JP2015081157A - 糸巻取機 - Google Patents

糸巻取機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015081157A
JP2015081157A JP2013218501A JP2013218501A JP2015081157A JP 2015081157 A JP2015081157 A JP 2015081157A JP 2013218501 A JP2013218501 A JP 2013218501A JP 2013218501 A JP2013218501 A JP 2013218501A JP 2015081157 A JP2015081157 A JP 2015081157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
yarn
supply
package
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013218501A
Other languages
English (en)
Inventor
澤田 晴稔
Harutoshi Sawada
晴稔 澤田
浩之 須佐見
Hiroyuki Susami
浩之 須佐見
雅彦 白川
Masahiko Shirakawa
雅彦 白川
山田 修司
Shuji Yamada
修司 山田
雄帆 寺尾
Yuho Terao
雄帆 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2013218501A priority Critical patent/JP2015081157A/ja
Priority to EP14184447.2A priority patent/EP2862826B1/en
Priority to IN2890DE2014 priority patent/IN2014DE02890A/en
Priority to CN201410543434.6A priority patent/CN104555574B/zh
Publication of JP2015081157A publication Critical patent/JP2015081157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/02Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
    • B65H63/024Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials
    • B65H63/036Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the combination of the detecting or sensing elements with other devices, e.g. stopping devices for material advancing or winding mechanism
    • B65H63/0364Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the combination of the detecting or sensing elements with other devices, e.g. stopping devices for material advancing or winding mechanism by lifting or raising the package away from the driving roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/54Arrangements for supporting cores or formers at winding stations; Securing cores or formers to driving members
    • B65H54/553Both-ends supporting arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/04Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to excessive tension or irregular operation of apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Abstract

【課題】電力供給の停止時にパッケージ保持部を巻取ドラムから確実に離間させることができる糸巻取機を提供する。【解決手段】紡績機1は、紡績糸10が巻き取られるパッケージ45を回転可能に保持する揺動部71bと、パッケージ45と接触してパッケージ45を回転駆動させる巻取ドラム72と、第1方向及び第2方向に空気の圧力の供給を受けて揺動部71bを移動させるエアシリンダ60と、エアシリンダ60への空気の供給を制御するコントローラ5とを備え、コントローラ5は、電力の供給が停止された場合には、揺動部71bを移動させてパッケージ45が巻取ドラム72に接触しているときの圧力よりも、揺動部71bが第2方向に移動するための圧力が高くなるように、エアシリンダ60への空気の供給を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、糸巻取機に関する。
従来の糸巻取機として、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の糸巻取機は、巻取ドラムを回転駆動させるモータと、巻取ドラムに接触して回転するパッケージを支持するクレードルに設けられたリフトアップ機構と、モータの回転駆動を制御するモータ制御部と、モータ制御部とリフトアップ機構を制御するユニット制御部と、各制御部に対する停電を検出する停電検出部と、停電検出に基づいてモータ制御部の減速停止制御により回生電力を発生させる回生電力発生部とを備えている。この糸巻取機では、停電発生時に、回生電力によりリフトアップ機構を作動させる。
特開2004−1980号公報
上記従来の糸巻取機のように、停電等が発生して電力が供給されなくなった場合には、パッケージが巻取ドラムから離間するようにクレードルが移動される。巻取ドラムから離間したパッケージは、駆動力を失うため、徐々に回転速度が低下する。また、パッケージに対して糸を綾振りするトラバースガイドも、動作が徐々に停止する。このとき、トラバースガイドに糸が掛かっていると、パッケージに巻回される糸に撓みが生じることがある。この場合、撓んだ糸がパッケージに巻回されたり、撓んだ糸がボビンホルダに巻き付いたりするおそれがある。このような不具合が生じると、手作業により糸の絡み等を除去する必要があるため、復旧に時間を要し、作業効率が低下するといった問題が生じる。そのため、糸巻取機では、電力の供給が停止されたときには、トラバースガイドから糸が外れる位置まで確実にクレードルを移動させる構成が求められている。
本発明は、電力供給の停止時にパッケージ保持部を巻取ドラムから確実に離間させることができる糸巻取機を提供することを目的とする。
