JP6317302B2 - バケット式搬送装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するバケット式搬送装置は、無端状の循環経路を周回移動可能に設けられたエンドレスチェーンと、前記エンドレスチェーンに支持される複数のバケットとを備え、前記バケットは、左右一対の前記エンドレスチェーンに固定される左右一対の側板と、前記一対の側板に組み付けられた状態において前記一対の側板と協同して一面側が開口した収容凹部を形成する凹部形成部材とを有し、前記側板は、前記収容凹部の開口を上向きにした姿勢で前記バケットが水平方向に搬送される水平搬送時に前記凹部形成部材において前記収容凹部の底壁になる部分が前記循環経路の内周側を常に移動するように、前記エンドレスチェーンに対して固定され、前記凹部形成部材は、前記水平搬送時に前記収容凹部の前側壁になる部分に、その上端が前記収容凹部の開口の前端縁となる前上がり板部を有すると共に、前記水平搬送時に前記収容凹部の後側壁になる部分に、前記前上がり板部の上端よりも上方に位置する後ろ下がり板部を有し、前後方向で隣り合う各バケットは、そのバケットにおける前記前上がり板部の上端を、そのバケットの前方で隣り合う他のバケットにおける前記後ろ下がり板部の下側領域へ潜り込ませた状態で、前記エンドレスチェーンに支持されている。
まず、組み付けステップでは、凹部形成部材37の端部から突出する各係止凸部49〜52を、側板35に貫通形成された各係止凹部53〜56に側板35の内側面34と交差(直交)する左右方向から挿入する。すると、凹部形成部材37が側板35の内側面34に沿う方向である前後方向及び上下方向において位置決めされる。この点で、係止凹部53〜56は、凹部形成部材37を側板35の内側面34に沿う方向において位置決め状態に係止する係止部として機能する。
さて、前述したように、バケット26を製造する際、側板35と凹部形成部材37とを隅肉溶接するときには、側板35の係止凹部53〜56に対して凹部形成部材37の端部に設けられた係止凸部49〜52が係止させられる。すると、凹部形成部材37が、両側板35と協同して一面側が開口した収容凹部36を形成しつつ、前後方向及び上下方向で移動が規制された位置決め状態に保持される。そのため、側板35と凹部形成部材37とを位置決め状態に保持するための専用の治具がなくても、安定した状態で溶接作業を行うことが可能となる。
(1)側板35に設けられた係止凹部53〜56に凹部形成部材37を係止させれば、位置合わせ及び位置ずれ抑制をする専用の治具を用いて凹部形成部材37を側板35に対して位置決め状態に保持しなくても、側板35の内側面34に対する凹部形成部材37の溶接作業を容易にでき、バケット26を容易に製造することができる。
・バケット26の構成部材である固定片部38は、突部59を有しない構成でもよい。すなわち、固定片部38は、凹部形成部材37や側板35との比較において小型、軽量であるため、作業者が手で位置決め状態に保持して溶接作業することも可能である。したがって、貫通孔58を有しない側板35に突部59を有しない固定片部38を隅肉溶接するようにしてもよい。
・凹部形成部材37は、単一板材を曲折した構成ではなくて、第1板部41〜第7板部47と対応する複数の板材を溶接することで断面形状が略U字状をなすように形成されたものであってもよい。
・凹部形成部材37において、第1板部41が水平線Hに対してなす角度θ2の大きさは、第5板部45が水平線Hに対してなす角度θ4よりも小さい鋭角であれば、実施形態の角度に限定されず任意の角度でもよい。
Claims (5)
- 無端状の循環経路を周回移動可能に設けられたエンドレスチェーンと、
前記エンドレスチェーンに支持される複数のバケットと
を備え、
前記バケットは、左右一対の前記エンドレスチェーンに固定される左右一対の側板と、前記一対の側板に組み付けられた状態において前記一対の側板と協同して一面側が開口した収容凹部を形成する凹部形成部材とを有し、
前記側板は、前記収容凹部の開口を上向きにした姿勢で前記バケットが水平方向に搬送される水平搬送時に前記凹部形成部材において前記収容凹部の底壁になる部分が前記循環経路の内周側を常に移動するように、前記エンドレスチェーンに対して固定され、
前記凹部形成部材は、前記水平搬送時に前記収容凹部の前側壁になる部分に、その上端が前記収容凹部の開口の前端縁となる前上がり板部を有すると共に、前記水平搬送時に前記収容凹部の後側壁になる部分に、前記前上がり板部の上端よりも上方に位置する後ろ下がり板部を有し、
前後方向で隣り合う各バケットは、そのバケットにおける前記前上がり板部の上端を、そのバケットの前方で隣り合う他のバケットにおける前記後ろ下がり板部の下側領域へ潜り込ませた状態で、前記エンドレスチェーンに支持されていることを特徴とするバケット式搬送装置。 - 前記凹部形成部材は、前記水平搬送時に前記収容凹部の後側壁になる部分に、前記後ろ下がり板部の下端から前方斜め下方に延びる前下がり板部を有し、前後方向で隣り合う各バケットは、そのバケットにおける前記前上がり板部の上端を、そのバケットの前方で隣り合う他のバケットにおける前記前下がり板部の下側へ潜り込ませた状態で、前記エンドレスチェーンに支持されていることを特徴とする請求項1に記載のバケット式搬送装置。
- 前記凹部形成部材は、前記前下がり板部の下端が、その前下がり板部を有しているバケットの後方で隣り合う他のバケットにおける前記前上がり板部の上端よりも下方に位置しており、その前下がり板部の下端から下方に屈曲して前記底壁の後端に繋がる後側連結板部を有していることを特徴とする請求項2に記載のバケット式搬送装置。
- 前記水平搬送時に前記バケットの前記後側壁における前記前下がり板部の外面が水平線に対してなす角度の大きさは、前記バケットの後方で隣り合う他のバケットにおける前記前上がり板部の内面が前記水平線に対してなす角度の大きさよりも大きいことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のバケット式搬送装置。
- 前記凹部形成部材は、前記収容凹部における前記前上がり板部になる部分と前記前側壁になる部分と前記底壁になる部分と前記後側壁になる部分とを一体に有する曲折した単一板材であることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のバケット式搬送装置。
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JP2015188709A JP6317302B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | バケット式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017061378A JP2017061378A (ja) | 2017-03-30 |
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Family Applications (1)
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JP2015188709A Active JP6317302B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | バケット式搬送装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102672760B1 (ko) | 2022-04-25 | 2024-06-04 | 우정찬 | 강성 보강 구조 힌지 컨베이어 체인 제조방법 |
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2015
- 2015-09-25 JP JP2015188709A patent/JP6317302B2/ja active Active
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KR102672760B1 (ko) | 2022-04-25 | 2024-06-04 | 우정찬 | 강성 보강 구조 힌지 컨베이어 체인 제조방법 |
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