JP5172506B2 - 環状弾性体装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、等速自在継手用のシャフトにOリングを装着するのに使用される環状弾性体装着装置に関する。
例えば自動車の動力伝達機構に組み込まれる等速自在継手と等速自在継手に連結されたシャフトの間には、継手内部への塵埃などの異物侵入防止や継手内部に封入されたグリースの漏洩防止を目的として、ブーツが装着される。
例えば図3に示すように、この種のブーツ41は、大径部41a、小径部41b、蛇腹部41cを主な構成要素とする。大径部41aは、外周を締め付けバンド42aで締め付けることにより等速自在継手43の外側継手部材43aに固定される。小径部41bは、外周を締め付けバンド42bで締め付けることにより等速自在継手43の内側継手部材43bに連結されたシャフト44に固定される。蛇腹部41cは、大径部41aと小径部41bとの間に形成された蛇腹状の部位である。
シャフト44のブーツ装着部45には、周方向に延在する凹溝45aと、この凹溝45aの両側に周方向に延在する突起部45b、45cとが設けられている。ブーツ41は樹脂材料で形成されるのが一般的で、小径部41bは、締め付けバンド42bにより締め付けられシャフト44の突起部45b、45cがその内周面に食い込むことにより、シール性が確保される仕様となっている。
このブーツ41とシャフト44との間のシール性を高める目的で、環状弾性体であるOリング46が、ブーツ41の小径部41bにおける内周面とシャフト44の凹溝45aとの間に介在させられている(特許文献1参照)。
実開平4−128536号公報
ブーツ41の小径部41bとシャフト44の凹溝45aとの間にOリング46を介在させる場合、その組立工程において、シャフト44を等速自在継手43に連結する前にシャフト44の凹溝45aにOリング46を装着しておく。この装着のために、Oリング46は、シャフト44に設けられたスプライン(又はセレーション)部47や軸部48を通過しなければならない。
しかしながら、スプライン(又はセレーション)部47、軸部48及びブーツ装着部45の外径は、装着前のOリング46の内径より大きい。また、スプライン(又はセレーション)部47には、シャフト44の等速自在継手43に対する抜け止め用のサークリップ49を装着するための周方向に延在する溝47aが設けられている。
この径の差により、Oリング46の装着作業時にOリング46に張力がかかるため、Oリング46の捩れが発生する可能性があり、また、Oリング46の装着作業が難しいものになっている。また、スプライン(又はセレーション)部47、溝47a、突起部45bのエッジにより、Oリング46が損傷する可能性がある。Oリング46の捩れや損傷はブーツ41とシャフト44との間のシール性を低下させる原因となる。
このような装着時の捩れ、損傷及び難しい装着作業は、シャフト44へOリング46を装着する場合だけでなく、環状弾性体を拡径させて軸部材に装着する場合全てに起こる可能性がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、軸部材へ環状弾性体を拡径させて装着する場合の環状弾性体の捩れや損傷を抑制すると共に装着作業を簡易化することが可能な環状弾性体装着装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、軸部材に環状弾性体を装着するための環状弾性体装着装置において、前記軸部材を挿入可能であって前記環状弾性体を拡径した状態で仮装着する外周面を有する筒状部材と、該筒状部材の外周面に沿って相対移動することにより、前記環状弾性体を前記筒状部材の一端側へ押圧移動し、前記軸部材の所定位置に自己収縮にて装着させる押圧部材とを備え、前記押圧部材を固定側に配設すると共に前記筒状部材を前記押圧部材に対して前記筒状部材の軸方向に移動可能に配設し、該筒状部材の他端側に前記軸部材の一端を当接させる当接部を配設し、前記筒状部材に挿入した軸部材の一端を前記当接部に当接させ前記押圧部材に対して前記軸部材と前記筒状部材とを一体的に往動させるようにし、前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設し、前記軸部材は、一端面に凹部が形成され、該凹部に前記当接部が当接し、前記筒状部材は、他端側に底部を有し、該底部にねじ穴が形成され、該ねじ穴に螺合するねじ部を有するねじ部材に前記当接部が設けられ、前記ねじ部材のねじ孔へのねじ込み深さによって、前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能としたことを特徴とする。