本発明に係る糸巻取機は、糸が巻き取られるパッケージを回転可能に保持するパッケージ保持部と、パッケージと接触して回転する巻取ドラムと、パッケージ保持部が巻取ドラムに近接する第1方向、及び、パッケージ保持部が巻取ドラムから離間する第2方向に、流体の供給を受けて当該流体の圧力によりパッケージ保持部を移動させる移動機構と、移動機構への流体の供給を制御する制御部と、を備え、制御部は、電力の供給が停止された場合には、パッケージ保持部を第1方向に移動させてパッケージが巻取ドラムに接触しているときの圧力よりも、パッケージ保持部が第2方向に移動するための圧力が高くなるように移動機構への流体の供給を制御することを特徴とする。
この糸巻取機では、電力の供給が停止された場合には、パッケージ保持部を第1方向に移動させてパッケージが巻取ドラムに接触しているときの圧力よりも、パッケージ保持部が第2方向に移動するための圧力が高くなるように、移動機構への流体の供給を制御部が制御する。これより、糸巻取機では、電力の供給が停止された場合には、パッケージ保持部が巻取ドラムから離間する第2方向に移動機構により移動させられる。したがって、糸巻取機では、電力供給の停止時にパッケージ保持部を巻取ドラムから確実に離間させることができる。
一実施形態においては、制御部は、電力の供給が停止された場合に所定時間の動作を可能にする電力を供給するコンデンサを備えていてもよい。これにより、糸巻取機では、電力の供給が停止された場合であっても、コンデンサの電力により動作が可能となり、移動機構を動作させることができる。
一実施形態においては、糸巻取機は、パッケージに巻き取られる糸を綾振りするトラバースガイドを備え、動機構は、パッケージ保持部と巻取ドラムとが離間する第1の位置と、当該第1の位置よりも更に第2方向に向かって移動した位置で、糸がトラバースガイドから外れる第2の位置とにパッケージ保持部を移動させ、制御部は、電力の供給が停止された場合には、パッケージ保持部が第2の位置に移動するように、移動機構への流体の供給を制御してもよい。このように、パッケージ保持部を第2の位置に移動させることにより、糸がトラバースガイドから外れるため、パッケージには綾振りされない状態で糸が巻回される。したがって、例えば、撓んだ糸がボビンホルダに巻き付くことを防止できる。
一実施形態においては、糸巻取機は、トラバースガイドと、当該トラバースガイドを駆動させる駆動部とを有するトラバースユニットを備え、制御部は、パッケージ保持部が第2の位置に移動した後に、トラバースユニットを停止させさせてもよい。これにより、糸がトラバースガイドに引っ掛かることを抑制できる。したがって、糸がトラバースガイドに引っ掛かって切断されることを抑制できる。
一実施形態においては、制御部は、電力の供給が停止したことを示す停止信号を受信する受信部を有しており、当該受信部において停止信号を受信した場合に、パッケージ保持部を第1方向に移動させてパッケージが巻取ドラムに接触しているときの圧力よりも、パッケージ保持部が第2方向に移動するための圧力が高くなるように移動機構への流体の供給を制御してもよい。このように、制御部では、停止信号を受信する受信部を有することにより、電力の供給の停止を確実に捉えることができる。
一実施形態においては、糸巻取機は、移動機構に流体を供給する供給部を備え、制御部は、供給部から移動機構への流体の供給を制御してもよい。このように、供給部からの流体の供給(例えば、供給される流体の圧力量)を制御することにより、移動機構を良好に制御することができる。
一実施形態においては、移動機構は、パッケージ保持部を第1の位置に移動させる第1移動部と、第1移動部と一体に設けられ、第1移動部と共にパッケージ保持部を第2の位置に移動させる第2移動部と、を備え、供給部は、第1移動部に流体を供給する第1供給部と、第2移動部に流体を供給する第2供給部と、を備え、制御部は、第1供給部から第1移動部への流体の供給、及び、第2供給部から第2移動部への流体の供給を制御してもよい。このような構成により、パッケージ保持部を第1の位置及び第2の位置に移動させることができる。
一実施形態においては、第1移動部と第2供給部とは、電磁弁を介して接続されており、第2供給部から供給される流体の圧力は、第1供給部から供給される流体の圧力よりも高く設定されており、制御部は、電力の供給が停止された場合には、第2供給部から第1移動部にも流体が供給されるように電磁弁を制御してもよい。これにより、電力の供給が停止された場合には、高い圧力の流体が第1移動部及び第2移動部に供給されるため、パッケージ保持部を迅速に第2の位置に移動させることができる。
一実施形態においては、糸巻取機は、パッケージ保持部、巻取ドラム及び移動機構をそれぞれ有する糸巻取ユニットを複数備え、制御部は、糸巻取ユニット毎に、供給部から移動機構への流体の供給を制御してもよい。これにより、各糸巻取ユニットの状態に応じた制御が可能となる。
一実施形態においては、制御部は、電力の供給が停止されたときに、糸巻取ユニットにおいて糸の切断が検出されている場合には、当該糸巻取ユニットの移動機構への流体の供給制御を行わなくてもよい。電力の供給が停止されたときに糸が切断している場合には、糸がトラバースガイドに掛けられていないため、移動機構によりパッケージ保持部を移動させる必要がない。したがって、電力の供給が停止されたときに糸の切断が検出されている糸巻取ユニットの制御を実施しないことにより、エネルギーを効率的に使用することができる。
一実施形態においては、糸巻取機は、各糸巻取ユニットの移動機構が接続され、糸巻取ユニットの並び方向に沿って延在する流体管を備え、供給部は、複数設けられており、流体管における並び方向の両端部にそれぞれ接続されていてもよい。このように、流体管の両側から流体を供給することにより、各糸巻取ユニットの移動機構に流体が偏りなく十分に供給されるため、移動機構の迅速な動作を実現できる。
一実施形態においては、糸巻取機は、電力の供給が開始された場合に、複数の糸巻取ユニットのパッケージ保持部を第1の位置に移動させる動作を制御部に指示する操作部を備えていてもよい。これにより、操作部の一度の操作によって複数の糸巻取ユニットのパッケージ保持部の位置を第1の位置にすることができる。
一実施形態においては、糸巻取機は、糸が切断された場合に、切断された糸の糸継作業を行う糸継台車を備え、制御部は、操作部が操作されてパッケージ保持部が第1の位置に移動した後に、糸継台車に糸継作業を開始させてもよい。パッケージ保持部(パッケージ)が第2の位置に位置している場合には、パッケージが糸継台車からも離間しているため、糸継台車がパッケージの糸端を捕捉し難い。そこで、パッケージ保持部を第1の位置に移動させた後に糸継作業を行うことにより、パッケージの糸端が捕捉し易くなるため、糸継作業を良好に実施することができる。
本発明によれば、電力供給の停止時にパッケージ保持部を巻取ドラムから確実に離間させることができる。
一実施形態に係る紡績機を示す正面図である。 図1に示す紡績機の断面構成を示す図である。 エアシリンダの断面構成を示す図である。 接圧用圧空源及びリフタ用圧空源とエアシリンダとの接続構成とコントローラの構成を示す図である。 接圧用圧空源及びリフタ用圧空源とエアシリンダとの接続構成を示す図である。 巻取ドラムからパッケージが離間した状態を示す紡績機の断面構成図である。 巻取ドラムからパッケージが離間して糸がトラバースガイドから外れた状態を示す紡績機の断面構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本明細書において「上流」及び「下流」とは、紡績時での糸の走行方向における上流及び下流を意味する。
