球状ベアリング170を介装することで、インサート130の端面130Bと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の間の摩擦係数を低減することができるので、規定トルクでユニオンナット120を締め付ける際における従来のようなホース110の連れ廻りを抑制することができ、図4、図6に示すようなホースに捩じれが発生してしまうおそれを回避することができる。
従って、本実施の形態によれば、ホース110が、従来のように、付近の部品と接触等が生じてしまうおそれを抑制することができ、振動等によってホース110の外周或いは接触相手が摩耗して、破損等が生じる等の不具合の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、図4に示すように、結束バンド等により他の部品と結束するためにホース110を利用しているような場合には、ホース110に捩じれが発生してしまうおそれを抑制できるので、結束バンド等による他の部品との結束を良好に行うことができる。
また、捩れた状態で組み付けられることによってホース110自体に無理な力が作用することがないため、破損等が生じ、ホース110内を流れる流体(エア、オイル、燃料など)が漏れるおそれの発生を抑制することができる。
更に、ホース110が捩れた状態で組み付けられることによってガスケット160に対して不均一な力が作用するなどして、ガスケット160に変形や破損等を招くおそれを回避することができるので、ホース110内を流れる流体(エア、オイル、燃料など)のシール性を高レベルなものとすることができる。
また、本実施の形態によれば、ホース110の組み付け作業において、従来のように、作業者が、予めホース110の捩じれ量を想定して、規定トルクを掛ける前に、捩じれ量分だけ逆方向に捩じっておいて(回転させておいて)規定トルクで締め付ける、といった面倒な作業を省略することができ、熟練者でなくても、バラツキの少ない高品質な組み付け作業を実現することができる。
なお、インサート130の端面130Bと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の間の摩擦係数(摩擦力)が小さいため、予めホース110の捩じれ量を想定して、規定トルクを掛ける前に、捩じれ量分だけ逆方向に捩じっておいて(回転させておいて)、規定トルクで締め付ける、といった作業を行う場合であっても、本実施の形態によれば、捩じれ量自体が小さいので、作業毎・作業者毎のバラツキを小さくできるため、バラツキの少ない高品質な組み付け作業を実現することに貢献することができるものである。
すなわち、本実施の形態によれば、比較的簡単かつ低コストな構成でありながら、ユニオンナットを締め付ける際に、熟練を必要とすることなく、ホースに捩れが生じないようにすることができ、以って他の部品との接触等による損傷等の発生を防止することができると共に、組み付け作業性を改善することができ、延いてはバラツキの少ない高い組み立て品質の実現に貢献することができるユニオンナット付きホースを提供することができる。
ここで、本実施の形態に係るユニオンナット付きホース100では、球状ベアリング170の半径方向における位置決めを確実に行えるように、ユニオンナット120の係合部120Aの球状ベアリング170側に傾斜面120Bを設けて構成した。
前記傾斜面120Bは、ユニオンナット120の係合部120Aに前記球状ベアリング170の半径方向への移動を規制しながら当該球状ベアリング170の半径方向位置を整えるための傾斜面であって、前記インサート130のフランジ部130A方向に向かって径が拡張される傾斜面として構成されている。
このような傾斜面120Bを設けることで、球状ベアリング170は、この傾斜面120Bによって径方向における位置決めなされつつ(自動調心されつつ)、図1左側に押されて、インサート130の端面130Aと当接して押圧することなるが、この際、球状ベアリング170が、インサート130の端面130Bの外径側に脱落することなどを効果的に抑制することができ、安定した品質を提供することができることになる。
ここで、ユニオンナット120、インサート130などは、鉄系やステンレス系の金属材料とすることができる。また、球状ベアリング170については、一般的な軸受材料とすることができる。
ところで、本実施の形態では、インサート130の端面130Bと、ユニオンナット120の係合部120Aと、の間に、球状ベアリング170を介装して、ユニオンナット120を締め付ける際の摩擦力を低減する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図2に示すユニオンナット付きホース200のように、低摩擦な表面を有する円環状(リング状)の環状要素210を、球状ベアリング170に代えて介装した構成とすることができる。
環状要素210は、例えば、低摩擦部材、或いは表面に低摩擦処理を施された部材などとすることができる。
かかる環状要素210は、本発明に係る低摩擦部材の一例に相当する。
具体的には、環状要素210に利用可能な低摩擦部材(低摩擦材料)としては、ポリリアセタール、ポリアミド、自己潤滑性ゴムなどが想定できる。
また、環状要素210に利用可能な低摩擦な表面処理としては、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)処理、硬質クロムメッキ、テフロン(登録商標)コーティング、プロトニクスシステム(登録商標)などが想定できる。
なお、環状要素210は、1枚に限らす、軸方向(ユニオンナットの進行方向)において複数枚を重ね合わせて用いることもできる。その場合には、複数枚を同一の低摩擦部材或いは表面処理とすることができるが、複数枚の全てを或いは一部を種類や性質の異なる低摩擦部材或いは表面処理とすることができるものである。
ところで、上述した実施の形態では、ホース110を、ゴムやシリコン等の樹脂製材料を主成分とするホースとして説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、テフロン(登録商標)製のチューブ或いはこれに金属或いはカーボン製のメッシュ等で被覆を施したものなどにも適用可能である。
本発明は、上述した発明の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは可能である。
100 ユニオンナット(接続ナット)付きホース
110 ホース(可撓性を有する管状部材)
120 ユニオンナット(接続ナット)
120A 係合部
130 インサート
130A 接続端部(フランジ部:径拡大部)
130B 端面(当接面)
140 スリーブ
150 接続要素
160 ガスケット
170 球状ベアリング
200 ユニオンナット(接続ナット)付きホース
210 環状要素

Claims (4)

  1. 流体通路の一部として利用されるユニオンナット付きホースであって、
    可撓性を有するホースと、
    該ホース端部の内周に嵌挿されるインサートと、
    ホースの外周に挿入されインサートとホースとを略一体化するスリーブと、
    インサートのフランジ部と、スリーブと、の間に回転可能に係合される係合部を介して、インサートの外周に回転可能かつ同軸的に連結されるユニオンナットと、
    を含んで構成され、
    前記インサートのフランジ部の前記ユニオンナットの係合部側の当接面と、前記フランジ部の当接面に対面する前記ユニオンナットの係合部と、の間に、低摩擦部材を配設したことを特徴とするユニオンナット付きホース。
  2. 前記低摩擦部材が、複数の球状ベアリングであることを特徴とする請求項1に記載のユニオンナット付きホース。
  3. 前記低摩擦部材が複数の球状ベアリングである場合に、前記ユニオンナットの係合部に前記複数の球状ベアリングの半径方向への移動を規制しながら半径方向位置を整えるための傾斜面であって、前記インサートのフランジ部方向に向かって径が拡張される傾斜面が備えられることを特徴とする請求項2に記載のユニオンナット付きホース。
  4. 前記低摩擦部材が、低摩擦材料或いは低摩擦な表面処理が施された環状要素であることを特徴とする請求項1に記載のユニオンナット付きホース。
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