ここで、固定側とは、地面又は地面に対して不動のもののことである(以下、同じ)
請求項1の発明によれば、環状弾性体は、拡径した状態で、筒状部材の外周面を移動するだけなので、環状弾性体の捩れ、損傷の可能性が少なくなる。また、環状弾性体に対する人手による作業は環状弾性体を筒状部材の外周面に拡径した状態で仮装着することのみなので、装着作業が簡易化する。また、仮装着の位置を調節することにより押圧部材が環状弾性体を押圧移動する距離を小さくすることができるので、装着作業が簡易化する。
また、装着時の筒状部材と軸部材の位置合わせが不要になり、また、軸部材を筒状部材内に押し込むという単純な作業により軸部材に環状弾性体を装着することができるので、更に装着作業が簡易化する。
また、装着時の筒状部材に対する軸部材の位置が調節可能になるため、軸部材における環状弾性体の装着位置が調節可能になる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記押圧部材が配設された固定側に、前記筒状部材に当接することにより前記筒状部材の往動を停止する停止部を配設したものである。
ここで、「前記押圧部材が配設された固定側」には、前記押圧部材も含む。
請求項の発明によれば、筒状部材を所定位置で停止させることに注意を払うことなく軸部材を筒状部材に押し込むことができ、又、筒状部材を余分に押し込むおそれがないので、装着作業が迅速化及び簡易化できる。また、筒状部材が停止部に当接して停止した状態における、環状弾性体が押圧移動させられる筒状部材の一端と、環状弾性体を押圧移動する押圧部材の部位の位置を揃わせれば、より確実に軸部材の所定位置に弾性環状体を装着することができる。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記停止部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設したものである。
請求項の発明によれば、筒状部材の往動を停止する位置を軸方向に調節できる。
請求項の発明は、請求項のいずれか一の発明において、前記筒状部材をばねで復動させるようにしたものである。
請求項の発明によれば、軸部材への弾性体装着後に筒状部材がばねにより元の位置に戻るので、連続した装着作業が簡易化できる。また、前記課題を解決するため、請求項5の発明は、軸部材に環状弾性体を装着するための環状弾性体装着装置において、前記軸部材を挿入可能であって前記環状弾性体を拡径した状態で仮装着する外周面を有する筒状部材と、該筒状部材の外周面に沿って相対移動することにより、前記環状弾性体を前記筒状部材の一端側へ押圧移動し、前記軸部材の所定位置に自己収縮にて装着させる押圧部材とを備え、前記押圧部材を固定側に配設すると共に前記筒状部材を前記押圧部材に対して前記筒状部材の軸方向に移動可能に配設し、該筒状部材の他端側に前記軸部材の一端を当接させる当接部を配設し、前記筒状部材に挿入した軸部材の一端を前記当接部に当接させ前記押圧部材に対して前記軸部材と前記筒状部材とを一体的に往動させるようにし、前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設し、前記押圧部材が配設された固定側に、前記筒状部材に当接することにより前記筒状部材の往動を停止する停止部を配設し、前記停止部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設したことを特徴とする。
本発明によれば、軸部材へ環状弾性体を拡径させて装着する場合の環状弾性体の捩れや損傷を抑制すると共に装着作業を簡易化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る環状弾性体装着装置を示したものである。この環状弾性体装着装置1は、有底筒状の筒状部材2、有底筒状の押圧部材3とばね4を主要な構成要素とする。
筒状部材2は、押圧部材3と底部分を同じ方向にして、底側部分を押圧部材の内部に位置している。筒状部材2の底部分と押圧部材3の底部分との間に、ばね4が配置されている。筒状部材2の内部に軸部材としてのシャフト5が挿入可能になっている。シャフト5は、既述のシャフト44と同じ部材であり、同じ部位には同じ名称を用い、その説明は省略する。