図1に示す糸巻取機としての紡績機1は、並設された複数の紡績ユニット(糸巻取ユニット)2を備えている。この紡績機1は、糸継台車3と、コントローラ(制御部)5と、を備えている。紡績機1の動作は、コントローラ5により制御されている。紡績機1が設置される工場では、糸継台車3に対して紡績糸10の糸道側に、紡績ユニット2の配列方向に延びる作業者通路が設けられる。作業者は、作業者通路側から、各紡績ユニット2の操作及び監視等を行う。
図1に示すように、各紡績ユニット2は、上流から下流へ向かって順に、ドラフト装置7と、空気紡績装置9と、糸貯留装置12と、ワキシング装置14と、巻取装置13と、を備えている。
ドラフト装置7は、紡績機1の機台高さ方向において、紡績機1の筐体6の上端近傍に設けられている。ドラフト装置7から送られてくる繊維束8(図2参照)は、空気紡績装置9で紡績される。空気紡績装置9から送出された紡績糸10は、ヤーンクリアラ52を通過した後、糸貯留装置12で更に下流側に送られてワキシング装置14でワックスが付与される。その後、紡績糸10は、巻取装置13によって巻き取られ、これによりパッケージ45が形成される。
ドラフト装置7は、スライバ15を延伸(ドラフト)して繊維束8にする。ドラフト装置7は、図2に示すように、バックローラ対16、サードローラ対17、エプロンベルト18を装架したミドルローラ対19、及びフロントローラ対20の4つのローラ対を備えている。各ローラ対16,17,19及び20のボトムローラは、原動機ボックス50又は個別に設けられた駆動源(図示しない)からの動力により駆動される。各ローラ対16,17,19及び20は、回転速度を異ならせて駆動され、この結果、上流側から供給されたスライバ15を延伸して繊維束8にし、下流側の空気紡績装置9に送る。
空気紡績装置9は、旋回気流を利用して繊維束8に撚りを与え、紡績糸10を生成する。空気紡績装置9は、詳細な説明や図示は省略するが、繊維案内部と、旋回流発生ノズルと、中空ガイド軸体と、を備えている。繊維案内部は、ドラフト装置7から送られた繊維束8を、空気紡績装置9の内部に形成される紡績室に案内する。旋回流発生ノズルは、繊維束8の経路の周囲に配置され、紡績室内に旋回流を発生させる。この旋回流によって、紡績室内の繊維束8の繊維端が反転され旋回する。中空ガイド軸体は、紡績された紡績糸10を紡績室から空気紡績装置9の外部へと案内する。
空気紡績装置9の下流には、糸貯留装置12が設けられている。糸貯留装置12は、紡績糸10に所定の張力を与えて空気紡績装置9から引き出す機能と、糸継台車3による糸継作業時などに空気紡績装置9から送出される紡績糸10を滞留させて紡績糸10の弛みを防止する機能と、巻取装置13側の張力の変動が空気紡績装置9側に伝わらないように張力を調節する機能と、を有している。図2に示すように、糸貯留装置12は、糸貯留ローラ21と、糸掛け部材22と、上流側ガイド23と、電動モータ25と、下流側ガイド26と、貯留量センサ27と、を備えている。
糸掛け部材22は、紡績糸10に係合し、紡績糸10に係合した状態で糸貯留ローラ21と一体回転することにより、糸貯留ローラ21の外周面に紡績糸10を巻き付ける。
糸貯留ローラ21は、その外周面に紡績糸10を一定量巻き付けて貯留する。糸貯留ローラ21は、電動モータ25によって回転駆動される。糸貯留ローラ21の外周面に巻き付けられた紡績糸10は、糸貯留ローラ21が回転することにより糸貯留ローラ21を締め付けるようにして巻かれ、糸貯留装置12よりも上流側の紡績糸10を引っ張る。すなわち、外周面に紡績糸10を巻き付けた状態の糸貯留ローラ21を所定の回転速度で回転させることで、糸貯留装置12は、紡績糸10に所定の張力を与えて空気紡績装置9から紡績糸10を所定の速度で引き出し、所定の速度で下流側に搬送する。
貯留量センサ27は、糸貯留ローラ21に巻き付いている紡績糸10の貯留量を非接触式に検出する。貯留量センサ27は、検出した紡績糸10の貯留量を示す貯留量信号をコントローラ5に出力する。
上流側ガイド23は、糸貯留ローラ21のやや上流側に配置されている。上流側ガイド23は、糸貯留ローラ21の外周面に対して紡績糸10を適切に案内する。上流側ガイド23は、空気紡績装置9から伝播してくる紡績糸10の撚りが上流側ガイド23よりも下流側に伝わることを防止する。
紡績機1の筐体6の前面側(作業者通路側)であって空気紡績装置9と糸貯留装置12との間の位置には、ヤーンクリアラ52が設けられている。空気紡績装置9で紡出された紡績糸10は、糸貯留装置12で巻き取られる前にヤーンクリアラ52を通過する。ヤーンクリアラ52は、走行する紡績糸10の太さ及び/又は紡績糸10に含まれる異物の有無を監視し、紡績糸10の糸欠点を検出した場合に、糸欠点検出信号をコントローラ5に出力する。ヤーンクリアラ52の上流側には、糸欠点検出時に紡績糸10を切断するためのカッタ57が配置されている。なお、カッタ57を省略して、空気紡績装置9への空気の供給を停止することで、紡績糸10を切断してもよい。
糸貯留装置12の下流には、ワキシング装置14が設けられている。ワキシング装置14は、糸貯留装置12から巻取装置13に向けて走行する紡績糸10に、ワックスを付与する。
巻取装置13は、パッケージ保持部71と、巻取ドラム72と、トラバース装置75と、を備えている。パッケージ保持部71は、パッケージ45を回転可能に保持する部分であり、筐体6に固定される固定部71aと、固定部71aに対して前後に揺動可能な揺動部71bと、を有している。揺動部71bは、固定部71aにおいて、支軸70まわりに揺動可能に支持されている。揺動部71bには、紡績糸10を巻回するためのボビン48を回転可能に保持する図略のボビンホルダが設けられている。
巻取ドラム72は、ボビン48の外周面又はパッケージ45の外周面に接触し、パッケージ45を回転駆動させる。トラバース装置75は、紡績糸10に係合可能なトラバースガイド76を備えている。巻取装置13は、トラバースガイド76を図略の駆動手段によって往復動させながら巻取ドラム72を図略の電動モータ(駆動部)によって駆動することで、巻取ドラム72に接触するパッケージ45を回転させ、紡績糸10を綾振りしつつパッケージ45に紡績糸10を巻き取る。トラバース装置75のトラバースガイド76は、複数の紡績ユニット2で共有されるシャフトにより、各紡績ユニット2で共通に駆動される。
パッケージ保持部71の固定部71aには、エアシリンダ(移動機構)60が連結されている。エアシリンダ60は、固定部71aを移動させることにより、揺動部71bを支軸70まわりに揺動(移動)させる。エアシリンダ60は、複動形空気圧シリンダであり、空気の供給を受けて空気の圧力により揺動部71bを移動させる。エアシリンダ60は、シリンダ部(第1移動部)61と、リフタ部(第2移動部)90と、を備えている。シリンダ部61は、ピストンロッド62と、ピストンロッド62に固定されたピストン63と、接圧ポート64と、逆圧ポート65と、を備えている。
接圧ポート64は、シリンダ部61のシリンダケースの長手方向の一端部(図3における上端部)に設けられており、シリンダケース内に連通している。逆圧ポート65は、シリンダケースの他端部(図3における下端部)に設けられており、シリンダケース内に連通している。シリンダ部61には、接圧ポート64及び逆圧ポート65からシリンダケース内に空気が供給される。シリンダ部61では、接圧ポート64側と逆圧ポート65側に供給される空気の空気圧に差(圧力差)があると、空気がピストン63を一方向に押圧するため、ピストンロッド62が移動する。ピストンロッド62に固定部71aを介して連結された揺動部71bは、ピストンロッド62の移動に応じて揺動する。
