JP2015081198A - コンベヤベルト、ベルト構成部材及びベルト式搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決するコンベヤベルトは、複数のベルト構成部材が隣り合う他のベルト構成部材とヒンジ部同士を回動自在な状態で連結することにより形成されたコンベヤベルトであって、前記ベルト構成部材は、長尺状の基部と、前記基部の長手方向と交差する方向の両側に延出する複数のヒンジ部と、前記ヒンジ部間の凹部に他のベルト構成部材の前記ヒンジ部を挿入するとき、前記凹部の底よりも手前の位置で当該ヒンジ部に当接して当該ヒンジ部のそれ以上の挿入側への移動を規制する規制部とを有し、前記規制部は、前記ヒンジ部が当接した状態において、双方の前記ヒンジ部の孔がピンを挿入可能に合う位置に二つのベルト構成部材を位置決めする。
この構成によれば、ヒンジ部がベルト構成部材の長手方向において少なくとも二箇所で少なくとも二つの規制部に当接するので、その当接時に双方のベルト構成部材は互いに平行な姿勢に保持される。例えば規制部が一つであると、当接時に双方のベルト構成部材が傾く虞があり、この場合、全ての孔のうち位置がずれる孔が発生する。しかし、ヒンジ部と規制部がベルト構成部材の長手方向において少なくとも二箇所で当接するので、双方のベルト構成部材の姿勢がその当接時に傾くことが回避され、連結されるべき複数のヒンジ部の全てにおいて孔の位置を合わせることができる。
この構成によれば、ベルト構成部材を必要なベルト幅に合わせてその長手方向のいずれかの位置で切断しても、その切断して使用するベルト構成部材のヒンジ部の側面に必ず規制部が存在する。このため、ベルト構成部材をベルト幅に合わせてどこで切断しても、ヒンジ部と規制部との当接箇所で双方の孔を位置合わせすることができる。
上記課題を解決するベルト構成部材は、上記のコンベヤベルトを構成するベルト構成部材であって、長尺状の基部と、前記基部の長手方向と交差する方向における両側のうち一方側に延出する複数の第1ヒンジ部と、前記基部の前記両側のうち他方側に延出する複数の第2ヒンジ部と、上記のコンベヤベルトにおける前記規制部と、を備えている。
上記課題を解決するベルト式搬送装置は、上記のコンベヤベルトと、無端状とされた前記コンベヤベルトが所定距離を離した二位置で巻き掛けられるとともに前記二位置のうち一方側の位置のものが動力源により駆動される複数のスプロケットと、を備えている。この構成によれば、上記のコンベヤベルトと同様の作用効果を得ることができる。
以下、第1実施形態のコンベヤベルト及びこれを装着したベルト式搬送装置について図面を参照しつつ説明する。
コンベヤベルト12を組み立てる工程では、隣同士に連結されるべき二つのベルト構成部材20,20を、互いのヒンジ部22,23を相手側の凹部24に挿入させるように接近させて孔22a,23aを位置合わせする。すなわち、図3及び図12に示すように、二つのベルト構成部材20を長手方向yに位置を揃えて、連結するべき双方のヒンジ部22,23を相手側の凹部24に対峙させた状態で作業台上に配置する。
(1)コンベヤベルト12を構成する隣同士となる任意の二つのベルト構成部材20を連結する組立作業時に、ヒンジ部22,23を相手側の凹部24内に、ヒンジ部22,23が凹部24の底より手前の位置で規制部25,26に当接してそれ以上の挿入側への移動が規制される。よって、ヒンジ部22,23を規制位置まで挿入すれば、その位置で双方の孔22a,23aを位置合わせできる。このため、作業者が双方の孔22a,23aを目視で位置合わせする面倒な作業を不要にできる。
次に第2実施形態のコンベヤベルトについて図15〜図25を参照しつつ説明する。
図15に示すように、この第2実施形態のコンベヤベルト12は、複数(但し同図では二つのみ図示)のベルト構成部材40を備える。第1実施形態と同様に、ベルト構成部材の連結構造は搬送方向Xに同じ連結構造が繰り返されるだけであり、かつベルト幅方向Yには必要なベルト幅分の必要な数のベルト構成部材が隣接して配置されるだけである。このため、以下の説明では、この第2実施形態のコンベヤベルト12を構成する任意の二つのベルト構成部材及びその連結構造について説明する。
一方のベルト構成部材40の第1ヒンジ部42と他方のベルト構成部材40の第2ヒンジ部43とが、互いに相手側のヒンジ部間の凹部44の底面から突出する規制部45,46に当接する位置まで奥一杯に挿入された状態において、第1ヒンジ部42の孔42aと第2ヒンジ部43の孔43aとが、ピン30を挿入可能な程度に一致する。