筒状部材2は、仮装着部6、筒部7、底部8及びシャフト当接ボルト9を主な構成要素とする。仮装着部6は円筒状であり、その外周面10に環状弾性体であるOリング11が拡径状態で周方向に装着可能であり、内部にシャフト5を挿入可能である。即ち、仮装着部6の外径はOリング11の内径より大きく、仮装着部6の内径はシャフト5における挿入する部分の外径より大きい。筒部7は、円筒状であり、その一端部は、仮装着部6の端部に例えば、接着剤により接続しており、他端部は、底部8を例えば接着剤により固定することで塞がれている。筒部7の内径は、仮装着部6の内径と同じで、シャフト5を挿入可能である。
底部8は、略円板状であり、底部8の図1の右側の端面の径方向中央部に凹部12が形成されている。また、底部8と同軸のボルト孔13が形成されており、シャフト当接ボルト9が螺合している。
シャフト当接ボルト9における底部8の図1の右側にはナット14が螺合されており、このナット14を底部8の凹部12側に締め付けることによりシャフト当接ボルト9の緩み止めがなされている。シャフト当接ボルト9のねじ部15の先端には、球16が、一部をねじ部15の先端より突出させた状態で、埋設されている。この球16のねじ部15の先端より突出している部分が、後に詳述するが、環状弾性体装着装置1の動作中に、シャフト5(軸部材)の一端を当接させる当接部として機能する。シャフト当接ボルト9とボルト孔13へのねじ込み深さにより、球16の位置が調節される。仮装着部6、筒部7、底部8及びシャフト当接ボルト9は、同軸上である。
押圧部材3は、図示しない作業台等に固定されている。押圧部材3は、押圧部17、蓋部18、筒部19、底部20、内筒部21及び滑り部22を主な構成要素とする。押圧部17は、フランジ部23を有する略円筒状であり、その内周面の押圧部材3の外部側端部にて筒状部材2の仮装着部6に周方向全体で当接している。押圧部17は弾性体で形成されており、押圧部材3の内部への異物の侵入を防ぐ機能を有する。押圧部17の押圧部材3外側の端部24は、後に詳述するが、環状弾性体装着装置1の動作中に、筒状部材2の外周面10に仮装着されたOリング11を押圧移動する機能を有する。
蓋部18も、略円筒状であり、その内周面の凹部にて押圧部17のフランジ部23と接続している。この接続は例えば接着剤により形成されている。蓋部18の筒部19側の端面に、周方向に延在すると共に軸方向に突出する突起部25が一体形成されている。この突起部25の径方向の厚みは軸方向で均一である。蓋部18の筒部19側の端面における突起部25より径方向内方側には、筒状部材2の筒部7における仮装着部6側の端面が当接している。
筒部19も、略円筒状であり、蓋部18の突起部25が、筒部19の内周面に嵌合することにより、筒部19に対する蓋部18の位置決めが成されている。筒部19に対する蓋部18の固定はボルト26により成されている。
底部20は、略円板状であり、筒部19における蓋部18とは反対側の端部を塞いでいる。筒部19に対する底部20の固定はボルト27により成されている。底部20の筒部19側の端面において軸方向に突出する突起部28が、筒部19の内周面に嵌合することにより、筒部19に対する蓋部18の径方向の位置決めが成されている。
底部20の突起部28における径方向中央部に凹部29が形成されている。また、底部20には、底部20と同軸のボルト孔30が形成されており、このボルト孔30に筒状部材停止ボルト31が螺合している。筒状部材停止ボルト31において押圧部材3内側にある頭部32が、後に詳述するが、環状弾性体装着装置1の動作中に筒状部材2に当接することにより筒状部材2の往動を停止する停止部として機能する。筒状部材停止ボルト31のボルト孔30へのねじ込み深さにより、頭部32の位置が調節される。筒状部材停止ボルト31における押圧部材3外側にはナット33が螺合されており、このナット33を底部20側に締め付けることにより筒状部材停止ボルト31の緩み止めがなされている。
内筒部21は円筒形であり、スペーサの役割を果たすものであり、その径方向の厚さが蓋部18の突起部25における径方向の厚さと同一であり、その端面にて突起部25に当接している。内筒部21は、その外周面にて筒部19の内周面に当接している。蓋部18の突起部25及び内筒部21の内周面は、筒状部材2の筒部7の外周面と所定の隙間を有する。