接圧ポート64は、接圧用圧空源(第1供給部)66に接続されている。接圧用圧空源66は、所定の圧力の空気(流体)を供給する供給部であり、空気の圧力は、コントローラ5により制御されている。接圧用圧空源66は、図1に示すように、紡績機1において紡績ユニット2を挟んで両側に配置された原動機ボックス50及びブロアボックス80のそれぞれに備えられている。図5に示すように、接圧用圧空源66は、紡績ユニット2の並び方向に沿って延在するマニホールド(流体管)30の両側にそれぞれ接続されている。接圧用圧空源66は、マニホールド30を介して各紡績ユニット2におけるエアシリンダ60の接圧ポート64に接続され、シリンダ部61に空気を供給している。
シリンダ部61では、接圧用圧空源66から接圧ポート64に所定の圧力の空気が供給されると、接圧ポート64からシリンダケース内に供給される空気圧によりピストン63が図3における下方に押圧され、これに連動してピストンロッド62が下方に移動する。揺動部71bは、ピストンロッド62が下方に移動すると、これに連動して下方に引っ張られ、パッケージ45を巻取ドラム72に押し付ける近接方向(揺動部71bが巻取ドラム72に近接する第1方向)に揺動する。
接圧ポート64と接圧用圧空源66との間には、電磁弁31が配置されている。コントローラ5が電磁弁31の開閉を制御することにより、接圧ポート64に供給される空気の流量が制御される。
逆圧ポート65には、接圧用圧空源66が接続されている。接圧用圧空源66は、マニホールド30を介して各紡績ユニット2におけるエアシリンダ60の逆圧ポート65に接続され、シリンダ部61に空気を供給している。接圧用圧空源66と逆圧ポート65との間には、減圧弁67、シャトル弁32及び電磁弁33が配置されている。コントローラ5が電磁弁33の開閉を制御することにより、逆圧ポート65に供給される空気の流量が制御される。
シリンダ部61では、接圧用圧空源66から逆圧ポート65に空気が供給されると、接圧ポート64に空気が供給されたときとは反対の上方向(図3における上方向)にピストン63が空気圧により押圧され、これに連動してピストンロッド62が上方に移動する。揺動部71bは、ピストンロッド62が押し上げられると、パッケージ45を巻取ドラムから離間させる離間方向(揺動部71bが巻取ドラム72から離間する第2方向)に揺動する。このとき、揺動部71bは、第1の位置(図6参照)に位置する。
図4に示すように、減圧弁67は、接圧用圧空源66と逆圧ポート65との間において上流側に配置されており、接圧用圧空源66が供給する空気の空気圧を減圧する。減圧弁67より、逆圧ポート65には、接圧ポート64よりも低い圧力の空気が供給される。接圧ポート64に空気が供給されている場合には、逆圧ポート65側の空気圧が接圧ポート64側の空気圧をある程度相殺するため、揺動部71bに近接方向に加わる力(トルク)を弱めることができる。
シャトル弁32は、減圧弁67の下流側に配置されている。シャトル弁32には、接圧用圧空源66に加えて、リフタ用圧空源(第2供給部)69が更に接続されている。リフタ用圧空源69は、所定の圧力の空気(流体)を供給する供給部であり、空気の圧力は、コントローラ5により制御されている。リフタ用圧空源69は、図2に示すように、紡績機1において紡績ユニット2を挟んで両側に配置された原動機ボックス50及びブロアボックス80のそれぞれに備えられている。図5に示すように、リフタ用圧空源69は、マニホールド30の両側にそれぞれ接続されている。リフタ用圧空源69は、マニホールド30を介して各紡績ユニット2におけるエアシリンダ60の逆圧ポート65に接続され、逆圧ポート65に空気を供給している。具体的には、リフタ用圧空源69は、電磁弁34を介してシャトル弁32に接続されており、シャトル弁32及び電磁弁34を介して逆圧ポート65に空気を供給している。
シャトル弁32は、接圧用圧空源66とリフタ用圧空源69とから供給される空気の空気圧を比較し、その高圧側と出口(逆圧ポート65側)を連通させる弁である。すなわち、シャトル弁32は、接圧用圧空源66及びリフタ用圧空源69から供給される2つの空気の空気圧うち、空気圧の高い方の空気を逆圧ポート65に供給する。本実施形態では、リフタ用圧空源69から供給される空気の空気圧は、接圧用圧空源66から減圧弁67を介してシャトル弁32に供給される空気の空気圧よりも高く設定されている。そのため、シャトル弁32では、リフタ用圧空源69からシャトル弁32に空気が流入した場合には、リフタ用圧空源69から供給された空気を逆圧ポート65に供給するように切り替えられる。
リフタ部90は、リフタポート84と、リフタピストン85と、鋼球86と、バネ87と、を備えている。図2及び図4に示すように、リフタポート84には、リフタ用圧空源69が接続されている。リフタ用圧空源69は、マニホールド30を介して各紡績ユニット2におけるエアシリンダ60のリフタポート84に接続され、リフタ部90に空気を供給している。リフタ用圧空源69とリフタポート84との間には、電磁弁35が配置されている。コントローラ5が電磁弁35の開閉を制御することにより、リフタポート84に供給される空気の流量が制御される。
リフタ部90では、リフタポート84に空気が供給されていない場合、リフタピストン85は、図3に示すように、バネ87によって図3における下向きに付勢されている。この状態においては、ピストンロッド62は上下方向に自由に動くことが可能とされている。リフタ部90では、リフタポート84にリフタ用圧空源69から所定の圧力の空気が供給されると、空気圧の作用によってリフタピストン85が図3における上向きに移動する。
リフタピストン85には、ピストンロッド62を上下に挿通する挿通孔が形成されている。挿通孔は、図3において下側が細くなるテーパ状に形成されており、内周面が傾斜面85aとなっている。傾斜面85aとピストンロッド62との間には、複数の鋼球86が配置されている。
リフタ部90では、リフタポート84にリフタ用圧空源69から空気が供給されると、空気圧によりリフタピストン85が図3における上向きに移動し、傾斜面85aとピストンロッド62との間に鋼球86が食い込む。リフタ部90では、鋼球86が傾斜面85aとピストンロッド62との間に食い込むと、傾斜面85aと鋼球86によるクサビ作用によってピストンロッド62がリフタピストン85にロックされ、ピストンロッド62、リフタピストン85が一体的に図3における上向きに移動する。すなわち、リフタ部90では、リフタポート84に空気を供給することにより、リフタピストン85のストローク分だけ、ピストンロッド62が図3における上向きに移動する。これにより、ピストンロッド62に連結された揺動部71bが押し上げられ、パッケージ45を巻取ドラムから離間させる離間方向に揺動部71bが若干回動する。このとき、接圧用圧空源66から逆圧ポート65に空気が供給されており、接圧ポート64に空気が供給されていない場合には、揺動部71bは、第1の位置(図6参照)よりも更に巻取ドラム72から離間した第2の位置(図7参照)に位置する。
リフタポート84に空気が供給されている場合には、クサビ作用によってピストンロッド62がロックされているため、ピストンロッド62が図3における下向きに動かないように固定される。一方、リフタポート84に空気が供給されている場合であっても、ピストンロッド62を図3における上向きに動かすことは可能である。すなわち、ピストンロッド62を図3における上向きに動かすと、ピストンロッド62と傾斜面85aとの間に食い込んでいた鋼球86が外れるので、クサビ作用によるロックが解除されてピストンロッド62を上向きに動かすことが可能となる。このように、リフタ部90は、リフタポート84に空気を供給することで、ピストンロッド62の移動方向を一方向にのみ規制するように機能する。