(6)規制部45,46は二つ設けられているだけなので、ベルト構成部材40の一つ当たりの規制部45,46の数が少なく済む。この場合、二つの規制部45,46をベルト構成部材40の長手方向yにその中心位置を挟んだ両側に所定の間隔を離して配置し、かつ短手方向xには基部41の中心を挟んで互いに反対側に位置する凹部44の内周面(例えば底面)にそれぞれ配置した。このため、二つのベルト構成部材40を長手方向yに中心位置の両側の二箇所で当接させることができる。よって、ヒンジ部42,43を相手側の凹部44に挿入する際、二つのベルト構成部材40の当接時の姿勢が傾くことが回避され易く、連結させるべき全ての孔42a,43aの位置を揃えることができる。
・第1実施形態の規制部25,26において、図24に示すように基準線Lと被当接面25a,26aとのなす角度θ2を鈍角にしてもよい。この場合、図25に示すように、隣同士の二つのベルト構成部材20を鈍角の屈曲角でバックベンドさせることができる。よって、コンベヤベルト12をローラ16の円弧面に沿って屈曲させることができる。もちろん、規制部25,26の被当接面25a,26aと基準線とのなす角度は、90度でもよい。
・第2実施形態において、規制部45,46は凹部44の幅よりも狭い幅の板状の柱状の突起に替え、凹部44の底面における底部側の部分がヒンジ部の延出方向に凹部と同じ幅で膨出した膨出部としてもよい。また、ヒンジ部の側面(凹部44の内側面)に規制部を設けてもよい。
・ピン30は樹脂製に限定されず、金属製でもよい。
Claims (7)
- 複数のベルト構成部材が隣り合う他のベルト構成部材とヒンジ部同士を回動自在な状態で連結することにより形成されたコンベヤベルトであって、
前記ベルト構成部材は
長尺状の基部と、
前記基部の長手方向と交差する方向の両側に延出する複数のヒンジ部と、
前記ヒンジ部間の凹部に他のベルト構成部材の前記ヒンジ部を挿入するとき、当該ヒンジ部に当接して前記凹部の底よりも手前の位置で当該ヒンジ部のそれ以上の挿入側への移動を規制する規制部とを有し、
前記規制部は、前記ヒンジ部が当接した状態において、双方の前記ヒンジ部の孔がピンを挿入可能に合う位置に二つの前記ベルト構成部材を位置決めすることを特徴とするコンベヤベルト。 - 前記規制部は、前記ベルト構成部材の長手方向における少なくとも二位置で前記ヒンジ部と当接可能に少なくとも二つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルト。
- 前記規制部は、全ての前記ヒンジ部の側面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベヤベルト。
- 前記ベルト構成部材は、スプロケットの歯部と係合可能な噛合部を有し、
前記規制部は前記噛合部が前記歯部と係合する状態において前記スプロケットと接触しない位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコンベヤベルト。 - 前記ベルト構成部材の前記基部には、スプロケットの歯部と係合可能な噛合部が設けられ、
前記規制部は、前記ヒンジ部の側壁において前記ピンが挿入される前記基部を挟んだ両側の各ヒンジ部の各孔を結ぶピッチライン以下の底部側の位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベヤベルト。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンベヤベルトを構成するベルト構成部材であって、
長尺状の基部と、
前記基部の長手方向と交差する方向における両側のうち一方側に延出する複数の第1ヒンジ部と、
前記基部の前記両側のうち他方側に延出する複数の第2ヒンジ部と、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンベヤベルトにおける前記規制部と、
を備えたことを特徴とするベルト構成部材。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンベヤベルトと、
無端状とされた前記コンベヤベルトが所定距離を離した二位置で巻き掛けられるとともに前記二位置のうち一方側の位置のものが動力源により駆動される複数のスプロケットと、
を備えたことを特徴とするベルト式搬送装置。
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JPH02144314A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-06-04 | Laitram Corp:The | 横方向への屈曲性を有するコンベヤベルト |
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- 2013-10-24 JP JP2013221606A patent/JP6063370B2/ja active Active
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