滑り部22も円筒形であり、その外周面が筒部19の内周面に、その内周面が筒状部材2の筒部7の外周面に、それぞれ当接している。滑り部22はその一方の端面が内筒部21の端面に、他方の端面が筒部19の内周面の段部34に、それぞれ当接している。滑り部22は、例えば摩擦の小さい樹脂から形成されており、筒状部材2の押圧部材3に対するガタツキを抑制する。押圧部17、蓋部18、筒部19、底部20、内筒部21及び滑り部22はすべて同軸上に配置されている。筒状部材2と押圧部材3は、同軸上に配置されている。
ばね4は、円筒コイル型であり、筒状部材2と押圧部材3と同軸になるように、筒状部材2の凹部12と、押圧部材3の凹部29との間に設置されている。ばね4は、両端部がそれぞれ筒状部材2の凹部12と押圧部材3の凹部29に嵌合することにより、固定されている。
次に、環状弾性体装着装置1の動作の説明をする。図1に示すように、最初に、環状弾性体装着装置1は、ばね4の弾性力により、筒状部材2及びその仮装着部6が、押圧部材3から最も突出した状態にある。この状態の環状弾性体装着装置1に対し、Oリング11を拡径した状態で、筒状部材2の仮装着部6における筒部7と反対側の端部35(以下、端部35と記す)の近くの外周面10に仮装着する。
次にシャフト5を、内側継手部材に結合する端部から、筒状部材2に挿入する。この挿入により、シャフト5の端面に形成されている円錐形状の凹部36が、シャフト当接ボルト9においてねじ部15の先端より突出している球16に当接する。
この状態のまま、シャフト5を押し込んでいくと、シャフト5と筒状部材2が一体的に移動(往動)する(図2の白矢印参照)。同時に、押圧部材3の押圧部17が、筒状部材2の仮装着部6の外周面10に沿って相対的に移動する。最終的に、図2に示すように、シャフト当接ボルト9の頭部37と筒状部材停止ボルト31の頭部32とが当接し、シャフト5及び筒状部材2が停止する。
シャフト5及び筒状部材2の移動が停止する寸前に、押圧部17の端部24がOリング11に当接し、仮装着部6の端部35側に押圧移動させられる。そして、シャフト5及び筒状部材2が丁度停止する時に、押圧部材3の押圧部17の端部24に対して筒状部材2の仮装着部6における端部35の位置が揃う。即ち、押圧部17の端部24は、Oリング11を仮装着部6の端部より完全に押し出す(図2の破線参照)。この結果、Oリング11はその弾性力により自己収縮して縮径し、シャフト5の凹溝38に嵌合し、装着が完了する(図2参照)。
Oリング11を装着後、シャフト5を筒状部材2から引き抜くと、ばね4の復元力により、筒状部材2は、シャフト5を挿入する前の位置(図1の位置)に戻る(復動する)。
上記動作の説明において、Oリング11を拡径した状態で、筒状部材2の仮装着部6における端部35の近くの外周面10に仮装着しているが、外周面10において仮装着する位置は端部35の近くでなくともよい。仮装着する位置が端部35の近くでない場合でも、シャフト5と筒状部材2との一体的な移動により、押圧部材3の押圧部17の端部24がOリング11に当接してOリング11を端部35まで押圧して移動する。しかし、Oリング11が外周面10上を押圧されて移動する距離が長いとOリング11が捩れる可能性があるので、Oリング11を仮装着する位置は端部35の近くの方がのぞましい。
上記動作の説明において、シャフト5及び筒状部材2の停止時に、押圧部材3の押圧部17の端部24に対して筒状部材2の仮装着部6における端部35の位置が揃うようにしたが、端部24に対して端部35の位置が図2の右側であっても良い。しかし、端部24に対して端部35の位置が図2の右側である場合、Oリング11が凹溝38より図2の左側に装着される可能性がある。従って、端部24に対して端部35の位置が揃う方がのぞましい。
上記動作の説明において、シャフト5の端面に形成されている円錐形状の凹部36は、シャフトを研削により製作するために形成されるものである。シャフト当接ボルト9においてねじ部15の先端より突出している球16は、この凹部36と当接する場合に、シャフト5の軸がシャフト当接ボルト2の軸に対して多少傾斜しても、傾斜していない場合と同様に接触し、同様に力を伝えることができる。
シャフト当接ボルト9のねじ込み深さを変更することにより、シャフト5が球16に当接した場合のシャフト5に対する筒状部材2の仮装着部6における端部35の位置を変更できるため、シャフト5においてOリング11を装着する位置を変更できる。