続いて、糸継台車3について説明する。糸継台車3は、図1及び図2に示すように、ドラフト装置7及び空気紡績装置9等が配置された筐体6の下方側を、紡績ユニット2の並び方向に沿ってレール41上を車輪42により走行する。糸継台車3は、スプライサ43と、サクションパイプ44と、サクションマウス46と、を備えている。
糸継台車3は、ある紡績ユニット2で糸切れ又は糸切断が発生すると、レール41に沿って当該紡績ユニット2まで走行し、停止する。サクションパイプ44は、軸を中心に上下方向に回動しながら、空気紡績装置9から送出される糸端を吸い込みつつ捕捉してスプライサ43へ案内する。サクションマウス46は、軸を中心に上下方向に回動しながら、巻取装置13に支持されたパッケージ45から糸端を吸引しつつ捕捉してスプライサ43へ案内する。スプライサ43は、案内された糸端同士の糸継作業を行う。
続いて、コントローラ5について説明する。コントローラ5は、貯留量センサ27から出力された貯留量信号を受け取ると、貯留量信号の示す貯留量が必要最低貯留量以下か否かを判断する。コントローラ5は、糸貯留ローラ21に巻き付いている紡績糸10の貯留量が必要最低貯留量以下であると判断した場合には、糸貯留ローラ21の紡績糸10の貯留量が必要最低貯留量よりも多くなるようにエアシリンダ60への空気の供給を制御する。
コントローラ5は、ヤーンクリアラ52から出力された糸欠点検出信号を受け取ると、カッタ57を制御して紡績糸10を切断させる。コントローラ5は、カッタ57により紡績糸10が切断されると、エアシリンダ60への空気の供給を制御すると共に糸継台車3を動作させる。
コントローラ5は、信号受信部36を有している。信号受信部36は、停電信号を受信する。停電信号は、瞬停を含む停電(コントローラ5への電力の供給停止)が発生したことを示す信号であり、電圧監視部(図示しない)から出力される。コントローラ5は、信号受信部36において停電信号を受信すると、エアシリンダ60への空気の供給を制御する。停電時においては、コントローラ5、電磁弁31,33,34,35及び各圧空源66,69を駆動させる電力は、コントローラ5を構成する回路基板に実装されているコンデンサ37から供給される。コンデンサ37には蓄電されており、コンデンサ37は、電力の供給が停止された場合に、所定時間の動作を可能にする電力を供給する。コンデンサ37の容量は、設計に応じて適宜設定される。
コントローラ5は、停電状態から電力の供給が開始された場合に、操作ボタン(操作部)38が押下されると、エアシリンダ60への空気の供給を制御する。操作ボタン38は、複数の紡績ユニット2の巻取装置13の揺動部71bを第1の位置に移動させる動作をコントローラ5に指示するボタンであり、例えば原動機ボックス50に設けられたディスプレイ39(操作盤)に表示される。
続いて、紡績機1の動作について説明する。最初に、紡績機1の通常動作時について説明する。
紡績糸10の通常の巻取時(図2に示す状態)においては、逆圧ポート65とリフタポート84には空気は供給されず、接圧用圧空源66から接圧ポート64に空気が供給されている。これにより、パッケージ45と巻取ドラム72が所定の接圧で接触し、パッケージ45に紡績糸10が巻き取られる。
パッケージ45に紡績糸10が巻き取られている状態において、貯留量センサ27は、糸貯留ローラ21が貯留している紡績糸10の貯留量を検出し、貯留量信号をコントローラ5に出力する。コントローラ5は、貯留量信号の示す貯留量が必要最低貯留量以下か否かを判断し、貯留量が必要最低貯留量以下になったと判断した場合には、リフタ用圧空源69からリフタポート84に空気が供給されるように電磁弁35を開ける。
リフタポート84に空気が供給されると、その空気圧によりリフタピストン85のストローク分だけピストンロッド62が上向きに移動し、図6に示すように、パッケージ45が巻取ドラム72から離間する。このとき、接圧ポート64には空気が供給されている。これにより、ピストンロッド62は、下向きに力を受けているが、リフタ部90のクサビ作用によりロックされているため、ピストンロッド62は移動しない。そのため、リフタ部90に空気圧が供給されている間は、パッケージ45は巻取ドラム72から離間した状態を維持する。
パッケージ45が巻取ドラム72から離間すると、駆動力が失われるため、パッケージ45は徐々に回転速度を落としていく。これに応じて、紡績糸10がパッケージ45に巻き取られる速度は低下する。このとき、空気紡績装置9は、通常時と同等の速度で紡績糸10を生成しているため、糸貯留ローラ21の上流側から供給される紡績糸10が、糸貯留ローラ21の下流側へ解舒される紡績糸10よりも多くなる。そのため、糸貯留ローラ21の貯留量が増加していく。また、紡績糸10が巻き取られる速度が低下することで、糸貯留ローラ21に掛かる張力が低下すると、糸掛け部材22は糸貯留ローラ21と一体となって回転し、糸貯留ローラ21の下流側へ紡績糸10が解舒されなくなる。これによっても、糸貯留ローラ21の貯留量は増加していく。
コントローラ5は、貯留量センサ27によって検出された紡績糸10の貯留量が所定量以上になったと判断すると、電磁弁35を閉じて、リフタ用圧空源69からリフタポート84への空気の供給を停止させる。リフタポート84への空気の供給が停止されると、クサビ作用によるロックが解除されると共に、接圧ポート64に供給されている空気圧の作用によって、ピストンロッド62が下向きに移動する。ピストンロッド62の移動によって揺動部71bは接触方向に回動するため、パッケージ45が巻取ドラム72と接触する。そして、巻取ドラム72と接触してパッケージ45が回転することで、紡績糸10の通常速度での巻取作業が再開される。
次に、紡績機1において紡績糸10の糸欠点が検出された場合の動作について説明する。
ヤーンクリアラ52は、紡績糸10の巻取中に糸欠点を検出すると、糸欠点検出信号をコントローラ5に出力する。コントローラ5は、糸欠点検出信号を受け取ると、直ちにカッタ57によって紡績糸10を切断するようにカッタ57を制御する。カッタ57の切断動作により紡績糸10が切断されると、下流側の糸端は、パッケージ45の回転に伴ってパッケージ45側に巻き取られていく。
コントローラ5は、紡績糸10が切断されると、電磁弁31を閉めて接圧ポート64への空気の供給を停止し、同時に電磁弁33を開けて逆圧ポート65に空気を供給させる。これにより、ピストンロッド62は上向きに移動し、図6に示すように、パッケージ45が巻取ドラム72から離間して第1の位置にパッケージ45が位置する。さらに、コントローラ5は、電磁弁35を開けてリフタポート84に空気を供給させる。これにより、リフタピストン85のストローク分だけ、ピストンロッド62が上向きに移動し、図7に示すように、パッケージ45が巻取ドラム72から更に離間して第2の位置まで移動する。
パッケージ45が第2の位置に移動すると、コントローラ5は、糸継台車3に切断された紡績糸10の糸継作業を実施させる。糸継台車3による糸継作業が終了すると、コントローラ5は、電磁弁33及び電磁弁35を閉じて接圧用圧空源66から逆圧ポート65への空気の供給とリフタ用圧空源69からリフタポート84への空気の供給とを停止させると共に、電磁弁31を開けて接圧用圧空源66から接圧ポート64へ空気を供給させる。逆圧ポート65及びリフタポート84への空気の供給が停止されると、接圧ポート64に供給されている空気圧の作用によって、ピストンロッド62が下向きに移動する。ピストンロッド62の移動によって揺動部71bは接触方向に回動するため、パッケージ45が巻取ドラム72と接触する。そして、巻取ドラム72と接触してパッケージ45が回転することで、紡績糸10の巻取作業が再開される。
続いて、紡績機1において例えば停電が発生した場合の動作について説明する。
停電が発生すると、コントローラ5は、信号受信部36において停電信号を受信する。コントローラ5は、停電信号を受信すると、紡績糸10の切断が検出されていない紡績ユニット2の電磁弁33、電磁弁34及び電磁弁35を開ける。電磁弁34が開けられると、シャトル弁32にリフタ用圧空源69から空気が供給されてシャトル弁32が切り替えられる。これにより、リフタ用圧空源69からは、逆圧ポート65及びリフタポート84に空気が供給される。
リフタ用圧空源69から逆圧ポート65及びリフタポート84に空気が供給されると、シリンダ部61では、逆圧ポート65側の空気圧が接圧ポート64側の空気圧よりも高くなり、ピストン63が上向きに移動する。つまり、揺動部71bを移動させてパッケージ45が巻取ドラム72に接触しているときの圧力よりも、揺動部71bが第2方向に移動するための圧力が高くなる。リフタ部90では、リフタピストン85が上向きに移動する。これにより、ピストンロッド62は、ピストン63及びリフタピストン85のストローク分だけ上向きに移動する。その結果、図7に示すように、揺動部71bが第2の位置に移動し、パッケージ45が巻取ドラム72から離間する。このとき、紡績糸10は、トラバースガイド76から外れる。
コントローラ5は、停電から復旧して再び電力が供給された場合に、操作ボタン38が押下されると、複数の紡績ユニット2の電磁弁31、電磁弁34及び電磁弁35を閉める。これにより、接圧用圧空源66から逆圧ポート65に空気が供給されてピストンロッド62が上向きに移動して揺動部71bが移動し、パッケージ45が第1の位置に移動する。コントローラ5は、揺動部71bが第1の位置に移動した後に、糸継台車3に切断された紡績糸10の糸継作業を実施させる。
糸継台車3による糸継作業が終了すると、コントローラ5は、電磁弁33を閉じて接圧用圧空源66から逆圧ポート65への空気の供給とを停止させると共に、電磁弁31を開けて接圧用圧空源66から接圧ポート64に空気を供給させる。逆圧ポート65への空気の供給が停止されると、接圧ポート64に供給されている空気圧の作用によって、ピストンロッド62が下向きに移動する。ピストンロッド62の移動によって揺動部71bは接触方向に回動するため、パッケージ45が巻取ドラム72と接触する。そして、巻取ドラム72と接触してパッケージ45が回転することで、紡績糸10の巻取作業が再開される。
以上説明したように、本実施形態の紡績機1では、電力の供給が停止された場合には、揺動部71bを移動させてパッケージ45が巻取ドラム72に接触しているときの圧力よりも、揺動部71bが第2方向に移動するための圧力が高くなるように、エアシリンダ60への空気の供給をコントローラ5が制御する。これより、紡績機1では、電力の供給が停止された場合には、揺動部71bが巻取ドラム72から離間する第2方向にエアシリンダ60により移動させられる。したがって、紡績機1では、電力供給の停止時にパッケージ45を保持する揺動部71bを巻取ドラム72から確実に離間させることができる。
本実施形態においては、コントローラ5は、電力の供給が停止された場合に所定時間の動作を可能にする電力を供給するコンデンサ37を備えている。これにより、紡績機1では、電力の供給が停止された場合であっても、コンデンサ37の電力により動作が可能となり、エアシリンダ60を動作させることができる。したがって、紡績機1では、電力供給が停止された場合であっても、パッケージ45を保持する揺動部71bを巻取ドラム72から確実に離間させることができる。
本実施形態では、エアシリンダ60は、揺動部71bと巻取ドラム72とが離間する第1の位置と、第1の位置よりも更に第2方向に向かって移動した位置で、紡績糸10がトラバースガイド76から外れる第2の位置とに揺動部71bを移動させる。この構成において、コントローラ5は、電力の供給が停止された場合には、揺動部71bが第2の位置に移動するように、エアシリンダ60への空気の供給を制御する。このように、揺動部71bを第2の位置に移動させることにより、紡績糸10がトラバースガイド76から外れるため、パッケージ45には綾振りされない状態で紡績糸10が巻回される(棒巻きの状態となる)。したがって、例えば、撓んだ紡績糸10がボビンホルダに巻き付くことを防止できる。
本実施形態では、コントローラ5は、揺動部71bが第2の位置に移動した後に、トラバース装置75を停止させる。これにより、紡績糸10がトラバースガイド76に引っ掛かることを抑制できる。したがって、紡績糸10がトラバースガイド76に引っ掛かって切断されることを抑制できる。
本実施形態では、コントローラ5は、電力の供給が停止したことを示す停止信号を信号受信する信号受信部36を有している。コントローラ5は、信号受信部36において停止信号を受信した場合に、パッケージ45が巻取ドラム72に接触しているときの圧力よりも、揺動部71bが第2方向に移動するための圧力が高くなるようにエアシリンダ60への空気の供給を制御する。このように、コントローラ5では、停止信号を受信する信号受信部36を有することにより、電力の供給の停止を確実に捉えることができる。
本実施形態では、紡績機1は、揺動部71bを第1の位置に移動させるシリンダ部61と、シリンダ部61と一体に設けられ、シリンダ部61と共に揺動部71bを第2の位置に移動させるリフタ部90とを備えている。シリンダ部61には、接圧用圧空源66から空気が供給され、リフタ部90には、リフタ用圧空源69から空気が供給される。このような構成において、コントローラ5は、接圧用圧空源66からシリンダ部61への空気の供給、及び、リフタ用圧空源69からリフタ部90への空気の供給を制御している。紡績機1では、このような構成を有することにより、揺動部71bを第1の位置及び第2の位置に移動させることができる。
本実施形態では、シリンダ部61とリフタ用圧空源69とは、電磁弁34を介して接続されている。リフタ用圧空源69から供給される空気の圧力は、接圧用圧空源66から供給される空気の圧力よりも高く設定されており、コントローラ5は、信号受信部36において停止信号を受信した場合には、リフタ用圧空源69からシリンダ部61にも空気が供給されるように電磁弁34を制御する。これにより、電力の供給が停止された場合には、高い圧力の空気がシリンダ部61及びリフタ部90に供給されるため、揺動部71bを迅速に第2の位置に移動させることができる。
本実施形態では、紡績機1は、紡績ユニット2を複数備えており、コントローラ5は、紡績ユニット2毎に、エアシリンダ60への空気の供給を制御する。これにより、紡績機1では、各紡績ユニット2の状態に応じた制御が可能となる。
本実施形態では、コントローラ5は、電力の供給が停止されたときに、紡績ユニット2において紡績糸10の切断が検出されている場合には、この紡績ユニット2のエアシリンダ60への空気の供給制御を行わない。電力の供給が停止されたときに紡績糸10が切断している場合には、紡績糸10がトラバースガイド76に掛けられていないため、エアシリンダ60により揺動部71bを移動させる必要がない。したがって、電力の供給が停止されたときに紡績糸10の切断が検出されている紡績ユニット2の制御を実施しないことにより、エネルギーを効率的に使用することができる。