シャフト当接ボルト2のねじ込み深さを変更した場合、シャフト5及び筒状部材2の停止時における押圧部材3の端部24に対する筒状部材2の端部35の位置が変わらないように、筒状部材停止ボルト31のねじ込み深さを変更する。
上記実施形態では、筒状部材2の仮装着部6、筒部7、押圧部材3の筒部19は円筒状であるが本発明はこれに限定されず、断面における内周面、外周面の輪郭線が三角形、四角形等の多角形を含むいわゆる筒形状であれば適用可能である。
本発明は、上記実施形態の他にも、その技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
本発明の実施形態に係る環状弾性体装着装置の軸方向断面図である。 本発明の実施形態に係る環状弾性体装着装置の軸方向断面図であり、シャフトにOリングが装着される過程を示す図である。 シャフトとOリングの使用例を示す図である。
符号の説明
1 環状弾性体装着装置
2 筒状部材
3 押圧部材
4 ばね
5 シャフト(軸部材)
6 Oリング(環状弾性体)
10 外周面
16 シャフト当接ボルトの球(当接部)
32 筒状部材停止ボルトの頭部(停止部)
35 端部
38 凹溝

Claims (5)

  1. 軸部材に環状弾性体を装着するための環状弾性体装着装置において、
    前記軸部材を挿入可能であって前記環状弾性体を拡径した状態で仮装着する外周面を有する筒状部材と、該筒状部材の外周面に沿って相対移動することにより、前記環状弾性体を前記筒状部材の一端側へ押圧移動し、前記軸部材の所定位置に自己収縮にて装着させる押圧部材とを備え
    前記押圧部材を固定側に配設すると共に前記筒状部材を前記押圧部材に対して前記筒状部材の軸方向に移動可能に配設し、該筒状部材の他端側に前記軸部材の一端を当接させる当接部を配設し、前記筒状部材に挿入した軸部材の一端を前記当接部に当接させ前記押圧部材に対して前記軸部材と前記筒状部材とを一体的に往動させるようにし、
    前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設し、
    前記軸部材は、一端面に凹部が形成され、該凹部に前記当接部が当接し、
    前記筒状部材は、他端側に底部を有し、該底部にねじ穴が形成され、
    該ねじ穴に螺合するねじ部を有するねじ部材に前記当接部が設けられ、
    前記ねじ部材のねじ孔へのねじ込み深さによって、前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能としたことを特徴とする環状弾性体装着装置。
  2. 前記押圧部材が配設された固定側に、前記筒状部材に当接することにより前記筒状部材の往動を停止する停止部を配設した請求項に記載の環状弾性体装着装置。
  3. 前記停止部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設した請求項に記載の環状弾性体装着装置。
  4. 前記筒状部材をばねで復動させるようにした請求項のいずれか一に記載の環状弾性体装着装置。
  5. 軸部材に環状弾性体を装着するための環状弾性体装着装置において、
    前記軸部材を挿入可能であって前記環状弾性体を拡径した状態で仮装着する外周面を有する筒状部材と、該筒状部材の外周面に沿って相対移動することにより、前記環状弾性体を前記筒状部材の一端側へ押圧移動し、前記軸部材の所定位置に自己収縮にて装着させる押圧部材とを備え、
    前記押圧部材を固定側に配設すると共に前記筒状部材を前記押圧部材に対して前記筒状部材の軸方向に移動可能に配設し、該筒状部材の他端側に前記軸部材の一端を当接させる当接部を配設し、前記筒状部材に挿入した軸部材の一端を前記当接部に当接させ前記押圧部材に対して前記軸部材と前記筒状部材とを一体的に往動させるようにし、
    前記当接部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設し、
    前記押圧部材が配設された固定側に、前記筒状部材に当接することにより前記筒状部材の往動を停止する停止部を配設し、
    前記停止部を前記筒状部材の軸方向に移動調節可能に配設したことを特徴とする環状弾性体装着装置。
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