本実施形態では、接圧用圧空源66及びリフタ用圧空源69がそれぞれ複数(本実施形態では、2つ)設けられており、接圧用圧空源66及びリフタ用圧空源69のそれぞれは、マニホールド30の両端部にそれぞれ接続されている。このように、マニホールド30の両側から空気を供給することにより、各紡績ユニット2のエアシリンダ60に空気が偏りなく十分に供給されるため、エアシリンダ60の迅速な動作を実現できる。
本実施形態では、コントローラ5は、操作ボタン38が操作されて揺動部71bが第1の位置に移動した後に、糸継台車3に糸継作業を開始させている。揺動部71b(パッケージ45)が第2の位置に位置している場合には、パッケージ45が糸継台車3からも離間しているため、糸継台車3のサクションマウス46がパッケージ45の糸端を吸引(捕捉)し難い。そこで、揺動部71bを第1の位置に移動させた後に糸継作業を行うことにより、サクションマウス46においてパッケージ45の糸端が吸引し易くなるため、糸継作業を良好に実施することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、移動機構としてエアシリンダ60を一例に説明したが、移動機構はエアシリンダ60に限定されない。移動機構としては、例えば、液体により動作するシリンダであってもよい。また、移動機構はシリンダに限定されず、他の機構を有するものであってもよい。
上記実施形態では、紡績糸10を一定量巻き付けて貯留する糸貯留ローラ21によって空気紡績装置9から紡績糸10を引き出しているが、デリベリローラとニップローラとで空気紡績装置から紡績糸を引き出してもよい。
上記実施形態では、トラバース装置75のトラバースガイド76が、複数の紡績ユニット2に共通で駆動されている例を挙げて説明したが、紡績ユニットの各部(例えば、ドラフト装置、空気紡績装置、巻取装置等)が各紡績ユニット2において独立して駆動されてもよい。
上記実施形態では、紡績機1全体の制御を司るコントローラ5が巻取装置13における各種制御処理を実行する例を挙げて説明したが、例えば、巻取装置13の中に巻取装置13における各種制御処理専用のコントローラを備えている構成としてもよい。
1…紡績機、3…糸継台車、5…コントローラ(制御部)、10…紡績糸、30…マニホールド(流体管)、34…電磁弁、36…信号受信部、37…コンデンサ、38…操作ボタン、45…パッケージ、60…エアシリンダ(移動機構)、61…シリンダ部(第1移動部)、66…接圧用圧空源(第1供給部)、69…リフタ用圧空源、71a…固定部(パッケージ保持部)、71b…揺動部(パッケージ保持部)、72…巻取ドラム、76…トラバースガイド、75…トラバース装置(トラバースガイド)、90…リフタ部(第2移動部)。

Claims (13)

  1. 糸が巻き取られるパッケージを回転可能に保持するパッケージ保持部と、
    前記パッケージと接触して回転する巻取ドラムと、
    前記パッケージ保持部が前記巻取ドラムに近接する第1方向、及び、前記パッケージ保持部が前記巻取ドラムから離間する第2方向に、流体の供給を受けて当該流体の圧力により前記パッケージ保持部を移動させる移動機構と、
    前記移動機構への前記流体の供給を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、電力の供給が停止された場合には、前記パッケージ保持部を前記第1方向に移動させて前記パッケージが前記巻取ドラムに接触しているときの圧力よりも、前記パッケージ保持部が前記第2方向に移動するための圧力が高くなるように前記移動機構への前記流体の供給を制御することを特徴とする糸巻取機。
  2. 前記制御部は、前記電力の供給が停止された場合に所定時間の動作を可能にする電力を供給するコンデンサを備えていることを特徴とする請求項1記載の糸巻取機。
  3. 前記パッケージに巻き取られる前記糸を綾振りするトラバースガイドを備え、
    前記移動機構は、前記パッケージ保持部と前記巻取ドラムとが離間する第1の位置と、当該第1の位置よりも更に前記第2方向に向かって移動した位置で、前記糸が前記トラバースガイドから外れる第2の位置とに前記パッケージ保持部を移動させ、
    前記制御部は、前記電力の供給が停止された場合には、前記パッケージ保持部が前記第2の位置に移動するように、前記移動機構への前記流体の供給を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の糸巻取機。
  4. 前記トラバースガイドと、当該トラバースガイドを駆動させる駆動部とを有するトラバースユニットを備え、
    前記制御部は、前記パッケージ保持部が前記第2の位置に移動した後に、前記トラバースユニットを停止させることを特徴とする請求項3記載の糸巻取機。
  5. 前記制御部は、前記電力の供給が停止したことを示す停止信号を受信する受信部を有しており、当該受信部において前記停止信号を受信した場合に、前記パッケージ保持部を前記第1方向に移動させて前記パッケージが前記巻取ドラムに接触しているときの圧力よりも、前記パッケージ保持部が前記第2方向に移動するための圧力が高くなるように前記移動機構への前記流体の供給を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の糸巻取機。
  6. 前記移動機構に前記流体を供給する供給部を備え、
    前記制御部は、前記供給部から前記移動機構への前記流体の供給を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の糸巻取機。
  7. 前記移動機構は、
    前記パッケージ保持部を前記第1の位置に移動させる第1移動部と、
    前記第1移動部と一体に設けられ、前記第1移動部と共に前記パッケージ保持部を前記第2の位置に移動させる第2移動部と、を備え、
    前記供給部は、
    前記第1移動部に前記流体を供給する第1供給部と、
    前記第2移動部に前記流体を供給する第2供給部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1供給部から前記第1移動部への前記流体の供給、及び、前記第2供給部から前記第2移動部への前記流体の供給を制御することを特徴とする請求項6記載の糸巻取機。
  8. 前記第1移動部と前記第2供給部とは、電磁弁を介して接続されており、
    前記第2供給部から供給される前記流体の圧力は、前記第1供給部から供給される前記流体の圧力よりも高く設定されており、
    前記制御部は、前記電力の供給が停止された場合には、前記第2供給部から前記第1移動部にも前記流体が供給されるように前記電磁弁を制御することを特徴とする請求項7記載の糸巻取機。
  9. 前記パッケージ保持部、前記巻取ドラム及び前記移動機構をそれぞれ有する糸巻取ユニットを複数備え、
    前記制御部は、前記糸巻取ユニット毎に、前記供給部から前記移動機構への前記流体の供給を制御することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項記載の糸巻取機。
  10. 前記制御部は、前記電力の供給が停止されたときに、前記糸巻取ユニットにおいて前記糸の切断が検出されている場合には、当該糸巻取ユニットの前記移動機構への前記流体の供給制御を行わないことを特徴とする請求項9記載の糸巻取機。
  11. 各前記糸巻取ユニットの前記移動機構が接続され、前記糸巻取ユニットの並び方向に沿って延在する流体管を備え、
    前記供給部は、複数設けられており、前記流体管における前記並び方向の両端部にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項9又は10記載の糸巻取機。
  12. 前記電力の供給が開始された場合に、複数の前記糸巻取ユニットの前記パッケージ保持部を前記第1の位置に移動させる動作を前記制御部に指示する操作部を備えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項記載の糸巻取機。
  13. 前記糸が切断された場合に、切断された前記糸の糸継作業を行う糸継台車を備え、
    前記制御部は、前記操作部が操作されて前記パッケージ保持部が前記第1の位置に移動した後に、前記糸継台車に糸継作業を開始させることを特徴とする請求項12記載の糸巻取機。
JP2013218501A 2013-10-21 2013-10-21 糸巻取機 Pending JP2015081157A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218501A JP2015081157A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 糸巻取機
EP14184447.2A EP2862826B1 (en) 2013-10-21 2014-09-11 Yarn winding machine
IN2890DE2014 IN2014DE02890A (ja) 2013-10-21 2014-10-09
CN201410543434.6A CN104555574B (zh) 2013-10-21 2014-10-15 纱线卷取机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218501A JP2015081157A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 糸巻取機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015081157A true JP2015081157A (ja) 2015-04-27

Family

ID=51518673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013218501A Pending JP2015081157A (ja) 2013-10-21 2013-10-21 糸巻取機

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2862826B1 (ja)
JP (1) JP2015081157A (ja)
CN (1) CN104555574B (ja)
IN (1) IN2014DE02890A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017061764A (ja) * 2015-06-30 2017-03-30 ライター インゴルスタドト ゲーエムベーハー 紡績機の紡糸部およびその動作方法
CN110606405A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 村田机械株式会社 电磁阀单元及自动络纱机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101689284B1 (ko) * 2015-06-02 2016-12-26 일진에이테크 주식회사 감김각 조정이 가능한 원사 권취 장치
CN113682890A (zh) * 2021-08-30 2021-11-23 福建立华智造科技有限公司 单气缸筒子架抬升装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4338283A1 (de) * 1993-11-10 1995-05-11 Schlafhorst & Co W Kreuzspulen herstellende Textilmaschine
JP3885665B2 (ja) 2002-06-03 2007-02-21 村田機械株式会社 自動ワインダーの停電処理システム
JP2011037608A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Murata Machinery Ltd 繊維機械
JP2013063809A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Murata Machinery Ltd 糸巻取ユニット及び糸巻取機
JP2013199339A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Murata Machinery Ltd 巻取装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017061764A (ja) * 2015-06-30 2017-03-30 ライター インゴルスタドト ゲーエムベーハー 紡績機の紡糸部およびその動作方法
CN110606405A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 村田机械株式会社 电磁阀单元及自动络纱机

Also Published As

Publication number Publication date
CN104555574B (zh) 2019-01-01
EP2862826B1 (en) 2018-01-31
EP2862826A1 (en) 2015-04-22
CN104555574A (zh) 2015-04-29
IN2014DE02890A (ja) 2015-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014088638A (ja) 糸巻取機及び糸巻取方法
JP2013063839A (ja) 糸巻取機及び糸巻取ユニット
JP2013067891A (ja) 紡績ユニット及び紡績機
JP2013063809A (ja) 糸巻取ユニット及び糸巻取機
EP2862826B1 (en) Yarn winding machine
JP2011037608A (ja) 繊維機械
EP3025995A1 (en) Yarn winding machine
JP2017071882A (ja) 紡績機
JP2014125349A (ja) 糸貯留装置及び紡績ユニット
JP2016102268A (ja) 芯糸供給装置及び紡績機
JP2010189083A (ja) 繊維機械
EP2985371B1 (en) Spinning machine
JP2014009052A (ja) 繊維機械
EP3524556A1 (en) Air spinning machine and air spinning method
JP2016204062A (ja) 繊維機械
CN108286093B (zh) 一种纺纱机
EP3095742A1 (en) Yarn winding machine
CN211171024U (zh) 一种纱线的纺纱机构
JP2013067890A (ja) 紡績ユニット及び紡績機
EP2862825B1 (en) Winding device and yarn winding machine including the same
JP2013057152A (ja) 糸巻取機
JP2018135160A (ja) 糸処理機
JP2022085989A (ja) 紡績機
JP2023142135A (ja) 糸巻取機
JP2016089302A (ja) 紡績機及び作業台車